JPH059104U - ガス絶縁開閉装置用直線管路部断路装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置用直線管路部断路装置

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JPH059104U
JPH059104U JP6092391U JP6092391U JPH059104U JP H059104 U JPH059104 U JP H059104U JP 6092391 U JP6092391 U JP 6092391U JP 6092391 U JP6092391 U JP 6092391U JP H059104 U JPH059104 U JP H059104U
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JP
Japan
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conductor
base
tip
contactor
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Application number
JP6092391U
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English (en)
Inventor
昌男 里見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
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Publication of JPH059104U publication Critical patent/JPH059104U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業が容易で小型化が可能な直線管路部断路
装置を提供する。 【構成】 直線管路部の一方の基部導体3の端部に設け
られた環状の一方の接触子18と、管路部の他方の基部
導体5の端部に設けられた環状の他方の接触子21と、
基部が一方の接触子18に挿入された一方の中間導体2
2と、この中間導体22の先端部にこの中間導体22の
長手方向に形成された中空部23と、中空部23の先端
側に設けられた環状の中間接触子24と、基部が他方の
接触子21に挿入され先端部が中間接触子24に挿入さ
れた他方の中間導体25と、両中間導体22,25の先
端部を着脱自在に固定した止め金具26とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ガス絶縁開閉装置における直線管路部において、点検時,増設作業 時,事故時などに母線導体を取り外して断路するようにした断路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のガス絶縁開閉装置用直線管路部は図6及び図7に示す構成になっている 。同図において、1は母線容器、2は絶縁スペーサ、3は一方の基部導体、4は その導体3に設けられたチューリップ形接触子、5は他方の基部導体、6はその 導体5の通電接触面、7は直線導体であり、一端が接触子4に挿入されて一方の 基部導体3に接続され、他端の通電接触面8が通電接触面6に接触して他方の基 部導体5に接続されている。9は直線導体7の他端を他方の基部導体5に固定す るボルトである。 10は母線側断路器、11は断路路用操作機構、12は伸縮継手、13はハン ドホール、14は蓋板、15は吸着剤ケースである。
【0003】 つぎに、直線導体7の取り外し作業について説明する。まず、容器1内のSF6 ガスを回収し、蓋板14を取り外し、固定用のボルト9を取り外す。このとき 、安全のため必要であれば接地線を取り付ける。 つぎに、図7の矢印Aの方向に直線導体7を若干移動し、両通電接触面6,8 を離し、直線導体7の他端を矢印Bの方向に若干持ち上げて直線導体7を傾斜し 、直線導体7を矢印Cの方向に引き抜き、ハンドホール13から取り出す。そし て、蓋板14を取り付け、SF6 ガスを充填する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の前記装置の場合、直線導体7の取り外し作業が煩雑であり、直線導体7 を傷付けやすく充分な注意が要求され、かつ、チューリップ形接触子4に対し直 線導体7の傾斜角度を大きくすることができないため、直線導体7の長さが必然 的に長くなり、管路長が大になり、ガス絶縁開閉装置が大型になるという問題点 がある。
【0005】 本考案は、前記の点に留意し、作業が容易で小型化が可能なガス絶縁開閉装置 用直線管路部断路装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本考案のガス絶縁開閉装置用直線管路部断路装置 は、直線管路部の一方の基部導体の端部に設けられた環状の一方の接触子と、管 路部の他方の基部導体の端部に設けられた環状の他方の接触子と、基部が一方の 接触子に挿入された一方の中間導体と、一方の中間導体の先端部にその中間導体 の長手方向に形成された中空部と、この中空部の先端側に設けられた環状の中間 接触子と、基部が他方の接触子に挿入され先端部が中間接触子に挿入された他方 の中間導体と、両中間導体の先端部を着脱自在に固定した止め金具とを備えたも のである。
【0007】
【作用】
前記のように構成された本考案の断路装置は、両側の基部導体を接続する直線 導体が2個の中間導体に分割され、一方の中間導体の先端部にその長手方向の中 空部が形成され、その中空部の先端側に環状の中間接触子が設けられ、その接触 子に他方の中間導体の先端部が挿入されているため、取り外し時は、他方の中間 導体を一方の中間導体側に中空部を利用してずらし、他方の中間導体を他方の基 部導体の接触子から抜き出し、かつ、一方の中間導体を他方の中間導体側に中空 部を利用してずらし、一方の中間導体の基部を一方の基部導体の接触子から抜き 出せばよく、また取り付け時はその逆の作業を行えばよい。
【0008】
【実施例】
1実施例について図1ないし図4を参照して説明する。それらの図において図 6と同一符号は同一もしくは相当するものを示す。 16は一方の基部導体3の端部にボルト17により固着された一方の接続導体 、18は一方の接続導体16の先端の中空部に設けられた環状の一方の接触子、 19は他方の基部導体5の端部にボルト20により固着された他方の接続導体、 21は他方の接続導体19の先端の中空部に設けられた環状の他方の接触子であ る。
【0009】 22は基部が一方の接触子18に挿入された一方の中間導体、23はその一方 の中間導体22の先端部にその中間導体22の長手方向に形成された中空部、2 4はその中空部23の先端側に設けられた環状の中間接触子、25は基部が他方 の接触子21に挿入された他方の中間導体であり、先端部が中間接触子24に挿 入されている。26はピン状の止め金具であり、一方の中間導体22の先端部の 透孔27,他方の中間導体25の先端部の透孔28に挿通され、一方の中間導体 22のタップ孔29に螺合し、両中間導体22,25を位置固定し、電流が分流 しないように絶縁物の材料で作られているのが望ましい。また、前記各接触子1 8,21,24はルーバコンタクト(別名マルチコンタクト),チューリップ形 等の接触子である。
【0010】 つぎに、中間導体22,25の取り外し作業について説明する。 まず、第1工程の図2に示すように止め金具26を取り外し、第2工程の図3 に示すように他方の中間導体25を一方の中間導体22側へ,すなわち左方へ移 動し、他方の中間導体25の先端部を中空部23の空間の約半分位迄押込め、基 部を他方の接触子21から引き抜く。さらに、第3工程の図4に示すように一方 の中間導体22を他方の中間導体25側へ,すなわち右方へ移動し、中空部23 の空間をほぼ埋め、基部を一方の接触子18から引き抜き、両中間導体22,2 5を取り外す。 両中間導体22,25の取り付け時は、前記取り外し時の逆の手順で行う。
【0011】 つぎに、止め金具26の他の例を示した図5について説明する。30は他方の 中間導体25の先端部の上面に形成されたピン孔、31はピン孔30にばね32 を介して出没自在に挿入されたピン、33は一方の中間導体22の中空部23の 内面上部に形成された挿入孔であり、ピン31が挿入される。34は一方の中間 導体22の先端部上面に挿入孔33に連通して形成された操作孔である。
【0012】 そして、当初ピン31を押えて他方の中間導体25の先端部を一方の中間導体 22の中空部23に挿入し、ピン31が挿入孔33に達するとばね32によりピ ン31が挿入孔33に挿入し、図5の状態になり、両中間導体22,25が位置 固定される。そして、両中間導体22,25を取り付け,取り外す場合は、操作 孔34から細い棒体を挿入し、ピン31を下動させて他方の中間導体25を一方 の中間導体22側へ移動し、両中間導体22,25の全長を短かくする。
【0013】 この場合、両中間導体22,25を伸長することにより両中間導体22,25 を位置固定でき、かつ、縮める場合はピン31を押圧するのみでよく、操作がき わめて簡単であり、また、ピン31を逸脱するようなこともない。
【0014】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載する効果を奏 する。 両側の基部導体3,5を接続する直線導体が2個の中間導体22,25に分割 され、一方の中間導体22の先端部にその長手方向の中空部23が形成され、そ の中空部23の先端側に環状の中間接触子24が設けられ、その接触子24に他 方の中間導体25の先端部が挿入されているため、取り外し時は、他方の中間導 体25を一方の中間導体22側に中空部23を利用してずらし、他方の中間導体 25を他方の基部導体5の接触子21から抜き出し、かつ、一方の中間導体22 を他方の中間導体25側に中空部23を利用してずらし、一方の中間導体22の 基部を一方の基部導体3の接触子18から抜き出せばよく、また取り付け時はそ の逆の作業を行えばよく、その作業がきわめて簡単で容易であり、かつ、両基部 導体3,5の間隔も短かくでき、小型にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のガス絶縁開閉装置用直線管路部断路装
置の1実施例の切断正面図である。
【図2】図1の取り外し第1工程図である。
【図3】図1の取り外し第2工程図である。
【図4】図1の取り外し第3工程図である。
【図5】図1の止め金具の他の例を示す一部の切断正面
図である。
【図6】ガス絶縁開閉装置の切断平面図である。
【図7】従来の断路装置の取り外し工程を示す切断正面
図である。
【符号の説明】
3 一方の基部導体 5 他方の基部導体 18 一方の接触子 21 他方の接触子 22 一方の中間導体 23 中空部 24 中間接触子 25 他方の中間導体 26 止め金具

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 直線管路部の一方の基部導体の端部に設
    けられた環状の一方の接触子と、前記管路部の他方の基
    部導体の端部に設けられた環状の他方の接触子と、基部
    が前記一方の接触子に挿入された一方の中間導体と、該
    一方の中間導体の先端部に該中間導体の長手方向に形成
    された中空部と、該中空部の先端側に設けられた環状の
    中間接触子と、基部が前記他方の接触子に挿入され先端
    部が前記中間接触子に挿入された他方の中間導体と、前
    記両中間導体の先端部を着脱自在に固定した止め金具と
    を備えたガス絶縁開閉装置用直線管路部断路装置。
JP6092391U 1991-07-08 1991-07-08 ガス絶縁開閉装置用直線管路部断路装置 Pending JPH059104U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6092391U JPH059104U (ja) 1991-07-08 1991-07-08 ガス絶縁開閉装置用直線管路部断路装置

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JP6092391U JPH059104U (ja) 1991-07-08 1991-07-08 ガス絶縁開閉装置用直線管路部断路装置

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JPH059104U true JPH059104U (ja) 1993-02-05

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ID=13156395

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JP6092391U Pending JPH059104U (ja) 1991-07-08 1991-07-08 ガス絶縁開閉装置用直線管路部断路装置

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JP (1) JPH059104U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230127513A (ko) * 2022-02-25 2023-09-01 에이치디현대일렉트릭 주식회사 가스 절연 개폐장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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