JPH0591017U - デユアルビームアンテナ - Google Patents

デユアルビームアンテナ

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JPH0591017U
JPH0591017U JP3049992U JP3049992U JPH0591017U JP H0591017 U JPH0591017 U JP H0591017U JP 3049992 U JP3049992 U JP 3049992U JP 3049992 U JP3049992 U JP 3049992U JP H0591017 U JPH0591017 U JP H0591017U
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radio waves
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芳和 吉村
正三 青野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オフセットパラボラの焦点位置に対し、パラ
ボラに向かって、任意の角度で左下に受信機を設け、任
意の間隔を保ち、前記受信機を軸とする円周上に位置す
る受信機設けることにより、一つのパラボラで二衛星か
らの電波を受信できるオフセットパラボラアンテナを提
供する。 【構成】 オフセットパラボラ1の焦点位置に対し、角
度T,間隔Lの位置に受信機を2を設け、受信機2を軸
とし、半径を2Lとする円周上を移動可能な受信機3を
設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、放送衛星または通信衛星からの電波を受信する衛星受信アンテナに 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、放送衛星または通信衛星からの電波を受信するアンテナとしては、19 91年10月29日発行の電波新聞に紹介されているようなオフセットパラボラ アンテナが多く用いられている。地上で受信可能な衛星は複数あり、これら複数 の衛星を効率よく受信するアンテナとして、比較的狭い4〜12度の間隔で軌道 上に隣接する二つの衛星からの電波を一つのパラボラで受信するデユアルビーム アンテナが実用化されている。上記にに記載されているような従来のデユアルビ ームアンテナの例を図5に示す。図5において1は衛星からの電波を反射し焦点 に集めるオフセットパラボラ電波反射鏡、2は西側の衛星11からの電波を受信 する受信機、3は東側に位置する衛星からの電波を受信する受信機、4は前記二 つの受信機を保持するホルダー、5はホルダー4を所定の位置に保持するアーム である。受信機2、3は図5のように基本的には水平に保持されるが、後述する 調整での誤差を吸収するため、ホルダー4は図6に示すように、4A,4Bの様 に分割されており、4Bは4Aに保持された受信機2の回りに回転でき、受信機 3の位置を上下に微調整できる。また、反射鏡1の裏面には、垂直から矢印7の 方向にアンテナ全体を回転できる金具6が取り付けられている。日本国内の例で は、受信する衛星は地上からみると図4の10、11のように地平線14に対し 東を下とする円弧上に位置している。上記従来の例で受信するときは、まずアン テナを上記2衛星の結ぶ線が地平線14となす角度15だけアンテナを矢印7の 方向に回転する。さらに受信機3の受信強度が最大となるように、仰角8と方位 角9を調整する。これにより、上記衛星10、11からの電波はそれぞれ矢印1 2、13のように電波反射鏡1に入射、反射し左右対象の位置にある受信機3、 4に到達する。実際の調整では、衛星の傾きを設置場所で確認することはできず 、事前の計算、実験より求めた角度だけ、アンテナを回転させるので、東側の衛 星からの電波の到達位置がずれるため、ホルダー4Bを回転し、受信機3の受信 強度が最大となるように位置を微調整する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記構成において、従来のデユアルビームアンテナは、以下のような問題点を 有していた。従来の例では図5の電波反射鏡1を矢印7の方向に回転させるため 、仰角8、方位角9の各回転軸に対し、電波反射鏡1の軸が傾き、仰角8または 方位角9を変更した時に、仰角8を変更すれば方位角9も変化し、方位角9を変 更すれば仰角8も変化するため、調整作業が集束しにくく、特にアンテナ設置に 不慣れな調整者では、調整作業が出来ないという問題点が合った。
【0004】 本発明は上記問題点に鑑み、アンテナの仰角、方位角を独立とし、アンテナ設 置が容易なデユアルビームアンテナを提供しようとする物である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のデユアルビームアンテナは、アンテナを回転することなく、受信する 二つの衛星の中間地点に向けた時に、二つの衛星からの電波が上記アンテナの電 波反射鏡で反射されて焦点を結ぶ位置を基準として受信機を配置し、東側に位置 する受信機は、その位置を固定とし、西側に位置する受信機は東側に位置する受 信機を中心とし、東側に位置する受信機と反射鏡の焦点との距離の2倍を半径と する円周上を移動できるようにしたものである。 上記受信機間の間隔と水平軸に対する傾き角は、電波反射鏡の曲率と焦点位置お よび受信する衛星の位置と受信地により計算または実験的に求められる。
【0006】
【作用】
本考案のデユアルビームアンテナによれば、受信機の位置が上記の如く電波反 射鏡が受信する二つの衛星の中間点を向いた時に各衛星からの電波が反射、集束 する位置にあるので、位置を固定された東側の受信機により、西側にある衛星の 電波を受信するようにアンテナの仰角、方位角を調整し固定することにより、ア ンテナは受信機と電波反射鏡の焦点とのズレを保証するために、必然的に西側の 衛星と東側の衛星のほぼ中間地点を目指した状態になる。一方、この状態では、 東側の衛星からの電波は電波反射鏡に対し下方、東側から到達するため、電波は 電波反射鏡により、本来の焦点位置に対し、上方、西側に反射集束される。この 電波を前記西側の稼働する受信機の位置を調整し受信することにより、隣接する 二衛星からの電波を同じ電波反射鏡を利用して受信する事ができる。アンテナは 従来例のように回転しないため、方位角、仰角は互いに独立に調整できる。
【0007】
【実施例】
以下に、本考案の一実施例のデユアルビームアンテナについて図1から4を参 照しながら説明する。
【0008】 図1は本考案の1実施例におけるデユアルビームアンテナの構成を示すもので ある。図1において、1は衛星からの電波を反射し焦点に集めるオフセットパラ ボラ電波反射鏡で本例では短径を60cmの物とする。2は西側に位置する衛星 からの電波を受信する受信機、3は東側に位置する衛星からの電波を受信する受 信機、4は前記二つの受信機を保持するホルダー、5はホルダー4を所定の位置 に保持するアームである。ホルダー4は図3に示すように、4A,4Bの様に分 割されており、4Bは4Aの回りに回転できる。また、反射鏡1の裏面には、ア ンテナの仰角を変更可能なマスト取り付け金具6が取り付けられている。図2は 上記図1の実施例を正面から見た図である。赤道上空上3万6千Kmに8度間隔 で位置する二つの衛星からの電波を短径60cmのオフセットパラボラ電波反射 鏡を共用し、隣接する2個の受信機で同時に受信する時の電波反射鏡1の焦点位 置に対する受信機との間隔および水平軸に対する角度の変化例を図4に示す。図 4において横軸は受信地点を示し、T地点はO地点より東にあり、N地点はT地 点とO地点の中間に位置する。左の縦軸は電波反射鏡1の焦点位置に対する受信 機との間隔を示し、右の縦軸は受信機と電波反射鏡の焦点を結ぶ直線の水平軸に 対する角度の変化を示す。図4において角度は地域差が大であるが、間隔につい ては、本実施例の大きさでは、変化は微少である。位置を固定する東側の受信機 3の位置は、図4に示す間隔を半径とし、電波反射鏡1の焦点位置を中心とする 円周上に配置する必要がある。位置を固定する際の角度Aは受信範囲の中心地で の角度、例えばアンテナの受信範囲がT地点からO地点であればその中間のN地 点の角度A1に設定しておく。本実施例では、ホルダー4Aにより、前期位置に 受信機2を固定する。一方、受信機3は受信機2を軸として回転するホルダー4 bに保持され、図2に示すように円弧16上を移動できる。円弧16の半径は図 4の間隔Lの2倍とする。以上の構成により、N地点において受信機2で西側の 衛星11を受信する場合、受信機2で衛星11からの受信電力が最大となるよう 、仰角8、仰角9を調整し位置を固定する。この時、衛星11からの電波は電波 反射鏡1に矢印13のように入射し、反射され受信機2へと導かれる。一方、図 4の関係から、東側の衛星10からの電波は、矢印12のように入射し、反射さ れ焦点17に対し受信機2と対象の位置に集束される。したがって、受信機3を 受信機2を中心に回転し、上記位置で固定することにより東側の衛星の電波を受 信することができる。したがって、方位角、仰角は受信機2での受信調整時に設 定するだけでよく、その機構は従来の受信機が一つのものと同じように、仰角、 方位角だけの調整機構を有していれば良い。なお、本実施例の角度AはN地点の 角度で設定しているため、例えばO地点やT地点では理想点からずれた位置に受 信機2が位置するが、N地点での受信と同様の手順で受信調整をすることにより 、同じ実施例のアンテナで、受信機3の位置調整により、理想位置での受信と遜 色ないレベルでの受信が可能である。
【0009】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、アンテナ全体を回転することなく、理想位置に 近い点で、二つの衛星からの電波を一つの電波反射鏡で受信できるデユアルビー ムアンテナを実現できるので、仰角、方位角調整を従来のシングルビームアンテ ナと同様の作業でおこなうことができる。また、付加的な効果としてホルダー部 の交換により、シングルビームアンテナを簡易にデユアルビームアンテナへ改造 できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例におけるデユアルビームアン
テナの斜視図
【図2】図1の正面図
【図3】本考案の一実施例におけるホルダーの分解斜視
【図4】本考案の受信機位置設定値を地域別に示す図
【図5】従来のデユアルビームアンテナの斜視図
【図6】従来のデユアルビームアンテナのホルダーの斜
視図
【符号の説明】
1 オフセットパラボラ電波反射鏡 2,3 受信機 4 ホルダー 5 アーム 6 マスト固定金具 10,11 衛星
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 青野 正三 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星からの電波を反射し焦点に結ぶオフ
    セットパラボラ電波反射鏡と前記焦点付近に位置し、焦
    点付近に結んだ電波を受信する二つの受信機からなる衛
    星受信用デユアルビームアンテナにおいて、焦点に対し
    対象の位置に前記受信機を各1台配し、設置時東側に位
    置する受信機を前記焦点に対し一定の角度と距離を保ち
    下側に設け、設置時西側に位置する受信機を前記東側に
    位置する受信機と焦点との距離の2倍を半径とし、東側
    の受信機を回転中心とする円周上を水平から上側に回転
    可能とする構造を有するデユアルビームアンテナ。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020153569A1 (ko) * 2019-01-24 2020-07-30 (주)인텔리안테크놀로지스 밴드 체인저 및 이를 포함하는 통신 시스템

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JP3120111U (ja) * 2005-12-28 2006-03-23 ザ・パック株式会社 包装用紙箱

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