JPH059050A - スラリーの製造方法 - Google Patents

スラリーの製造方法

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JPH059050A
JPH059050A JP3256048A JP25604891A JPH059050A JP H059050 A JPH059050 A JP H059050A JP 3256048 A JP3256048 A JP 3256048A JP 25604891 A JP25604891 A JP 25604891A JP H059050 A JPH059050 A JP H059050A
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cement
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formaldehyde
acid
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ジヨン・ジー・パパロス
Arpad Savoly
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Diamond Shamrock Chemicals Co
Maxus Energy Corp
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    • C08G16/00Condensation polymers of aldehydes or ketones with monomers not provided for in the groups C08G4/00 - C08G14/00
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンクリートの強度を向上させるためにセメ
ントスラリー中の水含量を少なくし、かつ高い流動性を
得る。 【構成】 セメントスラリー中に縮合生成物またはその
塩を添加分散させる。縮合生成物は、置換フェノールス
ルホン酸とホルムアルデヒドとの縮合生成物、あるいは
置換フェノールスルホン酸とアリールスルホン酸および
ホルムアルデヒドとの縮合生成物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セメントまたはコンク
リート中に縮合生成物を混合することによって粘度を減
少させたスラリーに関する。
【0002】
【従来の技術】芳香族スルホン酸とホルムアルデヒドと
の縮合生成物は、セメント、コンクリートなどのような
多くの用途における分散剤として広く使用されている。
米国特許第2,141,569号(Tucker et
al)は、ある種の芳香族スルホン酸とホルムアルデ
ヒドとの縮合生成物をセメントおよびコンクリート中の
分散剤として使用することを記載している。米国特許第
2,905,565号(Dietz et al)は、
ナフトールスルホン酸類およびそれらのクレゾールとホ
ルムアルデヒド樹脂との縮合物を使用して、湿式法によ
るポルトランドセメントの製造における生混合スラリー
中の水分を減少することを記載している。米国特許第
3,277,162号(Johnson)は油井セメン
ト中に使用するためのナフタレンスルホン酸とホルムア
ルデヒドとの縮合生成物の製造を記載している。米国特
許第3,333,983号は、フェノールをスチレンで
アルキル化することにより、スチレン化フェノールのよ
うなアラルキルフェノールの製造を記載している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】コンクリートはセメン
ト、砂、砂利および水を混合することによって造られ
る、硬く強い建築材料である。混合物中の水はセメント
を硬化し、混合物全体を硬い塊で結合する。コンクリー
ト技術において、強さ−通常ASTM試験C39−72
により測定した圧縮強は、一般の品質の信頼性のある規
準であることは良く知られている。この理由でコンクリ
ートの全技術は、コストを最少にしかつ使用上の便利さ
を最大にして、有意なかつ実際的な強さを得ることにつ
いて開発される。広範囲な研究にもかかわらず、現在使
用されているコンクリートの大部分は、小比率のポルト
ランドセメントを含有する砂と粗大な石との簡単な混合
物であり、混合物を型内に入れるために、十分な水を加
えて十分に流動性のあるものとする。この分野において
よく知られているように、コンクリート中の水の使用量
を少なくすると、強さは高くなる。従って、最少の水含
量を有して流動性のあるコンクリートを形成するよう
な、異なる粒子サイズの砂と石との混合物を発見するこ
とが課題となっていて、この課題に対してかなりの研究
が向けられてきた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のスラリーの製造方法は,(イ)セメントと水、
(ロ)セメントとブライン、(ハ)セメント、砂利、砂
および水、および(ニ)セメント、砂利、砂およびブラ
インから成る群より選ばれたスラリーを、有効量の縮合
生成物および/またはその塩と混合して、粘度が減少し
たスラリーを形成することからなり、前記縮合生成物
は、(a)アリールフェノールスルホン酸およびアラル
キルフェノールスルホン酸から成る群より選ばれた置換
フェノールスルホン酸と、置換フェノールスルホン酸の
1モル当たり0.5〜4モルのホルムアムデヒドとを6
0〜120℃において縮合した縮合生成物、もしくは
(b)(i)アリールフェノールスルホン酸およびアラ
ルキルフェノールスルホン酸から成る群より選ばれた置
換フェノールスルホン酸、および(ii)アリールスル
ホン酸を、置換フェノールスルホン酸およびアリールス
ルホン酸の1モル当たり0.5〜4モルのホルムアムデ
ヒドとを60〜120℃において縮合した縮合生成物、
からなることを特徴とする。
【0005】このようにしてスラリーを製造することに
より、それは粘度の低いものとなり、かつ水含量を低減
することができる。必要に応じて縮合生成物は、直接使
用するか、あるいは塩生成陽イオンと反応させて塩を得
ることができる。有用な縮合生成物は、1モルの1種も
しくはそれ以上のアリールフェノールまたはアラルキル
フェノールを約1.0〜8.0モルの硫酸で約20〜約
100℃においてスルホン化して置換フェノールスルホ
ン酸を生成し、次いで1モルの置換フェノールスルホン
酸を約0.5〜約4モルのホルムアルデヒドと約60〜
約120℃において縮合させて、遊離酸の縮合生成物を
生成することによって、製造することができる。
【0006】同様に、アリールフェノールスルホン酸ま
たはアラルキルフェノールスルホン酸およびアリールス
ルホン酸を、アリールフェノールスルホン酸、アラルキ
ルフェノールスルホン酸およびアリールスルホン酸の1
モル当たり約0.5〜4モルのホルムアルデヒドと縮合
することができる。この場合、アリールフェノールスル
ホン酸およびアラルキルフェノールスルホン酸対アリー
ルスルホン酸の重量比は、約0.95:0.05〜約
0.05:0.95である。
【0007】次の式を有するアリールフェノールおよび
アラルキルフェノールを含有する置換フェノールは有用
である。 ここで式中、Rはアリール基、例えば、フェニル、ジフ
ェニル、ナフチル、ヒドロキシメチルフェニルなどであ
り、Rは水素または約1〜約5個の炭素原子を有する
アルキル基、例えば、メチル、エチル、プロピル、ブチ
ル、アミルなどであり、Rは水素または約1〜約5個
の炭素原子を有するアルキル基、例えば、メチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、アミルなどであり、nは1〜3
であり、bは0〜1である。
【0008】有用なアリールフェノールの例は、4−フ
ェニルフェノール、2−フェニルフェノール、2,4−
ジフェニルフェノール、2,6−ジフェニルフェノー
ル、4−ナフチルフェノール、2−ナフチルフェノー
ル、4−ビフェニルフェノール、2−ビフェニルフェノ
ールなどである。有用なアラルキルフェノールは、アル
ファ−メチルベンジルパラフェノール、およびフェノー
ルのスチレンによるアルキル化によって製造されたベン
ジルフェノールを包含する。フェノールをスチレンでア
ルキル化することによって製造されたジベンジル化フェ
ノールおよびトリベンジル化フェノールを使用すること
もできる。イソプロピリデンフェノールなどのアラルキ
ルフェノールを使用することもできる。
【0009】アリールフェノールおよびアラルキルフェ
ノールのスルホン化は、スルホン化剤、例えば硫酸、三
酸化イオウなどを用いて実施して、所望の置換フェノー
ルスルホン酸を得ることができる。有用なアリールスル
ホン酸は、次のアリール炭化水素のスルホン酸を包含す
る:ベンゼン、メチルベンゼン、プロピルベンゼン、イ
ソプロピルベンゼン、ブチルベンゼン、ジメチルベンゼ
ン、ジエチルベンゼン、ジイソプロピルベンゼン、ジブ
チルベンゼン、ナフタレン、メチルナフタレン、エチル
ナフタレン、プロピルナフタレン、ブチルナフタレン、
ジメチルナフタレン、ジエチルナフタレン、ジブチルナ
フタレン、ビフェニル、メチルビフェニル、エチルビフ
ェニル、ジイソブチルビフェニル、ジフェニルメタン、
ジフェニルエタン、ジフェニルプロパン、ジフェニルブ
タンなど。
【0010】アリールフェノールスルホン、アラルキル
フェノールスルホンおよびアリールスルホンの縮合に使
用するホルムアルデヒドは、10〜40%の水溶液、3
0〜55%のアルコール、例えば、メタノール、エタノ
ール、i−プルパノール、n−ブタノールなどの形で使
用できる。ホルムアルデヒドを遊離する組成物、例え
ば、パラホルムアルデヒド、トリオキサンなどを使用で
きる。ホルムアルデヒドを生成できるアセタールのよう
な組成物を使用することもできる。縮合生成物の塩は、
遊離酸の縮合生成物を、塩形成塩基、例えば、アルカリ
金属水酸化物、アルカリ土類金属水酸化物、または有機
アミン塩基で中和することによって製造できる。有用な
塩基は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リ
チウム、水酸化アンモニウム、水酸化亜鉛、水酸化アル
ミニウム、水酸化バリウム、水酸化カルシウム、水酸化
マグネシウムなどを包含する。有用な有機塩基はメチル
アミン、ジエチルアミン、トリエタノールアミン、イソ
プロパノールアミンなどを包含する。
【0011】アリールフェノールスルホン酸またはアラ
ルキルフェノールスルホン酸とホルムアルデヒドとの縮
合生成物は、以下の(a)、(b)、(c)の工程によ
って製造することができる。すなわち、(a)1モルの
置換フェノール、たとえばアリールフェノールまたはア
ラルキルフェノールを、約1〜約8モルのスルホン化剤
で約20〜約120℃においてスルホン化して置換フェ
ノールスルホン酸を生成し、次いで(b)置換フェノー
ルスルホン酸を約0.5〜約4モルのホルムアルデヒド
と約60〜約120℃において縮合して遊離酸の縮合生
成物を生成し、そして次いで任意に(c)遊離酸の縮合
生成物を塩基で中和して、縮合生成物の塩を生成する。
また、アリールフェノールスルホン酸またはアラルキル
フェノールスルホン酸と、アリールスルホン酸およびホ
ルムアルデヒドとの縮合生成物は、以下の(a)、
(b)、(c)、(d)の工程によって製造することが
できる。すなわち、(a)1モルの置換フェノールを約
1〜約8モルのスルホン化剤で約20〜約120℃にお
いてスルホン化して置換フェノールスルホン酸を生成
し、次いで(b)アリールスルホン酸を置換フェノール
スルホン酸に加えて置換フェノールスルホン酸とアリー
ルスルホン酸との混合物を形成し、この場合、置換フェ
ノールスルホン酸対アリールスルホン酸の重量比は約
0.95:0.05〜約0.05〜0.95とし、次い
で(c)置換フェノールスルホン酸とアリールスルホン
酸との混合物を、混合物の1モル当たり約0.5〜約4
モルのホルムアルデヒドと約60〜約120℃において
縮合して遊離酸の縮合生成物を生成し、そして、次いで
任意に(d)遊離酸の縮合生成物を塩基で中和して、縮
合生成物の塩を生成する。
【0012】置換フェノールスルホン酸およびアリール
スルホン酸とホルムアルデヒドとの縮合生成物および塩
は、セメントの重量に基づいて約0.10〜約10%の
濃度で使用するとき、セメント、およびコンクリート中
の分散剤として有用である。この場合、高いブラインの
セメントスラリーの粘度を低減する上で特に有用であ
る。これらの縮合生成物はまた、セメントスラリーの摩
耗低減剤として、およびコンクリート混合物の超可塑剤
として作用する。これらの縮合生成物をコンクリートに
加えるとき、それらは硬化したコンクリートの圧縮強さ
を増大する。
【0013】以下の実施例および参考例により、本発明
の性質及び利点を説明する。特記しない限り、すべての
量、比率および百分率は重量により、そしてすべての温
度は℃である。
【0014】参考例1 この参考 例は、ベンジルフエノールスルホン酸とホルム
アルデヒドとの縮合生成物の製造を説明する。 B. 手順 攪拌機、温度計および氷浴を備えるフラスコに、スチレ
ン化フエノールを入れた。次いで温度を25〜35℃に
維持しながら、硫酸(20%SO)を滴下した。硫酸
のすべてを加えた後、反応混合物を25〜35℃でさら
に2時間攪拌した。2時間の終りにおいて、反応混合物
を75〜80℃に約1時間加熱した。次いで合計12.
71gの水を75〜85℃で反応生成物に加え、その間
温度を外部冷却により制御した。 B.手 順 部Iからのベンジルフエノールスルホン酸を含有するフ
ラスコを、還流加熱した。次いでホルムアルデヒドと水
を加え、そして縮合混合物を95±2℃に24時間加熱
した。この期間の終りにおいて、縮合を停止し、そして
ベンジルフエノールスルホン酸とホルムアルデヒドとの
遊離酸の縮合生成物の酸価を決定した。指示薬としてフ
エノールフタレインを用いて縮合生成物を0.5Nの水
酸化ナトリウムで滴定することにより、3.0mgKO
H/gの酸価(AV)が得られた。次いで、縮合生成物
のアンモニウム塩の10%溶液のpHが7.0±0.5
となるまで、遊離酸の縮合生成物を水酸化アンモニウム
で中和した。
【0015】参考例2〜14 参考例1の手順を反復したが、ただし1モルのスチレン
化フエノールを3モルの発煙硫酸(20%SO)でス
ルホン化してベンジルフエノースルホン酸を生成し、ベ
ンジルフエノールスルホン酸をスルホン酸の1モル当り
0.6〜2.0モルのホルムアルデヒドと縮し、そして
遊離酸の縮合生成物を水酸化アンモニウム、水酸化ナト
リウムまたは水酸化カリウムで中和して所望塩を製造し
た。参考例6,9,10および11において、水酸化カ
ルシウムを使用して未反応の硫酸を硫酸カルシウムとし
て沈殿した。沈殿を▲ろ▼過し、そして▲ろ▼液中の遊
離酸の縮合生成物を水酸化アンモニウム、水酸化ナトリ
ウムまたは水酸化カリウムで中和した。参考例1〜14
の追加のデータを下に記載する。
【0016】参考例15〜27 参考例1の手順を反復したが、ただし1モルのスチレン
化フエノールを2.5モルの発煙硫酸(20%SO
でスルホン化してベンジルフエノールスルホン酸を生成
し、ベンジルフエノールスルホン酸をスルホン酸の1モ
ル当り0.6〜2.0モルのホルムアルデヒドと縮合
し、そして遊離酸の縮合生成物を水酸化ナトリウム、水
酸化カリウムまたは水酸化亜鉛で中和した。参考例15
〜27についての追加のデータを下に記載する。
【0017】参考例28〜36 参考例1の手順を反復したが、ただし1モルのスチレン
化フエノールを2.25モルの発煙硫酸(20%S
)でスルホン化してベンジルフエノールスルホン酸
を生成し、ベンジルフエノールスルホン酸をスルホン酸
の1モル当り0.6〜2.0モルのホルムアルデヒドと
縮合し、そして遊離酸の縮合生成物を水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウムまたは水酸化亜鉛で中和した。参考
例28〜36についての良加データを、下に記載する。
【0018】実施例 1 この実施例は、ベンジルフエノールスルホン酸とホルム
アルデヒドとの縮合生成物を、高いブライン−セメント
含量中の分散剤としての使用を説らかにする。参考例1
〜4に記載する縮合生成物のアンモニウム塩を、18%
のブライン−APIクラスAセメントスラリー中に使用
した。スラリーは、18重量%の塩化ナトリウム溶液の
327gと860gのセメントを使用して、合計重量
1.187gまたは合計体積600mlのスラリーを形
成することによつて調製した。スラリーはブライン溶液
プラス分散剤をワーリングブレンダーの金属容器中に注
ぐことによつて調製した。低速で混合する間、セメント
を15秒間にわたつて加えた。次いでブレンダーの容器
にふたをし、高速度で混合した。次いで、スラリーをビ
ーカー中に注入し、直接駆動ミキサーを用いて20分間
スラリーにした。次いでスラリーをフアン・ビスコメー
ターNo.35型の試料粘度カツプ中に移した。600
rpmで回転する粘度計を用いて、試料カツプを適切な
レベルに上げ、粘度の読みを60秒間の連続回転後取つ
た。表Iは、縮合生成物、調製に用いたCHO/RS
Hのモル比および高いブライン−セメントのスラリ
ーの粘度の追加のデータを示す。 1試験はAPIクラスAセメントの重量に基づいて2%
の分散剤において18%のブライン−セメントスラリー
中で実施した。
【0019】実施例2 実施例1の手順を反復したが、ただしAPIクラスAセ
メントの代わりにAPIクラスHセメントを使用して、
下表IIに示す結果を得た。 1セメント(H型)の重量に基づいて18%のブライン
−セメントスラリーおよび2%の分散剤。
【0020】実施例3 実施例1の手順を反復したが、ただし高いブライン−A
PIH型セメントスラリーの代わりに淡水−APIH型
セメントスラリーとセメントの重量に基づいて0.56
%の分散剤を使用して、下表に記載する結果を得た。
【0021】実施例4 この実施例は、ベンジルフエノールスルホン酸とホルム
アルデヒドとの縮合生成物の種々の分散剤濃度における
効果を、HEC(ヒドロキシエチルセルロース)の存在
および不存在のもとに、明らかにする。表IVは、参考
例8の縮合生成物を用いて、HECの存在および不存在
のもとに得られた結果を示す。
【0022】実施例5 この実施例は、参考例8の縮合生成物を含有する18%
のブライン−APIH型の圧縮強さを明らかにする。圧
縮強さについてのデータは、ASTM標準C39ー72
における手順に従つて7日目に取つた。これらの結果を
表Vに示す。
【0023】実施例6 この実施例は、コンクリートの超可塑剤として使用した
ときの、参考例3および4の縮合生成物の圧縮強さを明
らかにする。コンクリートの試料はASTM標準C19
2−76の手順に従つて調製し、そしてそれらの圧縮強
さはASTM標準C39−72の手順に従つて測定し
た。これらの試験結果を表VIに示す。
【0024】参考例37〜40 参考例1の手順を反復するが、ただし1モルのスチレン
化フエノールを3モルの発煙硫酸(20%SO)でス
ルホン化してベンジルフエノールスルホン酸を生成し、
ベンジルフエノールスルホン酸をスルホン酸の1モル当
り1.6モルのホルムアルデヒドと縮合し、そして遊離
酸の縮合生成物を水酸化マグネシウム、水酸化カルシウ
ム、モノエタノールアミンおよび酢酸アンモニウム四水
和物で中和したこれらの試験の結果を表VIIに示す。
【0025】参考例41 モノベンジル化フエノールスルホン酸とホルムアルデヒ
ドとの縮合および水酸化カリウムによる中和 手 順 A.スルホン化 攪拌器、温度計および氷浴を備える1l容の反応フラス
コに、100gのモノベンジル化フエノール(分子量1
98のモノスチレン化フエノール)を加え、次いで16
6gのHSO〔20%SO,3.33モル、H
SO(20%SO)の割当てた分子量=100〕を
30〜40℃において2時間にわたりゆつくり加えた。
すべての酸を加えた後、反応混合物をさらに2時間攪拌
した。次いでそれを75〜80℃で1時間加熱した。次
いで144.0gの水を70〜80℃において加えた。 B.重合および中和 部Aに記載するのに類似する反応器に、200g(0.
244モル)のスルホン化生成物、31.6gの37%
のホルムアルデヒド(0.390モル)および200g
の水を加えた。次いで、反応混合物を95℃に24時間
加熱した。この期間の終りにおいて、生成物を室温に冷
却し、179の酸価を指示薬としてフエノールフタレイ
ンを用いて測定した。この酸価に基づいて、200gの
遊離酸を30〜40℃において80gの45%KOHで
中和した。生ずるポリマーは、pH7.5(10%溶
液)の31%のカリウム塩であつた。
【0026】参考例42 ジベンジル化フエノールスルホン酸とホルムアルデヒド
との縮合および水酸化カリウムによる中和 A.スルホン化 参考例41に記載するような反応器に、100g(0.
342モル)のジベンジル化フエノール(ジスチレン化
フエノール)を入れた。114.0gのHSO(2
0%SO、3.33モル)を50〜60℃において2
時間にわたつて加えた。反応混合物を50〜60℃にお
いてさらに2時間加えた。次いで、それを75〜80℃
で2時間加熱した。この後、116.0gの水を70〜
80℃において加えた。 B.重合および中和 参考例41と同一の反応器に、200g(0.207モ
ル)のスルホン化生成物、27.0gの37%ホルムア
ルデヒド(0.332モル)および200gの水を加え
た。次いで、反応混合物を95℃で24時間加熱した。
この期間の終りにおいて、それを室温に冷却し、そして
140の酸化を指示薬としてフエノールフタレインを用
いて測定した。この酸化に基づいて、200gの遊離ポ
リマーを62gの45%KOHで30−40℃において
中和した。中和した生成物はpH7.5(10%溶液)
の31%のカリウム塩であつた。
【0027】参考例43 トリベンジル化フエノール(64%)およびジベンジル
化フエノール(34%)のスルホン酸とホルムアルデヒ
ドとの縮合および水酸化カリウムによる中和 A.スルホン化 参考例41に記載するような反応器に、50g(0.1
24モル:ブレンドのヒドロキシル化に基づいて、分子
量403)のトリおよびジベンジル化フエノール(フエ
ノールを示した置換度にスチレンでアルキル化すること
によつて製造した)を入れた。74.4gのHSO
(20%SO、0.744モル)を25〜45℃にお
いて2時間にわたつて加えた。反応混合物を45℃でさ
らに2時間加えた。次いで、それを75〜85℃で45
分間加熱した。次いで、67.0gの水を70〜80℃
で加えた。 B.重合および中和 参考例41に記載するような反応器に、177g(0.
115モル)のスルホン化生成物、18.6gの37%
ホルムアルデヒド(0.230モル)および177.0
gの水を加えた。次いで、反応混合物を95℃で24時
間加熱した。次いでそれを室温に冷却し、そして指示薬
として173.6の酸価を測定した。この酸化に基づい
て、300gの遊離酸を116gの45%KOHで中和
した。仕上げた生成物は、pH7.0(10%溶液)の
31%カリウム塩であつた。
【0028】実施例 7 実施例1 の手順を反復したが、ただしAPIクラスA
セメントの代わりにAPIクラスHセメントを使用し
た。この試験の結果を表VIIIに示す。
【0029】実施例 8 実施例1 の手順を反復するが、ただし淡水セメントス
ラリー中でAPIクラスAセメントの代わりにAPIク
ラスHセメントを使用した。試験したポリマーの結果を
表IXに記載する。
【0030】参考例 44 4′,4−イソプロピリデンジフエノールスルホン酸と
ホルムアルデヒドとの縮合および水酸化カリウムによる
中和 A.スルホン化 参考例41に記載するような反応器に、73.0gのH
SO(20%SO、0.730モル)を入れた。
次いで、50gの4′,4−イソプロピリデンジフエノ
ール(0.219モル)を室温においてゆつくり加え
た。反応の発熱により温度は70〜80℃に上昇し、こ
こですべての4′,4−イソプロピリデンジフエノール
を加えた。反応混合物を次いで110℃に3.0時間加
熱した。次いで123.0gの水を還流下に加え、スル
ホン化生成物を室温に冷却した。 B.重合および中和 参考例41に記載するような反応器に、100g(0.
089モル)のスルホン化生成物(A)、7.2gの3
7%ホルムアルデヒド(0.089モル)および63.
0gの水を供給した。次いで、反応混合物を95℃に2
4時間加熱した。次いでそれを室温に冷却し、指示薬と
してフエノールフタレインを用いて140の酸化を測定
した。この酸化に基づいて、150gの酸を50gのK
OH(45%)で中和した。得られる生成物は、pH
7.6(10%溶液)の30%のカリウム塩であつた。
【0031】実施例 9 実施例1の手順を反復するが、ただし淡水のセメントス
ラリー中にAPIクラスAセメントの代わりにAPIク
ラスHセメントを使用した。試験した生成物の結果を表
Xに記載する。
【0032】実施例10 実施例1の手順を反復するが、ただしセメントの重量に
基づいて0.86g(0.1%ヒドロキシエチルセルロ
ース、HEC)を18%ブライン/セメントスラリーに
加えた。試験した生成物の結果を、表XIに示す。
【0033】参考例45 p−フエニルフエノールスルホン酸とホルムアルデヒド
との縮合および水酸化カリウムによる中和 A.スルホン化 参考例41に記載するような反応器に、97.9gのp
−フエニルフエノール(0.294モル)を室温におい
てゆつくり加えた。反応の発熱により温度は70〜80
℃に上昇し、ここですべてのフエニルフエノールを加え
た。次いで反応混合物を110℃で3.5時間加熱し
た。次いで145.0gの水を還流下に加え、生成物を
室温に冷却した。 B.重合および中和 参考例41に記載するような反応器に、100g(0.
100モル)のスルホン化生成物、8.9g(0.10
0モル)の37%ホルムアルデヒドおよび51.0gの
水を加えた。次いで、反応混合物を95℃で24時間加
熱した。次いでそれを室温に冷却し、指示薬としてフエ
ノールフタレインを用いて190.4の酸化を測定し
た。この酸化に基づいて、140gの酸を58gの45
%KOHで中和した。最終生成物はpH8.0(10%
溶液)の31%のカリウム塩であつた。
【0034】参考例46 p−フエニルフエノールスルホン酸およびナフタレンス
ルホン酸とホルムアルデヒドとの縮合および水酸化カリ
ウムによる中和 重合および中和 参考例41に記載するような反応器に、50gの参考例
45のスルホン化反応生成物(0.0645モル)、3
0.7gのナフタレンスルホン酸(0.1290モル)
および18.8gの37%ホルムアルデヒド(0.23
2モル)および11.0gの水を60℃で供給した。次
いで反応混合物を還流(103℃)下に24時間加熱し
た。次いでそれを室温に冷却し、指示薬としてフエノー
ルフタレインを用いて151.2の酸価を測定した。こ
の酸価に基づいて、189gのこの酸を64gの45%
KOHで中和した。最終生成物はpH8.0(10%溶
液)の33%のカリウム塩であつた。
【0035】参考例47 スチレン化フエノールスルホン酸およびナフタレンスル
ホン酸とホルムアルデヒドとの縮合および水酸化カリウ
ムによる中和 重合および中和 参考例41と同一の反応器に、30gの実施例Iのスル
ホン化生成物(0.0355モル)および8.45gの
ナフタレンスルホン酸(0.0355モル)、6.9g
の37%ホルムアルデヒドおよび38.0gの水を60
℃で加えた。スルホン化生成物は,80%のモノスチレ
ン化フエノールと20%のジスチレン化フエノールを含
有する参考例Iのスチレン化フエノールスルホン酸であ
つた。この反応混合物を次いで24時間還流(105
℃)加熱した。次いでそれを室温に冷却し、指示楽とし
てフエノールフタレインを用いて168の酸価を測定し
た。この酸価に基づいて、81gの酸を29gの45%
KOHで中和した。生ずるポリマーはpH8.5(10
%溶液)の33%のカリウム塩であつた。
【0036】参考例48 p−フエニルフエノールスルホン酸およびキシレンスル
ホン酸とホルムアルデヒドとの縮合および水酸化カリウ
ムによる中和 A.キシレンスルホン酸のスルホン化および重合 参考例41に記載する同様な反応器に、106gのキシ
レン(1.0モル)を供給した。速くかきまぜながら、
150gの発塩HSO(20%SO)を20〜4
0℃で2時間にわたつて加えた。次に、反応混合物を9
0〜95℃に2.25時間加熱した。次いでそれを室温
に冷却し、138.0gの水を30〜40℃において加
えた。次いで200gのスルホン化生成物(0.508
モル)を20.5gの37%ホルムアルデヒド(0.2
54モル)に加え、8時間還流加熱した。この期間の終
りにおいて、すべてのホルムアルデヒドは、標準のNa
SO滴定手順により測定すると、反応した。 B.キシレンスルホン酸およびp−フエニルフエノール
スルホン酸とホルムアルデヒドとの縮合および水酸化カ
リウムによる中和 参考例41に記載するような反応器に、50g(0.6
45モル)の参考例45(A)のスルホン化生成物、5
6g(0.0645モル)の参考例48(A)のスルホ
ン化生成物、12.5g(0.155モル)の37%ホ
ルムアルデヒドおよび76gの水を加えた。次いで、反
応混合物を24時間還流(103℃)加熱した。次いで
それを室温に冷却し、指示薬としてフエノールフタレイ
ンを用いて196の酸価を測定した。この値に基づい
て、192.5gのこのコポリマーの酸を83.8gの
45%水酸化カリウムで中和した。最終生成物はpH
8.5(10%溶液)の33%のカリウム塩であつた。
【0037】参考例49 キシレンスルホン酸およびジスチレン化フエノールスル
ホン酸とホルムアルデヒドとの縮合および水酸化カリウ
ムによる中和 A.ジスチレン化フエノールのスルホン化 参考例41に記載するような反応器に、100g(0.
325g)のジスチレン化フエノール(分子量308、
OH価に基づく)を入れた。攪拌しながら、146g
(1.461モル)の発煙HSO(20%SO
を50〜60℃において2時間かけて加えた。反応を6
0℃でさらに2時間、そして95℃で1時間続けた。次
いで132.6gの水を80〜90℃で加え、反応混合
物を室温に冷却した。 B.重合および中和 参考例41に記載するような反応器に、7.5gの参考
例49(A)のスルホン化生成物(0.0644モル)
および55.90gの参考例48(A)のスルホン化生
成物(0.0644モル)、12.5gの37%ホルム
アルデヒド(0.1547モル)および100gの水を
加えた。次いで反応成分を24時間還流加熱した。次い
でそれを室温に冷却し、指示薬としてフエノールフタレ
インを用いて180の酸化を測定した。この酸価に基づ
いて、192.5gの遊離酸のポリマーを76.95g
の45%KOHで中和した。生ずるポリマーはpH8.
0(10%溶液)の34%のカリウム塩であつた。
【0038】実施例11 実施例1 の手順を反復するが、ただし18%ブライン
/セメントスラリー中のAPIクラスHセメントを用い
た。試験したすべての生成物の結果を、表XIIに記載
する。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年7月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】アリールフェノールスルホン酸またはアラ
ルキルフェノールスルホン酸とホルムアルデヒドとの縮
合生成物は、以下の(a)、(b)、(c)の工程によ
って製造することができる。すなわち、(a)1モルの
置換フェノール、たとえばアリールフェノールまたはア
ラルキルフェノールを、約1〜約8モルのスルホン化剤
で約20〜約120℃においてスルホン化して置換フェ
ノールスルホン酸、好ましくは約1〜8個のスルホン酸
基を有する置換フェノールスルホン酸を生成し、次いで
(b)置換フェノールスルホン酸を約0.5〜約4モル
のホルムアルデヒドと約60〜約120℃において縮合
して遊離酸の縮合生成物を生成し、そして次いで任意に
(c)遊離酸の縮合生成物を塩基で中和して、縮合生成
物の塩を生成する。また、アリールフェノールスルホン
酸またはアラルキルフェノールスルホン酸と、アリール
スルホン酸およびホルムアルデヒドとの縮合生成物は、
以下の(a)、(b)、(c)、(d)の工程によって
製造することができる。すなわち、(a)1モルの置換
フェノールを約1〜約8モルのスルホン化剤で約20〜
約120℃においてスルホン化して置換フェノールスル
ホン酸、好ましくは約1〜8個のスルホン酸基を有する
置換フェノールスルホン酸を生成し、次いで(b)アリ
ールスルホン酸を置換フェノールスルホン酸に加えて置
換フェノールスルホン酸とアリールスルホン酸との混合
物を形成し、この場合、置換フェノールスルホン酸対ア
リールスルホン酸の重量比は約0.95:0.05〜約
0.05〜0.95とし、次いで(c)置換フェノール
スルホン酸とアリールスルホン酸との混合物を、混合物
の1モル当たり約0.5〜約4モルのホルムアルデヒド
と約60〜約120℃において縮合して遊離酸の縮合生
成物を生成し、そして次いで任意に(d)遊離酸の縮合
生成物を塩基で中和して、縮合生成物の塩を生成する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】実施例11 実施例1の手順を反復するが、ただし18%ブライン/
セメントスラリー中のAPIクラスHセメントを用い
た。試験したすべての生成物の結果を、表XIIに記載
する。 表 XII セメント(H)に基づいて1%の分散剤の18%ブラインスラリー 中の72.5%のセメント(H) モル比 スラリー粘度参考例 固体% CH2 O/RSO3 H* CPS(600RPM)25℃ 45 K 31 1.0 166 46 K 33 1.2 184 47 K 33 1.0 189 48 K 33 1.2 178 49 K 34 1.2 180 ブランク(分散剤なし) 目盛外 300 *ホルムアルデヒドのモル比は、スルホン化モノマーの
合計に基づく。実施例12 本発明および比較用のセメントスラリーの粘度の測定を
行った。用いた縮合生成物 分散剤A:参考例42により得られた縮合生成物(カリ
ウム塩) 分散剤B:特開昭56−34719号公報の実施例1に
開示されている縮合生成物粘度の測定 18重量%の塩化ナトリウム溶液の327gと860g
のセメントを混合して、1187g、600mlのスラ
リーを得た。このスラリーは、塩水とセメントスラリー
の重量に対して1重量%の分散剤AまたはBを添加し、
ワーリングブレンダーの金属容器中に15秒間にわたっ
て供給し、その間低速で混合し、ついで容器にふたを
し、35秒間高速で混合することにより得られた。次い
で、各々のスラリーを金属のビーカーに入れ、ダイレク
トドライブミキサーを用いて20分間混合した。次い
で、スラリーをファン(Fann)粘度計(モデルNo
35)の粘度測定用カップに移した。粘度計を毎分60
0回転で運転するとともに、カップを適当なレベルまで
上昇した。60秒間連続回転した後、25℃で粘度目盛
りを読み取った。分散剤を添加しないスラリーについて
も同様にして測定した。18%ブライン−セメントスラ
リー中のこれらの縮合生成物のファン粘度計の結果を表
XIIIに示す。 表 XIII 試 料 スラリーの粘度 分散剤なし 高過ぎて測定できず A 144 B 223
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 24:22) B 2102−4G (72)発明者 アーパツド・サボリイ アメリカ合衆国ニユージヤージー州08836, マーチンズビル,デールウツド・ロード 1072

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)セメントと水、(ロ)セメントと
    ブライン、(ハ)セメント、砂利、砂および水、および
    (ニ)セメント、砂利、砂およびブラインから成る群よ
    り選ばれたスラリーを、有効量の縮合生成物および/ま
    たはその塩と混合して、粘度が減少したスラリーを形成
    することからなるスラリーの製造方法であって、前記縮
    合生成物は、 (a)アリールフェノールスルホン酸およびアラルキル
    フェノールスルホン酸から成る群より選ばれた置換フェ
    ノールスルホン酸と、置換フェノールスルホン酸の1モ
    ル当たり0.5〜4モルのホルムアムデヒドとを60〜
    120℃において縮合した縮合生成物、もしくは (b)(i)アリールフェノールスルホン酸およびアラ
    ルキルフェノールスルホン酸から成る群より選ばれた置
    換フェノールスルホン酸、および(ii)アリールスル
    ホン酸を、置換フェノールスルホン酸およびアリールス
    ルホン酸の1モル当たり0.5〜4モルのホルムアムデ
    ヒドと60〜120℃において縮合した縮合生成物、か
    らなることを特徴とするスラリーの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記スラリーはセメントとブラインの混
    合物であることを特徴とする請求項1のスラリーの製造
    方法。
  3. 【請求項3】前記スラリーはセメント、砂利、砂および
    ブラインの混合物であることを特徴とする請求項1のス
    ラリーの製造方法。
JP3256048A 1981-08-19 1991-06-25 スラリーの製造方法 Granted JPH059050A (ja)

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