JPH058964B2 - - Google Patents

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JPH058964B2
JPH058964B2 JP15047885A JP15047885A JPH058964B2 JP H058964 B2 JPH058964 B2 JP H058964B2 JP 15047885 A JP15047885 A JP 15047885A JP 15047885 A JP15047885 A JP 15047885A JP H058964 B2 JPH058964 B2 JP H058964B2
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image
image sensor
reticle
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measurement
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JP15047885A
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Katsuya Mizuide
Kanji Ikegaya
Takuji Sato
Minoru Oogawara
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Topcon Corp
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Topcon Corp
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Publication of JPH058964B2 publication Critical patent/JPH058964B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、被測定物の像をイメージセンサ上に
形成し、そのイメージセンサの出力によつて被測
定物の寸法を測定する装置に関する。
従来技術 従来から、被測定物を照明し、被測定物の反射
光又は透過光により被測定物像をイメージセンサ
上に形成し、イメージセンサの出力を適当なスラ
イスレベルによつて2値化し、この2値信号から
被測定物の寸法を測定する装置が提案されてい
る。
ところで、上記装置においては、主として照明
光源の輝度低下や被測定物像の投影光学系の汚損
等の測定条件の変化、及びイメージセンサ又はそ
の出力を処理する信号処理部の特性変化が測定精
度を低下させる原因となつている。上述した測定
精度低下の原因の1つである測定条件の変化が測
定精度の低下を招かないように、イメージセンサ
への入射光量によるピークレベルを変化させ、こ
れに応じてスライスレベルを変化させる寸法測定
装置が特開昭54−1283610号公報により提案され
ている。
本発明が解決しようとする問題点 上記特開昭54−128361号公報においては、測定
条件の変化により測定精度が低下しないようにし
ているが、イメージセンサ又はその出力の処理回
路はその大きな温度依存性による特性変化に十分
に対処できないものである。すなわち、イメージ
センサ又はその出力の処理回路の温度依存性によ
つても被測定物の像のピークレベル付近での感度
は変化せず、スレツシヨルドレベル付近での感度
が増減したと仮定した場合、特開昭54−128361号
公報の寸法測定装置によると、イメージセンサの
出力信号のピークレベルに変化がないためスレツ
シヨルドレベルを変化させることなく寸法測定を
行うことから、実際の寸法より長め又は短めに測
定されるという測定誤差が生じていた。
本発明は、従来の測定装置の上記問題点に鑑み
なされたものであつて、イメージセンサ又はその
5力の処理回路に特性の変化が生じたとしても、
これにより測定精度の低下を来たさず、高精度の
測定が可能な測定装置を提供することを目的とす
る。
発明の構成 本発明は、上記目的を達成するため以下の構成
上の特徴を有する。すなわち、本発明は、形成さ
れた像に応じた信号を出力するイメージセンサ
と、レチクルを有するレチクル部材と、被測定物
と上記レチクルの像を上記イメージセンサ上に投
影する光学系と、上記イメージセンサの出力から
形成された像のデータを生成する信号処理部と、
基準寸法測定時に上記信号処理部から出力された
上記レチクル像のデータdpを記憶する記憶部と、
未知寸法測定時の上記信号処理部から出力された
上記レチクル像のデータdopと被測定物の像の検
出データWosを受け、上記記憶部からデータを読
出して被測定物の真のデータWを W=Wos×dp/dop により演算して求める演算部とを有することを特
徴として構成される。
また、本発明の一実施態様は、上記記憶部は、
基準部材の所定寸法Wssと上記イメージセンサか
ら出力された基準部材の像のデータWsとをさら
に記憶し、また上記演算部は、未知寸法WoT
WoT=Wos×dp/dop×Wss/Wsにより演算して求めるこ とを特徴として構成される。
発明の効果 本発明によれば、基準寸法測定時にイメージセ
ンサから出力されたレチクル像のデータdpと、未
知寸法測定時にイメージセンサから出力されたレ
チクル像のデータdop及び被測定物の像データWos
とから、被測定物の真のデータWをW=Wos×
dp/dopなる演算によつて求めることとしている。従 つて、未知寸法測定時において基準寸法測定時の
イメージセンサ又はその出力の処理回路の特性に
変化が生じたとしても、その影響を除去できる。
さらに、未知寸法WoTを基準部材の所定寸法
Wssとイメージセンサから出力された基準部材の
像のデータWsとからWoT=Wos×dp/dop×Wss/Wsより 求めることにより精度の高い寸法測定が行うこと
ができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例に係る寸法測定装置につ
いて説明する。本測定装置は、第8図及び第16
図に示すように、複数のビデオヘツド用モールド
M1、M2、MNを上面に設けたかまぼこ部2を基
台部4の上に有する磁気ヘツド部材10における
複数の該磁気ヘツドギヤツプ(通常透明ガラスが
充填されている)gの幅を自動的に測定し、ギヤ
ツプgの幅が所定範囲内にある部材10と、ない
部材10とを分類するためのものである。
本測定装置は、第1図に示すように、概ね、搬
送保管系100と、測定系200と、制御演算系
400とからなる。搬送保管系100は、基第1
02に、搬送ロボツト104と、第1ないし第3
パレツト収容部106,108,110とを設け
てなる。搬送ロボツト104は、回動ポール11
2に固着された第1アーム114、第1アーム1
14の先端に揺動可能に取付けられた第2アーム
116、及び第2アーム116の先端に取付けら
れ、磁気ヘツド部材10を吸着するバキユウムチ
ヤツク118を有する。第1パレツト収容部10
6は測定前の部材10を入れたパレツト120を
収容するためのものであり、第2及び第3パレツ
ト収容部108,110は、それぞれ測定により
ギヤツプgが所定範囲内にあつた部材10及び所
定範囲内になかつた部材10を入れたパレツト1
20を収容するためのものである。各パレツト収
容部106,108,110はエレベータ式に構
成され、パレツト120を多段式に収容する。搬
送ロボツト104は、第1パレツト収容部106
から送り出されたパレツト120内の部材10を
順次、測定系200へ送り、また測定後の部材1
0を測定系200から第2パレツト収容部108
又は第3パレツト収容部110に収容されるべき
パレツト120へ分類搬送する。
測定系200は、基第202に、各種測定部を
有する測定要部204と、測定操作を行うための
操作部206と、部材10の被測定部を拡大表示
するためのモニタテレビ208とからなる。
制御演算系400は、各種制御装置を収容した
制御部402と、制御部402を操作するための
マイコン404と、測定値等をプリントアウトす
るためのプリンタ406と、制御部402の制御
信号や測定値信号を記憶するためのフロツピーデ
イスク装置408とを有する。
本測定装置の構成を、第2図のブロツク図に基
づいてさらに詳しく説明する。搬送保管系100
は、搬送ロボツト104と各パレツト収容部10
6,108,110とがシーケンサー130を介
して接続されて構成され、全体としてマイコン4
04によつて制御される。
測定系200は、アライメント光学系210及
び測定光学系230からなる光学系250と、照
明光源を作動させるための照明駆動系300と、
被測定部を拡大観察するための観察系290と、
光学系250を被測定部に自動的に合焦させるた
めのオートフオーカス駆動系280と、光学系2
50の出力信号を処理するための信号処理系26
0と、部材10を載置するステージ及び該ステー
ジを駆動制御するためのステージ駆動系320と
を有する。
アライメント光学系210は、部材10を測定
に適した所定の位置に置くためのものであつて、
第3図に示すように、対物レンズ212、対物レ
ンズ212の光軸214上の部材10と反対側に
以下の順序で配置された、ハーフミラー216、
赤外光反射可視光透過のビームスプリツタ21
8、及び対物レンズ212に関し部材10と共役
な位置に配置されたリニアの第1イメージセンサ
220を有する。ハーフミラー216による反射
光軸221上には、ハロゲンランプ222、リレ
ーレンズ223、及び赤外光吸収フイルター22
4が設けられ、リレーレンズ223はハロゲンラ
ンプ222の像を対物レンズ212の後側(部材
10と反対側)の焦点位置に結像させ、従つて、
部材10は平行光束によつて照明される。
一方、ビームスプリツタ218の反射光軸22
5上には、ビームスプリツタ218から順に、ハ
ーフミラープリズム226、正の円柱レンズ22
7及び4分割受光素子228が設けられている。
また、ハーフミラープリズム226の入射光軸2
29上には、赤外LED211、リレーレンズ2
13、及びピンホール部材215が設けられてい
る。そして、赤外LED211において発生させ
られた赤外はリレーレンズ213によつてピンホ
ール部材215上に結像させられ、ピンホール部
材215を通過した光束はハーフミラープリズム
226の2つの反射面217,219及びビーム
スプリツタ218で反射され、対物レンズ212
を透過後部材10によつて反射され、再び対物レ
ンズ212を透過し、ビームスプリツタ218で
反射され、反射面219及び円柱レンズ227を
透過して4分割受光素子228に達する。ここ
で、円柱レンズ227は、その円柱軸が第3図の
紙面に対し直角となるように配置され、また、対
物レンズ212を2度透過しかつ円柱レンズ22
7を透過した赤外光束が、その第3図の紙面と平
行な面内の光束と、紙面と直角をなす面内の光束
とに分けられ、両光束によるピンホール部材21
5のピンホールの2つの像を、4分割受光素子2
28をはさみ、かつこれから等しい距離だけ離れ
て形成するときに部材10が対物レンズ212に
関し第1イメージセンサ202と共役となるよう
に設計される。従つて、部材10の上面が所定位
置にあると、4分割受光素子228の各分割受光
素子はそれぞれ等しい出力をなし、一方該上面が
所定位置にないと、不均一な各分割受光素子の出
力からそのずれ方向及びずれ量を検出することが
できる。第1イメージセンサ220はその画素が
紙面と直交する方向に配列され、対物レンズ21
2によつて部材10の像が20で第1イメージセン
サ220上に投影される。
測定光学系230は、測定光軸231上に、部
材10の側から対物レンズ232、ハーフミラー
233、ビームスプリータ234、第1レチクル
235、第1リレーレンズ236、負の円柱レン
ズ237、正の円柱レンズ238、及びリニアの
第2イメージセンサ239を配置してなる。第1
レチクル235は、対物レンズ232に関して所
定位置に置かれた部材10と共役となるように配
置され、第4図に示すように、測定しようとする
磁気ヘツドギヤツプgの幅に対物レンズ232に
よる投影倍率約100倍を乗じた幅Gのレチクル線
240が磁気ヘツドギヤツプ像と平行となるよう
に設けられている。第1リレーレンズ236は第
1レチクル235を10倍で第2イメージセンサ2
39上に投影する。負・正の円柱レンズ237,
238はその円柱軸線が紙面と直角となるように
配向され、負の円柱レンズ237は紙面と平行な
面内で射出光束が平行光束となるように配置さ
れ、従つて、紙面と平行な面内において正の円柱
レンズ238を光軸231上で移動させることに
よりピント合せが可能である。負・正の円柱レン
ズ237,238によつて紙面と平行な面内の投
影倍率は1/2となる。第2イメージセンサ239
は紙面と直角の方向に並んだ複数の画素を有す
る。以上の構成により、第2イメージセンサ23
9上には、紙面と直角をなす面内で1000倍、紙面
と平行な面内で500倍の部材10の像が投影され
る。
ハーフミラー233の反射光軸241上には、
ハロゲンランプ242、第1リレーレンズ24
3、円形絞り244及び第2リレーレンズ245
が順次配置されている。円形絞り244は第1リ
レーレンズ243に関しハロゲンランプ242と
共役であり、第2リレーレンズ245は円形絞り
244の像を対物レンズ232のハーフミラー2
33側の焦点に形成する。従つて、部材10は、
平行光線によつて照明される。
ビームスプリツタ234の反射光軸246上に
は、ビームスプリツタ234の側から順次、第2
レチクル247、リレーレンズ248、ミラー2
49、及びテレビカメラ251が配置される。ビ
ームスプリツタ234は入射光束の80%を第2イ
メージセンサ239側へ透過させ、20%をテレビ
カメラ251側へ反射させる。第2レチクル24
7は、第5図に示すように、その中心に小円形レ
チクル線252を有し、レチクル線252中心が
光軸246と一致するように、かつ対物レンズ2
32に関し部材10と共役であるように位置決め
される。テレビカメラ251の受光面はリレーレ
ンズ248に関して第2レチクル247と共役で
あり、モニタテレビ208には、第6図に示すよ
うに、部材10の磁気ヘツドギヤツプの像g−1
と小円形レチクル線252像252−1が重ねら
れて表示される。
信号処理系260は4分割受光素子228に接
続された入力端子を有し、後述のコントロール回
路287に出力端子を接続し、I/Oインタフエ
イス410からのスタート信号St1によつて作動
する差動検出回路262、第1イメージセンサ2
20に入力端子を接続し、出力端子を増幅回路2
63及びサンプルホールド回路264を介してマ
ルチプレクサ265に接続し、さらに入力端子を
後述のI/Oインタフエイスユニツト410に接
続した駆動回路DC1、及び第2イメージセンサ2
39に入力端子を接続し、出力端子増幅回路26
6及びサンプルホールド回路267を介してマル
チプレクサ265に接続し、さらに入力端子を
I/Oインタフエイスユニツト410に接続した
駆動回路DC3を有する。これら駆動回路DC1及び
DC3はI/Oインタフエイスユニツト410から
のスタート信号St2及びSt3によつて読み出しを開
始する。
マルチプレクサ265出力端子は、I/Oイン
タフエイスユニツト410によつて制御されるス
イツチS1によつて2値化回路268又はA/D変
換回路269に切変え接続される。A/D変換回
路269は駆動回路DC3の出力も入力しており、
A/D変換された出力は積算回路270に入力さ
れる。2値化回路268の出力はカウンタ271
に入力され、また積算回路270出力はメモリ2
72入力される。
オートフオーカス駆動系280は、光学系25
0をZ方向(光軸214,231の方向)に移動
させて部材10に合焦させるためのものであつ
て、I/Oインタフエイス410から出力される
制御信号がコントロール回路282に入力され、
マイクロステツプドライバー283を介してモー
ター284が駆動される。モーター284の回転
軸には蝶合装置285が取付けられて粗合焦系が
構成され、該回転軸の回動により光学系250が
粗合焦される。
オートフオーカス駆動系280はまた、コント
ロール回路287、及びピエゾ素子からなるオー
トフオーカス駆動系288からなる微合焦系を有
し、コントロール回路287には差検出回路26
2及びI/Oインタフエイスユニツト410の出
力が入力し、これにより光学系250の微合焦が
行われる。
観察系290と、テレビカメラ251に接続さ
れたカメラコントロールユニツト(以下、CCU
という)292及びCCU292接続されたモニ
タテレビ208からなり、部材10の被測定部を
モニタテレビ208により拡大表示する。
照明駆動系300は、I/Oインタフエイスユ
ニツト410の出力が入力するコントロール回路
302及びコントロール回路302の出力が入力
するドライバー304からなり、I/Oインタフ
エイスユニツト410の制御によりドライバー3
04に接続された赤外LED211、ハロゲンラ
ンプ222,242を所定条件で点灯させる。
測定のために部材10を載置するステージ31
0は、第7図及び第8図に示すように載置デイス
ク312上にX軸方向に延びたY軸突当て31
3、同じくY軸方向に延びたX軸突当て314、
及びY軸突当て313及びX軸突当て314の隅
部付近を向いた、エアシリンダ315を有する押
当て装置316を有する。Y軸突当て313、X
軸突当て314及び載置デイスク312にはそれ
ぞれ吸着アパーチヤー317,318,319が
設けられている。X軸突当て314の高さは部材
10の高さに一致し、上面は鏡面仕上げされてい
る。そして、ステージ駆動系320、第2図に示
すように、デイスク312をX軸方向に移動させ
るための、X軸方向ドライバー322及びX軸方
向コントロール回路323を介してI/Oインタ
フエイスユニツト410に接続されたX軸方向モ
ーター324と、デイスク312をY軸方向に移
動させるための、Y軸方向ドライバー325及び
Y軸方向コントロール回路326を介してI/O
インタフエイスユニツト410に接続されたY軸
方向モーター327と、デイスク312を回動さ
せるための、回動ドライバー328及び回動コン
トロール回路329を介してI/Oインタフエイ
スユニツト410に接続されたデイスク回動モー
ター330とを有する。X軸方向モーター324
は蝶合装置331の回動軸を回動させることによ
りデイスク312をX軸方向に移動させ、Y軸方
向モーター327は蝶合装置332の回動軸を回
動させてデイスク312をY軸方向に移動させ、
デイスク回動モーター330は歯車装置又はベル
ト装置(図示せず)介してデイスク312を回動
させる。
一方、エアシリンダ315はI/Oインタフエ
イスユニツト410によつて制御されるポンプ
P1によつて加圧制御され、るたアパーチヤー3
17,318,319の吸引はI/Oインタフエ
イスユニツト410によつて制御されるポンプ
P2によつて吸引され、各アパーチヤー317,
318,319の吸引はI/Oインタフエイス4
10によつて制御されるバルブV3、V4、V5によ
つて制御される。
制御演算系400は、上述したように、各種指
令を入力する操作部206と接続され、各種制御
を行うマイコン404と、マイコン404の入出
力を各駆動部及び検出部に適した信号に変えるた
めのI/Oインタフエイスユニツト410と、マ
イコン404の入出力を行うためのプリンタ40
6、及びフロツピーデイスク装置408とからな
る。
続いて、上記構成の寸法測定装置の作動を、第
9図に示すフローチヤートに基づいて説明する。
ステツプS−1において、搬送ロボツト104
を作動させて測定すべき部材10をステージ31
0上に載置して固定する。ただし、測定開始当初
においては、この部材10は、ギヤツプgの値
Wpが知られている基準部材10sである。次にス
テツプS−2において、アライメント光学系21
0により測定光学系の最初の合焦であるプリオー
トフオーカスを行い、ステツプS−3において、
部材10の磁気ヘツドギヤツプgを正しい測定方
向に位置決めするためのアライメント調整を行
い、ステツプS−4において測定光学系230の
測定光軸がX軸突当て314の鏡面仕上げの上面
と一致するようにステージ312を移動させる。
ステツプS−5において、第2イメージセンサ
239の各画素の感度の不均一性を補正するため
の補正係数を求める。ステツプS−6において、
測定すべき磁気ヘツドギヤツプgの像g−1が第
2イメージセンサ239上に結像するようにステ
ージ310をx軸方向に移動させる。ステツプS
−7において、第2イメージセンサの出力が読出
され、磁気ヘツドギヤツプ像g−1による出力ピ
ークが最も鋭くなるように光学系250がZ方向
に移動させられてフアインフオーカスがなされ
る。
ステツプS−8において、基準部材10sのギ
ヤツプgを測定するか又は未知寸法の測定を行う
かが判別される。測定開始当初においては、ステ
ツプS−8において基準部材10sのギヤツプg
の測定が選択され、ステツプS−9に進んで基準
部材10sのギヤツプgと第1レチクル235に
設けられたレチクル線240の幅Gが測定され、
さらに被測定部材10の測定の補正係数が演算さ
れる。その後、後述のステツプS−120へ進む。
ステツプS−8において、未知寸法の測定であ
ると判別されると、ステツプS−10へ進み、被測
定部材10の磁気ヘツドギヤツプgの幅が測定さ
れる。続いて、ステツプS−110に進んで所望の
全箇所の測定が終了したか否かが判別される。ス
テツプS−110において全箇所の測定が終了した
と判別されると、ステツプS−120へ進み、搬送
ロボツト104のバキユームチヤツク118、第
1アーム114及び第2アーム116を作動させ
て測定の終了した部材10をステージ310から
退去させ、該測定値に基づいて第2パレツト収容
部108又は第3パレツト収容部110のいずれ
かのパレツト120に分類搬入する。
続いて、ステツプS−130において所望の全て
の部材10の測定が終了したか否かが判別され、
終了していると判別されると全測定が終了し、終
了していないと判別されるとステツプS−1に戻
る。また、ステツプS−110において全箇所の測
定が終了していないと判別されると、ステージ3
10をX軸方向へ移動させて次のギヤツプgを測
定位置に配置するステツプS−140を経てステツ
プS−7へ進む。
続いて、上述の各ステツプのうちのいくつかに
ついて更に詳しく説明する。部材10のセツテイ
ングを行うステツプS−1は、第10図に示すよ
うに、まずステツプS−11において、搬送ロボツ
ト104を作動させて、第1パレツト収容部10
6にあるパレツト120の中から測定すべき部材
10をステージ310上へ搬送する。次に、ステ
ツプS−12において、エアシリング315に圧搾
空気を送つて押当て装置316を前進させる。こ
れにより、第8図に示すように、部材10がY軸
突当て313及びX軸突当て314のつくる隅部
に押圧される。
次に、ステツプS−13において、載置デイスク
312に設けられた吸着アパーチヤー319を介
して10がZ軸方向に吸着される。ステツプS−
14において、エアシリンダ315から空気から抜
かれ、押当て装置316が上記押圧位置から退去
する。続いて、ステツプS−15において、再びエ
アシリンダ315に圧搾空気を送つて押当て装置
316を前進させ、部材10を上記隅部に押圧す
る。
さらに、ステツプS−16において、部材10
を、X軸突当て314及びY軸突当て313に設
けられた吸着アパーチヤー317,318を介し
てX軸方向及びY軸方向に吸着する。最後にステ
ツプS−17において、エアシリンダ315から空
気が抜かれ、押当て装置316が退去する。
プリオートフオーカスを行うステツプS−2は
第11図に示すように、最初にステツプS−20に
おいてスイツチS1を2値化回路268に接続す
る。次に、ステツプS−21において、モーター3
24を駆動させてステージ312をX軸方向すな
わち部材10の長手方向に、部材10の像10−
1が第1イメージセンサ271に形成されるよう
に方向に低速度で移動させる。この時、ステツプ
S−22において第1イメージセンサ220の出力
を読出し、ステツプS−23において上記出力を2
値化回路268により2値化し、更にステツプS
−24において2値化された第1イメージセンサ2
20出力をカウンタ271より計数する。
続いて、ステツプS−25において、カウンタ2
71の計数値が所定数、例えば第1イメージセン
サ220の画素数の50%になつたか否かが判別さ
れる。もし、上記計数値が所定数に達していなけ
れば、ステツプS−21に戻り、ステージ312が
継続してX軸方向の移動を続ける。一方、上記カ
ウンタ271の計数値が所定数を越えたと判別さ
れると、ステツプS−25′に進み、第16図に
で示すように、部材10の像10−1の端部すな
わちエツジが第1イメージセンサ220上に来た
と判断して、その時のX軸方向の座標を読取る。
ステツプS−26において、ステージ312をX
軸方向にさらに移動させて、第16図にで示す
ように、像10−1の第1ギヤツプ像g1−1の中
間部が第1イメージセンサ220上に形成される
ようにする。次に、ステツプS−27において、4
分割受光素子228の出力を検出し、ステツプS
−29において4分割受光素子228の出力が0か
否かを判別する。4分割受光素子228の出力が
0でない場合には、ステツプS−28へ進み、オー
トフオーカス駆動部288のピエゾ素子を駆動さ
せることにより微合焦を行い、さらにステツプS
−27へ進む。ステツプS−29において、4分割受
光素子228の出力が0であると判別されると、
プリオートフオーカスが終了したものと判断さ
れ、ステツプS−2が終了する。
部材10を正しい測定方向に位置決めするため
のアライメント調整であるステツプS−3は、第
12図に示すように、最初にステツプS−31にお
いて、部材10の第1モールド像M1−1の中間
部が第1イメージセンサ220上に形成されるよ
うに、ステージ312をX軸方向に移動させる
(第16図)。次に、ステツプS−32において、
第1イメージセンサ220により第1モールド像
M1−1の上端及び下端に対応する画素、すなわ
ち第1モールド像M1−1の上端及び下端の第1
イメージセンサ271上の座標を検出する。
ステツプS−33において、第16図ので示す
ように、ステージ312をX軸方向に移動させて
一番最後のモールドすなわち第Nモールドの像
MN−1の中間部が第1イメージセンサ220上
に形成されるようにする。続いて、ステツプS−
34において、ステツプ32と同様に、第1イメージ
センサ220により第Nモード像MN−1の上端
及び下端に対応する画素、すなわち第Nモールド
像M−1の上端及び下端の第1イメージセンサ2
20上の座標を検出する。
ステツプS−35において、第1モールド像M1
−1及び第Nモールド像MN−1の上端及び下端
の座標値から各モールド像M−1の中間座標を求
め、該中間座標が等しくなるようにステージ31
2の回転により部材10を点0を中心に回転させ
る。次に、ステツプS−36において、ステージ3
12をY軸方向に移動させて、第1イメージセン
サ220の中心とモールド像M−1の中心が一致
するようにして、ステツプS−3が終了する。
第2イメージセンサ239の各画素の不均一性
を補正係数を求めるステツプS−5は、第13図
に示すように、最初にステツプS−51においてス
イツチS1をA/D変換回路269へ接続する。ス
テツプS−52において、X軸突当て314の鏡面
仕上げ面の反射による第2イメージセンサ239
の各画素P1、……、PNの出力を検出し、次のス
テツプS−53においてこの出力をA/D変換回路
269によりA/D変換する。続いて、ステツプ
S−54において、各画素毎にA/D変換された出
力を積算し、次のステツプS−55において各画素
において出力が3回積算されたか否かが判別され
る。3回積算を行うのは、出力の精度を高めるた
めであり、3回の積算が行われていない場合に
は、ステツプS−52へ戻る。
第2イメージセンサ239の各画素の出力が3
回積算されると、ステツプS−56において各画像
について積算値の平均化演算がなされ、かつそれ
らの平均値Paのうちの最大値Panaxが検出される。
続いて、ステツプS−57において、各画素につい
て出力値Paと上記最大値Panaxとから、 Xo=Panax/Pao により各画素の補正係数Xoを求め、ステツプS
−58において、該補正係数Xoをマイコン404
において記憶する。
ステツプS−9における基準寸法の測定は、第
14図に示すように、最初のステツプS−91にお
いて、基準部材10sの磁気ヘツドギヤツプgの
基準値Wssを入力する。続いて、ステツプS−92
において、第17図に示すように、第2イメージ
センサ239の各画素における最大出力すなわち
ピークレベルPLが検出され、さらにステツプS
−93において、ギヤツプ像g−1と第1レチクル
235のレチクル線の像240−1における最小
出力すなわちボトムレベルBL1、BL2が検出され
る。ステツプS−94において、測定スライスレベ
ルSL1、及びレチクルスライスレベルSL2が SL1=1/2(PL+BL1) SL2=1/2(PL+BL2) として決定される。
ステツプS−95において、上記スライスレベル
SL1、SL2によるギヤツプ像g−1及びレチクル
像240−1のそれぞれの検出データ(ビツト
数)Ws、dsが検出され、マイコン404に記憶
される。次にステツプS−96において、検出デー
タWs、dsにより目盛定め、すなわちある部材1
0の測定における検出データ(ビツト数)W、d
が求められたとき、正しい測定値WTを WT=W/d×Wss×dp/Ws により求めるために補正計数{(Wss×dp)/Ws
を演算して、マイコン404によりこれを記憶す
る。
未知の磁気ヘツドギヤツプgの寸法の測定を行
うステツプS−10は、第15図に示すように、ス
テツプ101において、ステツプ92と同様に、第
2イメージセンサ239の各画素における最大出
力すなわちピークレベルPLoが測定される。次
に、ステツプS−103において、第17図に示す
ように、ピークレベルPLoが所定範囲内にある
か、すなわちaz<PLo<a1にあるか否かが判定さ
れ、所定範囲内にないときには第2イメージセン
サ239の受光量が不適量すなわち過不足であつ
たと判断し、マイコン404はそのずれ量に基づ
いてI/Oインタフエイスユニツト410を介し
て駆動回路DC1、及びDC3に信号を送り、第2イ
メージセンサ239の受光時間すなわち蓄積時間
を増減調節してステツプS−101へ戻る。
ステツプS−103においてピークレベルPLo
所定範囲内にあると判断されると、ステツプS−
104において、ステツプS−93と同様に、ギヤツ
プ像g−1とレチクル線像240−1におけるボ
トムレベルBLo1、BLo2が検出される。ステツプ
S−105において、ステツプ94と同様に、測定ス
ライスレベルSLo1及びレチクルスライスレベル
SLo2が SLo1=1/2(PLo+BLo1) SLo2=1/2(PLo+BLo2) として決定される。
次に、ステツプ106において、上記スライスレ
ベルSLo1、SLo2によりギヤツプ像go−1及びレ
チクル像240−1のそれぞれの検出データ
Wos、dopが検出され、マイコン404に記憶され
る。続いて、ステツプS−107において、ステ
ツプS−96においてマイコン404に記憶した
{(Wss×dp)/Ws}を読出し WoT=Wos/dop×(Wss×dp/Ws) を演算して、ギヤツプ値WoTを求める。
上記演算のうちWoT×dp/doの演算は、未知寸法 の測定の際の検出データWosに含まれている温度
変化等を原因とする誤差を補正するために施こさ
れるものである。
また残りのWss/Wsの計数は検出データ(ビツト 数)を実際の寸法に変換するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の微小寸法測定装置の
斜視図、第2図は本発明の実施例のブロツク図、
第3図は第2図の光学系の光学図、第4図は第1
レチクルの平面図、第5図は第2レチクルの平面
図、第6図はモニタテレビの表示の説明図、第7
図はステージの斜視図、第8図はステージの作動
説明図、第9図は本実施の作動を示すフローチヤ
ート図、第10図はセツテイングステツプのフロ
ツチヤート図、第11図はプリオートフオーカス
ステツプのフローチヤート図、第12図はアライ
メントステツプのフローチヤート図、第13図は
補正値検出スナツプのフローチヤート図、第14
図は基準寸法測定ステツプのフローチヤート図、
第15図は未知寸法の測定ステツプのフローチヤ
ート図、第16図はアライメント調整の説明図、
第17図はイメージセンサの出力を解析するため
の説明図である。 10……磁気ヘツド部材、g……磁気ヘツドギ
ヤツプ、104……搬送ロボツト、210……ア
ライメント光学系、212……対物レンズ、21
8……ビームスプリツタ、220……ダイ
1CCD、227……円柱レンズ、228……4分
割受光素子、230……測定光学系、232……
対物レンズ、239……第2CCD、235……第
1レチクル、237……負の円柱レンズ、238
……正の円柱レンズ、239……第2レチクル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 形成された像に応じた信号を出力するイメー
    ジセンサと、レチクルを有するレチクル部材と、
    被測定物と上記レチクルの像を上記イメージセン
    サ上に投影する光学系と、上記イメージセンサの
    出力から形成された像のデータを形成する信号処
    理部と、基準寸法測定時に上記信号処理部から出
    力された上記レチクル像のデータdpを記憶する記
    憶部と、未知寸法測定時の上記信号処理部から出
    力された上記レチクル像のデータdopと被測定物
    の像の検出データWosを受け、上記記憶部からデ
    ータを読出して被測定物の真のデータWを W=Wos×dp/dop により演算して求める演算部とを有することを特
    徴とする寸法測定装置。 2 上記記憶部は、基準部材の所定寸法Wssと上
    記イメージセンサから出力された基準部材の像の
    データWsとさらに記憶し、また上記演算部は、
    未知寸法WoTをWoT=Wos×dp/dop×Wss/Wsにより演 算して求めることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の寸法測定装置。
JP15047885A 1985-07-09 1985-07-09 寸法測定装置 Granted JPS6211104A (ja)

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