JPH0589589A - 光デイスクドライブ装置 - Google Patents

光デイスクドライブ装置

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Publication number
JPH0589589A
JPH0589589A JP27326991A JP27326991A JPH0589589A JP H0589589 A JPH0589589 A JP H0589589A JP 27326991 A JP27326991 A JP 27326991A JP 27326991 A JP27326991 A JP 27326991A JP H0589589 A JPH0589589 A JP H0589589A
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JP
Japan
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focus
optical disk
optical disc
instruction signal
motor
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Pending
Application number
JP27326991A
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English (en)
Inventor
Takashi Kudo
隆至 工藤
Tatsuaki Sakurai
樹明 桜井
Taizo Kusano
泰三 草野
Toshiya Ishimaru
俊也 石丸
Masanobu Nishinomiya
正伸 西宮
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ディスクの面振れによって、フォーカス引
き込み時に、磁気ヘッドと光ディスクとが衝突しないよ
うにして装置の安全性と動作の信頼性とを向上させる。 【構成】 磁気ヘッドとフォーカスアクチュエータとが
一体的に構成されたフォーカス引込み装置を有する光デ
ィスク装置で、モータ停止指示信号により光ディスクを
停止させた後、フォーカス引込みが行われたことを検知
し、回転指示信号によって光ディスクを回転させる。 【効果】 フォーカス引込み動作が完了してから光ディ
スクを回転させるので、磁気ヘッドと光ディスクとが衝
突せず、安全性と動作の信頼性が向上される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気ヘッドとフォー
カスアクチュエータとが一体的に構成されたフォーカス
引込み装置を具備する光ディスクドライブ装置に係り、
特に、光ディスクの面振れによって、フォーカス引き込
み時に、磁気ヘッドと光ディスクとが衝突しないように
制御することにより、装置の安全性と動作の信頼性とを
向上させた光ディスクドライブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクや光磁気ディスク等の回転記
憶媒体を使用して、データの記録/再生/消去機能を有
する光ディスクドライブ装置では、記録動作や再生動作
等に際して、フォーカス引込み動作が行われている。説
明の順序として、まず、磁気ヘッドを有しない光学ピッ
クアップ装置の場合について述べる。
【0003】光ディスク上の焦点位置を検出する焦点検
出器と、光源からの光の焦点を合わせるための対物レン
ズと、対物レンズの駆動手段と、焦点を自動的に合わせ
るためのフォーカスサーボ回路(フォーカス制御回路)
と、フォーカスアクチュエータとからなるフォーカス引
込み装置を具備する光ディスクドライブ装置は、公知で
ある(特開平2−223023号公報)。この従来のフ
ォーカス引込み装置では、そのフォーカスサーボ回路
を、焦点検出信号のピーク部分で作動させるように構成
している。
【0004】光ディスクドライブ装置には、光学ピック
アップが設けられており、この光学ピックアップは、光
源からの光を対物レンズで集光し、その対物レンズをフ
ォーカスアクチェータにより駆動して、光ビームを光デ
ィスク上に結像させるよう機能する。この場合に、焦点
を光ディスク上に正確に結像させるためには、初期動作
時に対物レンズ2を移動させて焦点位置を探す動作、す
なわち、引き込み動作が必要となる。
【0005】図6は、従来のフォーカス引込み装置を具
備する光ディスクドライブ装置について、その光学ピッ
クアップ部の要部構成の一例を示す構成図である。図に
おいて、1は光ディスク、2は対物レンズ、3はハーフ
ミラー、4は光源、5は焦点検出器、6はフォーカスア
クチュエータ、7はフォーカス制御回路、8はフォーカ
スU/D(アップ・ダウン)信号発生回路、9はコンパ
レータ、10はスイッチを示す。
【0006】この図6に示すように、光学ピックアップ
は、半導体レーザで構成された光源4からの光を対物レ
ンズ2で集光し、その対物レンズ2をフォーカスアクチ
ュエータ6により駆動して、光ビームを光ディスク1上
に結像させる。そして、先に述べたように、焦点を光デ
ィスク1上に正確に結像させるためには、初期動作時
に、フォーカス引き込み動作、すなわち、対物レンズ2
を移動させて焦点位置を探す動作が必要となる。
【0007】このフォーカス引き込み動作は、次のよう
にして行う。光源4からの光は、対物レンズ2により集
光されて光ディスク1上に結像されるが、その後、この
光ディスク1からの反射光が、ハーフミラー3によって
分光され、焦点検出器5に入射される。焦点検出器5
は、対物レンズ2と光ディスク1との相対的な距離によ
って光量が変化される焦点(フォーカス)検出のための
検出器であり、その出力がフォーカス制御回路7へ入力
され、適正な焦点位置が自動的に保持されるように、フ
ォーカスアクチュエータ6を駆動する。
【0008】図7は、焦点検出器5の要部構成の一例を
示す機能ブロック図である。図において、11は二分割
フォトダイオード、12は差動アンプ、13は加算アン
プを示し、また、FEはフォーカスエラー信号、Rfは
加算出力信号を示す。
【0009】焦点検出器5の内部には、フォーカス検出
系と、加算出力信号Rf検出系の二つの検出系が設けら
れている。まず、フォーカス検出系は、フォーカスエラ
ー信号FEを検出する検出系で、光ディスク1からの反
射光を、図7に示す二分割フォトダイオード11により
受光して、両ダイオードの検出出力を差動アンプ12へ
入力し、その差信号をフォーカスエラー信号FEとして
出力する。この場合に、対物レンズの位置に対応して、
フォーカスエラー信号FEは、次の図8(1) に示すよう
に変化される。
【0010】図8は、対物レンズの位置に対応するフォ
ーカスエラー信号FEと和信号Rfおよびコンパレータ
の出力信号の関係を示す図で、(1) はフォーカスエラー
信号FE、(2) は和信号(加算出力信号)Rf、(3) は
コンパレータの出力信号を示す図である。
【0011】先の図7のフォーカス検出系によれば、こ
の図8(1) に示すように、対物レンズの位置の変化に対
応するフォーカスエラー信号FEが得られる。すなわ
ち、対物レンズ2が適正位置にあれば、フォーカスエラ
ー信号FEは0となり、適正位置よりも遠くなると正、
逆に、適正位置よりも近くなると負のフォーカスエラー
信号FEが検出される。
【0012】また、加算出力信号Rf検出系では、同じ
く光ディスク1からの反射光を、図7に示した二分割フ
ォトダイオード11により受光し、両ダイオードの検出
出力を加算アンプ13によって、その加算出力信号を和
信号Rfとして出力する。この和信号Rfも、図8(2)
に示すように、対物レンズの位置の変化に対応して変化
するが、対物レンズ2が適正位置にあるとき最大値とな
り、適正位置から離れると、急激に減少する。
【0013】図6に戻ると、光学ピックアップを動作さ
せる初期には、対物レンズ2は光ディスク1から離れた
位置(例えば、ホームポジション)にあるので、焦点を
引込むための初期動作が必要である。そこで、フォーカ
スU/D(アップ・ダウン)信号発生回路8によって、
フォーカスU/D信号を発生させることにより、対物レ
ンズ2を光ディスク1へ近付けて行き、適正な位置をコ
ンパレータ9で検出する。コンパレータ9には、焦点検
出器5の加算出力信号、すなわち、和信号Rfが入力さ
れている。
【0014】この信号Rfは、先の図8(2) に示したよ
うに、対物レンズ2の焦点位置が光ディスク1の位置に
合致すると、反射光の全光量が大きくなるので、和信号
Rfも大きな値になる。この発明では、後述するよう
に、この和信号Rfをコンパレータ9によって比較し、
一定値以上になれば、合焦位置になったと判断して、モ
ータの回転制御を行う。
【0015】合焦位置では、例えば、図8(3) に示すよ
うに、コンパレータ9の出力信号がHレベルで発生され
るので、このコンパレータ9の出力信号が得られた後、
スイッチ10によってフォーカス制御回路7側に切換え
て、焦点引込み動作を完了する。ここで、タイミングチ
ャートを参照して、従来の光ディスクドライブ装置にお
ける引込み動作について、その回転起動時の状態を説明
する。
【0016】図9は、従来の光ディスクドライブ装置に
ついて、そのフォーカス引込み動作における回転起動時
の状態を説明するためのタイミングチャートである。図
において、横軸は時間、縦軸は上から回転/停止信号、
スピンドルモータ速度、フォーカスアクチュエータ駆動
信号、フォーカスモード指定信号を示し、また、は回
転開始タイミング、はフォーカスアクチュエータ6の
駆動開始タイミング、はフォーカス引込みタイミン
グ、は定速度到達タイミングを示す。
【0017】この図9に示すように、従来の場合には、
回転開始タイミングで、光ディスク1が回転し始めて
から、フォーカス引込みタイミングで、フォーカス引
込み動作が行われる。また、フォーカスアクチュエータ
6は、その駆動開始タイミングで、一旦光ディスク1
から離れ、その後に、再び光ディスク1に近付いてい
く。
【0018】以上は、磁気ヘッドを有しないフォーカス
引込み装置を備えた光ディスクドライブ装置について、
そのフォーカス引込み時の動作状態の説明である。この
発明は、磁気ヘッドとフォーカスアクチュエータとが一
体的に構成されたフォーカス引込み装置を具備する光デ
ィスクドライブ装置に関するので、次に、磁気ヘッドを
併有する従来の光ディスクドライブ装置について述べ
る。
【0019】磁気ヘッドとフォーカスアクチュエータと
が一体的に構成され、光ディスクの下側に設けられた光
ディスクドライブ装置も、従来から公知である(特開平
1−319149号公報)。すなわち、光ディスク上の
焦点位置を検出する焦点検出器と、光源からの光の焦点
を合わせるための対物レンズと、対物レンズの駆動手段
と、焦点を自動的に合わせるためのフォーカス制御回路
とを備え、磁気ヘッドとフォーカスアクチュエータとが
一体的に構成されたフォーカス引込み装置を具備する光
ディスクドライブ装置も、従来から知られている。
【0020】このような構成の光ディスクドライブ装置
でも、先の図8に示したように、フォーカス引込み動作
に際して、対物レンズ2が、一旦光ディスク1から離
れ、その後に再び光ディスク1に近付いていく(この点
については、後出の図2を参照しながら、後で詳しく説
明する)。
【0021】この場合に、次の図10に示すように、記
憶媒体(光ディスク1)の面は、微視的にみると、完全
な平面にはなり得ないので、記憶媒体の信号記録面に
は、上下方向への面振れが発生する。
【0022】図10は、磁気ヘッドとフォーカスアクチ
ュエータとが一体的に構成されたフォーカス引込み装置
を具備する光ディスクドライブ装置について、その記憶
媒体とフォーカス引込み装置との位置関係の一例を説明
する図で、(1) 〜(3) はそれぞれ各状態を示す図であ
る。図における符号は図6と同様であり、また、21は
磁気ヘッド、Aは光ディスク1が上方に最大に面振れし
た場合の光ディスク1の位置、Bは光ディスク1が下方
に最大に面振れした場合の光ディスク1の位置を示す。
【0023】この図10(1) 〜(3) に示すように、光源
4からの光ビームを、対物レンズ2を有する光学系によ
って微小スポットに絞り、光学的に情報の記録/再生/
消去が可能な記憶媒体である光ディスク1上に、微小ス
ポットを記録したり、あるいは、すでに光ディスク1上
に記録されているビットを再生したりする光ディスクド
ライブ装置では、微視的にみれば、常に、上下方向への
面振れが生じている。例えば、図10(1) に示すよう
に、光ディスク1が、上方に最大に面振れした位置A
と、下方に最大に面振れした位置Bとの間で、面振れし
ているとする。
【0024】この図10(1) の場合、対物レンズ2の焦
点位置は、面振れした位置Bを少し超えるまで、光ディ
スク1に近付いて、合焦位置を検出する。ここで、磁気
ヘッド21がない場合(従来の光学ピックアップの場
合)について考えれば、合焦位置が検出されると、対物
レンズ2はフォーカス制御されるので、対物レンズ2が
それ以上光ディスク1に近付くことはない。
【0025】しかし、磁気ヘッド21が存在している
と、この磁気ヘッド21の分だけ、光ディスク1の面振
れ許容範囲が狭くなる。その結果、従来のフォーカス引
込み方法や引込み装置では、光ディスク1の面振れによ
って、磁気ヘッド21と光ディスク1とが衝突する可能
性がある、という不都合があった。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、従来の
光ディスクドライブ装置におけるこのような不都合を解
決し、フォーカス引込み時に、記憶媒体である光ディス
クの面振れに対しても、磁気ヘッドが光ディスクと衝突
しないようにして、安全性と信頼性とを向上させた光デ
ィスクドライブ装置を提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】この発明では、第1に、
光ディスク上の焦点位置を検出する焦点検出器と、光源
からの光の焦点を合わせるための対物レンズと、該対物
レンズの駆動手段と、焦点を自動的に合わせるためのフ
ォーカス制御回路とからなり、磁気ヘッドとフォーカス
アクチュエータとが一体的に構成されたフォーカス引込
み装置と、光ディスクを回転させるスピンドルモータ
と、これらを制御するCPUとを具備し、データの記録
/再生/消去機能を有する光ディスクドライブ・システ
ムにおいて、前記CPU内に設けられ、前記焦点検出器
からの信号によって前記モータを回転させるためのモー
タ回転指示信号を発生するモータ回転指示信号発生回路
と、前記CPU内に設けられ、前記モータを停止させる
ためのモータ停止指示信号を発生するモータ停止指示信
号発生回路と、焦点検出器からの和信号のレベルによっ
て、フォーカスが引込まれたか否かを判断するフォーカ
ス引込み検出手段とを備え、モータ停止指示信号によっ
て光ディスクを停止させた後、フォーカス引込みが行わ
れたことを検知して、モータ回転指示信号により光ディ
スクを回転させるように構成している。
【0028】第2に、上記第1の光ディスクドライブ・
システムにおいて、焦点検出器からの和信号である光デ
ィスクからの全反射光量のレベルが一定値に達したか否
かを判断するコンパレータの出力によって、フォーカス
が外れたか否かを検知するフォーカス外れ検出手段を備
え、光ディスクの回転中に、フォーカスが外れたことを
検知したとき、モータ停止指示信号発生回路からのモー
タ停止指示信号により光ディスクを停止させるように構
成している。
【0029】第3に、上記第1の光ディスクドライブ・
システムにおいて、CPUから出力されるモータ回転指
示信号と、モータ停止指示信号は、焦点検出器からの和
信号である光ディスクからの全反射光量のレベルが一定
値に達したか否かを判断するコンパレータの出力によっ
て生成されるように構成している。
【0030】第4に、光ディスク上の焦点位置を検出す
る焦点検出器と、光源からの光の焦点を合わせるための
対物レンズと、該対物レンズの駆動手段と、焦点を自動
的に合わせるためのフォーカス制御回路とからなり、磁
気ヘッドとフォーカスアクチュエータとが一体的に構成
されたフォーカス引込み装置と、光ディスクを回転させ
るスピンドルモータと、これらを制御するCPUとを具
備し、データの記録/再生/消去機能を有する光ディス
クドライブ・システムにおいて、前記CPU内に設けら
れ、前記モータを回転させるためのモータ回転指示信号
を発生するモータ回転指示信号発生回路と、前記焦点検
出器からの和信号である光ディスクからの全反射光量の
レベルが一定値に達したか否かを判断するコンパレータ
と、前記CPUの出力側とスピンドルモータとの間に設
けられたアンドゲート回路とを備え、該アンドゲート回
路は、前記モータ回転指示信号発生回路から出力される
モータ回転指示信号と、前記コンパレータの出力信号と
を入力とすることにより、モータ回転指示信号/モータ
停止指示信号を生成するように構成している。
【0031】
【作用】この発明では、磁気ヘッドとフォーカスアクチ
ュエータとが一体的に構成されたフォーカス引込み装置
の場合、フォーカス引き込み時に光ディスクの面振れに
よって、磁気ヘッドが光ディスクと衝突する恐れがある
が、光ディスクが停止していれば衝突する恐れがなく、
また、一旦フォーカス引込み動作を行った後は、光ディ
スクの面振れに対しても、フォーカス制御によって常に
合焦位置に保たれるので、磁気ヘッドが光ディスクと衝
突する恐れがない、という点に着目し、まず、光ディス
クが停止しているかどうかチェックし、光ディスクが停
止していることを確認した後にフォーカス引込み動作を
行い、さらに、フォーカス引込みが行われているかどう
かチェックし、フォーカス引込みが行われたことを確認
しながらスピンドルモータを回転させるようにしている
(請求項1の発明)。
【0032】第2に、スピンドルモータの回転中に、フ
ォーカスが外れたときは、モータを停止させるようにし
ている(請求項2の発明)。
【0033】第3に、焦点検出器から得られる光ディス
クからの全反射光量が一定値以上に達したかどうかによ
り、光ディスクとの位置関係をチェックするために、コ
ンパレータを使用して、合焦位置にあるときは、モータ
回転指示信号を出力し、合焦位置から外れたときは、モ
ータ停止指示信号を出力する(請求項3の発明)。
【0034】第4に、焦点検出器から得られる光ディス
クからの全反射光量が一定値以上に達したかどうかによ
り、光ディスクとの位置関係をチェックするために、コ
ンパレータとゲート回路とを使用し、コンパレータの出
力によってゲート回路の開閉制御を行うことにより、簡
単な回路構成で、モータ回転指示信号とモータ停止指示
信号とを生成することが可能となり、しかも、フォーカ
スが外れたときは、自動的にモータを停止させることが
できる(請求項4の発明)。
【0035】次に、先の図10(1) 〜(3) を参照しなが
ら、この発明の光ディスクドライブ装置におけるフォー
カス引込み動作について述べる。光ディスクドライブ装
置においては、光ディスク1が停止していても、面振れ
の原因であるディスク自体の反りは変わらない。
【0036】しかし、光ディスク1が停止していること
により、例えば、図10(2) と(3)に示すように、光デ
ィスク1は、上方に最大に面振れした位置Aと、下方に
最大に面振れした位置Bとの間に存在しており、上下方
向には動かない。そして、光ディスク1が動かなけれ
ば、光ディスク1の反りが、位置AからBの範囲である
限り、光ディスク1と磁気ヘッド21とが衝突すること
はない。
【0037】その理由は、次のとおりである。まず、図
10(2) の場合には、光ディスク1は、上方に最大に面
振れした位置Aにある。
【0038】また、すでに何回も述べたように、フォー
カス引込み時において、対物レンズ2は、一旦光ディス
ク1から離れ、その後に、光ディスク1に近付いてい
く。そして、対物レンズ2の焦点位置が、光ディスク1
の設置位置を過ぎると、フォーカス引込みを完了し、対
物レンズ2は、それ以上は光ディスク1に近付かない。
【0039】すなわち、常に、対物レンズ2の焦点が、
光ディスク1の面と一致するようにフォーカス制御され
る。したがって、磁気ヘッド21が、光ディスク1と衝
突することはない。
【0040】このような動作は、図10(3) のように、
光ディスク1が、下方に最大に面振れした位置Bにある
場合でも、全く同様である。以上のように、この発明の
光ディスクドライブ装置では、光ディスク1を停止させ
た状態で、フォーカス引込み動作を行い、その後に、光
ディスク1を回転させる。
【0041】光ディスク1が回転されると、面振れを生
じるが、すでにフォーカス引込み動作が終了しているの
で、対物レンズ2は、フォーカス制御回路7によってフ
ォーカス制御される。そのため、磁気ヘッド21と光デ
ィスク1とが衝突する、という不都合が発生する恐れは
ない。この状態は、次の図2を参照すれば、一層明らか
である。
【0042】図2は、この発明の光ディスクドライブ装
置について、フォーカス制御時の光ディスク1と磁気ヘ
ッド21との関係を説明する図である。図における符号
は図10と同様であり、また、2′と6′と21′はそ
れぞれ光ディスク1の位置Aに対応する対物レンズ2と
フォーカスアクチュエータ6と磁気ヘッド21、Cは光
ディスク1が位置Aにあるときの対物レンズ2′の位
置、Dは光ディスク1が位置Bにあるときの対物レンズ
2の位置を示す。
【0043】この図2に実線で示すように、光ディスク
1が位置Bにあるとき、対物レンズ2は位置Dにあり、
磁気ヘッド21も、光ディスク1から離れた位置にあ
る。この状態で、光ディスク1が面振れにより、破線で
示す位置Aへ移動すると、フォーカス制御によって、対
物レンズ2も位置Cへ移動され、同時に、磁気ヘッド2
1も上方の磁気ヘッド21′へ移動される。
【0044】逆の場合も同様で、破線で示すように、光
ディスク1が位置Aにあるとき、対物レンズ2′は位置
Cにあり、磁気ヘッド21′も、光ディスク1から離れ
た位置にある。この状態で、光ディスク1が面振れによ
り、実線で示す位置Bへ移動すると、フォーカス制御に
よって、対物レンズ2も位置Dへ移動され、同時に、磁
気ヘッド21′も下方の磁気ヘッド21へ移動される。
【0045】以上のように、フォーカスの引込みが終っ
ていれば、対物レンズ2は、図6のフォーカス制御回路
7によってフォーカス制御が可能な状態になっている。
すなわち、光ディスク1が位置AからBの範囲にあると
きは、その面振れに追従して対物レンズ2も位置Cから
Dの範囲で移動され、同時に、磁気ヘッド21も同様の
範囲を移動される。したがって、光ディスク1の面振れ
によって、光ディスク1と磁気ヘッド21とが衝突する
ことはない。
【0046】
【実施例1】次に、この発明の光ディスクドライブ装置
について、図面を参照しながら、その実施例を詳細に説
明する。この実施例は、請求項1から請求項3の発明に
対応している。
【0047】図1は、この発明の光ディスクドライブ装
置について、その要部構成の一実施例を示す構成図であ
る。図における符号は図6と同様であり、また、21は
磁気ヘッド、22はスピンドルモータ、23はCPU、
24は回転モータ回転指示信号発生回路、25は回転モ
ータ停止指示信号発生回路、26は第2のスイッチを示
す。
【0048】この図1に示すこの発明の光ディスクドラ
イブ装置では、最初に、CPU23は、光ディスク1が
回転しているか停止しているか、について判断する。そ
して、光ディスク1が停止しているときは、フォーカス
モード指定信号を出力してフォーカスU/D(アップ・
ダウン)信号発生回路8側と接続し、フォーカス引込み
を行い、コンパレータ9の出力によって、フォーカス引
込み動作が完了したことを確認した後に、フォーカス制
御回路7によってフォーカス制御を行う。
【0049】これに対して、光ディスク1が回転してい
るときは、まず、回転モータ停止指示信号発生回路25
からモータ停止指示信号を出力して、光ディスク1を停
止させた後、先の動作を行う。
【0050】図1において、CPU23が判断した結
果、光ディスク1が停止していれば、CPU23は、フ
ォーカス指定信号を出力して第2のスイッチ26を作動
させ、フォーカスU/D信号発生回路8側と接続させ
る。なお、図示していないが、第2のスイッチ26とフ
ォーカスアクチュエータ6の間には、通常、フォーカス
アクチュエータ6を作動させるためのフォーカスアクチ
ュエータ・アンプが設けられている。
【0051】このような動作によって、フォーカスアク
チュエータ6をアップダウンさせ、フォーカス引込みを
開始する。また、光ディスク1が回転しているときは、
CPU23は、回転モータ停止指示信号発生回路25側
へ切換え、モータ停止指示信号を出力して、光ディスク
1を停止させる。
【0052】その後、先の場合と同様に、フォーカスア
クチュエータ6をアップダウンさせ、フォーカス引込み
を開始する。この場合に、フォーカスアクチュエータ6
がアップダウンされると、先の図7と図8に関連して説
明したように、焦点検出器5によって検出される光量
は、光ディスク1と対物レンズ2との距離によって変化
する。
【0053】そして、対物レンズ2の焦点位置が、光デ
ィスク1の位置と一致すると、反射光の全光量が大きく
なるので、コンパレータ9によってそのレベルを監視
し、例えば、先の図8(3) に示したように、コンパレー
タ9の出力信号、すなわち、反射光の全光量が一定値以
上になったとき、合焦位置であると判定する。
【0054】この場合には、コンパレータ9の出力信号
は、一定の時間出力されるので、CPU23は、この出
力信号によってフォーカス指定信号を発生して、スイッ
チ10を作動させ、フォーカス制御回路7側へ接続す
る。このような動作により、フォーカスアクチュエータ
6が、フォーカス制御されることになる。
【0055】これに対して、焦点検出器5から、図8
(2) に示したような和信号(加算出力信号)Rfが、一
定の期間にわたって検出されないときは、検出されるま
で、フォーカスアクチュエータ6のアップダウン動作が
繰り返えされる。その後、CPU23は、対物レンズの
焦点位置が光ディスク1の位置と一致しているかどうか
確認しながら、第2のスイッチ26を動作させて、回転
モータ回転指示信号発生回路24側と、回転モータ停止
指示信号発生回路25側との接続を切換える。
【0056】スピンドルモータ22の回転制御や停止制
御は、基本的には、従来と同様であるから、ここでは、
その概略を説明する。なお、図示していないが、CPU
23とスピンドルモータ22との間には、通常、スピン
ドルモータ制御回路や、回転モータ用パワーアンプ等が
設けられている。また、スピンドルモータ22の下方に
は、例えば、ホール素子や、ロータリーエンコーダ等か
らなる回転検出手段等も設けられている。
【0057】フォーカス引込み動作によって、CPU2
3内の第2のスイッチ26が、回転モータ回転指示信号
発生回路24側へ接続されると、スピンドルモータ制御
回路へモータ回転指示信号が出力される。モータ回転指
示信号を受け取ると、スピンドルモータ制御回路は、回
転検出手段から与えられる回転パルス信号により、回転
制御信号を回転モータ用パワーアンプへ送る。
【0058】回転モータ用パワーアンプは、スピンドル
モータ22に対してモータ駆動信号を出力するので、ス
ピンドルモータ22は、回転検出手段と一体化して回転
される。また、CPU23内の第2のスイッチ26が、
回転モータ停止指示信号発生回路25側へ接続される
と、同様の経路でモータ停止制御信号が伝達され、スピ
ンドルモータ22は、停止される。
【0059】次に、この発明の光ディスクドライブ装置
について、フォーカス引込み時の動作をフローチャート
で示す。
【0060】図3は、この発明の光ディスクドライブ装
置において、フォーカス引込み動作と光ディスクの回転
起動時の主要な処理の流れを示すフローチャートであ
る。図において、#1〜#10はステップを示す。
【0061】ステップ#1で、光ディスク1が停止して
いるかどうかチェックする。もし、停止していなけれ
ば、ステップ#2へ進み、CPU13の回転モータ停止
指示信号発生回路15からスピンドルモータ11の停止
指示信号を出力して、光ディスク1を停止させる。
【0062】また、光ディスク1が停止していれば、ス
テップ#3で、CPU13からフォーカスモード指定信
号を出力してスイッチ10をフォーカスU/D(アップ
・ダウン)信号発生回路8側へ切換えて接続する。次の
ステップ#4で、フォーカスアクチュエータ6をアップ
・ダウンする。
【0063】ステップ#5で、焦点検出器5から和信号
Rfが一定の間、検出されるかどうかチェックする。も
し、検出されなければ、再び先のステップ#4へ戻り、
フォーカスアクチュエータ6をアップ・ダウンする。
【0064】これに対して、ステップ#5で、焦点検出
器5から和信号Rfが一定の間、検出されたことを検知
すると、ステップ#6へ進み、CPU13からフォーカ
スモード指定信号を出力して、スイッチ10をフォーカ
ス制御回路7側に切換える。次のステップ#7で、和信
号Rfが一定値以上になっているかどうかチェックす
る。
【0065】もし、和信号Rfが一定値以上になってい
なければ、再び先のステップ#6へ戻る。また、ステッ
プ#7で判断した結果、和信号Rfが一定値以上になっ
ていることを検知すると、次のステップ#8へ進み、C
PU13の回転モータ回転指示信号発生回路14からス
ピンドルモータ11の回転指示信号を出力して、光ディ
スク1を回転させる。
【0066】ステップ#9では、和信号Rfが一定値以
上になっているかどうかチェックする。もし、和信号R
fが一定値以上になっていなければ、ステップ#10へ
進み、CPU13の回転モータ停止指示信号発生回路1
5からスピンドルモータ11の停止指示信号を出力し
て、光ディスク1を停止させる。また、ステップ#9で
判断した結果、和信号Rfが一定値以上になっているこ
とを検知すると、この図3のフローを終了する。
【0067】以上のステップ#1〜#10の処理によっ
て、この発明の光ディスクドライブ装置におけるフォー
カス引込み動作と光ディスクの回転起動とが実行され
る。ここで、この発明の光ディスクドライブ装置につい
て、タイミングチャートを参照しながら、フォーカス引
込み動作を説明する。
【0068】図4は、この発明の光ディスクドライブ装
置について、そのフォーカス引込み動作における回転起
動時の状態を説明するためのタイミングチャートであ
る。図において、横軸は時間、縦軸は上からモータ回転
指示信号/停止指示信号、スピンドルモータ速度、フォ
ーカスアクチュエータ駆動信号、フォーカスモード指定
信号を示し、また、は回転開始タイミング、はフォ
ーカスアクチュエータ6の駆動開始タイミング、はフ
ォーカス引込み開始タイミングを示す。
【0069】この図4に示されるように、この発明の光
ディスクドライブ装置では、光ディスク1は、初期状態
では停止しており、まず、駆動開始タイミングで、フ
ォーカスアクチュエータ6が駆動される。その後、フォ
ーカス引込み開始タイミングで、フォーカス引込み動
作が開始され、その動作が終了した後に、回転開始タイ
ミングで回転し始める。この図4を、従来例を示した
先の図9と対比すれば、両者の差が、一層明らかにな
る。
【0070】以上のように、この発明の光ディスクドラ
イブ装置では、光ディスク1は、初期状態では停止して
おり、この状態で、まず、フォーカス引込み動作を行
い、その動作が終了してから、光ディスクを回転させ
る。したがって、磁気ヘッドとフォーカスアクチュエー
タとが一体的に構成されたフォーカス引込み装置でも、
光ディスクの面振れによって、磁気ヘッドと光ディスク
とが衝突することはない。
【0071】
【実施例2】次に、この発明の光ディスクドライブ装置
について、他の実施例を詳細に説明する。この実施例
は、請求項4の発明に対応している。
【0072】この実施例では、先の図1の光ディスクド
ライブ装置内に設けられたCPU23の構成を、さらに
簡略化して、回転モータの回転指示信号および停止指示
信号を生成するようにしている。また、アンドゲート回
路を使用することによって、フォーカスが外れると、自
動的に回転モータが停止するので、より安全性が高くな
る上、スピンドルモータが回転しているか否かによっ
て、フォーカスが外れているかどうかについて確認する
ことを可能にしている。
【0073】図5は、この発明の光ディスクドライブ装
置について、その要部構成の他の実施例を示す構成図で
ある。図における符号は図1と同様であり、また、27
はアンドゲート回路を示す。
【0074】この図5に示す実施例では、先の図1のブ
ロック図で、CPU23とスピンドルモータ22の間
に、アンドゲート回路27が設けられている。そして、
先に述べたように、図8(2) に示したような和信号(加
算出力信号)Rfを入力とするコンパレータ9は、図8
(3) のような出力信号を発生する。
【0075】このコンパレータ9の出力信号は、フォー
カス引込み時に発生される。したがって、このコンパレ
ータ9の出力信号と、CPU23から出力されるモータ
回転指示信号とが、アンドゲート回路27へ入力される
ことになる。アンドゲート回路27は、このコンパレー
タ9の出力信号の有無(HかLか)によってゲードが開
閉されるので、回転モータ回転指示信号発生回路24か
ら出力されるモータ回転指示信号は、ゲートが開いたと
き(コンパレータ9の出力信号が存在しているとき)の
み出力され、閉じたとき(コンパレータ9の出力信号が
存在とないとき)には、出力されない。
【0076】このように、アンドゲート回路27を使用
することによって、回転モータ回転指示信号発生回路2
4だけで、モータ回転指示信号/モータ停止指示信号を
発生させることが可能となり、図1の回転モータ停止指
示信号発生回路25は省略することができる。しかも、
コンパレータ9の出力信号は、フォーカス引込み時のみ
に発生されるので、光ディスク1は、フォーカス引込み
が行われない間は、確実に停止され、回転しない。その
他の動作は、先の実施例と同様である。
【0077】
【発明の効果】請求項1の発明では、フォーカス引込み
動作が完了してから、光ディスクが回転されるので、磁
気ヘッドと光ディスクとの間で衝突が生じる恐れがなく
なり、安全性が高くなると共に、動作の信頼性が向上さ
れる。
【0078】請求項2の発明では、フォーカスが外れる
と、CPU等からの命令によって回転モータが停止され
るので、より安全性が高くなる上、スピンドルモータが
回転しているか否かによって、フォーカスが外れている
かどうかについて確認することも可能になる。
【0079】請求項3の発明では、回転モータの回転指
示信号および停止指示信号は、焦点検出器において得ら
れる光ディスクからの反射光の全光量を、コンパレータ
を介した信号を入力として、CPU等でモータを回転さ
せたり、停止させたりしているので、簡単な構成で、回
転モータの回転指示信号および停止指示信号を生成する
ことができる。
【0080】請求項4の発明では、回転モータの回転/
停止指示信号の発生手段として、モータ回転指示信号
と、光ディスクからの反射光の全光量をコンパレータを
介した信号とを入力とし、回転モータの回転/停止指示
信号を出力とするアンドゲート回路から構成している。
したがって、簡単な構成で、回転モータの回転指示信号
および停止指示信号を生成することができる。
【0081】しかも、アンドゲート回路を使用すること
によって、フォーカスが外れると、自動的に回転モータ
が停止するので、より安全性が高くなる上、スピンドル
モータが回転しているか否かによって、フォーカスが外
れているかどうかについて確認することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の光ディスクドライブ装置について、
その要部構成の一実施例を示す構成図である。
【図2】この発明の光ディスクドライブ装置について、
フォーカス制御時の光ディスク1と磁気ヘッド21との
関係を説明する図である。
【図3】この発明の光ディスクドライブ装置において、
フォーカス引込み動作と光ディスクの回転起動時の主要
な処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】この発明の光ディスクドライブ装置について、
そのフォーカス引込み動作における回転起動時の状態を
説明するためのタイミングチャートである。
【図5】この発明の光ディスクドライブ装置について、
その要部構成の他の実施例を示す構成図である。
【図6】従来のフォーカス引込み装置を具備する光ディ
スクドライブ装置について、その光学ピックアップ部の
要部構成の一例を示す構成図である。
【図7】焦点検出器5の要部構成の一例を示す機能ブロ
ック図である。
【図8】対物レンズの位置に対応するフォーカスエラー
信号FEと和信号Rfおよびコンパレータの出力信号の
関係を示す図である。
【図9】従来の光ディスクドライブ装置について、その
フォーカス引込み動作における回転起動時の状態を説明
するためのタイミングチャートである。
【図10】磁気ヘッドとフォーカスアクチュエータとが
一体的に構成されたフォーカス引込み装置を具備する光
ディスクドライブ装置について、その記憶媒体とフォー
カス引込み装置との位置関係の一例を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 対物レンズ 3 ハーフミラー 4 光源 5 焦点検出器 6 フォーカスアクチュエータ 7 フォーカス制御回路 8 フォーカスU/D信号発生回路 9 コンパレータ 10 スイッチ 21 磁気ヘッド 22 スピンドルモータ 23 CPU 24 回転モータ回転指示信号発生回路 25 回転モータ停止指示信号発生回路 26 第2のスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石丸 俊也 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 西宮 正伸 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスク上の焦点位置を検出する焦点
    検出器と、光源からの光の焦点を合わせるための対物レ
    ンズと、該対物レンズの駆動手段と、焦点を自動的に合
    わせるためのフォーカス制御回路とからなり、磁気ヘッ
    ドとフォーカスアクチュエータとが一体的に構成された
    フォーカス引込み装置と、光ディスクを回転させるスピ
    ンドルモータと、これらを制御するCPUとを具備し、
    データの記録/再生/消去機能を有する光ディスクドラ
    イブ・システムにおいて、 前記CPU内に設けられ、前記焦点検出器からの信号に
    よって前記モータを回転させるためのモータ回転指示信
    号を発生するモータ回転指示信号発生回路と、 前記CPU内に設けられ、前記モータを停止させるため
    のモータ停止指示信号を発生するモータ停止指示信号発
    生回路と、 焦点検出器からの和信号のレベルによって、フォーカス
    が引込まれたか否かを判断するフォーカス引込み検出手
    段とを備え、 モータ停止指示信号によって光ディスクを停止させた
    後、フォーカス引込みが行われたことを検知して、モー
    タ回転指示信号により光ディスクを回転させることを特
    徴とする光ディスクドライブ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の光ディスクドライブ・システ
    ムにおいて、 焦点検出器からの和信号である光ディスクからの全反射
    光量のレベルが一定値に達したか否かを判断するコンパ
    レータの出力によって、フォーカスが外れたか否かを検
    知するフォーカス外れ検出手段を備え、 光ディスクの回転中に、フォーカスが外れたことを検知
    したとき、モータ停止指示信号発生回路からのモータ停
    止指示信号により光ディスクを停止させることを特徴と
    する光ディスクドライブ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の光ディスクドライブ・システ
    ムにおいて、 CPUから出力されるモータ回転指示信号と、モータ停
    止指示信号は、焦点検出器からの和信号である光ディス
    クからの全反射光量のレベルが一定値に達したか否かを
    判断するコンパレータの出力によって生成されることを
    特徴とする光ディスクドライブ装置。
  4. 【請求項4】 光ディスク上の焦点位置を検出する焦点
    検出器と、光源からの光の焦点を合わせるための対物レ
    ンズと、該対物レンズの駆動手段と、焦点を自動的に合
    わせるためのフォーカス制御回路とからなり、磁気ヘッ
    ドとフォーカスアクチュエータとが一体的に構成された
    フォーカス引込み装置と、光ディスクを回転させるスピ
    ンドルモータと、これらを制御するCPUとを具備し、
    データの記録/再生/消去機能を有する光ディスクドラ
    イブ・システムにおいて、 前記CPU内に設けられ、前記モータを回転させるため
    のモータ回転指示信号を発生するモータ回転指示信号発
    生回路と、 前記焦点検出器からの和信号である光ディスクからの全
    反射光量のレベルが一定値に達したか否かを判断するコ
    ンパレータと、 前記CPUの出力側とスピンドルモータとの間に設けら
    れたアンドゲート回路とを備え、 該アンドゲート回路は、前記モータ回転指示信号発生回
    路から出力されるモータ回転指示信号と、前記コンパレ
    ータの出力信号とを入力とすることにより、モータ回転
    指示信号/モータ停止指示信号を生成することを特徴と
    する光ディスクドライブ装置。
JP27326991A 1991-09-25 1991-09-25 光デイスクドライブ装置 Pending JPH0589589A (ja)

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JP27326991A JPH0589589A (ja) 1991-09-25 1991-09-25 光デイスクドライブ装置

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ID=17525487

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7158452B2 (en) 2001-02-22 2007-01-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Focus control for optical disk unit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7158452B2 (en) 2001-02-22 2007-01-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Focus control for optical disk unit

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