JPH058955Y2 - - Google Patents

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JPH058955Y2
JPH058955Y2 JP14440986U JP14440986U JPH058955Y2 JP H058955 Y2 JPH058955 Y2 JP H058955Y2 JP 14440986 U JP14440986 U JP 14440986U JP 14440986 U JP14440986 U JP 14440986U JP H058955 Y2 JPH058955 Y2 JP H058955Y2
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liquid
detergent
liquid supply
washing tub
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、洗剤投入手段を備えたドライクリー
ナに関する。
(ロ) 従来の技術 洗剤投入手段を自動的に駆動するものが、特開
昭60−77795号公報に開示されている。このもの
は、洗濯槽に給水した時にまず低水位を検知して
ここで運転して負荷量(洗濯物量)を測定し、こ
の測定負荷量に応じて水位が決められてその分だ
け給水し、この供給水位に応じて洗剤投入手段を
自動的に駆動させている。
しかし、水位に応じて洗剤を投入しても、洗濯
物の多少によつて洗濯槽内の水量は違つているの
で、洗剤濃度には未だばらつきがあつた。特に、
ドライクリーナのように非常に高価なソープを使
用するものにあつては、効果的で且つ最適量の洗
剤を投入することが強く要望されていた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は、洗濯槽内における洗剤濃度を洗濯物
の多少、液位の高低に関係なく適切に設定できる
ドライクリーナを提供しようとするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案のドライクリーナは、洗濯槽に溶剤を供
給する給液手段と、上記洗濯槽に洗剤を投入する
投入手段と、上記洗濯槽の液位を測定する液位検
知手段と、上記洗濯槽への給液位を設定する液位
設定手段と、上記液位検知手段及び液位設定手段
からの各信号を入力して上記給液手段及び投入手
段を制御する制御手段とから成り、上記制御手段
が、設定液位と測定液位を比較する比較部と、こ
の比較部が一致の比較信号を出力するまでの給液
時間を測定するタイマーと、この給液時間に基づ
いて洗濯槽への給液量を演算する給液量演算部
と、算出された給液量に基づいて洗剤投入時間を
演算する投入時間演算部と、上記比較信号が出力
されるまで上記給液出力を駆動する給液駆動部
と、上記洗剤投入時間だけ上記投入手段を駆動す
る投入駆動部とを具備したことを特徴とする。
(ホ) 作用 洗濯槽への給液時に設定液位に至るまでの時間
を測定し、実際に洗濯槽へ供給された給液量を演
算する。そして、この算出された給液量の多少に
応じて洗剤投入時間を定め、この時間だけ投入手
段を駆動して洗剤を投入する。即ち、給液量が多
い場合は投入時間を長く、少い場合は短くしてや
り、槽内の洗剤(ソープ)濃度をいつでも略一定
にする。
(ヘ) 実施例 以下、ドライクリーナの例を図面に基づいて説
明すると、第3図に於いて1は装置として最下部
に配設された溶剤タンクである。2はモータに駆
動されて所謂たたき洗いと遠心脱液を行なう横軸
型の回転ドラム3を内装した洗濯槽で、溶剤タン
ク1の上方に位置しており、槽下部を溶剤タンク
1に排液弁4及びボタントラツプ5を介して接続
している。また、この洗濯槽2にはボタントラツ
プ5に至るオーバーフロー管6を接続している。
7は溶剤タンク1から溶剤を吸上げるポンプ
で、その吐出側の給液路8には逆止弁9、給液弁
10、交換可能なフイルター素子(濾紙や活性炭
等)11を装着したカートリツジフイルター12
が接続される。そして、給液路8は洗濯槽2に接
続されるが、途中から循環弁13を介してタンク
1に戻る。かくして、ポンプ7及び給液弁10に
より洗濯槽2への給液手段が構成される。
14は洗濯槽2へ洗剤(ソープ)を自動投入す
るための投入路であり、ホツパー15との間には
投入弁16を介挿し、この弁により投入手段を構
成するものである。
17は洗濯槽2内の液位をエアートラツプを介
して連続的に測定する半導体圧力センサー等の液
位検知素子、18は温度検知素子、19は給液路
8中の圧力から単位時間当りの溶剤流量を測定す
る半導体圧力センサー等の流量検知素子である。
第1図はドライクリーナの運転の制御手段とし
て用いられるマイクロコンピユータに関する制御
回路図を示しており、20はCPU(中央演算処理
装置)、21はマイクロプログラム等を記憶した
ROM(読出し専用メモリ)、22は複数の運転プ
ログラムのデータを記憶し、電池によつてバツク
アツプされているRAM(随時書込み読出しメモ
リ)、23,23はI/O(入出力手段)であり、
各々データバス、アドレスバス及びコントロール
信号によつて相互に接続してある。そして、
CPU20には発振器24とタイマー25が接続
してある。
I/O23,23には、プログラムキー26、
テンキー27、一時停止兼用のスタートキー2
8、液位、時間等を個別に設定する設定キー29
…、後述するセレクトキー30及び洗剤投入解除
キー31からの操作信号が入力されると共に、素
子17,18,19からの検出信号が適宜処理さ
れて入力される。また、I/O23は、給液手
段、投入手段及びその他の負荷に対して駆動信号
を出力する駆動部であり、更にI/O23は左右
各2桁の数字表示部32及び実行中の行程を
LED(発光ダイオード)で表示する行程表示部3
3に出力する。
尚、各キー及び各表示部は装置前面のパネルに
配設してある。
通常の運転プログラムは洗浄行程と脱液行程の
組合せを2回実行するものであり、各洗浄行程の
最初に洗濯槽2への給液作業が行なわれると共
に、1回目の洗浄行程では給液後に洗剤の投入作
業が行なわれる。洗剤を投入しない洗浄行程を1
回目から実行する場合は洗剤投入解除キー31の
操作によつて投入作業をプログラムから省く処理
を制御手段の中で行なう。洗濯物の種類や洗剤の
種類によつて洗剤投入量を通常より少くして洗浄
する場合(低濃度にする場合)はセレクトキー3
0を操作し、この減量処理を制御手段の中で行な
う。
かくして、運転プログラムを実行する場合は、
電源投入後にプログラムキー26に続いてテンキ
ー27を操作し、所望の運転プログラムを番号で
呼出す。必要があれば、ここで上述の洗剤投入の
省略操作、投入量の減量操作を行なう。運転プロ
グラムの各行程毎のデータは呼出用キー(図示せ
ず)によつて行程を呼出した後に設定用のキー2
9…とテンキー27とによつて変更することがで
きる。例えば液位を変更設定する場合は、液位設
定キー29を操作して数字表示部32に現データ
を表示させ、ここでテンキー27を操作して1〜
9度までの液位を設定するのである。数字表示部
32は当初はプログラム番号を表示しているが、
運転が開始し、或いは行程呼出しの際には各行程
のデータを表示する。行程表示部33は行程呼出
しの際にも当該行程を表示する。
スタートキー28を操作すると、制御手段で構
成される初期値演算部34が排液弁4を閉じた状
態の洗濯槽2内の残存液量(通常は零)を液位検
知素子17からの検知信号により演算する。制御
手段は、この他にタイマー35、比較部36、給
液量演算部37、投入時間演算部38、給液駆動
部39及び投入駆動部40を構成することがで
き、以下の動作説明の中で機能する。
スタートキー28からの信号は、タイマー35
及び給液駆動部39にも伝えられ、給液駆動部3
9が給液手段も駆動し、タイマー35がその給液
時間のカウントを開始する。比較部36は液位が
変更された場合はその変更された液位を、変更さ
れていない場合は該当運転プログラム中に書込ま
れている元の液位を基準液位とし、液位検知素子
17が検知している洗濯槽2内の給液位を比較液
位として比較している。また、この比較のために
適宜D/A変換器(図示せず)が用いられる。洗
濯槽2内の実際の給液位は数字表示部32の左の
2桁で表示している。
そして、給液中には流量検知素子19が1秒毎
に給液流量を測定しており、この測定流量を数字
表示部32の右の2桁で表示すると共に給液量演
算部37に入力している。また、給液量演算部3
7には初期値演算部34が演算していた残存液量
のデータが転送されている。
比較部36が基準液位と比較液位の一致により
比較信号を出力すると、給液駆動部39は給液手
段7,10を停止させ、タイマー35は給液量演
算部37に時間データを転送する。ここで、給液
量演算部37は測定流量と時間データとに基づく
演算を行なうと共に、残存液量との加算を行な
う。こうして洗濯槽2内の液量が算出されると、
その給液量データは投入時間演算部38に転送さ
れる。
投入時間演算部38は、給液量データに例えば
0.5%の洗剤濃度を得るためのパラメータK1を乗
算して投入洗剤量を算出し、この洗剤投入量に対
応する投入時間を別のパラメータK2を用いた適
当な計算式により、或いは予め記憶されているテ
ーブルと対照することにより求める。そして、得
られた投入時間のデータを投入駆動部40に転送
し、該駆動部によつて洗剤投入手段16をその時
間だけ駆動せしめる。投入時間演算部38はセレ
クトキー30が操作されていると、上記パラメー
タK1を小さく変更して演算する。また、投入時
間演算部38は洗剤投入解除キー31が操作され
ていると、例えば上記パラメータK1を零として
処理する。このように、実際の給液量に合せた洗
剤(ソープ)量を供給することにより、洗濯槽2
内の洗剤(ソープ)濃度は設定液位、洗濯物量と
は無関係に略一定とすることができる。そして、
ドラム3が回転して実際の洗浄行程が進行してい
く。
(ト) 考案の効果 本考案のドライクリーナによれば、給液時間に
基づいて給液量を演算し、この演算された給液量
に基づいて洗剤投入時間を演算決定するものであ
り、洗濯物の量に影響を受けない実際の給液量に
対する洗剤投入量を決定できて、洗剤濃度を略所
定値に精度良く制御することができる。
更に、溶剤中の洗剤濃度を精度良く制御できる
ため洗剤が多くなり過ぎるのを抑制でき、次のよ
うな効果を奏することができる。
洗剤た多くなり過ぎると、ドライクリーナで
一般に用いられる溶剤ろ過フイルタが目詰まり
を起こしやすくなるが、洗剤が多くなり過ぎな
いようにできるため、フイルタが目詰まりしに
くくすることができる。
洗剤が多くなり過ぎると、洗濯後洗濯物がべ
とつきやすくなるが、洗剤が多くなり過ぎない
ようにできるため、洗濯物がべとつくのを抑制
でき、仕上がりを良くすることができる。
洗剤が多くなり過ぎるのを抑制できるため、
洗剤の無駄づかいを防止でき、クリーニング運
転コストを低下させることができる。特に、ド
ライクリーナで使う洗剤は高価であり、運転コ
スト低下は顕著となる。
更に、溶剤中の洗剤濃度を精度良く制御できて
洗剤が少な過ぎるのを抑制でき、次のような効果
を奏することができる。
ドライクリーナで用いる洗剤は一般に静電気
防止効果を有し、この洗剤が少な過ぎると、静
電気防止効果が薄れ、洗濯後に脱液して乾燥す
る場合に溶剤蒸気を含んだ乾燥雰囲気に引火し
て爆発する恐れがあるが、洗剤が少な過ぎない
ようにできるため、引火、爆発の恐れを解消す
ることができる。
ドライクリーナで用いる洗剤は一般に柔軟仕
上げ効果も有し、この洗剤が少な過ぎると、柔
軟仕上げ効果が薄れ、洗濯物の仕上がりがかさ
かさして悪くなる、洗剤が少な過ぎないように
できるため、仕上がりを良くすることができ
る。
洗剤が少な過ぎるのを抑制できるため、汚れ
落ちが悪くなるのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例のドライクリーナの制御
回路図、第2図は同ドライクリーナの要部回路
図、第3図は同ドライクリーナの配管機構図、第
4図は同ドライクリーナの動作説明のためのフロ
ーチヤートである。 2……洗濯槽、7……ポンプ、10……給液
弁、16……投入弁、17……液位検知素子、1
9……流量検知素子、27……テンキー、29…
…設定用のキー、35……タイマー、36……比
較部、37……給液量演算部、38……投入時間
演算部、39……給液駆動部、40……投入駆動
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗濯槽に溶剤を供給する給液手段と、上記洗濯
    槽に洗剤を投入する投入手段と、上記洗濯槽の液
    位を測定する液位検知手段と、上記洗濯槽への給
    液位を設定する液位設定手段と、上記液位検知手
    段及び液位設定手段からの各信号を入力して上記
    給液手段及び投入手段を制御する制御手段とから
    成り、上記制御手段が、設定液位と測定液位を比
    較する比較部と、この比較部が一致の比較信号を
    出力するまでの給液時間を測定するタイマーと、
    この給液時間に基づいて洗濯槽への給液量を演算
    する給液量演算部と、算出された給液量に基づい
    て洗剤投入時間を演算する投入時間演算部と、上
    記比較信号が出力されるまで上記給液手段を駆動
    する給液駆動部と、上記洗剤投入時間だけ上記投
    入手段を駆動する投入駆動部とを具備したことを
    特徴とするドライクリーナ。
JP14440986U 1986-09-19 1986-09-19 Expired - Lifetime JPH058955Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14440986U JPH058955Y2 (ja) 1986-09-19 1986-09-19

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JP14440986U JPH058955Y2 (ja) 1986-09-19 1986-09-19

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JPS6348584U JPS6348584U (ja) 1988-04-01
JPH058955Y2 true JPH058955Y2 (ja) 1993-03-05

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