JP2000284803A - 制御装置 - Google Patents

制御装置

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JP2000284803A
JP2000284803A JP11092091A JP9209199A JP2000284803A JP 2000284803 A JP2000284803 A JP 2000284803A JP 11092091 A JP11092091 A JP 11092091A JP 9209199 A JP9209199 A JP 9209199A JP 2000284803 A JP2000284803 A JP 2000284803A
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microcomputer
clock
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Yoshiyuki Makino
嘉幸 牧野
Fumihiro Imamura
文広 今村
Satoru Matsumoto
悟 松本
Nobuichi Nishimura
展一 西村
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 海外向け製品と国内向け製品の区別をなく
し、周波数精度が低いマイコン駆動用クロックを使用し
て製造コストを低減し、しかも、水位検出誤差や時間カ
ウント誤差を小さくする。 【解決手段】 本発明の制御装置は、マイコン12を備
えて成るものにおいて、マイコン12により、外部から
与えられた基準クロックと予め記憶されているクロック
周波数情報とに基づいてマイコン駆動用クロックの周波
数誤差を検出し、そして、この検出した誤差検出結果を
記憶手段20に記憶し、更に、マイコン12により、前
記マイコン駆動用クロックを基にして生成されるデータ
を前記誤差検出結果に基づいて補正するように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば全自動洗濯
機等の電気機器用の制御装置として好適するものであっ
て、マイコンを備えて成る制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば全自動洗濯機用の制御装置は、洗
濯運転の制御を実行するものであり、マイコン(即ち、
マイクロコンピュータ)を備えている。この制御装置で
は、マイコンによって、各種の動作時間を計時したり、
洗濯槽内の水位を検出する水位センサから出力される水
位検出信号を入力してその周波数を検出したりするよう
に構成されている。この場合、上記水位検出信号の周波
数は、水位に応じて例えば20〜27KHz程度の範囲
で変化するものであり、検出した周波数に基づいて水位
を検出できる構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記全自動洗濯機用の
制御装置においては、高価な水晶発振子を使用せずに、
安価なセラミック発振子を使用し、このセラミック発振
子から出力されるクロックをマイコン駆動用クロックと
している。ここで、高価な水晶発振子は、精度が極めて
良く、その初期周波数精度がセンター値±0.003%
であるのに対して、安価なセラミック発振子は、精度が
あまり良くなく、その初期周波数精度がセンター値±
0.5%である。このため、上記精度の低いマイコン駆
動用クロックを基にして生成されるデータ、例えば時間
計測データの時間精度は、あまり良くなかった。
【0004】具体的には、マイコンにおいて水位センサ
から出力される水位検出信号の周波数(20〜27kH
z程度)を検出する場合、マイコン駆動用クロックを基
にして上記周波数検出用の所定時間を生成し、この所定
時間内のパルス数を計測することにより、周波数ひいて
は水位を検出している。ここで、マイコン駆動用クロッ
クの発振周波数の精度が低いと、その精度に応じて水位
の検出誤差が生ずる。上記したようなセラミック発振子
を使用した場合、±10mm程度の水位検出誤差が生じ
た。また、マイコンにより設定時間をカウントして計時
する場合も、セラミック発振子を使用すると、同様にし
てカウント誤差が生ずる。例えば12時間をカウントす
る場合、±3.6分程度の誤差が生ずる。
【0005】これに対して、日本国内では、商用交流電
源の周波数の精度が高いことから、この商用交流電源周
波数を基準クロックとして用いて、水位検出信号の周波
数を検出するための所定時間を生成したり、各種の設定
時間をカウントしたりして、水位検出誤差や時間カウン
ト誤差を十分小さくしていた。尚、商用交流電源周波数
は、一般的な電気時計の基準クロックとして利用されて
おり、このことからもその周波数精度が高いことがわか
る。
【0006】しかし、海外においては、電力事情にかな
りばらつきがあり、地域によっては商用交流電源周波数
の変動が大きいところがあり、その変動が±2%を越え
る地域も見られる。このような地域で、商用交流電源周
波数を基準クロックとして用いると、水位検出誤差が±
40mm程度になると共に、12時間をカウントする場
合、時間カウント誤差が±14.4分程度になる。この
ため、海外へ輸出する製品については、セラミック発振
子の代わりに高価な水晶発振子を使用しており、製造コ
ストが高くなるという問題点があった。
【0007】一方、近年、国内においても、小地域や個
人で自家発電施設を持ち、発電された電力をインバータ
装置によって商用周波数電源に変換するようなことが行
われるようになっている。このような自家発電施設を持
ったところでは、電源の商用周波数の精度が低下してし
まう。即ち、国内でも今後は、電源の商用周波数精度が
低下した製品使用環境が増える可能性があり、水位検出
誤差や時間カウント誤差が大きくなるおそれがある。
【0008】そこで、本発明の目的は、海外向け製品と
国内向け製品の区別をなくし、周波数精度が低いマイコ
ン駆動用クロックを使用して水位検出や時間カウントを
行うことによって製造コストを低減し、しかも、水位検
出誤差や時間カウント誤差を小さくすることができる制
御装置を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の制御装置は、マ
イコンを備えて成る制御装置において、外部から与えら
れた基準クロックと予め記憶されているクロック周波数
情報とに基づいてマイコン駆動用クロックの周波数誤差
を検出する周波数誤差検出手段を備え、この周波数誤差
検出手段によって検出された誤差検出結果を記憶する記
憶手段を備え、前記マイコン駆動用クロックを基にして
生成されるデータを前記誤差検出結果に基づいて補正す
る補正手段を備えたところに特徴を有する。
【0010】上記構成によれば、マイコン駆動用クロッ
クを基にして生成されるデータを誤差検出結果に基づい
て補正するので、周波数精度が低いマイコン駆動用クロ
ックを使用して水位検出や時間カウントを行っても、水
位検出誤差や時間カウント誤差を十分小さくすることが
できる。そして、この構成の場合、周波数精度が低いマ
イコン駆動用クロック、即ち、安価な発振子を使用する
ので、製造コストを低減できる。また、海外向け製品と
国内向け製品の区別をなくことができる。
【0011】また、上記構成の場合、前記マイコン駆動
用クロックを基にして生成されるデータは、時間計測デ
ータであることが好ましい。更に、前記マイコン駆動用
クロックを基にして生成されるデータは、前記マイコン
駆動用クロックを基にして生成された所定時間内に入力
されるパルス数データであることがより一層好ましい。
更にまた、前記マイコン駆動用クロックを基にして生成
されるデータは、前記マイコン駆動用クロックを基にし
て生成された所定時間によりカウントされるカウント値
と比較するための設定値データであることが良い構成で
ある。また、前記記憶手段は、電源オフ時でも記憶内容
を保持できるように構成されていることが好ましい。
【0012】一方、前記周波数誤差検出手段は、検出し
た誤差検出結果が所定の周波数誤差検出範囲を逸脱する
ときには、この誤差検出結果を無効とするように構成さ
れており、そして、前記予め記憶されているクロック周
波数情報に基づいて制御動作が行われるように構成され
ていることが良い。また、前記補正手段は、前記記憶手
段に記憶されている誤差検出結果が所定の周波数誤差検
出範囲を逸脱するときには、この誤差検出結果に基づく
補正を実行しないように構成されており、そして、前記
予め記憶されているクロック周波数情報に基づいて制御
動作が行われるように構成されていることが好ましい構
成である。
【0013】更に、前記補正手段は、前記記憶手段に記
憶されている誤差検出結果を読み出すことができないと
きには、誤差検出結果に基づく補正を実行しないように
構成されており、そして、前記予め記憶されているクロ
ック周波数情報に基づいて制御動作が行われるように構
成されていることが好ましい。また、外部から前記基準
クロックを入力するときは、他の信号の入力部として通
常使用されている入力部を使用することがより一層好ま
しい構成である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を全自動洗濯機用の
制御装置に適用した一実施例について、図面を参照しな
がら説明する。図1は、本実施例の全自動洗濯機の電気
的構成を概略的に示すブロック図である。尚、全自動洗
濯機の機械的構成については、図示はしないが、その概
略についてここで簡単に説明する。洗濯機本体の内部に
は、外槽が設けられており、この外槽の内部に回転槽が
回転可能に設けられている。この回転槽は、洗濯物を収
容する槽であり、その内底部には水流生成用の撹拌体が
回転可能に設けられている。
【0015】回転槽と撹拌体は、外槽の外底部に設けら
れたモータ1により例えばダイレクトドライブ方式で回
転駆動されるように構成されている。このモータ1は、
回転速度を可変制御することが可能なモータであり、例
えばブラシレスモータにより構成されている。この場
合、クラッチ機構2の切替により、洗い時やためすすぎ
時には、撹拌体のみが回転駆動され、脱水すすぎ時や脱
水時には、回転槽が撹拌体と共に回転駆動されるように
構成されている。上記クラッチ機構2の切替状態は、ク
ラッチスイッチ3により検知される構成となっている。
【0016】また、洗濯機本体には、回転槽内に給水す
るための給水弁4、回転槽内から排水するための排水弁
5、回転槽内に貯留されている水の水位を検出するため
の水位センサ6が設けられている。更に、洗濯機本体の
上部には、トップカバーが設けられている。このトップ
カバーには、洗濯物の出し入れ口が設けられていると共
に、出し入れ口を開閉する蓋が設けられている。この蓋
の開閉状態は、蓋スイッチ7(図2参照)により検知さ
れるように構成されている。
【0017】上記トップカバーの前部には、図3に示す
ような操作パネル8が配設されている。この操作パネル
8には、複数の操作スイッチを備えて成る操作スイッチ
部9と、各種のLED等を備えて成る表示部10とが設
けられている。ここで、操作スイッチ部9には、洗濯コ
ースを選択するための操作スイッチとして、例えば標準
スイッチ9a、ざぶざぶスイッチ9b、毛布スイッチ9
c、すやすやスイッチ9d、ドライスイッチ9e、槽洗
浄スイッチ9fが配設されている。また、操作スイッチ
部9には、運転開始及び停止を指示するためのスタート
停止スイッチ9gや、洗濯運転条件をマニュアルで設定
するための各種の操作スイッチ9h等が配設されてい
る。更に、上記操作パネル8には、電源スイッチ11も
配設されている。また、表示部10のLED等は、選択
された洗濯コースや、運転状態や、運転時間等を表示す
る機能を有している。
【0018】さて、トップカバーの内部には、全自動洗
濯機を制御する制御ユニットが配設されており、この制
御ユニットはマイコン(マイクロコンピュータ)12を
備えている。このマイコン12は、CPU、ROM、R
AM等から構成されており、洗濯運転全般を制御するた
めの制御プログラムを上記ROM内に記憶している。上
記マイコン12は、図1に示すように、本発明の周波数
誤差検出手段、クロック周波数情報記憶手段及び補正手
段としての各機能を備えている。尚、上記クロック周波
数情報記憶手段は、マイコン12のROMで構成されて
いる。
【0019】そして、マイコン12は、インバータ回路
13を介して前記モータ1を駆動制御すると共に、駆動
回路14を介して前記クラッチ機構2、前記給水弁4、
前記排水弁5を駆動制御するように構成されている。ま
た、マイコン12は、モータ1の回転状態を検出する回
転センサ15から出力される回転検出信号、クラッチス
イッチ3から出力されるスイッチ信号、水位センサ6か
ら出力される水位検出信号、蓋スイッチ入力部兼外部基
準クロック入力部16(詳しくは後述する)から出力さ
れる入力信号を入力するように構成されている。更に、
マイコン12は、操作スイッチ部9からの各種のスイッ
チ信号を入力すると共に、表示部10を駆動制御し、ま
た、終了報知用及び異常報知用のブザー17を駆動制御
するように構成されている。
【0020】また、マイコン12は、リセット発生回路
18から出力されるリセット信号、セラミック発振子1
9から出力されるクロック信号(即ち、マイコン駆動用
クロック)を入力するように構成されている。上記リセ
ット発生回路18は、電源が投入(電源スイッチ10が
オン)された時に、リセット信号を出力するように構成
されている。加えて、マイコン12は、例えばEEPR
OMやEPROM等の書き込み可能な不揮発性メモリか
らなる周波数誤差記憶手段20に、後述するようにして
検出された周波数誤差のデータを書き込む、或いは、周
波数誤差記憶手段20に記憶されている周波数誤差のデ
ータを読み出すことが可能なように構成されている。
【0021】更に、図1に示すように、洗濯機本体に
は、直流電源形成回路21及び電子回路電源形成回路2
2が設けられている。直流電源形成回路21は、商用交
流電源23からの交流電源を、モータ1を駆動するイン
バータ回路13用の直流電源に変換する回路である。電
子回路電源形成回路22は、直流電源形成回路21の直
流電源から電子回路用の直流電源を生成する回路であ
る。マイコン12は、上記電子回路電源形成回路22か
ら駆動電源を得ている。
【0022】さて、前記蓋スイッチ入力部兼外部基準ク
ロック入力部16の具体的構成について、図2を参照し
て説明する。この蓋スイッチ入力部兼外部基準クロック
入力部16においては、図2に示すように、蓋スイッチ
7の一方の端子がコネクタ24を介してマイコン12の
入力ポートに接続され、蓋スイッチ7の他方の端子がコ
ネクタ25を介してアースされている。そして、マイコ
ン12の入力ポート(コネクタ24)と直流電源端子2
6との間には抵抗27が接続され、マイコン12の入力
ポート(コネクタ24)とアースとの間にはコンデンサ
28が接続されている。
【0023】そして、コネクタ24、25には、外部基
準クロック発生装置29の出力端子を着脱可能に接続す
ることができるように構成されている。この外部基準ク
ロック発生装置29を接続する作業は、全自動洗濯機の
組立時やメンテナンス時等に実行することが可能なよう
に構成されている。上記外部基準クロック発生装置29
は、周波数精度が例えば500Hz±0.01%程度の
高精度の基準クロックを発生する機能を有している。
尚、マイコン12に接続されたセラミック発振子19か
ら出力されるマイコン駆動用クロックの周波数は例えば
16MHzであり、その周波数精度はセンター値±0.
5%程度である。
【0024】次に、上記構成のマイコン12によってセ
ラミック発振子19から出力されるマイコン駆動用クロ
ックの周波数誤差を検出する制御の内容について、図4
及び図7も参照して説明する。この場合、例えば全自動
洗濯機の組立時において、上記周波数誤差を検出するも
のとする。ここで、図2に示すように、外部基準クロッ
ク発生装置29の出力端子を、蓋スイッチ入力部兼外部
基準クロック入力部16のコネクタ24、25に接続し
ておく。
【0025】そして、操作パネル8の操作スイッチを特
殊操作すると、例えば、標準スイッチ9a、ざぶざぶス
イッチ9b、毛布スイッチ9c、すやすやスイッチ9
d、水位スイッチ及び電源スイッチ11を同時押しする
と、周波数誤差検出モードとなり、スタート停止スイッ
チ9gの入力待ち状態となる。尚、上記外部基準クロッ
ク発生装置29を接続する作業は、この入力待ち状態で
行っても良い。
【0026】上記入力待ち状態で、スタート停止スイッ
チ9gがオンされると、ステップS1にて「YES」へ
進み、外部基準クロック発生装置29から出力される基
準クロック(500Hz±0.01%)の周期、例えば
50サイクル分の時間を計測する処理を行う(ステップ
S2)。ここでは、上記基準クロックが50サイクル分
入力する時間、即ち、50/500=0.1sを、セラ
ミック発振子19から出力されるマイコン駆動用クロッ
ク(16MHz)により生成される時間である例えば8
μsでカウントして計測する。尚、上記時間8μsは、
マイコン駆動用クロックを分周して得られる時間であ
り、次の式で求められる。
【0027】2/16MHz=128/16MHz=
8×10−6s この場合、セラミック発振子19から出力されるマイコ
ン駆動用クロックがセンター値(16MHz±0.0
%、即ち、誤差なし)であれば、上記処理にて計測され
たカウント値は、次の式で演算される通り、12500
となる。
【0028】0.1/8μs=0.1/(8×10−6
s)=12500 一方、マイコン駆動用クロックがセンター値から+0.
65%(16MHz+0.65%)の誤差があると、上
記カウント値は、12581となる。また、マイコン駆
動用クロックがセンター値から−0.65%(16MH
z−0.65%)の誤差があると、上記カウント値は、
12419となる。これにより、マイコン駆動用クロッ
クの周波数誤差を、カウント値の差、具体的には、(カ
ウント値−12500)として検出することができる。
【0029】この場合、マイコン駆動用クロックのセン
ター値からの誤差が+0.65%であれば、上記カウン
ト値の差は+81となり、マイコン駆動用クロックのセ
ンター値からの誤差が−0.65%であれば、上記カウ
ント値の差は−81となる。また、本実施例では、マイ
コン駆動用クロックの周波数誤差の検出範囲の正常範囲
として、例えば「12419〜12581」の範囲を定
義する。即ち、上限値が12581であり、センター値
が12500であり、下限値が12419である。この
周波数誤差検出範囲を、上記カウント値の差で示すと、
「−81〜+81」となる。
【0030】更に、カウント値の差のセンター値「0」
を、8ビットの16進数のデータである「80h」と定
義すると、上記カウント値の差の範囲「−81〜+8
1」は、「2Fh〜D1h」となる。この場合、検出さ
れた周波数誤差が、上記したように定義された周波数誤
差検出範囲を逸脱している場合には、何らかの異常(例
えば外部基準クロック発生装置29が故障している、或
いは、接続されていないという異常や、セラミック発振
子16が壊れているという異常など)が発生していると
考えられる。そして、本実施例では、上記周波数誤差検
出範囲の各値、即ち、図4の表に示す各データを、クロ
ック周波数情報としてマイコン12のクロック周波数情
報記憶手段(図1参照)、具体的には、マイコン12の
ROMに予め記憶している。
【0031】次に、ステップS3へ進み、上述したよう
にして計測(検出)したカウント値(の差)のデータが
上記周波数誤差検出範囲内にあるか否かを判断する。こ
こで、カウント値が周波数誤差検出範囲内にあれば、ス
テップS3にて「YES」へ進み、検出した結果(周波
数誤差)、具体的には、カウント値の差を8ビットの1
6進数のデータに変換したデータ(「2Fh〜D1h」
の範囲内のデータ)を、周波数誤差記憶手段20に書き
込んで記憶させる(ステップS4)。
【0032】続いて、ステップS5へ進み、周波数誤差
記憶手段20への書き込みが正常に完了したか否かを判
断し、ここで、正常に完了した場合には、ステップS5
にて「YES」へ進み、周波数誤差検出処理を完了(リ
ターン)するように構成されている。
【0033】一方、上記ステップS3において、カウン
ト値が周波数誤差検出範囲内にないときは、ステップS
3にて「NO」へ進み、周波数誤差の検出異常報知を行
う(ステップS6)。この場合、例えば、操作パネル8
の表示部10に検出異常を表示したり、ブザー17を鳴
動させたりするように構成されている。そして、この検
出異常が発生した場合には、この誤差検出結果を無効と
するように、即ち、周波数誤差記憶手段20に上記誤差
検出結果を書き込まないように構成されている。尚、こ
の検出異常が発生する場合は、例えば外部基準クロック
発生装置29が故障している、或いは、接続されていな
いという異常や、セラミック発振子16が壊れていると
いう異常などが発生している場合であり、作業者は、上
記報知された異常を認識することにより、上記異常を解
消するような対策を適宜施すことが好ましい。
【0034】また、上記ステップS5において、周波数
誤差記憶手段20への書き込みが正常に完了しない場
合、即ち、書き込み異常が発生した場合には、ステップ
S5にて「異常」へ進み、ステップS6へ移行して、上
述した周波数誤差の検出異常報知を行うようになってい
る。
【0035】次に、周波数誤差記憶手段20に記憶した
周波数誤差に基づいて、マイコン駆動用クロックを基に
して生成されるデータ、例えば水位検知データを補正す
る処理について、図5、図6、図8及び図9も参照して
説明する。まず、全自動洗濯機に電源が投入されると、
リセット発生回路18からリセット信号がマイコン12
へ与えられて、マイコン12がリセットされた後、図8
に示すメイン制御が開始される。
【0036】すると、まず、ステップS20において、
初期化処理が実行され、マイコン12のRAM(メモ
リ)等のデータが初期化される。続いて、ステップS2
0へ進み、周波数誤差記憶手段20から周波数誤差の検
出結果のデータを取り出す(読み出す)処理を実行する
と共に、周波数誤差の検出結果を正常に取り出せたか否
かを判断する。
【0037】ここで、正常に取り出せた場合は、その取
り出した周波数誤差の検出結果のデータをマイコン12
のRAM内に格納し、これ以降、このデータを使用す
る。そして、ステップS20にて「YES」へ進み、次
のステップ(図示しない)へ移行し、以下、洗濯運転の
各処理(洗い、すすぎ、脱水運転等)を順次実行するよ
うに構成されている。
【0038】これに対して、周波数誤差の検出結果を正
常に取り出せなかった場合には、ステップS20にて
「NO」へ進み、周波数誤差の検出結果のデータ(マイ
コン12のRAMに格納するデータ)を、前記周波数誤
差検出範囲(「2Fh〜D1h」)の外のデータとする
(ステップS30)。
【0039】次に、例えば100ms毎に割り込み処理
として実行される水位検知処理の制御の内容について、
図5、図6及び図9も参照して説明する。まず、100
ms毎の割り込みが発生すると、図9に示すステップS
110の処理を実行し、水位センサ6から出力される水
位検出信号の周波数を計測し、この計測結果に基づいて
水位を検知する。
【0040】この場合、水位検出信号の周波数を計測す
るに当たっては、マイコン駆動用クロックを基にして生
成される設定時間である例えば100ms(即ち、16
00000/16MHz)に間に、入力される水位検出
信号のパルス数をカウントして、その計測したカウント
値から周波数を求めている。具体的には、水位検出信号
の周波数が例えば25kHzであったとすると、上記カ
ウント値は2500となる。従って、上記計測したカウ
ント値から水位検出信号の周波数がわかり、ひいては、
回転槽内の水位を検出することができるのである。
【0041】続いて、ステップS120へ進み、周波数
誤差の検出結果が所定の周波数誤差検出範囲(「2Fh
〜D1h」)内であるか否かを判断する。ここで、周波
数誤差の検出結果が所定の周波数誤差検出範囲内であれ
ば、ステップS120にて「YES」へ進み、上記ステ
ップS110で検出した水位検出結果のデータ(この場
合、カウント値)を上記周波数誤差検出結果に基づいて
補正する処理を行う(ステップS130)。
【0042】この場合、検出した水位検出信号の周波数
を、図5の表で示すように、5段階のグループに分ける
と共に、各グループ毎に、周波数誤差検出結果のずれ分
に対応するように補正カウント値を決めている。具体的
には、水位検出信号の周波数が例えば22.31KHz
超23.85KHzの範囲内のグループである場合、周
波数誤差検出結果の上限値「D1h」に対応して、補正
カウント値を「+15」とし、周波数誤差検出結果のセ
ンター値「80h」に対応して、補正カウント値を「+
00」とし、周波数誤差検出結果の下限値「2Fh」に
対応して、補正カウント値を「−15」としている。
【0043】そして、周波数誤差検出結果の上限値「D
1h」とセンター値「80h」の間は、図6に示すよう
に、15段階に等分して、補正カウント値を「+15」
から「+00」まで「1」ずつ変化させている。また同
様にして、周波数誤差検出結果のセンター値「80h」
と下限値「2Fh」との間も、15段階に等分して、補
正カウント値を「−15」から「+00」まで「1」ず
つ変化させている。そして、このようにして決められた
補正カウント値を、上記ステップS110で検出した水
位検出結果のデータであるカウント値に加算し、この加
算したカウント値に基づいて水位検出信号の周波数を検
出すると共に、回転槽内の水位を検出するように構成さ
れている。
【0044】尚、上述したステップS130の補正処理
においては、水位検出信号の周波数が22.31KHz
超23.85KHzの範囲(グループ)内である場合に
ついて、具体的に説明したが、水位検出信号の周波数が
他の範囲(グループ)内にある場合も、同様にして補正
することが可能である。
【0045】この後は、ステップS140へ進み、上記
ステップS130で補正した水位検出結果を、水位検出
結果として確定する。そして、水位検知処理の制御を完
了し、リターンするように構成されている。これにて、
水位検知処理制御の割り込み処理が完了する。
【0046】さて、上記ステップS120において、周
波数誤差の検出結果が所定の周波数誤差検出範囲内でな
かった(周波数誤差検出範囲を逸脱していた)場合に
は、ステップS120にて「NO」へ進む。この場合、
上記ステップS110で検出した水位検出結果のデー
タ、即ち、カウント値を補正せずにそのまま使用する。
即ち、ステップS140へ進み、上記ステップS110
で検出した水位検出結果を、水位検出結果として確定す
るように構成されている。尚、カウント値を補正せずに
そのまま使用することは、カウント値をクロック周波数
情報のうちのセンター値とすることと同じである。
【0047】また、上述した水位検出制御では、水位検
出結果のデータを周波数誤差検出結果に基づいて補正す
る構成としたが、これに限られるものではなく、マイコ
ン駆動用クロックを基にして生成される他のデータを周
波数誤差検出結果に基づいて補正する構成としても良
い。
【0048】例えば、全自動洗濯機においては、外部変
化の所要時間をマイコン12により計測する制御がある
が、この制御の場合、マイコン駆動用クロックを基にし
て生成される時間により上記所要時間をカウントして計
測するように制御する構成が考えられる。このような構
成であれば、上記した水位検出結果データを補正する制
御の場合とほぼ同様にして、計測した時間データを、周
波数誤差検出結果に基づいて補正することが可能であ
る。
【0049】また、全自動洗濯機においては、洗い時
間、すすぎ時間、脱水時間、予約運転時間などの各種の
設定時間をマイコン12によりカウントしながら、動作
制御を順次実行していく制御がある。この制御の場合、
マイコン駆動用クロックを基にして生成された所定時間
により上記各種の設定時間をカウントすると共に、その
カウント値と、予め設定された各種の設定値(即ち、上
記各種の設定時間をカウントしたときの各カウント値)
とを比較する制御を行うように構成されている。このよ
うな構成では、各種の設定時間に対応する各設定値のデ
ータを、周波数誤差検出結果に基づいて補正することが
好ましい。
【0050】例えば、洗い動作処理で使用する洗いタイ
マの設定値を周波数誤差検出結果に基づいて補正する制
御について、図10及び図11を参照して説明する。洗
い動作処理が開始されると、まず、図10のステップS
210において、周波数誤差の検出結果が所定の周波数
誤差検出範囲(「2Fh〜D1h」)内であるか否かを
判断する。ここで、周波数誤差の検出結果が所定の周波
数誤差検出範囲内であれば、ステップS210にて「Y
ES」へ進み、洗い運転時間をカウントするための設定
値のデータを補正する(ステップS220)。
【0051】この場合、洗い運転時間として例えば12
分をカウントするとすると共に、12×60(秒)=7
20(秒)をカウント用の設定値とする。即ち、マイコ
ン駆動用クロックを基にして生成された所定時間として
例えば1秒の時間により、カウントするとしている。そ
して、マイコン駆動用クロックが例えば+0.55%ず
れていたとすると、記憶されている周波数誤差検出結果
は「C4」となる。そこで、上記設定値「720」を、
この周波数誤差検出結果「C4」に基づいて補正するの
であるが、この場合、例えば次のようにして補正する。
【0052】まず、上記設定値「720」について、周
波数誤差検出結果の上限値(または下限値)に対応する
補正値の上限値(または下限値)を予め決めておく。今
の場合、補正値の上限値(または下限値)を例えば+5
(−5)(秒)と決めておく。尚、この補正値の上限値
(または下限値)は、上記設定値の値、即ち、カウント
する設定時間の長さに応じて適宜決めておけば良い。そ
して、上記補正値の上限値(または下限値)に、次に述
べる補正比率を乗じて補正値を決定する。上記補正比率
は、記憶している周波数誤差検出結果を、周波数誤差検
出結果の上限値(または下限値)で除して求められる数
値である。これにより、本実施例の場合、補正値として
例えば「4」(秒)が算出される。
【0053】そこで、ステップS220では、補正前の
設定値「720」から上記補正値「4」を引いて得られ
た補正設定値「716」を、洗い運転時間のカウント用
の設定値としてセットする。即ち、洗い時間タイマの設
定値を「716」に設定する。
【0054】これに対して、ステップS210におい
て、周波数誤差の検出結果が所定の周波数誤差検出範囲
内になかった場合、ステップS210にて「NO」へ進
み、洗い運転時間をカウントするための設定値を補正し
ない(ステップS230)。具体的には、洗い運転時間
として例えば12分をカウントする場合、設定値のセン
ター値(補正しない値)である「720」(秒)をカウ
ント用の設定値としてセットする。
【0055】そして、この後は、ステップS240へ進
み、洗い動作を実行する。続いて、洗い時間タイマが
「0」であるか否かを判断し(ステップS250)、洗
い時間タイマが「0」になる(カウントアップする)ま
で洗い運転動作を続けるように構成されている。
【0056】ここで、洗い時間タイマのカウント処理
(この場合、減算処理)は、図11に示す制御により実
行される。この制御は、例えば1秒毎の割り込み制御に
より実行されるように構成されている。具体的には、ま
ず、図11のステップS310において、洗い時間タイ
マが「0」であるか否かを判断する。ここで、洗い時間
タイマが「0」でなければ、ステップS310において
「NO」へ進み、洗い時間タイマの計数値を「−1」す
るカウントダウン(減算)を実行する(ステップS32
0)。そして、この割り込み処理を完了(リターン)す
る。
【0057】一方、ステップS310において、洗い時
間タイマが「0」であれば、ステップS310において
「YES」へ進み、この割り込み処理を完了(リター
ン)するように構成されている。
【0058】尚、すすぎ時間、脱水時間、予約運転時間
などの設定時間をカウントする制御については、上記し
た洗い時間をカウントする制御と同様にして、各設定値
を周波数誤差検出結果に基づいて補正すれば良い。
【0059】このような構成の本実施例によれば、マイ
コン12によって、外部基準クロック発生装置29から
与えられた高精度の基準クロックと、マイコン12に予
め記憶されているクロック周波数情報とに基づいて、セ
ラミック発振子19から出力されるマイコン駆動用クロ
ックの周波数誤差を検出し、この検出された誤差検出結
果を周波数誤差記憶手段(マイコン12のROM)に記
憶し、そして、マイコン駆動用クロックを基にして生成
されるデータを、前記誤差検出結果に基づいて補正する
ように構成した。これにより、周波数精度が低いマイコ
ン駆動用クロックを使用して水位検出や時間カウントを
行っても、水位検出誤差や時間カウント誤差を十分小さ
くすることができる。
【0060】そして、本実施例の場合、周波数精度が低
いマイコン駆動用クロック、即ち、安価なセラミック発
振子19を使用するので、製造コストを低減することが
できる。また、海外向け製品についても、安価なセラミ
ック発振子19を使用することが可能となるので、海外
向け製品と国内向け製品の区別をなくことができ、製品
の製造や管理等を簡単化することができる。
【0061】また、上記実施例では、マイコン駆動用ク
ロックを基にして生成されるデータとして、例えば時間
計測データや、マイコン駆動用クロックを基にして生成
された所定時間内に入力されるパルス数データや、マイ
コン駆動用クロックを基にして生成された所定時間によ
りカウントされるカウント値と比較するための設定値デ
ータを補正するように構成した。これにより、マイコン
12による洗濯運転の動作制御を高精度化することがで
きる。
【0062】更に、上記実施例では、周波数誤差記憶手
段20を、電源オフ時でも記憶内容を保持できる不揮発
性メモリで構成したので、検出した周波数誤差検出結果
が電源オフ時に消えてしまうことを防止できる。
【0063】一方、上記実施例では、マイコン12によ
り、検出した誤差検出結果が所定の周波数誤差検出範囲
を逸脱するときには、この誤差検出結果を無効とするよ
うに構成し、そして、予め記憶されているクロック周波
数情報のうちの例えばセンター値に基づいて制御動作を
行うように構成した。これにより、周波数誤差の検出時
に発生する異常の原因が外部基準クロック発生装置29
側にあるような場合でも、マイコン12による動作制御
を確実に実行させることができる。
【0064】また、上記実施例では、マイコン12によ
り、周波数誤差記憶手段20に記憶されている誤差検出
結果が所定の周波数誤差検出範囲を逸脱するときには、
この誤差検出結果に基づく補正を実行しないように構成
し、そして、予め記憶されているクロック周波数情報の
うちの例えばセンター値に基づいて制御動作を行うよう
に構成した。これにより、何らかの原因で不適切なデー
タ値を誤差検出結果として周波数誤差記憶手段20に記
憶させてしまったような場合でも、マイコン12による
動作制御を確実に実行させることができる。
【0065】更に、上記実施例では、マイコン12によ
り、周波数誤差記憶手段20に記憶されている誤差検出
結果を読み出すことができないときには、誤差検出結果
に基づく補正を実行しないように構成し、そして、予め
記憶されているクロック周波数情報のうちの例えばセン
ター値に基づいて制御動作を行うように構成した。この
構成によれば、周波数誤差記憶手段20の内容を読み出
すことができない場合でも、マイコン12による動作制
御を確実に実行させることができる。
【0066】更にまた、上記実施例では、外部基準クロ
ック発生装置29から基準クロックをマイコン12に入
力するときに、他の信号の入力部として通常使用されて
いる入力部、具体的には、蓋スイッチ7からのスイッチ
信号を入力するときに使用する入力部16を共用するよ
うに構成した。この構成によれば、外部基準クロック発
生装置29から出力される基準クロックをマイコン12
に入力するときに、この入力専用の入力ポートをマイコ
ン12に設ける必要がなくなり、マイコン12のポート
を有効に使用することができる。
【0067】尚、上記実施例では、図4に示すクロック
周波数情報のデータや、図5に示す水位検出データ補正
用のデータをマイコン12のROMに記憶するように構
成したが、これに限られるものではなく、周波数誤差記
憶手段20に記憶するように構成しても良い。
【0068】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から明らかなよう
に、外部から与えられた基準クロックと予め記憶されて
いるクロック周波数情報とに基づいてマイコン駆動用ク
ロックの周波数誤差を検出する周波数誤差検出手段を備
え、この周波数誤差検出手段によって検出された誤差検
出結果を記憶する記憶手段を備え、前記マイコン駆動用
クロックを基にして生成されるデータを前記誤差検出結
果に基づいて補正する補正手段を備えるように構成した
ので、周波数精度が低いマイコン駆動用クロックを使用
して水位検出や時間カウントを行っても、水位検出誤差
や時間カウント誤差を小さくすることができ、また、周
波数精度が低いマイコン駆動用クロック、即ち、安価な
発振子を使用するので、製造コストを低減でき、また、
海外向け製品と国内向け製品の区別をなくことができる
という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全自動洗濯機のブロッ
ク図
【図2】蓋スイッチ入力部兼外部基準クロック入力部を
示す電気回路図
【図3】操作パネルの上面図
【図4】クロック周波数情報のデータを示す図
【図5】水位検出データ補正用のデータを示す図
【図6】水位検出信号の周波数を検出する際において、
検出周波数の補正量を決定する処理を説明するための図
【図7】周波数誤差検出制御のフローチャート
【図8】メイン制御のフローチャート
【図9】水位検出制御のフローチャート
【図10】洗い動作処理制御のフローチャート
【図11】洗い時間タイマの減算制御のフローチャート
【符号の説明】
1はモータ、6は水位センサ、7は蓋スイッチ、8は操
作パネル、9は操作スイッチ部、10は表示部、11は
電源スイッチ、12はマイコン(周波数誤差検出手段、
補正手段)、13はインバータ回路、16は蓋スイッチ
入力部兼外部基準クロック入力部、19はセラミック発
振子、20は周波数誤差記憶手段、29は外部基準クロ
ック発生装置を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今村 文広 愛知県瀬戸市穴田町991番地 株式会社東 芝愛知工場内 (72)発明者 松本 悟 愛知県瀬戸市穴田町991番地 東芝エー・ ブイ・イー株式会社名古屋事業所内 (72)発明者 西村 展一 愛知県瀬戸市穴田町991番地 株式会社東 芝愛知工場内 Fターム(参考) 3B155 AA10 BB05 HC07 KB11 MA01 MA05 MA06 MA08 MA10 5H209 AA20 DD02 EE15 GG04 HH22 JJ07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイコンを備えて成る制御装置におい
    て、 外部から与えられた基準クロックと、予め記憶されてい
    るクロック周波数情報とに基づいて、マイコン駆動用ク
    ロックの周波数誤差を検出する周波数誤差検出手段と、 この周波数誤差検出手段によって検出された誤差検出結
    果を記憶する記憶手段と、 前記マイコン駆動用クロックを基にして生成されるデー
    タを、前記誤差検出結果に基づいて補正する補正手段と
    を備えたことを特徴とする制御装置。
  2. 【請求項2】 前記マイコン駆動用クロックを基にして
    生成されるデータは、時間計測データであることを特徴
    とする請求項1記載の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記マイコン駆動用クロックを基にして
    生成されるデータは、前記マイコン駆動用クロックを基
    にして生成された所定時間内に入力されるパルス数デー
    タであることを特徴とする請求項1記載の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記マイコン駆動用クロックを基にして
    生成されるデータは、前記マイコン駆動用クロックを基
    にして生成された所定時間によりカウントされるカウン
    ト値と比較するための設定値データであることを特徴と
    する請求項1記載の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段は、電源オフ時でも記憶内
    容を保持できるように構成されていることを特徴とする
    請求項1記載の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記周波数誤差検出手段は、検出した誤
    差検出結果が所定の周波数誤差検出範囲を逸脱するとき
    には、この誤差検出結果を無効とするように構成されて
    おり、そして、 前記予め記憶されているクロック周波数情報に基づいて
    制御動作が行われるように構成されていることを特徴と
    する請求項1記載の制御装置。
  7. 【請求項7】 前記補正手段は、前記記憶手段に記憶さ
    れている誤差検出結果が所定の周波数誤差検出範囲を逸
    脱するときには、この誤差検出結果に基づく補正を実行
    しないように構成されており、そして、 前記予め記憶されているクロック周波数情報に基づいて
    制御動作が行われるように構成されていることを特徴と
    する請求項1記載の制御装置。
  8. 【請求項8】 前記補正手段は、前記記憶手段に記憶さ
    れている誤差検出結果を読み出すことができないときに
    は、誤差検出結果に基づく補正を実行しないように構成
    されており、そして、 前記予め記憶されているクロック周波数情報に基づいて
    制御動作が行われるように構成されていることを特徴と
    する請求項1記載の制御装置。
  9. 【請求項9】 外部から前記基準クロックを入力すると
    きは、他の信号の入力部として通常使用されている入力
    部を使用することを特徴とする請求項1記載の制御装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004121353A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 洗濯機
CN102242487A (zh) * 2011-06-15 2011-11-16 海尔集团公司 一种自动校准洗衣机水位的方法
JP2018079210A (ja) * 2016-11-18 2018-05-24 東芝ライフスタイル株式会社 洗濯機
CN111327248A (zh) * 2018-12-14 2020-06-23 半导体元件工业有限责任公司 适于连接到电机的控制电路、具有电机的系统及操作方法

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