JPH0589004A - コンピユータシステム - Google Patents

コンピユータシステム

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JPH0589004A
JPH0589004A JP3205942A JP20594291A JPH0589004A JP H0589004 A JPH0589004 A JP H0589004A JP 3205942 A JP3205942 A JP 3205942A JP 20594291 A JP20594291 A JP 20594291A JP H0589004 A JPH0589004 A JP H0589004A
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JP
Japan
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terminal device
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user
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Withdrawn
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JP3205942A
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English (en)
Inventor
Shinji Kosho
晋二 古庄
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ASHISUTO MICRO KK
Original Assignee
ASHISUTO MICRO KK
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Publication date
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Publication of JPH0589004A publication Critical patent/JPH0589004A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 利用者はオフライン状態の端末装置よりホス
トコンピュータが提供すべきサービスと同等のサービス
を受けられ、さらに利用者の操作負担を軽減したコンピ
ュータシステムを提供する。 【構成】 ホストコンピュータがオンライン状態で提供
すべき所定のサービスと同等のサービスを、オフライン
状態の端末装置において提供する端末装置に具備された
オフライン処理ルーチンと、オンラインの状態において
端末装置用データベースに対して行われたオフライン処
理ルーチンによる更新処理結果に基づき、ホストコンピ
ュータ用データベースに対して更新処理を行い、かつオ
ンライン状態において、ホストコンピュータ用データベ
ースの内、所定のデータに基づき、端末装置用データベ
ースに対して更新処理を行う端末装置に具備された自動
アップロード/ダウンロード処理ルーチンとを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、利用者にパソコン通
信等のサービスを提供するコンピュータシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータの普及は
目ざましく、企業のオフィス等における利用はもとよ
り、一般家庭においても広く利用されている。このよう
な背景から電話、ファクシミリ等に加わる新たな可能性
を有する情報メディアとして、パソコン通信が注目され
ている。
【0003】ところで、パソコン通信による各種サービ
スを提供することを目的としたコンピュータシステムが
知られている。この種のシステムはパソコン通信ネット
ワークと呼ばれており、パーソナルコンピュータとモデ
ムとからなる端末装置とホストコンピュータとを公衆回
線を介して接続することにより構成されている。そし
て、この種のシステムの利用者は端末装置から公衆回線
を介してホストコンピュータにアクセスし、各種サービ
スを受けることができる。この各種サービスとは、具体
的には電子メール、電子掲示板および電子会議等であ
る。
【0004】ここで、パソコン通信によるサービスの一
例として電子メールについて概略を説明する。利用者が
文書、プログラムあるいは画像データ等(以降、文書デ
ータ等と称する)を作成してこれをメールとして送る方
法は2通りある。第1の方法は、まず利用者は端末装置
を操作して所定の手続きを経ることにより、端末装置を
回線を介してホストコンピュータに接続する。以降、端
末装置がホストコンピュータに接続された状態をオンラ
インと称する。この状態で、ホストコンピュータが提供
するエディタ(テキスト作成用ソフトウエア)等を用い
て文書データ等を作成する。そして、送り先の利用者が
アクセスすることのできるメールボックスと呼ばれるホ
ストコンピュータの記憶装置に割り当てられた所定の記
憶領域に書き込む。第2の方法は、端末装置とホストコ
ンピュータとの回線が断たれた状態(以降、この状態を
オフラインと称する)で、利用者は端末装置のエディタ
等を用いて予め文書データ等を作成する。この後、ホス
トコンピュータと回線を接続し、オンラインの状態で文
書データ等を送り先の利用者の識別番号すなわちIDを
指定してアップロード(端末からホストコンピュータの
記憶装置に対してデータを書き込むこと)する。そし
て、この場合も同様に文書データ等は送り先の利用者の
メールボックスに書き込まれる。以後、送り先の利用者
すなわちメール(送受される文書データ等)の受け手
は、ホストコンピュータを介し、メールボックスに書き
込まれた文書データ等を参照することができる。また、
メールの受け手は、文書データ等のダウンロード(ホス
トコンピュータの記憶装置に書き込まれたデータを端末
側の磁気媒体に書き込むこと)を行うことにより、オフ
ラインの状態においても文書データ等を参照することが
できる。このようなやり取りを利用者間で相互に行うこ
とにより、実際の手紙のやり取りと同じ様に文書データ
等の交換をすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コンピュー
タシステムの利用者は、携帯型パソコン等の端末を有し
ていても、移動中や屋外等ホストコンピュータと回線を
繋げることのできない所では、ホストコンピュータが提
供するサービスを受けることができないという問題があ
った。
【0006】また、コンピュータシステムの利用者は、
パソコン通信のサービスを受ける際、端末で作成した文
書データ等、電子掲示板に掲示すべき文書データ等のデ
ータをアップロードする必要が生じることがある。その
際、利用者は自分が端末を操作することにより、電子メ
ール、電子掲示板等、各々に対して定められた書き込み
画面に画面遷移させた後、アップロード操作をする必要
があった。また、その際、利用者はアップロードすべき
データを作成してからアップロード操作を終了するま
で、そのデータのファイル名を覚えておく必要があっ
た。
【0007】一方、利用者は、自分のメールボックスに
書き込まれた文書データ等、電子掲示板に掲示された文
書データ等をダウンロードする必要が生じることがあ
る。その際においても、利用者はアップロード時と同様
に自らの操作によって所定画面に画面遷移させた後、ダ
ウンロード操作をする必要があった。また、ダウンロー
ドの開始および終了の操作は、利用者が必要なタイミン
グをみて自分で行うため、開始と終了のタイミングの間
に端末装置の画面に表示された全てのメッセージ(表示
されるメニューや利用者によるキー入力の表示を含む)
が、ダウンロードされたファイルに含まれてしまい、後
で利用者がそのファイルをエディタ等で分割して編集し
直す必要があった。このように、ホストコンピュータが
提供するパソコン通信のサービスにおいて、アップロー
ド、ダウンロードおよびそれに伴う操作は利用者の大き
な負担になるという問題があった。
【0008】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、利用者は端末をホストコンピュータと回線を
繋がない状態でホストコンピュータが提供すべきサービ
スを受けることができ、さらに利用者の操作負担を軽減
したコンピュータシステムを提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上に述べた
課題を解決するために、ホストコンピュータと、このホ
ストコンピュータと回線を介して接続される端末装置を
有するコンピュータシステムにおいて、前記端末装置お
よび前記ホストコンピュータは、各々記憶装置を有し、
前記端末装置は、端末装置用データベースと、前記ホス
トコンピュータと回線を介して接続された状態において
受ける会話型入力によるデータ編集サービスと同等なサ
ービスを実施し、該サービスによるデータ編集結果を前
記端末装置用データベースに蓄積するサービス手段と、
前記ホストコンピュータと回線を介して接続された状態
において、前記ホストコンピュータにデータの受信を要
求すると共に、前記端末装置用データベースに蓄積され
たデータを前記ホストコンピュータに送信する自動アッ
プロード手段と、前記ホストコンピュータと回線を介し
て接続された状態において、前記ホストコンピュータに
データの送信を要求すると共に送信データを受信し、該
受信データによって前記端末装置用データベースを更新
する自動ダウンロード手段とを具備し、前記ホストコン
ピュータは、ホストコンピュータ用データベースと、前
記端末装置と回線を介して接続された状態において、前
記自動アップロード手段による前記端末装置からのデー
タの受信要求に応じて、前記端末装置から送信された送
信データを受信し、該受信データによって前記ホストコ
ンピュータ用データベースを更新する更新手段と、前記
端末装置と回線を介して接続された状態において、前記
自動ダウンロード手段による前記端末装置からのデータ
の送信要求に応じて、前記ホストコンピュータ用データ
ベースから送信すべきデータを選択した後、これを前記
端末装置に対して送信する送信手段とを具備することを
特徴としている。
【0010】
【作用】上述の構成によれば、利用者は、ホストコンピ
ュータと回線を介して接続されていない端末装置を操作
することにより、ホストコンピュータが提供する会話型
入力によるデータ編集サービスと同等のサービスを受け
ることができる。また、その時のデータ編集結果は、端
末装置用データベースに蓄積される。そして、前記端末
装置が前記ホストコンピュータと回線を介して接続され
た状態において、端末装置用データベースに蓄積されデ
ータ編集結果は前記ホストコンピュータにアップロード
され、これに基づいてホストコンピュータ用データベー
スに対して更新処理が行われる。また、前記端末装置が
前記ホストコンピュータと回線を介して接続された状態
において、前記ホストコンピュータ用データベースから
前記端末装置に対してダウンロードすべきデータが選択
され、このデータが前記端末装置に対してダウンロード
される。そして、このデータに基づいて前記端末装置用
データベースに対して更新処理が行われる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の一実施例
について説明する。図1は、この発明の一実施例による
コンピュータシステムの概略構成を示すブロック図であ
る。1はセンターに設置してあるホストコンピュータで
あり、このシステムの運営管理を行う。このホストコン
ピュータ1は通信制御装置1aとこれと並列に接続され
る複数のモデム1b−1〜1b−nを介して公衆回線3
に接続されている。通信制御装置1aは、モデム1b−
1〜1b−nを制御し、各モデムから出力されるデータ
をホストコンピュータ1に供給し、ホストコンピュータ
1から出力されるデータを各モデムに供給する。一方、
2はパーソナルコンピュータ2aとモデム2bとからな
る端末装置2であり、複数の端末装置2,2,…が公衆
回線3を介してホストコンピュータ1側のモデム1b−
1〜1b−nに接続されている。このような構成によ
り、ホストコンピュータ1は、各種のサービスを端末装
置2を操作する利用者に提供する。
【0012】本実施例によるコンピュータシステムが従
来のそれと異なる点は、ホストコンピュータ1によりそ
れにオンライン接続される端末装置2の利用者に対して
提供されるべき各種会話型入力のサービスと同様のサー
ビスをオフラインの状態で提供するプログラムとホスト
コンピュータ1が有する基本的なデータを端末装置2側
に有することである。ここで、ホストコンピュータ1が
有する基本的なデータとは、パソコン通信を例とした場
合、IDリストを含むメンバに関する情報、電子掲示板
と電子会議の構成に関する情報、電子掲示板と電子会議
のメッセージに関する情報、利用者自身に関係する電子
メールの情報等端末側で保持可能なデータのことであ
る。これにより、利用者はオフラインの状態にある端末
装置2を操作し、ホストコンピュータ1が提供するサー
ビスと同様のサービスを受けることができる。また、そ
のプログラムの実行に伴うデータの更新処理は、端末装
置2が有する基本的なデータに対して暫定的に行われ
る。そして、後にオンライン接続された状態で、その更
新処理と同様の更新処理をホストコンピュータ1が有す
る基本的なデータに対して行う。一方、他の利用者によ
りホストコンピュータ1が有する基本的なデータに対し
て行われた更新処理については、オンラインの状態の時
に、それと同様の更新処理を端末装置2が有する基本的
なデータに対して行う。このようにして、ホストコンピ
ュータ1と端末装置2とが共有する基本的なデータの内
容が食い違うのを回避する。
【0013】次に、パソコン通信による電子メールの実
行例により、このシステムの動作を説明する。図2〜6
は端末装置2のCPU(中央処理装置)によって実行さ
れるプログラムのフローチャートである。ただし、図6
に示した自動アップロード/ダウンロード処理ルーチン
sr2の一部のステップにおいて、ホストコンピュータ
1のプログラムを起動しており、この場合のみホストコ
ンピュータ1のCPUが動作している。以降、これらの
各フローチャートに沿ってこのシステムの動作を説明す
る。
【0014】まず、利用者が操作する端末装置2がオフ
ラインの状態において、利用者が送信メールを作成する
際の動作を説明する。端末装置2のCPUは最初にメイ
ンルーチンmrを起動し、ステップS1において、この
システムが提供する各種サービスのメインメニューを表
示する。そして、利用者によるメニュー選択待ち状態と
なる。ここで表示されるメインメニューは、「1.オン
ラインホスト接続処理」、「2.自動アップロード/ダ
ウンロード処理」および「3.オフラインホストシミュ
レーション処理」である。そして、利用者は表示された
メニューに基づいて所望の処理を選択する。この結果、
処理はステップS2に進む。
【0015】ステップS2に進むと、端末装置2のCP
Uは利用者によって選択された処理を判別し、選択され
た処理に対応したステップに分岐する。ここで、例えば
「3.オフラインホストシミュレーション処理」が選択
されたとすると、ステップS5に進む。ステップS5に
進むと、図3に示すオフライン処理ルーチンsr1をコ
ールする。
【0016】オフライン処理ルーチンsr1をコールす
ると、ステップS11において、端末装置2のCPU
は、このシステムがオフライン時に提供する各種サービ
スを示すオフライン処理メニューを表示する。ここで表
示されるオフライン処理メニューは、「0.処理終
了」、「1.送信メール作成」、「2.受信メール参
照」、「3.掲示板参照」、「4.掲示板書き込み」等
である。そして、利用者は表示されたメニューに基づい
て所望の処理を選択する。この結果、処理はステップS
12に進む。
【0017】ステップS12に進むと、端末装置2のC
PUは利用者により選択された処理が「0.処理終了」
であるか否かを判断する。選択された処理が「0.処理
終了」の場合、判断結果は「Yes」となり、以降のス
テップを実行せずにメインルーチンmrに戻る。そし
て、メインルーチンmrに戻ると、ステップS1に進
み、再びメインメニューが表示され、メインメニュー選
択待ち状態となる。一方、選択された処理が「0.処理
終了」でない場合、判断結果は「No」となり、ステッ
プS13に進む。ここで、利用者により選択された処理
が例えば「1.送信メール作成」であったとすると、判
断結果は「No」となり、ステップS13に進む。ステ
ップS13進むと、選択された処理の判別を行う。この
場合、選択された処理は「1.送信メール作成」なの
で、これに対応したステップS14に分岐する。ステッ
プS14に進むと、図4に示す送信メール作成ルーチン
sr11をコールする。
【0018】送信メール作成ルーチンsr11をコール
すると、ステップS41において、端末装置2のCPU
はメール編集画面を表示する。利用者は、この画面を参
照し、文書データの編集を行う。そして、ステップS4
2に進む。ステップS42に進むと、端末装置2のCP
Uは、メール編集画面において端末装置2に対して利用
者から「編集終了」の指示が有ったか否かを判断する。
判断結果が「Yes」の場合、メール編集画面を終了し
ステップS43に進む。一方、判断結果が「No」の場
合、ステップS41に戻り、メール編集画面の表示を継
続する。そして、利用者により「編集終了」の指示が行
われると、ステップS42の判断結果は「Yes」とな
り、ステップS43に進む。
【0019】ステップS43に進むと、端末装置2のC
PUはメール登録画面を表示する。利用者はこの画面で
編集を行ったメールの送り先となる利用者のIDを指定
する。この結果、端末装置2が有する電子メール用デー
タベースに文書データと送り先IDが送信用メールとし
て登録される。そして、メール登録画面を終了し、オフ
ライン処理ルーチンsr1に戻る。オフライン処理ルー
チンsr1に戻ると、ステップS11に進み、再びオフ
ライン処理メニューを表示し、メニュー選択待ち状態と
なる。以上がオフラインの状態における送信メール作成
時の動作である。
【0020】次に、オフラインの状態における受信メー
ル参照時の動作を、図3に示すステップS11から説明
する。ステップS11において、端末装置2のCPUが
表示したオフライン処理メニューから、利用者が「2.
受信メール参照」を選択すると、ステップS12に進
む。そして、ステップS12に進むと、端末装置2のC
PUは選択された処理が「0.処理終了」であるか否か
を判断する。この場合、判断結果は「No」となり、ス
テップS13に進む。そして、ステップS13に進む
と、選択された処理を判別し、選択された処理に対応し
たステップに分岐する。この場合、選択された処理は
「2.受信メール参照」なので、処理はステップS15
に進む。ステップS15に進むと、図5に示す受信メー
ル参照ルーチンsr12をコールする。
【0021】受信メール参照ルーチンsr12をコール
すると、ステップS51において、端末装置2のCPU
は、予めホストコンピュータ1からダウンロードされ、
端末装置2が有する電子メール用データベースに登録さ
れている他の利用者から送信されたメールを全て検索す
る。そして、それらのメール名と送信者のIDの一覧を
参照メール選択画面として表示する。そして、利用者に
よる参照すべきメールの選択待ち状態となる。利用者が
この画面で所望の受信メールを選択すると、ステップS
52に進む。
【0022】ステップS52に進むと、端末装置2のC
PUは該当する受信メールを確定し、その内容をメール
参照画面として表示する。この画面により、利用者は所
望の受信メールを参照することができる。そして、ステ
ップS53に進む。ステップS53に進むと、端末装置
2のCPUは、メール参照画面において端末装置2に対
して利用者から「別メールの参照」の指示が有ったか否
かを判断する。判断結果が「Yes」の場合、メール参
照画面を終了しステップS51に戻り、再び参照メール
選択画面を表示し、参照すべきメールの選択を促す。一
方、判断結果が「No」の場合、ステップS54に進
む。そして、ステップS54に進むと、端末装置2のC
PUは、メール参照画面において端末装置2に対して利
用者から「参照終了」の指示が有ったか否かを判断す
る。判断結果が「No」の場合、ステップS51に戻
り、メール参照画面の表示を継続する。一方、判断結果
が「Yes」の場合、オフライン処理ルーチンsr1に
戻る。オフライン処理ルーチンsr1に戻ると、ステッ
プS11に進み、再びオフライン処理メニューを表示
し、メニュー選択待ち状態となる。以上がオフラインの
状態における受信メール参照時の動作である。
【0023】次に、オンラインの状態で、ホストコンピ
ュータ1と端末装置2の双方の電子メール用データベー
スを更新するため、利用者が自動アップロード/ダウン
ロードの要求を出した時の動作を説明する。まず、利用
者は、端末装置2をホストコンピュータ1と回線を接続
する。そして、オンラインの状態で、端末装置2のCP
UはメインルーチンmrのステップS1においてメイン
メニューを表示する。そして、利用者により「2.自動
アップロード/ダウンロード処理」が選択されると、処
理はステップS2に進む。ステップS2に進むと、選択
された処理の判別を行う。この場合、判別の結果ステッ
プS4に進む。ステップS4に進むと、自動アップロー
ド/ダウンロード処理ルーチンsr2をコールする。
【0024】自動アップロード/ダウンロード処理ルー
チンsr2をコールすると、ステップS61において、
端末装置2のCPUはホストコンピュータ1に対しアッ
プロードの要求を送信する。そして、ステップS62に
進む。ステップS62に進むと、端末装置2のCPUは
オフライン時に電子メール用データベースに既に登録さ
れた送信メールをホストコンピュータ1に対して送信す
る。そして、ホストコンピュータ1のCPUにより送信
メールが受信される。そして、ステップS63に進む。
【0025】ステップS63に進むと、端末装置2のC
PUは、端末装置2から送った送信メールに基づき、ホ
ストコンピュータ1が有する電子メール用データベース
の更新を行うべき要求をホストコンピュータ1に対して
送信する。そして、ホストコンピュータ1のCPUは受
信したデータに基づき自身が有する電子メール用データ
ベースを更新する。この結果、各送信メールは各々の送
信先利用者のIDに対応するメールボックスに送られる
ことになる。そして、ステップS64に進む。
【0026】ステップS64に進むと、端末装置2のC
PUは、自装置のIDと共にダウンロードの要求をホス
トコンピュータ1に対して送信する。そして、ステップ
S65に進む。ステップS65に進むと、ホストコンピ
ュータ1のCPUは自身が有する電子メール用データベ
ースに当該利用者宛に登録されたデータ、すなわち当該
利用者のメールボックスに送られたメールを端末装置2
に対して送信し、端末装置2のCPUはこれを受信す
る。そして、ステップS66に進む。
【0027】ステップS66に進むと、端末装置2のC
PUは受信したデータに基づき、端末装置2が有する電
子メール用データベースを更新し、参照用メールとして
登録する。そして、自動アップロード/ダウンロード処
理ルーチンsr2の実行を終了する。自動アップロード
/ダウンロード処理ルーチンsr2の実行を終了する
と、メインルーチンmrに戻り、ステップS1に進み、
再びメインメニューを表示し、メインメニュー選択待ち
状態となる。以上が自動アップロード/ダウンロード時
の動作である。
【0028】このように、本実施例によれば、オフライ
ンの状態の端末装置2を操作することにより、メールの
作成および参照を行うことができる。そして、オンライ
ン状態で利用者が端末装置2から指示することにより、
自動的にアップロードとダウンロードがなされる。この
結果、オフラインの状態の間、利用者により端末装置2
が有する電子メール用データベースに対して登録された
新たなメールに基づき、ホストコンピュータ1が有する
電子メール用データベースが更新される。一方、他の利
用者によりホストコンピュータ1が有する電子メール用
データベースに対して登録された当該利用者宛の新たな
メールに基づき、当該利用者が操作する端末装置2が有
する電子メール用データベースが更新される。また、本
実施例はパソコン通信による電子メールによるサービス
を例に述べたが、電子掲示板等必ずしもリアルタイムな
データ更新処理を要求されないサービスであれば、本実
施例によるシステムを同様に適用することができる。
【0029】さらに、上に述べたことから以下に述べる
効果が得られる。ダウンロードしたデータは、単なるダ
ウンロードファイルとしてではなく、端末装置2が有す
る電子メール用データベースに自動的に保存されるの
で、データの作成者、作成日等の項目によって検索する
ことができる。このため、利用者はデータの管理に煩わ
されることがない。また、文書データ、プログラムある
いは画像データ等、データの属性によってデータは分類
整理され、統一的に管理される。また、データをプリン
トアウトする場合、タイトルと作成者名のみを2倍角に
する等、自由に書式を変えることも可能となる。
【0030】また、端末装置はホストコンピュータと1
本の回線を介して繋がっているので、従来、オンライン
の状態では利用者はホストコンピュータのサービスを同
時に2つ以上受けることができなかった。例えば、利用
者は電子メールのサービスを受けながら電子提示板を参
照する等、マルチウィンドウ化することが困難であっ
た。しかしながら、本実施例によれば、端末装置2側に
それらのサービスを提供するプログラムを有しているた
め、複数のサービスをマルチウィンドウを用いて同時に
提供することが可能となる。言うまでもなく、利用者は
オンラインの状態においてもマルチウィンドウの機能を
使用することができる。
【0031】また、従来、利用者はオンラインの状態で
長時間ホストコンピュータのサービスを受けることが多
かった。このため、ホストコンピュータ側に多くの回線
が必要となりハードウェアのコストが嵩んだり、利用者
による回線使用コストが嵩むという問題があった。しか
しながら、本実施例によれば、利用者はオフラインの状
態でサービスを受けられるため、 1) 利用者がキー入力を保留している時間 2) ホストコンピュータ側から端末装置側に対してメ
ニューやヘルプを表示させる時間 3) 利用者が以前にダウンロードした電子掲示板等の
データを再び表示させて参照する時間 等が削減されることになる。
【0032】また、本実施例によれば、ホストコンピュ
ータ1からでは実現できない制御が可能となる。このた
め、 1) 利用者はオンラインの状態でどの画面、どのメニ
ューからでも瞬時にログオフできる 2) 上述したように、利用者はマルチウィンドウ化に
よって各種サービスのデータを見比べながら操作するこ
とができる 3) 上述したように、利用者はファイル管理を行う必
要がない 4) 低速な通信回線を介さずに端末装置2の記憶装置
をアクセスするため、ヘルプ、メニューあるいは参照す
べきデータ等の表示を高速に行うことができる 5) 利用者によるキー入力もホストコンピュータ1に
送る必要がないため、キー入力に対するレスポンス(応
答性)が向上する 6) 従来、ホストコンピュータ1に依存していた端末
装置2の設定は、ホストコンピュータ1と無関係に行う
ことができるため、利用者が端末装置2で利用するソフ
トウェアのバリエーションを増やすことができる 等、操作性が向上する。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ホストコンピュータと、このホストコンピュータと
回線を介して接続される端末装置を有するコンピュータ
システムにおいて、前記端末装置および前記ホストコン
ピュータは、各々記憶装置を有し、前記端末装置は、端
末装置用データベースと、前記ホストコンピュータと回
線を介して接続された状態において受ける会話型入力に
よるデータ編集サービスと同等なサービスを実施し、該
サービスによるデータ編集結果を前記端末装置用データ
ベースに蓄積するサービス手段と、前記ホストコンピュ
ータと回線を介して接続された状態において、前記ホス
トコンピュータにデータの受信を要求すると共に、前記
端末装置用データベースに蓄積されたデータを前記ホス
トコンピュータに送信する自動アップロード手段と、前
記ホストコンピュータと回線を介して接続された状態に
おいて、前記ホストコンピュータにデータの送信を要求
すると共に送信データを受信し、該受信データによって
前記端末装置用データベースを更新する自動ダウンロー
ド手段とを具備し、前記ホストコンピュータは、ホスト
コンピュータ用データベースと、前記端末装置と回線を
介して接続された状態において、前記自動アップロード
手段による前記端末装置からのデータの受信要求に応じ
て、前記端末装置から送信された送信データを受信し、
該受信データによって前記ホストコンピュータ用データ
ベースを更新する更新手段と、前記端末装置と回線を介
して接続された状態において、前記自動ダウンロード手
段による前記端末装置からのデータの送信要求に応じ
て、前記ホストコンピュータ用データベースから送信す
べきデータを選択した後、これを前記端末装置に対して
送信する送信手段とを設けたので、利用者は端末をホス
トコンピュータと回線を繋がない状態でホストコンピュ
ータが提供する会話型入力によるデータ編集サービスと
同等のサービスを受けられるという効果が得られる。ま
た、利用者は、データのアップロード、ダウンロードお
よびそれに伴うファイル管理等の煩わしい操作から解放
され、操作負担が軽減されるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるコンピュータシステ
ムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】端末装置2のCPUによって実行されるプログ
ラムのメインルーチンmrを示すフローチャートであ
る。
【図3】メインルーチンmrによってコールされるオフ
ライン処理ルーチンsr1を示すフローチャートであ
る。
【図4】メインルーチンmrによってコールされる送信
メール作成ルーチンsr11を示すフローチャートであ
る。
【図5】メインルーチンmrによってコールされる受信
メール参照ルーチンsr12を示すフローチャートであ
る。
【図6】メインルーチンmrによってコールされる自動
アップロード/ダウンロード処理ルーチンsr2を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 端末装置 3 公衆回線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータと、このホストコン
    ピュータと回線を介して接続される端末装置を有するコ
    ンピュータシステムにおいて、 前記端末装置および前記ホストコンピュータは、各々記
    憶装置を有し、 前記端末装置は、 端末装置用データベースと、 前記ホストコンピュータと回線を介して接続された状態
    において受ける会話型入力によるデータ編集サービスと
    同等なサービスを実施し、該サービスによるデータ編集
    結果を前記端末装置用データベースに蓄積するサービス
    手段と、 前記ホストコンピュータと回線を介して接続された状態
    において、前記ホストコンピュータにデータの受信を要
    求すると共に、前記端末装置用データベースに蓄積され
    たデータを前記ホストコンピュータに送信する自動アッ
    プロード手段と、 前記ホストコンピュータと回線を介して接続された状態
    において、前記ホストコンピュータにデータの送信を要
    求すると共に送信データを受信し、該受信データによっ
    て前記端末装置用データベースを更新する自動ダウンロ
    ード手段とを具備し、 前記ホストコンピュータは、 ホストコンピュータ用データベースと、 前記端末装置と回線を介して接続された状態において、
    前記自動アップロード手段による前記端末装置からのデ
    ータの受信要求に応じて、前記端末装置から送信された
    送信データを受信し、該受信データによって前記ホスト
    コンピュータ用データベースを更新する更新手段と、 前記端末装置と回線を介して接続された状態において、
    前記自動ダウンロード手段による前記端末装置からのデ
    ータの送信要求に応じて、前記ホストコンピュータ用デ
    ータベースから送信すべきデータを選択した後、これを
    前記端末装置に対して送信する送信手段と、 を具備することを特徴とするコンピュータシステム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6263347B1 (en) 1998-04-28 2001-07-17 Nec Corporation System for linking data between computer and portable remote terminal and data linking method therefor
JP2013503508A (ja) * 2009-08-28 2013-01-31 ゼットティーイー コーポレイション スマートカード遠隔制御方法及びシステム
US8718603B2 (en) 2009-08-28 2014-05-06 Zte Corporation Method and system for remote control of a smart card
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