JPH09101924A - 通信サービス仲介方法及び装置並びに通信サービス仲介装置を利用した電子掲示板システム - Google Patents

通信サービス仲介方法及び装置並びに通信サービス仲介装置を利用した電子掲示板システム

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JPH09101924A
JPH09101924A JP7260532A JP26053295A JPH09101924A JP H09101924 A JPH09101924 A JP H09101924A JP 7260532 A JP7260532 A JP 7260532A JP 26053295 A JP26053295 A JP 26053295A JP H09101924 A JPH09101924 A JP H09101924A
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JP7260532A
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Masashi Yamamuro
雅司 山室
Gengo Suzuki
源吾 鈴木
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、一人のユーザが複数の商用インターネ
ットや、複数の情報検索サービスに加入して、パソコン
にあるクライアント側のソフトウェアを使い分ける必要
があったり、電話も再発信しなければならないという問
題がある。 【解決手段】 ユーザのパーソナルコンピュータとサー
ビス提供者側のコンピュータとの間に、WWWのサーバ
機能と動的にIPアドレスを発行するWWWサーバ手段
を有し、さらに、相互のプロトコル変換及びデータ形式
変換を行う通信サービス仲介装置を設定して、情報検索
サービスホストや電子掲示板サービスホストとユーザ端
末間で単一の操作環境で複数のサービスを取得する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信サービス仲介
方法及び装置並びに通信サービス仲介装置を利用した電
子掲示板システムに係り、特に、一般加入電話等の通信
手段を介して、パーソナルコンピュータ(以下、パソコ
ンと記す)等の情報処理端末からのアクセスを可能とす
るインターネット接続及びWWWサーバサービスを行う
事業者(プロバイダ)が、自らのコンピュータにWWW
サーバソフトウェアと同時に実現し、自らの顧客にイン
ターネット接続サービスを行うと同時に、従来からの商
用パソコン通信サービスの一部として提供されているツ
リー構造型情報検索サービスへの接続サービスを行い、
インターネットのWWWと情報検索サービスとに対して
同じソフトウェアによる操作によりアクセスを可能とす
るための通信サービス仲介方法及び装置並びに通信サー
ビス仲介装置を利用した電子掲示板システムに関する。
【0002】詳しくは、コンピュータネットワーク上に
分散しているマークアップ言語により文書化された情報
を各文書の中でポインタで参照することにより、ハイパ
ーテキスト化してある状況において、ポインタに従って
ネットワーク上から所望の情報としてHTML文書(マ
ークアップ言語で書かれた文書)を取り込む。さらに、
その文書を整形してグラフィカルユーザインタフェース
(以下GUI)で表示するソフトウェア(クライアン
ト)を使ってネットワーク上の情報を巡行しながら検索
するサービス(以下、ハイパーテキスト型情報サービ
ス)が存在する。そのサービスへの接続と情報構造がツ
リー型であるような情報検索サービスの共通の利用者
(以下、単にユーザ)で、かつそれらのサービスを一般
の電話通信のような同一の通信手段でアクセスするユー
ザが、その情報検索サービスを受ける場合に、前者のハ
イパーテキスト化したマークアップ言語を表示するGU
Iと同じGUIで操作を行うことができるように、ユー
ザ側のソフトウェアと情報検索サービスホストとの通信
サービスを仲介するための通信サービス仲介方法及び装
置並びに通信サービス仲介装置を利用した電子掲示板シ
ステムに関する。
【0003】
【従来の技術】図15は、インターネットへの接続を説
明するための図である。一般家庭のパソコンからモデム
と一般加入電話を通して、商用インターネットに接続す
る場合、その接続サービスプロバイダのアクセスポイン
トに電話をかけて接続し、インターネット接続サービス
事業者のホストからIPアドレスを動的に割り当てられ
ることによって、WWW等のインターネットの主要なサ
ービスを受けることができる。
【0004】同じユーザが同じパソコンと同じ一般加入
電話を用いて商用パソコン通信サービス等の情報検索サ
ービスに接続する場合は、汎用通信ソフトウェアを用い
てそのパソコン通信のアクセスポイントに電話をかけて
接続し、専用のキャラクタベースのインタフェースによ
りサービスを受けるか、または、そのパソコン通信サー
ビス専用のクライアントソフトウェアを用いて、専用の
GUIでサービスを受ける。この画面操作は当該事業者
独自に提供されている。従って、アクセス先の情報検索
サービス事業者を変える場合には当該事業者に対応する
操作を行う。
【0005】図16は、従来のキャラクタベースの操作
画面の例を示す。同図において、表示されている選択肢
をキーボードから入力することにより、次のメニュー画
面に進むような対話型サービスである。同図の画面Aで
選択肢“3”を選択し、“3”を入力すると、画面Bが
送られてくる。また、メインメニューへ戻るコマンド等
も用意されている。
【0006】一方、WWWを利用する場合は、ユーザ側
のパソコンにWWWのクライアントソフトウェア(WW
Wクライアント)が必要であり、これを用いてサービス
を受けることになる。図17は、従来のWWWのサービ
ス画面とそれに対応するHTML文書の例を示す。同図
(A)に示すWWW画面中の項目には、aに示すよう
に、下線や反転表示等、別の情報へのポインタが埋め込
まれている箇所(アンカ)がある。このアンカをマウス
等で指示することで、アンカに埋め込まれているポイン
タを示すインターネットのWWWサーバ上の情報を次の
画面として取り込むことができるというハイパーメディ
ア構造になっている。図17(B)は、同図(A)の画
面のHTML(Hyper Text Markup Language)文書であ
る。アンカであるaの部分は、図17(B)に示すbの
ように記述されており、bの『hostd.abc.jp』がこのポ
インタを示す情報の所在を示し、『tokyo.html』がその
情報である。マウス等によりこの箇所を指示することに
より、詳細な情報を入手できる。
【0007】また、パソコン通信サービスには、電子掲
示板サービスと呼ばれるサービスがある。これは、同種
の興味を持つユーザに対してパソコン通信事業者が記事
を書き込むスペースを用意し、ユーザがそのスペースに
興味のある事柄に関する記事を投稿する。また、他のユ
ーザは、投稿された記事に対する返事をしたり、関連す
る話題を提供したりという情報共有サービスである。
【0008】図18、図19に電子掲示板サービスの例
を示す。コマンドを一つ入力した結果を一つの画面とし
て表示する。それぞれの画面の“>”以下は、ユーザに
よる入力を表している。図18(A)のaの“go fmacb
g ”は“fmacbg”という電子掲示板等のサービスの話題
毎にまとめた一つのグループ(これは、パソコン通信事
業者毎に呼び方が異なっている。例えば、ある通信事業
者では『フォーラム』と呼ばれている)に入るコマンド
である。電子掲示板サービスは、『電子会議』等と呼ば
れ、図18(B)のbの“3”はそのグループの中で、
電子掲示板サービスに入ることを示している。すると、
話題別の集まりである会議室の一覧が表示され、図18
(C)のcで“mes 11”と入力し、会議室11番を選択
すると、電子掲示板サービスが提供される。図19
(D)において、“rmn ”というタイトルの一覧を表示
するコマンドを入力し、タイトルを表示させる。図19
(E)において、自分の読みたい記事をeに示すよう
に、“#27483”と選択指定し表示させる。最後に、同図
fに示すように、"off" と入力し電子掲示板サービスを
終了する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のパソコン通信サービス専用のクライアントソフトウ
ェアを用いて、アクセス先の情報検索サービス事業者に
アクセスする場合に、サービス事業者を変える場合に
は、画面操作は当該事業者独自の設計であるため、個々
のサービス事業者の画面設計に対応する操作を行わなけ
ればならないという問題がある。
【0010】このように、一人のユーザが商用インター
ネットや、複数の情報検索サービスに加入して、パソコ
ンにあるクライアント側のソフトウェアを使い分ける必
要があったり、電話も再発信しなければならないという
問題がある。このため、同種の情報の情報提供者間の比
較がインターネットとパソコン通信のような情報検索サ
ービスとの間で困難である。
【0011】また、従来の電子掲示板サービスにおいて
は、パソコン通信業者において専用のコマンドを入力す
る必要があり、このコマンドの種類が多い程ユーザの負
担となる。最近は、グラフィカルユーザインタフェース
(GUI)を用いた電子掲示板閲覧ソフトも存在する
が、これも、各パソコン通信事業者に特化している。従
って、ある電子掲示板サービスを受けているとき、次に
別のパソコン通信の電子掲示板サービスを利用しようと
する場合、一旦、電話の接続を終了し、接続しなおす必
要がある。
【0012】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、商用インターネット接続加入者でありかつ、情報検
索サービス加入者であるユーザの利用上の不都合を解決
し、単一の操作環境で、商用インターネット及び複数の
情報検索サービスを受ける事が可能な通信サービス仲介
方法及び装置を提供することを目的とする。
【0013】また、本発明の更なる目的は、上記のよう
な電子掲示板サービスを利用する際の不都合を解決し、
単一の操作環境で複数の業者の電子掲示板サービスを利
用することが可能な通信サービス仲介装置を利用した電
子掲示板システムを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の通信サービス仲
介方法は、ユーザがインターネットにより情報検索サー
ビスホストと通信を行う際に、ユーザ側のソフトウェア
であるWWWクライアントを利用するユーザとマルチメ
ディアの情報検索サービスホストとの間のデータのやり
取りを仲介するためのプロトコル変換及びデータ形式変
換を行う。
【0015】図1は、本発明の原理を説明するための図
である。本発明の通信サービス仲介方法は、ユーザと情
報検索サービスホストとの間でやり取りするデータを必
要に応じて一時的に蓄積しておき(ステップ1)、WW
Wクライアントに情報検索サービスホストから取得した
データを引き渡し(ステップ2)、WWWクライアント
からメニューの選択肢のそれぞれに参照マークが付与さ
れているデータを受信すると(ステップ3)、一時的に
蓄積されている情報を用いて情報検索サービスホストに
適用するコマンドを生成して(ステップ4)転送し(ス
テップ5)、情報検索サービスホストから取得したコン
テンツ情報を(ステップ6)WWW用に構造化したハイ
パーテキストマークアップ言語(HTML)に変換し
(ステップ7)、HTML文書をWWWクライアントに
引き渡す(ステップ8)。
【0016】また、本発明の通信サービス仲介方法は、
WWWサーバにおいて、HTML文書を受信した際に、
HTML文書の参照マークをポインタで参照し、整形し
てグラフィカルユーザインタフェース(GUI)により
提示する。また、本発明の通信サービス仲介方法は、H
TML文書変換時に、逐次記録されているツリー上にお
ける操作者の各時刻における選択位置情報である履歴情
報を参照して、HTML文書の画面選択肢ツリーを編集
する。
【0017】また、本発明の通信サービス仲介方法は、
コンテンツ情報の情報構造がメインメニューを根とする
ツリー構造であった場合に、該根から所望の情報までの
最短の遷移をメニュー選択肢の番号の列であるフルパス
で表し、該フルパスを検索するためのマークアップ化文
書の画面選択肢に参照マークを付与し、WWWサーバに
おいて、マークアップ化文書をWWWクライアントに送
付し、WWWクライアントから選択肢を受け取ると、該
選択肢からなるフルパスで、情報検索サービスホストか
ら取得したコンテンツ情報を検索して所望の情報を取得
する。
【0018】図2は、本発明の第1の原理を説明するた
めの図である。本発明の通信サービス仲介装置100
は、ユーザ側のソフトウェアであるWWWクライアント
310と情報検索サービスホスト200との間の通信サ
ービスを仲介するインターネットのホスト装置であっ
て、WWWのサーバ機能と動的にIPアドレスを発行す
るWWWサーバ手段110と、WWWを利用するWWW
クライアント310と情報検索サービスホスト200の
両者のプロトコル変換及びデータ形式変換を行うデータ
変換手段123と、データ変換手段123により変換さ
れたデータをWWWクライアント310または、情報検
索サービスホスト200に送信する、または受信する通
信手段121とを有する。
【0019】また、上記の通信手段121は、外部のそ
れぞれ別個のプロトコルを有する情報検索サービスホス
ト200にアクセスするアクセス手段と、情報検索サー
ビスホスト200からのメニュー並びにコンテンツ情
報、WWWクライアント310からWWWサーバ手段4
10を介してログインに必要な情報、コマンドまたは選
択制御情報を取得するデータ取得手段とを含む。
【0020】また、上記のデータ変換手段123は、デ
ータ取得手段において取得したコンテンツ情報のうちメ
ニュー情報部分を各メニュー項目毎に参照マークを付与
してマークアップ言語化を行いHTML変換を行う。ま
た、上記のデータ取得手段は、WWWクライアント31
0から取得したユーザの情報及び情報検索サービスホス
ト200から取得したメニュー情報を含むコンテンツ情
報を一時的に保持する一時保持手段を有する。
【0021】また、上記の一時保持手段は、ツリー上に
おけるユーザの各時刻における選択位置を逐次記録し、
履歴情報として保持する。また、上記のデータ変換手段
123は、一時保持手段の履歴情報を参照してマークア
ップ化文書の画面選択肢ツリーを編集する。
【0022】また、上記のアクセス手段は、WWWクラ
イアント310からのコマンドまたは選択制御情報に従
って、一時保持手段のユーザの情報を利用して情報検索
サービスホスト200をアクセスするためのコマンドを
生成するコマンド生成手段122を含む。
【0023】また、WWWサーバ手段110は、マーク
アップ言語化されたコンテンツ情報中の参照マークをポ
インタで参照することにより、ハイパーテキスト化して
あるコンテンツ情報を受信した場合には、該ポインタに
従って、外部から所望のマークアップ言語で書かれた文
書を取り込んで、該文書を整形してグラフィカルユーザ
インタフェース(GUI)上において提示する。
【0024】また、データ変換手段123は、コンテン
ツ情報の情報構造がメインメニューを根とするツリー構
造であった場合に、根から所望の情報までの最短の遷移
をメニュー選択肢の番号の列であるフルパスを生成し、
該フルパスを検索するためのマークアップ化文書の画面
選択肢に参照マークを埋め込んでおき、また、上記のW
WWサーバ手段110は、マークアップ化文書をWWW
クライアント310に送付し、画面選択肢が選択される
とフルパスを通信手段121に転送し、通信手段121
は、フルパスに従って、情報検索サービスホスト200
から取得したコンテンツ情報内を辿り、所望の情報を取
得する。
【0025】また、本発明の通信サービス仲介装置を利
用した電子掲示板システムは、通信サービス仲介装置を
ユーザ側のソフトウェアであるWWWクライアントと、
電子掲示板ホストとの間に配置した。図3は、本発明の
第2の原理構成図である。
【0026】本発明の電子掲示板サービス仲介装置40
0は、WWWのサーバ機能と動的にIPアドレスを発行
するWWWサーバ手段410と、WWWを利用するWW
Wクライアント310と電子掲示板ホスト500の両者
のプロトコル変換及びデータ形式変換を行うデータ変換
手段423と、電子掲示板ホスト500に送信するコマ
ンドを生成するコマンド生成手段422と、コマンド生
成手段422により生成されたコマンドの電子掲示板ホ
ストへの送信、データ変換手段423により変換された
データのWWWクライアント310または、電子掲示板
ホスト500への送信、または受信を行う通信手段42
1とを含む電子掲示板クライアント手段420とを有す
る。
【0027】このように、本発明は、インターネット用
のWWWサーバ機能と、動的IPの振出機能を持つWW
Wサーバ手段110により、WWWのクライアント31
0をパソコン等の情報端末に所持するユーザは、インタ
ーネットへの接続を行い、インターネットの基本プロト
コルであるTCP/IPその上のhttp(hypertext trans
fer protocol)等のプロトコルによってWWWなどを利
用することができる。
【0028】インターネットへの接続後、情報検索サー
ビスホスト200から通信サービス仲介装置100の情
報検索クライアント120に渡された画面情報をHTM
L文書に変換し、WWWクライアント310に対してG
UIにより提示する。これにより、ユーザが所望のサー
ビスを選択して、通信サービス仲介装置100に渡すこ
とにより、情報検索クライアント120において、情報
検索サービスホスト200に対応するコマンドを生成し
て、メニュー画面を要求する。このように、通信サービ
ス仲介装置100において、情報検索サービスホスト2
00及びWWWクライアント310から渡される種々の
情報を双方のプロトコルやデータ形式に変換して渡すこ
とにより、WWWクライアント310が希望するサービ
スを提供する情報検索サービスホストが種々変更されて
も、WWWクライアント310において電話の発呼や特
定のコマンドの入力等を行わず、定常的な操作方法によ
りサービスが提供される。
【0029】通信サービス仲介装置100の情報検索ク
ライアント手段120は、メニューの選択肢のそれぞれ
に参照マークを付与するという方法で、情報検索サービ
スホスト200から受け取ったデータを、WWW用に構
造化したHTMLに変換するデータ変換処理を行い、情
報検索クライアント手段120でHTMLに変換したH
TML文書をWWWサーバ処理部310に引き渡すこと
によって、ユーザは、自分の選択したものに対応した次
画面をWWWの画面として見ることができる。また、そ
の画面には、次の画面を選択をするための選択肢が、H
TML文書のアンカとして埋め込まれたものになってお
り、これをさらに選択できる。アンカには、コマンド生
成手段122が情報検索サービスホスト200に送信す
るために必要なコマンドを生成するための情報の一部乃
至は全部が含まれている。必要ならば、データ一時蓄積
手段に蓄積した状態情報を参照することによって、コマ
ンドを生成して情報検索サービスホスト200に送信す
る。
【0030】さらに、ユーザと情報検索サービスホスト
200の間でやりとりする情報を必要に応じて一時蓄積
するためのデータ一時保持手段に、当該ユーザの当該情
報検索サービス加入者としての識別子や暗証番号(パス
ワード)を蓄積する。ここで一時蓄積されたデータは、
ユーザがIP接続を終了し、動的に振り出されたユーザ
のコンピュータのIPアドレスが開放されるまで蓄積さ
れているため、ユーザは、再びそれらの情報を操作中に
再度入力することなくアクセスできる。
【0031】また、ユーザにより選択されたものに対応
する次画面として表示されたWWW画面は、次に選択す
るための選択肢としてアンカを付し、選択肢に対応する
ツリー上で位置情報を組み込んでおくことにより、この
位置情報から情報検索のためのコマンドを生成して情報
検索サービスホスト200に送信することが可能とな
る。
【0032】また、アンカを付し、選択肢による各時点
における遷移情報を組み込んでおくと共に、ユーザのツ
リー上での位置をデータ一時保持手段に記憶しておき、
これをコマンド生成手段122が参照することにより、
遷移情報と現在位置とを組み合わせることにより、コマ
ンドを生成して情報検索サービスホスト200に送信す
ることが可能となる。
【0033】また、上記の方法を電子掲示板サービスに
適用することにより、WWWクライアントを利用するユ
ーザと種々の電子掲示板サービス事業者のホストに対す
る記事の閲覧や記事の投稿が実現できる。
【0034】
【発明の実施の形態】最初に第1の形態として、ユーザ
が保有するパソコンと情報検索サービスホスト間の位置
する通信サービス仲介装置について説明する。通信サー
ビス仲介装置は、インターネットのホストとして、WW
Wサーバ機能を有し、かつ、動的にIPの振出を行うこ
とができると同時に、WWWクライアントとパソコン通
信等の情報検索サービス事業者のホストとのデータのや
り取りを仲介するためのプロトコル変換やデータ形式変
換を行うものである。
【0035】図4は、本発明の通信サービス仲介システ
ムの構成を示す。同図に示すシステムは、通信サービス
仲介装置100、情報検索サーバ210を有する情報検
索サービスホスト200、及びWWWクライアント31
0を有する1つ以上のパソコン300より構成される。
【0036】通信サービス仲介装置100は、WWWサ
ーバ処理部110、情報検索クライアント処理部12
0、データ一時蓄積部130、選択情報転送部140、
及び変換文書転送部150より構成される。WWWサー
バ処理部110は、インターネット用のWWWのサーバ
機能と、動的IPの振出機能を持つ。これにより、WW
Wサーバ処理部110は、WWWのクライアントをパソ
コン等の情報端末に所持するユーザとインターネットと
の接続を行う。これにより、ユーザは、インターネット
の基本プロトコルであるTCP/IPと、その上のhttp
(hypertext transfer protocol) 等のプロトコルによっ
てWWW等を利用することができる。
【0037】情報検索クライアント処理部120は、情
報検索サービスホスト200の情報検索サーバ210へ
の接続を行う接続処理やコマンドやデータのやり取りを
行う通信処理を行う通信処理部121、入力されたコマ
ンドを処理するコマンド処理部122、情報検索サービ
スホスト200から受け取ったデータをメニューの選択
肢のそれぞれに参照マークを付与する方法で、WWW用
に構造化したHTMLに変換するデータ変換処理を行う
データ変換部123より構成される。
【0038】データ一時蓄積部130は、ユーザと情報
検索サービスホスト200との間でやり取りする情報を
必要に応じて一時蓄積する。蓄積される情報は、当該ユ
ーザの当該情報検索サービス加入者としての識別子や暗
証番号(パスワード)や、情報検索サーバ210から渡
されるログファイル等である。これより、ユーザは、ア
クセス毎にこれらの識別子や暗証番号を再入力する必要
がない。また、データ一時蓄積部130が消去されるの
は、ユーザがIP接続を終了し、動的に振り出されたユ
ーザのコンピュータのIPアドレスが開放される時であ
る。
【0039】選択情報転送部140は、WWWクライア
ント310からWWWサーバ処理部110が受け取った
情報を情報検索クライアント処理部120に引き渡す。
変換文書転送部150は、情報検索クライアント処理部
120のデータ変換部123で変換されたHTML文書
をWWWサーバ処理部110に引き渡す。
【0040】次に、上記の動作を説明する。図5は、本
発明の通信サービス仲介システムの動作の概要のシーケ
ンスチャートである。 ステップ101) ユーザのパソコン300のWWWク
ライアント310は、初期画面よりパソコン通信への接
続を選択する。
【0041】ステップ102) パソコン300からW
WWサーバ処理部110を介して情報検索クライアント
処理部120にユーザの初期画面における選択結果が選
択情報転送部140を介して転送される。 ステップ103) 情報検索クライアント処理部120
は、ユーザに対して当該パソコン通信に関する識別子や
パスワードの入力をWWWサーバ処理部110を介して
指示する。
【0042】ステップ104) ユーザは、パソコン3
00のキーボード等より識別子、パスワード等の入力を
行う。 ステップ105) WWWクライアント310は、入力
された識別子及びパスワードを通信サービス仲介装置1
00のWWWサーバ処理部110に転送する。
【0043】ステップ106) 通信サービス仲介装置
100の情報検索クライアント処理部120は、識別
子、パスワード等をデータ一時蓄積部130に一時的に
格納しておく。 ステップ107) 情報検索サーバ210からメニュー
画面や通信端末の情報が送信される。
【0044】ステップ108) 通信サービス仲介装置
100の情報検索クライアント処理部120は、情報検
索サーバ210から受信した画面情報等をデータ一時蓄
積部130にログファイルとして蓄積しておく。 ステップ109) 情報検索クライアント処理部120
のデータ変換部123は、データ一時蓄積部130に格
納されているログファイルをHTML文書に変換する。
【0045】ステップ110) 変換されたHTML文
書は通信処理部121よりWWWサーバ処理部110を
介してWWWクライアント310に送信される。 ステップ111) WWWクライアント310は、HT
ML文書を受信し、当該文書を画面表示し、表示されて
いるメニューより任意のメニュー項目を選択する。
【0046】ステップ112) WWWクライアント3
10から選択されたメニュー情報が通信サービス仲介装
置100の情報検索クライアント処理部120に転送さ
れる。 ステップ113) 情報検索クライアント処理部120
のコマンド処理部122は、データ一時記憶部130に
格納されているユーザの識別子やパスワードを用いて、
コマンドを合成する。
【0047】ステップ114) 情報検索クライアント
処理部120から情報検索サーバ210に対して、合成
されたコマンドを送信する。 ステップ115) 情報検索サーバ210から情報検索
クライアント処理部120にユーザから選択されたメニ
ュー情報に対応するメニュー画面情報が送信される。
【0048】ステップ116) 情報検索クライアント
処理部120では、当該メニュー画面をHTML文書に
変換する。 ステップ117) 情報検索クライアント処理部120
から、変換されたHTML文書をWWWクライアント3
10に送信する。このとき、GUIによりHTML文書
をユーザのパソコン上に表示できる形態で転送する。
【0049】ステップ118) パソコン300のWW
Wクライアント310がGUIにより表示されたHTM
L文書を取得する。ユーザがIP接続を終了し、動的に
振り出されたユーザのコンピュータのIPアドレスが開
放されると、情報検索クライアント処理部120は、デ
ータ一時蓄積部130に蓄積された情報を消去する。
【0050】上記のシーケンスチャートのステップ10
9の処理において、情報検索クライアント処理部120
は、メインメニューをツリーの根とする情報構造である
とき、次の選択のための選択肢としてアンカを付与し
て、選択肢に対応するツリー上で位置情報を組み込んで
おき、ステップ113において、この位置情報から情報
検索コマンドを生成して情報検索サーバ210に送信す
ることも可能である。
【0051】また、上記のステップ109の処理におい
て、付与するアンカを付与して、選択子に対応するツリ
ー上で遷移情報を組み込んでおく。また、ユーザのツリ
ー上での位置情報をデータ一時蓄積部130に記憶して
おき、ステップ114において、この情報を参照するこ
とにより、コマンド処理部122が遷移情報と現在位置
情報を組み合わせて情報検索コマンドを生成して情報検
索サーバ210に送信することも可能である。
【0052】上記の構成によりユーザは、WWWの画面
に変換されたパソコン通信等の情報検索サービスのメニ
ュー画面から選択肢をクリックすることにより選択し、
情報検索サービス事業者の情報検索サービスホスト20
0に接続して、選択コマンドとして送信することができ
る。
【0053】情報検索クライアント処理部120のデー
タ変換部123及び変換文書転送部150により、ユー
ザは、自分の選択したものに対応した次画面をWWWの
画面として見ることができる。また、その画面には、次
の選択をするための選択肢が、HTML文書のアンカと
して埋め込まれるものになっており、これを更に選択で
きる。アンカには、コマンド処理部122が情報検索サ
ービスホスト200に送るために必要なコマンドを生成
するための情報の一部ないし全部が含まれている。必要
に応じて、データ一時蓄積部130に蓄積されている状
態情報を参照し、コマンドを生成して、情報検索サービ
スホスト200に送信する。
【0054】次に、上記のシステムを適用した電子掲示
板サービス仲介システムについて述べる。本発明の電子
掲示板サービス仲介システムは、インターネットのホス
トとして、WWWのサーバ機能を有し、かつ、動的IP
の振出しを行うことができると同時に、WWWクライア
ントを利用するユーザとパソコン通信等の電子掲示板サ
ービス事業者のホストとのやり取りを仲介するためのプ
ロトコル変換やデータ形式の変換を行うシステムであ
る。
【0055】図6は、本発明の電子掲示板サービス仲介
システムの構成を示す。同図に示すシステムは、電子掲
示板サービス装置400、WWWクライアント310を
有するパソコン300、掲示板サーバ510を有する掲
示板サービスホスト500より構成される。
【0056】電子掲示板サービス装置400は、WWW
サーバ処理部410、電子掲示板クライアント処理部4
20、データ一時蓄積部430、選択情報転送部44
0、変換文書転送部450及びメッセージ投稿処理部4
60より構成される。WWWサーバ処理部410は、イ
ンターネット用のWWWのサーバ機能と、動的IPの振
出機能を持つ。また、WWWサーバには、電子掲示板の
会議室の一覧をもつページがある(初期画面)。
【0057】電子掲示板クライアント処理部420は、
掲示板サーバ510への接続を行う接続処理やコマンド
やデータのやり取りを行う通信処理を行う通信処理部4
21、入力されたコマンドを処理するコマンド処理部4
22、情報検索サービスホスト200から受け取ったデ
ータをメニューの選択肢のそれぞれに参照マークを付与
する方法で、WWW用に構造化したHTMLに変換する
データ変換処理を行うデータ変換部423、通信業者の
タイトルの一覧を得るコマンド列を選択するタイトル検
索部424、ユーザによって選択された記事選択情報に
基づいて、当該記事を取得するためのコマンドを生成す
る記事検索部425より構成される。
【0058】データ一時蓄積部430は、ユーザと掲示
板サービスホスト500との間でやり取りする情報を必
要に応じて一時蓄積する。蓄積する情報は、当該ユーザ
の当該情報検索サービス加入者としての識別子や暗証番
号(パスワード)を蓄積する。これより、ユーザは、ア
クセス毎にこれらの識別子や暗証番号を入力する必要が
ない。また、データ一時蓄積部430が消去されるの
は、ユーザがIP接続を終了し、動的に振り出されたユ
ーザのコンピュータのIPアドレスが開放される時であ
る。
【0059】選択情報転送部440は、WWWクライア
ント310からWWWサーバ処理部410が受け取った
情報を情報検索クライアント処理部420に引き渡す。
変換文書転送部450は、情報検索クライアント処理部
420のデータ変換部423で変換したHTML文書を
WWWサーバ処理部410に引き渡す。
【0060】メッセージ投稿処理部460は、WWWク
ライアント310から投稿記事を受け付けるメッセージ
受付処理部461、受け付けた投稿記事を独自のフォー
マットに変換するメッセージ変換処理部462、フォー
マット変換された投稿記事を電子掲示板サーバ510に
送信するメッセージ送信処理部463より構成される。
【0061】次に、上記の動作を説明する。図7は、本
発明の電子掲示板サービス仲介システムの動作の概要の
シーケンスチャートである。 ステップ201) ユーザは、自分のパソコン300の
WWWクライアント310を起動し、パソコン通信の加
入者としての識別子や暗証番号(パスワード)を入力す
る。
【0062】ステップ202) ユーザは、初期画面ペ
ージにアクセスして、タイトルを選択する。そのページ
の電子掲示板の会議室のリストには、それぞれの会議室
にアクセスするための電子掲示板クライアント処理部4
20を起動するコマンドを指すリンクが張ってある。
【0063】ステップ203) 電子掲示板サービス仲
介システム400のWWWサーバ処理部410は、ユー
ザのパソコン300のWWWクライアント310から受
け取った情報を選択情報転送部440を介して電子掲示
板クライアント処理部420に引き渡す。
【0064】ステップ204) これにより、電子掲示
板クライアント処理部420が起動し、ユーザが選択し
たタイトルに基づいて、タイトル検索部424が、その
会議室の記事のタイトル一覧を得るためのコマンドを生
成する。 ステップ205) 電子掲示板クライアント処理部42
0は、電子掲示板サーバ510への接続を行う接続処
理、及びコマンド、データのやり取りを行う通信処理を
行うことによって電子掲示板サービス事業者の掲示板サ
ービスホスト500に接続して、生成されたコマンドを
送信する。
【0065】ステップ206) 掲示板サーバ510に
よりそのコマンドが実行される。 ステップ207) コマンドの実行結果は、電子掲示板
クライアント処理部420に返送される。 ステップ208) 電子掲示板クライアント処理部42
0のデータ変換部423により、返送された実行結果が
HTML形式に変換される。HTML形式に変換すると
き、記事のタイトルには、その記事にアクセスするため
のリンクを自動的に付与する。
【0066】ステップ209) 変換されたHTML文
書は、変換文書転送部450、及びWWWサーバ処理部
410を介してユーザのWWWクライアント310に返
される。 ステップ210) 次に、ユーザは、自分の読みたい記
事を選び、その記事に対するリンクを再び選択する。
【0067】ステップ211) 選択された情報はWW
Wサーバ処理部410に転送れ、さらに、電子掲示板ク
ライアント処理部420の記事検索部425に渡され
る。 ステップ212) 記事検索部425は、ユーザが選択
した記事を得るためのコマンドを生成する。
【0068】ステップ213) 生成されたコマンドを
通信処理部412を介して電子掲示板サーバ510にア
クセスする。 ステップ214) 掲示板サーバ510より記事を取得
する。 ステップ215) データ変換部423は取得した記事
をHTMLに変換する。
【0069】ステップ216) 変換された記事は、W
WWサーバ処理部410を介してユーザのWWWクライ
アント310に表示する。また、電子掲示板サービスに
おける記事の投稿は、以下ように行われる。電子掲示板
サービス仲介システム400を実現しているホストは、
各電子掲示板の会議室毎に、電子掲示板投稿用の電子メ
ールアドレスを有する。ユーザが記事を投稿したい場合
には、その電子メールアドレスに対してメールを出す。
メッセージ投稿処理部460のメッセージ受付処理部4
61は、そのメールをメッセージ変換処理部462に転
送する。メッセージ変換処理部462は、インターネッ
トとしてのユーザ名とパソコン通信の加入者としても識
別子の対応表から「from」句を前者から後者に変換
し、電子掲示板サーバ独自のフォーマットに整形する。
整形されたメッセージは、メッセージ送信処理部463
により、電子掲示板サーバ510にアクセスし、投稿さ
れる。
【0070】
【実施例】以下、図面と共に、本発明の実施例を詳細に
説明する。 [第1の実施例]図8は、本発明の第1の実施例のユー
ザのWWWクライアントと商用パソコン通信を例とした
情報検索サービスの例を示す。同図において、図4と同
一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
同図に示すシステムは、インターネット接続サービス事
業者のコンピュータで実現される通信サービス仲介装置
100、情報検索サービス事業者のコンピュータで実現
される情報検索サービスホスト200、ユーザのパソコ
ン300、及び一般加入電話網700により構成され
る。なお、ユーザのパソコン300と通信サービス仲介
装置100は、一般加入電話網700により接続され、
通信サービス仲介装置100と情報検索サービスホスト
200はインターネットワーク800により接続されて
いる。
【0071】通信サービス仲介装置100は、WWWサ
ーバ処理部110、情報検索クライアント処理部120
及びデータ一時蓄積部130より構成され、情報検索ク
ライアント処理部120は、通信処理部121、コマン
ド処理部122、データ変換部123より構成され、C
GI(Common Gateway Interface)プログラムにより実
現される。
【0072】情報検索サービスホスト200は、情報検
索サーバ210を有し、通信サービス仲介装置100で
中継された検索要求に基づいて情報を検索する。ユーザ
のパソコン300は、WWWクライアント310を有す
る。以下に、動作を説明する。
【0073】(1) ユーザは、パソコン300からモ
デムと一般加入電話網700を介して、通信サービス仲
介装置100に接続し、この通信サービス仲介装置10
0を仲介としてパソコン通信の情報検索サービスのホス
ト200にインターネット800を経由してアクセスす
る。
【0074】(2) まず、ユーザがWWWクライアン
ト310で、パソコン通信への接続を選択すると、通信
サービス仲介装置100のWWWサーバ処理部110の
CGIを用いて、情報検索クライアント処理部120の
CGIプログラムに選択肢情報を転送する。
【0075】(3) 通信処理部121は、そのパソコ
ン通信のインターネット800に開放しているアクセス
アドレスに“telnet”でログインする。このとき、当該
ユーザに対してパソコン300からそのパソコン通信の
加入者として識別子や暗証番号(パスワード)を最初に
入力させる。入力された識別子や暗証番号は、当該ユー
ザのパソコン通信が終了するまでの間、一時的にデータ
一時蓄積部130に記憶される。
【0076】(4) 次に、通信サービス仲介装置10
0は、情報検索サーバ210から送られてくる画面(メ
ニュー画面または、末端の情報)20をログファイルと
してデータ一時蓄積部130に記録する。 (5) 次に、このログファイルをデータ変換部123
が、HTML文書30に変換する。図9は、本発明の第
1の実施例のデータ変換部によって変換されたHTML
文書の例を示す。同図中Aは、図16の「画面Bの選択
肢“4”」を選択している場合の情報検索サービスホス
ト200から返される画面20のHTML文書30の例
である。このとき、メニュー選択肢(「4.東京都の広
場」など)とコマンド選択肢(「M:メイン U:一つ
上へ」など)は、その選択肢が選ばれた時に動作するC
GIプログラムへの参照を含むアンカ(図9B)に変換
する。アンカには、選択した内容をCGIプログラムに
送るための情報を組み込む。アンカ中の“http;//host.
net.jp/cgi-bin/bbs-access.cig ”は、CGIプログラ
ムの名前である。“host.net.jp ”は、通信サービス仲
介システムが実装されているコンピュータのホスト名で
ある。“bbs-access.cgi?4”の「?」以降にCGIプロ
グラムに引数として渡す選択情報を組み込んでおく。
【0077】(6) このHTML文書がWWWクライ
アントに表示された画面(図17(A)と同様に見え
る)を見て、ユーザは、普通のインターネットのWWW
でのアンカ選択と同じ操作でメニュー選択を行う。ここ
で、ユーザが4番目の「東京都の広場」を選択した時の
動作を以下に説明する。
【0078】 ユーザが4番目のアンカを選択する
と、本システムのWWWサーバ処理部110にその情報
が送られ、さらに、CGIを介して、情報検索クライア
ント処理部120に引き渡される。 次に、通信処理部121がデータ一時蓄積部130
に記憶しておいた先程ユーザが入力したパソコン通信の
加入者としての識別子や暗証番号(パスワード)を用い
て、再び情報検索サービスホスト200に接続する。
【0079】 コマンド処理部122は、先程選択し
たものを示すフルパス“/3/4”の情報をCGIから
の選択情報に基づいて必要に応じて合成し、そのフルパ
スに対応する画面への遷移を行うコマンドをパソコン通
信の情報検索サービスホスト200に送る。
【0080】これにより、『4番「東京都の広場」』を
選択した時の次のメニュー画面(図16画面C)が情報
検索サービスホスト200から通信サービス仲介装置1
00に返送される。なお、上記の情報のフルパスは、メ
インメニューを起点にし、メニューに至るまでの番号を
順に“/”でつなげて表す。例えば、図16の例におい
て、「東京都の広場」の場合には、メインメニューから
「3」、更に「4」と順番に選択して得られるので、こ
の情報の選択肢の番号列(以下フルパス)は“/3/
4”である。
【0081】(7) 通信サービス仲介装置100のデ
ータ変換部123は再び、HTML文書に変換して、W
WWクライアント310に返却する。また、図10は、
本発明の第1の実施例のデータ変換部によって変換され
たHTML文書の他の例を示す。同図に示す例を用いて
上記の(5)以降の処理を説明する。 (5)’ 情報検索サービスホスト200から送信され
るメニュー画面/情報画面20を一時蓄積部130にロ
グファイルとして記録した後、このログファイルをデー
タ変換部123においてHTML文書30に変換する。
【0082】図10のCに示すように、アンカ中の“ht
tp://host.net.jp/cgi-bin/bbs-access.cgi ”は、CG
Iプログラムの名前である。“host.net.jp ”は、通信
サービス仲介装置100のホスト名である。“bbs-acce
ss.cgi?/3/4 ”の「?」以降は、CGIプログラムに渡
す引数を表す。通信サービス仲介装置100のフルパス
情報を得た情報検索クライアント処理部120は、情報
検索サービスホスト200に適用する形式のコマンドを
生成して要求当該ホスト200に要求する。
【0083】このように変換されたHTML文書をユー
ザのパソコンのWWWクライアント310に返却する。 (6)’ このHTML文書がWWWクライアントに表
示された画面(図17(A)と同様に見える)を見て、
ユーザは、普通のインターネットのWWWでのアンカ選
択と同じ操作でメニュー選択を行う。
【0084】ここで、ユーザが4番目の「東京都の広
場」を選択した時の動作を以下に説明する。 ユーザが4番目のアンカを選択すると、通信サービ
ス仲介装置100のWWWサーバ処理部110にその情
報が送られ、さらに、CGIを介して情報検索クライア
ント処理部120に引き渡される。
【0085】 次に、コマンド処理部122がデータ
一時蓄積部130に記憶しておいた先程ユーザが入力し
たパソコン通信の加入者としての識別子や暗証番号(パ
スワード)を用いてコマンドを生成し、通信処理部12
1が再びパソコン通信の情報検索サービスホスト200
に接続して、“/3/4”で表される位置への移動を行
うコマンドを情報検索サービスホスト200に送信す
る。
【0086】もし、ひとつひとつの階層を移動しなけれ
ばならない場合、コマンド処理部122では、「3に移
動」、「4に移動」という2つのコマンドを組み合わせ
て、コマンドを生成し、順次情報検索サービスホスト2
00に送る。これにより、4番の「東京都の広場」を選
択した時の次のメニュー画面(図16の画面C)が情報
検索サービスホスト200より通信サービス仲介装置1
00に返送される。
【0087】 通信サービス仲介装置100は、返送
された情報をデータ変換部123においてHTML文書
に変換してWWWクライアント310に返却する。これ
により、ユーザに対して図10に示す画面を提示でき
る。このように、本実施例によれば、インターネットの
ホストとしてWWWのサーバ機能を有し、かつ動的にI
Pの振り出しを行うことができると同時に、WWWクラ
イアントを利用するユーザとパソコン通信等の情報検索
サービス事業者のホストとのやり取りを仲介するための
プロトコル変換やデータ形式変換を行うことができる。
【0088】[第2の実施例]次に、本実施例は、情報
検索サービスの情報構造のメインメニューをルートする
ツリー構造になっており、かつ画面遷移がそのツリー上
で遷移する場合に適用される。本実施例は、ユーザに番
号付のメニューを提示して、ユーザにメニューの番号を
選択させる、または、1画面前に戻るコマンドにより行
われることに着目し、ルートから所望の情報までの最短
の遷移をメニュー選択肢の番号の列であるフルパスとし
て、当該情報を取得するためのマークアップ文書(HT
ML)で書かれた画面選択肢の部分に参照要件を埋め込
み、ユーザに提示する。ユーザは、その選択肢を選択す
ると、情報検索サービスホスト200のハイパーテキス
ト型の情報検索サーバ210から、そのフルパスが通信
サービス仲介装置100の情報検索クライアント120
に引き渡される。情報検索クライアント120は、当該
フルパスに従って、画面を遷移させて所望の情報まで辿
りつくことができる。
【0089】本実施例は、前述の第1の実施例の(5)
の説明において、本実施例は、選択肢による各時点での
遷移情報を組み込んでおく点と、ユーザのツリー上での
位置をデータ一時蓄積装置130に記録しておき、これ
を参照することによって、遷移情報と現在位置とを組み
合わせ、コマンド処理部122においてコマンドを生成
して情報検索サービスホスト200に転送する点が異な
る。
【0090】(5)” 図9において、アンカには、メ
ニュー選択肢に含まれる番号をCGIプログラムに渡す
番号として組み込む。アンカ中の“http://host.net.jp
/cgi-bin-access.cgi ”は、CGIプログラムの名前で
ある。“host.net.jp ”は、通信サービス仲介システム
が実装されているコンピュータのホスト名である。“bb
s-access.cgi?4”の「?」以降は、CGIプログラムに
渡す引数を表す。ツリー上でのユーザの現在位置は、デ
ータ一時蓄積部130に蓄積されていて、CGIプログ
ラムがこの位置とWWWクライアント310上で選択さ
れた情報の番号から、検索する情報のフルパスが分か
る。以降は、コマンド処理部122により情報検索サー
ビスホスト300のコマンドの形式に併せてコマンドを
生成し、情報検索サービスホスト300に情報を要求す
る。例えば、図17(A)の例の「東京都の広場」の場
合“4”がCGIプログラムに渡される。そして、デー
タ一時蓄積部130に蓄積されている現在のユーザのい
る位置は、“/3”であるから、検索する情報のフルパ
スは“/3/4”である。
【0091】このようにデータ変換部123で変換され
たHTML文書をユーザのWWWクライアント310に
返却する。このHTML文書をWWWクライアント31
0に表示された画面(図17(A)と同様に見える)を
見て、ユーザは普通のインターネットのWWWでのアン
カ選択と同じ操作でメニュー選択を行う。
【0092】(6)” ここで、ユーザが4番目の「東
京都の広場」を選択した時の動作を以下に示す。 ユーザが4番目のアンカを選択すると、通信サービ
ス仲介システムのWWWサーバ処理部110にその情報
が送られ、さらに、CGIを介して“4”がクライアン
ト処理部120に送られる。
【0093】 次に、通信処理部121がデータ一時
蓄積部130に記憶しておいた先程ユーザが入力したパ
ソコン通信の情報検索サービスホスト200の加入者と
しての識別子や暗証番号を用いて、再び情報検索サービ
スホスト200に接続して、コマンド処理部122が先
程選択したものを示すフルパス“/3/4”をCGIを
介して取得した“4”とデータ一時蓄積部130から得
た現在位置“/3”から生成し、“/3/4”で表され
る位置への移動を行うコマンドを情報検索サービスホス
ト200に送信する。もし、情報検索サーバ210がフ
ルパスを一度に指定できるコマンドを受け付ける場合、
「/3/4の情報を得よ」という一つのコマンドを送
り、もし、一つ一つの階層を移動しなければならない場
合、コマンド処理部122は、「3に移動」、「4に移
動」という2つのコマンドを組み合わせて生成し、順次
情報検索サービスホスト200に送る。
【0094】 これにより、4番「東京都の広場」を
選択した時の次のメニュー画面(図16の画面C)が情
報検索サービスホスト200から通信サービス仲介装置
100に返送される。 次に、通信サービス仲介装置100のデータ変換部
123は、情報検索サービスホスト200から返送され
た情報をHTML文書に変換してWWWクライアント3
10に送信する。
【0095】このように、本実施例によれば、情報検索
サービスホスト200のメインメニューをルートするツ
リー構造である場合であっても、ユーザが次の画面を選
択するための選択肢として、選択肢の各時点での遷移情
報と現在位置を組み合わせてコマンドを生成して情報検
索サービスホスト200に送信することにより、次の選
択画面を取得することができる。
【0096】[第3の実施例]本実施例は、上記の第
1、第2の実施例で述べた通信サービス仲介装置を電子
掲示板サービス仲介装置として電子掲示板サービスに適
用するものである。電子掲示板システムに適用される通
信サービス仲介装置は、インターネットのWWWサービ
スと電子メールサービスと電子掲示板サービスの共通の
ユーザが電子掲示板の記事を閲覧し、電子掲示板への投
稿を電子メールを用いて行うことを可能とする。
【0097】図11は、本発明の第3の実施例の電子掲
示板サービスシステムの構成を示す。同図において図6
と同一構成部分には、同一符号を付し、その説明を省略
する。なお、本実施例では、通信サービス仲介システム
は、電子掲示板サービス仲介システムとして適用される
ため、通信サービス仲介装置100を電子掲示板サービ
ス仲介装置400として説明する。
【0098】最初に電子掲示板サーバ510にアクセス
して記事の閲覧を行う場合を説明する。 (1) まず、ユーザはパソコン300から、一般電話
回線700等を用いて上記で説明した通信サービス仲介
装置100に接続し、これを仲介としてパソコン通信
(電子掲示板サービス)のホスト500にインターネッ
ト800を経由してアクセスする。
【0099】(2) まず、ユーザがWWWで初期画面
用HTML文書50の中から電子掲示板閲覧を選択する
と、接続できる電子掲示板の会議室一覧が表示される。
図12は、本発明の第3の実施例の会議室一覧と対応す
るHTML文書の例を示す。各会議室が選択されると、
WWWサーバ処理部410のCGI(Common GatewayIn
terface)を用いて、電子掲示板クライアント処理部4
20を実現するCGIプログラムに選択結果を渡す。図
12(A)の画面の各会議室の選択肢には、選択された
時に起動されるCGIプログラムが表示されている。例
えば、最初の会議室は、 〈A HREF="http://host.net.jp/cgi-bin/get_title.cg
i?BBS1+fmacpro+1" 〉 を参照している。"host.net.jp" は、通信サービス仲介
システムが実装されているコンピュータのホスト名であ
り、"get_title.cgi"は、CGIプログラムの名前であ
る。「?」以降が引数として渡される情報である。この
場合、引数として、"BBS1","fmacpro","1"が渡される。
これは、BBS1というパソコン通信業者の「fmacpro
」とう会議室の集まりの中の1番という会議室を選択
するという意味を表している。
【0100】(3) 通信サービス装置100の電子掲
示板クライアント処理部420内の通信処理部421
で、そのパソコン通信のインターネットに解放している
アクセスアドレスに"telnet"でログインする。このと
き、当該ユーザのそのパソコン通信の加入者としての識
別子や暗証番号(パスワード)を最初に入力させる。こ
れらは、パソコン通信接続をユーザが終了するまでの
間、一時的にデータ一時蓄積部430に記憶される。
【0101】(4) 次に、電子掲示板クライアント処
理部420のタイトル検索部424によって、この通信
業者のタイトル一覧を得るコマンド列を選択し、コマン
ド処理部422により選択された会議室名を併せてコマ
ンドを生成し、通信処理部421に転送する。
【0102】これにより、先程入力し、一時蓄積部43
0に蓄積されている識別子とパスワードを用いて、電子
掲示板サーバ510に接続し、この会議室の記事のタイ
トルの一覧を得る。得られたタイトル一覧は、データ変
換部423により、HTML文書に変換され、WWWク
ライアント310に返される。図13は、本発明の第3
の実施例のタイトル一覧と対応するHTML文書の例を
示す。HTMLに変換する時に、各記事のタイトルにそ
のタイトルを取得するCGIプログラムをアンカに挿入
する。例えば、図13(B)の場合、 〈A HREF="http://host.net.jp/cgi-bin/get_article.
cgi?BBS1+fmacpro+1+51"〉 となっている。"get_article.cgi"は、記事検索部42
5を実現するCGIプログラムである。このアンカは、
BBS1にアクセスし、"fmacpro" という会議室の集ま
りの1番の会議室の51番の記事を取ってくることを示
す。
【0103】(5) 次に、このアンカを選択すること
により、再び電子掲示板サーバ510にアクセスするこ
とによって、記事検索部425が記事を取得し、データ
変換部423がHTML文書に変換し、WWWサーバ処
理部410を介してWWWクライアントに表示する。
【0104】また、ユーザから電子掲示板サービスへの
記事の投稿は以下のように行われる。 (1) ユーザは上記の例と同じ通信業者BBS1の"f
macpro" の1番という電子掲示板の会議室に投稿しよう
としたとする。メッセージ投稿処理部460のメッセー
ジ受け付け処理部461は、電子メールアドレスとし
て、“BBS1.fmacpro.1*host.net.jp" を用意している。
このように、メールアドレスは、通信業者、電子掲示板
の会議室という表現をする。これにより、複数の通信業
者における電子掲示板会議室を識別できる。自分の使い
慣れた電子メールソフトウェアを用いて、このアドレス
宛に通常と全く同じに電子メールを作り、送付する。
【0105】(2) メッセージ受付部461は、その
アドレスから電子掲示板への投稿のメッセージであると
判断し、メッセージ変換処理部462に送る。図14
は、本発明の第3の実施例の元のメールと変換された記
事の例を示す。メッセージ変換処理部462は、電子メ
ールのフォーマットの違いや、禁止されている文字のチ
ェック等を行う。また、図14(C)に示すアドレス対
応表を用いて、「from」句をパソコン通信の加入者
としての識別子に変換する。
【0106】(3) メッセージ送信処理部463は、
BBS1の電子掲示板ホストに接続し、このメッセージ
をfmacpro の1番会議室に投稿する。このように、本実
施例の電子掲示板サービス仲介装置によれば、インター
ネットと商用パソコン通信をパソコンから一般加入電話
網を介して利用するユーザが商用パソコン通信での電子
掲示板のサービスを受ける場合に、インターネット接続
とパソコン通信との電話を再びかけなおす必要がなく、
インターネットのWWWと電子メールと同じGUIで記
事の読み出しや書込みを行うことが可能となる。また、
パソコン通信においては、メニューの階層は固定されて
いるが、本実施例によれば、インターネット接続サービ
ス事業者が新たな会議室の集まりを一つのWWWのペー
ジとして提供することにより、容易にカストマイズする
ことが可能である。
【0107】このように、複数の商用パソコン通信に、
同時に同じ記事を投稿しようとした場合、商用パソコン
通信業者毎にそのフォーマットに従って記事を投稿する
必要があっが、本発明を用いることにより、メールの宛
先にその複数のパソコン通信業者の掲示板アドレスを指
定することによって一回で同時に複数のパソコン通信業
者の掲示板に記事を投稿することができる。
【0108】なお、本実施例の電子掲示板サービスシス
テムにおいても、前述の第1の実施例及び第2の実施例
も適用できる。なお、本発明は、上記の実施例に限定さ
れることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可
能である。
【0109】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、通信サー
ビス仲介装置を情報検索サービスホストや電子掲示板サ
ービスホストとユーザのパソコン間に設定することによ
り、当該通信サービス仲介装置が相互のデータ変換やプ
ロトコル変換を行うため、ユーザは情報検索サービスホ
ストや電子掲示板サービスホスト毎に適応するソフトウ
ェアを購入する必要がない。従って、商用インターネッ
ト接続加入者であり、かつ情報検索サービス加入者、ま
たは、電子掲示板サービス加入者であるユーザの利用上
の不都合を解決でき、単一の操作環境で商用インターネ
ット及び複数の情報検索サービス及び電子掲示板サービ
スを受けることが可能となる。
【0110】つまり、インターネットと商用パソコン通
信をパソコンから一般加入電話を介して利用するユーザ
が商用パソコン通信での情報提供等のサービスを受ける
場合に、インターネット接続とパソコン通信との電話を
再発呼する必要がなく、インターネットのWWWと同じ
GUIでの操作が可能となる。
【0111】また、情報検索サービスホストや電子掲示
板サービスホストとユーザ間の通信において必要な情報
を通信サービス仲介装置内に一時的に記憶することによ
り、ユーザがIP接続を解放するまで保持されるためそ
れらの情報の再入力が不要である。
【0112】また、ユーザに提供する、メニュー画面の
提供を遷移情報やユーザが指定している画面の位置情報
に基づいて最短の遷移による次画面の取得が可能となる
ため、アクセス時間が短縮される。従って、商用パソコ
ン通信サービスは、その業者によってコマンド体系が異
なっているが、本発明を用いることによって、WWWと
全く同じ操作によって全ての情報検索サービスや電子掲
示板サービスを利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の第1の原理構成図である。
【図3】本発明の第2の原理構成図である。
【図4】本発明の通信サービス仲介システムの構成図で
ある。
【図5】本発明の動作の概要のシーケンスチャートであ
る。
【図6】本発明の電子掲示板サービス仲介システムの構
成図である。
【図7】本発明の電子掲示板サービス仲介システムの動
作の概要のシーケンスチャートである。
【図8】本発明の第1の実施例のユーザのWWWクライ
アントと商用パソコン通信を例とした情報検索サービス
の例を示す図である。
【図9】本発明の第1の実施例のデータ変換部によって
変換されたHTML文書の例を示す図である。
【図10】本発明の第1の実施例のデータ変換部によっ
て変換されたHTML文書の他の例を示す図である。
【図11】本発明の第3の実施例の電子掲示板サービス
システムの構成図である。
【図12】本発明の第3の実施例の会議室一覧と対応す
るHTML文書の例を示す図である。
【図13】本発明の第3の実施例のタイトル一覧の画面
と対応するHTML文書の例を示す図である。
【図14】本発明の第3の実施例の元のメールと変換さ
れた記事の例を示す図である。
【図15】インターネットの接続を説明するための図で
ある。
【図16】従来のキャラクタベースの操作の画面の例を
示す図である。
【図17】従来のWWWのサービス画面とそれに対応す
るHTML文書の例を示す図である。
【図18】電子掲示板サービスの例を示す図(その1)
である。
【図19】電子掲示板サービスの例を示す図(その2)
である。
【符号の説明】
10 選択した選択肢の情報 20 メニュー画面情報画面 30 HTML文書 40 所望画面までの遷移操作情報 50 初期画面用HTML文書 100 通信サービス仲介装置 110 WWWサーバ処理部、WWWサーバ手段 120 情報検索クライアント処理部 121 通信処理部、通信手段 122 コマンド処理部、コマンド生成手段 123 データ変換部、データ変換手段 130 データ一時蓄積部 140 選択情報転送部 150 変換文書転送部 200 情報検索サービスホスト 210 情報検索サーバ 300 クライアントパソコン 310 WWWクライアント 400 電子掲示板サービス仲介装置 410 WWWサーバ処理部 420 電子掲示板クライアント処理部 421 通信処理部 422 コマンド処理部 423 データ変換部 424 タイトル検索部 425 記事検索部 430 データ一時蓄積部 440 選択情報転送部 450 変換文書転送部 460 メッセージ投稿処理部 461 メッセージ受付処理部 462 メッセージ変換処理部 463 メッセージ送信処理部 500 掲示板サービスホスト 510 掲示板サーバ 700 一般加入電話網 800 インターネット

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザがインターネットにより情報検索
    サービスホストと通信を行う際に、 前記ユーザ側のソフトウェアであるWWW(World Wide
    Web)クライアントを利用するユーザとマルチメディア
    の情報検索サービスホストとの間のデータのやり取りを
    仲介するためのプロトコル変換及びデータ形式変換を行
    うことを特徴とする通信サービス仲介方法。
  2. 【請求項2】 前記ユーザと前記情報検索サービスホス
    トとの間でやり取りするデータを必要に応じて一時的に
    蓄積しておき、 前記WWWクライアントに前記情報検索サービスホスト
    から取得したデータを引き渡し、 前記WWWクライアントからメニューの選択肢のそれぞ
    れに参照マークが付与されているデータを受信すると、
    一時的に蓄積されている情報を用いて前記情報検索サー
    ビスホストに適用するコマンドを生成して転送し、 前記情報検索サービスホストから取得したコンテンツ情
    報をWWW用に構造化したハイパーテキストマークアッ
    プ言語(HTML)に変換し、HTML文書を前記WW
    Wクライアントに引き渡す請求項1記載の通信サービス
    仲介方法。
  3. 【請求項3】 前記HTML文書を受信した際に、前記
    HTML文書の参照マークをポインタで参照し、整形し
    てグラフィカルユーザインタフェース(GUI)により
    提示する請求項2記載の通信サービス仲介方法。
  4. 【請求項4】 前記HTML文書変換時に、逐次記録さ
    れているツリー上における操作者の各時刻における選択
    位置情報である履歴情報を参照して、HTML文書の画
    面選択肢ツリーを編集する請求項2記載の通信サービス
    仲介方法。
  5. 【請求項5】 前記コンテンツ情報の情報構造がメイン
    メニューを根とするツリー構造であった場合に、該根か
    ら所望の情報までの最短の遷移をメニュー選択肢の番号
    の列であるフルパスで表し、該フルパスを検索するため
    のマークアップ化文書の画面選択肢に参照マークを付与
    し、 前記マークアップ化文書を前記WWWクライアントに送
    付し、 前記WWWクライアントから選択肢を受け取ると、該選
    択肢からなるフルパスで、前記情報検索サービスホスト
    から取得した前記コンテンツ情報を検索する請求項2記
    載の通信サービス仲介方法。
  6. 【請求項6】 ユーザ側のソフトウェアであるWWWク
    ライアントと情報検索サービスホストとの間の通信サー
    ビスを仲介するインターネットのホスト装置であって、 WWWのサーバ機能と動的にIPアドレスを発行するW
    WWサーバ手段と、 WWWを利用する前記WWWクライアントと前記情報検
    索サービスホストの両者のプロトコル変換及びデータ形
    式変換を行うデータ変換手段と、前記情報検索サービス
    ホストに送信するコマンドを生成するコマンド生成手段
    と、前記コマンド生成手段により生成されたコマンドの
    前記情報検索サービスホストへの送信、前記データ変換
    手段により変換されたデータの前記WWWクライアント
    または、前記情報検索サービスホストへの送信、または
    受信を行う通信手段とを含む情報検索クライアント手段
    とを有することを特徴とする通信サービス仲介装置。
  7. 【請求項7】 前記通信手段は、 外部のそれぞれ別個のプロトコルを有する情報検索サー
    ビスホストにアクセスするアクセス手段と、 前記情報検索サービスホストからのメニュー並びにコン
    テンツ情報、前記WWWクライアントから前記WWWサ
    ーバ手段を介してログインに必要な情報、コマンドまた
    は選択制御情報を取得するデータ取得手段とを含む請求
    項6記載の通信サービス仲介装置。
  8. 【請求項8】 前記データ変換手段は、 前記データ取得手段において取得した前記コンテンツ情
    報のうちメニュー情報部分を各メニュー項目毎に参照マ
    ークを付与してマークアップ言語化を行い、HTML変
    換を行う請求項6記載の通信サービス仲介装置。
  9. 【請求項9】 前記データ取得手段は、 前記WWWクライアントから取得したユーザの情報及び
    前記情報検索サービスホストから取得した前記メニュー
    情報を含むコンテンツ情報を一時的に保持する一時保持
    手段を有する請求項6記載の通信サービス仲介装置。
  10. 【請求項10】 前記一時保持手段は、 ツリー上におけるユーザの各時刻における選択位置を逐
    次記録し、履歴情報として保持する請求項9記載の通信
    サービス仲介装置。
  11. 【請求項11】 前記データ変換手段は、 前記履歴情報を参照して前記マークアップ化文書の画面
    選択肢ツリーを編集する請求項8及び10記載の通信サ
    ービス仲介装置。
  12. 【請求項12】 前記コマンド生成手段は、 前記WWWクライアントからのコマンドまたは前記選択
    制御情報に従って、前記一時保持手段の前記ユーザの情
    報を利用して前記情報検索サービスホストをアクセスす
    るためのコマンドを生成する請求項6記載の通信サービ
    ス仲介装置。
  13. 【請求項13】 前記WWWサーバ手段は、 マークアップ言語化されたコンテンツ情報中の参照マー
    クをポインタで参照することにより、ハイパーテキスト
    化してあるコンテンツ情報を受信した場合には、該ポイ
    ンタに従って、外部から所望のマークアップ言語で書か
    れた文書を取り込んで、該文書を整形してグラフィカル
    ユーザインタフェース(GUI)上において提示する請
    求項6記載の通信サービス仲介装置。
  14. 【請求項14】 前記データ変換手段は、 コンテンツ情報の情報構造がメインメニューを根とする
    ツリー構造であった場合に、前記根から所望の情報まで
    の最短の遷移をメニュー選択肢の番号の列であるフルパ
    スを生成し、該フルパスを検索するためのマークアップ
    化文書の画面選択肢に参照マークを埋め込んでおき、 前記WWWサーバ手段は、 前記マークアップ化文書を前記WWWクライアントに送
    付し、前記画面選択肢が選択されると前記フルパスを前
    記通信手段に転送し、 前記通信手段は、 前記フルパスに従って、前記情報検索サービスホストか
    ら取得したコンテンツ情報内を辿り、所望の情報を取得
    する請求項6記載の通信サービス仲介装置。
  15. 【請求項15】 請求項6記載の通信サービス仲介装置
    をユーザ側のソフトウェアであるWWWクライアント
    と、電子掲示板ホストとの間に配置したことを特徴とす
    る通信サービス仲介装置を利用した電子掲示板システ
    ム。
  16. 【請求項16】 前記通信サービス仲介装置は、 WWWのサーバ機能と動的にIPアドレスを発行するW
    WWサーバ手段と、 WWWを利用する前記WWWクライアントと前記電子掲
    示板ホストの両者のプロトコル変換及びデータ形式変換
    を行うデータ変換手段と、前記電子掲示板ホストに送信
    するコマンドを生成するコマンド生成手段と、該コマン
    ド生成手段により生成されたコマンドの前記電子掲示板
    ホストへの送信、該データ変換手段により変換されたデ
    ータの前記WWWクライアントまたは、前記電子掲示板
    ホストへの送信、または受信を行う通信手段とを含む電
    子掲示板クライアント手段とを有する請求項15記載の
    通信サービス仲介装置を利用した電子掲示板システム。
JP7260532A 1995-10-06 1995-10-06 通信サービス仲介方法及び装置並びに通信サービス仲介装置を利用した電子掲示板システム Pending JPH09101924A (ja)

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