JP3139972B2 - スクリプト解釈実行機能を有するファクシミリ端末利用型www検索装置、および、画像データベース装置 - Google Patents

スクリプト解釈実行機能を有するファクシミリ端末利用型www検索装置、および、画像データベース装置

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JP3139972B2
JP3139972B2 JP09046173A JP4617397A JP3139972B2 JP 3139972 B2 JP3139972 B2 JP 3139972B2 JP 09046173 A JP09046173 A JP 09046173A JP 4617397 A JP4617397 A JP 4617397A JP 3139972 B2 JP3139972 B2 JP 3139972B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気通信設備で構
成されるネットワークを介して、ファクシミリ端末から
インタネット上のWWWを検索する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ端末からインタネット上の
WWWにアクセスすることによって、情報を取り出せる
システムとしてWebFax等がある(文献:”月刊イ
ントラネット 1997 2月号”、SOFTBAN
K、P.180−181)。
【0003】従来のシステムの一例を図6に示す。この
システムでは、インタネット上のHTMLファイルをフ
ァックス出力用の画像データに変換して出力する。
【0004】ホームページ上のリンク点には、データを
取り出すための番号が割り振られる。このため、ユーザ
はインタネット上のHTMLファイルのイメージデータ
を、操作の案内音声に従って電話機のプッシュボタンと
ファックスのスタートボタンを押すことにより入手出来
る。
【0005】このシステムを利用することにより、FA
XBOXとインターネットのホームページを別々に管理
していたユーザは、情報更新が一本化でき、且つコンピ
ュータファックスに対して同一の情報を提供できる、と
いう利点がある。また、ファックスユーザも取り込める
ため、ホームページへのアクセス数の増大も見込める。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術には以下の
問題点がある。
【0007】(1)案内音声は、ファックス利用型WW
W検索装置102(例えば、WebFax装置)内に蓄
積されており(図6参照)、ファックス利用型WWW検
索装置102内で固定されているため、ホームページの
管理者が各ホームページ毎に流す音声案内を変更するこ
とが出来ない。
【0008】(2)また、ファックス利用型WWW検索
装置102では、画像データであるHTML自体はWW
Wサーバを利用して分散配置されているため、複数の人
が、任意の時間に個々にHTML情報の追加、削除など
をすることが可能であったが、図1,図3に示すような
サービス制御手順(案内情報及びPB入力に対する動作
の手順)を記述したサービス制御情報については、ファ
ックス利用型WWW検索装置102に蓄積されていた。
このため、複数のホームページ制作者が、任意の時間
に、各ホームページ毎に案内情報やPB入力に対する動
作の手順であるサービス制御情報を追加、削除などする
ことができず、サービス制御情報については、あくま
で、ファックス利用型WWW検索装置102の管埋者が
変更する必要があった。
【0009】このようにサービス制御情報を分散管埋で
きないため、サービス制御手順の記述を行う管埋者は全
体を把握した上でファックス利用型WWW検索装置10
2内のサービス制御手順の更新を行う必要が生じた。当
然、サービス全体の規模が大きくなるに従いサービス全
体を把握するのが困難となり、結果としてより複雑なプ
ログラミンを行う必要が生じ、管理も次第に困難になる
という問題点があった。
【0010】(3)また、従来はサービス制御手順を記
述するために、独自形式のスクリプト言語、C言語、V
isual Basic(MediaLogue、松下
電器産業株式会社)等のプログラミング言語が用いられ
ている。これらのプログラミング言語やスクリプト言語
では、制御構造を記述するために、「If 条件式Th
en 文1 Else 文2」(VisualBasi
cの場合.文献:”VIsual Basic初級プロ
グラミング入門[上]”、技術評論社、河西朝雄著、I
SBN4−7741−0053−6)や、「if
(式) 文1 else 文2」(C言語の場合.文
献:”プログラミング言語C”、共立出版、B.W.カ
ーニハン/D.M.リッチー著)等により条件分岐を実
現しており、使用する変数をあらかじめ宣言しておく必
要があった。これらのプログラミング言語は、fax端
末を用いた画像データベースの検索を前提としてないた
め、広範なプログラムを実現する自由度がある一方、プ
ログラミン経験の無い管理者等のユーザがプログラミン
グをするのは困難であるという問題点があった。
【0011】(4)また、例えば図7中の(3)のHT
MLファイルのように、検索したい情報がHTMLのリ
ンク構造の深い部分にある場合、従来の装置では、まず
(1)のHTMLファイルを出力し、次に再度電話をし
(2)のHTMLファイルを出力し、さらに再度電話を
して(3)のHTMLファイルを出力する必要があっ
た。このため、リンク構造の深い部分にある情報を検索
するのに時間がかかるという問題点があった。
【0012】(5)また、CGI(Common Ga
teway Interface)を実行するためのタ
グであるFORM(文献:”The HTMLSOUR
CEBOOK”、Ian S.Graham、ISBN
0−471−11849−4)で記述された、ボタン,
テキストフィールド,セレクトボックス等のあるホーム
ページを出力した場合、FORMタグの部分を無視して
出力する、もしくは例えば図8のような出力となる。コ
ンピュータを用いて検索を行う場合、画面上に表示され
たボタンや選択肢をマウスでクリックし、テキストフィ
ールド内に文字列を入力することを行って検索条件の特
定を行い、実行ボタンをクリックすることにより検索を
実行し、検索結果を画面に表示させる。
【0013】しかし、ファクシミリ端末を用いて検索を
行う場合、ボタン,テキストフィールド,セレクトボッ
クス,実行ボタン等は表示されるが、紙に表示されてお
り回線も切断されているため、各ボタンを押すこと、テ
キストフィールドに入力することが出来ない。従って、
WWW上にあるCGIプログラムを利用して、検索条件
を特定した検索が出来ないという問題点があった。
【0014】そこで、本発明では、ファクシミリ端末か
らインタネット上のWWWを検索する装置において、上
記(1)〜(5)に指摘した問題点を解決するスクリプ
ト解釈実行機能を有するファクシミリ端末利用型WWW
検索装置を実現することを課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為
に、本発明の第1の発明であるスクリプト解釈実行部を
有するファクシミリ端末利用型WWW検索装置は、ファ
クシミリ端末の回線接続時の応答制御、ユーザへの音情
報の出力、ユーザが入力したPB(Push Butt
on)音の解析、およびユーザへの画像情報の出力を行
う手段を有する回線制御部と、例えば、HTTP(Hy
per Text Transfer Protoco
l)に従って、WWW(World Wide We
b)上のデータをURL(Uniform Resou
rce Locator)アドレスにより検索して、該
当するHyper Text Markup Lang
uage(HTML)で記述されたHTMLファイルを
得るWWW検索部と、前記得られたHTMLファイルか
らURLアドレスを抽出し、この抽出したURLアドレ
スを番号に変換すること、および番号をURLアドレス
に変換すること、を行うURLアドレス/番号変換部
と、前記抽出したURLアドレス、およびあらかじめ登
録してあるURLアドレスに番号を付与して保存するU
RLアドレス/番号蓄積部と、前記得られたHTMLフ
ァイルを解析し、ファクシミリ端末に送信するための画
像データに変換するHTMLファイル/画像変換部と、
前記得られたHTMLファイルの一部に記述されたサー
ビス制御スクリプトを解析、実行するスクリプト解析・
実行部と、前記解析したサービス制御スクリプトに記述
されている音声案内情報を、ファクシミリ端末に出力で
きる音情報に変換する音合成部と、前記回線制御部、前
記WWW検索部、前記URLアドレス/番号変換部、前
記HTMLファイル/画像変換部、前記スクリプト解析
・実行部を制御する制御部と、から構成され、前記制御
部は、前記ファクシミリ端末の回線接続時には、初期命
令に従って、前記回線制御部を介して、案内情報を前記
ファクシミリ端末に出力し、ユーザが前記ファクシミリ
端末からのプッシュボタン入力によりWWW上の所望の
データのURLアドレスに対応する番号を指定した時に
は、前記URLアドレス/番号変換部により前記番号を
URLアドレスに変換させて、前記WWW検索部を介し
てWWW上のデータの検索を行い、該検索したデータの
HTMLファイルからサービス制御スクリプトの抽出を
行い、サービス制御スクリプトが無い場合は、該データ
のHTMLファイルを前記HTMLファイル/画像変換
部を介して画像情報に変換して、前記回線制御部を介し
てファクシミリ端末に出力するか、もしくは実行すべき
サービス制御スクリプトがないことを音情報または画像
情報で、前記回線制御部を介して、前記ファクシミリ端
末に通知し、サービス制御スクリプトが有る場合は、該
サービス制御スクリプト中のサービス制御命令に従っ
て、前記回線制御部を介して、案内情報を前記ファクシ
ミリ端末に出力し、該案内情報に従ってユーザが前記フ
ァクシミリ端末からのプッシュボタン入力によりWWW
上の所望のデータのURLアドレスに対応する番号を指
定した時には、前記URLアドレス/番号変換部により
前記番号をURLアドレスに変換させて、前記WWW検
索部を介してWWW上のデータの検索を行い、該検索し
たデータのHTMLファイルを前記HTMLファイル/
画像変換部を介して画像情報に変換して前記回線制御部
を介してファクシミリ端末に出力するものである、こと
を特徴とするまた、本発明の第2の発明であるスクリプ
ト解釈実行部を有するファクシミリ端末利用型WWW検
索装置は、上記第1の発明の構成であって、前記サービ
ス制御スクリプトは、コンピュータのブラウザから見た
場合は表示されないように開始識別子と終了識別子の間
に、各命令の先頭に目次形式で番号を付与し、各目次の
最下位の数字をユーザからのプッシュボタン入力のPB
入力番号に対応させることにより、条件分岐に対応する
制御構造と、開始識別子と終了識別子で囲まれたテキス
ト文字列でファクシミリ端末へ出力する案内情報とが記
述されたものであり、前記スクリプト解析・実行部は、
前記抽出されたサービス制御スクリプトの続きとして、
他の任意のHTMLファイル内に記述されたサービス制
御スクリプトが指定できるサービス制御スクリプトを解
釈し、ユーザが前記ファクシミリ端末からのプッシュボ
タン入力により選択された複数個のパラメータを一時的
に保持して、保持した複数個のパラメータに基づいて、
前記WWW検索部を介してCGIプログラムを実行する
手段を有するものである、ことを特徴とする。
【0016】また、本発明の第3の発明であるスクリプ
ト解釈実行部を有するファクシミリ端末利用型WWW検
索装置は、上記第2の発明の構成であって、前記音声案
内情報は、音声ファイルそのものの指定のみならず、案
内情報の内容がテキスト文字列で記述されているもので
あり、前記音合成部は、テキスト文字列を音声に変換す
るテキスト音声合成手段を有し、このテキスト音声合成
手段は、サービス制御スクリプトに記述された該案内情
報を抽出し、該案内情報の内容を記述したテキスト文字
列を音声合成し、前記制御部を介して、ファクシミリ端
末に出力する音情報に変換するものである、ことを特徴
とする。
【0017】また、本発明の第4の発明である画像デー
タベース装置は、上記第1〜第3のいずれか1つの発明
の構成であって、スクリプト解釈実行機能を有するファ
クシミリ端末利用型WWW検索装置と、ファクシミリ端
末と、HTMLファイルを蓄積、配信する複数のWWW
サーバ装置と、前記ファクシミリ端末利用型WWW検索
装置と前記WWWサーバ装置とを接続するネットワーク
部と、を具備することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
を用いて説明する。本発明では、検索対象となるWWW
上のHTMLファイルの一部に、例えば開始識別子「<
SCRIPTLANGUAGE=”Service S
cript”>」と終了識別子「</SCRIPT>」
の間にサービス制御スクリプトを記述する。
【0019】記述例を図1に示す。識別子を本例のよう
に「<SCRIPT LANGUAGE=***>…<
/SCRIPT>」としておくことにより、Netsc
ape等のブラウザでは画面上に表示されない(未サポ
ートのタグは表示されない)。また、サービス制御手順
を記述したサービス制御情報(サービス制御スクリプ
ト)をファクシミリ利用型WWW検索装置内ではなくH
TMLの一部に記述しておくことにより、複数のホーム
ページ制作者が、任意の時間に、各ホームページ毎に案
内情報やPB入力に対する動作の手順であるサービス制
御情報を追加、削除することができ、サービス制御情報
の分散管理が可能となる。
【0020】図2に、本実施形態例の画像データベース
の構成を示す。HTMLファイルの一部にサービス制御
スクリプトを記述しただけでは、サービス制御手順は実
行されない。そこで図2に示すように、ファックス利用
型WWW検索装置2にサービス制御スクリプトを解釈
し、実行するインタプリタ等のスクリプト解析・実行部
を用意しておく。ユーザが任意のホームページのURL
アドレスに対応した数字コードを入力して所望のホーム
ページを検索する際に、ファックス利用型WWW検索装
置2が検索してきたHTMLファイル中に開始識別子
「<SCRIPTLANGUAGE=”I/m Scr
ipt”>」と終了識別子「</SCRIPT>」に挟
まれたサービス制御スクリプトがあるかどうかの判定を
する。そして、サービス制御スクリプトがある場合は識
別子間を抽出し、ファックス利用型WWW検索装置2内
のスクリプト解釈・実行部がサービス制御手順を実行す
ればよい。
【0021】この手法により、スクリプト解釈・実行部
はファックス利用型WWW検索装置2内にのみあればよ
く、分散配置されたサーバ上にはサービス制御スクリプ
トだけが記述されていればよいことになる。また、サー
ビス制御スクリプト内で案内情報となる音声情報の指定
ができることから、各ホームページ毎に流す音声案内を
変更することができる。
【0022】従来は、あらかじめファックス利用型WW
W検索装置2内に蓄積された複数個のパターンの音声案
内情報を指定するのが一つの方法であり、WWWサーバ
からファックス利用型WWW検索装置へ音声データを送
付する必要が無いため、高速に音声案内を流すことが出
来る一方、流すことが出来る音声案内の種類が限られて
しまう。
【0023】一方、WWWサーバからファックス利用型
WWW検索装置2へ転送すべき音声データファイルをサ
ービス制御スクリプト内に指定する方法では、再生する
音声ファイルを自由に設定できる。しかし、音声データ
ファイルをWWWサーバからファックス利用型WWW検
索装置2に転送するのに時間がかかってしまう。そこで
本発明では、これらの方法に加えて、音声案内の内容を
記述したテキスト文字列をサービス制御スクリプト内
に、例えば、「””」等の識別子に挟んで記述してお
く。そして、サービス制御スクリプトが実行される際
に、ファックス利用型WWW検索装置2内の音合成部2
−8(図5参照)がテキスト文字列を音声に変換する音
声合成を行う。
【0024】この方法を用いることにより、音声案内を
分散環境上でも自由に変更でき、かつ各WWWサーバか
らファックス利用型WWW検索装置2への転送の際も、
テキスト文字列の送信ですむため、高速に音声案内情報
を流すことが可能となる。図1の各目次番号の後
の「””」で囲まれたテキスト文字列が記述例である。
【0025】また、従来の技術の問題点(5)で指摘し
たように、従来の装置ではWWW上のCGIが実行出来
ない。本発明では、PB入力により選択された複数個の
パラメータを一時的に保持して、得られた複数個のパラ
メータを制約条件としてCGIプログラムを実行する手
段を有するものとする。
【0026】具体的には、例えば図8に示すようなCG
Iを利用したホームページがあったとする。図8に示す
ページのソースの一例を図3に示す。<FORM>と<
/FORM>で挟まれた部分がボタンやテキストフィー
ルド,セレクトボックスの表示を記述している部分であ
る。<FORM>と</FORM>の間には同時に、選
択もしくは入力された値が入るべき変数および、各変数
を引き数として実行すべきプログラム名が記述されてい
る。
【0027】図3の例では変数名が、daytype,
day,genre、であり、実行すべきプログラム名
【0028】
【数1】http://WWW.abc.co.jp/
ticket−cgi/ticket である。同じCGIプログラムをファックス利用型WW
W検索装置2からも実行可能とするために、図3のイタ
リック部分に記述したようにサービス制御スクリプトを
記述しておく。
【0029】図4にユーザがあらかじめ持っているパラ
メータと数字コードの対応表を示す。ユーザはあらかじ
め図4に示すような対応表を持っているものとする。そ
して、例えば図3のような、CGIを実行するようなペ
ージで、且つサービス制御スクリプトがある場合、音声
案内に従って各パラメータコードをPB入力することに
より、パラメータの選択を行う。例えば「97年2月1
1日に公演のあるクラシックのコンサート」を検索した
い場合は、音声案内に従って「1#970211#5
#」を入力することによりパラメータ選択を行う。この
ときスクリプト解釈・実行部が、選択された値を一時的
に保持しておき、指定されたパラメータをもとにACT
ION=で指定されたCGIプログラムを実行すればよ
い。実行されるCGIプログラムは、コンピュータ用と
ファクシミリ端末利用型WWW検索装置用とも同じもの
を指定してよい。
【0030】例えば図3のようにHTMLの一部にサー
ビス制御スクリプトを記述することにより、ファクシミ
リ端末利用型WWW検索装置2からWWW上のCGIプ
ログラムが実行可能となる。
【0031】また、例えば図2中のHTMLファイル
(3)を取り出したい場合、従来の装置では3回電話を
かける必要があった。しかし、上記手段を用いることに
より、(1),(2)のHTMLファイルはサービス制
御スクリプトに記述された音声案内に従って検索を行
い、(3)のHTMLファイルのみをファクシミリに出
力することにより検索時間の短縮もできるようになる。
【0032】本発明では、サービス制御の対象として前
記の入出力機能を持つファクシミリ端末を想定し、入力
はPB信号による数字であり、送出するデータは音声も
しくはファックス用の画像であると仮定する。
【0033】入出力を前記のように仮定することによ
り、各命令の先頭に目次形式で番号を付与し、各目次の
最下位の数字をPB入力番号に対応させることにより条
件分岐に対応する制御構造を記述すること、および開始
識別子と終了識別子で囲まれたテキスト文字列でファク
シミリ端末へ出力する案内情報を指定することで、変数
もあらかじめ宣言せずに、且つIF文を用いずに、条件
分岐に対応する制御構造をもったサービス制御情報を記
述することが可能となる。
【0034】本発明では、前記の方法により記述された
サービス制御スクリプトの解釈、実行することを行う。
サービス制御情報の記述例を図1,図3に示す。[]内
の数字が目次番号であり、例えば識別子””内のテキス
ト文字列に案内情報を記述する。例えば、[1]の音声
案内”〜”を出力している最中に2番のPBが押下され
ると、[1−2]行の命令を実行する。[1−2]の音
声案内”〜”が再生されている最中に、1番のPBが押
下されると、[1−2−1]行の命令を実行する。この
ようにして、PB入力に応じた制御構造を記述できる。
【0035】図1,図3に示すように、サービス制御ス
クリプトは、ファクシミリ端末に送出すべき音声ガイダ
ンスを表す音声情報と、該音声ガイダンスへの返答を示
す番号をユーザがPBで指定した場合に、どういった動
作をすべきかを表わす実行情報との組み合わせによって
サービス制御手順が目次形式で記述されている。
【0036】該サービス制御スクリプトは目次形式で記
述されており、例えば蓄積位置(1)にあるサービス制
御情報の続きに、他の蓄積位置にあるサービス制御スク
リプトを指定できる。
【0037】例えば図1に示した例では、[1−3]命
令の続きとして、画像情報の検索のみならず、図3に示
したような他の蓄積位置にあるスクリプトを指定し、現
在実行中のサービス制御の続きとすることを行う。
【0038】このようにハイパーテキスト形式でサービ
ス制御スクリプトを記述できるため、管理者はサービス
制御手順の全体を把握する必要がなくなり、部分的な変
更が容易となる。すなわち、分散型データベースである
WWW上において、複数の人が任意の時間に、別個にサ
ービス制御スクリプトの追加,削除を行っても、その都
度いちいち、全体のサービス制御手順を書き換える必要
がないスクリプト解釈実行機能を有するファクシミリ端
末利用型WWW検索装置2が実現可能となる。
【0039】以下、本発明の実施形態例を図5を用いて
更に詳細に説明する。図5に本発明の実施形態例のスク
リプト解釈実行機能を有するファクシミリ端末利用型W
WW検索装置2の構成を示す。
【0040】図5において、1はファクシミリ端末、2
はスクリプト解釈実行機能を有するファクシミリ端末利
用型WWW検索装置、3はネットワーク部、4−1〜4
−LはHTTPデーモン部4−1−1〜4−L−1が起
動しているサーバであり、複数のHTMLファイルがH
TMLファイル蓄積部4−1−2〜4−L−2に蓄積さ
れているWWWサーバ装置である。
【0041】スクリプト解釈実行機能を有するファクシ
ミリ端末利用型WWW検索装置2は、2−1〜2−8で
構成される。2−1は回線接続の応答制御、音情報の出
力、ユーザが入力したPB音の解析、および画像情報の
出力を行う手段を有する回線制御部である。
【0042】2−3はHTTPに従ってWWW上のデー
タを検索するWWW検索部である。
【0043】2−4は前記WWW検索部2−3により得
られたHTMLファイルからURLアドレスを抽出し、
番号を付与して、下記するURLアドレス/番号蓄積部
2−5に蓄積し、蓄積した情報を基に、URLアドレス
を番号に変換すること、および番号をURLアドレスに
変換すること、を行うURLアドレス/番号変換部であ
る。
【0044】2−5は前記URLアドレス/番号変換部
2−4で抽出したURLアドレス、およびあらかじめ登
録してあるURLアドレスに番号を付与して保存するU
RLアドレス番号蓄積部である。
【0045】2−6は前記WWW検索部2−3により得
られたHTMLを解析し、ファクシミリ端末に送信する
ための画像データに変換するHTMLファイル/画像変
換部である。
【0046】2−7は下記する制御部2−2により抽出
されたサービス制御スクリプトを解析、実行するスクリ
プト解析・実行部である。
【0047】2−8はサービス制御スクリプトに記述さ
れた音声案内情報を、ファクシミリ端末に出力できる音
情報に変換することを行う音合成部である。
【0048】2−2は前記回線制御部2−1、前記WW
W検索部2−3、前記URLアドレス/番号変換部2−
4、前記HTMLファイル/画像変換部2−6、前記ス
クリプト解析・実行部2−7を制御する制御部である。
【0049】以下、上記構成のスクリプト解釈実行機能
を有するファクシミリ端末利用型WWW検索装置2の作
用を説明する。
【0050】例えば、図2中のファイル(1)が、図1
のサービス制御スクリプト付きHTMLであり、図2中
のファイル(4)が、図6のサービス制御スクリプト付
きHTMLであるものとし、ユーザは図2中のファイル
(4)において、97年2月11日のサッカーのチケッ
トの検索をするものとする。
【0051】図5において、まず、ユーザはファクシミ
リ端末1から、スクリプト解釈実行機能を有するファク
シミリ端末利用型WWW検索装置2に電話をかけ、回線
接続を行う。
【0052】スクリプト解釈実行機能を有するファクシ
ミリ端末利用型WWW検索装置2は、回線制御部2−1
が応答し、所望のホームページのアドレスに対応する数
字コードを入力するよう、音声案内を流す。例えば、
「ご希望のページの数字コードと#を入力して下さい」
等を流す。
【0053】これに対しユーザは、所望のホームページ
の数字コードを入力する。本例では、図2中のファイル
(1)の数字コードが2418であるとし、ユーザがP
B音で2418#を入力したとする。
【0054】PBが入力されると、スクリプト解釈実行
機能を有するファクシミリ端末利用型WWW検索装置2
は、回線制御部2−1でPB音を数字に変換し、制御部
2−2に渡す。制御部2−2では受け取った数字コード
を、URLアドレス/番号変換部2−4を用いて、UR
Lアドレスに変換し、得られたURLアドレスにあるH
TMLファイルを検索するよう、WWW検索部2−3に
通知する。WWW検索部2−3は、指定されたURLア
ドレスにあるHTMLファイルを検索し、制御部2−2
にファイルを渡す。
【0055】この時点で、HTMLファイル中にサービ
ス制御スクリプトがない場合は、該HTMLファイルを
HTMLファイル/画像変換部2−6に渡し、ファクシ
ミリに送信できる画像データに変換し、回線制御部2−
1を介して、回線接続しているファクシミリ装置1に送
信する。なお、HTMLファイル/画像変換部2−6
は、画像を作るのに必要となる画像ファイル、アイコン
等を検索し、画像データを作成する。また、HTMLフ
ァイル中に関連リンクとして記述されているURLアド
レスを抽出し、まだ蓄積されていないURLアドレスで
あれば新しく番号を付与しURLアドレス/番号蓄積部
2−5に蓄積する。
【0056】そしてHTMLファイルを解析し、関連リ
ンクの張ってある言葉の付近(例えば左側に)に、UR
Lアドレスが新しい場合はその新番号を、既にURLア
ドレス/番号蓄積部2−5に蓄積されているアドレスの
場合はそのURLアドレスに対応する数字コードを付与
し、番号つきの画像データを作成する。ユーザが更に関
連リンクをたどりたい場合は、再度スクリプト解釈実行
機能を有するファクシミリ端末利用型WWW検索装置2
に電話をかけ、たどりたいリンク点付近にある数字コー
ドを入力すればよい。
【0057】本実施形態例では、図1に示されたHTM
Lファイルが検索される。このHTMLファイルにはサ
ービス制御スクリプトが記述されている。制御部2−2
がHTMLファイル中に記述されたサービス制御スクリ
プトを検出した場合、サービス制御スクリプト部分を抽
出し、スクリプト解析・実行部2−7に渡す。
【0058】スクリプト解析・実行部2−7では、抽出
されたサービス制御スクリプトに基づいて、サービス制
御を行う。スクリプト解析・実行部2−7では、まず目
次[1]の後に記述された音声案内用文字列、「梶井の
ホームページへようこそ...入力して下さい」を音合
成部2−8に渡し、テキスト音声合成を行い、回線制御
部2−1を介して、ファクシミリ端末に音声案内情報を
出力する。音声案内のために転送されるデータは、テキ
スト文字列のため高速な音声案内ができる。
【0059】ユーザがチケット購入をしたいと考え、こ
の音声案内に対し3#を入力したものとする。PB入力
は回線制御部2−1により数字に変換され、スクリプト
解析・実行部2−7に渡される。サービス制御スクリプ
トでは、先頭の[]内の数字の最下位の桁の数字は音声
案内に対するユーザの入力値に対応しており、[1]の
音声案内で3#が入力されると、命令行[1−3]を実
行する。この方法により、変数もあらかじめ宣言せず
に、且つIF文を用いずに、条件分岐に対応する制御構
造をもったサービス制御手順を記述することが可能とな
る。
【0060】命令[1−3]では、URLアドレス
【0061】
【数2】
【0062】を検索する指定となり、スクリプト解析・
実行部2−7がWWW検索部2−3に検索の依頼を行
う。
【0063】
【数3】
【0064】が、図2ファイル(4)、且つ図3のHT
MLファイルに対応しているものとする。検索した図2
ファイル(4)(図3のHTMLファイル)に記述され
ているサービス制御スクリプトを制御部2−2が抽出
し、スクリプト解析実行部2−7に渡す。そしてこのサ
ービス制御スクリプト(図2ファイル(4))が、図2
ファイル(1)のサービス制御の続きとして実行され
る。このようにハイパーテキスト形式でサービス制御ス
クリプトを記述できる。
【0065】図3のHTMLファイルのサービス制御ス
クリプト例には、チケット販売に関するサービス制御手
順が記述されている。例えば、はじめての場合のみ、パ
ラメータとコードの一覧表の対応表を取得するために
[1]の音声案内後、1#を入力する。[1−1]には
画像データとして送信すべきファイルが指定されてお
り、該ファイルをWWW検索部2−3を介して検索し、
HTMLファイル/画像変換部2−6により画像変換
し、回線制御部2−1を介してファクシミリ端末1に画
像データとして出力する。
【0066】2回目以降のユーザは、[1]の音声案内
後2#を入力する。[1−2]にはCGIのパラメータ
を受け取り、CGIを実行するための命令が記述されて
いる。CGIのパラメータを選択する場合は、音声案内
を流した後のPB音でパラメータの選択を行い、選択さ
れたパラメータをスクリプト解析・実行部2−7が保持
しておく。
【0067】本実施形態例では、「日付種別を入力して
下さい」という音声案内を回線応答部2−1を介して流
してユーザが1#を入力するとパラメータ「dayty
pe=a」がスクリプト解析・実行部2−7が保持し、
次の音声案内「日付を入力して下さい」を流してユーザ
が日付に対応する970115#を入力するとパラメー
タ「day=970115」がスクリプト解析・実行部
2−7が保持され、また次の音声案内「ジャンルを入力
して下さい」を流してユーザがジャンルサッカーに対応
する11#を入力するとパラメータ「genre=1
1」が保持される。
【0068】そして、CGIの実行命令が記述された行
で、スクリプト解析・実行部2−7がこれら三つのパラ
メータをACTION=で指定されたプログラムにWW
W検索部2−3を介して渡し、CGIプログラムの実行
を行う。CGI実行の為のプロトコルはHTTPと同様
でよく、本装置のために特殊なプログラムを用意する必
要はない。
【0069】WWW上のCGIプログラムの結果は、H
TMLファイル形式で返却される。WWW検索部2−3
は検索結果であるHTMLファイルを制御部2−2に渡
す。HTMLファイルにサービス制御スクリプトが含ま
れていなければ、得られた結果をHTMLファイル/画
像変換部2−6に渡して画像変換し、回線制御部2−1
を介して画像データをファクシミリ装置1に送信、出力
する。
【0070】このようにHTMLの一部にサービス制御
スクリプトを記述することにより、ファクシミリ端末利
用型WWW検索装置2からWWW上のCGIプログラム
が実行可能となる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明により、各サ
ーバ上には、サービス制御スクリプトだけが記述されて
いればよいので、例えば、複数のホームページ制作者
が、任意の時間に、各ホームページ毎に案内情報やPB
入力に対する動作の手順であるサービス制御スクリプト
を追加、削除することができ、サービス制御スクリプト
中のサービス制御情報の分散管理が可能となる。又、管
理者はサービス制御手順の全体を把握する必要がなくな
り、部分的な変更が容易となる。しかも、スクリプト解
析・実行部はスクリプト解釈実行機能を有するファクシ
ミリ端末利用型WWW検索装置内にのみあればよく、例
えば、分散配置されたサーバ上にはハイパーテキスト形
式でサービス制御スクリプトだけが記述されていればよ
いという効果を奏する。
【0072】また、音声案内の内容を記述したテキスト
文字列をサービス制御スクリプト内に、例え
ば、「””」等の識別子に挟んで記述しておき、サービ
ス制御スクリプトが実行される際に、音合成部がテキス
ト文字列を音声に変換する音声合成を行うので、例え
ば、各ホームページ毎に、音声案内を分散環境上でも自
由に変更でき、かつ各WWWサーバからスクリプト解釈
実行機能を有するファクシミリ端末利用型WWW検索装
置への転送の際も、テキスト文字列の送信ですむため、
高速に音声案内情報を流すことが可能となるという効果
を奏する。
【0073】また、プッシュボタン入力により選択され
た複数個のパラメータを一時的に保持して、保持した複
数個のパラメータに基づいて、前記WWW検索部を介し
てコモン ゲートウエイ インタフェースとしてのCG
Iプログラムを実行するので、本装置のために特殊なプ
ログラムを用意する必要はないという効果を奏する。
【0074】また、検索時にリンクをたどる間はサービ
ス制御スクリプトに記述された音声案内に従って検索を
行い、必要なHTMLファイルのみをファクシミリに出
力することにより検索時間が短縮できるという効果を奏
する。
【0075】また、各命令の先頭に目次形式で番号を付
与し、各目次の最下位の数字をPB入力番号に対応させ
ることにより条件分岐に対応する制御構造を記述し、お
よび開始識別子と終了識別子で囲まれたテキスト文字列
でファクシミリ端末へ出力する案内情報を指定すること
で、例えば、変数もあらかじめ宣言せずに、且つIF文
を用いずに、条件分岐に対応する制御構造をもったサー
ビス制御情報を記述することができるいう効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】サービス制御スクリプトの記述例である。
【図2】本実施形態例の画像データベースの構成を示す
図である。
【図3】サービス制御スクリプトの記述例である。
【図4】ファックスから出力されユーザがあらかじめ持
っているパラメータと数字コードの対応表を示す図であ
る。
【図5】本実施形態例のスクリプト解釈実行機能を有す
るファクシミリ端末利用型WWW検索装置の構成を示す
図である。
【図6】従来のファックス利用型WWW検索装置を使用
してWWW上のデータを検索するシステムの構成例を示
す図である。
【図7】従来のファックス利用型WWW検索装置を使用
してWWW上のデータを検索するシステムの構成例を示
す図である。
【図8】CGIを含んだホームページを出力した場合を
示す図である。
【符号の説明】
1…ファクシミリ端末 2…スクリプト解釈実行機能を有するファクシミリ端末
利用型WWW検索装置 2−1…回線制御部 2−2…制御部 2−3…WWW検索部 2−4…URLアドレス/番号変換部 2−5…URLアドレス番号蓄積部 2−6…HTMLファイル/画像変換部 2−7…スクリプト解析・実行部 2−8…音合成部 3…ネットワーク部 4−1〜4−L…WWWサーバ装置 4−1−1〜4−L−1…HTTPデーモン部 4−1−2〜4−L−2…HTMLファイル蓄積部
フロントページの続き (72)発明者 曽根原 登 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−150462(JP,A) 特開 平10−136144(JP,A) 特開 平10−124521(JP,A) 特開 平10−107836(JP,A) 特開 平8−223346(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/00 G06F 17/30 H04M 11/08 H04N 1/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ端末の回線接続時の応答制
    御、ユーザへの音情報の出力、ユーザがプッシュボタン
    で入力したPB音の解析、およびユーザへの画像情報の
    出力を行う手段を有する回線制御部と、 ワールド ワイド ウエッブであるWWW上のデータを
    ユニホーム リソースロケータとしてのURLアドレス
    により検索して、該当するハイパーテキストマークアッ
    プ ランゲッジで記述されたHTMLファイルを得るW
    WW検索部と、 前記得られたHTMLファイルからURLアドレスを抽
    出し、この抽出したURLアドレスを番号に変換するこ
    と、および番号をURLアドレスに変換すること、を行
    うURLアドレス/番号変換部と、 前記抽出したURLアドレス、およびあらかじめ登録し
    てあるURLアドレスに番号を付与して保存するURL
    アドレス/番号蓄積部と、 前記得られたHTMLファイルを解析し、ファクシミリ
    端末に送信するための画像データに変換するHTMLフ
    ァイル/画像変換部と、 前記得られたHTMLファイルの一部に記述されたサー
    ビス制御スクリプトを解析、実行するスクリプト解析・
    実行部と、 前記解析したサービス制御スクリプトに記述されている
    音声案内情報を、ファクシミリ端末に出力できる音情報
    に変換する音合成部と、 前記回線制御部、前記WWW検索部、前記URLアドレ
    ス/番号変換部、前記HTMLファイル/画像変換部、
    前記スクリプト解析・実行部を制御する制御部と、から
    構成され、 前記制御部は、 前記ファクシミリ端末の回線接続時には、初期命令に従
    って、前記回線制御部を介して、案内情報を前記ファク
    シミリ端末に出力し、 ユーザが前記ファクシミリ端末からのプッシュボタン入
    力によりWWW上の所望のデータのURLアドレスに対
    応する番号を指定した時には、前記URLアドレス/番
    号変換部により前記番号をURLアドレスに変換させ
    て、前記WWW検索部を介してWWW上のデータの検索
    を行い、該検索したデータのHTMLファイルからサー
    ビス制御スクリプトの抽出を行い、 サービス制御スクリプトが無い場合は、該データのHT
    MLファイルを前記HTMLファイル/画像変換部を介
    して画像情報に変換して、前記回線制御部を介してファ
    クシミリ端末に出力するか、もしくは実行すべきサービ
    ス制御スクリプトがないことを音情報または画像情報
    で、前記回線制御部を介して、前記ファクシミリ端末に
    通知し、 サービス制御スクリプトが有る場合は、該サービス制御
    スクリプト中のサービス制御命令に従って、前記回線制
    御部を介して、案内情報を前記ファクシミリ端末に出力
    し、該案内情報に従ってユーザが前記ファクシミリ端末
    からのプッシュボタン入力によりWWW上の所望のデー
    タのURLアドレスに対応する番号を指定した時には、
    前記URLアドレス/番号変換部により前記番号をUR
    Lアドレスに変換させて、前記WWW検索部を介してW
    WW上のデータの検索を行い、該検索したデータのHT
    MLファイルを前記HTMLファイル/画像変換部を介
    して画像情報に変換して前記回線制御部を介してファク
    シミリ端末に出力するものである、 ことを特徴とするスクリプト解釈実行部を有するファク
    シミリ端末利用型WWW検索装置。
  2. 【請求項2】 前記サービス制御スクリプトは、 コンピュータのブラウザから見た場合は表示されないよ
    うに開始識別子と終了識別子の間に、各命令の先頭に目
    次形式で番号を付与し、各目次の最下位の数字をユーザ
    からのプッシュボタン入力のPB入力番号に対応させる
    ことにより、条件分岐に対応する制御構造と、開始識別
    子と終了識別子で囲まれたテキスト文字列でファクシミ
    リ端末へ出力する案内情報とが記述されたものであり、 前記スクリプト解析・実行部は、 前記抽出されたサービス制御スクリプトの続きとして、
    他の任意のHTMLファイル内に記述されたサービス制
    御スクリプトが指定できるサービス制御スクリプトを解
    釈し、ユーザが前記ファクシミリ端末からのプッシュボ
    タン入力により選択された複数個のパラメータを一時的
    に保持して、保持した複数個のパラメータに基づいて、
    前記WWW検索部を介してコモン ゲートウエイ イン
    タフェースとしてのCGIプログラムを実行する手段を
    有するものである、 ことを特徴とする請求項1に記載のスクリプト解釈実行
    機能を有するファクシミリ端末利用型WWW検索装置。
  3. 【請求項3】 前記音声案内情報は、 音声ファイルそのものの指定のみならず、案内情報の内
    容がテキスト文字列で記述されているものであり、 前記音合成部は、 テキスト文字列を音声に変換するテキスト音声合成手段
    を有し、このテキスト音声合成手段は、サービス制御ス
    クリプトに記述された該案内情報を抽出し、該案内情報
    の内容を記述したテキスト文字列を音声合成し、前記制
    御部を介して、ファクシミリ端末に出力する音情報に変
    換するものである、 ことを特徴とするスクリプト解釈実行機能を有する請求
    項2に記載のファクシミリ端末利用型WWW検索装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1から請求項3までのいずれ
    かに記載のスクリプト解釈実行機能を有するファクシミ
    リ端末利用型WWW検索装置と、 ファクシミリ端末と、 HTMLファイルを蓄積、配信する複数のWWWサーバ
    装置と、 前記ファクシミリ端末利用型WWW検索装置と前記WW
    Wサーバ装置とを接続するネットワーク部と、 を具備することを特徴とする画像データベース装置。
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