JPH0588878A - Lisp命令実行方式 - Google Patents
Lisp命令実行方式Info
- Publication number
- JPH0588878A JPH0588878A JP3248639A JP24863991A JPH0588878A JP H0588878 A JPH0588878 A JP H0588878A JP 3248639 A JP3248639 A JP 3248639A JP 24863991 A JP24863991 A JP 24863991A JP H0588878 A JPH0588878 A JP H0588878A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- function
- error check
- memory
- debugging
- lisp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Devices For Executing Special Programs (AREA)
- Stored Programmes (AREA)
- Debugging And Monitoring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】システムのデバッグ時と実行時の環境を切り換
えることによりシステム実行時の処理速度を速める。 【構成】デバッグを必要とする場合に指定するデバッグ
モードとデバッグを必要としない場合に指定する実行モ
ードとを切り換えるモード切り換え部101と、エラー
チェックを含んでいる関数群をメモリ上にロードするエ
ラーチェックあり関数ロード部102と、エラーチェッ
クを含んでいない関数群をメモリ上にロードするエラー
チェックなし関数ロード部103と、入力された命令を
1つずつ解釈して実行する実行部104とを有すること
を特徴とするLISP命令実行方式。
えることによりシステム実行時の処理速度を速める。 【構成】デバッグを必要とする場合に指定するデバッグ
モードとデバッグを必要としない場合に指定する実行モ
ードとを切り換えるモード切り換え部101と、エラー
チェックを含んでいる関数群をメモリ上にロードするエ
ラーチェックあり関数ロード部102と、エラーチェッ
クを含んでいない関数群をメモリ上にロードするエラー
チェックなし関数ロード部103と、入力された命令を
1つずつ解釈して実行する実行部104とを有すること
を特徴とするLISP命令実行方式。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はLISP命令実行方式に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】LISP言語はインタプリタ型の言語で
あり、LISPの命令はインタプリタが1文ずつ解釈
し、1文ずつ実行する。LISP言語で作られた関数を
使用して構築されたシステムが実行されてLISP関数
が呼ばれると、インタプリタはメモリ上に呼ばれた関数
の実体を探してその関数の実体を実行する。システムで
必要なLISP関数はシステム実行前に予めメモリロー
ドして実行環境を作るが、従来は、ロードするLISP
関数は、関数が目的とする処理とエラーチェックが混在
したものであった。
あり、LISPの命令はインタプリタが1文ずつ解釈
し、1文ずつ実行する。LISP言語で作られた関数を
使用して構築されたシステムが実行されてLISP関数
が呼ばれると、インタプリタはメモリ上に呼ばれた関数
の実体を探してその関数の実体を実行する。システムで
必要なLISP関数はシステム実行前に予めメモリロー
ドして実行環境を作るが、従来は、ロードするLISP
関数は、関数が目的とする処理とエラーチェックが混在
したものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、LISP関数を
使用したシステムの実行において、システムが大きくな
ればなる程システム実行時の高速性が要求されてきてい
る。しかし、上述した従来のLISP命令実行方式で
は、システム実行時には不必要となるエラーチェックが
LISP関数に含まれているため、特にLISP関数を
何度も呼び出して実行するシステムにおいてはLISP
関数呼び出しの度にエラーチェックを行うことで、シス
テム実行時の処理速度が無駄に遅くなるという欠点があ
る。
使用したシステムの実行において、システムが大きくな
ればなる程システム実行時の高速性が要求されてきてい
る。しかし、上述した従来のLISP命令実行方式で
は、システム実行時には不必要となるエラーチェックが
LISP関数に含まれているため、特にLISP関数を
何度も呼び出して実行するシステムにおいてはLISP
関数呼び出しの度にエラーチェックを行うことで、シス
テム実行時の処理速度が無駄に遅くなるという欠点があ
る。
【0004】本発明は上記問題点の解決を図り、エラー
チェックを関数の主処理と切り離して1つにまとめ、エ
ラーチェックを含む関数とエラーチェックを含まない関
数の2種類を用意し、モードを切り換えることによって
システムのデバッグ時と実行時の環境を切り換えるよう
にしたLISP命令実行方式を提供することを目的とし
ている。
チェックを関数の主処理と切り離して1つにまとめ、エ
ラーチェックを含む関数とエラーチェックを含まない関
数の2種類を用意し、モードを切り換えることによって
システムのデバッグ時と実行時の環境を切り換えるよう
にしたLISP命令実行方式を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のLISP命令実
行方式は、デバッグを必要とする場合に指定するデバッ
グモードとデバッグを必要としない場合に指定する実行
モードとを切り換えるモード切り換え部と、エラーチェ
ックを含んでいる関数群をメモリ上にロードするエラー
チェックあり関数ロード部と、エラーチェックを含んで
いない関数群をメモリ上にロードするエラーチェックな
し関数ロード部と、入力された命令を1つずつ解釈して
実行する実行部とを有することを特徴とする。
行方式は、デバッグを必要とする場合に指定するデバッ
グモードとデバッグを必要としない場合に指定する実行
モードとを切り換えるモード切り換え部と、エラーチェ
ックを含んでいる関数群をメモリ上にロードするエラー
チェックあり関数ロード部と、エラーチェックを含んで
いない関数群をメモリ上にロードするエラーチェックな
し関数ロード部と、入力された命令を1つずつ解釈して
実行する実行部とを有することを特徴とする。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0007】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
る。図1において、101は、デバッグモードと実行モ
ードとを切り換えるモード切り換え部、102は、デバ
ッグモードを指定した場合のエラーチェックを含む関数
のエラーチェックあり関数ロード部、103は、実行モ
ードを指定した場合のエラーチェックを含まない関数の
エラーチェックなし関数ロード部、104は、エラーチ
ェックあり関数ロード部102またはエラーチェックな
し関数ロード部103でロードされた関数を使用したシ
ステムを1つずつ解釈して1つずつ実行する実行部であ
る。
る。図1において、101は、デバッグモードと実行モ
ードとを切り換えるモード切り換え部、102は、デバ
ッグモードを指定した場合のエラーチェックを含む関数
のエラーチェックあり関数ロード部、103は、実行モ
ードを指定した場合のエラーチェックを含まない関数の
エラーチェックなし関数ロード部、104は、エラーチ
ェックあり関数ロード部102またはエラーチェックな
し関数ロード部103でロードされた関数を使用したシ
ステムを1つずつ解釈して1つずつ実行する実行部であ
る。
【0008】図2はメモリ上の関数の状態を表したブロ
ック図である。図2において、201はメモリ、202
はメモリ201上に存在する関数の実体である。203
は、エラーチェックを含む関数で、エラーチェック部2
05とエラーチェックを含む関数203の主処理部20
6から構成される。204は、エラーチェックを含まな
い関数で、主処理部207のみから構成され、関数名は
エラーチェックを含む関数203と同じである。
ック図である。図2において、201はメモリ、202
はメモリ201上に存在する関数の実体である。203
は、エラーチェックを含む関数で、エラーチェック部2
05とエラーチェックを含む関数203の主処理部20
6から構成される。204は、エラーチェックを含まな
い関数で、主処理部207のみから構成され、関数名は
エラーチェックを含む関数203と同じである。
【0009】次に、本実施例の動作について説明する。
【0010】モード切り換え部101は、モードが入力
されたとき、モードがデバッグモードであればエラーチ
ェックあり関数ロード部102へ、実行モードであれば
エラーチェックなし関数ロード部103へ制御を移す。
されたとき、モードがデバッグモードであればエラーチ
ェックあり関数ロード部102へ、実行モードであれば
エラーチェックなし関数ロード部103へ制御を移す。
【0011】エラーチェックあり関数ロード部102
は、エラーチェックを含んでいる関数群をメモリ201
上にロードする。図2を参照すると、エラーチェックを
含む関数群のロードで、エラーチェックを含む関数20
3がメモリ201上にロードされ、その結果、メモリ2
01上の関数の実体202はエラーチェック部205と
エラーチェックを含む関数203の主処理部206で構
成される。エラーチェックを含む関数203をメモリ2
01上にロードするとき、ロード以前の関数の実体がエ
ラーチェックを含まない関数204であっても上書きさ
れ、エラーチェックを含む関数203として再定義され
る。
は、エラーチェックを含んでいる関数群をメモリ201
上にロードする。図2を参照すると、エラーチェックを
含む関数群のロードで、エラーチェックを含む関数20
3がメモリ201上にロードされ、その結果、メモリ2
01上の関数の実体202はエラーチェック部205と
エラーチェックを含む関数203の主処理部206で構
成される。エラーチェックを含む関数203をメモリ2
01上にロードするとき、ロード以前の関数の実体がエ
ラーチェックを含まない関数204であっても上書きさ
れ、エラーチェックを含む関数203として再定義され
る。
【0012】エラーチェックなし関数ロード部103
は、エラーチェックを含まない関数群をメモリ201上
にロードする。図2を参照すると、エラーチェックを含
まない関数群のロードで、エラーチェックを含まない関
数204がメモリ201上にロードされ、その結果、メ
モリ201上の関数の実体202は主処理部207だけ
で構成される。エラーチェックを含まない関数204を
メモリ201上にロードするとき、ロード以前の関数の
実体がエラーチェックを含む関数203であっても上書
きされ、エラーチェックを含まない関数204として再
定義される。
は、エラーチェックを含まない関数群をメモリ201上
にロードする。図2を参照すると、エラーチェックを含
まない関数群のロードで、エラーチェックを含まない関
数204がメモリ201上にロードされ、その結果、メ
モリ201上の関数の実体202は主処理部207だけ
で構成される。エラーチェックを含まない関数204を
メモリ201上にロードするとき、ロード以前の関数の
実体がエラーチェックを含む関数203であっても上書
きされ、エラーチェックを含まない関数204として再
定義される。
【0013】エラーチェックありロード部102、ある
いはエラーチェックなし関数ロード部103によって必
要な関数がメモリ201上にロードされると、実行手段
104がシステム運用開始命令を受け取り、プログラム
を1文ずつ解釈して1文ずつ実行する。メモリ201上
の関数の定義すなわち関数の実体202がエラーチェッ
クを含んでいればエラーチェックを行い、エラーチェッ
クを含んでいなければエラーチェックは行わないことに
なる。
いはエラーチェックなし関数ロード部103によって必
要な関数がメモリ201上にロードされると、実行手段
104がシステム運用開始命令を受け取り、プログラム
を1文ずつ解釈して1文ずつ実行する。メモリ201上
の関数の定義すなわち関数の実体202がエラーチェッ
クを含んでいればエラーチェックを行い、エラーチェッ
クを含んでいなければエラーチェックは行わないことに
なる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、エラーチ
ェックを1つにまとめて、エラーチェックを含むデバッ
グ時用とエラーチェックを含まない実行時用の2つの同
じ関数名を持つ関数を用意し、モード切り換え部を設定
して関数を再定義することにより、プログラムを書き直
すことなくシステムのデバッグ時と実行時の環境を容易
に変更でき、システム実行時の処理速度を増す効果があ
る。
ェックを1つにまとめて、エラーチェックを含むデバッ
グ時用とエラーチェックを含まない実行時用の2つの同
じ関数名を持つ関数を用意し、モード切り換え部を設定
して関数を再定義することにより、プログラムを書き直
すことなくシステムのデバッグ時と実行時の環境を容易
に変更でき、システム実行時の処理速度を増す効果があ
る。
【図1】本発明の一実施例の処理説明図である。
【図2】関数ロード部によって関数をメモリ上にロード
したときの状態ブロック図である。
したときの状態ブロック図である。
101 モード切り換え部 102 エラーチェックあり関数ロード部 103 エラーチェックなし関数ロード部 104 実行部 201 メモリ 202 関数の実体 203 エラーチェックを含む関数 204 エラーチェックを含まない関数 205 エラーチェック部 206,207 主処理部
Claims (1)
- 【請求項1】 デバッグを必要とする場合に指定するデ
バッグモードとデバッグを必要としない場合に指定する
実行モードとを切り換えるモード切り換え部と、 エラーチェックを含んでいる関数群をメモリ上にロード
するエラーチェックあり関数ロード部と、 エラーチェックを含んでいない関数群をメモリ上にロー
ドするエラーチェックなし関数ロード部と、 入力された命令を1つずつ解釈して実行する実行部とを
有することを特徴とするLISP命令実行方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3248639A JPH0588878A (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | Lisp命令実行方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3248639A JPH0588878A (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | Lisp命令実行方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0588878A true JPH0588878A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=17181106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3248639A Pending JPH0588878A (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | Lisp命令実行方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0588878A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001350643A (ja) * | 2000-06-08 | 2001-12-21 | Denso Corp | マイクロコンピュータの制御方法及び異常監視装置 |
JP2010086110A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Nomura Research Institute Ltd | プログラムの設定情報切替システム及び切替方法 |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP3248639A patent/JPH0588878A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001350643A (ja) * | 2000-06-08 | 2001-12-21 | Denso Corp | マイクロコンピュータの制御方法及び異常監視装置 |
JP2010086110A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Nomura Research Institute Ltd | プログラムの設定情報切替システム及び切替方法 |
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