JPH0588477U - 回転式電気かみそり - Google Patents

回転式電気かみそり

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JPH0588477U
JPH0588477U JP3567592U JP3567592U JPH0588477U JP H0588477 U JPH0588477 U JP H0588477U JP 3567592 U JP3567592 U JP 3567592U JP 3567592 U JP3567592 U JP 3567592U JP H0588477 U JPH0588477 U JP H0588477U
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JP
Japan
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tray
inner blade
bristle
motor
hair
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Pending
Application number
JP3567592U
Other languages
English (en)
Inventor
康雄 山下
Original Assignee
九州日立マクセル株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外刃19からの毛くず吹出し防止、毛くず掃
除の容易化を図る。 【構成】 本体ケース1の内刃収容室5内に、上方開放
形状の毛受皿9を回転自在に収容するとともに、この毛
受皿9の外底面側をモータ2の軸7に結合し、毛受皿9
の内部に、内刃4を回り止め状にかつ抜き差し自在には
め込む。これによりモータ2の駆動により毛受皿9が回
転し、内刃4はその毛受皿9により連れ回りするため、
これら両者9・4間には相対的な回転差は生ぜず、従っ
てこの毛受皿9内では回転空気流は発生せず、毛くずは
外刃19の毛導入孔から吹き出るようなことがない。モ
ータ2の軸7は内刃4とは結合させず、毛受皿9の外底
面側に結合するため、この毛受皿9の内底はブラシによ
り毛くずを掃き出し易くするフラット面に形成すること
ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は回転式電気かみそりに係り、特に毛くず吹出し対策および毛くず掃除 の便宜を図ったものである。
【0002】
【従来の技術】
回転式電気かみそりとして、たとえば、実開昭52−6793号公報に開示さ れているように本体ケース内の上部に、回転式の内刃が収容されるとともに毛く ずが溜められる毛くず溜め兼用の内刃収容室を形成し、この内刃収容室の下方に モータを収容するとともに、内刃はモータの軸と直結しており、内刃収容室の内 刃の上方には外刃を着脱可能に被せてなる。そして、外刃と内刃の協働作用で切 断された毛くずは内刃を下って内刃収容室の内底面上に溜まるが、この毛くずを 取り除くには、外刃を外し、さらに内刃をモータの軸から抜き出してから、内刃 収容室から毛くずを清掃ブラシなどで掃き出している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、上記した回転式電気かみそりでは、内刃収容室内において内刃をモ ータの軸側に対して直結する構造であるため、内刃収容室の内底中央の開口から モータの軸、または該軸に嵌合された連結ピースを突出させるか、または内刃収 容室の内底中央に筒状ボスを突設しこのボスの内部にモータの軸を臨ませなけれ ばならず、このため、清掃ブラシによる毛くず掃除の時にそれら軸やボスが邪魔 になりやすく、充分な清掃ができず、また清掃時間が長くかかっていた。 また、内刃の回転時に内刃収容室内で空気流が発生するため、使用回数が増え て毛くずが多く溜まるに伴って、その空気流により毛くずが舞い上がって外刃の 毛導入孔から外部へ吹き出す、という問題があった。
【0004】 本考案はこうした問題を解決するためになされたもので、毛くず掃除の容易化 、毛くずの吹出し防止を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、図示例のように、本体ケース1内のモータ2の上方に形成した内刃 収容室5内に、上方開放形状の毛受皿9を回転自在に収容するとともに、この毛 受皿9の外底面側をモータ2の軸7側に結合し、毛受皿9の内部に、内刃4を回 り止め状にかつ抜き差し自在にはめ込んであることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
モータ2の駆動により毛受皿9が回転し、内刃4はその毛受皿9により連れ回 りする。すなわち、毛受皿9は毛くずを溜める本来の機能とモータ2の回転を内 刃4に伝達する駆動伝達機能とを兼ねる。
【0007】 毛受皿9は内刃4と共に回転するため、これら両者9・4間には相対的な回転 差は生ぜず、従ってこの毛受皿9内では回転空気流は発生せず、毛くずは単に回 転時の遠心力で毛受皿9内の外方へ溜まるだけで、外刃19の毛導入孔から吹き 出すようなことが少なくなる。
【0008】 毛受皿9内に溜まった毛くず掃除は、一旦その毛受皿9から内刃4を抜き出す ことにより容易に行える。 この場合、モータ2の軸7は、内刃4とは結合されず、その内刃4を収容する 毛受皿9の外底面側に結合するため、内刃と直結する従来のもののごとくその軸 7は毛受皿9の内底中央から突出させる必要がなくなり、この毛受皿9の内底面 は清掃ブラシで掃除し易い突起物の無いフラットな形に形成することが可能とな り、毛くずの掃き出し作業が容易に行える。
【0009】
【実施例】
本考案に係る回転式電気かみそりの一実施例を図面に基づき説明する。 図1において、これの本体ケース1はグリップ兼用で円筒状に形成され、これ の内部にモータ2とこれの電源たる乾電池または充電式電池3とが上下に配して 収納されている。
【0010】 本体ケース1の内部においてモータ2より上方には回転式の内刃4を収容する 内刃収容室5を形成し、この内刃収容室5の内底中央に開口6を設け、該開口6 からモータ2の軸7を上向きに突出させている。
【0011】 内刃収容室5の内部には内刃4を連れ回りする毛受皿9が回転自在に収容され る。その毛受皿9は上方開放形の円形皿状に形成し、その開口上縁から外向きに 張出した鍔10を内刃収容室5の開口上縁11に載せるとともに、その外底面の 中央から下向きに突設したボス12を前記モータ2の軸7に一体的に抜け止め状 に結合する。従って、モータ2が駆動すると、この毛受皿9は内刃収容室5内で 軸7まわりに回転する。この場合、毛受皿9の回転を円滑にするために、毛受皿 9の周壁と内刃収容室5の内周壁との間にベアリング13を介装しておくことが 好ましい。
【0012】 回転式の内刃4は複数個の内刃体4aが円盤状の内刃ホルダ4bにそれぞれ径 方向に向けて上下動自在に取付けられてなる。各内刃体4aは内刃ホルダ4bの 下面に装着した板ばね15で常に押上げ付勢される。 内刃4は毛受皿9内に回り止め状にかつ上下方向に抜き差し自在にはめ込まれ る。その回り止め手段および抜き差し手段としては、例えば、図2に示すように 、毛受皿9の内周の数カ所に凸起16を上下方向に設け、内刃ホルダ4bの外周 面に前記凸起16に対し抜き差し可能な凹溝17を上下方向に形成する。それと は反対に、凸起16を内刃ホルダ4b側に、凹溝17を毛受皿9側に設けること もできる。
【0013】 毛受皿9の内周の凸起16の下端は毛受皿9の深さ方向中間高さ位置にとどめ ておき、この凸起16の下端に該凸起16の断面大きさより一回り大きい断面形 状をもつ受け部18を形成し、この受け部18で内刃ホルダ4bの下端面を受け ることにより内刃ホルダ4bの下面と毛受皿9の内底面との間に毛くず溜め空間 Sを確保している。
【0014】 本体ケース1の上部開口端の外周ねじには、多数の毛導入孔19aを有して内 刃体4aの刃先に沿うドーム形状に形成した網目状の外刃19を保持した外刃ホ ルダ20が着脱可能にねじ込まれる。
【0015】 上記構成の回転式電気かみそりにおいて、モータ2が駆動すると、内刃4が毛 受皿9と共に回転する。従って、このときは内刃4と毛受皿9の両者間には相対 的な回転差が生じないため、毛受皿9内において毛くずを舞い上げる様な回転空 気流は発生せず、その回転の遠心力に伴って毛くずは単に毛受皿9内の外方に溜 まるだけである。この結果、毛くずが外刃19の毛導入孔19aから外部へ吹き 出るようなことが少なくなった。
【0016】 また、内刃4の回転時、毛受皿9の重量も加わるため、回転慣性力がアップし 、毛の切断能力を向上できる。勿論、そのためには毛受皿9の材料として質量の 大なるもの、例えば金属、あるいは金属粉入りのプラスチックなどで毛受皿9を 成形することがより好ましい。
【0017】 毛受皿9内に溜まった毛くず掃除に際しては、外刃19をこのホルダ20と共 に取り外し、内刃4を毛受皿9から上方から抜き出し、図3に示すように本体ケ ース1を傾けて清掃ブラシ21で毛受皿9内の毛くずを掃き出す。この場合、モ ータ2の軸7は毛受皿9の外底面側に結合されていて毛受皿9の内底面に突出し ていないので、それが邪魔になるようなことがなく、毛受皿9から毛くずを清掃 ブラシ21で容易に掃き出すことができる。
【0018】 図4は他の実施例を示しており、これでは内刃収容室5の内底中央を凹ませ、 この凹部22にモータ2の軸7の上端を突出させ、この軸7の上端に対し毛受皿 9の外底面中央に突設したボス12を着脱可能に結合したものであり、この点が 上記実施例のものと異なり、その他の構成については上記実施例のものと同様で ある。 これによれば、図5に示すように毛受皿9をモータ2の軸7から取り外すこと により、毛受皿9を内刃4と共に水洗いすることができて有利である。
【0019】
【考案の効果】
本考案によれば、毛受皿9をモータ2で回転させ、内刃4はその毛受皿9で連 れ回りするようにしてあるため、両者9・2間には相対的な回転差は生ぜず、従 ってこの毛受皿9内では回転空気流は発生せず、毛くずが外刃19から吹き出る のをできる限り減少できる。 モータ2の軸7は毛受皿9の外底面側に結合し、内刃4とは結合するものでは ないため、内刃4と結合するがごとき毛受皿9の内底中央に軸7を突出させるよ うな必然性がなくなる。従って、毛受皿9の内底面から毛くず掃除に邪魔になる 様な突起物を一切無くすることができ、この内底面に溜まる毛くずは清掃ブラシ 21で容易に掃き出すことができて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦断側面図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】毛受皿内の毛くず掃除の態様を示す断面図であ
る。
【図4】他の実施例を示す縦断側面図である。
【図5】図4に示す外刃、内刃および毛受皿を取り外し
た状態で示す断面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 モータ 4 内刃 5 内刃収容室 7 軸 9 毛受皿

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ2を内蔵した本体ケース1内のモ
    ータ2の上方に、内刃収容室5を形成しており、 内刃収容室5に上方開放形状の毛受皿9を回転自在に収
    容するとともに、該毛受皿9の外底面側を前記モータ2
    の軸7側に結合しており、 毛受皿9の内部に、内刃4を回り止め状にかつ抜き差し
    自在にはめ込んであることを特徴とする回転式電気かみ
    そり。
  2. 【請求項2】 前記毛受皿9をモータ2の軸7側に対し
    着脱可能に結合してある請求項1記載の回転式電気かみ
    そり。
JP3567592U 1992-04-27 1992-04-27 回転式電気かみそり Pending JPH0588477U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3567592U JPH0588477U (ja) 1992-04-27 1992-04-27 回転式電気かみそり

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3567592U JPH0588477U (ja) 1992-04-27 1992-04-27 回転式電気かみそり

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0588477U true JPH0588477U (ja) 1993-12-03

Family

ID=12448460

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3567592U Pending JPH0588477U (ja) 1992-04-27 1992-04-27 回転式電気かみそり

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JP (1) JPH0588477U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9174349B2 (en) 2013-01-11 2015-11-03 Spectrum Brands, Inc. Rotary electric shaver
JP2021008694A (ja) * 2019-07-01 2021-01-28 エヌケーグループ販売株式会社 毛玉取り器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9174349B2 (en) 2013-01-11 2015-11-03 Spectrum Brands, Inc. Rotary electric shaver
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