JPH0588349B2 - - Google Patents
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- JPH0588349B2 JPH0588349B2 JP11987586A JP11987586A JPH0588349B2 JP H0588349 B2 JPH0588349 B2 JP H0588349B2 JP 11987586 A JP11987586 A JP 11987586A JP 11987586 A JP11987586 A JP 11987586A JP H0588349 B2 JPH0588349 B2 JP H0588349B2
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Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は、1本のトンネルを2台のシールド
機を用いてトンネルの両端側から同時に掘削して
途中で接合する際のシールド・トンネルの地中接
合工法に関する。
機を用いてトンネルの両端側から同時に掘削して
途中で接合する際のシールド・トンネルの地中接
合工法に関する。
「従来の技術」
従来、この種のシールド・トンネルの地中接合
工法としては第13図に示すようなものが知られ
ている。
工法としては第13図に示すようなものが知られ
ている。
図において、符号Gは両端部から掘削してきた
シールド・トンネルの接合部付近の地山であり、
地山G内では紙面に対して右側に一方のトンネル
Taを掘削したシールド機1と、左先側に他方の
トンネルTbを掘削したシールド機2とが所定の
間隔(約30cm程度)の地山Giを残した状態で向
かい合つている。そして、シールド機Ta,Tbの
壁面は、セグメント3a,3a,…、3b,3b
…によつて覆工が行なわれている。また、シール
ド機1,2の先端部にはスキンプレート1a2a
に対して所定の傾斜部角(α=17゜〜25゜)で、又
周方向に所定のピツチで地山G内に穿孔式凍結管
4a,4bが設置されているとともに、スキンプ
レート1a,2aおよび最前部のセグメント3
a,3bには全内周面に貼付け凍結管(図示せ
ず)が設置された構成となつている。
シールド・トンネルの接合部付近の地山であり、
地山G内では紙面に対して右側に一方のトンネル
Taを掘削したシールド機1と、左先側に他方の
トンネルTbを掘削したシールド機2とが所定の
間隔(約30cm程度)の地山Giを残した状態で向
かい合つている。そして、シールド機Ta,Tbの
壁面は、セグメント3a,3a,…、3b,3b
…によつて覆工が行なわれている。また、シール
ド機1,2の先端部にはスキンプレート1a2a
に対して所定の傾斜部角(α=17゜〜25゜)で、又
周方向に所定のピツチで地山G内に穿孔式凍結管
4a,4bが設置されているとともに、スキンプ
レート1a,2aおよび最前部のセグメント3
a,3bには全内周面に貼付け凍結管(図示せ
ず)が設置された構成となつている。
そして、前記スキンプレート1a,2aに設置
された穿孔式凍結管4a,4b及び貼付け凍結管
内にブラインを循環させることにより、地山Gi
を囲むようにスキンプレート1a,2aの外周部
の地山Gfを凍結させた後、シールド機1,2の
前部Qa,5bを解体し、次いで、前記シールド
機1,2間に残された地山Giを掘削し、その壁
面を覆工することにより左右から掘削してきたト
ンネルTaとTbとを接合させ、シールド・トンネ
ルを完成させる。
された穿孔式凍結管4a,4b及び貼付け凍結管
内にブラインを循環させることにより、地山Gi
を囲むようにスキンプレート1a,2aの外周部
の地山Gfを凍結させた後、シールド機1,2の
前部Qa,5bを解体し、次いで、前記シールド
機1,2間に残された地山Giを掘削し、その壁
面を覆工することにより左右から掘削してきたト
ンネルTaとTbとを接合させ、シールド・トンネ
ルを完成させる。
「発明が解決しようとする問題点」
ところが、前記従来のシールド・トンネルの接
合工法においては、両方のシールド機が接触せ
ず、シールド機相互間に通常30cm程度の隙間がで
きることになり、止水や土留が完全とは言い難く
安全性に問題があること、また、補助工法として
主に採用される凍結工法は多くの工費や工期を要
するとともに、海底下での施工時に塩分の混入し
た凍土の強度が低下すること、凍結時の凍土膨張
および解凍時の地盤沈下の影響があること、凍土
の管理が難しいこと等の問題点があつた。
合工法においては、両方のシールド機が接触せ
ず、シールド機相互間に通常30cm程度の隙間がで
きることになり、止水や土留が完全とは言い難く
安全性に問題があること、また、補助工法として
主に採用される凍結工法は多くの工費や工期を要
するとともに、海底下での施工時に塩分の混入し
た凍土の強度が低下すること、凍結時の凍土膨張
および解凍時の地盤沈下の影響があること、凍土
の管理が難しいこと等の問題点があつた。
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたもの
で、トンネル接合部付近の地山地からトンネル接
合部に作用する土水圧に対するシールや止水を確
実なものとし、地山を損なうことなく、安全に施
工を行うことができるとともに、トンネルの接合
に要する工費や工期を大幅の低減することのでき
るシールド・トンネルの地中接合工法を提供する
ことを目的としている。
で、トンネル接合部付近の地山地からトンネル接
合部に作用する土水圧に対するシールや止水を確
実なものとし、地山を損なうことなく、安全に施
工を行うことができるとともに、トンネルの接合
に要する工費や工期を大幅の低減することのでき
るシールド・トンネルの地中接合工法を提供する
ことを目的としている。
「問題点を解決するための手段」
本発明は、前記問題点を解決するために、先端
部に嵌合凸部が形成された第1のスキンプレート
を有するとともに、前記嵌合凸部の内側に収納可
能となるように先端刃が縮小自在に構成された第
1のカツタ装置を有する第1のシールド機と、先
端部の内側に前記嵌合凸部と嵌合する嵌合凹部が
形成された第2のスキンプレートを有するととも
に、前記第1のカツタ装置と同様に先端刃が縮小
自在に構成された第2のカツタ装置有する第2の
シールド機とを1組としてトンネルを両端側から
掘削した後、トンネルを接合する際に、前記第1
及び第2のカツタ装置の先端刃を縮小し、前記嵌
合凸部を嵌合凹部に嵌合させることにより、前記
第1のスキンプレートと第2のスキンプレートと
を連結させて接合部を周囲の地山から遮断した
後、前記第1及び第2のシールド機のスキンプレ
ートを残したままシールド機を解体し、次いで前
記嵌合部にコンクリートを打設することによつて
前記接合部の壁面を覆工することを特徴としてい
る。
部に嵌合凸部が形成された第1のスキンプレート
を有するとともに、前記嵌合凸部の内側に収納可
能となるように先端刃が縮小自在に構成された第
1のカツタ装置を有する第1のシールド機と、先
端部の内側に前記嵌合凸部と嵌合する嵌合凹部が
形成された第2のスキンプレートを有するととも
に、前記第1のカツタ装置と同様に先端刃が縮小
自在に構成された第2のカツタ装置有する第2の
シールド機とを1組としてトンネルを両端側から
掘削した後、トンネルを接合する際に、前記第1
及び第2のカツタ装置の先端刃を縮小し、前記嵌
合凸部を嵌合凹部に嵌合させることにより、前記
第1のスキンプレートと第2のスキンプレートと
を連結させて接合部を周囲の地山から遮断した
後、前記第1及び第2のシールド機のスキンプレ
ートを残したままシールド機を解体し、次いで前
記嵌合部にコンクリートを打設することによつて
前記接合部の壁面を覆工することを特徴としてい
る。
「実施例」
以下、本発明を図面を参照しながら説明する。
第1図ないし第7図は、本発明の一実施例を、第
8図ないし12図は第2の実施例を示すものであ
る。これらの図において、前記第13図に示した
構成要素と同一の要素ついては同一符号を付して
ある。
第1図ないし第7図は、本発明の一実施例を、第
8図ないし12図は第2の実施例を示すものであ
る。これらの図において、前記第13図に示した
構成要素と同一の要素ついては同一符号を付して
ある。
図において、符号Gは流両端部から掘削してき
たシールド・トンネルの接合部付近の地山であ
り、地山G内では紙面に対して右側に第1のトン
ネルTaを掘削したシールド機 1と、左側に他方のトンネルTbを掘削した
シールド機2とが所定の間隔(約1.0m程度)の
接合部の地山Giを残した状態で向かい合つてい
る。そして、シールド機1の後方に形成されたト
ンネルTaの壁面は、セグメント3a,3a,…
によつて一次覆工されているとともに、シールド
機2の後方に形成されたトンネルTbの壁面は、
セグメント3b,3b,…によつて一次覆工が行
なわれている。
たシールド・トンネルの接合部付近の地山であ
り、地山G内では紙面に対して右側に第1のトン
ネルTaを掘削したシールド機 1と、左側に他方のトンネルTbを掘削した
シールド機2とが所定の間隔(約1.0m程度)の
接合部の地山Giを残した状態で向かい合つてい
る。そして、シールド機1の後方に形成されたト
ンネルTaの壁面は、セグメント3a,3a,…
によつて一次覆工されているとともに、シールド
機2の後方に形成されたトンネルTbの壁面は、
セグメント3b,3b,…によつて一次覆工が行
なわれている。
シールド機1は先端部に嵌合凸部10が形成さ
れた円筒状の第1のスキンプレート1aと、その
先端部に仕切板1bを介して取り付けられたカツ
タ装置11及びシールド機1の後部に取り付けら
れた推進ジヤツキ12,12,…とを主な構成要
素としてい。また、シールド機機2は、先端部の
内側に前記嵌合凸部10と嵌合する嵌合凹部13
が形成された円筒状の第2のスキンプレート2a
と、その先端部に仕切板2bを介して取り付けら
れたカツタ装置14及びシールド機2の後部に取
り付けられた推進ジヤツキ15,15,…とを主
な構成要素としている。
れた円筒状の第1のスキンプレート1aと、その
先端部に仕切板1bを介して取り付けられたカツ
タ装置11及びシールド機1の後部に取り付けら
れた推進ジヤツキ12,12,…とを主な構成要
素としてい。また、シールド機機2は、先端部の
内側に前記嵌合凸部10と嵌合する嵌合凹部13
が形成された円筒状の第2のスキンプレート2a
と、その先端部に仕切板2bを介して取り付けら
れたカツタ装置14及びシールド機2の後部に取
り付けられた推進ジヤツキ15,15,…とを主
な構成要素としている。
前記、嵌合凸部10はスキンプレートの先端部
を円錐状に、即ち、先端部に向かうに従つて直径
が漸次小さくなるように形成され、前記嵌合凹部
13はスキンプレート2aの先端部内側が円錐状
に、即ち、先端部に行くに従つて漸次直径が拡大
するような傾斜面が形成され、嵌合凸部の一部分
が嵌合凹部の一一部分と少なくとも線接合するよ
うに嵌合凹部の曲面が形成されたものである。
を円錐状に、即ち、先端部に向かうに従つて直径
が漸次小さくなるように形成され、前記嵌合凹部
13はスキンプレート2aの先端部内側が円錐状
に、即ち、先端部に行くに従つて漸次直径が拡大
するような傾斜面が形成され、嵌合凸部の一部分
が嵌合凹部の一一部分と少なくとも線接合するよ
うに嵌合凹部の曲面が形成されたものである。
また、カツタ装置11,14は、第6図、第7
図に示すように、前方に突出して内周側を掘削す
る内刃部11a,14aと、その後方で外周側を
掘削する内刃部11a,14aと、その後方で外
周側を掘削する外刃部11b,14b、及びそれ
らを支持する軸部11c,14cとからなつてい
る。外刃部11b,14bの先端部には、外刃を
固定している支持部15内に縮小自在な先端刃1
6が取り付けられており、通常の掘削時には、第
6図に示すように、スキンプレート1a,2aの
外径とほぼ同寸法の長さとなつており、トンネル
接合時には第7図に示すように、油圧ジヤツキを
用いた駆動装置17によつて、カツタ装置11,
14の先端部が嵌合凸部10の先端部の内径より
内側へ縮小可能なように構成されている。
図に示すように、前方に突出して内周側を掘削す
る内刃部11a,14aと、その後方で外周側を
掘削する内刃部11a,14aと、その後方で外
周側を掘削する外刃部11b,14b、及びそれ
らを支持する軸部11c,14cとからなつてい
る。外刃部11b,14bの先端部には、外刃を
固定している支持部15内に縮小自在な先端刃1
6が取り付けられており、通常の掘削時には、第
6図に示すように、スキンプレート1a,2aの
外径とほぼ同寸法の長さとなつており、トンネル
接合時には第7図に示すように、油圧ジヤツキを
用いた駆動装置17によつて、カツタ装置11,
14の先端部が嵌合凸部10の先端部の内径より
内側へ縮小可能なように構成されている。
つぎに、第1図ないし第7図を用いて本発明の
地中接合方法について説明する。
地中接合方法について説明する。
(i) 一本のトンネルを、まず、紙面に対して右側
から第1のシールド機1を用いてカツタ装置1
1により地山Gを掘削し、その掘削した坑の壁
面にセグメント3a,3a,…により一次覆工
を行い、そのセグメント3a,3a,…に反力
を取つて推進ジヤツキ12,12,…を駆動さ
せることにより一方のトンネルTaを築造して
いくとともに、左側から第2のシールド機2を
用いてカツタ装置14により地山Gを掘削し、
その掘削した坑の壁面にセグメント3b,2
b,…により一次覆工を行い、そのセグメント
3b,3b,…に反力を取つ霊て推進ジヤツキ
15,15,…を駆動させることにより他方の
トンネルTbを築造していく。そして、接合部
においてシールド機1とシールド機2とを所定
長さの地山Gi(約1m)を残して対向させる。
から第1のシールド機1を用いてカツタ装置1
1により地山Gを掘削し、その掘削した坑の壁
面にセグメント3a,3a,…により一次覆工
を行い、そのセグメント3a,3a,…に反力
を取つて推進ジヤツキ12,12,…を駆動さ
せることにより一方のトンネルTaを築造して
いくとともに、左側から第2のシールド機2を
用いてカツタ装置14により地山Gを掘削し、
その掘削した坑の壁面にセグメント3b,2
b,…により一次覆工を行い、そのセグメント
3b,3b,…に反力を取つ霊て推進ジヤツキ
15,15,…を駆動させることにより他方の
トンネルTbを築造していく。そして、接合部
においてシールド機1とシールド機2とを所定
長さの地山Gi(約1m)を残して対向させる。
(ii) つぎに、第2図に示すように、停止させたシ
ールド機2に向けてシールド機1を推進させ、
カツタ装置11を、カツタ装置14に当接させ
る。
ールド機2に向けてシールド機1を推進させ、
カツタ装置11を、カツタ装置14に当接させ
る。
(iii) つぎに、第3図に示すように、シールド機
1,2のカツタ装置11,14の先端刃11を
駆動装置17を駆動させることにより嵌合凸部
10の内側に縮小させる。その際、仕切板1
b,2bに泥土の注入管(図示せず)を設けて
おき、それによつてシールド機の先端部に泥土
を注入して切羽の崩壊を防止する。
1,2のカツタ装置11,14の先端刃11を
駆動装置17を駆動させることにより嵌合凸部
10の内側に縮小させる。その際、仕切板1
b,2bに泥土の注入管(図示せず)を設けて
おき、それによつてシールド機の先端部に泥土
を注入して切羽の崩壊を防止する。
(iv) つぎに、第4図に示すように、停止している
シールド機2に向けて、さらに、シールド機1
を推進させることにより、カツタ装置11,1
4の軸部11c,14cを仕切板1b,2bの
内側に押し込み、次いで、嵌合凸部10の一部
分を嵌合凹部13の所定の場所に線接合させる
ことにより、スキンプレート1a,2aによつ
てシールド機1,2のの接合部内を周囲の地山
から遮断する。その際、前記嵌合凸部10と嵌
合凹部13とをシールド機1の推進圧力を利用
して密着させるとともに、接合部付近に薬液を
注入して止水を完全なものとする。また、カツ
タ装置11,14は、嵌合凸部と嵌合凹部との
間に形成される空間部S内に収納された状態と
なる。
シールド機2に向けて、さらに、シールド機1
を推進させることにより、カツタ装置11,1
4の軸部11c,14cを仕切板1b,2bの
内側に押し込み、次いで、嵌合凸部10の一部
分を嵌合凹部13の所定の場所に線接合させる
ことにより、スキンプレート1a,2aによつ
てシールド機1,2のの接合部内を周囲の地山
から遮断する。その際、前記嵌合凸部10と嵌
合凹部13とをシールド機1の推進圧力を利用
して密着させるとともに、接合部付近に薬液を
注入して止水を完全なものとする。また、カツ
タ装置11,14は、嵌合凸部と嵌合凹部との
間に形成される空間部S内に収納された状態と
なる。
(v) つぎに、第5図に示すように、スキンプレー
ト1a,2aを残したままシールド機1,2の
カツタ装置11,12や仕切板1b,2b及び
推進ジヤツキ1212,…、15,15,…等
を解体した後、スキンプレート1a,2aの接
合部Xを溶接するとともに、その内側にコンク
リートCを打設して覆工を行う。
ト1a,2aを残したままシールド機1,2の
カツタ装置11,12や仕切板1b,2b及び
推進ジヤツキ1212,…、15,15,…等
を解体した後、スキンプレート1a,2aの接
合部Xを溶接するとともに、その内側にコンク
リートCを打設して覆工を行う。
したがつて、
本発明のシールド・トンネルの接合工法におい
ては、シールド機1をシールド機2に向けて推
進させ嵌合凸部10を嵌合凹部13に当接させ
て、いわゆる重ね継ぎ手の状態とすることによ
り、接合地点の地山Giがスキンプレートに覆
われてシールド機1,2内部に取り込まれ、シ
ールド機1,2間に大きな隙間がなくなり、接
部の止水や土留がほぼ確実な状態で行なわれ、
地山を損なうことなく、安全にトンネルの接合
作業を行なうことができる。その結果、補助工
法として採用される凍結管工法等を用いる必要
がなく、工費の大幅な低減や工期の大幅な短縮
を実現することができる。
本発明のシールド・トンネルの接合工法におい
ては、シールド機1をシールド機2に向けて推
進させ嵌合凸部10を嵌合凹部13に当接させ
て、いわゆる重ね継ぎ手の状態とすることによ
り、接合地点の地山Giがスキンプレートに覆
われてシールド機1,2内部に取り込まれ、シ
ールド機1,2間に大きな隙間がなくなり、接
部の止水や土留がほぼ確実な状態で行なわれ、
地山を損なうことなく、安全にトンネルの接合
作業を行なうことができる。その結果、補助工
法として採用される凍結管工法等を用いる必要
がなく、工費の大幅な低減や工期の大幅な短縮
を実現することができる。
つぎに、第(8)図ないし第12図を用いて、第
2の実施例を説明する。図において、前記第1
の実施例に示した構成要素と同一の要素につい
ては同一符号を付しある。
2の実施例を説明する。図において、前記第1
の実施例に示した構成要素と同一の要素につい
ては同一符号を付しある。
図において、シールド・トンネルの接合部付
近の地山Gには、紙面に対して右側に第1のト
ンネルTaを掘削したシールド機1と、左側に
他方のトンネルTbを掘削したシールド機2と
が所定の間隔(約1.0m程度)の接合部の地山
Giを残した状態で向かい合つている。そして、
シールド機1後方のトンネルTaの壁面は、セ
グメント3a,3a,…によつて、また、シー
ルド機2後方のトンネルTbの壁面は、セグメ
ント3b,3b,…によつて一次覆工が行なわ
れている。
近の地山Gには、紙面に対して右側に第1のト
ンネルTaを掘削したシールド機1と、左側に
他方のトンネルTbを掘削したシールド機2と
が所定の間隔(約1.0m程度)の接合部の地山
Giを残した状態で向かい合つている。そして、
シールド機1後方のトンネルTaの壁面は、セ
グメント3a,3a,…によつて、また、シー
ルド機2後方のトンネルTbの壁面は、セグメ
ント3b,3b,…によつて一次覆工が行なわ
れている。
シールド機1は先端部に嵌合凸部10が形成
された円筒状の第1のスキンプレート1aと、
その先端部に仕切板1bを介して取り付けられ
たカツタ装置11と、第1のスキンプレート1
aの後部に取り付けられた第1の推進ジヤツキ
12,12,…からなる内部シールド機1A
と、前記第1のスキンプレート1aの外周部に
摺動自在に二重に設けられるとともに、後部内
側に前記第1の推進ジヤツキ12,12,…と
当接するリング状突起部20aが形成された第
2のスキンプレート20と、この第2のスキン
プレート20の後部に取り付けられた推進ジヤ
ツキ21,21,…と、からなる外部シールド
機1Bとを主な構成要素としている。そして、
シールド機1の内部シールド機1Aと外部シー
ルド機1Bとの先端部間には土砂が入り込まな
いように、かつ止水性を確保するためにグリー
ス等の粘性度の高い充填剤を満たしておくよう
にする。
された円筒状の第1のスキンプレート1aと、
その先端部に仕切板1bを介して取り付けられ
たカツタ装置11と、第1のスキンプレート1
aの後部に取り付けられた第1の推進ジヤツキ
12,12,…からなる内部シールド機1A
と、前記第1のスキンプレート1aの外周部に
摺動自在に二重に設けられるとともに、後部内
側に前記第1の推進ジヤツキ12,12,…と
当接するリング状突起部20aが形成された第
2のスキンプレート20と、この第2のスキン
プレート20の後部に取り付けられた推進ジヤ
ツキ21,21,…と、からなる外部シールド
機1Bとを主な構成要素としている。そして、
シールド機1の内部シールド機1Aと外部シー
ルド機1Bとの先端部間には土砂が入り込まな
いように、かつ止水性を確保するためにグリー
ス等の粘性度の高い充填剤を満たしておくよう
にする。
また、シールド機2は、先端部の内側に前記
嵌合凸部10と嵌合する嵌合凹部13が形成さ
れた円筒状のスキンプレート2aと、その先端
部に仕切板2bを介して取り付けられたカツタ
装置14及びシールド機2の後部に取り付けら
れたカツタ装置14及びシールド機2の後部に
取り付けられた推進ジヤツキ15,15,…と
を主な構成要素としている。
嵌合凸部10と嵌合する嵌合凹部13が形成さ
れた円筒状のスキンプレート2aと、その先端
部に仕切板2bを介して取り付けられたカツタ
装置14及びシールド機2の後部に取り付けら
れたカツタ装置14及びシールド機2の後部に
取り付けられた推進ジヤツキ15,15,…と
を主な構成要素としている。
前記、嵌合凸部10はスキンプレートの先端
部を錐状に、即ち、先端部に向かうに従つて直
径が漸次小さくなるように形成され、前記嵌合
凹部13はスキンプレート2aの先端部内側が
円錐状に、即ち、先端部に行くに従つて漸次直
径が拡大するような傾斜面が形成され、嵌合凸
部10の一部分が嵌合凹部13の一部分と少な
くとも線接合するように嵌合凹部13の曲面が
形成されたものである。
部を錐状に、即ち、先端部に向かうに従つて直
径が漸次小さくなるように形成され、前記嵌合
凹部13はスキンプレート2aの先端部内側が
円錐状に、即ち、先端部に行くに従つて漸次直
径が拡大するような傾斜面が形成され、嵌合凸
部10の一部分が嵌合凹部13の一部分と少な
くとも線接合するように嵌合凹部13の曲面が
形成されたものである。
また、カツタ装置11,14は、第6図、第
7図に示すように、前記第1の実施例と同様に
先端刃が縮小自在に構成とされており、カツタ
装置11及び20は、通常掘削時には第2のス
キンプレート20の外径及びスキンプレート2
aの外径とほぼ同様の長さとされている。そし
て、トンネル接合時においては、カツタ装置1
1及び20は、先端刃16が嵌合凸部10の内
側に縮小されるようになつている。
7図に示すように、前記第1の実施例と同様に
先端刃が縮小自在に構成とされており、カツタ
装置11及び20は、通常掘削時には第2のス
キンプレート20の外径及びスキンプレート2
aの外径とほぼ同様の長さとされている。そし
て、トンネル接合時においては、カツタ装置1
1及び20は、先端刃16が嵌合凸部10の内
側に縮小されるようになつている。
つぎに、第8図ないし第12図を用いること
により、本発明の第2の実施例のトンネル接合
方法について述べる。
により、本発明の第2の実施例のトンネル接合
方法について述べる。
(i) 一本のトンネルを、まず第8図に示すよう
に、紙面に対して右側から第1のシールド機1
を用いてカツタ装置11により地山Gを掘削
し、その掘削した坑の壁面にセグメント3a,
3a,…により一次覆工を行い、そのセグメン
ト3a,3a,…に反力を取つて推進ジヤツキ
21,21,…を駆動させることにより一方の
トンネルTaを築造していくとともに、左側か
ら第2のシールド機2を用いてカツタ装置14
により地山Gを掘削し、その掘削した坑の壁面
にセグメント3b,3b,…により壱一次覆工
を行い、そのセグメント3b,3b,…に反力
を取つて推進ジヤツキ15,15,…を駆動さ
せることにより他方のトンネルTbを築造して
いく。そして、接合部においてシールド機1と
シールド機2とを所定長さの地山Gi(約1m)を
残して対向させる。
に、紙面に対して右側から第1のシールド機1
を用いてカツタ装置11により地山Gを掘削
し、その掘削した坑の壁面にセグメント3a,
3a,…により一次覆工を行い、そのセグメン
ト3a,3a,…に反力を取つて推進ジヤツキ
21,21,…を駆動させることにより一方の
トンネルTaを築造していくとともに、左側か
ら第2のシールド機2を用いてカツタ装置14
により地山Gを掘削し、その掘削した坑の壁面
にセグメント3b,3b,…により壱一次覆工
を行い、そのセグメント3b,3b,…に反力
を取つて推進ジヤツキ15,15,…を駆動さ
せることにより他方のトンネルTbを築造して
いく。そして、接合部においてシールド機1と
シールド機2とを所定長さの地山Gi(約1m)を
残して対向させる。
(ii) つぎに、第9図に示すように、停止させたシ
ールド機2に向けて所定距離までシールド機1
を推進させる。その際、カツタ装置11,14
で掘削した切羽Giに、仕切板1b,2bに設
けた注入管22a,22bから泥土を注入し
て、切羽の崩壊を防止ししながら、第10図に
示すように、シールド機1の第2のスキンプレ
ート20先端部をシールド機2のスキンプレー
ト2aの先端部と接触させるとともに、シール
ド機2のカツタ装置11,14の先端刃16を
駆動装置17を駆動させることにより嵌合凸部
10の内側に縮小させる。
ールド機2に向けて所定距離までシールド機1
を推進させる。その際、カツタ装置11,14
で掘削した切羽Giに、仕切板1b,2bに設
けた注入管22a,22bから泥土を注入し
て、切羽の崩壊を防止ししながら、第10図に
示すように、シールド機1の第2のスキンプレ
ート20先端部をシールド機2のスキンプレー
ト2aの先端部と接触させるとともに、シール
ド機2のカツタ装置11,14の先端刃16を
駆動装置17を駆動させることにより嵌合凸部
10の内側に縮小させる。
(iii) つぎに、第11図に示すように、内部シール
ド機10の推進ジヤツキ12,12,…の後部
にセグメント23,23,…を組み立てるとと
もに、それに反力をとつて推進ジヤツキ12,
12,…を駆動させることによつて内部シール
ド機10を推進させ、スキンプレート1aの嵌
合凸部10をシールド機2の嵌合凹部13に密
着させる。その際、接合部付近に注入管24,
24によつて、薬液を注入して止水を完全なも
のとする。
ド機10の推進ジヤツキ12,12,…の後部
にセグメント23,23,…を組み立てるとと
もに、それに反力をとつて推進ジヤツキ12,
12,…を駆動させることによつて内部シール
ド機10を推進させ、スキンプレート1aの嵌
合凸部10をシールド機2の嵌合凹部13に密
着させる。その際、接合部付近に注入管24,
24によつて、薬液を注入して止水を完全なも
のとする。
(iv) 最後に、第12図に示すように、シールド機
1の第1のスキンプレート1a、及び第2のス
キンプレート20、そして第2のシールド機2
のスキンプレート2aとを残したまま、シール
ド機1,2を解体してトンネルを貫通させた
後、前記スキンプレートの内側にコンクリート
Cを打設することにより、トンネルの壁面を覆
工しトンネルTa,Tbの接合作業を完了させ
る。
1の第1のスキンプレート1a、及び第2のス
キンプレート20、そして第2のシールド機2
のスキンプレート2aとを残したまま、シール
ド機1,2を解体してトンネルを貫通させた
後、前記スキンプレートの内側にコンクリート
Cを打設することにより、トンネルの壁面を覆
工しトンネルTa,Tbの接合作業を完了させ
る。
したがつて、この第2の実施例におけるシール
ド・トンネルの接合工法においては、前記第1の
実施例と同様にスキンプレート2a,10を重ね
継手の状態とするために、シールド機1,2間に
大きな隙間がなくなり、接合部の止水や土留がほ
ぼ確実な状態で行なわれ、地山Gを損なうことな
く、安全にトンネルの接合作業を行なうことがで
き、補助工法として採用される凍結工法等を用い
る必要がなく、工費の大幅な低減や工期の大幅な
短縮を実現することができる。また、シールド機
1のスキンプレート1aの外側に第2のスキンプ
レート20が設けられ、それらの先端部の間には
グリース等の止水剤が充填されているため、前記
第1の実施例のような、嵌合凸部10の外周面に
地山と接する傾斜面が無くなり、シールド機1の
掘進時に嵌合凸部付近に発生する抵抗を低減する
ことができるとともに、内部シールド機1Aを円
滑に推進させることできる。
ド・トンネルの接合工法においては、前記第1の
実施例と同様にスキンプレート2a,10を重ね
継手の状態とするために、シールド機1,2間に
大きな隙間がなくなり、接合部の止水や土留がほ
ぼ確実な状態で行なわれ、地山Gを損なうことな
く、安全にトンネルの接合作業を行なうことがで
き、補助工法として採用される凍結工法等を用い
る必要がなく、工費の大幅な低減や工期の大幅な
短縮を実現することができる。また、シールド機
1のスキンプレート1aの外側に第2のスキンプ
レート20が設けられ、それらの先端部の間には
グリース等の止水剤が充填されているため、前記
第1の実施例のような、嵌合凸部10の外周面に
地山と接する傾斜面が無くなり、シールド機1の
掘進時に嵌合凸部付近に発生する抵抗を低減する
ことができるとともに、内部シールド機1Aを円
滑に推進させることできる。
「発明の効果」
以上、説明したように本発明は、嵌合凸部が形
成された第1のスキンプレートを有するととも
に、先端刃が縮小自在に構成された第1のカツタ
装置を有する第1のシールド機と、嵌合凹部が形
成された第2のシールド機と、嵌合凹部が形成さ
れた第2のスキンプレートを有するとともに、先
端刃が縮小自在に構成された第2のカツタ装置を
有する第2のシールド機とを1組としてトンネル
を両端側から掘削した後、トンネルを接合する際
に、第1及び第2のカツタ装置の先端刃を縮小
し、嵌合凸部を嵌合凹部に嵌合させて接合部を周
囲の地山から遮断した後、第1及び第2のシール
ド機のスキンプレートを残したままシールド機を
解体し、次いで嵌合部にコンクリートを打設する
ことによつて接合部の壁面を覆工するようにした
ものであるので、トンネル接合部付近の地山から
トンネル接合部に作用する土水圧に対する山留め
や止水を確実なものとし、地山を損なうことな
く、安全に施工を行うことができるとともに、ト
ンネルの接合に要する工費や工期を大幅に低減す
ることのできる。
成された第1のスキンプレートを有するととも
に、先端刃が縮小自在に構成された第1のカツタ
装置を有する第1のシールド機と、嵌合凹部が形
成された第2のシールド機と、嵌合凹部が形成さ
れた第2のスキンプレートを有するとともに、先
端刃が縮小自在に構成された第2のカツタ装置を
有する第2のシールド機とを1組としてトンネル
を両端側から掘削した後、トンネルを接合する際
に、第1及び第2のカツタ装置の先端刃を縮小
し、嵌合凸部を嵌合凹部に嵌合させて接合部を周
囲の地山から遮断した後、第1及び第2のシール
ド機のスキンプレートを残したままシールド機を
解体し、次いで嵌合部にコンクリートを打設する
ことによつて接合部の壁面を覆工するようにした
ものであるので、トンネル接合部付近の地山から
トンネル接合部に作用する土水圧に対する山留め
や止水を確実なものとし、地山を損なうことな
く、安全に施工を行うことができるとともに、ト
ンネルの接合に要する工費や工期を大幅に低減す
ることのできる。
第1図ないし第7図は、本発明のシールド・ト
ンネルの地中接合工法の一実施例を示すものであ
り、第1図は左右から掘進してきた2台のシール
ド機が接合部の地山を残して対向している状態を
示すトンネルの側断面図、第2図は第1のシール
ド機のもを掘進させて第2のシールド機に当接さ
せているところを示すトンネルの側断面図、第3
図はカツタ装置の先端刃を縮小しているところ示
すトンネルの側断面図、第4図はシールド機の嵌
合凸部と嵌合凹部とを接触させているところを示
すトンネルの側断面図、第5図はトンネルを接合
しその接合部の壁面を覆工して完成した状態を示
すトンネルの側断面図、第6図、第7図は縮小自
在なカツタ装置を示し、第6図は通常掘削時にお
いて先端刃が伸びた状態を示す側断面図、第7図
は第6図の先端刃が縮小された状態を示す側断面
図、第8図ないし第12図は本発明の第2の実施
例を示す図であり、第8図は左右から掘進してき
た2台のシールド機が接合部の地山を残して対向
している状態を示すトンネルの側断面図、第9図
は第1のシールド機のみを掘進させて第2のシー
ルド機に当接させているところを示すトンネルの
側断面図、第10図は2台のシールド機の先端部
が当接しているところを示すトンネルの側断面
図、第11図は内部シールド機を推進させてシー
ルド機の嵌合凸部と嵌合凹部とを接触させている
ところを示すトンネルの側断面図、第12図はト
ンネルを接合しその接合部の壁面の覆工が完成し
た状態を示すトンネルの側断面図、第13図は従
来の凍結工法を用いたシールド・トンネルの地中
接合工法を示すトンネルの側断面図である。 G…地山、Gi…2台のシールド機間に残され
た地山、Ta,Tb…トンネル、C…コンクリー
ト、1…第1のシールド機、1A…内部シールド
機、1B…外部シールド機、1a…第1のスキン
プレート、2…第2のシールド機、2a…スキン
プレート、3a,3b…セグメント、10…嵌合
凸部、11…第1のカツタ装置、13…嵌合凹
部、14…第2のカツタ装置、16…先端刃、2
0…第2のスキンプレート。
ンネルの地中接合工法の一実施例を示すものであ
り、第1図は左右から掘進してきた2台のシール
ド機が接合部の地山を残して対向している状態を
示すトンネルの側断面図、第2図は第1のシール
ド機のもを掘進させて第2のシールド機に当接さ
せているところを示すトンネルの側断面図、第3
図はカツタ装置の先端刃を縮小しているところ示
すトンネルの側断面図、第4図はシールド機の嵌
合凸部と嵌合凹部とを接触させているところを示
すトンネルの側断面図、第5図はトンネルを接合
しその接合部の壁面を覆工して完成した状態を示
すトンネルの側断面図、第6図、第7図は縮小自
在なカツタ装置を示し、第6図は通常掘削時にお
いて先端刃が伸びた状態を示す側断面図、第7図
は第6図の先端刃が縮小された状態を示す側断面
図、第8図ないし第12図は本発明の第2の実施
例を示す図であり、第8図は左右から掘進してき
た2台のシールド機が接合部の地山を残して対向
している状態を示すトンネルの側断面図、第9図
は第1のシールド機のみを掘進させて第2のシー
ルド機に当接させているところを示すトンネルの
側断面図、第10図は2台のシールド機の先端部
が当接しているところを示すトンネルの側断面
図、第11図は内部シールド機を推進させてシー
ルド機の嵌合凸部と嵌合凹部とを接触させている
ところを示すトンネルの側断面図、第12図はト
ンネルを接合しその接合部の壁面の覆工が完成し
た状態を示すトンネルの側断面図、第13図は従
来の凍結工法を用いたシールド・トンネルの地中
接合工法を示すトンネルの側断面図である。 G…地山、Gi…2台のシールド機間に残され
た地山、Ta,Tb…トンネル、C…コンクリー
ト、1…第1のシールド機、1A…内部シールド
機、1B…外部シールド機、1a…第1のスキン
プレート、2…第2のシールド機、2a…スキン
プレート、3a,3b…セグメント、10…嵌合
凸部、11…第1のカツタ装置、13…嵌合凹
部、14…第2のカツタ装置、16…先端刃、2
0…第2のスキンプレート。
Claims (1)
- 1 前部に設けられたカツタ装置により地山を掘
削するとともに、後部において一次覆工のセグメ
ントを組み立てながら、地中を推進するシールド
機を2台用いることによつて、築造すべきトンネ
ルの両端側からそれぞれトンネルを掘削し、それ
らを途中で接合することによりトンネルを完成さ
せる際のシールド・トンネルの地中接合工法であ
つて、先端部に嵌合凸部が形成された第1のスキ
ンプレートを有するとともに、前記嵌合凸部の内
側に収納可能となるように先端刃が縮小自在に構
成された第1のカツタ装置を有する第1のシール
ド機と、先端部の内側に前記嵌合凸部と嵌合する
嵌合凹部が形成された第2のスキンプレートを有
するとともに、前記第1のカツタ装置と同様に先
端刃が縮小自在に構成された第2のカツタ装置を
有する第2のシールド機とを1組としてトンネル
を両端側から掘削した後、トンネルを接合する際
に、前記第1及び第2のカツタ装置の先端刃を縮
小し、前記嵌合凸部を嵌合凹部に嵌合させること
により、前記第1のスキンプレートと第2のスキ
ンプレートとを連結させて接合部を周囲の地山か
ら遮断した後、前記第1及び第2のシールド機の
スキンプレートを残したまさシールド機を解体
し、次いで前記嵌合部にコンクリートを打設する
ことによつて前記接合部の壁面を覆工することを
特徴とするシールド・トンネルの地中接合工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11987586A JPS62276194A (ja) | 1986-05-24 | 1986-05-24 | シ−ルド・トンネルの地中接合工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11987586A JPS62276194A (ja) | 1986-05-24 | 1986-05-24 | シ−ルド・トンネルの地中接合工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62276194A JPS62276194A (ja) | 1987-12-01 |
JPH0588349B2 true JPH0588349B2 (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=14772405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11987586A Granted JPS62276194A (ja) | 1986-05-24 | 1986-05-24 | シ−ルド・トンネルの地中接合工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62276194A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3853431T2 (de) * | 1988-08-26 | 1995-10-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Verfahren und gerät zum verbinden von schildtunnelhälften unter tage. |
US5221160A (en) * | 1990-04-26 | 1993-06-22 | Shimizuo Construction Co. | Subterranean connecting method for construction of shield tunnel and connecting apparatus therefor |
-
1986
- 1986-05-24 JP JP11987586A patent/JPS62276194A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62276194A (ja) | 1987-12-01 |
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