JPH0588293A - 写真材料用中間緑色増感色素 - Google Patents

写真材料用中間緑色増感色素

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JPH0588293A
JPH0588293A JP4070815A JP7081592A JPH0588293A JP H0588293 A JPH0588293 A JP H0588293A JP 4070815 A JP4070815 A JP 4070815A JP 7081592 A JP7081592 A JP 7081592A JP H0588293 A JPH0588293 A JP H0588293A
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dye
methyl
photographic
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silver halide
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JP4070815A
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English (en)
Inventor
Richard B Anderson
ビー.アンダーソン リチヤード
Robert E Dickerson
イー.デイツカーソン ロバート
Steven G Link
ジー.リンク ステイーブン
Fred M Macon
エム.メイコン フレツド
Ii Wayne W Weber
ダブリユ.ウエバー,ザ セカンド ウエイン
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B23/00Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes
    • C09B23/02Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes the polymethine chain containing an odd number of >CH- or >C[alkyl]- groups
    • C09B23/06Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes the polymethine chain containing an odd number of >CH- or >C[alkyl]- groups three >CH- groups, e.g. carbocyanines
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/06Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein with non-macromolecular additives
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明の増感剤は以下の式I: 【化1】 前記式中、R1及びR3はメチル又はエチルであり、R
1及びR3の少くとも1つはメチルであり;R2及びR
4は置換もしくは非置換のC1 〜C6 のアルキルであ
り、R2及びR4の両者がメチルではないという条件が
あり;X1,X2,X3及びX4は各々独立してメチ
ル、メチルチオ、フルオロ置換メチルもしくはメチルチ
オ、又は水素であり、X1及びX2の少くとも1つ並び
にX3及びX4の少くとも1つは水素ではないという条
件があり;そしてYは分子の電荷のバランスをとるため
に必要なイオンを表す、で示される写真材料用中間緑色
増感剤である。 【効果】 これらの増感剤はスペクトルの540〜55
5nm領域でJ−凝集体を形成し、かかる色素で増感され
たハロゲン化銀を含んでなる写真材料は他の群の増感色
素と比較して低い色素ステインを示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は色素に関し、さらに詳細
には写真材料用中間緑色増感剤としてのそれらの使用に
関する。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀写真法は通常潜像を形成す
るための光によるハロゲン化銀露光が含まれ、この潜像
は写真処理中に現像されて可視画像を形成する。ハロゲ
ン化銀は本来的にスペクトルの青色域の光にのみ感度を
有する。したがって、ハロゲン化銀を、他の波長の放射
線、例えば、多色要素における緑色光もしくは赤色光又
は感赤外線要素における赤外線放射線に露光する場合、
分光増感色素が必要である。増感色素は、ハロゲン化銀
に吸着される発色性化合物(通常はシアニン色素化合
物)である。これらの色素は特定波長の光又は放射線を
吸収しそしてエネルギーをハロゲン化銀へ移動して潜像
を形成し、それによって効果的にハロゲン化銀を本来の
青色感度以外の波長の放射線に感度を有するようにす
る。増感色素はまたスペクトルの青色域のハロゲン化銀
の感度を増大させるのにも用いることができる。
【0003】カラー写真材料の処理の際には、ハロゲン
化銀は材料から除去される。黒白写真材料では、露光さ
れなかったハロゲン化銀が除去される。いずれの場合で
も、増感色素も同様に除去されるのが望ましい。除去さ
れない増感色素は残留色素ステインの原因となる傾向が
あり、写真材料に記録される画像に悪影響を与える。残
留増感色素ステインの問題は、平板状粒子乳剤及び高塩
化物乳剤の使用が増すとさらに悪化する。平板状粒子乳
剤は銀1モル当りの表面積が高く、増感色素のレベルが
高くなり、したがって残留色素ステインのレベルも高く
なる。高塩化物乳剤は、ハロゲン化銀への吸着が高めら
れた増感色素の使用を必要とし、また迅速処理に付され
ることが多いので色素残留の問題が悪化することがあ
る。
【0004】緑色感度を必要とする写真フィルムのほと
んどは、十分なスピード、カラー分解及びカラー再現の
ためにはスペクトルの中間緑色の波長(540〜555
nm、人間の眼に最高の感度範囲)で高度の感度を必要と
する。また、中間緑色域の光の吸収は、この領域で発光
するリン光体スクリーンを用いる放射線写真要素にとっ
ても重要である。ベンゾイミダゾロカルボシアニン、オ
キサカルボシアニン及びベンゾイミダゾロオキサカルボ
シアニン色素はすべてスペクトルの緑色域の光を吸収す
る、周知群の分光増感色素である。これら群の色素種
は、例えば、Abott等の米国特許第4,425,4
25号及び第4,425,426号(再審査証90
7)、Ukai等の米国特許第4,510,235号、
Yoshida等の米国特許第4,801,526号並
びにIkeda等の米国特許第4,837,140号に
開示されている。
【0005】ベンゾイミダゾロカルボシアニン色素は光
エネルギーを利用するのに極めて効果的であり、それら
の塩基性が高いので、酸性溶液を用いる処理ではプロト
ン化及び除去が可能となり、残留ステインが低くなる。
これらの色素はハロゲン化銀粒子表面上でJ−凝集体と
して最高に機能する。しかしながら、かかるベンゾイミ
ダゾロカルボシアニン凝集物は一般に560〜590n
m、スペクトルの長緑色域で光を吸収する。そのため
に、従来は別の群の色素、例えば、オキサカルボシアニ
ン類又はベンゾイミダゾロオキサカルボシアニン類を、
中間緑色域での増感のために用いる必要があった。これ
らの色素は、しかしながら塩基性が低いので、処理後許
容しがたい高レベルの残留色素が残る傾向がある。
【0006】多くのベンゾイミダゾロカルボシアニン類
の別の特徴は、それらの酸化電位が比較的低いことであ
り、それらが添加されている写真フィルム又は印画紙の
貯蔵安定性が増感色素の酸化不安定性に帰因して乏しく
なるかもしれない。この低保存性は、写真材料の貯蔵又
はインキュベーションにつれて、かぶり及び/又は写真
スピードの損失の増大として明らかになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、スペクトルの540〜555nm域で効果的に凝
集しそして増感し、かつ処理後写真要素中に極めて低レ
ベルの残留色素ステインしか残さない増感色素を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】これらの目的及び他の目
的は、以下の式I:
【化2】 前記式中、R1及びR3はメチル又はエチルであり、R
1及びR3の少くとも1つはメチルであり;R2及びR
4は置換もしくは非置換のC1 〜C6 のアルキルであ
り、R2及びR4の両者がメチルではないという条件が
あり;X1,X2,X3及びX4は各々独立してメチ
ル、メチルチオ、フルオロ置換メチルもしくはメチルチ
オ、又は水素であり、X1及びX2の少くとも1つ並び
にX3及びX4の少くとも1つは水素ではないという条
件があり;そしてYは分子の電荷のバランスをとるため
に必要なイオンを表す、のベンゾイミダゾロカルボシア
ニン色素を提供する本発明により達成される。
【0009】式Iの色素はハロゲン化銀写真材料の効果
的増感剤である。これらはスペクトルの540〜555
nm域にJ−凝集体を形成し、かかる色素で増感されたハ
ロゲン化銀を含む写真材料は他の群の増感剤と比較して
色素ステインが低い。
【0010】
【実施態様】前記式Iにおいて、R2及びR4は置換も
しくは非置換のC1〜C6 アルキルとして定義される。
非置換R2及びR4の例としては低級アルキル、例え
ば、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル及び
ヘキシルが挙げられる。置換基の例としては1個以上の
スルホ、スルファト、カルボキシル、フルオロ、アミド
類、エステル類、シアノ、置換もしくは非置換のアリー
ル類及び写真増感色素に通常用いられる他の置換基が挙
げられる。置換アルキルR2及びR4の例としてはスル
ホプロピル、スルホブチル、トリフルオロエチル、アリ
ル、2−ブチニル、N,N−ジメチルカルバモイルメチ
ル、メチルスルホニルカルバモイルメチル、スルホエチ
ルカルバモイルメチル、シアノエチル、シアノメチル、
エトキシカルボニルメチル等が挙げられる。
【0011】X1〜X4は各々メチル、メチルチオ、フ
ルオロ置換メチルもしくはメチルチオ、又は水素であ
る。フルオロ置換メチル及びメチルチオの例は、フルオ
ロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、フ
ルオロメチルチオ、ジフルオロメチルチオ及びトリフル
オロメチルチオである。
【0012】置換基R2及びR4次第で、対イオンYは
色素分子の電荷のバランスをとるために必要な場合があ
る。例えば、色素分子が2個のアニオン性置換基(例え
ば、スルホ)で置換されるならば、Yはカチオンとなる
であろう。色素分子が唯1つのアニオン性置換基で置換
されるならば、対イオンYは存在しない。色素分子がア
ニオン性置換基で置換されないならば、Yはアニオンに
なるであろう。かかる対イオンは当該技術分野において
周知であり、その例としてはカチオン類、例えば、ナト
リウム、カリウム、トリエチルアンモニウム等、及びア
ニオン類、例えば、塩化物、臭化物、ヨウ化物、p−ト
ルエンスルホネート、メタンスルホネート、メチルサル
フェート、エチルサルフェート、パークロレート、フル
オロボレート等が挙げられる。
【0013】式Iの化合物の例としては以下の表Iの色
素が挙げられる。
【表1】
【0014】色素I−1はカリウム対イオンYを、色素
I−2,I−13,I−22及びI−24はp−トルエ
ンスルホネート対イオンYを、色素I−10はナトリウ
ム対イオンYを、色素I−12はフルオロボレート対イ
オンYを、そして色素I−25は臭化物対イオンYをそ
れらと組合せて有する。特定の対イオンは限定的ではな
いが、しかしながら、他のものは例えば先に列挙したも
のから選んでもよい。
【0015】好ましい実施態様において、置換基R1〜
R4及びX1〜X4の組合せは次の等式(i): (i) 0.455Σσi (R1-R4) + 0.144Σσp (X1-X4) + 0.610 ≧ 0.68 前記式中、小文字のシグマは電子置換基定数であり、σ
i はTaftのシグマ(誘電)定数であり、σp は Ham
mettのシグマ(パラ)定数である。酸化電位が0.68
より大きいかもしくは等しい色素は写真要素を保存した
場合のスピード損失についてより安定性があることが判
明している。等式(i)は、その化学構造に基づくベン
ゾイミダゾロカルボシアニン色素の酸化電位についての
定量的表現である。前記定数の値及びそれらの意味につ
いての検討は、 Hansch 及び Leo. Substituent Consta
nts for Correlation Analysis in Chemistry and Biol
ogy,John Wiley & Sons, New York 1979 に記載されて
いる。以下の例2及び例3に示してあるように、置換基
R1〜R4及びX1〜X4を、Taftのシグマ(誘
電)定数及び Hammettのシグマ(パラ)定数の合計が等
式(i)に合うように選べば、酸化不安定性によるスピ
ード損失を回避できる。
【0016】式Iの色素は、当該技術分野で周知の方
法、例えば、 Hamer, Cyanine Dyes and Related Compo
unds, John Wiley & Sons, New York, 1964 及び Jame
s, TheTheory of the Photographic Process 4版、 M
acmillan出版社、 New York, 1977 に記載されているも
のにより製造することができる。
【0017】本発明に有用な増感色素の量は好ましくは
ハロゲン化銀1モル当り0.1〜1.0ミリモルであ
り、さらに好ましくはハロゲン化銀1モル当り0.2〜
0.7である。最適の色素濃度は写真材料の意図された
最終用途に依存するであろうし、当該技術分野で知られ
る方法により決定できる。
【0018】本発明の実施に用いるハロゲン化銀は任意
の既知タイプのもの、例えば、臭ヨウ化銀、臭化銀、塩
化銀、塩臭化銀等であってよい。
【0019】本発明に用いられるハロゲン化銀粒子のタ
イプは限定的ではなく、本発明の実施に用いることがで
きるハロゲン化銀粒子の実質的に任意のタイプのもので
ある。本発明の色素は残留色素ステインが低いので、表
面積が大きく、大量の色素を用いることが可能で、色素
ステインの問題を悪化させることがある平板状粒子乳剤
と組合せて用いると有利である。平板状ハロゲン化銀粒
子は2枚の実質的に平行な結晶面を有し、これらは粒子
の他の結晶面より大きい。平板状粒子乳剤は、好ましく
は式AR/t>25を満足する平板状粒子により占めら
れる粒子母集団を少くとも50%有するものである。こ
の式中、ARはアスペクト比を意味し、D/tと等し
い。Dはマイクロメートルで表した粒子直径であり、t
は2枚の実質的に平行な結晶面間の粒子の厚さをマイク
ロメートルで表したものである。粒子直径Dは、実質的
に平行な結晶面の1つの表面積をとり、その結晶面の面
積と等価の面積を有する円の直径を算出することにより
決定する。ハロゲン化銀の粒子サイズ分布は写真組成物
に有用であることが知られている任意のものであってよ
く、多分散であっても単分散であってもよい。
【0020】本発明に用いられるハロゲン化銀粒子は当
該技術分野において知られる方法、例えば、Research
Disclosure, Item 308119, 1989年12月(以下、Resear
ch Disclosure Iと称する)及び先に引用したThe Theo
ry of the Photographic Processに記載された方法によ
り製造することができる。Research Disclosure は、Ke
nneth Mason Publications, Ltd., Dudley Annex, 21a
North Street, Emsworth, Hamphire P010 70Q, England
により発行されている。これらとしてはアンモニア性
乳剤製造法、中性もしくは酸性乳剤製造法及び当該技術
分野で知られている他の方法が挙げられる。これらの方
法には一般に、保護コロイドの存在下で水溶性銀塩を水
溶性ハロゲン化物と混合し、沈澱によるハロゲン化銀形
成中の温度、 pAg, pH値等を適切値に制御することが含
まれる。
【0021】本発明に用いられるハロゲン化銀は、化合
物、例えば、金増感剤(例えば、金硫化物)及び他の当
該技術分野で知られる他のものによる化学増感に付され
るのが有利である。ハロゲン化銀の化学増感に有用な化
合物及び方法は当該技術分野において知られており、そ
してResearch Disclosure I及びそこに引用されている
引例に記載されている。
【0022】ハロゲン化銀は式Iの色素により、当該技
術分野において知られている任意の方法、例えば、Rese
arch Disclosure Iに記載されているような方法により
増感されてよい。色素は、ハロゲン化銀粒子乳剤及び親
水性コロイドに、写真要素への乳剤のコーティングに先
立って(例えば、化学増感中又は化学増感後)又は同時
に添加されてよい。色素/ハロゲン化銀乳剤はカラー画
像形成性カプラーの分散物とコーティングの直前に又は
コーティングの前(例えば、2時間)に混合してもよ
い。
【0023】前記の増感色素は単独で用いてもよいし、
又は他の増感色素と組合せて、例えば、中間緑色域外の
光の波長に感度を有するハロゲン化銀を提供するために
又はハロゲン化銀を超増感するために用いてもよい。
【0024】好ましい実施態様において、本発明の増感
色素は、写真要素の層としてコーティングすることがで
きる、写真乳剤中のハロゲン化銀を増加するために用い
られる。実質的に任意のタイプの乳剤(例えば、ネガテ
ィブ作動性乳剤、例えば、かぶらせていない内部潜像形
成性乳剤の表面感受性乳剤、直接ポジティブ乳剤、例え
ば、表面をかぶらせた乳剤、又は例えば、Research Dis
closure Iに記載されている他のもの)を用いてもよ
い。
【0025】写真乳剤は一般に、写真要素の層として乳
剤をコーティングするためのビヒクルを含む。有用なビ
ヒクルとしては、天然物質、例えば、たんぱく質、たん
ぱく質誘導体、セルロース誘導体(例えば、セルロース
エステル類)、ゼラチン(例えば、アルカリ処理ゼラチ
ン、例えば、牛の骨もしくは獣皮ゼラチン、又は酸処理
ゼラチン、例えば、豚皮ゼラチン)、ゼラチン誘導体
(例えば、アセチル化ゼラチン、フタル化ゼラチン
等)、及びResearch Disclosure Iに記載されている他
のものが挙げられる。親水性水滲透性コロイドもまたビ
ヒクルとして又はビヒクル増量剤として有用である。こ
れらとしては合成ポリマー解膠剤、キャリア、及び/又
はバインダー、例えば、ポリ(ビニルアルコール)、ポ
リ(ビニルラクタム)、アクリルアミドポリマー、ポリ
ビニルアセタール、アルキル及びスルホアルキルアクリ
レート及びメタクリレートのポリマー加水分解化ポリビ
ニルアセテート、ポリアミド、ポリビニルピリジン、メ
タクリルアミドコポリマー等並びにResearch Disclosur
e Iに記載されているものが挙げられる。ビヒクルは、
写真乳剤に有用であることが知られている任意の量乳剤
中に存在することができる。
【0026】乳剤はまた写真乳剤に有用であることが知
られている任意の添加物をも含むことができる。これら
としては、化学増感剤、例えば、活性ゼラチン、硫黄、
セレン、テルル、金、白金、パラジウム、イリジウム、
オスミウム、レニウム、リン又はこれらの組合せが挙げ
られる。化学増感は、一般にResearch Disclosure ,197
5年6月、 item 13452 及び米国特許第3,772,0
31号に示されているように、5〜10の pAgレベル、
5〜8のpHレベル及び30〜80℃の温度で行われる。
【0027】他の添加物としては、かぶり防止剤、安定
化剤、フィルター色素、光吸収もしくは反射顔料、ビヒ
クル硬化剤、例えば、ゼラチン硬化剤、コーティング助
剤、色素−形成性カプラー、並びに現像改質剤、例え
ば、現像阻害剤離脱カプラー、時間調節化現像阻害剤離
脱カプラー及び漂白促進剤が挙げられる。これらの添加
物及び乳剤及び他の写真層中へのこれらの添加方法は、
当該技術分野において周知であり、そしてResearch Dis
closure I及びそこに引用されている引例に開示されて
いる。
【0028】乳剤はまた蛍光増白剤、例えば、スチルベ
ン蛍光増白剤もまた含んでよい。かかる蛍光増白剤は当
該技術分野において周知であり、そして例え蛍光増白剤
を用いなくても式Iの色素は一般に最少量の色素ステイ
ンしか有しないが色素ステインを防止するために用いら
れる。
【0029】式Iの色素で増感されたハロゲン化銀を含
有する乳剤層は、他の乳剤層、下塗り層、フィルター色
素層、中間層又はオーバーコート層と同時に又はそれに
続いてコーティングすることができ、これらのすべては
写真要素に包含されることが知られている各種添加物を
含むことができる。これらとしては、かぶり防止剤、酸
化現像剤スキャベンジャー、DIRカプラー、静電防止
剤、光学蛍光増白剤、光吸収もしくは光散乱顔料等が挙
げられる。
【0030】写真要素層は支持体上に当該技術分野にお
いて周知の方法を用いてコーティングすることができ
る。これらの方法としていくつか挙げれば、含浸もしく
は浸漬コーティング、ローラーコーティング、反転ロー
ルコーティング、エアナイフコーティング、ドクターブ
レードコーティング、ストレッチーフローコーティング
及びカーテンコーティングである。要素のコーティング
層はチルーセットもしくは乾燥してもよいし、又は両者
を行ってもよい。乾燥は、伝導、対流、放射加熱又はそ
れらの組合せのような既知の方法で促進してもよい。
【0031】本発明組成物を含んでなる写真要素は黒色
又はカラーであってよい。カラー写真要素は一般に三種
類の銀乳剤層を含む:イエロー色素形成性カラーカプラ
ーと組合わさった青感性層;マゼンタ色素形成性カラー
カプラーと組合わさった緑感性層;及びシアン色素形成
性カプラーと組合わさった赤感性層である。色素形成性
カプラーは当該技術分野において周知であり、例えば、
Research DisclosureIに開示されている。
【0032】本発明組成物を含んでなる写真要素は、数
多くの周知処理組成物、例えば、Research Disclosure
、又は James. The Theory of the Photographic Pro
cess. 4版、1977に記載されているもののいずれかを用
いる、数多くの周知写真処理のいずれかで処理すること
ができる。
【0033】以下は本発明の具体的実施態様の例であ
る: 1)R1及びR3が各々メチルである特許請求の範囲記
載の色素及び写真要素。 2)R1がメチルであり、R3がエチルである特許請求
の範囲記載の色素及び写真要素。 3)X1,X2,X3及びX4の少くとも1つがトリフ
ルオロメチルである特許請求の範囲記載の色素及び写真
要素。
【0034】4)R2及びR4の少くとも1つがスルホ
アルキルである特許請求の範囲記載の色素及び写真要
素。 5)R2及びR4の少くとも1つがフルオロ置換アルキ
ルである特許請求の範囲記載の色素及び写真要素。 6)R2及びR4の少くとも1つがトリフルオロエチル
である特許請求の範囲記載の色素及び写真要素。
【0035】7)置換基R1〜R4及びX1〜X4の組
合せが以下の等式(i): (i) 0.455Σσi (R1-R4) + 0.144Σσp (X1-X4) + 0.610 ≧ 0.68 前記式中、小文字のシグマは電子置換基定数であり、σ
i はTaftのシグマ(誘電)定数であり、σp は Ham
mettのシグマ(パラ)定数である、に合うように選択さ
れる特許請求の範囲記載の色素及び写真要素。
【0036】本発明を以下の合成例及び写真撮影例でさ
らに述べる。
【0037】色素I−12の合成 a)1,2−ジメチル−5−トリフルオロメチルベンゾ
イミダゾール(5.35g,0.025モル)及び2,
2,2−トリフルオロエチルトリフルオロメタンスルホ
ネート(6.5mL,0.044モル)をトルエン20mL
中で混合した。この混合物を105℃で27時間加熱し
た。生成物である1,2−ジメチル−3−(2,2,2
−トリフルオロエチル)−5−トリフルオロメチルベン
ゾイミダゾリウムトリフルオロメタンスルホネートを油
状物質として分離したが、冷却すると結晶化した。収率
は9.9g,0.022モル、89%であった。
【0038】b)1,2−ジメチル−3−(2,2,2
−トリフルオロエチル)−5−トリフルオロメチルベン
ゾイミダゾリウムトリフルオロメタンスルホネート
(4.02g,0.009モル)をジメチルホルムアミ
ド15mL中に溶解した。ジエトキシメチルアセテート
(1.1mL,0.0067モル)及び1,8−ジアザビ
シクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エン(1.0mL,
0.0067モル)を添加し次いでこの混合物を10分
間還流加熱した。メタノール溶液中の過剰のナトリウム
フルオロボレートを冷却反応混合物に添加して色素I−
12を沈澱させた。収率は2.1g,0.0030モ
ル、67%であった。この色素はエタノール及びアセト
ニトリルの混合物から再結晶することができた。λmax
(メタノール):492nm。吸光係数:169,000
L/モル−cm。 分析: C25H19BF16N4としての計算値:43.5%C,2.8%H,8.1%N 実験値:43.4%C,2.7%H,8.0%N
【0039】色素I−17の合成 3−カルバモイルメチル−1−エチル−2−メチル−5
−トリフルオロメチルベンゾイミダゾリウムクロライド
(1.61g,0.005モル)及び無水−2−アセト
アニリドビニル−1−メチル−3−(3−スルホプロピ
ル)−5−トリフルオロメチルベンゾイミダゾリウムヒ
ドロキシド(2.40g,0.005モル)をアセトニ
トリル35mL中に懸濁した。1,8−ジアザビシクロ
〔5.4.0〕ウンデカ−7−エン(0.80mL,0.
0054モル)を添加し次いで混合物を15分間還流加
熱した。還流を25分間保持し、そして色素を反応混合
物から分離した。冷却後、固体状色素I−17を収集し
た。収量は1.95g,0.0031モル、62%であ
った。λmax (メタノール):497nm。吸光係数:1
65,000L/モル−cm。 分析: C27H27F6N5O4S としての計算値:51.4%C,4.3%H,11.1%N 実験値:51.1%C,4.3%H,11.2%N
【0040】写真撮影例1 化学増感された0.2μmの立方臭ヨウ化銀(2.6モ
ル%I)を10.8 mg Ag/dm2 、硬化ゼラチンを73
mg/dm2 、及び以下に示す増感色素をAg1モル当り
0.6ミリモル含有するハロゲン化銀乳剤層を支持体上
にコーティングすることにより写真要素を製造した。こ
れら要素をウェッジ分光露光し次いでKodak RP X−
Omat処理で処理した。センシトメトリーデータを以
下の表IIに示す。
【0041】表IIにおいて、“凝集ピーク”は、乳剤コ
ーティング中に吸着された色素による最高光吸収の波長
である。“吸光度”は、コーティング中の色素による最
高光吸収の波長で吸収された光の%を示す。“スピー
ド”は、λmax でのスピード(log E単位に100をか
けたもの)マイナス400nmでの色素化乳剤の本来のス
ピード(log E単位に100をかけたもの)プラス20
0として定義される。スピードを測定すると、各増感色
素にとって最適化されていない、均一の化学増感を用い
ながら色素により与えられる分光感度の比較が可能とな
る。“ステイン”は処理フィルムを走査分光光度計の前
方に置いて測定した。色素化されない参照例に対する全
透過(T)を400nm及び900nm間で測定した。この
データを吸光度としてプロットした(−log 1/T)。
次にこの範囲の任意の波長での最高吸収としてステイン
を算出した。
【0042】本発明の式Iの色素に加えて、以下に示す
比較色素A〜Gもまた評価した。
【0043】
【表2】
【0044】
【化3】
【0045】
【化4】
【0046】前記データは、本発明のベンゾイミダゾロ
カルボシアニン色素(式Iの色素)が中間緑色域で凝集
し、後処理ステインが低いことを実証するものである。
すべてのX1−X4が水素である比較色素Aは凝集せず
したがって増感剤として有効ではなかった。X3及びX
4がClである比較色素Bは、長すぎる波長、すなわち
中間緑色域外で吸収された凝集を形成した。すべてのR
1〜R4がメチルの比較色素Cは中間緑色域で凝集を形
成しなかった。R1及びR3の両者がエチルである比較
色素Dは長すぎる波長、すなわち中間緑色域外で吸収さ
れた凝集を形成した。比較色素E,F及びGは、オキサ
カルボシアニン類であり、より強いステインを示した。
色素Gもまた増感剤として有効ではなかった。本発明の
色素のみが中間緑色域で吸収された凝集体を形成しそし
て最少の色素ステインを示した。
【0047】写真撮影例2 銀1モル当りテトラクロロ金酸カリウム3.5mg、セレ
ノシアン酸カリウム0.45g、チオ硫酸ナトリウム
3.4mg、及びチオシアン酸ナトリウム20mgを用いて
化学増感した臭化銀平板状粒子乳剤(1.7ミクロン等
価円直径×0.13ミクロン)を0.5又は0.75ミ
リモル色素/モル銀で色素化した。前記表Iの色素I−
4及びI−11並びに比較色素H及びJ(以下に示す)
を評価した。テトラアザインデン(2.1g/モルA
g)もまたかぶり防止剤として添加した。この乳剤をE
starポリ(エチレンテレフタレート)支持体上に平
方フィート当り390mgゲル及び200mg銀のレベル
で、展開剤としての1%のビスビニルスルホニルメチル
エーテル硬化剤及び1%のサポニンと共にコーティング
した。細片に1/50″ウェッジ分光露光を与えそして
Kodak RP X−OMAT処理で処理した。写真スピー
ドをDmin より0.3上の濃度で測定した。一組の細片
を1週間49℃,50%相対湿度でインキュベートし、
次いで再処理してかぶり成長を比較した。以下の結果が
得られた(表III )。
【0048】
【表3】
【化5】
【0049】等式(i)の値は、Me(−0.04),
Et(−0.05),TFE(+0.14),SP
- (−0.1),3SB- (−0.1)及びアリル
(0)についてのσi 値;並びにMe(−0.17),
Cl(+0.23),H(0),CF 3 (+0.54)
及びSMe(0)についてのσp 値を用いて算出した。
【0050】等式(i)から算出して0.68未満の値
を有する色素は実質的にかぶり成長か認められたが、一
方、等式(i)により0.68より大きい値を有する本
発明の色素は550nmで増感しないばかりでなくかぶり
成長も全く示さなかった。
【0051】写真撮影例3 各種の酸化電位を有する一連の色素を多形性0.37μ
臭ヨウ化銀(3.4ヨウ化物)乳剤上にコーティングし
た。この乳剤を90mg色素/モル銀のレベルで色素化し
た。ヨウ化カリウム(10ミリモル/Agモル)を吸着
を助けるために添加し、かぶりを制御するためにブロモ
−テトラアザインデン(275mg/Agモル)を添加し
た。得られた増感乳剤を透明な支持体上に3228mg A
g/m2 でコーティングし、これを3組の細片に分け
た。1組の細片を次に50℃オートクレーブ中で40時
間4000psi の空気に付した。別の1組を同時に40
00psi のUPC窒素に付した。第3番目の組は対照と
した。ウェッジ分光露光及びKodak RP X−OMAT
処理後、酸素処理細片、対照細片及び窒素処理細片につ
いての、色素ピーク及び400nmでのスピード(全かぶ
りより0.3上での感度)を比較した。窒素処理細片は
色素化スピードが低下しなかった。400スピードに調
整後、対照細片と比較した、酸素処理細片についての色
素ピークからのスピードの損失を用いて色素の安定性の
目安とした。等式(i)から得た算出値及び高圧空気処
理でのスピード損失と共に色素構造を以下の表IVに示
す。
【0052】
【表4】
【0053】前記データが示すように、等式(i)から
算出される値が0.68より大きい色素(色素1〜5)
は、等式(i)から算出される値が0.68未満の色素
(色素6〜11)より、酸化性状態下で写真スピード損
失に対して有意により安定である。
【0054】
【発明の効果】式Iの色素はハロゲン化銀写真材料用の
効果的な増感剤である。これらはスペクトルの540〜
555nm領域でJ−凝集体を形成し、かかる色素で増感
されたハロゲン化銀を含んでなる写真材料は他の群の増
感色素と比較して低い色素ステインを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ステイーブン ジー.リンク アメリカ合衆国,ニユーヨーク 14612, ロチエスター,リンコート パーク 80 (72)発明者 フレツド エム.メイコン アメリカ合衆国,ニユーヨーク 14625, ロチエスター,トウリー トツプ ドライ ブ 16 (72)発明者 ウエイン ダブリユ.ウエバー,ザ セカ ンド アメリカ合衆国,ニユーヨーク 14472, ホネオイ フオールズ,パートリツジ ヒ ル 38

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の式I: 【化1】 前記式中、 R1及びR3はメチル又はエチルであり、R1及びR3
    の少くとも1つはメチルであり;R2及びR4は置換も
    しくは非置換のC1 〜C6 のアルキルであり、R2及び
    R4の両者がメチルではないという条件があり;X1,
    X2,X3及びX4は各々独立してメチル、メチルチ
    オ、フルオロ置換メチルもしくはメチルチオ、又は水素
    であり、X1及びX2の少くとも1つ並びにX3及びX
    4の少くとも1つは水素ではないという条件があり;そ
    してYは分子の電荷のバランスをとるために必要なイオ
    ンを表す、により示される写真増感色素。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の増感色素で増感されたハ
    ロゲン化銀乳剤層を含んでなる写真要素。
JP4070815A 1991-03-28 1992-03-27 写真材料用中間緑色増感色素 Pending JPH0588293A (ja)

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