JP3408282B2 - 新規なベンゾイミダゾロカルボシアニン色素及び該色素を含有するハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents
新規なベンゾイミダゾロカルボシアニン色素及び該色素を含有するハロゲン化銀写真感光材料Info
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Description
増感剤としての該色素含有ハロゲン化銀写真感光材料に
関する。
ための光によるハロゲン化銀露光が含まれ、この潜像は
写真処理中に現像されて可視画像を形成する。ハロゲン
化銀は本来、スペクトルの青色域の光にのみ感度を有す
る。したがって、ハロゲン化銀の感光波長域を長波長側
へ拡大するためには、分光増感色素が必要である。
化銀は感材から除去される。黒白写真材料では、露光さ
れなかったハロゲン化銀が除去される。いずれの場合で
も、増感色素も同様に除去されるのが望ましい。除去さ
れない増感色素は残色の原因となる傾向があり、写真材
料に記録される画像に悪影響を与える。残色の問題は、
平板状粒子乳剤及び高塩化物乳剤の使用が増すとさらに
悪化する。平板状粒子乳剤は銀1モル当りの表面積が大
きく、増感色素の添加量が多くなり、したがって残色も
多くなる。高塩化物乳剤は、ハロゲン化銀への吸着が高
められた増感色素の使用を必要とし、また迅速処理に利
用されることが多いので残色の問題が悪化することがあ
る。
んどは、十分な感度、カラー分解及びカラー再現のため
にはスペクトルの中間緑色の波長(540〜555nm、
人間の眼に最高の感度範囲)で高度の感度を必要とす
る。ベンゾイミダゾロカルボシアニン、オキサカルボシ
アニン及びベンゾイミダゾロオキサカルボシアニン色素
はすべてスペクトルの緑色域の光を吸収する、公知の分
光増感色素である。これらの色素は、例えばAbott 等の
米国特許第4,425,425号及び第4,425,4
26号(再審査証907)、Ukai等の米国特許第4,5
10,235号、Yoshida 等の米国特許第4,801,
526号並びにIkeda 等の米国特許第4,837,14
0号に開示されている。
エネルギーを利用するのに極めて効果的であり、それら
の塩基性が高いので、酸性溶液を用いる処理ではプロト
ン化及び除去が可能となり、残留ステインが低くなる。
これらの色素はハロゲン化銀粒子表面上でJ−凝集体と
して最高に機能する。しかしながら、かかるベンゾイミ
ダゾロカルボシアニン凝集物は一般に560〜590n
m、スペクトルの長緑色域で光を吸収する。そのため
に、従来は別の群の色素、例えば、オキサカルボシアニ
ン類又はベンゾイミダゾロオキサカルボシアニン類を、
中間緑色域での増感のために用いる必要があった。これ
らの色素は、しかしながら塩基性が低いので、処理後許
容しがたい高レベルの残留色素が残る傾向がある。
目的は、スペクトルの540〜555nm域で効果的に凝
集しそして増感し、かつ処理後写真要素中に極めて低レ
ベルの残留色素ステインしか残さない増感色素を提供す
ることである。
記(1) 〜(5) によって達成された。 (1) 下記一般式(I)で表わされるベンゾイミダゾロシ
アニン色素。 一般式(I)
くは無置換アルキル基を表わす。X 11、X12、X13、X
14はそれぞれ同じかまたは異なっていてもよく水素原
子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、アリー
ルオキシ基、アシル基、アシルオキシ基、アルコキシカ
ルボニル基、カルバモイル基、スルファモイル基、ヒド
ロキシ基、シアノ基、ハロゲン置換されたアルキル基を
表わす。Yは電荷のバランスをとるために必要なイオン
を表わし、mは1または2である。分子内塩を形成する
場合は1である。lは0から3までの整数を表わす。 (2) 前記(1) の一般式(I)において、R11、R12は置
換または無置換アルキル基を表わし、少なくとも一方は
置換アルキル基を表わすベンゾイミダゾロシアニン色
素。 (3) 前記(1) の一般式(I)において、R11、R12は置
換または無置換アルキル基を表わし、少なくとも一方は
アルコキシアルキル基、シアノアルキル基、アルキルチ
オアルキル基、アルキルカルボニルアルキル基、フッ素
置換アルキル基を表わすベンゾイミダゾロシアニン色
素。 (4) 下記一般式(II)で表わされるベンゾイミダゾロカ
ルボシアニン色素。 一般式(II)
キル基を表わし、R21、R22の少なくとも一方はアルコ
キシアルキル基を表わす。R23、R24は置換または無置
換アルキル基を表わし、R23、R24の少なくとも一方は
スルホアルキル基を表わす。X21、X22、X23、X24は
各々同じかまたは異なっていてもよく、水素原子、シア
ノ基、ハロゲン置換されたアルキル基、ハロゲン原子を
表わし、X21、X23の少なくとも一方は水素原子を表わ
す。Zは電荷のバランスをとるために必要なイオンを表
わし、nは1または2である。分子内塩を形成する場合
は1である。(5) 前記(4) の一般式(II)で表わされる
ベンゾイミダゾロカルボシアニン色素。式中、R21、R
22は置換または無置換アルキル基を表わし、R21、R22
の少なくとも一方はアルコキシアルキル基で、残りの一
方はメチル基、エチル基を表わす。R23、R24は置換ま
たは無置換アルキル基を表わし、R23、R24のうち少な
くとも一方はスルホアルキル基である。X21、X22、X
23、X24は(4) と同義である。Zおよびnは(4) と同義
である。一般式(I)および(II)について以下に詳述
する。式中、X11、X12、X13、X14またはX21、
X22、X23、X24はそれぞれ同じかまたは異なってもよ
く水素原子、ハロゲン原子(例えばクロル原子、ブロム
原子、フッ素原子など)炭素数6以下のアルキル基(例
えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、シク
ロヘキシル基など)、アリール基(例えばフェニル基な
ど)、炭素数4以下のアルコキシ基(例えばメトキシ
基、エトキシ基、ブトキシ基など)、アリールオキシ基
(例えばフェノキシ基など)、炭素数6以下のアシル基
(例えばアセチル基、プロピオニル基、ベンゾイル基な
ど)、炭素数3以下のアシルオキシ基(例えばアセトキ
シ基)、炭素数8以下のアルコキシカルボニル基(例え
ばメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェ
ノキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基な
ど)、炭素数8以下のカルバモイル基(例えばカルバモ
イル、N,N−ジメチルカルバモイル基、モルホリノカ
ルボニル基、ピペリジノカルボニル基など)、炭素数8
以下のスルファモイル基(例えばスルファモイル基、
N,N−ジメチルスルファモイル基、モルホリスルホニ
ル基、ビペリジノスルホニル基など)、ヒドロキシ基、
シアノ基、トリフルオロメチル基などで、好ましくは水
素原子、ハロゲン原子、シアノ基、トリフルオロメチル
基である。X11、X13のうち少なくとも一方が水素原子
が好ましく、さらに好ましくは一方が水素原子でかつ、
他の一方がハロゲン原子、シアノ基、又はトリフルオロ
メチル基である。X21、X23のうち少なくとも一方が水
素原子が好ましく、さらに好ましくは一方が水素原子
で、かつ他の一方がハロゲン原子、シアノ基又はトリフ
ルオロメチル基である。R11、R12またはR21、R
22は、置換または無置換のアルキル基、アリール基を表
わす。アルキル基としては炭素数6までの(例えばメチ
ル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、
ヘキシル基など)、置換アルキル基としては上記アルキ
ル基への置換分としてハロゲン原子(例えばクロール原
子、ブロム原子、フッ素など)、ヒドロキシ基、アルキ
ルチオ基、アルキルカルボニル基、フェニル基、シアノ
基、炭素数4までのアルコキシ基、カルバモイル基、ス
ルファモイル基などであり、R11とR12の少なくとも一
方、もしくはR21、R22の少なくとも一方が置換アルキ
ル基であることが好ましく、またその場合の置換アルキ
ル基としては、アルコキシアルキル基、シアノアルキル
基、アルキルチオアルキル基、アルキルカルボニルアル
キル基、フッ素置換アルキル基が好ましく、最も好まし
くは炭素数4以下のアルコキシ基で置換された炭素数6
以下のアルキル基である。R13、R14またはR23、R24
は、置換または無置換アルキル基を表わし、炭素原子数
1〜18、好ましくは1〜7、特に好ましくは1〜4の
アルキル基、無置換アルキル基(例えば、メチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、ヘ
キシル、オクチル、ドデシル、オクタデシルなど)、置
換アルキル基、例えばアラルキル基(例えばベンジル、
2−フェニルエチルなど)、ヒドロキシアルキル基(例
えば、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピル
など)、カルボキシアルキル基(例えば2−カルボキシ
エチル、3−カルボキシプロピル、カルボキシエチル、
3−カルボキシプロピル基、4−カルボキシブチル基、
カルボキシメチル基など)、アルコキシアルキル基(例
えば、2−メトキシエチル基、2−(2−メトキシエト
キシ)エチル基など)、スルホアルキル基(例えば、2
−スルホエチル基、3−スルホプロピル基、3−スルホ
ブチル基、4−スルホブチル基、2−〔3−スルホプロ
ポキシ〕エチル基、2−ヒドロキシ−3−スルホプロピ
ル基、3−スルホプロポキシエトキシエチル基など)、
スルファトアルキル基(例えば、3−スルファトプロピ
ル基、4−スルファトブチル基など)、複素環置換アル
キル基(例えば、2−ピロリジン−2−オン−1−イ
ル)エチル基、テトラヒドロフルフリル基、2−モルホ
リノエチル基など)、2−アセトキシエチル基、カルボ
メトキシメチル基、2−メタンスルホニルアミノエチル
基、アリル基など)、アリール基(例えばフェニル基、
2−ナフチル基など)、置換アリール基(例えば、4−
カルボキシフェニル基、4−スルホフェニル基、3−ク
ロロフェニル基、3−メチルフェニル基など)、複素環
基(例えば、2−ピリジル基、2−チアゾリル基など)
などであり、好ましくは炭素数1〜7、特に好ましくは
炭素数1〜4のスルホアルキル基であり、この置換基に
よってR13もしくはR14の少なくとも一方、もしくはR
23、R24の少なくとも一方が置換されていることが最も
好ましい。lは0から3までの整数を表わし、最も好ま
しくはl=1である。YおよびZは電荷のバランスをと
るために必要なイオンを表わし、mおよびnは1または
2であり、分子内塩を形成する場合は1である。本発明
の色素としては一般式(II)が好ましく、ベンゾイミダ
ゾロカルボシアニン色素の化合物例としては以下の表1
の色素が挙げられるが、本発明はこれに限られるわけで
はない。
ンを有する。特定の対イオンは限定的ではない。一般式
(I)の色素は、当該技術分野で周知の方法、例えば、
Hamer, CyanineDyes and Related Compounds, John Wil
ey & Sons, New York, 1964 及びJames,The Theory of
the Photographic Process 4版、Macmillan 出版社、Ne
w York,1977に記載されているものにより製造すること
ができる。後述の実施例1において、化合物1の5、6
位が他の置換基、すなわちハロゲン、シアノ等、表1に
示した置換基で置換されていても同様の方法で合成でき
る。また、化合物2の5、6位も同様である。また、化
合物1、2の各々1位の置換基は合成例の置換基のみな
らず、例えば表1に示した置換基においても同様の方法
で合成することができる。
ハロゲン化銀1モル当り0.1〜1.0ミリモルであ
り、さらに好ましくはハロゲン化銀1モル当り0.2〜
0.7である。最適の色素濃度は写真材料の意図された
最終用途に依存するであろうし、当該技術分野で知られ
る方法により決定できる。
の既知タイプのもの、例えば、臭ヨウ化銀、臭化銀、塩
化銀、塩臭化銀等であってよい。
イプは限定的ではなく、本発明の実施に用いることがで
きるハロゲン化銀粒子の実質的に任意のタイプのもので
ある。本発明の色素は残留色素ステインが低いので、表
面積が大きく、大量の色素を用いることが可能で、色素
ステインの問題を悪化させることがある平板状粒子乳剤
と組合せて用いると有利である。平板状ハロゲン化銀粒
子は2枚の実質的に平行な結晶面を有し、これらは粒子
の他の結晶面より大きい。平板状粒子乳剤は、好ましく
は式AR/t>25を満足する平板状粒子により占めら
れる粒子母集団を少くとも50%有するものである。こ
の式中、ARはアスペクト比を意味し、D/tと等し
い。Dはマイクロメートルで表した粒子直径であり、t
は2枚の実質的に平行な結晶面間の粒子の厚さをマイク
ロメートルで表したものである。粒子直径Dは、実質的
に平行な結晶面の1つの表面積をとり、その結晶面の面
積と等価の面積を有する円の直径を算出することにより
決定する。ハロゲン化銀の粒子サイズ分布は写真組成物
に有用であることが知られている任意のものであってよ
く、多分散であっても単分散であってもよい。
該技術分野において知られる方法、例えば、Research D
isclosure, Item 308119, 1989年12月(以下、Research
Disclosure I と称する)及び先に引用した The Theor
y of the Photographic Process に記載された方法によ
り製造することができる。Research Disclosure は、Ke
nneth Mason Publications, Ltd., Dudley Annex, 21a
North Street, Emsworth, Hamphi re PO10 70Q, Englan
d により発行されている。これらとしてはアンモニア性
乳剤製造法、中性もしくは酸性乳剤製造法及び当該技術
分野で知られている他の方法が挙げられる。これらの方
法には一般に、保護コロイドの存在下で水溶性銀塩を水
溶性ハロゲン化物と混合し、沈澱によるハロゲン化銀形
成中の温度、pAg、pH値等を適切値に制御すること
が含まれる。
物、例えば、金増感剤(例えば、金硫化物)及び他の当
該技術分野で知られる他のものによる化学増感に付され
るのが有利である。ハロゲン化銀の化学増感に有用な化
合物及び方法は当該技術分野において知られており、そ
してResearch Disclosure I 及びそこに引用されている
引例に記載されている。
の色素により、当該技術分野において知られている任意
の方法、例えば、Research Disclosure I に記載されて
いるような方法により増感されてよい。色素は、ハロゲ
ン化銀粒子乳剤及び親水性コロイドに、写真要素への乳
剤のコーティングに先立って(例えば、化学増感中又は
化学増感後)又は同時に添加されてよい。色素/ハロゲ
ン化銀乳剤はカラー画像形成性カプラーの分散物とコー
ティングの直前に又はコーティングの前(例えば、2時
間)に混合してもよい。
又は他の増感色素と組合せて、例えば中間緑色域外の光
の波長に感度を有するハロゲン化銀を提供するために又
はハロゲン化銀を超増感するために用いてもよい。
色素は、写真要素の層としてコーティングすることがで
きる、写真乳剤中のハロゲン化銀を増加するために用い
られる。実質的に任意のタイプの乳剤(例えば、ネガテ
ィブ作動性乳剤、例えば、かぶらせていない内部潜像形
成性乳剤の表面感受性乳剤、直接ポジティブ乳剤、例え
ば、表面をかぶらせた乳剤、又は例えば、Research Dis
closure I に記載されている他のもの)を用いてもよ
い。
剤をコーティングするためのビヒクルを含む。有用なビ
ヒクルとしては、天然物質、例えば、たんぱく質、たん
ぱく質誘導体、セルロース誘導体(例えば、セルロース
エステル類)、ゼラチン(例えば、アルカリ処理ゼラチ
ン、例えば、牛の骨もしくは獣皮ゼラチン、又は酸処理
ゼラチン、例えば、豚皮ゼラチン)、ゼラチン誘導体
(例えば、アセチル化ゼラチン、フタル化ゼラチン
等)、及びResearch Disclosure I に記載されている他
のものが挙げられる。親水性水滲透性コロイドもまたビ
ヒクルとして又はビヒクル増量剤として有用である。こ
れらとしては合成ポリマー解膠剤、キャリア、及び/又
はバインダー、例えば、ポリ(ビニルアルコール)、ポ
リ(ビニルラクタム)、アクリルアミドポリマー、ポリ
ビニルアセタール、アルキル及びスルホアルキルアクリ
レート及びメタクリレートのポリマー加水分解化ポリビ
ニルアセテート、ポリアミド、ポリビニルピリジン、メ
タクリルアミドコポリマー等並びにResearch Disclosur
e I に記載されているものが挙げられる。ビヒクルは、
写真乳剤に有用であることが知られている任意の量乳剤
中に存在することができる。
られている任意の添加物をも含むことができる。これら
としては、化学増感剤、例えば、活性ゼラチン、硫黄、
セレン、テルル、金、白金、パラジウム、イリジウム、
オスミウム、レニウム、リン又はこれらの組合せが挙げ
られる。化学増感は、一般にResearch Disclosure,1975
年6月、Item 13452及び米国特許第3,772,031
号に示されているように、5〜10のpAgレベル、5
〜8のpHレベル及び30〜80℃の温度で行われる。
化剤、フィルター色素、光吸収もしくは反射顔料、硬化
剤、例えば、ゼラチン硬化剤、コーティング助剤、色素
−形成性カプラー、並びに現像改質剤、例えば、現像阻
害剤離脱カプラー、時間調節化現像阻害剤離脱カプラー
及び漂白促進剤が挙げられる。これらの添加物及び乳剤
及び他の写真層中へのこれらの添加方法は、当該技術分
野において周知であり、そしてResearch Disclosure I
及びそこに引用されている引例に開示されている。
ン蛍光増白剤もまた含んでよい。かかる蛍光増白剤は当
該技術分野において周知であり、そして例え蛍光増白剤
を用いなくても一般式(I)の色素は一般に最少量の色
素ステインしか有しないが色素ステインを防止するため
に用いられる。
化銀を含有する乳剤層は、他の乳剤層、下塗り層、フィ
ルター色素層、中間層又はオーバーコート層と同時に又
はそれに続いてコーティングすることができ、これらの
すべては写真要素に包含されることが知られている各種
添加物を含むことができる。これらとしては、かぶり防
止剤、酸化現像剤スキャベンジャー、DIRカプラー、
静電防止剤、光学蛍光増白剤、光吸収もしくは光散乱顔
料等が挙げられる。
いて周知の方法を用いてコーティングすることができ
る。これらの方法としていくつか挙げれば、含浸もしく
は浸漬コーティング、ローラーコーティング、反転ロー
ルコーティング、エアナイフコーティング、ドクターブ
レードコーティング、ストレッチーフローコーティング
及びカーテンコーティングである。要素のコーティング
層はチルーセットもしくは乾燥してもよいし、又は両者
を行ってもよい。乾燥は、伝導、対流、放射加熱又はそ
れらの組合せのような既知の方法で促進してもよい。
感材でもカラー感材であってよい。カラー写真要素は一
般に三種類の銀乳剤層を含む:イエロー色素形成性カラ
ーカプラーと組合わさった青感性層;マゼンタ色素形成
性カラーカプラーと組合わさった緑感性層;及びシアン
色素形成性カプラーと組合わさった赤感性層である。色
素形成性カプラーは当該技術分野において周知であり、
例えば、Research Disclosure I に開示されている。
多くの周知処理組成物、例えば、Research Disclosure
I 、又はJames. The Theory of the Photographic Proc
ess.4版、1977に記載されているもののいずれかを
用いる、数多くの周知写真処理のいずれかで処理するこ
とができる。以下は本発明の具体的に好ましい態様を次
に挙げる。 1)R11、R12の少なくとも一方、又はR21、R22の少
なくとも一方が、アルコキシアルキル基(特にエトキシ
エチル基)である色素及び該色素を含有するハロゲン化
銀写真感光材料。 2)R11、R21がアルコキシアルキル基(特にエトキシ
エチル基)であり、R 12、R22がエチル基またはメチル
基であり、R13、R14またはR23、R24の少なくとも一
方がスルホアルキル基(特にスルホブチル基)であり、
X11、またはX 21が水素原子である色素及び該色素を含
有するハロゲン化銀写真感光材料。
5ml中に溶解した。化合物2(0.005モル)及び
1,8−ジアザビシクロ〔5,4,0〕ウンデカ−7−
エン(1.0ml、0.015モル)を添加し、室温でこ
の混合物を30分間攪拌した。メタノール溶液中の過剰
の酢酸カリウムを反応混合物に添加して色素I−5を得
た。λmax(メタノール):508nm
素含量2mol %/Agmol 、チオ硫酸ナトリウム3.5m
g、及びチオシアン酸ナトリウム20mgを用いて化学増
感した臭化銀平板状粒子乳剤(1.0ミクロン等価円直
径×0.15ミクロン)を0.5又は0.75ミリモル
色素/モル銀で色素化した。前記表1の色素I−3及び
I−5並びに比較色素A及びB(以下に示す)を評価し
た。テトラアザインデン(2.1g/モルAg)もまた
かぶり防止剤として添加した。この乳剤をポリエチレン
テレフタレート支持体上に平方フィート当り390mgゲ
ル及び200mg銀のレベルで、展開剤としての1.5%
の1,3−ジビニルスルホニル−2−プロパノールと共
にコーティングした。細片に1/50″ウェッジ分光露
光を与えそして富士フイルム(株)社製、CEPROS
−M自動現像機を用いて Dry to Dry 45秒で処理し
た。写真スピードをDminより0.3上の濃度で測定し
た。一組の細片を1週間50℃、50%相対湿度でイン
キュベートし、次いで再処理してかぶり成長を比較し
た。以下の結果が得られた(表2)。
ーティング中に吸着された色素による最高光吸収の波長
である。“吸光度”は、コーティング中の色素による最
高光吸収の波長で吸収された光の%を示す。“感度”
は、λmax での感度(log E 単位に100をかけたも
の)マイナス400nmでの色素化乳剤の本来の感度(lo
gE 単位に100をかけたもの)プラス200として定
義される。感度を測定すると、各増感色素にとって最適
化されていない、均一の化学増感を用いながら色素によ
り与えられる分光感度の比較が可能となる。“ステイ
ン”は処理フィルムを走査分光光度計の前方に置いて測
定した。色素化されない参照例に対する全透過(T)を
400nm及び900nm間で測定した。このデータを吸光
度としてプロットした(-log 1/T)。次にこの範囲の任意
の波長での最高吸収としてステインを算出した。表2の
データは、本発明のベンゾイミダゾロシアニン色素が中
間緑色域で凝集し、後処理ステインが低いことを実証す
るものである。
相当するK2 Rh(H 2 O)Cl5 および2×10-7モ
ルに相当するK3 IrCl6 を含む臭化カリウム/塩化
ナトリウム混合水溶液を、塩化ナトリウムと、1,3−
ジメチル−2−イミダゾリジンチオンを含有するゼラチ
ン水溶液に、ダブルジェット法によりて添加し、平均粒
子サイズ0.22μm 、塩化銀含有率70モル%の塩臭
化銀粒子を得た。その後銀1モルあたり1×10-3モル
のKI溶液を加えてコンバージョンを行い、常法に従っ
てフロキュレーション法により水洗し、本発明色素I−
3またはI−5並びに比較色素AまたはBを各々添加し
た後、銀1モルあたりゼラチン40gを加え、pH5.
9、pAg7.3に調製し、銀1モルあたりベンゼンチ
オスルホン酸ナトリウム7mgとベンゼンスルフィン酸2
mg、塩化金酸8mg、チオシアン酸カリウム200mg、チ
オ硫酸ナトリウム3mgおよび1,1,3,3−テトラメ
チルセレノ尿素3mgを加え、60℃で45分間加熱し化
学増感を施した後、安定剤として4−ヒドロキシ−6−
メチル−1,3,3a,7−テトラザインデン150mg
を加え、さらに防腐剤としてプロキセル100mgを加え
た。得られた粒子はそれぞれ平均粒子サイズ0.22μ
m 、塩化銀含有率69.9モル%の沃塩臭化銀立方体粒
子であった。(変動係数10%) 上記乳剤をポリエチレンテレフタレートフィルム上に塗
布銀量3.0g/m2、ゼラチン2.5g/m2と、メチル
アクリレートと2−アクリルアミド−2−メチルプロパ
ンスルホン酸ナトリウム塩と2−アセトアセトキシエチ
ルメタクリレートのラテックス共重合体(重量比88:
5:7)を0.35g/m2となるように塗布した。これ
らの乳剤層の上に保護層としてゼラチン1.0g/m2、
硬膜剤として1,3−ジビニルスルホニル−2−プロパ
ノールを0.2g/m2となるよう塗布した。こうして得
られた試料をステップウェッジを通してタングステン光
で露光し、現像液としてGR−D1、定着液としてGR
−F1(それぞれ富士写真フイルム株式会社製)を使用
して、FG−680A自動現像機(富士写真フイルム株
式会社製)を用いて35℃30″処理を行った。評価結
果は以下の表3に示した。
インの評価方法は、実施例2と同様である。表3のデー
タは、本発明のベンゾイミダゾロシアニン色素が、中間
緑色域で凝集し、後処理ステイン(残色)が低いことを
実証するものである。
材料用の効果的な増感色素である。これらはスペクトル
の540〜555nm領域でJ−凝集体を形成し、かかる
色素で増感されたハロゲン化銀を含んでなる写真材料は
他の群の増感色素と比較して低い色素ステイン(残色)
を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】 下記一般式(II)で表わされるベンゾイ
ミダゾロカルボシアニン色素。 一般式(II) 【化1】 式中、R21 はアルコキシアルキル基を表わし、R 22 はメ
チル基又はエチル基を表わす。R23及びR24はそれぞれ
スルホアルキル基を表わす。X21、X22、X23、X24は
各々同じかまたは異なっていてもよく、水素原子、シア
ノ基、ハロゲン置換されたアルキル基又はハロゲン原子
を表わし、X21及びX23のうちの少なくとも一方は水素
原子を表わす。Zは電荷のバランスをとるために必要な
イオンを表わし、nは1または2である。分子内塩を形
成する場合は1である。 - 【請求項2】 請求項1記載のベンゾイミダゾロカルボ
シアニン色素を含有するハロゲン化銀写真感光材料。
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JP10293093A JP3408282B2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 新規なベンゾイミダゾロカルボシアニン色素及び該色素を含有するハロゲン化銀写真感光材料 |
DE69407334T DE69407334T2 (de) | 1993-04-28 | 1994-04-22 | Benzimidazolocarbocyaninfarbstoff und diesen Farbstoff enthaltendes photographisches Silberhalogenidmaterial |
EP94106347A EP0622423B1 (en) | 1993-04-28 | 1994-04-22 | Novel benzimidazolocarbocyaniene dye and silver halide photographic material containing said dye |
US08/233,435 US5466822A (en) | 1993-04-28 | 1994-04-28 | Benzimidazolocarbocyanine dye and silver halide photographic material containing said dye |
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- 1994-04-28 US US08/233,435 patent/US5466822A/en not_active Expired - Lifetime
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