JPH0588223U - 刈払機の刈刃軸ロック装置 - Google Patents

刈払機の刈刃軸ロック装置

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JPH0588223U
JPH0588223U JP2944692U JP2944692U JPH0588223U JP H0588223 U JPH0588223 U JP H0588223U JP 2944692 U JP2944692 U JP 2944692U JP 2944692 U JP2944692 U JP 2944692U JP H0588223 U JPH0588223 U JP H0588223U
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健史 山越
満男 大野
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英樹 鎌
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 刈刃軸の回転をロックするロック位置とその
ロック状態を解除するロック解除位置とへ摺動自在なロ
ックピンをケースに取付け、このロックピンをロック解
除位置において確実に保持するようにする。 【構成】 ロックピン17の上端部に屈曲したレバー部
19を形成すると共にロック解除位置へ摺動させたロッ
クピン17を回動させることによりレバー部19をケー
ス3に設けた保持部20によって保持するようにし、保
持部20により保持されたレバー部19がこの保持部2
0による保持状態を解除する保持解除位置へ回動するこ
とを規制する回動規制突起21をレバー部19の回動範
囲内に位置させてケース3に設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、円板状の刈刃を刈刃軸に着脱する際において刈刃軸の回転をロック する刈払機の刈刃軸ロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、エンジンや電動モータ等の駆動部により回転駆動される刈刃軸に円板状 の刈刃を着脱自在に連結した刈払機においては、刈刃の摩耗が激しく、頻繁に刈 刃の交換を行っている。ここで、刈刃の交換時には刈刃軸が回転しないようにロ ックする必要があり、刈払機の刈刃軸ロック装置の従来例を図8乃至図11に基 づいて説明する。
【0003】 まず、エンジン(図示せず)からの動力を伝達する伝動軸1を収納保持したパ イプ2の一端にはケース3が連結されており、このケース3内には一対の軸受4 ,5を介して刈刃軸6が回転自在に保持されている。前記刈刃軸6の上部にはベ ベルギヤ7が圧入固定され、このベベルギヤ7は前記伝動軸1の先端部にスプラ イン嵌合されたベベルギヤ8と噛み合っている。また、前記刈刃軸6はその下端 側が前記ケース3外に延出する寸法に形成されており、刈刃軸6の下端側外周部 にはスプライン溝9が形成され、刈刃軸6の下端側内部には雌ネジ10が形成さ れている。
【0004】 つぎに、前記刈刃軸6の外周部には刈刃ホルダ11と刈刃押え12とがスプラ イン嵌合されており、これらの刈刃ホルダ11と刈刃押え12とは前記雌ネジ1 0に螺合されたボルト13によって締付固定されている。また、前記刈刃ホルダ 11の外周部には、土や草が前記ケース3内に侵入することを防止するための皿 状のダストスリンガー14と草等を刈払う円板状の刈刃15とが嵌合されており 、これらのダストスリンガー14と刈刃15とは、前記ボルト13を締付けるこ とによって前記刈刃ホルダ11と前記刈刃押え12とにより挾持固定されている 。なお、前記刈刃ホルダ11には後述するロックピンが係脱自在に係合される二 個の係合凹部16が形成されている。
【0005】 前記ケース3には前記刈刃軸6と平行な軸心を有するロックピン17が取付け られており、このロックピン17は下端部を前記係合凹部16に係合させるロッ ク位置と前記係合凹部16との係合状態を解除するロック解除位置とへ上下方向 摺動自在及び回動自在に設けられ、さらに、ロックピン17の外周部にはこのロ ックピン17を前記係合凹部16に係合させるロック位置へ向けて付勢するスプ リング18が取付けられている。また、前記ロックピン17の上端部には略直角 に屈曲したレバー部19が形成されており、前記ケース3の上端部には、前記レ バー部19を係合保持するためのU字溝部20が形成されている。
【0006】 このような構成において、刈刃15の交換時には図11の二点鎖線で示す位置 にロックピン17を回動させる。すると、図9に示すようにスプリング18の付 勢力によりロックピン17がロック位置へ摺動すると共にロックピン17の下端 部が係合凹部16に係合し、この係合によって刈刃軸6がロックされる。このた め、刈刃交換用工具によりボルト13を回すことができ、刈刃15の交換を行え る。
【0007】 一方、刈刃15の交換を終了した後の刈払作業時においては、図10に示すよ うにロックピン17をロック解除位置へ摺動させることによりロックピン17の 下端部と係合凹部16との係合状態を解除する。さらに、ロックピン17を図1 1の実線で示すように略90゜回動させることによりレバー部19をU字溝部2 0に係合保持させる。このように、ロックピン17をロック解除位置へ摺動させ ることにより、刈刃軸6が回転自在になると共にエンジンからの駆動力により刈 刃15が刈刃軸6と共に回転駆動され、刈払作業が行われる。また、ロックピン 17のレバー部19がU字溝部20に係合保持されることにより、ロックピン1 7はロック解除位置へ摺動した状態に維持される。
【0008】 ここで、ロックピン17がケース3に取付けられているため、刈刃15を交換 する際における刈刃軸6のロックを迅速に行うことができ、刈刃軸6をロックす るためのロック用ピンが見当らなくなったために刈刃15の交換を行えなくなる という不都合が発生しない。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
レバー部19の先端部は、このレバー部19を回動操作する際につまむことが できるようにU字溝部20から突出している。このため、刈払作業中にレバー部 19の先端部に草や木が引っ掛かると、レバー部19が回動してU字溝部20か ら外れると共にロックピン17がスプリング18の付勢力によってロック位置へ 摺動し、ロックピン17が回転している刈刃ホルダ11の係合凹部16に係合し て刈刃ホルダ11やロックピン17が破損するという欠点がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の考案は、円板状の刈刃が着脱自在に連結された刈刃軸を回転自 在に収納保持するケースを設け、前記刈刃軸にこの刈刃軸と一体的に回転する回 転体を連結すると共にこの回転体に係合凹部を形成し、下端部を前記係合凹部に 係合させるロック位置と前記係合凹部との係合状態を解除するロック解除位置と へ摺動自在及び回動自在なロックピンを前記ケースに取付けると共にこのロック ピンをロック位置へ向けて付勢する付勢体を設け、前記ロックピンの上端部に屈 曲したレバー部を形成すると共にロック解除位置へ摺動させた前記ロックピンを 回動させることにより前記レバー部を前記ケースに設けた保持部によって保持す るようにした刈払機の刈刃軸ロック装置において、前記保持部により保持された 前記レバー部がこの保持部による保持状態を解除する保持解除位置へ回動するこ とを規制する回動規制突起を前記レバー部の回動範囲内に位置させて前記ケース に設けた。
【0011】 請求項2記載の考案は、円板状の刈刃が着脱自在に連結された刈刃軸を回転自 在に収納保持するケースを設け、前記刈刃軸にこの刈刃軸と一体的に回転する回 転体を連結すると共にこの回転体に係合凹部を形成し、下端部を前記係合凹部に 係合させるロック位置と前記係合凹部との係合状態を解除するロック解除位置と へ摺動自在及び回動自在なロックピンを前記ケースに取付けると共にこのロック ピンをロック位置へ向けて付勢する付勢体を設け、前記ロックピンの上端部に屈 曲したレバー部を形成すると共にロック解除位置へ摺動させた前記ロックピンを 回動させることにより前記レバー部を前記ケースに形成したU字溝部に係合保持 するようにした刈払機の刈刃軸ロック装置において、前記レバー部の長さ寸法を 前記U字溝部内に収まる寸法に形成すると共に前記ロックピンを前記スプリング の付勢力に抗する方向へ摺動させるための工具を引っ掛ける工具引掛部を前記ロ ックピンに設けた。
【0012】
【作用】
請求項1記載の考案では、ロックピンをロック解除位置へ摺動させた後にロッ クピンを回動させてレバー部を保持部によって保持することによりロックピンは ロック解除位置に維持され、この状態で刈刃軸及び刈刃を回転駆動させることに より刈払作業を行う。この刈払作業時において、保持部により保持されているレ バー部に草や木が引っ掛かっても、回動規制突起による回動規制によってレバー 部は保持部による保持状態を解除する保持解除位置へは回動されず、ロックピン はロック解除位置に維持される。このため、刈払作業中においてレバー部が保持 解除位置へ回動すると共にロックピンがロック位置へ摺動するということが防止 され、ロックピンが回転駆動されている回転体の係合凹部に係合して回転体やロ ックピンが破損するという事故の発生が防止される。
【0013】 請求項2記載の考案では、ロックピンをロック解除位置へ摺動させた後にロッ クピンを回動させてレバー部をU字溝部に係合保持することによりロックピンは ロック解除位置に維持され、この状態で刈刃軸及び刈刃を回転駆動させることに より刈払作業を行う。なお、レバー部の長さ寸法がU字溝部内に収まる寸法に形 成されているため、刈払作業時において草や木がレバー部に引っ掛かるというこ とが防止されると共に草や木がレバー部に引っ掛かることによってレバー部がU 字溝部から外れるということが防止され、レバー部はU字溝部に係合保持された 状態に維持されると共にロックピンはロック解除位置に維持される。このため、 刈払作業中においてレバー部がU字溝部から外れる位置へ回動すると共にロック ピンがロック位置へ摺動するということが防止され、ロックピンが回転駆動され ている回転体の係合凹部に係合して回転体やロックピンが破損するという事故の 発生が防止される。また、工具をロックピンの工具引掛部に引っ掛けてスプリン グの付勢力に抗する方向の力を加えることにより、U字溝部に係合保持されてい るレバー部がU字溝部から浮き上がる状態となるため、このレバー部に指を掛け てレバー部をU字溝部から外れる方向へ回動させることが可能になる。
【0014】
【実施例】
請求項1記載の考案の一実施例を図1乃至図4に基づいて説明する。なお、図 8乃至図11において説明した部分と同一部分は同一符号で示し、説明も省略す る(以下、同様)。ケース3内には刈刃軸6が回転自在に収納保持されており、 この刈刃軸6には回転体である刈刃ホルダ11や刈刃15が着脱自在に連結され ている。また、前記ケース3には、ロックピン17が摺動自在及び回動自在に取 付けられており、このロックピン17の外周部には、このロックピン17をその 下端部が前記刈刃ホルダ11に形成された係合凹部16に係合するロック位置へ 向けて付勢する付勢体であるスプリング18が取付けられている。
【0015】 つぎに、前記ケース3の上端部には前記ロックピン17の上端部に屈曲形成さ れたレバー部19を係合保持するための保持部であるU字溝部20と、前記U字 溝部20に係合保持された前記レバー部19が図1において二点鎖線で示した保 持解除位置に回動することを規制する回動規制突起21とが形成されている。な お、U字溝部20に係合保持されたレバー部19の先端部は、このレバー部19 を回動操作する際につまむことができるようにU字溝部20から突出している。 また、前記回動規制突起21は、図3に示すように、ケース3の中心部が最も高 くなると共に前記U字溝部20に向けて次第に低くなる傾斜を付けて形成されて いる。さらに、前記ケース3の上端部には、図1において二点鎖線で示したレバ ー部19を前記U字溝部20に係合保持させる位置へ回動させる際のガイドとな るガイド用突起22が形成されている。なお、このガイド用突起22は、図4に 示すように、ケース3の中心部が最も高くなると共に外周方向へ向けて次第に低 くなる傾斜を付けて形成されている。
【0016】 このような構成において、刈払作業時においては、図2に示したようにロック ピン17をロック解除位置へ摺動させると共にロックピン17を回動させてレバ ー部19を図1の実線及び図2に示したようにU字溝部20に係合保持させる。
【0017】 ここで、レバー部19を図1の実線及び図2に示したようにU字溝部20に係 合保持させると共に刈刃軸6及び刈刃15を回転駆動させて刈払作業を行ってい る場合において、草や木がレバー部19の先端部に引っ掛かり、レバー部19に 対してこのレバー部19を図1において二点鎖線で示した保持解除位置へ回動さ せる向きの力が作用しても、レバー部19は回動規制突起21に当接して保持解 除位置への回動動作を規制される。従って、刈払作業中にレバー部19が保持解 除位置へ回動すると共にロックピン17がロック位置に摺動するということが防 止され、ロックピン17が回転駆動されている刈刃ホルダ11の係合凹部16に 係合して刈刃ホルダ11やロックピン17が破損するという事故の発生が防止さ れる。
【0018】 しかも、構造的には従来品に対して回動規制突起21を形成するだけであり、 極めて簡単な構造となる。
【0019】 ついで、請求項2記載の考案の一実施例を図5乃至図7に基づいて説明する。 本実施例においては、レバー部19の長さ寸法がU字溝部20内に収まる寸法に 形成されている。また、ロックピン17をスプリング18の付勢力に抗する方向 へ摺動させるための工具である刈刃交換用レンチ23に形成した係合部24を引 っ掛ける工具引掛部25が前記ロックピン17に形成されている。なお、前記刈 刃交換用レンチ23とは、刈刃15の交換時においてボルト13を緩めたり締付 けたりする工具である。
【0020】 このような構成において、U字溝部20に係合保持されたレバー部19はその 全体がU字溝部20内に収まる寸法に形成されているため、刈払作業時において 草や木がレバー部19に引っ掛かるということが防止されると共に草や木がレバ ー部19に引っ掛かることによってレバー部19がこのU字溝部20から外れる ということが防止され、レバー部19はU字溝部20に係合保持された状態に維 持されると共にロックピン17はロック解除位置に維持される。このため、刈払 作業中においてレバー部19がU字溝部20から外れて図5において二点鎖線で 示した保持解除位置へ回動すると共にロックピン17がロック位置へ摺動すると いうことが防止され、ロックピン17が回転駆動されている刈刃ホルダ11の係 合凹部16に係合して刈刃ホルダ11やロックピン17が破損するという事故の 発生が防止される。
【0021】 つぎに、レバー部19がU字溝部20に係合保持されている状態においては、 レバー部19の先端部がU字溝部20から突出していないためにこのレバー部1 9に指を掛けて回動させることが困難であるが、図6及び図7に示すように刈刃 交換用レンチ23の係合部24をロックピン17の工具引掛部25に引っ掛け、 スプリング18の付勢力に抗して上方向きの力を加えることにより、レバー部1 9がU字溝部20から浮き上がる状態となるため、浮き上がったレバー部19に 指を掛けると共にこのレバー部19を図5において二点鎖線で示した保持解除位 置へ回動させることができる。
【0022】
【考案の効果】
請求項1記載の考案は、ケースに回転自在に収納保持された刈刃軸にこの刈刃 軸と一体的に回転する回転体を連結し、この回転体に形成した係合凹部に係合す るロック位置とこの係合凹部との係合状態を解除するロック解除位置とへ摺動自 在及び回動自在なロックピンを前記ケースに取付けると共にこのロックピンをロ ック位置へ向けて付勢する付勢体を設け、前記ロックピンの上端部に屈曲したレ バー部を形成すると共にロック解除位置へ摺動させた前記ロックピンを回動させ ることにより前記レバー部を前記ケースに設けた保持部によって保持するように した刈払機の刈刃軸ロック装置において、保持部により保持されたレバー部がこ の保持部による保持状態を解除する保持解除位置へ回動することを規制する回動 規制突起をレバー部の回動範囲内に位置させてケースに設けたので、刈払作業時 において保持部により保持されているレバー部に草や木が引っ掛かっても、回動 規制突起による回動規制によってレバー部は保持部による保持状態を解除する保 持解除位置へは回動されず、ロックピンをロック解除位置に維持することができ 、従って、刈払作業中においてレバー部が保持解除位置へ回動すると共にロック ピンがロック位置へ摺動するということを防止することができ、このため、ロッ クピンが回転駆動されている回転体の係合凹部に係合して回転体やロックピンが 破損するという事故の発生を防止することができる等の効果を有する。
【0023】 請求項2記載の考案は、ケースに回転自在に収納保持された刈刃軸にこの刈刃 軸と一体的に回転する回転体を連結し、この回転体に形成した係合凹部に係合す るロック位置とこの係合凹部との係合状態を解除するロック解除位置とへ摺動自 在及び回動自在なロックピンを前記ケースに取付けると共にこのロックピンをロ ック位置へ向けて付勢する付勢体を設け、前記ロックピンの上端部に屈曲したレ バー部を形成すると共にロック解除位置へ摺動させた前記ロックピンを回動させ ることにより前記レバー部を前記ケースに形成したU字溝部け係合保持するよう にした刈払機の刈刃軸ロック装置において、レバー部の長さ寸法をU字溝部内に 収まる寸法に形成したので、刈払作業時において草や木がレバー部に引っ掛かる ということを防止することができ、従って、草や木がレバー部に引っ掛かること によってレバー部がU字溝部から外れるということを防止することができ、この ため、刈払作業中にレバー部がU字溝部から外れる位置へ回動すると共にロック ピンがロック位置へ摺動するということを防止することができ、ロックピンが回 転駆動されている回転体の係合凹部に係合して回転体やロックピンが破損すると いう事故の発生を防止することができ、さらに、ロックピンをスプリングの付勢 力に抗する方向へ摺動させるための工具を引っ掛ける工具引掛部をロックピンに 設けたので、工具をロックピンの工具引掛部に引っ掛けてスプリングの付勢力に 抗する方向の力を加えることにより、U字溝部に係合保持されているレバー部を U字溝部から浮き上がらせることができ、U字溝部から浮き上がったレバー部に 指を掛けて回動させることによりレバー部をU字溝部から外すと共にロックピン をロック位置へ摺動させる操作を容易に行うことができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の考案の一実施例を示した平面図
である。
【図2】一部を断面にして示した正面図である。
【図3】図1におけるA−A線断面図である。
【図4】図1におけるB−B線断面図である。
【図5】請求項2記載の考案の一実施例を示した平面図
である。
【図6】一部を断面にして示した正面図である。
【図7】ロックピンに対して刈刃交換用レンチを引っ掛
けた状態を示した側面図である。
【図8】従来例を示した縦断側面図である。
【図9】ロックピンをロック位置へ摺動させた状態を一
部を断面にして示した正面図である。
【図10】ロックピンをロック解除位置へ摺動させた状
態を一部を断面にして示した正面図である。
【図11】平面図である。
【符号の説明】
3 ケース 6 刈刃軸 11 回転体 15 刈刃 16 係合凹部 17 ロックピン 18 付勢体 19 レバー部 20 保持部,U字溝部 21 回動規制突起 23 工具 25 工具引掛部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 下条 多嘉雄 長野県松本市石芝1丁目1番1号 石川島 芝浦機械株式会社松本工場内 (72)考案者 鎌 英樹 長野県松本市石芝1丁目1番1号 石川島 芝浦機械株式会社松本工場内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円板状の刈刃が着脱自在に連結された刈
    刃軸を回転自在に収納保持するケースを設け、前記刈刃
    軸にこの刈刃軸と一体的に回転する回転体を連結すると
    共にこの回転体に係合凹部を形成し、下端部を前記係合
    凹部に係合させるロック位置と前記係合凹部との係合状
    態を解除するロック解除位置とへ摺動自在及び回動自在
    なロックピンを前記ケースに取付けると共にこのロック
    ピンをロック位置へ向けて付勢する付勢体を設け、前記
    ロックピンの上端部に屈曲したレバー部を形成すると共
    にロック解除位置へ摺動させた前記ロックピンを回動さ
    せることにより前記レバー部を前記ケースに設けた保持
    部によって保持するようにした刈払機の刈刃軸ロック装
    置において、前記保持部により保持された前記レバー部
    がこの保持部による保持状態を解除する保持解除位置へ
    回動することを規制する回動規制突起を前記レバー部の
    回動範囲内に位置させて前記ケースに設けたことを特徴
    とする刈払機の刈刃軸ロック装置。
  2. 【請求項2】 円板状の刈刃が着脱自在に連結された刈
    刃軸を回転自在に収納保持するケースを設け、前記刈刃
    軸にこの刈刃軸と一体的に回転する回転体を連結すると
    共にこの回転体に係合凹部を形成し、下端部を前記係合
    凹部に係合させるロック位置と前記係合凹部との係合状
    態を解除するロック解除位置とへ摺動自在及び回動自在
    なロックピンを前記ケースに取付けると共にこのロック
    ピンをロック位置へ向けて付勢する付勢体を設け、前記
    ロックピンの上端部に屈曲したレバー部を形成すると共
    にロック解除位置へ摺動させた前記ロックピンを回動さ
    せることにより前記レバー部を前記ケースに形成したU
    字溝部に係合保持するようにした刈払機の刈刃軸ロック
    装置において、前記レバー部の長さ寸法を前記U字溝部
    内に収まる寸法に形成すると共に前記ロックピンを前記
    スプリングの付勢力に抗する方向へ摺動させるための工
    具を引っ掛ける工具引掛部を前記ロックピンに設けたこ
    とを特徴とする刈払機の刈刃軸ロック装置。
JP2944692U 1992-05-07 1992-05-07 刈払機の刈刃軸ロック装置 Expired - Lifetime JP2531397Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001138283A (ja) * 1999-09-22 2001-05-22 Andreas Stihl:Fa 工具ヘッド

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JP2001138283A (ja) * 1999-09-22 2001-05-22 Andreas Stihl:Fa 工具ヘッド
JP4630437B2 (ja) * 1999-09-22 2011-02-09 アンドレアス シュティール アクチエンゲゼルシャフト ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 工具ヘッド

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