JPH0587929B2 - - Google Patents

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JPH0587929B2
JPH0587929B2 JP63192058A JP19205888A JPH0587929B2 JP H0587929 B2 JPH0587929 B2 JP H0587929B2 JP 63192058 A JP63192058 A JP 63192058A JP 19205888 A JP19205888 A JP 19205888A JP H0587929 B2 JPH0587929 B2 JP H0587929B2
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contact
switch
bypass disconnector
case
power supply
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Junichi Minora
Hisayuki Nagase
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Aichi Electric Works Co Ltd
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Aichi Electric Works Co Ltd
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Publication of JPH0587929B2 publication Critical patent/JPH0587929B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/20Interlocking, locking, or latching mechanisms
    • H01H9/26Interlocking, locking, or latching mechanisms for interlocking two or more switches
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2300/00Orthogonal indexing scheme relating to electric switches, relays, selectors or emergency protective devices covered by H01H
    • H01H2300/018Application transfer; between utility and emergency power supply

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
  • Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、常用電源と非常用電源のような2種
の異なる電源を、択一的に負荷側へ接続する、い
わゆる引出型の電源切り替え開閉装置に関し、特
に負荷側を停電させることなく、開閉器の試験や
保守点検を行なうことができるバイパス電路を備
えた電源切り替え開閉装置に係るものである。
(従来の技術) 従来の電源切り替え開閉器は、固定型のもの
で、それの第1の入力端子が常用電源のような第
1の電源に、第2の入力端子が非常用電源のよう
な第2の電源に、また出力端子が負荷に、夫々直
接接続されている。そして、開閉器の内部には、
第1の入力端子と出力端子とを接続、開離する第
1の接点と、第2の入力端子と出力端子とを接
続、開離する第2の接点とを備えている。
しかして、この電源切り替え開閉器は、手動ま
たは電磁力で第1または第2の接点を択一的に出
力接触子に電気的に接続し、負荷に接続する電源
を切り替えるものである。そして、通常第1の接
点と第2の接点とは、同時に閉路しないように電
気的及び機械的インタロツクがとられている。
この切り替え開閉器の試験や保守点検を行ない
たいときには、これを取付け位置に固定したま
ま、電源との接続を外す必要がある。この場合に
は、当然負荷側の停電を余儀無くされる。従つ
て、上記のような切り替え開閉器の負荷側に、停
電を許されない重要な機器が接続されている場合
には、そのままでは試験や保守点検を行なうこと
ができない。
そこで、負荷側の機器と、常用電源側とをバイ
パス断路器を介して直接接続しておくことが考え
られるが、この場合には、このバイパス断路器と
切り替え開閉器の2つの接点との間で適当なイン
タロツクをとらないと、2種の電源の混触や、ア
ークによるバイパス断路器の接点の損傷を招く虞
れがある。
(発明が解決しようとする課題) 従つて、本発明は、バイパス断路器と切り替え
開閉器とをコンパクトに一体に組み込み、開閉器
は所謂引出型として、電源との接続、切り離し操
作を容易にし、しかもバイパス断路器と切り替え
開閉器とのインタロツクをとることにより、2種
の電源の混触や、アークによるバイパス断路器の
接点の損傷を招くことがないバイパス断路器付き
電源切り替え開閉装置を提供しようとするもので
ある。
(課題を解決するための手段) 本発明においては、開閉器2を引出型として、
ケース9に対する押し込み位置で電源側及び負荷
側に自動的に接続され、引き出し位置において電
源側及び負荷側から自動的に切り離されるように
し、ケース9側に設けられた第1の電源側接触子
10と負荷側接触子12との間に、両者間を直接
接続、開離するバイパス断路器5を設け、また開
閉器2の第1の接点3が開離状態にあるときに、
バイパス断路器5の閉路操作を阻止するように、
第1の接点3と連動する係合部18を、バイパス
断路器5と連動する係止部28の移動前途上に配
置し、かつバイパス断路器5が閉路状態にあると
きに、第2の接点4の閉路操作を阻止するよう
に、バイパス断路器5と連動する係止部28を、
第2の接点4と連動する係合部18の移動前途上
に配置するようにし、またバイパス断路器5が開
路状態にあるときに、開閉器2のケース9からの
引出を阻止するように、バイパス断路器5と連動
する係止部28を、第1の接点3と連動する係合
部18の移動前途上に配置して、電源切り替え開
閉装置を構成した。
(作用) 本発明の電源切り替え開閉装置1においては、
開閉器2をケース9から引き出して試験や保守点
検を行うときには、バイパス断路器5を介して第
1の電源を負荷側に接続しておけば、負荷側を停
電させなくてよい。そして、バイパス断路器5の
開閉、開閉器2の第1及び第2の接点3,4の開
閉、及び開閉器2のケース9からの引出の間に
は、以下のようなインタロツクが作用する。即
ち、開閉器2の第1の接点3が開離状態にあると
き、即ち第1の電源が開閉器2を介して負荷側に
接続されていない状態においては、第1の接点3
に連動する係合部18が、バイパス断路器5に連
動する係止部28の移動前途を遮つて、バイパス
断路器5の閉路操作を阻止するので、換言すれば
第1の電源が開閉器2を介して負荷側に接続され
ているときにのみバイパス断路器5を開閉するこ
とができるので、バイパス断路器5の投入または
遮断電流によるアークが発生せず、接点が損傷を
受けることはない。またバイパス断路器5が閉路
状態にあるとき、即ちバイパス断路器5を介して
第1の電源が負荷側に接続されている状態におい
ては、バイパス断路器5に連動する係止部28
が、第2の接点4に連動する係合部18の移動前
途を遮つて、第2の接点4の閉路操作を阻止する
ので、第1の電源と第2の電源とが負荷側に混触
して大電流が流れることはない。さらに、バイパ
ス断路器5が開路状態にあるときには、バイパス
断路器5と連動する係止部28が、第1の接点3
と連動する係合部18の移動前途を遮つて、開閉
器2をケース9からの引き出すのを阻止するの
で、開閉器2をケース9から引き出すときには、
必ずバイパス断路器5が閉路して、第1の電源が
負荷側に接続されていることになる。従つて、誤
つて負荷側を停電させることがない。
(実施例) バイパス断路器付き電源切り替え開閉装置が使
用されている三相3線式配電系に関して本発明を
説明する。しかし、本発明は他の形式の配電系に
も適用することができる。
第1図において、本発明の実施例である電源切
り替え開閉装置1は、常用電源のような第1の電
源を負荷に接続するための一組の三相接点3と、
非常用電源のような第2の電源を負荷に接続する
ための一組の三相接点4とを備えた開閉器2と、
この開閉器2を通さずに、第1の電源を負荷に接
続するための一組の三相バイパス断路器5とを含
んでいる。開閉器2は、主回路断路部6,7を介
して、夫々第1及び第2の電源側に接続されてい
る。開閉器2内の第1及び第2の接点3,4、バ
イパス断路器5は、何れも手動により、あるいは
電磁力により開閉させることができる。
第2図乃至第5図には、電源切り替え開閉装置
1の構造をより具体的に示した。第1図、第4図
によく示されるように、開閉器2は、下部に車輪
8を備え、ケース9内に、出入り自由に収容され
ている。
ケース9内には、常用電源のような第1の電源
にながる第1の電源側接触子10と、第2の電源
につながる第2の電源側接触子11と、負荷につ
ながる負荷側接触子12が設けられている。
開閉器2は、それをケース9内に押し込んだ運
転位置において、第1及び第2の電源側接触子1
0,11に夫々接触可能な第1及び第2の入力接
触子13,14と、負荷側接触子12に接続可能
な出力接触子15とを後部に備えている。また、
第1図に示される開閉器2の内部には、第1の入
力接触子13と出力接触子15とを接続、開離す
る第1の接点3と、第2の入力接触子14と出力
接触子15とを接続、開離する第2の接点4とを
備えている。
第1の電源側接触子10と負荷側接触子12と
の間を直接接続、開離するためのバイパス断路器
5は、ケース9の外側に設けられている。
開閉器2の側面には、第1の接点3の開閉動作
に連動して回動する軸16が突出しており、この
軸16には、レバー17の一端側が固着されてい
る。レバー17の他端側には、係合部18が突設
されている。軸16の下方には、第2の接点4の
開閉動作に連動して回動する軸19が突出してお
り、この軸19には、レバー20の一端側が固着
されている。レバー20の他端側には、係合部2
1が突設されている。
これに対して、ケース9の側壁の内側には、ガ
イド板22が固着されている。第5図に示される
ように、このガイド板22は、上下に相対向して
略L字状に屈折した溝23,24を備えている。
即ち、溝23,24は、夫々水平部23a,24
aと垂直部23b,24bとを備え、開閉器2が
ケース9内の運転位置にあるときに、それの係合
部18,21を夫々内側に受け入れている。係合
部18,21は、開閉器2をケース9内の運転位
置へ押し込むときに水平部23a,24aに受け
入れられ、また開閉器2の内部の接点3,4が閉
路するときに垂直部23b,24b内で回動し、
しかも接点3,4の閉路状態において、垂直部2
3b,24b内の端部にあつて、開閉器2のケー
ス9からの引き出しを阻止する。
第4図に示されるように、バイパス断路器5を
開閉操作するためのハンドル25は、ケース9の
側壁の内側前方に枢着されている。このハンドル
25の一端には、その動きをバイパス断路器5に
伝えるためのロツド26の一端が枢着されてい
る。このロツド26は、第3図、第5に示される
ように、ケース9の側壁とガイド板22との間を
溝23の水平部23aに沿つて、前後方向に水平
に伸びており、その延長途上には、インタロツク
板27を備えている。インタロツク板27は、上
縁部においてロツド26の側面に固着され、下方
へ垂直に延出している。また、このインタロツク
板27は、ロツド26の側方へ直角に突出した係
止部28と、水平に後方へ延出したリミツトスイ
ツチ操作用の押圧突起29と、側壁の内側に支持
されたガイドローラ31を転動自在に受け入れる
ための、水平に伸びるガイド溝30と、下縁にお
いてガイド板22側へ直角に水平に突出した阻止
部44とを備えている。係止部28は、第1の接
点3を開路した状態で開閉器2をケース9から引
き出そうとするときに、レバー17の係合部18
に衝突して、引き出しを阻止することができる位
置に配置されている。阻止部44は、ガイド板2
2の水平溝24aの上縁に沿つて伸びており、バ
イパス断路器5を閉路した状態で、開閉器2の第
2の接点4を閉路しようとするときに、レバー2
0の係合部21に衝突して、閉路操作を阻止する
ことができる位置に配置されている。
第3図、第5図に示されるように、ケース9の
側壁の内側には、ガイド板22の上方に位置し
て、支持部材32を介してロツクピン33が上下
動自在に垂直に取付けられている。このロツクピ
ン33は、ばね34によつて常時下方へ付勢され
ており、内側の側面にローラ35を備えている。
ロツクピン33は、下降位置において、その下端
が係止部28に衝突できるように配置されてい
る。ローラ35は、開閉器2が運転位置にあると
きに、それの側面に固着されているガイド突起3
6上に乗つて、ロツクピン33を上昇位置に保持
している。
ケース9の底部には、前後に2つの挿入孔3
8,39を備えたロツク板37が水平に取付けら
れている。これに対応して、開閉器2の前面下部
には、支持部材40を介してロツクピン41が上
下動自在に垂直に取付けられている。このロツク
ピン41は、前方へ突出した操作ハンドル42を
備えており、ばね43によつて常時下方へ付勢さ
れている。ロツクピン41は、下降位置におい
て、その下端がロツク板37の挿入孔38,39
に挿入され、これによつて開閉器2の移動が阻止
される。
第5図におけるリミツトスイツチLS1は、ケー
ス9の側壁の内側に取付けられ、断路器5が閉路
状態にあるときに、インタロツク板27の押圧突
起29に押されて、その接点を開くように配置さ
れている。第4図におけるリミツトスイツチLS2
は、開閉器2の前面に、ロツクピン41の上方に
位置して取付けられ、ロツクピン41をロツク板
37の挿入孔38,39から抜くために引き上げ
たとき、ロツクピン41に押されて、その接点を
開くように配置されている。リミツトスイツチ
LS3は、ケース9の側壁の内側に取付けられ、開
閉器2を断路位置まで引き出したときに、開閉器
2の側面に取付けられた押圧突起45に押され
て、その接点を閉じるように配置されている。
次に、第1図乃至第10図を参照して、この電
源切り替え開閉装置1の動作を説明する。第1
図、第4図、第5図において、開閉器2はケース
9内に押し込まれており、運転位置にあるが、第
1及び第2の接点3,4は何れも開路している。
この状態では、第5図に示されるように、第1の
接点3と連動する係合部18が、バイパス断路器
5のレバー25と連動する係止部28の移動前途
上に位置しているから、バイパス断路器5の操作
ハンドル25を閉路方向(第4図において時計方
向)に回動させることができない。
次に、第6図において、開閉器2は運転位置に
あり、しかも第1の接点3が閉路している。第1
の接点3が閉路した状態で、断路器5が開路して
いる状態を第6図Bに示した。この状態では、係
合部18が、溝23の垂直部23b内にあつて、
係止部28の移動前途(右側)は遮られていない
から、バイパス断路器5を閉路させることができ
る。このとき、第1の電源は開閉器2を介して負
荷側に接続されているので、バイパス断路器5の
投入電流によるアークが発生することはなく、接
点が損傷を受けることはない。バイパス断路器5
を閉路させた状態を第6図Cに示した。
第7図において、開閉器2は運転位置にあり、
第1及び第2の接点3,4は何れも開離している
が、断路器5は閉路している。従つて、第1の電
源がバイパス断路器5を介して負荷側に接続され
ている。この状態では、第7図Bに示されるよう
に、第1の接点3と連動する係合部18が、バイ
パス断路器5のレバー25と連動する係止部28
の移動前途(左側)上に位置しているから、バイ
パス断路器5の操作ハンドル25を開路方向(第
7図Aにおいて時計方向)に回動させることがで
きない。従つて、バイパス断路器の遮断電流によ
るアークが発生することはなく、接点が損傷を受
けることはない。
次に、開閉器2の第1及び第2の接点3,4の
開閉操作について説明する。第4図に示されるよ
うに、開閉器2が運転位置にあると、ロツクピン
41がロツク板37の孔39に落ち込んでいるの
で、第10図に示されるように、リミツトスイツ
チLS2はその接点を閉じている。従つて、第1ま
たは第2接点3,4の閉路指令は開閉器制御回路
へ伝えられ、電磁力により第1のまたは第2の接
点3,4が閉路する。但し、第7図A,Bに示さ
れるように断路器5が閉路している場合には、リ
ミツトスイツチLS1が押圧突起29に押されて、
その接点を開いているので、第10図において、
第2接点4の閉路指令は開閉器制御回路へ伝えら
れず、従つて、電気的に第2の接点4を閉路する
ことはできないし、またインタロツク板27の阻
止部44が、ガイド板22の溝の垂直部24bを
塞いで、第2の接点4と連動する係合部21の移
動前途を遮断しているので、機械的にも第2の接
点4を閉路することはできない。従つて、第1及
び第2の電源が同時に負荷側に接続されることは
ない。
次に、試験や保守点検のために開閉器2を運転
位置から断路位置へ引き出す操作について説明す
る。まず、第6図に示されるように、第1の接点
3が閉路状態にある場合、係合部18が、ガイド
板22の溝23の垂直部23b内にあるので、開
閉器2をケース9から引き出すことができない。
第2の接点4が閉路状態にある場合(この場合に
はバイパス断路器5が開路している)には、第6
図Bに仮想線で示されるように、係合部21が溝
24の垂直部24b内にあるので、同様に開閉器
2をケース9から引き出すことができない。次に
第4図、第5図に示されるように、開閉器2の第
1及び第2の接点3,4及び断路器5が共に開路
している場合には、係合部18が、係止部28の
移動前途を遮つているから、開閉器2をケース9
から引き出すことができない。これに対して、第
7図に示されるように、開閉器2の第1及び第2
の接点3,4が共に開路し、断路器5が閉路して
いる場合には、係合部18が、係止部28の移動
前途(第7図Bにおいて左側)と反対側にあるか
ら、係止部28は前方へ支障無く移動することが
でき、従つて、開閉器2をケース9から引き出す
ことができる。この場合には、開閉器2を断路位
置に持ち来たしても、第1の電源が断路器5を介
して負荷側へ接続されるので、負荷側を停電させ
なくてすむ。
次に、第8図に示されるように、開閉器2が運
転位置と断路位置の中間にある場合について説明
する。この場合には、ロツクピン41が上昇位置
にあつて、第10図において、リミツトスイツチ
LS2がその接点を開いているので、何れの接点
3,4の閉路指令も開閉器制御回路へ伝わらず、
従つて、何れの接点3,4も電気的に閉路操作す
ることはできない。しかも、第8図Bにおいて係
合部18がガイド板22の水平溝23aの下縁部
46に、また係合部21がガイド板22の水平溝
24aの上縁部47に夫々当接するから、機械的
にも接点3,4を閉路操作することができない。
また、ロツクピン33が下降位置にあつて、その
下部が係止部28の移動前途(第8図Bにおいて
左側)を遮断しているので、バイパス断路器5を
開路操作することもできない。
次に、第9図に示されるように、開閉器2が断
路位置にある場合について説明する。この場合、
ロツクピン41がロツク板37の孔38に落ち込
んでおり、またリミツトスイツチLS3が押圧突起
45に押されているので、第10図において、リ
ミツトスイツチLS2、LS3はその接点を閉じてい
る。従つて、第1及び第2の接点3,4の閉路指
令は開閉器制御回路へ伝えられるから、第1のま
たは第2の接点3,4を電気的に開閉操作して開
閉器2の試験や保守点検を支障無く行なうことが
できる。また、この状態においては、ロツクピン
33が下降位置にあつて、その下部が係止部28
の移動前途(第9図Bにおいて左側)を遮断して
いるので、バイパス断路器5を開路操作すること
ができない。
次に、開閉器2を第9図における断路位置から
運転位置へ押し込む操作について説明する。第9
図に示されるように、バイパス断路器5が閉路状
態にあつて、第1の接点3が閉路状態にある場
合、係合部18が、ガイド板22の前方端面48
に衝突するので、開閉器2をケース9内へ押し込
むことができない。バイパス断路器5が閉路状態
にあつて、第2の接点4が閉路状態にある場合に
も、第9図Bに仮想線で示されるように、係合部
21がガイド板22の前方端面48に衝突するの
で、開閉器2をケース9内へ押し込むことができ
ない。第8図に示されるように、開閉器2の第1
及び第2の接点が何れも開路されている場合に限
り、開閉器2をケース9内へ押し込むことができ
る。開閉器2を運転位置まで押し込むと、第7図
Bに示されるように、ガイド突起36がロツクピ
ン33を押し上げるから、開閉器2の位置と断路
器5の動作との間のインタロツクは解除される。
(発明の効果) 以上のように、本発明においては、開閉器2を
引出型として、ケース9に対する押し込み位置で
電源側及び負荷側に自動的に接続され、引き出し
位置において電源側及び負荷側から自動的に切り
離されるようにし、ケース9側に設けられた第1
の電源側接触子10と負荷側接触子12との間
に、両者間を直接接続、開離するバイパス断路器
5を設け、また開閉器2の第1の接点3が開離状
態にあるときに、バイパス断路器5の閉路操作を
阻止するように、第1の接点3と連動する係合部
18を、バイパス断路器5と連動する係止部28
の移動前途上に配置し、かつバイパス断路器5が
閉路状態にあるときに、第2の接点4の閉路操作
を阻止するように、バイパス断路器5と連動する
係止部28を、第2の接点4と連動する係合部1
8の移動前途上に配置するようにし、またバイパ
ス断路器5が開路状態にあるときに、開閉器2の
ケース9からの引出を阻止するように、バイパス
断路器5と連動する係止部28を、第1の接点3
と連動する係合部18の移動前途上に配置して、
電源切り替え開閉装置を構成したため、バイパス
断路器5と切り替え開閉器2とを一体に組み込
み、しかも両者間のインタロツクをとることによ
り、2種の電源の混触や、アークによるバイパス
断路器5の接点の損傷を招くことがないという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は電源切り替え開閉装置の回路図、第2図は電源
切り替え開閉装置の正面図、第3図は第2図にお
ける部の正面図、第4図は電源切り替え開閉装
置の側面図、第5図は第4図におけるV部の側面
図、第6図乃至第9図は夫々異なつた動作過程を
示すもので、第6図Aは電源切り替え開閉装置の
側面図、第6図B,Cは電源切り替え開閉装置の
一部の拡大側面図、第6図Dは電源切り替え開閉
装置の回路図、第7図Aは電源切り替え開閉装置
の側面図、第7図Bは電源切り替え開閉装置の一
部の拡大側面図、第7図Cは電源切り替え開閉装
置の回路図、第8図Aは電源切り替え開閉装置の
側面図、第8図Bは電源切り替え開閉装置の一部
の拡大側面図、第8図Cは電源切り替え開閉装置
の回路図、第9図Aは電源切り替え開閉装置の側
面図、第9図Bは電源切り替え開閉装置の一部の
拡大側面図、第9図Cは電源切り替え開閉装置の
回路図、第10図は電源切り替え開閉装置の制御
回路図である。 1……電源切り替え開閉装置、2……開閉器、
3……第1の接点、4……第2の接点、5……バ
イパス断路器、9……ケース、10……第1の電
源側接触子、11……第2の電源側接触子、12
……荷側接触子、13……第1の入力接触子、1
4……第2の入力接触子、15……出力接触子、
18……係合部、28……係止部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1の電源につながる第1の電源側接触子
    と、第2の電源につながる第2の電源側接触子
    と、負荷につながる負荷側接触子とを内側に備え
    たケースと、 後部に、前記第1及び第2の電源側接触子に
    夫々接触可能な第1及び第2の入力接触子と、前
    記負荷側接触子に接続可能な出力接触子とを備え
    ると共に、内部には前記第1の入力接触子と出力
    接触子とを接続、開離する第1の接点と、前記第
    2の入力接触子と出力接触子とを接続、開離する
    第2の接点とを備え、前記ケース内へ押し込まれ
    た運転位置において前記第1の入力接触子、第2
    の入力接触子、出力接触子が夫々前記第1の電源
    側接触子、第2の電源側接触子、負荷側接触子に
    接触し、前記ケースから引出された断路位置にお
    いてこれらが開離するように前記ケース内に前後
    に移動自在に設けられた開閉器とを具備した電源
    切り替え開閉装置であつて、 前記第1の電源側接触子と負荷側接触子との間
    には、両者間を直接接続、開離するバイパス断路
    器が設けられ、 前記第1の接点と連動する係合部が、当該第1
    の接点の開離状態において、前記バイパス断路器
    と連動する係止部の操作時の移動前途上に位置し
    て、バイパス断路器の開閉操作を阻止するように
    設けられ、 前記バイパス断路器と連動する係止部が、当該
    バイパス断路器の閉路状態において、前記第2の
    接点と連動する係合部の閉路操作時の移動前途上
    に位置して、第2の接点の閉路操作を阻止するよ
    うに設けられ、 かつ前記バイパス断路器と連動する係止部が、
    当該バイパス断路器の開路状態において、前記第
    1の接点と連動する係合部の移動前途上に位置し
    て、前記開閉器の前記ケースからの引出操作を阻
    止するように設けられていることを特徴とする電
    源切り替え開閉装置。
JP63192058A 1988-08-02 1988-08-02 バイパス断路器付き電源切り替え開閉装置 Granted JPH0244619A (ja)

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