JPH0587742U - 電気器具 - Google Patents

電気器具

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JPH0587742U
JPH0587742U JP2628992U JP2628992U JPH0587742U JP H0587742 U JPH0587742 U JP H0587742U JP 2628992 U JP2628992 U JP 2628992U JP 2628992 U JP2628992 U JP 2628992U JP H0587742 U JPH0587742 U JP H0587742U
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casing
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喜光 平伴
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放熱効果を向上し、構成の小形化を図るこ
と。 【構成】 配電軌道に固定されるケーシング内には、配
線基板を縦に配置して収納し、ケーシングの下部に形成
された通気孔からの空気は配線基板に実装されている電
子回路部品に接触し、放熱が行われ、ケーシングの上部
に形成された通気孔から配電軌道内に流れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、たとえば放電灯点灯装置などの照明器具のような電気器具に関する 。
【0002】
【従来の技術】
典型的な先行技術は、図4に示されている。ケーシング1は軸直角断面が大略 的にC字状である配電軌道としてのダクト2に連結され、吊下げ部材3を介して ランプを含む灯具4に連結される。
【0003】 図5は、ケーシング1の分解斜視図である。ケーシング1はケーシング本体5 と蓋6とを有し、ケーシング本体5内に配線基板7が収納される。配線基板7は 蓋6付近に水平に配置され、入力リード線8は、ダクト2内の電線に接続される 。配線基板7に接続されている出力リード線9は吊下げ部材3内を挿通し、灯具 4に接続される。配線基板7には電子回路部品10が実装される。配線基板7は 水平に配置されている。蓋6には係止片であるプラグ11が形成されており、ダ クト2に蓋6を係止することができる。ビス12は蓋6および配線基板7を貫通 し、ケーシング本体5のボス13に螺着されて固定される。ケーシング本体5の 側壁および底には通気孔14が形成される。
【0004】 図6は、図4および図5に示される先行技術の断面図である。ダクト2は、天 井15に固定される。通気孔14には参照符16で示されるように空気が流れる 。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このような図4〜図6に示される先行技術では、配線基板7がケーシング本体 5の上部に配置されるので、通気孔14を通って下から上に円滑な空気の流れが 達成されず、ケーシング本体5内でこもった熱だけが、いわばオーバフローする 状態で通気孔14から図6の参照符16で示すように流れて出て行く。したがっ て充分な放熱効果が達成されない。
【0006】 そこで先行技術では、電子回路部品10の放熱効果を充分に達成するために、 たとえばその電子回路部品の1つとしてのトランジスタ17に大きな放熱フィン 18を取付ける必要があり、構成が大形化する。したがってケーシング本体5が 大形化する。
【0007】 本考案の目的は、放熱効果を向上し、しかも小形化することができるようにし た電気器具を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、天井に設けられている配電軌道に固定される電気器具において、 上部が配電軌道に固定され、その上部には配電軌道内の空間に連通する通気孔 が形成され、下部にも通気孔が形成されるケーシングと、 ケーシングに収納され、縦に配置される配線基板と、 配線基板に実装される電子回路部品とを含み、 ケーシングの下部に形成された通気孔からの空気が電子回路部品に接触し、ケ ーシングの上部に形成された通気孔から配電軌道に流れることを特徴とする電気 器具である。
【0009】
【作用】
本考案に従えば、ケーシング内に収納される配線基板は縦に配置されており、 この配線基板に電子回路部品を実装し、したがってケーシングの下部に形成され た通気孔からの空気はその配線基板に実装されている電子回路部品に接触し、ケ ーシングの上部に形成された通気孔から配電軌道内に導かれることになる。こう して電子回路部品の放熱効果が充分に達成され、したがって放熱フィンなどを大 形化する必要がなく、小形化が可能になる。
【0010】
【実施例】
図1は本考案の一実施例の軸直角断面図であり、図2はその一部の簡略化した 分解斜視図である。建物の部屋の天井21には軸直角断面が大略的にC字状であ って、下方に開放したダクトである配電軌道22が固定されており、この配電軌 道には照明器具23が固定される。照明器具23は、ケーシング本体24と蓋2 5とから成るケーシング26と、ケーシング本体24の下部から下方に延びる吊 下げ部材27と、この吊下げ部材27に取付けられる灯具28とを有する。灯具 28には放電灯などのランプ29が含まれる。ケーシング本体24の底30と両 側壁31の下部付近にわたって、通気孔32が長手方向(図2の左右方向)に間 隔をあけて形成される。蓋25には通気孔33が形成され、この通気孔33は配 電軌道22の内部の空間34に開孔端35を経て連なる。蓋25はビス36がケ ーシング本体24のボス37に螺着されて固定される。
【0011】 配線基板38はケーシング本体24に収納され、縦に配置される。この配線基 板38にはトランジスタ39およびコンデン40などの電子回路部品が実装され る。トランジスタ39には比較的小さい寸法形状を有する放熱フィン41が取付 けられる。蓋25の上部には係止片42が設けられ、この係止片42は、配電軌 道22の開孔端35に嵌まり込んで内向きフランジ43に係止することができる 。このような操作は、蓋25、したがってケーシング26を、係止片42の長手 方向が開孔端35の長手方向に沿うようにしてその係止片42を開孔端35に嵌 め込み、この状態で鉛直軸線まわりに90度角変位することによって、上述の係 止状態が達成される。係止片42は電子プラグの働きを兼ねており、入力リード 線44を経て配線基板38に配電軌道22内のラインからの商用電力が供給され 、その出力電力は出力リード線45からランプ29に与えられる。出力リード線 45は吊下げ部材27内を挿通する。
【0012】 図3は、図1および図2に示される実施例のケーシング本体24の長手方向に 沿う一部の簡略化した断面図である。ケーシング本体24側に形成されている通 気孔32がケーシング本体24内に矢符46で示されるように空気が導入され、 これによって縦に配置されている配線基板38に実装されたトランジスタ39お よびコンデンサ40、さらに放熱フィン41に空気が接触して温度の上昇が抑制 される。ケーシング本体24内の空気は蓋25の通気孔33から配電軌道22の 空間34内に流れる。このようにしてケーシング本体24の下部に形成された通 気孔32と蓋25の通気孔33とに空気が円滑に流れるので、放熱効果を充分に 達成することができる。これによってトランジスタ39の放熱フィン41を小形 化することができ、したがってケーシング26の構成を小形化することができる ようになる。
【0013】 本考案は照明器具だけでなく、その他の電気器具に関連して広範囲に実施する ことができる。
【0014】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、ケーシングには配線基板が縦に配置され、この 配線基板に電子回路部品が実装され、ケーシングの下部に形成された通気孔から 空気がケーシング内に導入されて電子回路部品に接触し、このケーシング内の空 気は、そのケーシングの上部に形成された通気孔から配電軌道に流れ、こうして 空気が円滑に流れるので、電子回路部品の放熱効果が充分に達成されることにな る。したがって放熱フィンなどを大形化する必要がなく、あるいはまた放熱フィ ンが不要になり、こうしてケーシング、したがって電気器具の構成の小形化を図 ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の軸直角断面図である。
【図2】図1に示される照明器具23の簡略化した分解
斜視図である。
【図3】図1および図2に示される実施例のケーシング
本体24の長手方向に沿う一部の簡略化した断面図であ
る。
【図4】先行技術の斜視図である。
【図5】図4に示される先行技術の分解斜視図である。
【図6】図4および図5に示される先行技術の軸直角断
面図である。
【符号の説明】
21 天井 22 配電軌道 23 照明器具 24 ケーシング本体 25 蓋 26 ケーシング 27 吊下げ部材 28 灯具 32,33 通気孔 38 配線基板 39 トランジスタ 40 コンデンサ 41 放熱フィン 42 係止片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井に設けられている配電軌道に固定さ
    れる電気器具において、 上部が配電軌道に固定され、その上部には配電軌道内の
    空間に連通する通気孔が形成され、下部にも通気孔が形
    成されるケーシングと、 ケーシングに収納され、縦に配置される配線基板と、 配線基板に実装される電子回路部品とを含み、 ケーシングの下部に形成された通気孔からの空気が電子
    回路部品に接触し、ケーシングの上部に形成された通気
    孔から配電軌道に流れることを特徴とする電気器具。
JP1992026289U 1992-04-23 1992-04-23 電気器具を備える装置 Expired - Fee Related JP2594186Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210031211A (ko) * 2019-09-11 2021-03-19 (주)영공조명 투광 조명기구

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02145706U (ja) * 1989-05-12 1990-12-11
JP3091618U (ja) * 2002-07-24 2003-02-07 船井電機株式会社 光ピックアップ

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