JPH0587738B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0587738B2
JPH0587738B2 JP8317986A JP8317986A JPH0587738B2 JP H0587738 B2 JPH0587738 B2 JP H0587738B2 JP 8317986 A JP8317986 A JP 8317986A JP 8317986 A JP8317986 A JP 8317986A JP H0587738 B2 JPH0587738 B2 JP H0587738B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
bathtub
temperature
water temperature
heat exchanger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8317986A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62258951A (ja
Inventor
Kozo Matsumura
Isamu Makino
Mitsuaki Uchida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP61083179A priority Critical patent/JPS62258951A/ja
Publication of JPS62258951A publication Critical patent/JPS62258951A/ja
Publication of JPH0587738B2 publication Critical patent/JPH0587738B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control For Baths (AREA)
  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、浴槽内に適温・適量の湯を得るため
のヒートポンプ式自動風呂装置に関する。 (従来の技術) 浴槽内に適温・適量の湯を得るための初期湯は
りの技術、ならびに、初期湯はり後において適温
の湯を得る技術としては、従来一般に、特開昭59
−69648号公報に記載されているものが知られて
いた。 この従来例によれば、浴槽内の湯が浴槽循環パ
イプの上方パイプより高くなつた段階で循環ポン
プを作動させ、かつ、それ以降には湯温センサに
より湯温を検出し、その検出湯温と設定湯温とに
基づいてガス加熱方式により加熱制御を行ない、
初期湯はりにおいて、適温・適量の湯を得るもの
であつた。 そして、初期湯はり後においては、入浴時に設
定湯温よりも低い場合には、人為的にタイマーに
より適宜時間を設定し、その設定時間だけ加熱を
行なつて、いわゆる追い焚きによる加熱を行なつ
ていた。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような構成を有する従来例
の場合では、給湯開始初期である初期湯はりにお
いてのみ、設定湯温の湯が得られるだけである。 そして、給湯完了後から入浴までの時間が長い
とか、入浴から入浴までの時間間隔が長いような
ときで、入浴時に湯温が低下している場合とか、
入浴に伴なつて湯温が低下したような場合には、
入浴と同時にタイマーに対する設定操作を行なつ
て追い焚きをしなければならず、適温の湯になる
までに時間がかかり、寒期においては、ヌルイ湯
につかつたまま適温の湯になるまで待つていなけ
ればならず、ときには風邪をひくなど、実用上不
便であつた。 本発明は、このような事情に鑑みてなされたも
のであつて、簡単な操作により、初期湯はり時に
適温・適量の湯を得るのみならず、その初期湯は
りの完了後でも、エネルギーの利用効率良好にか
つ耐久性大にして、常に、適温の湯が得られるよ
うにすることを目的とする。 (問題点を解決するための手段) 本発明のヒートポンプ式自動風呂加熱装置は、
このような目的を達成するために、 浴槽3と、該浴槽3内の湯水を加熱するヒート
ポンプ式の浴槽用熱交換器8と、熱源側熱交換器
22と、その熱源側熱交換器22と前記浴槽用熱
交換器8とにわたつて冷媒を循環流動する圧縮機
23とを備えた熱源側ユニツト1と、 前記浴槽3内の湯の温度を検出する湯温センサ
16と、 前記浴槽3内に湯水が設定レベルまで得られた
ときに湯はり完了信号を出力する湯はり手段と、 前記湯温センサ16による検出湯温が設定湯温
範囲より低いときに、前記浴槽用熱交換器8によ
る加熱を行い、設定湯温範囲より高いときに、前
記浴槽用熱交換器8による加熱を停止して、前記
湯温センサ16による検出湯温を設定温度範囲内
に維持する保温制御手段と 風呂運転スイツチ34と、 該風呂運転スイツチ34の始動操作により、前
記湯はり手段を作動し、該湯はり手段の出力する
湯はり完了信号に応答して、前記保温制御手段と
を作動させる自動運転手段と、 前記風呂運転スイツチ34による始動後、設定
時間が経過すると、前記自動運転手段による前記
保温制御手段の作動を停止する運転停止手段とを
備えて構成する。 (作 用) この構成によれば、風呂運転スイツチ34を始
動操作することにより、自動運転手段が作動し
て、給湯タンクからの湯と市水との混合により適
温の湯を適量得るとか、湯水を適量だけ浴槽3に
供給した後に、保温制御手段を作動して、ヒート
ポンプ式の浴槽用熱交換器8により、湯温センサ
16によつて検知する前記浴槽3内の湯温が設定
湯温範囲よりも低いときは加熱を行い、高いとき
は加熱を停止することにより、前記浴槽3内の湯
を適温に維持することができる。 また、前記自動運転手段の作動後、設定時間が
経過すると、該自動運転手段による前記保温制御
手段の作動を停止する運転停止手段を設けたので
運転の切り忘れを防止する。 (実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。第1図は、本発明の実施例に係るヒー
トポンプ式自動風呂装置のシステム構成図であ
る。この図において、1は熱源側ユニツトとして
の室外ユニツト、2は、浴槽3内に水と湯とを所
定割合で供給し、設定湯温でかつ設定量の湯を浴
槽3内に入れる初期湯はり制御完了後において浴
槽3内の湯を設定湯温に維持するためのヒートポ
ンプ式の浴槽ユニツト、4は、浴室5内の暖房や
洗濯物の乾燥等を行なうための浴室加熱ユニツ
ト、6は、室内の冷暖房および空調を行なう室内
ユニツト、7は貯湯槽ユニツトである。 前記浴槽ユニツト2には、ヒートポンプ式の浴
槽用熱交換器8と、その浴槽用熱交換器8に浴槽
3内の湯を循環パイプ9を通じて循環流動する循
環ポンプ10と、前記貯湯槽ユニツト7からの湯
を給湯弁11を介して供給する給湯管12と、市
水を給水弁13を介して供給する給水管14と、
給湯管12および給水管14それぞれからの湯と
水とを混合する混合水槽15とが備えられてい
る。 また、循環パイプ9の循環ポンプ10よりも吸
い込み側に、湯温センサ16が設けられている。
混合水槽15の内壁に、循環パイプ9の上側のも
のが浴槽3に連通するレベルに相当する箇所に位
置させて、循環ポンプ10の運転を許容する水位
HOを検出する運転許容水位センサL0と、通常入
浴時のレベルに相当する箇所の近くで上下方向に
所定間隔を隔てて、3段のセツト水位HH,
HM,HLを検出するセツト水位センサL1,L2
L3とが付設されている。これらの水位センサL0
L1,L2,L3それぞれは、いずれも正特性サーミ
スタで構成されている。 前記貯湯槽ユニツト7には、貯湯タンク17
と、貯湯槽用熱交換器18と、貯湯タンク17内
の水位が設定水位よりも低下すると弁が開いて給
水し、設定水位になると弁が閉じて給水を自動的
に停止するボールタツプ19と、貯湯タンク17
内の湯を供給する給湯ポンプ21とが備えられて
いる。 前記室外ユニツト1には、第2図の冷媒回路図
に示すように、熱源側熱交換器としての室外側熱
交換器22、室外フアン22a、冷媒を循環流動
する圧縮機23、受液器24、アキユムレータ2
5,25、第1および第2四路切換弁SV1
SV2、第1ないし第4電動膨張弁EV0,EV1
EV2,EV3、第1および第2液閉鎖弁V1,V2
第1および第2ガス閉鎖弁V3,V4、ならびに、
逆止弁V5が備えられている。 前記室内ユニツト6,6それぞれには、室内側
熱交換器26と室内フアン27とが備えられてい
る。 また、浴室加熱ユニツト4には、浴室加熱用熱
交換器28と送風フアン29とが備えられてい
る。 第1図中、30は、浴室5内を換気するための
換気扇である。 前記第1および第2四路切換弁SV1,SV2、な
らびに、第1ないし第4電動膨張弁EV0,EV1
EV2,EV3それぞれは、制御手段によつて自動的
に動作制御するように構成され、次表に示すよう
な動作制御により、給湯運転モード、暖房運転モ
ード、追い焚き・乾燥(風呂加熱)運転モード、
冷房運転モード、冷房排熱を利用可能な状態で給
湯加熱を行なう(給湯+冷房)運転転モード、残
り湯排熱の回収や冷却のための浴槽3内の湯の熱
回収を行なつてその回収した熱を利用可能な状態
で給湯加熱を行なう(給湯+風呂排熱回収)運転
モード、暖房と追い焚き・乾燥とを並行して行な
う(暖房+風呂加熱)運転モード、冷却のための
浴槽3内の湯の熱回収と冷房とを並行して行なう
(冷房+風呂排熱回収)運転モード、および、残
り湯排熱の回収や冷却のための浴槽3内の湯の熱
回収を行なつてその回収した熱を利用可能な状態
で給湯加熱を行なうとともに、冷房をも並行して
行なう(給湯+冷房+風呂排熱回収)運転モード
のうちのいずれかを選択して行なえるようになつ
ている。
【表】
【表】 次に、本発明に係る追い焚き・乾燥運転モード
による運転時の状態について説明する。 *追い焚き・乾燥運転モードによる運転時 圧縮機23の吐出口23a→第1四路切換弁
SV1(実線)→第2四路切換弁SV2(破線)→第1
ガス閉鎖弁V3→浴室加熱用熱交換器28→浴槽
用熱交換器8→第4電動膨張弁EV3(FD)→第1
液閉鎖弁V1→受液器24→第1電動膨張弁EV0
(SH)→室外側熱交換器22→第2四路切換弁
SV2(破線)→アキユムレータ25,25→圧縮
機23の吸入口23bと循環流動する冷媒流路を
形成し、圧縮機23の作動と、循環ポンプ10ま
たは送風フアン29の駆動とによつて、室外側熱
交換器22により室外から吸収した熱量を、浴槽
用熱交換器8により浴槽3内の湯に放熱するか、
または、浴室5内に放熱し、風呂の追い焚きを行
なうとともに、浴室5内の暖房あるいは浴室5を
洗濯物等の乾燥室として作用させるかするように
なつている。 第3図は電気回路図であり、前記水位センサ
L0,L1,L2,L3それぞれからの水位感知信号、
ならびに、湯温センサ16による温度信号それぞ
れを浴槽用CPU31に入力するとともに、浴槽
3の湯の温度範囲を設定する湯温設定スイツチ3
2による設定湯温信号、浴槽3内の湯量を設する
水位設定スイツチ部33による設定水位信号、お
よび、風呂運転スイツチ34からの運転信号それ
ぞれを、キーマトリクス35を介して浴槽用
CPU31に入力し、これらの信号入力に基づい
て、循環ポンプ10を駆動する第1リレーコイル
R1、給湯弁11を開き動作する第2リレーコイ
ルR2、および給水弁13を開き動作する第3リ
レーコイルR3それぞれに駆動信号を出力し、湯
はり制御手段による初期の湯はりを行なうととも
に、その初期の湯はりの完了に伴なつて湯はり完
了信号を出力する。更に、湯はり完了後、湯が設
定量以下になると、湯の補給を行なうようになつ
ている。なお、前記湯温設定スイツチ32による
設定湯温の切り換えは、設定湯温を変更した後
に、加熱スイツチSWを操作することによつて行
なわれるようになつている。 前記浴槽用CPU31からの湯はり完了信号は、
室外ユニツト1における室外側CPU36に入力
し、その湯はり完了信号に応答して、保温制御手
段により、湯温センサ16による検出湯温が設定
湯温範囲より低くなつたときに、第1および第2
四路切換弁SV1,SV2ならびに第1ないし第4電
動膨張弁EV0,EV1,EV2,EV3に対する動作制
御と、圧縮機23および室外フアン22aそれぞ
れに対する駆動とを行なつて、浴槽用熱交換器8
による加熱を行ない、湯温センサ16による検出
湯温を設定湯温範囲内に維持するようになつてい
る。 次に、前記湯はり制御手段および保温制御手段
それぞれの動作につき、第4図に示すフローチヤ
ートを用いて説明する。 先ず、第4図aに示すように、風呂運転スイツ
チ34をONして動作を開始し(S1)、給湯弁1
1と給水弁13の両者を開く(ONする)ととも
に、切り忘れ防止タイマを作動する。この切り忘
れ防止タイマは、前記浴槽用CPU31に内蔵さ
れていて、例えば、6時間などに設定され、6時
間経過後、または、風呂運転スイツチ34の切り
操作に伴なつてリセツトされるようになつてい
る。 次いで、循環ポンプ10の作動を許容するレベ
ルHOにまで湯および水が供給されたかどうか、
即ち、水位センサL0から水位信号が検出された
かどうかを判断し、上記許容レベルHOになるま
で待つ(S3)。 許容レベルHOになつた後に、水位が初期に設
定されている水位(前記水位HH,HM,HLの
うちのいずれかの水位)になつかどうかを判断す
る(S4)。 許容レベルHOになつた直後では、設定水位に
なつていないために、ステツプS5に移行して循
環ポンプ10による運転を開始する。 この後、ステツプS6からステツプS13までの処
理においては湯はり制御を行なうものであり、湯
温が設定湯温範囲よりも高い状態、湯温が設定湯
温範囲内にある状態、ならびに、湯温が設定湯温
よりも低い状態それぞれに応じて、給湯弁11お
よび給水弁13それぞれを開閉し、設定湯温範囲
内の適量の湯を得るようになつている。 即ち、給水弁13については、設定湯温よりも
0.5〜1.5℃低い範囲内でデイフアレンシヤルを持
たせ、湯温が設定湯温よりも0.5℃低い温度を越
えて上昇したときに給水弁13を開き、湯温が設
定湯温よりも1.5℃低い温度未満に低下したとき
に給水弁13を閉じるように構成され、また、給
湯弁11については、設定湯温よりも0.5℃高い
温度から設定湯温よりも1.0℃低い温度までの範
囲内でデイフアレンシヤルを持たせ、湯温が設定
湯温よりも1.0℃低い温度未満に低下したときに
給湯弁11を開き、湯温が設定湯温よりも0.5℃
高い温度を越えて上昇したときに給湯弁11を閉
じるように構成され、給水弁13および給湯弁1
1それぞれの開閉頻度を極力少なくしながら適温
で適量の湯を得るようになつている。 順を追つて説明すれば、循環ポンプ10の運転
開始後、湯温センサ16による検出湯温から、湯
温設定スイツチ32により設定された湯温を減算
した温度差が−1.5℃よりも小さいかどうかを判
断し(S6)、小さいときには給水弁13のみを閉
じ(OFF)てから(S7)、ステツプS4に戻す。 ステツプS6において温度差が−1.5℃よりも大
きいと判断したときには、ステツプS8に移行し
て検出湯温から設定湯温を減算した温度差が0.5
℃よりも大きいかどうかを判断し、大きいと判断
したときには、湯温が高温であるとして給湯弁1
1のみを閉じ(OFF)(S9)、ステツプS4に戻す。 前記ステツプS8において、温度差が0.5℃より
も小さいと判断したときには、ステツプS10に移
行し、検出湯温から設定湯温を減算した温度差−
0.5℃よりも大きいかどうかを判断し、大きいと
判断したときには、給水弁13を開いて(ON)
から(S11)、ステツプS4に戻す。 前記ステツプS10において、温度差が−0.5℃よ
りも小さいと判断したときには、ステツプS12に
移行して、検出湯温から設定湯温を減算した温度
差が−1.0℃よりも小さいかどうかを判断し、小
さいと判断したときには、給湯弁11を開いて
(ON)から(S13)、ステツプS4に戻す。ここで、
温度差が−1.0℃よりも大きいと判断したときに
は、そのままステツプS4に戻す。 そして、ステツプS4において、水位が設定水
位になつたと判断したときには、初期湯はり手段
による湯はりが完了したとして、ステツプS14に
移行して、給湯弁11および給水弁13のいずれ
をも閉じ(OFFする)、しかる後に、ステツプ
S15に移行する。 これらのステツプS2からステツプS14までの処
理により、浴槽3内に、湯温が設定湯温よりも
0.5℃高い温度から1.5℃低い温度までの設定湯温
範囲内の湯を設定量だけ供給するように初期湯は
り手段が構成されている。このときに、前述の浴
槽用CPU31から室外側CPU36に湯はり完了
信号を出力するのである。 ステツプS15においては、第4図bに示すよう
に、切り忘れ防止タイムがタイムアツプしたかど
うか、即ち、6時間経過したかどうかを判断し、
6時間経過したときには、風呂運転スイツチ34
を自動的に切り(OFF)状態にして風呂運転を
停止する(S16)。 6時間経過していなければ、ステツプS17に移
行し、入浴により湯が使用されて設定湯量よりも
減少していないかどうかを見るために、水位が設
定水位かどうかを判断する。 設定水位まであれば、追い焚きによる風呂加
熱、または、給水や浴槽用熱交換器8を利用して
の冷却をした後、設定時間T分(例えば、15分)
経過したかどうかを判断する。ここで、初期湯は
り後や湯の補給を行なつた後のように、加熱や冷
却を行なわない場合には、YESと判断してステ
ツプS19に移行し、循環ポンプ10を駆動する。 前記ステツプS18において、設定時間経過して
いないと判断したときには、ステツプS20に移行
して加熱スイツチがONしたかどうか、即ち、設
定湯温に変更があつたかどうかを判断し、加熱ス
イツチがONされていればステツプS19に移行し、
ONされていなければS15に戻す。 前記ステツプS19において循環ポンプ10を運
転した後には、湯温センサ16による検出湯温か
ら設定湯温を減算した温度差−0.5℃よりも小さ
いかどうかを判断し(S21)、温度差が−0.5℃よ
りも小さいければ、湯温が低温であるとして、風
呂加熱をON、即ち、浴槽用熱交換器8による追
い焚き運転を開始する(S22)。 しかる後に、湯温センサ16による検出湯温か
ら設定湯温を減算した温度差が0.5℃よりも大き
くなつたかどうかを判断し(S23)、温度差が0.5
℃よりも大きくなるまで待ち、大きくなつたと判
断すれば、追い焚きが終了したとして、風呂加熱
をOFF、即ち、浴槽用熱交換器8による追い焚
き運転を停止して循環ポンプ10をOFFし
(S22)、ステツプS15に戻す。 これらのステツプS21からステツプS24までの
処理により、浴槽用熱交換器8を用いての追い焚
き運転を行ない、浴槽3内の湯温を設定湯温範囲
内に維持するように保温制御手段が構成されてい
る。 前記ステツプS17において、水位が設定水位で
ないと判断したとき、即ち、入浴により湯が使用
されて設定湯量よりも減少したと判断したときに
は、ステツプS5に戻し、前述初期湯はりにおけ
ると同様にして、設定湯温範囲の湯を設定量得
る。 前記ステツプS21において、湯温センサ16に
よる検出湯温から設定湯温を減算した温度差が−
0.5℃よりも小さくないと判断したときには、ス
テツプS25に移行し、第4図cに示すように、湯
温センサ16による検出湯温から設定湯温を減算
した温度差が1.5℃よりも大きいかどうかを判断
し、大きいと判断したとき、即ち、湯温設定の変
更間違い等に対して低温に設定し直した場合と
か、低温の湯を好むために低温に設定し直した場
合、更には、不測に湯温が高温になつている場合
などには、ステツプS26に移行して水さし冷却の
ために給水弁13をONする。 次いで、ステツプS27に移行して、湯温センサ
16による検出湯温から設定湯温を減算した温度
差が0.5℃よりも小さいかどうかを判断し、小さ
いと判断したときには、ステツプS28に移行して
水さし冷却を終了するために、給水弁13を閉じ
る(OFF)とともに、循環ポンプ10を停止し
(OFF)、ステツプS15に戻す。 前記ステツプS27において、湯温センサ16に
よる検出湯温から設定湯温を減算した温度差が
0.5℃よりも大きいと判断したときには、ステツ
プS29に移行し、水さし冷却の開始後、設定時間
T分(例えば、3分)経過したかどうかを判断
し、設定時間経過していない間は、湯温が設定湯
温以下に低下するまで水さし冷却を継続する。 水さし冷却の開始後、設定時間を経過しても湯
温が設定湯温以下に低下しないときには、ステツ
プS30に移行し、水さし冷却を終了するために、
給水弁13を閉じる(OFF)。 その後、ヒートポンプシステムを利用した冷却
(ヒーポン冷却と略称する)を行なうために、冷
媒回路を、冷媒が圧縮機23の吐出口23a→第
1四路切換弁SV1(実線)→第2四路切換弁SV2
(実線)→室外側熱交換器22→第1電動膨張弁
EV0(全開)→受液器24→第1液閉鎖弁V1→第
4電動膨張弁EV3→浴槽用熱交換器8→浴室加熱
用熱交換器28→第1ガス閉鎖弁V3→第2四路
切換弁SV2(実線)→アキユムレータ25,25
→圧縮機23の吸入口23bが流動するように切
り換え、圧縮機23を作動し(ON)(S31)、ス
テツプS32において、湯温センサ16による検出
湯温から設定湯温を減算した温度差0.5℃よりも
小さくなつたと判断するまで、冷却を継続する。 温度差が0.5℃よりも小さくなれば、ヒーポン
冷却を終了するために、圧縮機23を停止
(OFF)するとともに、循環ポンプ10を停止
(OFF)し(S33)、しかる後に、ステツプS15に
戻す。 また、前記ステツプS25において、湯温センサ
16による検出湯温から設定湯温を減算した温度
差が1.5℃よりも小さいと判断したときには、ス
テツプS15に戻す。 上記実施例では、1個の風呂運転スイツチ34
を入り操作するに伴ない、初期湯はり手段による
適温・適量の湯の供給、即ち、初期湯はりと、そ
れに引き続いての保温制御、更には、湯の補給
と、湯温設定の変更間違い等に対して低温に設定
し直した場合などの際の冷却、そして、設定時間
経過後の制御動作の停止と、風呂運転に係るすべ
てを自動化したものを示しているが、本発明とし
ては、少なくとも、風呂運転スイツチ34の入り
操作によつて、初期湯はりと、それに引き続いて
の保温制御を自動化するものであればよい。 (発明の効果) 以上のように、本発明によれば、風呂運転スイ
ツチ34を始動操作するだけの簡単な操作であり
ながら、初期湯はり後の保温制御を自動的に行
い、適量でかつ適温の湯を得ることができ、常
に、適温の湯に快適に入浴できるようになつた。 そのうえ、保温制御のために、ヒートポンプ式
の浴槽用熱交換器8を用いるから、エネルギーの
利用効率を向上でき、しかも、この浴槽用熱交換
器8による加熱を初期湯はりの完了後に行なうか
ら、例えば、浴槽3内に湯が無い状態で加熱し
て、圧縮機23の高圧側圧力が異常に上昇して圧
縮機23が自動的に停止されるとか、また、停止
されずに継続して運転されてコイル焼損を発生す
るといつた耐久性の低下を確実に回避できるよう
になつた。 また、前記保温制御が設定時間で打ち切られる
ので、運転の切り忘れをなくし、無駄な運転を防
止することが可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例のヒートポンプ式自
動風呂装置のシステム構成図、第2図は、冷媒回
路図、第3図は電気回路図、第4図は、湯はり制
御手段およびそれに引き続いての保温制御手段の
動作を説明するフローチヤートである。 1…熱源側ユニツトとしての室外ユニツト、3
…浴槽、8…浴槽用熱交換器、16…湯温セン
サ、22…熱源側熱交換器としての室外側熱交換
器、23…圧縮機、34…風呂運転スイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 浴槽3と、該浴槽3内の湯水を加熱するヒー
    トポンプ式の浴槽用熱交換器8と、熱源側熱交換
    器22と、その熱源側熱交換器22と前記浴槽用
    熱交換器8とにわたつて冷媒を循環流動する圧縮
    機23とを備えた熱源側ユニツト1と、 前記浴槽3内の湯の温度を検出する湯温センサ
    16と、 前記浴槽3内に湯水が設定レベルまで得られた
    ときに湯はり完了信号を出力する湯はり手段と、 前記湯温センサ16による検出湯温が設定湯温
    範囲より低いときに、前記浴槽用熱交換器8によ
    る加熱を行い、設定湯温範囲より高いときに、前
    記浴槽用熱交換器8による加熱を停止して、前記
    湯温センサ16による検出湯温を設定温度範囲内
    に維持する保温制御手段と 風呂運転スイツチ34と、 該風呂運転スイツチ34の始動操作により、前
    記湯はり手段を作動し、該湯はり手段の出力する
    湯はり完了信号に応答して、前記保温制御手段と
    を作動させる自動運転手段と、 前記風呂運転スイツチ34による始動後、設定
    時間が経過すると、前記自動運転手段による前記
    保温制御手段の作動を停止する運転停止手段とを
    備えたヒートポンプ式自動風呂加熱装置。
JP61083179A 1986-04-10 1986-04-10 ヒ−トポンプ式自動風呂装置 Granted JPS62258951A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61083179A JPS62258951A (ja) 1986-04-10 1986-04-10 ヒ−トポンプ式自動風呂装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61083179A JPS62258951A (ja) 1986-04-10 1986-04-10 ヒ−トポンプ式自動風呂装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62258951A JPS62258951A (ja) 1987-11-11
JPH0587738B2 true JPH0587738B2 (ja) 1993-12-17

Family

ID=13795070

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61083179A Granted JPS62258951A (ja) 1986-04-10 1986-04-10 ヒ−トポンプ式自動風呂装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62258951A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57175845A (en) * 1981-04-22 1982-10-28 Tokyo Tatsuno Co Ltd Automatic controller for hot water in bathtub
JPS588935A (ja) * 1981-07-09 1983-01-19 Daikin Ind Ltd ヒ−トポンプ式給湯装置
JPS59212640A (ja) * 1983-05-16 1984-12-01 Hitachi Chem Co Ltd 自動ふろ釜
JPS6082755A (ja) * 1983-10-13 1985-05-10 ダイキン工業株式会社 ヒ−トポンプ式浴槽水加熱冷却装置
JPS60235941A (ja) * 1984-05-08 1985-11-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 浴槽装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60185153U (ja) * 1984-05-17 1985-12-07 日立化成工業株式会社 燃焼機器制御装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57175845A (en) * 1981-04-22 1982-10-28 Tokyo Tatsuno Co Ltd Automatic controller for hot water in bathtub
JPS588935A (ja) * 1981-07-09 1983-01-19 Daikin Ind Ltd ヒ−トポンプ式給湯装置
JPS59212640A (ja) * 1983-05-16 1984-12-01 Hitachi Chem Co Ltd 自動ふろ釜
JPS6082755A (ja) * 1983-10-13 1985-05-10 ダイキン工業株式会社 ヒ−トポンプ式浴槽水加熱冷却装置
JPS60235941A (ja) * 1984-05-08 1985-11-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 浴槽装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62258951A (ja) 1987-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2003064935A1 (fr) Chauffe-eau du type a pompe a chaleur
JP2897762B2 (ja) ヒートポンプ給湯機
JP5821002B2 (ja) 給湯システム
JP5082926B2 (ja) 給湯装置
JPH0587738B2 (ja)
JPH0354272B2 (ja)
EP3995752B1 (en) Hot water supply system
JP2002039616A (ja) 給湯装置
JPS63189739A (ja) ヒ−トポンプシステム
JP4148909B2 (ja) ヒートポンプ式給湯暖房装置
JP2881933B2 (ja) 給湯装置
JPH08121869A (ja) 自動風呂装置
JP4277794B2 (ja) ヒートポンプ式温水器
KR200162306Y1 (ko) 보일러의 바닥, 공간 겸용난방장치
JP2006138513A (ja) ヒートポンプ式給湯暖房装置
JP2003097813A (ja) 床暖房システム
JPS636360A (ja) 自動排水機構付き残り湯排熱回収システム
JP3850850B2 (ja) 貯湯式給湯装置
JP4382972B2 (ja) ヒートポンプ式給湯装置の運転方法及びヒートポンプ式給湯装置
JPH11166741A (ja) 温水床暖房装置
JPH11182865A (ja) 温水暖房装置
JPH07127894A (ja) 空気調和機の運転制御方法
JP2006138514A (ja) ヒートポンプ式給湯暖房装置
JP3487101B2 (ja) 温水暖房装置
JP2005016762A (ja) 温水暖房装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees