JP2897762B2 - ヒートポンプ給湯機 - Google Patents
ヒートポンプ給湯機Info
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Description
機能を有するヒートポンプ給湯機に関する。
外ユニット,室内ユニットおよび給湯タンクユニットを
備えて、冷暖房運転および給湯運転を行うものがある。
このヒートポンプ給湯機は、室外ユニットの圧縮機,四
路弁,室外熱交換器,減圧器および室内ユニットの室内熱
交換器を環状に接続して構成された冷媒回路と、上記圧
7縮機の吐出側に一端が接続され、他端が上記室外熱交
換器の減圧器側に電動膨張弁を介して接続された給湯熱
交換器とを有している。上記圧縮機から吐出された冷媒
を給湯熱交換器,電動膨張弁および室外熱交換器を循環
させると共に、循環ポンプにより給湯タンク内の水を給
湯熱交換器を介して循環させることによって、給湯タン
ク内の水を加熱して湯を沸かすヒートポンプ給湯運転を
行う。
ポンプ給湯機では、冬季にヒートポンプ給湯運転が装置
の故障によって湯温を保てなくなると、給湯タンク内の
水が凍結する虞れがある。
等が故障しても、給湯タンク内の水の凍結を防止できる
ヒートポンプ給湯機を提供することにある。
め、請求項1のヒートポンプ給湯機は、圧縮機,室外熱
交換器,減圧器および室内熱交換器が環状に接続された
冷媒回路と、上記圧縮機の吐出側に一端が接続され、他
端が上記室外熱交換器と上記減圧器との間の冷媒配管に
電動膨張弁を介して接続された給湯熱交換器と、上記給
湯熱交換器を介して内部の水が加熱される給湯タンク
と、上記給湯タンク内の水を上記給湯熱交換器を介して
循環させる循環ポンプとを備えたヒートポンプ給湯機に
おいて、上記給湯タンク内の水の温度を検出する温度セ
ンサと、上記温度センサにより検出された上記給湯タン
ク内の水の温度が所定温度以下であるか否かを判別する
温度判別部と、上記給湯熱交換器を介して上記給湯タン
ク内の水を加熱することが可能か否かを上記冷媒回路の
状態に基づいて判別するヒートポンプ給湯判別部と、上
記温度判別部が上記給湯タンク内の水の温度が上記所定
温度以下であると判別し、かつ、上記ヒートポンプ給湯
判別部が上記給湯熱交換器を介して上記給湯タンク内の
水を加熱することができないと判別すると、上記循環ポ
ンプを動作させる循環ポンプ制御部とを備えたことを特
徴としている。
ば、冬季において、例えば、暖房運転中、外気温度が低
いときは、凝縮温度が低くなるため、ヒートポンプ給湯
運転を同時に行うことができなかったり、過負荷等によ
り過電流保護が働いて、ヒートポンプ給湯運転ができな
かったりするような状態に上記冷媒回路がある場合、上
記給湯タンク内の湯温を保つことができず、給湯タンク
内の水温が低下する。そして、上記温度判別部が給湯タ
ンク内の水の温度が所定温度(例えば凍結温度よりも1
〜2℃高い温度)以下であると判別し、かつ、上記冷媒回
路の状態に基づいてヒートポンプ給湯判別部が給湯熱交
換器を介して給湯タンク内の水を加熱することができな
いと判別すると、すなわち、ヒートポンプ給湯運転がで
きないと判別すると、上記循環ポンプ制御部により循環
ポンプを動作させて、給湯タンク内の水を給湯熱交換器
を介して循環させる。そうすることによって、上記給湯
タンク内の水を流動させて、凍結温度以下でも凍結しな
いようにする。したがって、ヒートポンプが故障して
も、循環ポンプを運転することによって、給湯タンク内
の水の凍結を防止でき、信頼性を向上できる。
圧縮機,室外熱交換器,減圧器および室内熱交換器が環状
に接続された冷媒回路と、上記圧縮機の吐出側に一端が
接続され、他端が上記室外熱交換器と上記減圧器との間
の冷媒配管に電動膨張弁を介して接続された給湯熱交換
器と、上記給湯熱交換器を介して内部の水が加熱される
給湯タンクと、上記給湯タンク内の水を上記給湯熱交換
器を介して循環させる循環ポンプと、上記給湯タンク内
の水を加熱するヒータとを備えたヒートポンプ給湯機に
おいて、上記給湯タンク内の水の温度を検出する温度セ
ンサと、上記温度センサにより検出された上記給湯タン
ク内の水の温度が所定温度以下であるか否かを判別する
温度判別部と、上記給湯熱交換器を介して上記給湯タン
ク内の水を加熱することが可能か否かを上記冷媒回路の
状態に基づいて判別するヒートポンプ給湯判別部と、上
記温度判別部が上記給湯タンク内の水の温度が上記所定
温度以下であると判別し、かつ、上記ヒートポンプ給湯
判別部が上記給湯熱交換器を介して上記給湯タンク内の
水を加熱することができないと判別すると、上記ヒータ
に通電させるヒータ制御部とを備えたことを特徴として
いる。
ば、冬季において、例えば、暖房運転中、外気温度が低
いときは、凝縮温度が低くなるため、ヒートポンプ給湯
運転を同時に行うことができなかったり、過負荷等によ
り過電流保護が働いて、ヒートポンプ給湯運転ができな
かったりするような状態に上記冷媒回路がある場合、上
記給湯タンク内の湯温を保つことができず、給湯タンク
内の水温が低下する。そして、上記温度判別部が給湯タ
ンク内の水の温度が所定温度(例えば凍結温度よりも1
〜2℃高い温度)以下であると判別し、かつ、上記冷媒
回路の状態に基づいてヒートポンプ給湯判別部が給湯熱
交換器を介して給湯タンク内の水を加熱することができ
ないと判別すると、すなわち、ヒートポンプ給湯運転が
できないと判別すると、上記ヒータ制御部により上記ヒ
ータに通電させて、給湯タンク内の水を加熱する。そう
することによって、給湯タンク内の水を温めて、凍結し
ないようにする。したがって、ヒートポンプが故障して
も、ヒータを通電することによって、給湯タンク内の水
の凍結を防止でき、信頼性を向上できる。
圧縮機,室外熱交換器,減圧器および室内熱交換器が環状
に接続された冷媒回路と、上記圧縮機の吐出側に一端が
接続され、他端が上記室外熱交換器と上記減圧器との間
の冷媒配管に電動膨張弁を介して接続された給湯熱交換
器と、上記給湯熱交換器を介して内部の水が加熱される
給湯タンクと、上記給湯タンク内の水を上記給湯熱交換
器を介して循環させる循環ポンプと、上記給湯タンク内
の水を加熱するヒータとを備えたヒートポンプ給湯機に
おいて、上記給湯タンク内の水の温度を検出する温度セ
ンサと、上記温度センサにより検出された上記給湯タン
ク内の水の温度が所定温度以下であるか否かを判別する
温度判別部と、上記給湯熱交換器を介して上記給湯タン
ク内の水を加熱することが可能か否かを上記冷媒回路の
状態に基づいて判別するヒートポンプ給湯判別部と、上
記ヒータが通電可能か否かを判別するヒータ判別部と、
上記温度判別部が上記給湯タンク内の水の温度が上記所
定温度以下であると判別し、かつ、上記ヒートポンプ給
湯判別部が上記給湯熱交換器を介して上記給湯タンク内
の水を加熱することができないと判別し、かつ、上記ヒ
ータ判別部が上記ヒータが通電不能であると判別する
と、上記循環ポンプを動作させる循環ポンプ制御部とを
備えたことを特徴としている。
ば、冬季において、例えば、暖房運転中、外気温度が低
いときは、凝縮温度が低くなるため、ヒートポンプ給湯
運転を同時に行うことができなかったり、過負荷等によ
り過電流保護が働いて、ヒートポンプ給湯運転ができな
かったりするような状態に上記冷媒回路がある場合、さ
らに、上記給湯タンク内の水を加熱するヒータが通電で
きない故障が発生した場合、上記給湯タンク内の湯温を
保つことができず、給湯タンク内の水温が低下する。そ
して、上記温度判別部が給湯タンク内の水の温度が所定
温度(例えば凍結温度よりも1〜2℃高い温度)以下であ
ると判別し、かつ、上記冷媒回路の状態に基づいてヒー
トポンプ給湯判別部が給湯熱交換器を介して給湯タンク
内の水を加熱することができないと判別し、かつ、上記
ヒータ判別部がヒータが通電不能であると判別すると、
上記循環ポンプ制御部により循環ポンプを動作させて、
給湯タンク内の水を給湯熱交換器を介して循環させる。
そうすることによって、給湯タンク内の水を流動させ
て、凍結温度以下でも凍結しないようにする。したがっ
て、ヒートポンプやヒータが故障しても、循環ポンプを
運転することによって、給湯タンク内の水の凍結を防止
でき、信頼性を向上できる。
湯機を図示の実施の形態により詳細に説明する。
ンプ給湯機の回路図である。このヒートポンプ給湯機
は、室外ユニット1,室内ユニット2および給湯タンク
ユニット3を備えている。上記室外ユニット1は、圧縮
機11と、上記圧縮機11の吐出側に接続された四路弁
12と、上記四路弁12に一端が接続された室外熱交換
器13と、上記室外熱交換器13の他端に一端が接続さ
れた電動膨張弁EV1とを有している。上記電動膨張弁
EV1の他端に減圧器としての電動膨張弁EV2の一端
を接続している。また、上記室外ユニット1の電動膨張
弁EV2の他端と室内ユニット2の室内熱交換器14の
一端と接続している。上記室内ユニット2の室内熱交換
器14の他端を室外ユニット1の四路弁12,アキュム
レータ17を介して圧縮機11の吸入側に接続してい
る。また、上記圧縮機11と四路弁12との間の冷媒配
管31に電磁弁21を配設している。上記圧縮機11,
室外熱交換器13,電動膨張弁EV2および室内熱交換
器14で冷媒回路を構成している。
クユニット3の二重管構造の給湯熱交換器15の一端を
冷媒配管34により接続して、その冷媒配管34に電磁
弁22を配設している。上記給湯熱交換器15の他端を
電動膨張弁EV1と電動膨張弁EV2との間の冷媒配管
32に電動膨張弁EV3を介して接続している。上記給
湯熱交換器15の内管15aの上端を給湯タンク16の
中間位置に接続する一方、給湯熱交換器15の内管15
aの下端を給湯タンク16の底に接続している。上記給
湯タンク16内の湯を給湯熱交換器15の内管15aを
介して循環ポンプ18により循環させる。上記給湯タン
ク16内に加熱用のヒータ19を配置すると共に、給湯
タンク16内の水温を検出する温度センサ23を、給湯
タンク16内の水温が最も低くなる下部に配置してい
る。
11や電動膨張弁EV1,EV2,EV3等を制御する制
御装置10を備えている。上記制御装置10は、マイク
ロコンピュータと入出力回路等からなり、上記温度セン
サ23により検出された給湯タンク16内の水温が所定
温度(例えば1〜2℃)以下であるか否かを判別する温度
判別部10aと、ヒートポンプ給湯が可能か否かを判別
するヒートポンプ給湯判別部10bと、ヒータ19に通
電可能か否かを判別するヒータ通電判別部10cと、上
記循環ポンプ18を運転する循環ポンプ制御部10d
と、ヒータ19の通電を制御するヒータ制御部10eと
を有している。
止した状態で暖房運転するときは、図1に示すように、
四路弁12を点線の切換位置に切り換えて、電磁弁21
を開く一方、電磁弁22を閉じると共に、電動膨張弁E
V1を全開にし、電動膨張弁EV2を所定開度にし、電
動膨張弁EV3を閉じる。そして、上記圧縮機11から
吐出された冷媒は、電磁弁21,室内熱交換器14,電動
膨張弁EV2,電動膨張弁EV1,室外熱交換器13およ
びアキュムレータ17の順に循環して、室内を暖房す
る。
湯運転するときは、四路弁12を点線の切換位置に切り
換えて、電磁弁21を閉じる一方、電磁弁22を開くと
共に、電動膨張弁EV1を全開にし、電動膨張弁EV2
を閉じ、電動膨張弁EV3を所定開度にする。そして、
上記圧縮機11から吐出された冷媒は、電磁弁22,給
湯熱交換器15,電動膨張弁EV3,電動膨張弁EV1,
室外熱交換器13およびアキュムレータ17の順に循環
して、給湯タンク16内の湯を沸かす。
を示すフローチャートである。
制御装置10の動作について説明する。
1で温度判別部10aにより水温が所定温度以下か否か
を判別する。そして、ステップS1で温度判別部10a
が水温が所定温度以下であると判別すると、すなわち、
温度センサ23により検出された給湯タンク16内の水
温が所定温度以下であるとき、ステップS2に進む一
方、温度判別部10aにより水温が所定温度を越えてい
ると判別すると、ステップS1を繰り返す。
に基づいてヒートポンプ給湯判別部10bによりヒート
ポンプ給湯運転が可能か否かを判別する。例えば、上記
ヒートポンプ給湯判別部10bは、外気温度が低い暖房
運転中に、圧縮機11の吐出管温度が低くいために、ヒ
ートポンプ給湯運転を同時に行うことができない場合
や、過負荷等により過電流保護が動作した場合、ヒート
ポンプ給湯運転ができないと判別するのである。そし
て、ステップS2でヒートポンプ給湯判別部10bがヒ
ートポンプ給湯運転が可能であると判別すると、ステッ
プS3に進み、ヒートポンプ給湯運転による凍結防止を
行う。すなわち、上記圧縮機11,給湯熱交換器15,電
動膨張弁EV3,電動膨張弁膨張弁EV1および室外熱
交換器13で構成されるヒートポンプにより給湯タンク
16内の水を給湯熱交換器15を介して加熱するのであ
る。このとき、上記循環ポンプ18を運転して、給湯タ
ンク16内の湯を給湯熱交換器15を介して循環させ
る。そして、ヒートポンプ給湯運転による凍結防止の処
理が終了すると、ステップS1に戻る。
別部10bがヒートポンプ給湯運転が不能であると判別
すると、ステップS4に進み、ヒータ判別部10cによ
りヒータ19が通電可能であるか否かを判別する。そう
して、ステップS4でヒータ判別部10cによりヒータ
19が通電可能であると判別すると、ステップS5に進
み、ヒータ通電による凍結防止を行う。例えば、上記温
度センサ23により検出される給湯タンク16内の水の
温度が所定温度よりも高い設定温度以上になるまで、ヒ
ータ19に通電する。そして、ヒータ通電による凍結防
止の処理を終了すると、ステップS1に戻る。
によりヒータ19が通電不能であると判別すると、ステ
ップS6に進み、循環ポンプ制御部10dにより循環ポ
ンプ18を運転して、循環ポンプ運転による凍結防止を
行う。上記循環ポンプ18を運転することによって、給
湯タンク16内の水を給湯熱交換器15を介して循環さ
せる。そして、循環ポンプ運転による凍結防止の処理の
後、ステップS1に戻る。
例えば冬季に、上記圧縮機11,給湯熱交換器15,電動
膨張弁EV3および室外熱交換器13で構成されるヒー
トポンプが動作しない故障(圧縮機11や電動膨張弁E
V3等の故障)が発生し、さらに、ヒータ19が通電で
きない故障が発生した場合、給湯タンク16内の湯温を
保つことができず、給湯タンク16内の水温が低下す
る。そして、上記制御装置10の温度判別部10aが給
湯タンク16内の水の温度が所定温度以下であると判別
し、かつ、ヒートポンプ給湯判別部10bがヒートポン
プ給湯運転ができないと判別し、かつ、ヒータ判別部1
0cがヒータ19が通電不能であると判別すると、循環
ポンプ制御部10dにより循環ポンプ18を動作させ
て、給湯タンク16内の水を給湯熱交換器15を介して
循環させる。そうして、上記給湯タンク16内の水を流
動させることによって、凍結温度以下でも凍結しないよ
うにする。なお、上記ヒートポンプ給湯判別部10bが
給湯熱交換器15を介して給湯タンク16内の水を加熱
することが可能であると判別した場合は、上記圧縮機1
1と循環ポンプ18とを運転して、給湯タンク16内の
水を給湯熱交換器15を介して循環させ、圧縮機11,
給湯熱交換器15,電動膨張弁EV3および室外熱交換
器13で構成されるヒートポンプにより給湯熱交換器1
5を介して給湯タンク16内の水を加熱する。
故障しても、循環ポンプ18を運転することによって、
給湯タンク16内の水の凍結を防止でき、信頼性を向上
することができる。
あるときは、ヒータ通電による凍結防止を行ったが、ヒ
ータ通電による凍結防止はなくともよい。その場合、温
度判別部が温度センサにより検出された給湯タンク内の
水温が所定温度以下であると判別し、かつヒートポンプ
給湯判別部がヒートポンプ給湯運転が不能であると判別
すると、循環ポンプ運転による凍結防止を行う。
転による凍結防止を行ったが、循環ポンプ運転による凍
結防止はなくともよい。
2を切り換えて、冷暖房運転を行うヒートポンプ給湯機
について説明したが、四路弁のない暖房運転と給湯運転
を行うヒートポンプ給湯機についてこの発明を適用して
もよい。
て開度調整可能な電動膨張弁EV2を用いたが、開度が
一定の減圧器を用いてもよい。
ける室内ユニットの数や給湯熱交換器の構造は、上記実
施の形態に限定されない。
明のヒートポンプ給湯機は、圧縮機,室外熱交換器,減圧
器および室内熱交換器が環状に接続された冷媒回路と、
上記圧縮機の吐出側に一端が接続され、他端が室外熱交
換器と減圧器との間の冷媒配管に電動膨張弁を介して接
続された給湯熱交換器と、上記給湯熱交換器を介して内
部の水が加熱される給湯タンクと、上記給湯タンク内の
水を給湯熱交換器を介して循環させる循環ポンプとを備
えたヒートポンプ給湯機において、温度判別部が温度セ
ンサにより検出された給湯タンク内の水の温度が所定温
度以下であると判別し、かつ、ヒートポンプ給湯判別部
が上記冷媒回路の状態に基づいて給湯熱交換器を介して
給湯タンク内の水を加熱することができないと判別する
と、循環ポンプ制御部により循環ポンプを動作させるも
のである。
プ給湯機によれば、冬季に、ヒートポンプの故障により
給湯タンク内の湯温を保つことができず、給湯タンク内
の水温が低下して、上記温度判別部が給湯タンク内の水
の温度が例えば凍結温度よりも1〜2℃高い所定温度以
下であると判別し、かつ、上記ヒートポンプ給湯判別部
が給湯熱交換器を介して給湯タンク内の水を加熱するこ
とができないと判別すると、上記循環ポンプ制御部によ
り循環ポンプを動作させて、給湯タンク内の水を給湯熱
交換器を介して循環させて、給湯タンク内の水を流動さ
せて、凍結温度以下でも凍結しないようにするので、ヒ
ートポンプが故障しても、給湯タンク内の水の凍結を防
止でき、信頼性を向上することができる。
機は、圧縮機,室外熱交換器,減圧器および室内熱交換器
が環状に接続された冷媒回路と、上記圧縮機の吐出側に
一端が接続され、他端が室外熱交換器と減圧器との間の
冷媒配管に電動膨張弁を介して接続された給湯熱交換器
と、上記給湯熱交換器を介して内部の水が加熱される給
湯タンクと、上記給湯タンク内の水を給湯熱交換器を介
して循環させる循環ポンプと、上記給湯タンク内の水を
加熱するヒータとを備えたヒートポンプ給湯機におい
て、温度判別部が温度センサにより検出された給湯タン
ク内の水の温度が所定温度以下であると判別し、かつ、
ヒートポンプ給湯判別部が上記冷媒回路の状態に基づい
て給湯熱交換器を介して給湯タンク内の水を加熱するこ
とができないと判別すると、ヒータ制御部によりヒータ
に通電させるものである。
プ給湯機によれば、冬季に、ヒートポンプの故障により
給湯タンク内の湯温を保つことができず、給湯タンク内
の水温が低下して、上記温度判別部が給湯タンク内の水
の温度が凍結温度よりも1〜2℃高い所定温度以下であ
ると判別し、かつ、上記ヒートポンプ給湯判別部が給湯
熱交換器を介して給湯タンク内の水を加熱することがで
きないと判別すると、上記ヒータ制御部により上記ヒー
タに通電させて、給湯タンク内の水を加熱することによ
って、給湯タンク内の水を温めて、凍結しないようにす
るので、ヒートポンプが故障しても、給湯タンク内の水
の凍結を防止でき、信頼性を向上することができる。
機は、圧縮機,室外熱交換器,減圧器および室内熱交換器
が環状に接続された冷媒回路と、上記圧縮機の吐出側に
一端が接続され、他端が室外熱交換器と減圧器との間の
冷媒配管に電動膨張弁を介して接続された給湯熱交換器
と、上記給湯熱交換器を介して内部の水が加熱される給
湯タンクと、上記給湯タンク内の水を給湯熱交換器を介
して循環させる循環ポンプと、上記給湯タンク内の水を
加熱するヒータとを備えたヒートポンプ給湯機におい
て、温度判別部が温度センサにより検出された給湯タン
ク内の水の温度が所定温度以下であると判別し、かつ、
ヒートポンプ給湯判別部が上記冷媒回路の状態に基づい
て給湯熱交換器を介して給湯タンク内の水を加熱するこ
とができないと判別し、かつ、ヒータ判別部がヒータが
通電不能であると判別すると、循環ポンプ制御部により
循環ポンプを動作させるものである。
プ給湯機によれば、冬季に、ヒートポンプが故障し、さ
らに、上記ヒータが故障した場合、上記給湯タンク内の
湯温を保つことができず、給湯タンク内の水温が低下し
て、上記温度判別部が給湯タンク内の水の温度が凍結温
度よりも1〜2℃高い所定温度以下であると判別し、か
つ、上記ヒートポンプ給湯判別部が給湯熱交換器を介し
て給湯タンク内の水を加熱することができない判別し、
かつ、上記ヒータ判別部がヒータが通電不能であると判
別すると、上記循環ポンプ制御部により循環ポンプを動
作させて、給湯タンク内の水を給湯熱交換器を介して循
環させることによって、給湯タンク内の水を流動させ
て、凍結温度以下でも凍結しないようにするので、ヒー
トポンプやヒータが故障しても、給湯タンク内の水の凍
結を防止でき、信頼性を向上することができる。
プ給湯機の回路図である。
処理を示すフローチャートである。
ユニット、10…制御装置、10a…温度判別部、10b
…ヒートポンプ給湯判別部、10c…ヒータ判別部、1
0d…循環ポンプ制御部、10e…ヒータ制御部、11…
圧縮機、12…四路弁、13…室外熱交換器、14…室
内熱交換器、15…給湯熱交換器、16…給湯タンク、
17…アキュムレータ、18…循環ポンプ、19…ヒー
タ、21,22…電磁弁、23…温度センサ、EV1,E
V2,EV3…電動膨張弁。
Claims (3)
- 【請求項1】 圧縮機(11),室外熱交換器(13),減圧
器(EV2)および室内熱交換器(14)が環状に接続され
た冷媒回路と、上記圧縮機(11)の吐出側に一端が接続
され、他端が上記室外熱交換器(13)と上記減圧器(E
V2)との間の冷媒配管(32)に電動膨張弁(EV3)を
介して接続された給湯熱交換器(15)と、上記給湯熱交
換器(15)を介して内部の水が加熱される給湯タンク
(16)と、上記給湯タンク(16)内の水を上記給湯熱交
換器(15)を介して循環させる循環ポンプ(18)とを備
えたヒートポンプ給湯機において、 上記給湯タンク(16)内の水の温度を検出する温度セン
サ(23)と、 上記温度センサ(23)により検出された上記給湯タンク
(16)内の水の温度が所定温度以下であるか否かを判別
する温度判別部(10a)と、 上記給湯熱交換器(15)を介して上記給湯タンク(16)
内の水を加熱することが可能か否かを上記冷媒回路の状
態に基づいて判別するヒートポンプ給湯判別部(10b)
と、 上記温度判別部(10a)が上記給湯タンク(16)内の水
の温度が上記所定温度以下であると判別し、かつ、上記
ヒートポンプ給湯判別部(10b)が上記給湯熱交換器(1
5)を介して上記給湯タンク(16)内の水を加熱するこ
とができないと判別すると、上記循環ポンプ(18)を動
作させる循環ポンプ制御部(10d)とを備えたことを特
徴とするヒートポンプ給湯機。 - 【請求項2】 圧縮機(11),室外熱交換器(13),減圧
器(EV2)および室内熱交換器(14)が環状に接続され
た冷媒回路と、上記圧縮機(11)の吐出側に一端が接続
され、他端が上記室外熱交換器(13)と上記減圧器(E
V2)との間の冷媒配管(32)に電動膨張弁(EV3)を
介して接続された給湯熱交換器(15)と、上記給湯熱交
換器(15)を介して内部の水が加熱される給湯タンク
(16)と、上記給湯タンク(16)内の水を上記給湯熱交
換器(15)を介して循環させる循環ポンプ(18)と、上
記給湯タンク(16)内の水を加熱するヒータ(19)とを
備えたヒートポンプ給湯機において、 上記給湯タンク(16)内の水の温度を検出する温度セン
サ(23)と、 上記温度センサ(23)により検出された上記給湯タンク
(16)内の水の温度が所定温度以下であるか否かを判別
する温度判別部(10a)と、 上記給湯熱交換器(15)を介して上記給湯タンク(16)
内の水を加熱することが可能か否かを上記冷媒回路の状
態に基づいて判別するヒートポンプ給湯判別部(10b)
と、 上記温度判別部(10a)が上記給湯タンク(16)内の水
の温度が上記所定温度以下であると判別し、かつ、上記
ヒートポンプ給湯判別部(10b)が上記給湯熱交換器(1
5)を介して上記給湯タンク(16)内の水を加熱するこ
とができないと判別すると、上記ヒータ(19)に通電さ
せるヒータ制御部(10e)とを備えたことを特徴とする
ヒートポンプ給湯機。 - 【請求項3】 圧縮機(11),室外熱交換器(13),減圧
器(EV2)および室内熱交換器(14)が環状に接続され
た冷媒回路と、上記圧縮機(11)の吐出側に一端が接続
され、他端が上記室外熱交換器(13)と上記減圧器(E
V2)との間の冷媒配管(32)に電動膨張弁(EV3)を
介して接続された給湯熱交換器(15)と、上記給湯熱交
換器(15)を介して内部の水が加熱される給湯タンク
(16)と、上記給湯タンク(16)内の水を上記給湯熱交
換器(15)を介して循環させる循環ポンプ(18)と、上
記給湯タンク(16)内の水を加熱するヒータ(19)とを
備えたヒートポンプ給湯機において、 上記給湯タンク(16)内の水の温度を検出する温度セン
サ(23)と、 上記温度センサ(23)により検出された上記給湯タンク
(16)内の水の温度が所定温度以下であるか否かを判別
する温度判別部(10a)と、 上記給湯熱交換器(15)を介して上記給湯タンク(16)
内の水を加熱することが可能か否かを上記冷媒回路の状
態に基づいて判別するヒートポンプ給湯判別部(10b)
と、 上記ヒータ(19)が通電可能か否かを判別するヒータ判
別部(10c)と、 上記温度判別部(10a)が上記給湯タンク(16)内の水
の温度が上記所定温度以下であると判別し、かつ、上記
ヒートポンプ給湯判別部(10b)が上記給湯熱交換器(1
5)を介して上記給湯タンク(16)内の水を加熱するこ
とができないと判別し、かつ、上記ヒータ判別部(10
c)が上記ヒータ(19)が通電不能であると判別すると、
上記循環ポンプ(18)を動作させる循環ポンプ制御部
(10d)とを備えたことを特徴とするヒートポンプ給湯
機。
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- 1997-08-08 JP JP21506497A patent/JP2897762B2/ja not_active Expired - Fee Related
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