JPH0587721B2 - - Google Patents
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- JPH0587721B2 JPH0587721B2 JP60277606A JP27760685A JPH0587721B2 JP H0587721 B2 JPH0587721 B2 JP H0587721B2 JP 60277606 A JP60277606 A JP 60277606A JP 27760685 A JP27760685 A JP 27760685A JP H0587721 B2 JPH0587721 B2 JP H0587721B2
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- heavy oil
- steam
- heating
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23K—FEEDING FUEL TO COMBUSTION APPARATUS
- F23K5/00—Feeding or distributing other fuel to combustion apparatus
- F23K5/02—Liquid fuel
- F23K5/08—Preparation of fuel
- F23K5/10—Mixing with other fluids
- F23K5/12—Preparing emulsions
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Spray-Type Burners (AREA)
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は高粘度の重油をNOXを減少せしめつ
つ効率的に燃焼させるようになした重油燃焼装置
に関するものである。
つ効率的に燃焼させるようになした重油燃焼装置
に関するものである。
高粘度の重油を燃焼する場合、常温の状態では
粘度が高く、バーナにて噴霧しても十分な微粒化
が行えず、燃焼効率を低下させるものとなる。こ
のため重油を適正粘度になるよう加熱している。
この重油加熱手段として電気式ヒータ、蒸気式ヒ
ータを用い、第２図に示す如く燃料としての重油
と熱交換器２０を介して熱交換している。このた
め熱交換器を必要とし、かつ熱交換効率も悪く、
蒸気式ヒータであれば多量の蒸気を必要とする。
さらに陸用バーナにおいては排ガス規制を受け、
特に重油燃焼バーナにあつてはSOX、NOX、媒
塵が規制されている。このNOX、媒塵を低減さ
せる対策として種々の燃焼技術が用いられ、低
NOX化には燃焼温度を下げることが有効で、こ
のため燃料中に水を加えて燃料と水をエマルジヨ
ン化して燃焼せしめている。
粘度が高く、バーナにて噴霧しても十分な微粒化
が行えず、燃焼効率を低下させるものとなる。こ
のため重油を適正粘度になるよう加熱している。
この重油加熱手段として電気式ヒータ、蒸気式ヒ
ータを用い、第２図に示す如く燃料としての重油
と熱交換器２０を介して熱交換している。このた
め熱交換器を必要とし、かつ熱交換効率も悪く、
蒸気式ヒータであれば多量の蒸気を必要とする。
さらに陸用バーナにおいては排ガス規制を受け、
特に重油燃焼バーナにあつてはSOX、NOX、媒
塵が規制されている。このNOX、媒塵を低減さ
せる対策として種々の燃焼技術が用いられ、低
NOX化には燃焼温度を下げることが有効で、こ
のため燃料中に水を加えて燃料と水をエマルジヨ
ン化して燃焼せしめている。
したがつて、従来高粘度の重油を燃料として使
用するために粘度を調整するための燃料加熱手段
とエマルジヨン化のための水を加える加水手段と
を個別に有している。
用するために粘度を調整するための燃料加熱手段
とエマルジヨン化のための水を加える加水手段と
を個別に有している。
本発明は、上記従来の技術に鑑み、簡易な装置
で高粘度の重油でもNOX、媒塵等の規制範囲内
で、かつ効果的に燃焼させることが可能な重油燃
焼装置を提供することを目的とする。
で高粘度の重油でもNOX、媒塵等の規制範囲内
で、かつ効果的に燃焼させることが可能な重油燃
焼装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、重油と高
温の蒸気を混合して重油を燃焼に適した温度まで
予熱するとともに、重油と水のエマルジヨンを形
成した後、燃焼させる重油燃焼装置において、中
央に円錐状体を有し、外周に複数の透孔を穿設し
た混合プレートを円筒体内に所定間隔に多段に配
設してなる重油と高温の蒸気の混合部材を有して
なることを要旨とする。
温の蒸気を混合して重油を燃焼に適した温度まで
予熱するとともに、重油と水のエマルジヨンを形
成した後、燃焼させる重油燃焼装置において、中
央に円錐状体を有し、外周に複数の透孔を穿設し
た混合プレートを円筒体内に所定間隔に多段に配
設してなる重油と高温の蒸気の混合部材を有して
なることを要旨とする。
高粘度の重油を送油する供給管内に所望の温度
と圧力を有する蒸気を直接吹き込み、混合部材に
おいて、重油と高温の蒸気の間で直接熱交換をさ
せて重油を予熱するとともに、重油と吹き込まれ
た蒸気が微細水滴となつた水とでエマルジヨンを
形成した後、効率的に燃焼させる。
と圧力を有する蒸気を直接吹き込み、混合部材に
おいて、重油と高温の蒸気の間で直接熱交換をさ
せて重油を予熱するとともに、重油と吹き込まれ
た蒸気が微細水滴となつた水とでエマルジヨンを
形成した後、効率的に燃焼させる。
以下本発明を図面に示す実施例に基づいて説明
する。
する。
第１図は本発明の重油燃焼装置の使用例を示す
一実施例図である。高粘度の重油は供給管１内を
送油されるが、まずストレーナ２にて濾過する。
これは重油（Ｃ重油）中にスラツジ、その他の夾
雑物が混入されているため、バーナノズルを詰ま
らせないように予めこれらをストレーナにて除去
する。その後、加圧ポンプ３にて所望圧まで加圧
し、上記管１内を送油する。この供給管１内には
流量調整弁４が設けられる。この供給管１に重油
を加熱し、かつエマルジヨン化する装置５を接続
する。この加熱・エマルジヨン化装置５には蒸気
圧調整弁９を具備した蒸気供給管８が接続されて
おり、この加熱・エマルジヨン化装置５内に供給
された重油中に直接、所定の温度と圧力を持つ蒸
気を吹き込み、蒸気の持つ熱エネルギーを重油に
伝達、すなわち熱交換させるとともに、蒸気圧を
利用して同時に蒸気と重油の混合を行う。これに
より、重油は予熱され、蒸気は重油との熱交換に
よつて凝縮し、微細な水滴となつて、この水と重
油とが混合され、エマルジヨン化される。
一実施例図である。高粘度の重油は供給管１内を
送油されるが、まずストレーナ２にて濾過する。
これは重油（Ｃ重油）中にスラツジ、その他の夾
雑物が混入されているため、バーナノズルを詰ま
らせないように予めこれらをストレーナにて除去
する。その後、加圧ポンプ３にて所望圧まで加圧
し、上記管１内を送油する。この供給管１内には
流量調整弁４が設けられる。この供給管１に重油
を加熱し、かつエマルジヨン化する装置５を接続
する。この加熱・エマルジヨン化装置５には蒸気
圧調整弁９を具備した蒸気供給管８が接続されて
おり、この加熱・エマルジヨン化装置５内に供給
された重油中に直接、所定の温度と圧力を持つ蒸
気を吹き込み、蒸気の持つ熱エネルギーを重油に
伝達、すなわち熱交換させるとともに、蒸気圧を
利用して同時に蒸気と重油の混合を行う。これに
より、重油は予熱され、蒸気は重油との熱交換に
よつて凝縮し、微細な水滴となつて、この水と重
油とが混合され、エマルジヨン化される。
加熱・エマルジヨン化装置５内には混合部材１
５が設けられ、蒸気と重油との混合が促進される
ようになつている。
５が設けられ、蒸気と重油との混合が促進される
ようになつている。
この混合部材１５は、第８図及び第１０図に示
すように、中央に円錐状体１５ｂを有し、外周に
複数の透孔１５ｃを穿設した混合プレート１５ａ
を円筒体１５ｅ内にスペーサ１５ｄにより所定間
隔をおいて多段に配設したもので、重油と高温の
蒸気の混合物が、円錐状体１５ｂの周面に当たり
ながら透孔１５ｃを通過することによつて、加
熱・エマルジヨン化が促進される。
すように、中央に円錐状体１５ｂを有し、外周に
複数の透孔１５ｃを穿設した混合プレート１５ａ
を円筒体１５ｅ内にスペーサ１５ｄにより所定間
隔をおいて多段に配設したもので、重油と高温の
蒸気の混合物が、円錐状体１５ｂの周面に当たり
ながら透孔１５ｃを通過することによつて、加
熱・エマルジヨン化が促進される。
エマルジヨン化された燃料は、この装置に接続
された燃料供給管１３を経てバーナ６へ供給され
る。この燃料供給管１３には、必要ならば重油弁
１０が設けられる。
された燃料供給管１３を経てバーナ６へ供給され
る。この燃料供給管１３には、必要ならば重油弁
１０が設けられる。
また、蒸気供給管８は途中で分岐されて、蒸気
圧力調整弁１１、蒸気弁１２を備えた分岐蒸気供
給管１４を介して蒸気の一部を燃料噴射媒体とし
て前記バーナ６に供給する。７はこのバーナ６の
火焔である。
圧力調整弁１１、蒸気弁１２を備えた分岐蒸気供
給管１４を介して蒸気の一部を燃料噴射媒体とし
て前記バーナ６に供給する。７はこのバーナ６の
火焔である。
第１２図及び第１３図に示す実施例は加熱エマ
ルジヨン化装置とバーナとを一体としたものであ
る。
ルジヨン化装置とバーナとを一体としたものであ
る。
該図において５１は外筒、５２は外筒５１内に
配設した混合部材で、混合部材５２は、第８図及
び第１０図に示した混合部材１５と同様のもの
で、中央に円錐状体５２ｂを有し、外周に複数の
透孔５２ｃを穿設した混合プレート５２ａを円筒
体５２ｅ内にスペーサ５２ｄにより所定間隔をお
いて多段に配設して構成する。混合部材５２に通
じる前室５３内に重油を供給する重油供給管１
と、蒸気を供給する蒸気供給管８とをそれぞれ接
続し、この前室で重油に蒸気を吹き込み、混合し
た状態で混合部材５２内へ送り込み、加熱・エマ
ルジヨン化した後、先端に設けたバツクプレート
５４よりアトマイザ５５へ導き、ノズルより噴射
するようになす。５６はキヤツプナツトである。
配設した混合部材で、混合部材５２は、第８図及
び第１０図に示した混合部材１５と同様のもの
で、中央に円錐状体５２ｂを有し、外周に複数の
透孔５２ｃを穿設した混合プレート５２ａを円筒
体５２ｅ内にスペーサ５２ｄにより所定間隔をお
いて多段に配設して構成する。混合部材５２に通
じる前室５３内に重油を供給する重油供給管１
と、蒸気を供給する蒸気供給管８とをそれぞれ接
続し、この前室で重油に蒸気を吹き込み、混合し
た状態で混合部材５２内へ送り込み、加熱・エマ
ルジヨン化した後、先端に設けたバツクプレート
５４よりアトマイザ５５へ導き、ノズルより噴射
するようになす。５６はキヤツプナツトである。
本発明の重油燃焼装置と従来の装置の重油加熱
温度に対する蒸気消費量の比較図を第３図に、加
熱重油量／加熱面積の比較図を第４図に、重油加
熱温度に対する使用蒸気圧力の比較図を第５図
に、NOX排出量の比較図を第６図に、媒塵排出
量の比較図を第７図に示す。
温度に対する蒸気消費量の比較図を第３図に、加
熱重油量／加熱面積の比較図を第４図に、重油加
熱温度に対する使用蒸気圧力の比較図を第５図
に、NOX排出量の比較図を第６図に、媒塵排出
量の比較図を第７図に示す。
本発明によれば、小形かつ簡易な装置により重
油と高温の蒸気の熱交換及びエマルジヨン化を効
率的に行うことができ、高粘度の重油でもNOX、
媒塵等を規制の範囲内で、効率的に燃焼させるこ
とができる。
油と高温の蒸気の熱交換及びエマルジヨン化を効
率的に行うことができ、高粘度の重油でもNOX、
媒塵等を規制の範囲内で、効率的に燃焼させるこ
とができる。
第１図は本発明の重油燃焼装置の使用例を示す
一実施例図、第２図は公知の燃焼方法を示す説明
図、第３図は重油加熱温度に対する蒸気消費量を
示す比較図、第４図は加熱重油量／加熱面積の比
較図、第５図は重油加熱温度に対する使用蒸気圧
力の比較図、第６図はNOX排出量の比較図、第
７図は媒塵排出量の比較図、第８図は加熱・エマ
ルジヨン化装置の一実施例を示す断面図、第９図
は第８図Ａ−Ａ線の断面図、第１０図は第８図Ｂ
−Ｂ線の断面図、第１１図は重油と蒸気との混合
方法を示す説明図、第１２図及び第１３図は加熱
エマルジヨン化装置にバーナを直結した実施例の
断面図である。 １は重油供給管、５は加熱・エマルジヨン化装
置、６はバーナ、８は蒸気供給管、１５，５２は
混合部材。
一実施例図、第２図は公知の燃焼方法を示す説明
図、第３図は重油加熱温度に対する蒸気消費量を
示す比較図、第４図は加熱重油量／加熱面積の比
較図、第５図は重油加熱温度に対する使用蒸気圧
力の比較図、第６図はNOX排出量の比較図、第
７図は媒塵排出量の比較図、第８図は加熱・エマ
ルジヨン化装置の一実施例を示す断面図、第９図
は第８図Ａ−Ａ線の断面図、第１０図は第８図Ｂ
−Ｂ線の断面図、第１１図は重油と蒸気との混合
方法を示す説明図、第１２図及び第１３図は加熱
エマルジヨン化装置にバーナを直結した実施例の
断面図である。 １は重油供給管、５は加熱・エマルジヨン化装
置、６はバーナ、８は蒸気供給管、１５，５２は
混合部材。
Claims (1)
- １ 重油と高温の蒸気を混合して重油を燃焼に適
した温度まで予熱するとともに、重油と水のエマ
ルジヨンを形成した後、燃焼させる重油燃焼装置
において、中央に円錐状体を有し、外周に複数の
透孔を穿設した混合プレートを円筒体内に所定間
隔に多段に配設してなる重油と高温の蒸気の混合
部材を有してなることを特徴とする重油燃焼装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27760685A JPS62138609A (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 | 重油燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27760685A JPS62138609A (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 | 重油燃焼装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62138609A JPS62138609A (ja) | 1987-06-22 |
| JPH0587721B2 true JPH0587721B2 (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=17585766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27760685A Granted JPS62138609A (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 | 重油燃焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62138609A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0512604Y2 (ja) * | 1988-02-17 | 1993-03-31 | ||
| US5175994A (en) * | 1991-05-03 | 1993-01-05 | United Technologies Corporation | Combustion section supply system having fuel and water injection for a rotary machine |
| US7416404B2 (en) * | 2005-04-18 | 2008-08-26 | General Electric Company | Feed injector for gasification and related method |
| ITVR20130082A1 (it) * | 2013-04-05 | 2014-10-06 | Fuber Ltd | Dispositivo e metodo per la realizzazione di emulsioni di acqua in olio combustibile o in una miscela contenente principalmente olio combustibile |
| WO2016074903A1 (en) | 2014-11-10 | 2016-05-19 | Eme International Limited | Device for mixing water and diesel oil, apparatus and process for producing a water/diesel oil micro-emulsion. |
| IT201600132801A1 (it) | 2016-12-30 | 2018-06-30 | Eme International Ltd | Apparato e processo per produrre liquido derivante da biomassa, biocarburante e biomateriale |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5760522A (en) * | 1980-09-26 | 1982-04-12 | Fujitsu Ltd | Thin film magnetic head |
| JPS58187714A (ja) * | 1982-04-27 | 1983-11-02 | Hitachi Zosen Corp | エマルジヨン燃焼法 |
-
1985
- 1985-12-09 JP JP27760685A patent/JPS62138609A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5760522A (en) * | 1980-09-26 | 1982-04-12 | Fujitsu Ltd | Thin film magnetic head |
| JPS58187714A (ja) * | 1982-04-27 | 1983-11-02 | Hitachi Zosen Corp | エマルジヨン燃焼法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62138609A (ja) | 1987-06-22 |
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| JPH0113211Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |