JPH058769U - ヘツド支持装置及び磁気ヘツド装置 - Google Patents

ヘツド支持装置及び磁気ヘツド装置

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JPH058769U
JPH058769U JP6374191U JP6374191U JPH058769U JP H058769 U JPH058769 U JP H058769U JP 6374191 U JP6374191 U JP 6374191U JP 6374191 U JP6374191 U JP 6374191U JP H058769 U JPH058769 U JP H058769U
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JP
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support
head
magnetic head
flexible body
fixed
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JP6374191U
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俊一 工藤
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TDK Corp
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TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スライダを小型化し、低質量化し、浮上量を低
下させた場合でも、ヘッドクラッシュを生じにくく、浮
上姿勢を安定に保ち得る耐久性の高いヘッド支持装置及
び磁気ヘッド装置を提供する。 【構成】支持体41は長手方向の一端側が固定端、他端
側が自由端となっている。可撓体42は一端が支持体4
1の自由端に連結され、他端が支持体41の固定端の方
向に向かって延びている。荷重用突起425は可撓体4
2の上面に設けられ、凸面が支持体41の下面に接触し
固定6されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として浮上型磁気ヘッドを支持するヘッド支持装置及びこのヘッ ド支持装置を用いた磁気ヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気ディスク装置には、従来より、磁気ディスクの走行によって生じる動圧を 利用して、磁気ディスクとの間に微小な空気ベアリングによる間隙を保って浮上 する磁気ヘッド装置が用いられている。この種の磁気ヘッド装置は、ヘッド支持 装置と磁気ヘッドとを有し、ヘッド支持装置が磁気ヘッドにピッチ運動及びロー ル運動を許容するように磁気ヘッドを支持している。このようなヘッド支持装置 は、例えば、特公昭58ー22827号公報等で知られており、金属薄板でなる 支持体の長手方向の一端にある自由端に、同じく金属薄板でなる可撓体を取付け 、この可撓体の下面に磁気ヘッドを取付けた構造となっていて、磁気ディスクに 磁気ヘッドを押付ける荷重力を与える。可撓体には、半球状の荷重用突起が設け られていて、この荷重用突起を介して、支持体の自由端から可撓体に荷重力を伝 えるようにしてある。荷重用突起はピッチ運動及びロール運動の自由度を最大限 確保するために、支持体の面と点接触するように配置されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来のヘッド支持装置または磁気ヘッド装置は、荷重用突起を支持体 に点接触させ、荷重用突起を介して磁気ヘッドに荷重を与えているから、磁気ヘ ッドに高度のピッチ運動及びロール運動を与えながら、必要な荷重を確保できる 。この構造は、浮上量の大きい領域において、磁気ヘッドにロール運動及びピッ チ運動を行なわせ、磁気ディスクに対する追従性を確保するのに有効である。
【0004】 しかしながら、高密度記録及び高速応答性等に対応するため、磁気ヘッドは、 小型化、低質量化及び低浮上量化の傾向が著しく顕著になっている。例えば、従 来の標準的なスライダ形状は、空気流出方向の長さが4.0mm、幅が3.2m m、厚みが0.85mm程度であったが、最近は、長さ1.1mm、幅1.2m m、厚み0.55mmで、浮上量0.1μm以下の小型、低質量及び低浮上量の 磁気ヘッドが提案され、実用化されつつある。かかる小型、低質量及び低浮上量 の磁気ヘッドに、形状、質量、浮上量の比較的大きな磁気ヘッドを対象にして開 発された従来のヘッド支持装置を組合せた場合、磁気ヘッドの自由度が高くなり 過ぎ、浮上姿勢が不安定になると共に、ヘッドクラッシュ等を起こし易くなり、 耐久性が悪くなるという問題点があることが分った。
【0005】 そこで、本考案の課題は、上述する従来の問題点を解決し、スライダを小型化 し、低質量化し、浮上量を低下させた場合でも、ヘッドクラッシュを生じにくく 、浮上姿勢を安定に保ち得る耐久性の高いヘッド支持装置及び磁気ヘッド装置を 提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題解決のため、本考案は、支持体と、可撓体と、荷重用突起とを有 するヘッド支持装置であって、 前記支持体は、長手方向の一端側が固定端、他端側が自由端となっており、 前記可撓体は、一端が前記支持体の自由端に連結され、他端が前記支持体の前 記固定端の方向に向かって延びており、 前記荷重用突起は、前記可撓体の上面または前記支持体の自由端付近の下面の 何れか一方に設けられ、凸面が前記支持体の下面または前記可撓体の上面に接触 し固定されていること を特徴とする。
【0007】 本考案に係る磁気ヘッド装置は、上述のヘッド支持装置と磁気ヘッドとを組合 せたことが特徴である。
【0008】
【作用】 荷重用突起は、凸面が支持体の下面または可撓体の上面に接触し固定されてい るから、磁気ヘッドに与えられるピッチ運動及びロール運動の自由度が制限され る。この結果、高密度記録及び高速応答性等に対応するため、磁気ヘッドを小型 化し、質量を低下させ、低浮上量化を図った場合でも、浮上姿勢が安定すると共 に、ヘッドクラッシュが生じにくくなり、耐久性が向上する。
【0009】
【実施例】
図1はヘッド支持装置及び磁気ヘッド装置を組込んだ磁気ディスク装置の構成 を示す図で、1は磁気ディスク、2は磁気ヘッド装置、3は位置決め機構である 。磁気ディスク1は、図示しない回転駆動機構により、矢印aの方向に回転駆動 される。磁気ヘッド装置2は、位置決め機構3により磁気ディスク1上で、矢印 b1 またはb2 の方向に駆動されて位置決めされ、それによって、所定のトラッ クにおいて、磁気ディスク1への書き込み及び読み出しが行なわれる。
【0010】 磁気ヘッド装置2は、ヘッド支持装置4と磁気ヘッド5とを有する。図2は磁 気ヘッド装置の正面図、図3は同じく底面図である。ヘッド支持装置4は、金属 薄板でなる支持体41の長手方向の一端にある自由端に、同じく金属薄板でなる 可撓体42を取付け、この可撓体42の下面に磁気ヘッド5を取付けた構造とな っていて、磁気ディスク1(図1参照)に磁気ヘッド5を押付ける荷重力を与え る。図示の可撓体42は、支持体41の長手方向軸線O1 と略平行して伸びる2 つの外側可撓性枠部421、422と、支持体41から離れた端において外側可 撓性枠部421、422を連結する横枠423と、横枠423の略中央部から外 側可撓性枠部421、422に略平行するように延びていて先端を自由端とした 舌状片424とを有して構成され、横枠423のある方向とは反対側の一端を、 支持体41の自由端付近に溶接等の手段によって取付けてある。
【0011】 可撓体42の舌状片424の上面には、例えば半球状の荷重用突起425が設 けられていて、この荷重用突起425により、支持体41の自由端から舌状片4 24へ荷重力を伝えるようにしてある。荷重用突起425は、図4に拡大して示 すように、凸面が支持体41の下面に接触し固定6されている。固定手段として は、接着剤による接着、スポット溶着またはビス、ハトメ等による機械的結合手 段が採用できる。図示は省略するが、荷重用突起425を支持体41の下面に設 け、荷重用突起425の凸面を可撓体42の舌状片424に固定してもよい。
【0012】 舌状片424の下面に磁気ヘッド5を接着等の手段によって取付けてある。磁 気ヘッド5は、長さ方向がヘッド支持装置4の長手方向に一致するように、磁気 ヘッド支持装置4に取付けられている。磁気ヘッド5は、スライダ51の側端面 に設けられたトランスデューサ52が空気流出端側または空気流入端側に位置す るようにして、ヘッド支持装置4に接着固定される。このようなタイプは、イン ラインタイプと呼ばれている。磁気ヘッド5はウィンチェスタ型磁気ヘッド、コ ンポジット型磁気ヘッドまたは薄膜磁気ヘッド等、浮上型磁気ヘッドとしてこれ まで提案され、またはこれから提案されることのあるものを広く用いることがで きる。また、媒体対向面がレールを有しレール表面を空気ベアリング面として用 いるもの、媒体対向面がレールを持たない平面状空気ベアリング面となっている もの等であってもよい。トランスジューサ52は誘導型磁気変換素子または磁気 抵抗効果素子を含み得る。
【0013】 上述の磁気ヘッド装置または磁気ディスク装置において、磁気ディスク1が回 転すると、スライダ51の空気ベアリング面に揚力動圧が発生し、磁気ヘッド5 はこの動圧とヘッド支持装置4から荷重用突起425を介して与えられる荷重と 釣合う浮上量で浮上する。駆動方式は、コンタクト.スタート.ストップ(CS S)方式でも、ダイナミックローディグ方式でもよい。
【0014】 ここで、荷重用突起425は、凸面が支持体4の下面に接触し固定6されてい るから、磁気ヘッド5に与えられるピッチ運動及びロール運動の自由度が制限さ れる。この結果、高密度記録及び高速応答性等に対応するため、磁気ヘッドを、 長さ1.1mm、幅1.2mm、厚み0.55mm程度まで小型化し、低質量化 し、浮上量0.1μm以下まで浮上量を低下させた場合でも、浮上姿勢が安定し 、ヘッドクラッシュが生じにくくなり、耐久性が向上する。
【0015】 図5は本考案に係るヘッド支持装置及び磁気ヘッド装置の別の実施例を示して いる。この実施例では、支持体41の自由端を延ばし、自由端の端部413に舌 状片424の一端を固定し、舌状片424の自由端となる他端側を支持体41の 固定端の方向に導き、その上面に荷重用突起425を設け、荷重用突起425の 凸面を支持体41の下面に固定6してある。この実施例の場合も、図2〜図4と 同様の作用効果が得られる。
【0016】
【発明の効果】
以上述べたように、本考案に係るヘッド支持装置及び磁気ヘッド装置は、支持 体と、可撓体と、荷重用突起とを有し、可撓体は一端が支持体の自由端に連結さ れ、他端が支持体の固定端の方向に向かって延びており、荷重用突起は可撓体の 上面または支持体の自由端付近の下面の何れか一方に設けられ、凸面が支持体の 下面または可撓体の上面に接触し固定されているから、高密度記録及び高速応答 性等に対応するため、磁気ヘッドを小型化し、質量を低下させ、低浮上量化を図 った場合でも、ヘッドクラッシュを生じにくく、耐久性に富むヘッド支持装置及 び磁気ヘッド装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るヘッド支持装置及び磁気ヘッド装
置を組込んだ磁気ディスク装置の構成を示す図である。
【図2】本考案に係るヘッド支持装置及び磁気ヘッド装
置の側面図である。
【図3】本考案に係るヘッド支持装置及び磁気ヘッド装
置の底面図である。
【図4】本考案に係るヘッド支持装置及び磁気ヘッド装
置の側面拡大部分断面図である。
【図5】本考案に係るヘッド支持装置及び磁気ヘッド装
置の他の実施例における側面拡大部分断面図である。
【符号の説明】
4 ヘッド支持装置 41 支持体 42 可撓体 425 荷重用突起 5 磁気ヘッド 51 スライダ 52 トランスジューサ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体と、可撓体と、荷重用突起とを有
    するヘッド支持装置であって、 前記支持体は、長手方向の一端側が固定端、他端側が自
    由端となっており、 前記可撓体は、一端が前記支持体の自由端に連結され、
    他端が前記支持体の前記固定端の方向に向かって延びて
    おり、 前記荷重用突起は、前記可撓体の上面または前記支持体
    の自由端付近の下面の何れか一方に設けられ、凸面が前
    記支持体の下面または前記可撓体の上面に接触し固定さ
    れていることを特徴とするヘッド支持装置。
  2. 【請求項2】 ヘッド支持装置と、磁気ヘッドとを含む
    磁気ヘッド装置であって、 前記ヘッド支持装置は、支持体と、可撓体と、荷重用突
    起とを有し、 前記支持体は、長手方向の一端側が固定端、他端側が自
    由端となっており、 前記可撓体は、一端が前記支持体の自由端に連結され、
    他端が前記支持体の前記固定端の方向に向かって延びて
    おり、 前記荷重用突起は、前記可撓体の上面または前記支持体
    の自由端付近の下面の何れか一方に設けられ、凸面が前
    記支持体の下面または前記可撓体の上面に接触し固定さ
    れており、 前記磁気ヘッドは、前記可撓体に取付けられていること
    を特徴とする磁気ヘッド装置。
JP6374191U 1991-07-17 1991-07-17 ヘツド支持装置及び磁気ヘツド装置 Withdrawn JPH058769U (ja)

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