JPH0587499A - 信管用安全装置 - Google Patents
信管用安全装置Info
- Publication number
- JPH0587499A JPH0587499A JP4051922A JP5192292A JPH0587499A JP H0587499 A JPH0587499 A JP H0587499A JP 4051922 A JP4051922 A JP 4051922A JP 5192292 A JP5192292 A JP 5192292A JP H0587499 A JPH0587499 A JP H0587499A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- pin
- shaft
- fuze
- safety device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F42—AMMUNITION; BLASTING
- F42C—AMMUNITION FUZES; ARMING OR SAFETY MEANS THEREFOR
- F42C15/00—Arming-means in fuzes; Safety means for preventing premature detonation of fuzes or charges
- F42C15/18—Arming-means in fuzes; Safety means for preventing premature detonation of fuzes or charges wherein a carrier for an element of the pyrotechnic or explosive train is moved
- F42C15/188—Arming-means in fuzes; Safety means for preventing premature detonation of fuzes or charges wherein a carrier for an element of the pyrotechnic or explosive train is moved using a rotatable carrier
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F42—AMMUNITION; BLASTING
- F42C—AMMUNITION FUZES; ARMING OR SAFETY MEANS THEREFOR
- F42C15/00—Arming-means in fuzes; Safety means for preventing premature detonation of fuzes or charges
- F42C15/24—Arming-means in fuzes; Safety means for preventing premature detonation of fuzes or charges wherein the safety or arming action is effected by inertia means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Air Bags (AREA)
- Fuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 信管用安全装置の点火位置でロータの拘束を
果たすのに最小の部材を用いて構成できるようにするこ
と、また起爆剤と起爆系列を構成する起爆薬との間に距
離を保つようにする。 【構成】 ロータ(4)は起爆剤と共に起爆薬(2)を
収容したハウジング(1)に装着される。このロータ
(4)は軸方向に重ねた3枚のディスクを有する。これ
らのディスクは起爆系列を形成するようにロータ(4)
のシャフト(7)を中心として回転する。ピン(3)と
平行に配置されるシャフト(7)は両者を横切る方向に
動作可能な拘束部材(8)と共にシュートバックピン装
置を構成する。安全位置においては、ロータ(4)はロ
ータハウジング(9)の底部(9.1)との間に距離を
置いてそこに空間(10)を保っている。一方、安全解
除位置では、ロータ(4)は起爆系列を形成する位置へ
回転し、このとき同時にロータハウジング(9)の底部
(9.1)と接する位置へ動く。
果たすのに最小の部材を用いて構成できるようにするこ
と、また起爆剤と起爆系列を構成する起爆薬との間に距
離を保つようにする。 【構成】 ロータ(4)は起爆剤と共に起爆薬(2)を
収容したハウジング(1)に装着される。このロータ
(4)は軸方向に重ねた3枚のディスクを有する。これ
らのディスクは起爆系列を形成するようにロータ(4)
のシャフト(7)を中心として回転する。ピン(3)と
平行に配置されるシャフト(7)は両者を横切る方向に
動作可能な拘束部材(8)と共にシュートバックピン装
置を構成する。安全位置においては、ロータ(4)はロ
ータハウジング(9)の底部(9.1)との間に距離を
置いてそこに空間(10)を保っている。一方、安全解
除位置では、ロータ(4)は起爆系列を形成する位置へ
回転し、このとき同時にロータハウジング(9)の底部
(9.1)と接する位置へ動く。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は火器から発射される砲弾
等に装着して使用される信管用安全装置に関する。
等に装着して使用される信管用安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】独国特許第1065758号明細書で説
明される信管用安全装置はロータの半径方向に延びる溝
に沿ってスプリングで支持されている滑り子を移動させ
るように構成したものである。この滑り子は上部および
下部滑り子を備え、点火薬ペレットないしカプセル並び
に起爆剤ペレットないしカプセルを信管の起爆チャンネ
ル部に移動させる。遅延動作形のものでは点火薬ペレッ
トおよび起爆剤ペレットをそれぞれ運ぶ2個の滑り子の
間に第3の滑り子を設けており、起爆動作を絶えさせ
ず、連続させることができる。
明される信管用安全装置はロータの半径方向に延びる溝
に沿ってスプリングで支持されている滑り子を移動させ
るように構成したものである。この滑り子は上部および
下部滑り子を備え、点火薬ペレットないしカプセル並び
に起爆剤ペレットないしカプセルを信管の起爆チャンネ
ル部に移動させる。遅延動作形のものでは点火薬ペレッ
トおよび起爆剤ペレットをそれぞれ運ぶ2個の滑り子の
間に第3の滑り子を設けており、起爆動作を絶えさせ
ず、連続させることができる。
【0003】独国特許第3107110号および第31
08659号にはロータ内で用いられるショートバック
ピン装置として知られた信管用安全装置が開示されてい
る。この装置は互いに平行を保って並ぶ2本のピンと、
この双方のピンの間に装着された1個のボールとを備え
ることに特徴を有する。
08659号にはロータ内で用いられるショートバック
ピン装置として知られた信管用安全装置が開示されてい
る。この装置は互いに平行を保って並ぶ2本のピンと、
この双方のピンの間に装着された1個のボールとを備え
ることに特徴を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この安全装置を備えた
砲弾が発火すると、2本のピンのうちの1本が動いてボ
ールを他のピンの円錐部に押し付け、円錐部、ボールお
よびピンの円筒面を通して力は装置に組込まれたスプリ
ングに及び安全装置が解除される。この安全装置が解除
される過程でロータはピンによって拘束されない。
砲弾が発火すると、2本のピンのうちの1本が動いてボ
ールを他のピンの円錐部に押し付け、円錐部、ボールお
よびピンの円筒面を通して力は装置に組込まれたスプリ
ングに及び安全装置が解除される。この安全装置が解除
される過程でロータはピンによって拘束されない。
【0005】本発明の目的は点火位置でロータの拘束を
果たすために最小の部材を用いて構成できる信管用安全
装置を提供することにある。
果たすために最小の部材を用いて構成できる信管用安全
装置を提供することにある。
【0006】また、別の目的は起爆剤と起爆系列を構成
する起爆薬との間に距離を保ってより安全性を高めるよ
うにした信管用安全装置を提供することにある。
する起爆薬との間に距離を保ってより安全性を高めるよ
うにした信管用安全装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するために、本発明はロータが上部に装着されるハウジ
ング内に収められた第1の起爆薬と、起爆系列を形成す
るように第1の起爆薬の上方に移動可能に設けられた点
火薬および起爆剤と、起爆系列に移動可能に設けられた
遅延発火薬とを具備してなる信管において、ロータのシ
ャフトとの間に距離を置き、かつ軸心をそれと平行にし
たピンに設け、このピンを軸方向に付勢させるようにス
プリングを装着し、シャフトとピンとの間にシャフトの
軸方向の動きを拘束する拘束部材を介装する。ここで、
信管が安全位置にあるとき、ロータとロータハウジング
の底部との間に空間を保ち、一方、点火位置にあると
き、起爆系列を形成するようにシャフトを中心として回
転し、かつ、軸方向に移動するロータによって空間を埋
めることを特徴とするものである。
するために、本発明はロータが上部に装着されるハウジ
ング内に収められた第1の起爆薬と、起爆系列を形成す
るように第1の起爆薬の上方に移動可能に設けられた点
火薬および起爆剤と、起爆系列に移動可能に設けられた
遅延発火薬とを具備してなる信管において、ロータのシ
ャフトとの間に距離を置き、かつ軸心をそれと平行にし
たピンに設け、このピンを軸方向に付勢させるようにス
プリングを装着し、シャフトとピンとの間にシャフトの
軸方向の動きを拘束する拘束部材を介装する。ここで、
信管が安全位置にあるとき、ロータとロータハウジング
の底部との間に空間を保ち、一方、点火位置にあると
き、起爆系列を形成するようにシャフトを中心として回
転し、かつ、軸方向に移動するロータによって空間を埋
めることを特徴とするものである。
【0008】
【実施例】迫撃砲の着発信管として構成された信管は、
図1に示すように、シャフト7を中心に回転するロータ
4を収容したハウジング1と、ハウジング1の上面に装
着されたハウジングカバー30とを有する。このハウジ
ング1とハウジングカバー30との間にはシールリング
32が介装される。ロータ4を固定している安全ピン2
7はハウジング1の外面にあって、ゴム製のリング28
によって安全な位置に締め付けられている。
図1に示すように、シャフト7を中心に回転するロータ
4を収容したハウジング1と、ハウジング1の上面に装
着されたハウジングカバー30とを有する。このハウジ
ング1とハウジングカバー30との間にはシールリング
32が介装される。ロータ4を固定している安全ピン2
7はハウジング1の外面にあって、ゴム製のリング28
によって安全な位置に締め付けられている。
【0009】図1に示されている位置は点火位置であっ
て、点火ピン29、点火薬5、遅延発火薬11および起
爆剤6はハウジング1に収めた一次起爆薬2および二次
起爆薬31まで一つに並ぶ起爆系列を構成している。符
号33はロータ4を点火位置へ回転させるタイマ機構部
を示している。
て、点火ピン29、点火薬5、遅延発火薬11および起
爆剤6はハウジング1に収めた一次起爆薬2および二次
起爆薬31まで一つに並ぶ起爆系列を構成している。符
号33はロータ4を点火位置へ回転させるタイマ機構部
を示している。
【0010】図2はタイマ機構部33およびロータ4の
平面図を示している。図2は点火ピン29の軸心から外
れて回転した位置にある点火薬5から明らかなように、
安全位置にある信管を示している。この安全位置は図3
に断面して示される。
平面図を示している。図2は点火ピン29の軸心から外
れて回転した位置にある点火薬5から明らかなように、
安全位置にある信管を示している。この安全位置は図3
に断面して示される。
【0011】ロータ4とタイマ機構部33とはハウジン
グ1の凹所に収められたロータハウジング9内に配置さ
れている。ロータ4は軸方向に順次並ぶ3枚のディスク
を有する。ここで、上部ディスク4.1は点火薬5を伴
ない、中間ディスク4.2は遅延発火薬11を伴ない、
下部ディスク4.3は起爆剤6を有する。
グ1の凹所に収められたロータハウジング9内に配置さ
れている。ロータ4は軸方向に順次並ぶ3枚のディスク
を有する。ここで、上部ディスク4.1は点火薬5を伴
ない、中間ディスク4.2は遅延発火薬11を伴ない、
下部ディスク4.3は起爆剤6を有する。
【0012】上部ディスク4.1と下部ディスク4.3
とは共に結合されており、遅延発火薬11を伴なう中間
ディスク4.2が双方のディスク4.1、4.3から切
り離されて動くのに対し、両者は同時に回転する。つま
り、中間ディスク4.2内に収めた遅延発火薬11は点
火薬5と起爆剤6との間に入って起爆系列として一列に
並ぶときだけ回動する。
とは共に結合されており、遅延発火薬11を伴なう中間
ディスク4.2が双方のディスク4.1、4.3から切
り離されて動くのに対し、両者は同時に回転する。つま
り、中間ディスク4.2内に収めた遅延発火薬11は点
火薬5と起爆剤6との間に入って起爆系列として一列に
並ぶときだけ回動する。
【0013】図3に示すように、信管の安全位置ではロ
ータ4の上部ディスク4.1はタイマ機構33の駆動ギ
ヤ34と噛み合っている。このとき、ロータ4の個々の
ディスクは上方に移動しており、下部ディスク4.3の
下にロータハウジング9の底部9.1との間に距離を置
いて空間10を保っている。この空間10は一次起爆薬
2がロータハウジング9の底部9.1の下に装填された
後も、安全状態を確保するのに役立つ。
ータ4の上部ディスク4.1はタイマ機構33の駆動ギ
ヤ34と噛み合っている。このとき、ロータ4の個々の
ディスクは上方に移動しており、下部ディスク4.3の
下にロータハウジング9の底部9.1との間に距離を置
いて空間10を保っている。この空間10は一次起爆薬
2がロータハウジング9の底部9.1の下に装填された
後も、安全状態を確保するのに役立つ。
【0014】ロータ4のシャフト7は上下に並ぶ2つの
環状溝12、13を有する。双方の溝12、13のう
ち、上部環状溝12は信管が安全位置にあるとき、上部
ディスク4.1の内部に収まる位置にある。このとき、
上部環状溝12はシャフト7を横切る方向に穿たれた孔
に装着されたピン形状の拘束部材8との一端が係合し、
拘束部材8の他端はロータ4のシャフトと平行に軸心を
保っているピン3に当接されている。このピン3はフラ
ンジ面14の片側を押す下部ディスク4.3の孔に装着
したコイルスプリング18によりフランジ面14のもう
一方の面が上部ディスク4.1の平面15に当接されて
支持される。
環状溝12、13を有する。双方の溝12、13のう
ち、上部環状溝12は信管が安全位置にあるとき、上部
ディスク4.1の内部に収まる位置にある。このとき、
上部環状溝12はシャフト7を横切る方向に穿たれた孔
に装着されたピン形状の拘束部材8との一端が係合し、
拘束部材8の他端はロータ4のシャフトと平行に軸心を
保っているピン3に当接されている。このピン3はフラ
ンジ面14の片側を押す下部ディスク4.3の孔に装着
したコイルスプリング18によりフランジ面14のもう
一方の面が上部ディスク4.1の平面15に当接されて
支持される。
【0015】ピン3は、また、円錐部16から先端部分
にかけてハウジングカバー35の孔と係合させる直径の
小さい突起17を形成している。
にかけてハウジングカバー35の孔と係合させる直径の
小さい突起17を形成している。
【0016】上記した信管を装着した砲弾が発火する
と、ピン3は発火加速効果によりコイルスプリング18
の力に打ち勝って下方に移動し、最終的に拘束部材8の
端部が突起17と当接されるまでロータ半径方向に移動
する。このとき、拘束部材8はシャフト7の環状溝12
から離れてその係合が解かれる。
と、ピン3は発火加速効果によりコイルスプリング18
の力に打ち勝って下方に移動し、最終的に拘束部材8の
端部が突起17と当接されるまでロータ半径方向に移動
する。このとき、拘束部材8はシャフト7の環状溝12
から離れてその係合が解かれる。
【0017】ロータ4の各ディスク4.1、4.2、
4.3はこの過程で下方に動き、ロータハウジング9底
部9.1にその位置を変える。空間10は結果としてロ
ータ4で埋まって消滅する。この状態が図1に示される
点火位置である。
4.3はこの過程で下方に動き、ロータハウジング9底
部9.1にその位置を変える。空間10は結果としてロ
ータ4で埋まって消滅する。この状態が図1に示される
点火位置である。
【0018】ロータ4が下に降りた位置では拘束部材8
が半径方向に逆に動き、シャフト7の下部環状溝13内
に収まって係合する。このとき、コイルスプリング8は
再び伸び、ピン3の外面に拘束部材8の端部が当接され
て止まる。
が半径方向に逆に動き、シャフト7の下部環状溝13内
に収まって係合する。このとき、コイルスプリング8は
再び伸び、ピン3の外面に拘束部材8の端部が当接され
て止まる。
【0019】ロータ4が下方へ移動している間、上部デ
ィスク4.1と下部ディスク4.3とは図2に示される
位置から図4に示される位置へと動く。このロータ4の
回転運動はロータ4から半径方向に突出させたピン19
によって与えられる。このピン19はロータ4の軸方向
への移動中、ロータハウジング9の壁面に形成したカム
20と接してたわみながら動く。
ィスク4.1と下部ディスク4.3とは図2に示される
位置から図4に示される位置へと動く。このロータ4の
回転運動はロータ4から半径方向に突出させたピン19
によって与えられる。このピン19はロータ4の軸方向
への移動中、ロータハウジング9の壁面に形成したカム
20と接してたわみながら動く。
【0020】点火薬5は起爆剤6と共に点火ピン29の
動作線上で起爆系列に並ぶ。ハウジング1に収められた
一次起爆薬2および二次起爆薬31はこのとき起爆剤6
の下に並ぶ。しかし、中間ディスク4.2の遅延発火薬
11はこの起爆系列には入っていない。
動作線上で起爆系列に並ぶ。ハウジング1に収められた
一次起爆薬2および二次起爆薬31はこのとき起爆剤6
の下に並ぶ。しかし、中間ディスク4.2の遅延発火薬
11はこの起爆系列には入っていない。
【0021】中間ディスク4.2に収めた遅延発火薬1
1を上部ディスク4.1と共に起爆系列に含めるには、
上部ディスク4.1に中間ディスク4.2を固定してお
く必要がある。これは中間ディスク4.2から突出して
設けられる固定ピン21を用いる。
1を上部ディスク4.1と共に起爆系列に含めるには、
上部ディスク4.1に中間ディスク4.2を固定してお
く必要がある。これは中間ディスク4.2から突出して
設けられる固定ピン21を用いる。
【0022】図4の位置で固定ピン21はロータハウジ
ング9に支持されたカム25に当って止まっている。こ
のとき、ピン21はスプリング22の力に抗してシャフ
ト7の方向に内側へ押し付けられている。この位置では
ボール24は固定ピン21に形成された環状溝23に収
まっている。
ング9に支持されたカム25に当って止まっている。こ
のとき、ピン21はスプリング22の力に抗してシャフ
ト7の方向に内側へ押し付けられている。この位置では
ボール24は固定ピン21に形成された環状溝23に収
まっている。
【0023】固定ピン21とカム25との係合が外され
ると、スプリング22の力で固定ピン21は外側へ動
き、ボール24は固定ピン21の環状溝23の外へ押し
出され、図6に示すように、上部ディスク4.1との間
に挾まって中間ディスク4.2が固定された状態にな
る。
ると、スプリング22の力で固定ピン21は外側へ動
き、ボール24は固定ピン21の環状溝23の外へ押し
出され、図6に示すように、上部ディスク4.1との間
に挾まって中間ディスク4.2が固定された状態にな
る。
【0024】図5は遅延発火薬11を伴なって安全解除
位置にある着発信管を示している。このとき、固定ピン
21はロータハウジング9の係止部26に当接されて止
まっている。
位置にある着発信管を示している。このとき、固定ピン
21はロータハウジング9の係止部26に当接されて止
まっている。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明においては
ロータシャフトとピンとの間に拘束部材を介装してロー
タシャフトを拘束するようにしているので、点火位置で
ロータの拘束用に第2のピンを使う必要がなく、簡素な
手段をもって安全装置を構成できる。また、安全位置で
ロータの下に空間を形成して起爆系列の第1の起爆薬と
の距離を保つようにしているので、安全性をさらに向上
させることができる。
ロータシャフトとピンとの間に拘束部材を介装してロー
タシャフトを拘束するようにしているので、点火位置で
ロータの拘束用に第2のピンを使う必要がなく、簡素な
手段をもって安全装置を構成できる。また、安全位置で
ロータの下に空間を形成して起爆系列の第1の起爆薬と
の距離を保つようにしているので、安全性をさらに向上
させることができる。
【図1】本発明による着発信管に用いた安全装置の実施
例を示す断面図。
例を示す断面図。
【図2】図1のII−II線に沿う平面図。
【図3】図2のIII −III 線に沿う断面図。
【図4】起爆系列に遅延発火薬を配列しない安全装置の
平面図。
平面図。
【図5】起爆系列に遅延発火薬を配列した安全装置の平
面図。
面図。
【図6】起爆系列に遅延発火薬を配列したロータ部の断
面図。
面図。
1 ハウジング 2 一次起爆薬 3 ピン 4 ロータ 4.1、4.2、4.3 ディスク 5 点火薬 6 起爆剤 7 シャフト 8 拘束部材 9 ロータハウジング 10 空間 21 固定ピン
フロントページの続き (72)発明者 ウオルフガンク、シリンガー ドイツ連邦共和国シルトアハ、ハウプトシ ユトラーセ、54 (72)発明者 ハンス、ブライトハウプト ドイツ連邦共和国ホルンベルク、ライヒエ ンバツヘル、シユトラーセ、8アー (72)発明者 ワルター、ウインターハルター ドイツ連邦共和国テネンブロン、アドラー シユトラーセ、12
Claims (6)
- 【請求項1】ロータが上部に装着されるハウジング内に
収められた第1の起爆薬と、起爆系列を形成するように
前記第1の起爆薬の上方に移動可能に設けられた点火薬
および起爆剤と、該起爆系列に移動可能に設けられた遅
延発火薬とを具備してなる信管において、前記ロータの
シャフトとの間に距離を置き、かつ軸心をそれと平行に
ピンに設け、このピンを軸方向に付勢させるようにスプ
リングを装着し、前記シャフトと前記ピンとの間に該シ
ャフトの軸方向の動きを拘束する拘束部材を介装してな
り、信管が安全位置にあるとき、前記ロータとロータハ
ウジングの底部との間に空間を保ち、点火位置にあると
き、起爆系列を形成するように前記シャフトを中心とし
て回転し、軸方向に移動する前記ロータによって該空間
を埋めることを特徴とする信管用安全装置。 - 【請求項2】前記ロータのシャフトに信管が安全解除位
置および発火位置にあるとき、前記拘束部材の端部と係
合する2本の環状溝を形成し、前記拘束部材の一端を前
記ロータの軸方向の一面にその肩を当接して支持され、
先端に円筒部より直径の小さい突起を有する前記ピンの
外面に当てて止めるようにしたことを特徴とする請求項
1記載の信管用安全装置。 - 【請求項3】前記ロータのシャフトに軸方向に重ねて3
枚のディスクを設け、該上部ディスクに前記ピンを前記
拘束部材と共に装着し、該下部ディスクに該ピンを下か
ら支える前記スプリングを装着し、前記点火薬を前記上
部ディスクに、前記遅延発火薬を前記上部ディスクと下
部ディスクとある関係を保って動く前記中間ディスク
に、前記起爆剤を前記下部ディスクにそれぞれ装填する
ようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の信
管用安全装置。 - 【請求項4】前記ロータの上部ディスクに先端部を前記
ロータハウジングの第1のカムに倣い滑らせてシャフト
軸方向に移動するピンを設けたことを特徴とする請求項
1または請求項3記載の信管用安全装置。 - 【請求項5】前記ロータの中間ディスクにスプリングに
より付勢され、突出部を前記ロータハウジングの第2の
カムに倣い滑らせてシャフト半径方向に移動し、前記上
部ディスクと前記中間ディスクとの間に置かれた結合手
段を解除する固定ピンを設け、点火位置で該固定ピンの
突出部を前記ロータハウジングの係止部に当接せしめ、
これにより前記遅延発火薬を含む起爆系列を形成するよ
うにしたことを特徴とする請求項1または3記載の信管
用安全装置。 - 【請求項6】前記ハウジングの外面にリングを用いて安
全ピンを締め付けることを特徴とする請求項1記載の信
管用安全装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4112960A DE4112960C2 (de) | 1991-04-20 | 1991-04-20 | Sicherungseinrichtung mit einem Rückschießbolzensystem für einen Rotor |
DE4112960.1 | 1991-04-20 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0587499A true JPH0587499A (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=6430014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4051922A Pending JPH0587499A (ja) | 1991-04-20 | 1992-03-10 | 信管用安全装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0510396A3 (ja) |
JP (1) | JPH0587499A (ja) |
KR (1) | KR920020184A (ja) |
DE (1) | DE4112960C2 (ja) |
IL (1) | IL101607A (ja) |
MY (1) | MY131302A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011089720A (ja) * | 2009-10-23 | 2011-05-06 | Daikin Industries Ltd | 信管 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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