JPH0587435A - シヨーケースの制御装置 - Google Patents
シヨーケースの制御装置Info
- Publication number
- JPH0587435A JPH0587435A JP3247442A JP24744291A JPH0587435A JP H0587435 A JPH0587435 A JP H0587435A JP 3247442 A JP3247442 A JP 3247442A JP 24744291 A JP24744291 A JP 24744291A JP H0587435 A JPH0587435 A JP H0587435A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- showcase
- defrosting
- timer unit
- showcases
- controller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47F—SPECIAL FURNITURE, FITTINGS, OR ACCESSORIES FOR SHOPS, STOREHOUSES, BARS, RESTAURANTS OR THE LIKE; PAYING COUNTERS
- A47F3/00—Show cases or show cabinets
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Defrosting Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ショーケースの除霜又は冷却の開始タイミン
グを制御して効率のよい除霜を行う。 【構成】 複数台のショーケースに対して一台の冷凍機
を備えるシステムにおいて、各ショーケースを総括制御
するタイマユニットは、除霜開始時刻になれば、除霜開
始の指令をすべてのショーケースコントローラへ送出
し、各ショーケースコントローラは、除霜運転が終了し
たか否かの情報を前記タイマユニットへ送出し、これに
より、すべてのショーケースの除霜が終了した時点で各
ショーケースコントローラに対して冷却開始の指令を送
出する。
グを制御して効率のよい除霜を行う。 【構成】 複数台のショーケースに対して一台の冷凍機
を備えるシステムにおいて、各ショーケースを総括制御
するタイマユニットは、除霜開始時刻になれば、除霜開
始の指令をすべてのショーケースコントローラへ送出
し、各ショーケースコントローラは、除霜運転が終了し
たか否かの情報を前記タイマユニットへ送出し、これに
より、すべてのショーケースの除霜が終了した時点で各
ショーケースコントローラに対して冷却開始の指令を送
出する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍商品等を蓄えるシ
ョーケースの除霜および冷却制御のための装置に関す
る。
ョーケースの除霜および冷却制御のための装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、ショーケースの制御装置は、ショ
ーケース一台につき一台取り付けられ、ショーケース毎
に独立して除霜制御や温度制御を行っている。一方、冷
凍機は、個々のショーケースには取り付けられておら
ず、複数台のショーケースに一台の冷凍機が設置されて
おり、冷凍機一台毎のシステムを系統と呼ぶ。
ーケース一台につき一台取り付けられ、ショーケース毎
に独立して除霜制御や温度制御を行っている。一方、冷
凍機は、個々のショーケースには取り付けられておら
ず、複数台のショーケースに一台の冷凍機が設置されて
おり、冷凍機一台毎のシステムを系統と呼ぶ。
【０００３】店舗に設置したショーケースのレイアウト
に応じて系統を構成しているが、通常、互いに隣り合っ
た複数台のショーケースを一系統に構成しており、例え
ば精肉、鮮魚のショーケースを五台を一系統として一台
の冷凍機で制御していた。除霜の制御の場合、一系統下
の複数のショーケースを同時刻(例えば４時間毎)に除霜
を開始し、除霜終了は、各々のショーケース毎に独立し
て制御している。これは、隣り合ったショーケースがま
ちまちに除霜を開始したのでは、各ショーケース間の仕
切りがないため、冷却不足や除霜不足になるためであ
る。一方、温度制御は、各ショーケースに対して総括的
な制御は行わずに冷却の要求があったショーケースに対
して冷媒を通じて冷却を行うようにしている。
に応じて系統を構成しているが、通常、互いに隣り合っ
た複数台のショーケースを一系統に構成しており、例え
ば精肉、鮮魚のショーケースを五台を一系統として一台
の冷凍機で制御していた。除霜の制御の場合、一系統下
の複数のショーケースを同時刻(例えば４時間毎)に除霜
を開始し、除霜終了は、各々のショーケース毎に独立し
て制御している。これは、隣り合ったショーケースがま
ちまちに除霜を開始したのでは、各ショーケース間の仕
切りがないため、冷却不足や除霜不足になるためであ
る。一方、温度制御は、各ショーケースに対して総括的
な制御は行わずに冷却の要求があったショーケースに対
して冷媒を通じて冷却を行うようにしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
除霜制御では以下のような課題があった。 （１）除霜の終了がまちまちであるため、一台でも除霜
時間の長いショーケースがあると、それがために冷却運
転が中々行われないために、商品の温度上昇を招く。 （２）除霜を一定時間毎に強制的に行う制御では、除霜
の不必要なショーケースまで除霜を行うため、不必要な
商品温度の上昇を招く。 （３）各ショーケースに対して温度制御(冷却運転)をバ
ラバラにやっていたのでは、５台のショーケースが同時
に冷却要求を出した場合には、５台のショーケースを同
時に冷却しなければならないため、５台分の冷却能力が
必要となり過大に設備が必要である。 本発明は、除霜開始および終了のタイミングや冷却開始
のタイミングを制御するようにして上述した課題を解決
したショーケースの制御装置を提供することを目的とす
る。
除霜制御では以下のような課題があった。 （１）除霜の終了がまちまちであるため、一台でも除霜
時間の長いショーケースがあると、それがために冷却運
転が中々行われないために、商品の温度上昇を招く。 （２）除霜を一定時間毎に強制的に行う制御では、除霜
の不必要なショーケースまで除霜を行うため、不必要な
商品温度の上昇を招く。 （３）各ショーケースに対して温度制御(冷却運転)をバ
ラバラにやっていたのでは、５台のショーケースが同時
に冷却要求を出した場合には、５台のショーケースを同
時に冷却しなければならないため、５台分の冷却能力が
必要となり過大に設備が必要である。 本発明は、除霜開始および終了のタイミングや冷却開始
のタイミングを制御するようにして上述した課題を解決
したショーケースの制御装置を提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】第１発明のショーケース
の制御装置は、各ショーケースのコントローラを総括制
御するタイマユニットに、予め設定した除霜開始時刻に
なれば、除霜開始の指令をすべてのショーケースコント
ローラへ送出する手段を備えると共に、各ショーケース
コントローラは、除霜運転が終了したか否かの情報を前
記タイマユニットへ送出する手段を備え、更に前記タイ
マユニットは、すべてのショーケースの除霜が終了した
時点でタイマユニットから各ショーケースコントローラ
に対して冷却開始の指令を送出する手段を備えたことを
特徴とする。
の制御装置は、各ショーケースのコントローラを総括制
御するタイマユニットに、予め設定した除霜開始時刻に
なれば、除霜開始の指令をすべてのショーケースコント
ローラへ送出する手段を備えると共に、各ショーケース
コントローラは、除霜運転が終了したか否かの情報を前
記タイマユニットへ送出する手段を備え、更に前記タイ
マユニットは、すべてのショーケースの除霜が終了した
時点でタイマユニットから各ショーケースコントローラ
に対して冷却開始の指令を送出する手段を備えたことを
特徴とする。
【０００６】第２発明のショーケースの制御装置は、各
ショーケースのコントローラを総括制御するタイマユニ
ットに、予め設定した除霜開始時刻になれば、除霜開始
の指令をすべてのショーケースコントローラへ送出する
手段を備えると共に、各ショーケースコントローラは、
除霜運転が終了したか否かの情報を前記タイマユニット
へ送出する手段を備え、更に、前記タイマユニットは、
各ショーケースにおける今回の除霜時間を検出し、この
除霜時間を基に次回の除霜開始時刻を判定する手段を備
えたことを特徴とする。
ショーケースのコントローラを総括制御するタイマユニ
ットに、予め設定した除霜開始時刻になれば、除霜開始
の指令をすべてのショーケースコントローラへ送出する
手段を備えると共に、各ショーケースコントローラは、
除霜運転が終了したか否かの情報を前記タイマユニット
へ送出する手段を備え、更に、前記タイマユニットは、
各ショーケースにおける今回の除霜時間を検出し、この
除霜時間を基に次回の除霜開始時刻を判定する手段を備
えたことを特徴とする。
【０００７】第３発明のショーケースの制御装置は、複
数台のショーケースに対して一台の冷凍機を備えるシス
テムにおいて、各ショーケースのコントローラを制御す
るタイマユニットは、各ショーケースが現在冷却中か否
かを監視することにより、各ショーケースコントローラ
が同時に冷却要求を出力しても規定台数以上のショーケ
ースが同時に冷却運転しないよう制御する手段を備えた
ことを特徴とする。
数台のショーケースに対して一台の冷凍機を備えるシス
テムにおいて、各ショーケースのコントローラを制御す
るタイマユニットは、各ショーケースが現在冷却中か否
かを監視することにより、各ショーケースコントローラ
が同時に冷却要求を出力しても規定台数以上のショーケ
ースが同時に冷却運転しないよう制御する手段を備えた
ことを特徴とする。
【０００８】
【作用】第１発明によれば、全部のショーケースの除霜
運転が終了した時点で冷却開始の指令が出力されるの
で、除霜中のショーケースに隣接するショーケースが冷
却運転中であるといったことが防げ、そのため前者のシ
ョーケースの除霜時間が長引き、又、後者のショーケー
スが温度上昇するといった不具合をなくせる。
運転が終了した時点で冷却開始の指令が出力されるの
で、除霜中のショーケースに隣接するショーケースが冷
却運転中であるといったことが防げ、そのため前者のシ
ョーケースの除霜時間が長引き、又、後者のショーケー
スが温度上昇するといった不具合をなくせる。
【０００９】第２発明によれば、今回の除霜中時間に基
づき次回の除霜開始時刻が決定されるので、無駄の無い
的確な除霜を行える。尚、除霜開始時刻決定の際に、外
気温ヤ開店/閉店の情報を参照することにより更に的確
な指令を出すことができる。
づき次回の除霜開始時刻が決定されるので、無駄の無い
的確な除霜を行える。尚、除霜開始時刻決定の際に、外
気温ヤ開店/閉店の情報を参照することにより更に的確
な指令を出すことができる。
【００１０】第３発明によれば、多数のショーケースが
同時に冷却容共を出力しても、各ショーケースの現在冷
却状況を検討して、規定台数以上のショーケースが同時
に冷却運転しないように制御されるので、冷凍機の能力
を低減できる。
同時に冷却容共を出力しても、各ショーケースの現在冷
却状況を検討して、規定台数以上のショーケースが同時
に冷却運転しないように制御されるので、冷凍機の能力
を低減できる。
【００１１】
【実施例】図１は、本第１発明の制御装置の一実施例を
適用した１系統のシステム図を示している。１は、５台
のショーケースのコントローラ１０を双方向のシリアル
伝送路Ｌを介して制御するタイマユニットであり、内部
には、当該タイマユニット１を総括制御するマイクロコ
ンピュータ２、現在時刻および除霜開始時刻を設定する
ための設定キー６、前記の設定内容を表示するための表
示器７およびシリアル伝送路Ｌを介して各ショーケース
コントローラ１０と交信するためのシリアル伝送回路８
を備える。
適用した１系統のシステム図を示している。１は、５台
のショーケースのコントローラ１０を双方向のシリアル
伝送路Ｌを介して制御するタイマユニットであり、内部
には、当該タイマユニット１を総括制御するマイクロコ
ンピュータ２、現在時刻および除霜開始時刻を設定する
ための設定キー６、前記の設定内容を表示するための表
示器７およびシリアル伝送路Ｌを介して各ショーケース
コントローラ１０と交信するためのシリアル伝送回路８
を備える。
【００１２】図２は、各ショーケースコントローラ１０
の制御ブロック図を示している。１１は当該ショーケー
スコントローラ１０を総括制御するマイクロコンピュー
タであり、内部には、タイマユニット１と個々のショー
ケースコントローラとの接続がマルチドロップ方式とな
っているために個々のショーケースコントローラ１０を
識別するためのアドレスを設定するアドレス設定器１
２、ショーケース内の温度を検出する温度検出器１３、
温度調節設定,除霜終了温度の設定および水切り時間設
定のための設定キー１４、前記の設定内容を表示するた
めの表示器１５、前記シリアル伝送路Ｌを介してタイマ
ユニット１と交信するためのシリアル伝送回路１６、お
よびリレーＸ1,Ｘ2を備える。１７は、冷凍機(不図示)
より循環する冷媒をショーケースの放熱ユニット(不図
示)に選択的に導入するためのソレノイドバルブであ
り、１８は除霜用のヒータであり、これらは、ＡＣ１０
０Ｖ回路に対してリレーＸ1およびＸ2の接点ｘ1および
ｘ2とそれぞれ直列に接続される。
の制御ブロック図を示している。１１は当該ショーケー
スコントローラ１０を総括制御するマイクロコンピュー
タであり、内部には、タイマユニット１と個々のショー
ケースコントローラとの接続がマルチドロップ方式とな
っているために個々のショーケースコントローラ１０を
識別するためのアドレスを設定するアドレス設定器１
２、ショーケース内の温度を検出する温度検出器１３、
温度調節設定,除霜終了温度の設定および水切り時間設
定のための設定キー１４、前記の設定内容を表示するた
めの表示器１５、前記シリアル伝送路Ｌを介してタイマ
ユニット１と交信するためのシリアル伝送回路１６、お
よびリレーＸ1,Ｘ2を備える。１７は、冷凍機(不図示)
より循環する冷媒をショーケースの放熱ユニット(不図
示)に選択的に導入するためのソレノイドバルブであ
り、１８は除霜用のヒータであり、これらは、ＡＣ１０
０Ｖ回路に対してリレーＸ1およびＸ2の接点ｘ1および
ｘ2とそれぞれ直列に接続される。
【００１３】図１および図２において、タイマユニット
１に対し設定キー６により現在時刻と除霜開始時刻とを
設定し、又、各ショーケースコントローラ１０に対して
も除霜終了温度を設定しておく。これにより、設定した
除霜開始時刻になると、このタイマユニット１からシリ
アル伝送路Ｌを介して全ショーケースコントローラ１０
へ除霜開始の指令を送出する。各ショーケースコントロ
ーラ１０は、前記の除霜開始指令を受けると、ヒータ１
８をオンにして、除霜を開始する。尚、除霜開始指令を
受けた時点でソレノイドバルブ１７がオンで冷却中であ
れば、このソレノイドバルブ１７をオフにした上でヒー
タ１８をオンにする。除霜により、除霜終了温度に達し
たショーケースコントローラ１０から順にそれのヒータ
１８をオフにするが、その間、各ショーケースコントロ
ーラ１０は、各温度情報および除霜中か否かの情報をシ
リアル伝送路Ｌを介してタイマユニット１へ送出する。
通常、ランダムに除霜を終了して行くが除霜中のショー
ケースコントローラ１０が一台でもあれば冷却はまだ開
始しない。そして５台のショーケースコントローラ１０
の除霜がすべて終了し、この情報がタイマユニット１へ
送出されると、タイマユニット１は、すべてのショーケ
ースコントローラ１０に対して冷却開始の指令を送出す
ることにより、各ショーケースコントローラ１０におい
てソレノイドバルブ１７がオンになり、冷却が開始され
る。
１に対し設定キー６により現在時刻と除霜開始時刻とを
設定し、又、各ショーケースコントローラ１０に対して
も除霜終了温度を設定しておく。これにより、設定した
除霜開始時刻になると、このタイマユニット１からシリ
アル伝送路Ｌを介して全ショーケースコントローラ１０
へ除霜開始の指令を送出する。各ショーケースコントロ
ーラ１０は、前記の除霜開始指令を受けると、ヒータ１
８をオンにして、除霜を開始する。尚、除霜開始指令を
受けた時点でソレノイドバルブ１７がオンで冷却中であ
れば、このソレノイドバルブ１７をオフにした上でヒー
タ１８をオンにする。除霜により、除霜終了温度に達し
たショーケースコントローラ１０から順にそれのヒータ
１８をオフにするが、その間、各ショーケースコントロ
ーラ１０は、各温度情報および除霜中か否かの情報をシ
リアル伝送路Ｌを介してタイマユニット１へ送出する。
通常、ランダムに除霜を終了して行くが除霜中のショー
ケースコントローラ１０が一台でもあれば冷却はまだ開
始しない。そして５台のショーケースコントローラ１０
の除霜がすべて終了し、この情報がタイマユニット１へ
送出されると、タイマユニット１は、すべてのショーケ
ースコントローラ１０に対して冷却開始の指令を送出す
ることにより、各ショーケースコントローラ１０におい
てソレノイドバルブ１７がオンになり、冷却が開始され
る。
【００１４】次に本第２発明の制御装置に対する一実施
例を図３を用いて述べる。タイマユニット１には更に、
外気温を検出する外気温センサ３,４、開店か閉店かを
検出する開店/閉店検出器５を備える。各ショーケース
コントローラ１０は図２と同じ構成である。本装置にお
いては、除霜開始時刻は設定された時刻ではなく、タイ
マユニット１が各々のショーケースコントローラ１０の
情報を基にマイクロコンピュータ１１が演算、判断して
除霜開始のタイミングを決定している。
例を図３を用いて述べる。タイマユニット１には更に、
外気温を検出する外気温センサ３,４、開店か閉店かを
検出する開店/閉店検出器５を備える。各ショーケース
コントローラ１０は図２と同じ構成である。本装置にお
いては、除霜開始時刻は設定された時刻ではなく、タイ
マユニット１が各々のショーケースコントローラ１０の
情報を基にマイクロコンピュータ１１が演算、判断して
除霜開始のタイミングを決定している。
【００１５】まず、一日一回は決まった時刻にタイマユ
ニット１からすべてのショーケースコントローラ１０に
対して除霜開始指令を送出する。その場合の除霜終了ま
での過程は前実施例と同様であるが、各ショーケースコ
ントローラ１０で除霜するのにどの位の時間を要したか
をタイマユニット１が検出し記憶する。その時間を基に
次の除霜開始をいつ行うか決定する。例えば、今回除霜
する時間が長かった場合は、次の除霜は例えば４時間後
に行うようにし、一方、短かった場合は、少しづつ除霜
運転の間隔を延ばすようになっている。その際、タイマ
ユニット１は、外気温センサ３,４や開店/閉店検出器５
の情報に参照して前記の除霜運転の間隔が更にきめ細か
く適切に設定される。
ニット１からすべてのショーケースコントローラ１０に
対して除霜開始指令を送出する。その場合の除霜終了ま
での過程は前実施例と同様であるが、各ショーケースコ
ントローラ１０で除霜するのにどの位の時間を要したか
をタイマユニット１が検出し記憶する。その時間を基に
次の除霜開始をいつ行うか決定する。例えば、今回除霜
する時間が長かった場合は、次の除霜は例えば４時間後
に行うようにし、一方、短かった場合は、少しづつ除霜
運転の間隔を延ばすようになっている。その際、タイマ
ユニット１は、外気温センサ３,４や開店/閉店検出器５
の情報に参照して前記の除霜運転の間隔が更にきめ細か
く適切に設定される。
【００１６】次に本第３発明の制御装置に対する一実施
例を図１(または図３)および図２を用いて述べる。除霜
運転は、図１または図３の装置で述べたのと同様になさ
れるが、タイマユニット１は、５台のショーケースコン
トローラ１０が冷却中か否か、および各ショーケース内
の温度を監視することにより、通常は系統内の５台のシ
ョーケースコントローラ１０が同時に冷却開始しないよ
うに制御し、例えば最大で４台のショーケースコントロ
ーラ１０を冷却するようにしている。
例を図１(または図３)および図２を用いて述べる。除霜
運転は、図１または図３の装置で述べたのと同様になさ
れるが、タイマユニット１は、５台のショーケースコン
トローラ１０が冷却中か否か、および各ショーケース内
の温度を監視することにより、通常は系統内の５台のシ
ョーケースコントローラ１０が同時に冷却開始しないよ
うに制御し、例えば最大で４台のショーケースコントロ
ーラ１０を冷却するようにしている。
【００１７】
【発明の効果】第１発明によれば、全部のショーケース
の除霜が終了した時点で冷却を開始するようにしたの
で、除霜中のショーケースに隣接するショーケースが冷
却運転中になるといったことを防げ、除霜時間が長引い
たり、ショーケースが温度上昇するといった不具合をな
くせる。第２発明によれば、今回の除霜中の時間に基づ
き次回の除霜開始時刻を決定するようにしたので、無駄
の無い的確な除霜を行え、その際、外気温や開店/閉店
の情報を参照することにより更に的確な指令を出すこと
ができる。第３発明によれば、ショーケースの現在冷却
状況を検討して、規定台数以上のショーケースが同時に
冷却運転しないように制御したので、冷凍機の能力を低
減できる。
の除霜が終了した時点で冷却を開始するようにしたの
で、除霜中のショーケースに隣接するショーケースが冷
却運転中になるといったことを防げ、除霜時間が長引い
たり、ショーケースが温度上昇するといった不具合をな
くせる。第２発明によれば、今回の除霜中の時間に基づ
き次回の除霜開始時刻を決定するようにしたので、無駄
の無い的確な除霜を行え、その際、外気温や開店/閉店
の情報を参照することにより更に的確な指令を出すこと
ができる。第３発明によれば、ショーケースの現在冷却
状況を検討して、規定台数以上のショーケースが同時に
冷却運転しないように制御したので、冷凍機の能力を低
減できる。
【図１】 本第１発明のショーケースの制御装置の一実
施例を適用した系統システム図
施例を適用した系統システム図
【図２】 図１のショーケースコントローラに対する制
御ブロック図
御ブロック図
【図３】 本第２発明のショーケースの制御装置の一実
施例を適用した系統システム図
施例を適用した系統システム図
１ タイマユニット ２ マイクロコンピュータ ３ 外気温センサ ４ 外気温センサ ５ 開店/閉店検出器 ６ 設定キー ７ 表示器 ８ シリアル伝送回路 １０ ショーケースコントローラ １１ マイクロコンピュータ １２ アドレス設定器 １３ 温度検出器 １４ 設定キー １５ 表示器 １６ シリアル伝送回路 １７ ソレノイドバルブ １８ ヒータ
Claims (3)
- 【請求項１】 複数台のショーケースに対して一台の冷
凍機を備えるシステムにおいて、 各ショーケースのコントローラを総括制御するタイマユ
ニットに、予め設定した除霜開始時刻になれば、除霜開
始の指令をすべてのショーケースコントローラへ送出す
る手段を備えると共に、各ショーケースコントローラ
は、除霜運転が終了したか否かの情報を前記タイマユニ
ットへ送出する手段を備え、更に前記タイマユニット
は、すべてのショーケースの除霜が終了した時点でタイ
マユニットから各ショーケースコントローラに対して冷
却開始の指令を送出する手段を備えたことを特徴とする
ショーケースの制御装置。 - 【請求項２】 複数台のショーケースに対して一台の冷
凍機を備えるシステムにおいて、 各ショーケースのコントローラを総括制御するタイマユ
ニットに、予め設定した除霜開始時刻になれば、除霜開
始の指令をすべてのショーケースコントローラへ送出す
る手段を備えると共に、各ショーケースコントローラ
は、除霜運転が終了したか否かの情報を前記タイマユニ
ットへ送出する手段を備え、更に、前記タイマユニット
は、各ショーケースにおける今回の除霜時間を検出し、
この除霜時間を基に次回の除霜開始時刻を判定する手段
を備えたことを特徴とするショーケースの制御装置。 - 【請求項３】 複数台のショーケースに対して一台の冷
凍機を備えるシステムにおいて、 各ショーケースのコントローラを総括制御するタイマユ
ニットは、各ショーケースが現在冷却中か否かを監視す
ることにより、各ショーケースコントローラが同時に冷
却要求を出力しても規定台数以上のショーケースが同時
に冷却運転しないよう制御する手段を備えたことを特徴
とするショーケースの制御装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3247442A JPH0587435A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | シヨーケースの制御装置 |
| KR1019920002084A KR970008180B1 (ko) | 1991-09-26 | 1992-02-13 | 쇼우케이스의 제어장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3247442A JPH0587435A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | シヨーケースの制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0587435A true JPH0587435A (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=17163507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3247442A Pending JPH0587435A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | シヨーケースの制御装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0587435A (ja) |
| KR (1) | KR970008180B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000105010A (ja) * | 1998-09-30 | 2000-04-11 | Fuji Electric Co Ltd | 冷蔵ショーケースの冷却装置 |
-
1991
- 1991-09-26 JP JP3247442A patent/JPH0587435A/ja active Pending
-
1992
- 1992-02-13 KR KR1019920002084A patent/KR970008180B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000105010A (ja) * | 1998-09-30 | 2000-04-11 | Fuji Electric Co Ltd | 冷蔵ショーケースの冷却装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR930005581A (ko) | 1993-04-20 |
| KR970008180B1 (ko) | 1997-05-21 |
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