JPH08240368A - 冷却制御装置 - Google Patents
冷却制御装置Info
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- JPH08240368A JPH08240368A JP4388595A JP4388595A JPH08240368A JP H08240368 A JPH08240368 A JP H08240368A JP 4388595 A JP4388595 A JP 4388595A JP 4388595 A JP4388595 A JP 4388595A JP H08240368 A JPH08240368 A JP H08240368A
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- JP
- Japan
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- temperature
- motor compressor
- refrigerant
- valve
- evaporator
- Prior art date
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- Pending
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 モータコンプレッサに異常に大きな負荷が加
わるのを防止してモータコンプレッサへのダメージをな
くす。 【構成】 各庫内のエバポレータに冷媒を供給するモー
タコンプレッサと、各エバポレータに冷媒を選択的に供
給するためのバルブと、各庫内温度を検知する温度セン
サと、モータコンプレッサの冷媒供給側冷媒圧力を検知
する圧力センサと、モータコンプレッサの運転により、
前記温度センサーで検出した庫内温度が規定のオフ温度
以下となった冷却庫から順に対応するバルブを閉じ、そ
して、最後に残った冷却庫が前記オフ温度以下になった
時点で前記モータコンプレッサを停止させるが、更に、
前記冷媒圧力が規定値以下になった時点で当該冷却庫に
対応するバルブを閉にする制御手段とを備える。
わるのを防止してモータコンプレッサへのダメージをな
くす。 【構成】 各庫内のエバポレータに冷媒を供給するモー
タコンプレッサと、各エバポレータに冷媒を選択的に供
給するためのバルブと、各庫内温度を検知する温度セン
サと、モータコンプレッサの冷媒供給側冷媒圧力を検知
する圧力センサと、モータコンプレッサの運転により、
前記温度センサーで検出した庫内温度が規定のオフ温度
以下となった冷却庫から順に対応するバルブを閉じ、そ
して、最後に残った冷却庫が前記オフ温度以下になった
時点で前記モータコンプレッサを停止させるが、更に、
前記冷媒圧力が規定値以下になった時点で当該冷却庫に
対応するバルブを閉にする制御手段とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷媒を通じるためのバ
ルブの開閉時のタイミングを適正化することでモータコ
ンプレッサに大きな負荷が加わるのを防止してモーター
コンプレッサの延命化を図った冷却制御装置に関する。
ルブの開閉時のタイミングを適正化することでモータコ
ンプレッサに大きな負荷が加わるのを防止してモーター
コンプレッサの延命化を図った冷却制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、冷却庫を有する自動販売機におい
ては、その庫内温度がオン温度以上になれば(複数個の
冷却庫を備えるものにあっては一つでもオン温度異常に
なれば)、モータコンプレッサを運転すると共に、オン
温度以上となった庫内に対するバルブを開にして冷媒を
その庫内のエバポレータ(蒸発器)に循環供給し、この冷
却運転により、庫内がオフ温度以下に低下すれば(冷却
庫が複数ある場合は全冷却庫がオフ温度以下になった
時)、その庫内に対応するバルブを閉にしモータコンプ
レッサを停止している。
ては、その庫内温度がオン温度以上になれば(複数個の
冷却庫を備えるものにあっては一つでもオン温度異常に
なれば)、モータコンプレッサを運転すると共に、オン
温度以上となった庫内に対するバルブを開にして冷媒を
その庫内のエバポレータ(蒸発器)に循環供給し、この冷
却運転により、庫内がオフ温度以下に低下すれば(冷却
庫が複数ある場合は全冷却庫がオフ温度以下になった
時)、その庫内に対応するバルブを閉にしモータコンプ
レッサを停止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、全バルブ
の閉を検知してから、リレーを駆動させ、そのリレーの
接点を通じてモータコンプレッサを停止させているが、
この間には僅かながらも時間遅れがあり、かつ、モータ
コンプレッサの電源がオフになっても慣性により直ちに
は停止しない。従ってバルブの閉直後の過渡時には冷媒
圧が異常に上昇し、モータコンプレッサに大きな負荷が
かかり、寿命を損ねる。このように、従来は、各バルブ
は、庫内温度のみに基づき開閉制御を行っており、冷媒
の圧力状態については何ら考慮していなかった。又、バ
ルブを閉にする信号が出力されたにも拘わらず、バルブ
自身の故障、またはバルブの駆動回路での故障により、
バルブが開にならないことがあり、その場合には、モー
タコンプレッサより送り出された冷媒の行き場がなくな
り、モータコンプレッサに異常な負荷が加わるために故
障の原因となった。
の閉を検知してから、リレーを駆動させ、そのリレーの
接点を通じてモータコンプレッサを停止させているが、
この間には僅かながらも時間遅れがあり、かつ、モータ
コンプレッサの電源がオフになっても慣性により直ちに
は停止しない。従ってバルブの閉直後の過渡時には冷媒
圧が異常に上昇し、モータコンプレッサに大きな負荷が
かかり、寿命を損ねる。このように、従来は、各バルブ
は、庫内温度のみに基づき開閉制御を行っており、冷媒
の圧力状態については何ら考慮していなかった。又、バ
ルブを閉にする信号が出力されたにも拘わらず、バルブ
自身の故障、またはバルブの駆動回路での故障により、
バルブが開にならないことがあり、その場合には、モー
タコンプレッサより送り出された冷媒の行き場がなくな
り、モータコンプレッサに異常な負荷が加わるために故
障の原因となった。
【0004】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、モータコンプレッサ停止時に生じ
る冷媒の圧力上昇を抑え、かつ、バルブ故障時に発生す
る恐れのある重大事故を回避することのできる装置を提
供することを目的とする。
なされたものであり、モータコンプレッサ停止時に生じ
る冷媒の圧力上昇を抑え、かつ、バルブ故障時に発生す
る恐れのある重大事故を回避することのできる装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本1発明の冷却制御装置
は、冷却庫の各庫内に設けた熱交換用のエバポレータ
と、各エバポレータに冷媒を供給するモータコンプレッ
サと、各エバポレータに冷媒を選択的に供給できるよ
う、冷媒供給経路に設けたバルブと、各庫内の温度を検
知する温度センサと、前記モータコンプレッサの冷媒供
給側での冷媒圧力を検知する圧力センサと、前記モータ
コンプレッサの運転により、前記温度センサーで検出し
た庫内温度が規定のオフ温度以下に冷却された冷却庫か
ら順に対応するバルブを閉じ、そして、最後に残った冷
却庫が前記オフ温度以下になった時点で前記モータコン
プレッサを停止させるが、更に、前記冷媒圧力が規定値
以下になった時点で当該冷却庫に対応するバルブを閉に
する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
は、冷却庫の各庫内に設けた熱交換用のエバポレータ
と、各エバポレータに冷媒を供給するモータコンプレッ
サと、各エバポレータに冷媒を選択的に供給できるよ
う、冷媒供給経路に設けたバルブと、各庫内の温度を検
知する温度センサと、前記モータコンプレッサの冷媒供
給側での冷媒圧力を検知する圧力センサと、前記モータ
コンプレッサの運転により、前記温度センサーで検出し
た庫内温度が規定のオフ温度以下に冷却された冷却庫か
ら順に対応するバルブを閉じ、そして、最後に残った冷
却庫が前記オフ温度以下になった時点で前記モータコン
プレッサを停止させるが、更に、前記冷媒圧力が規定値
以下になった時点で当該冷却庫に対応するバルブを閉に
する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0006】本2発明の冷却制御装置は、冷却庫の各庫
内に設けた熱交換用のエバポレータと、各エバポレータ
に冷媒を供給するモータコンプレッサと、各エバポレー
タに冷媒を選択的に供給できるよう、冷媒供給経路に設
けたバルブと、各庫内の温度を検知する温度センサと、
時間を計時するタイマーと、前記モータコンプレッサの
運転により、前記温度センサーで検出した庫内温度が規
定のオフ温度以下に冷却された冷却庫から順に対応する
バルブを閉じ、そして、最後に残った冷却庫が前記オフ
温度以下になった時点で前記モータコンプレッサを停止
させるが、更に、前記時点より、前記タイマーで所定の
時間を計時した後に、当該冷却庫に対応するバルブを閉
にする制御手段と、を備えたことを特徴とする。
内に設けた熱交換用のエバポレータと、各エバポレータ
に冷媒を供給するモータコンプレッサと、各エバポレー
タに冷媒を選択的に供給できるよう、冷媒供給経路に設
けたバルブと、各庫内の温度を検知する温度センサと、
時間を計時するタイマーと、前記モータコンプレッサの
運転により、前記温度センサーで検出した庫内温度が規
定のオフ温度以下に冷却された冷却庫から順に対応する
バルブを閉じ、そして、最後に残った冷却庫が前記オフ
温度以下になった時点で前記モータコンプレッサを停止
させるが、更に、前記時点より、前記タイマーで所定の
時間を計時した後に、当該冷却庫に対応するバルブを閉
にする制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】本3発明の冷却制御装置は、冷却庫の各庫
内に設けた熱交換用のエバポレータと、各エバポレータ
に冷媒を供給するモータコンプレッサと、各エバポレー
タに冷媒を選択的に供給できるよう、冷媒供給経路に設
けたバルブと、各庫内の温度を検知する温度センサと、
前記モータコンプレッサの冷媒供給側での冷媒圧力を検
知する圧力センサと、運転の異常を表示するための表示
手段と、前記モータコンプレッサの運転により、前記温
度センサーで検出した庫内温度が規定のオフ温度以下に
冷却された冷却庫から順に対応するバルブを閉じ、そし
て、最後に残った冷却庫が前記オフ温度以下になった時
点で前記モータコンプレッサを停止させる制御手段と、
前記モータコンプレッサ運転時に、前記冷媒圧力が異常
値まで上昇した時、前記モータコンプレッサの運転を停
止すると共に、前記表示手段を点灯させる異常検出手段
と、を備えたことを特徴とする。
内に設けた熱交換用のエバポレータと、各エバポレータ
に冷媒を供給するモータコンプレッサと、各エバポレー
タに冷媒を選択的に供給できるよう、冷媒供給経路に設
けたバルブと、各庫内の温度を検知する温度センサと、
前記モータコンプレッサの冷媒供給側での冷媒圧力を検
知する圧力センサと、運転の異常を表示するための表示
手段と、前記モータコンプレッサの運転により、前記温
度センサーで検出した庫内温度が規定のオフ温度以下に
冷却された冷却庫から順に対応するバルブを閉じ、そし
て、最後に残った冷却庫が前記オフ温度以下になった時
点で前記モータコンプレッサを停止させる制御手段と、
前記モータコンプレッサ運転時に、前記冷媒圧力が異常
値まで上昇した時、前記モータコンプレッサの運転を停
止すると共に、前記表示手段を点灯させる異常検出手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】第1発明によれば、規定のオフ温度以下に冷却
された冷却庫からバルブが閉じられ、最後に残った冷却
庫がオフ温度以下になった時、従来の制御では、対応す
るバルブが直ちに閉じられるが、ここでは、モータコン
プレッサの冷媒供給側での冷媒圧力が規定値に低下する
まで待ち、その時点で最後に残っていた開のバルブを閉
じる。このように、冷媒圧力が規定値以下になってから
バルブを閉じるので冷媒圧力が高くなることはない。
された冷却庫からバルブが閉じられ、最後に残った冷却
庫がオフ温度以下になった時、従来の制御では、対応す
るバルブが直ちに閉じられるが、ここでは、モータコン
プレッサの冷媒供給側での冷媒圧力が規定値に低下する
まで待ち、その時点で最後に残っていた開のバルブを閉
じる。このように、冷媒圧力が規定値以下になってから
バルブを閉じるので冷媒圧力が高くなることはない。
【0009】第2発明によれば、最後に残った冷却庫が
オフ温度以下になった時、ここでは、更に所定の時間が
経過した時点で最後に残っていた開のバルブを閉じる。
オフ温度以下になった時、ここでは、更に所定の時間が
経過した時点で最後に残っていた開のバルブを閉じる。
【0010】この種の一般的な冷却制御装置において
は、冷却中は、モータコンプレッサが運転されると共
に、オン温度以上の冷却庫のバルブに対してオン信号が
送給され、開にされるが、バルブ自身の機構不良によっ
て開にならなかった場合は上述したように冷媒圧力が異
常に高圧となる。そこで第3発明では、冷却運転中に冷
媒圧力を検知しており、その検知圧力が異常値まで上昇
した時、冷却系の異常と判定し、モータコンプレッサを
停止させると共に、故障表示を知らすために表示手段を
点灯させる。
は、冷却中は、モータコンプレッサが運転されると共
に、オン温度以上の冷却庫のバルブに対してオン信号が
送給され、開にされるが、バルブ自身の機構不良によっ
て開にならなかった場合は上述したように冷媒圧力が異
常に高圧となる。そこで第3発明では、冷却運転中に冷
媒圧力を検知しており、その検知圧力が異常値まで上昇
した時、冷却系の異常と判定し、モータコンプレッサを
停止させると共に、故障表示を知らすために表示手段を
点灯させる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の冷却制御装置を適用した自
動販売機の1実施例を示した概略ブロック図である。1
は、各庫内に設置されたエバポレータであり、2は、モ
ータおよびコンプレッサからなるモータコンプレッサで
あり、このモータコンプレッサ2から送り出された冷媒
は、バルブB1ないしB3を通じて各エバポレータ1に供
給される。又、このモータコンプレッサ2の冷媒供給側
での冷媒圧力を検知する圧力センサSpが備えられる。
S1ないしS3は、各庫内の温度を検出する温度センサで
ある。3は、本自動販売機を総括的に制御する制御装置
であり、制御異常が検出された時に点灯するLEDを備
える。4は、キーボードであり、各庫内に対する設定温
度(冷却開始のためにバルブを開にするオン温度および
バルブを閉にするオフ温度がある)や、後述するような
各種設定値を入力する時に用いる。
動販売機の1実施例を示した概略ブロック図である。1
は、各庫内に設置されたエバポレータであり、2は、モ
ータおよびコンプレッサからなるモータコンプレッサで
あり、このモータコンプレッサ2から送り出された冷媒
は、バルブB1ないしB3を通じて各エバポレータ1に供
給される。又、このモータコンプレッサ2の冷媒供給側
での冷媒圧力を検知する圧力センサSpが備えられる。
S1ないしS3は、各庫内の温度を検出する温度センサで
ある。3は、本自動販売機を総括的に制御する制御装置
であり、制御異常が検出された時に点灯するLEDを備
える。4は、キーボードであり、各庫内に対する設定温
度(冷却開始のためにバルブを開にするオン温度および
バルブを閉にするオフ温度がある)や、後述するような
各種設定値を入力する時に用いる。
【0012】図2は、上記制御装置3を示した制御ブロ
ック図である。11は、以下に述べる制御および判定を
行うCPUであり、内部にはタイマー11Aを備える。
12は、CPU11の制御プログラムを格納するROM
であり、12は、キーボード4より入力した各種設定デ
ータを記憶するRAMである。14は、CPU11に対
する入出力部である。上記のセンサS1ないしS3および
SpはA/D変換器15を通じて入出力部14に入力さ
れ、バルブB1ないしB3、およびLEDは、駆動部16
を通じて入出力部14から接続される。
ック図である。11は、以下に述べる制御および判定を
行うCPUであり、内部にはタイマー11Aを備える。
12は、CPU11の制御プログラムを格納するROM
であり、12は、キーボード4より入力した各種設定デ
ータを記憶するRAMである。14は、CPU11に対
する入出力部である。上記のセンサS1ないしS3および
SpはA/D変換器15を通じて入出力部14に入力さ
れ、バルブB1ないしB3、およびLEDは、駆動部16
を通じて入出力部14から接続される。
【0013】図3は本第1発明に係わる冷却制御装置を
制御動作を示している。自動販売機の電源をオンにする
と、ステップS1からステップS2に進み、初期設定と
して庫内温度の設定がなされているか否かが判定され、
設定の無い場合はステップS3にて全バルブB1ないし
B3を閉じると共にモータコンプレッサ2をオフにし、
初期設定待ちとなる。一方、前記設定がある場合はステ
ップS4に進み、現在の庫内温度がオン温度以上である
かが判定され、一つでもオン温度以上の庫内があれば、
ステップS5にてその庫内に対するバルブBが開にされ
る同時にモータコンプレッサ2がオンにされる。
制御動作を示している。自動販売機の電源をオンにする
と、ステップS1からステップS2に進み、初期設定と
して庫内温度の設定がなされているか否かが判定され、
設定の無い場合はステップS3にて全バルブB1ないし
B3を閉じると共にモータコンプレッサ2をオフにし、
初期設定待ちとなる。一方、前記設定がある場合はステ
ップS4に進み、現在の庫内温度がオン温度以上である
かが判定され、一つでもオン温度以上の庫内があれば、
ステップS5にてその庫内に対するバルブBが開にされ
る同時にモータコンプレッサ2がオンにされる。
【0014】モータコンプレッサ2の運転により、庫内
温度が低下するが、ステップS7では全庫内がオフ温度
以下となったかが判定され、そうでない場合はステップ
S8に進み、オフ温度以下となった庫内のバルブBのみ
が閉にされ、全庫内がオフ温度以下となった時点でステ
ップS7からステップS8に進み、モータコンプレッサ
2が停止される。この時点では最後にオフ温度以下とな
った庫内のバルブBは開のままである。
温度が低下するが、ステップS7では全庫内がオフ温度
以下となったかが判定され、そうでない場合はステップ
S8に進み、オフ温度以下となった庫内のバルブBのみ
が閉にされ、全庫内がオフ温度以下となった時点でステ
ップS7からステップS8に進み、モータコンプレッサ
2が停止される。この時点では最後にオフ温度以下とな
った庫内のバルブBは開のままである。
【0015】冷却運転の停止により、圧力センサSpで
検出される冷媒圧力は次第に低下するが、その圧力が5
Kgを下回われば、ステップS11からステップS12
に進み、残っていた開のバルブBが閉にされ、この後は
ステップS2に戻る。
検出される冷媒圧力は次第に低下するが、その圧力が5
Kgを下回われば、ステップS11からステップS12
に進み、残っていた開のバルブBが閉にされ、この後は
ステップS2に戻る。
【0016】図4は、本第2発明に係わる冷却制御装置
を制御動作を示しており、ステップS1ないしステップ
S9は図3の場合と同じであるので説明を省略する。さ
て、ステップS9にてモータコンプレッサ2がオフにさ
れると、ステップS10にてタイマー11Aがスタート
され、ステップS11'でタイマー11Aが所定の時間
をタイムアップしたかが判定され、タイムアップした時
点でステップS12に進み、開のバルブBが閉じられ
る。
を制御動作を示しており、ステップS1ないしステップ
S9は図3の場合と同じであるので説明を省略する。さ
て、ステップS9にてモータコンプレッサ2がオフにさ
れると、ステップS10にてタイマー11Aがスタート
され、ステップS11'でタイマー11Aが所定の時間
をタイムアップしたかが判定され、タイムアップした時
点でステップS12に進み、開のバルブBが閉じられ
る。
【0017】図5は第3発明に係わる装置の制御動作を
示している。ステップS1ないしステップS5は図3と
同じであり、ステップS5にてモータコンプレッサ2が
オンされれば、ステップS6にて異常検出が行われる。
示している。ステップS1ないしステップS5は図3と
同じであり、ステップS5にてモータコンプレッサ2が
オンされれば、ステップS6にて異常検出が行われる。
【0018】この異常検出のフローを同図の下部に示し
ている。ステップS51では冷媒圧力が30Kg以上に
なったかが判定され、この30Kgを超えた場合はバル
ブ関係の異常と判定され、ステップS52にてモータコ
ンプレッサ2が停止され、全バルブが閉にされる。そし
てステップS53で異常表示のためにLEDが点灯され
る。この異常を知り、不良箇所を除去したならば、その
後は、ステップS51からステップS54に進み、LE
Dの異常表示が解除される。
ている。ステップS51では冷媒圧力が30Kg以上に
なったかが判定され、この30Kgを超えた場合はバル
ブ関係の異常と判定され、ステップS52にてモータコ
ンプレッサ2が停止され、全バルブが閉にされる。そし
てステップS53で異常表示のためにLEDが点灯され
る。この異常を知り、不良箇所を除去したならば、その
後は、ステップS51からステップS54に進み、LE
Dの異常表示が解除される。
【0019】又、図5のステップS4にてオン温度以上
の庫内がなくなれば、ステップS6'に進み、ここでも
ステップS6と同じ異常検出が行われ、その後、ステッ
プS7に進み、オフ温度以下となった庫内はステップS
8にてそのバルブBが閉にされ、全庫内がオフ温度以下
になればステップS9'に進み、モータコンプレッサ2
が停止され、そして最後に残っていた開のバルブが閉に
される。
の庫内がなくなれば、ステップS6'に進み、ここでも
ステップS6と同じ異常検出が行われ、その後、ステッ
プS7に進み、オフ温度以下となった庫内はステップS
8にてそのバルブBが閉にされ、全庫内がオフ温度以下
になればステップS9'に進み、モータコンプレッサ2
が停止され、そして最後に残っていた開のバルブが閉に
される。
【0020】図5を見てわかるように、ステップS7に
て全庫内がオフ温度以下になればステップS9'にてモ
ータコンプレッサ2および開のバルブを閉じる制御は、
従来の制御方式であり、それに異常検出を付加したもの
である。この異常検出は、当然、本発明に係わる図3お
よび図4の制御に対しても付加することができ、その付
加した制御をそれぞれ図6、図7に示している。いずれ
もモータコンプレッサ2の運転中にステップS6および
ステップS6'にて異常検出を行っている。
て全庫内がオフ温度以下になればステップS9'にてモ
ータコンプレッサ2および開のバルブを閉じる制御は、
従来の制御方式であり、それに異常検出を付加したもの
である。この異常検出は、当然、本発明に係わる図3お
よび図4の制御に対しても付加することができ、その付
加した制御をそれぞれ図6、図7に示している。いずれ
もモータコンプレッサ2の運転中にステップS6および
ステップS6'にて異常検出を行っている。
【0021】尚、以上の説明に用いた自動販売機は冷却
庫が3つのものであったが、冷却庫が一つのものに対し
ても本発明を適用することができ、例えば図3の制御に
おいて冷却庫を一つとした場合の制御を図8に示してい
る。
庫が3つのものであったが、冷却庫が一つのものに対し
ても本発明を適用することができ、例えば図3の制御に
おいて冷却庫を一つとした場合の制御を図8に示してい
る。
【0022】
【発明の効果】第1発明によれば、規定のオフ温度以下
に冷却された冷却庫からバルブを閉じ、最後に残った冷
却庫がオフ温度以下になった時、更にモータコンプレッ
サの冷媒供給側での冷媒圧力が規定値に低下するまで待
ち、その時点で最後に残っていた開のバルブを閉じるた
め冷媒圧力が高くなることはない。第2発明によれば、
最後に残った冷却庫がオフ温度以下になった時、更に所
定の時間が経過した時点で最後に残っていた開のバルブ
を閉じるため、同様に冷媒圧力の上昇を抑えられる。
又、第3発明では、冷却運転中に冷媒圧力が異常に上昇
した時、冷却系の異常と判定し、モータコンプレッサを
停止させると共に、故障表示を知らすために表示手段を
点灯させるようにしたので、モーターコンプレッサへの
ダメージをなくすことができる。
に冷却された冷却庫からバルブを閉じ、最後に残った冷
却庫がオフ温度以下になった時、更にモータコンプレッ
サの冷媒供給側での冷媒圧力が規定値に低下するまで待
ち、その時点で最後に残っていた開のバルブを閉じるた
め冷媒圧力が高くなることはない。第2発明によれば、
最後に残った冷却庫がオフ温度以下になった時、更に所
定の時間が経過した時点で最後に残っていた開のバルブ
を閉じるため、同様に冷媒圧力の上昇を抑えられる。
又、第3発明では、冷却運転中に冷媒圧力が異常に上昇
した時、冷却系の異常と判定し、モータコンプレッサを
停止させると共に、故障表示を知らすために表示手段を
点灯させるようにしたので、モーターコンプレッサへの
ダメージをなくすことができる。
【図1】 本発明の冷却制御装置を適用した自動販売機
の概略を示した図
の概略を示した図
【図2】 図1の制御装置の詳細を示した制御ブロック
図
図
【図3】 本第1発明に係わる冷却制御の1実施例を示
したフローチャート
したフローチャート
【図4】 本第2発明に係わる冷却制御の1実施例を示
したフローチャート
したフローチャート
【図5】 本第3発明に係わる冷却制御の1実施例を示
したフローチャート
したフローチャート
【図6】 第1発明に係わる冷却装置に第3発明の異常
検出手段を付加したフローチャート
検出手段を付加したフローチャート
【図7】 第2発明に係わる冷却装置に第3発明の異常
検出手段を付加したフローチャート
検出手段を付加したフローチャート
【図8】 図3に係わる冷却制御装置において、冷却庫
を1個とした場合の制御を示したフローチャート
を1個とした場合の制御を示したフローチャート
1 エバポレータ 2 モータコンプレッサ 3 制御装置 4 キーボード 11 CPU 11A タイマー 12 ROM 13 RAM 14 入出力部 15 A/D変換器 16 駆動部 S 温度センサ Sp 圧力センサ B バルブ
Claims (5)
- 【請求項1】 冷却庫の各庫内に設けた熱交換用のエバ
ポレータと、 各エバポレータに冷媒を供給するモータコンプレッサ
と、 各エバポレータに冷媒を選択的に供給できるよう、冷媒
供給経路に設けたバルブと、 各庫内の温度を検知する温度センサと、 前記モータコンプレッサの冷媒供給側での冷媒圧力を検
知する圧力センサと、 前記モータコンプレッサの運転により、前記温度センサ
ーで検出した庫内温度が規定のオフ温度以下に冷却され
た冷却庫から順に対応するバルブを閉じ、そして、最後
に残った冷却庫が前記オフ温度以下になった時点で前記
モータコンプレッサを停止させるが、更に、前記冷媒圧
力が規定値以下になった時点で当該冷却庫に対応するバ
ルブを閉にする制御手段と、を備えたことを特徴とする
冷却制御装置。 - 【請求項2】 冷却庫の各庫内に設けた熱交換用のエバ
ポレータと、 各エバポレータに冷媒を供給するモータコンプレッサ
と、 各エバポレータに冷媒を選択的に供給できるよう、冷媒
供給経路に設けたバルブと、 各庫内の温度を検知する温度センサと、 時間を計時するタイマーと、 前記モータコンプレッサの運転により、前記温度センサ
ーで検出した庫内温度が規定のオフ温度以下に冷却され
た冷却庫から順に対応するバルブを閉じ、そして、最後
に残った冷却庫が前記オフ温度以下になった時点で前記
モータコンプレッサを停止させるが、更に、前記時点よ
り、前記タイマーで所定の時間を計時した後に、当該冷
却庫に対応するバルブを閉にする制御手段と、を備えた
ことを特徴とする冷却制御装置。 - 【請求項3】 冷却庫の各庫内に設けた熱交換用のエバ
ポレータと、 各エバポレータに冷媒を供給するモータコンプレッサ
と、 各エバポレータに冷媒を選択的に供給できるよう、冷媒
供給経路に設けたバルブと、 各庫内の温度を検知する温度センサと、 前記モータコンプレッサの冷媒供給側での冷媒圧力を検
知する圧力センサと、 運転の異常を表示するための表示手段と、 前記モータコンプレッサの運転により、前記温度センサ
ーで検出した庫内温度が規定のオフ温度以下に冷却され
た冷却庫から順に対応するバルブを閉じ、そして、最後
に残った冷却庫が前記オフ温度以下になった時点で前記
モータコンプレッサを停止させる制御手段と、 前記モータコンプレッサ運転時に、前記冷媒圧力が異常
値まで上昇した時、前記モータコンプレッサの運転を停
止すると共に、前記表示手段を点灯させる異常検出手段
と、を備えたことを特徴とする冷却制御装置。 - 【請求項4】 冷却庫の各庫内に設けた熱交換用のエバ
ポレータと、 各エバポレータに冷媒を供給するモータコンプレッサ
と、 各エバポレータに冷媒を選択的に供給できるよう、冷媒
供給経路に設けたバルブと、 各庫内の温度を検知する温度センサと、 前記モータコンプレッサの冷媒供給側での冷媒圧力を検
知する圧力センサと、 運転の異常を表示するための表示手段と、 前記モータコンプレッサの運転により、前記温度センサ
ーで検出した庫内温度が規定のオフ温度以下に冷却され
た冷却庫から順に対応するバルブを閉じ、そして、最後
に残った冷却庫が前記オフ温度以下になった時点で前記
モータコンプレッサを停止させるが、更に、前記冷媒圧
力が規定値以下になった時点で当該冷却庫に対応するバ
ルブを閉にする制御手段と、 前記モータコンプレッサ運転時に、前記冷媒圧力が異常
値まで上昇した時、前記モータコンプレッサの運転を停
止すると共に、前記表示手段を点灯させる異常検出手段
と、を備えたことを特徴とする冷却制御装置。 - 【請求項5】 冷却庫の各庫内に設けた熱交換用のエバ
ポレータと、 各エバポレータに冷媒を供給するモータコンプレッサ
と、 各エバポレータに冷媒を選択的に供給できるよう、冷媒
供給経路に設けたバルブと、 各庫内の温度を検知する温度センサと、 前記モータコンプレッサの冷媒供給側での冷媒圧力を検
知する圧力センサと、 時間を計時するタイマーと、 運転の異常を表示するための表示手段と、 前記モータコンプレッサの運転により、前記温度センサ
ーで検出した庫内温度が規定のオフ温度以下に冷却庫さ
れた冷却庫から順に対応するバルブを閉じ、そして、最
後に残った冷却庫が前記オフ温度以下になった時点で前
記モータコンプレッサを停止させるが、更に、前記時点
より、前記タイマーで所定の時間を計時した後に、当該
冷却庫に対応するバルブを閉にする制御手段と、 前記モータコンプレッサ運転時に、前記冷媒圧力が異常
値まで上昇した時、前記モータコンプレッサの運転を停
止すると共に、前記表示手段を点灯させる異常検出手段
と、を備えたことを特徴とする冷却制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4388595A JPH08240368A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 冷却制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4388595A JPH08240368A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 冷却制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08240368A true JPH08240368A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=12676168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4388595A Pending JPH08240368A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 冷却制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08240368A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101241900B1 (ko) * | 2006-08-08 | 2013-03-12 | 엘지전자 주식회사 | 건조기의 사이클론을 이용한 린트 프리 모듈 |
-
1995
- 1995-03-03 JP JP4388595A patent/JPH08240368A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101241900B1 (ko) * | 2006-08-08 | 2013-03-12 | 엘지전자 주식회사 | 건조기의 사이클론을 이용한 린트 프리 모듈 |
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