JPH0587382A - 外気導入型空調装置 - Google Patents

外気導入型空調装置

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JPH0587382A
JPH0587382A JP3250928A JP25092891A JPH0587382A JP H0587382 A JPH0587382 A JP H0587382A JP 3250928 A JP3250928 A JP 3250928A JP 25092891 A JP25092891 A JP 25092891A JP H0587382 A JPH0587382 A JP H0587382A
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air
air conditioning
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Akira Morikawa
朗 森川
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外気と空調対象域からの還気との混合気を温
調する温調手段と、その温調手段により温調した混合気
を空調対象域へ給気する送風手段と、空調対象域への給
気量を空調負荷に応じて変更する給気量制御手段とを設
けた外気導入型空調装置において、高い換気性を確保す
る。 【構成】 給気量制御手段16,17bを、給気SA中
の外気量Qoaを設定下限量Qm以上に保つ状態で給気
量Qを変更し、かつ、その給気量変更において給気量Q
が設定下限量Qmとなるときの空調負荷値Woよりも空
調負荷Wが小さい小負荷状態では、空調負荷変化にかか
わらず設定下限量Qmの外気OA’のみを給気するよう
に構成し、その小負荷状態において給気温度tsを空調
負荷Wに応じ変更するように温調手段3を出力調整する
給気温制御手段17cを設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外気と空調対象域から
の還気との混合気を温調する温調手段と、その温調手段
により温調した混合気を前記空調対象域へ給気する送風
手段と、前記空調対象域への給気量を前記空調対象域の
空調負荷に応じて変更する給気量制御手段とを設けた外
気導入型空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記の如き外気導入型空調装置に
おいては、前記の給気量制御手段を、図10に示すよう
に、給気SA中における外気OA’と還気RAとの混合
比を常に一定に保つように給気SA中の外気量Qoaと
還気量Qraとの両方を変更して給気量Qを空調対象域
の空調負荷Wに応じ変更する構成としたり、また、図1
1に示すように、基本的には給気SA中の外気量Qoa
を一定の設定量Qmに保った状態で還気量Qraを変更
して給気量Qを空調対象域の空調負荷Wに応じ変更し、
そして、給気量Qが上記の設定量Qm以下となる小負荷
領域では、外気OA’のみを空調対象域に給気するとと
もに、その外気量Qoaを空調対象域の空調負荷Wに応
じ変更する構成としていた。
【0003】なお、上記のいずれの形式においても、給
気温度は常に一定温に維持するように前記の温調手段を
出力調整する構成としており、給気量Qの変更のみをも
って空調負荷Wの変化に対応する形態となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来構
成ではいずれの形式にしても、空調負荷W変化に対応す
るための給気量Q変更に伴い、空調対象域への外気導入
量Qoaが小負荷状態において大きく減少し、これによ
り、空調対象域の換気性が大巾に低下するため、小負荷
状態において空調対象域内の雰囲気が悪化する問題があ
った。
【0005】本発明の目的は、合理的な給気形態をもっ
て空調負荷変化に対応することにより上記問題の解消を
図る点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による外気導入型
空調装置の第1の特徴構成は、外気と空調対象域からの
還気との混合気を温調する温調手段と、その温調手段に
より温調した混合気を前記空調対象域へ給気する送風手
段と、前記空調対象域への給気量を前記空調対象域の空
調負荷に応じて変更する給気量制御手段とを設ける構成
において、前記給気量制御手段を、給気中の外気量を設
定下限量以上に保つ状態で給気量を変更し、かつ、その
給気量変更において給気量が前記の設定下限量となると
きの空調負荷値よりも前記空調対象域の空調負荷が小さ
い小負荷状態では、空調負荷変化にかかわらず設定下限
量の外気のみを前記空調対象域へ給気するように構成
し、前記小負荷状態において前記空調対象域への給気温
度を前記空調対象域の空調負荷に応じ変更するように前
記温調手段を出力調整する給気温制御手段を設けたこと
にあり、その作用・効果は次の通りである。
【0007】
【作用】つまり、上記の第1特徴構成によれば、給気量
を空調負荷に応じ変更する中ないし大負荷状態では、給
気中の外気量を設定下限量以上に保つ状態で給気量を変
更することにより、空調対象域への外気導入量を確保し
て充分な換気性を得ることができる。
【0008】そして、その給気量変更において給気量が
上記の設定下限量となるときの空調負荷値よりも空調負
荷が小さい小負荷状態では、空調負荷変化にかかわらず
設定下限量の外気のみを空調対象域へ給気することによ
り、すなわち、給気量を設定下限量に一定化した状態で
の全外気運転により、空調対象域への外気導入量を確保
して充分な換気性を維持することができる。
【0009】また、全外気運転で給気量を設定下限量に
一定化する上記小負荷状態においては、給気温度を空調
負荷に応じ変更するように温調手段を出力調整すること
で空調負荷変化に対応することができる。
【0010】
【発明の効果】つまり、本発明の第1特徴構成によれ
ば、前記作用の如く、中ないし大負荷状態のみならず小
負荷状態においても空調負荷変化に対応しながら充分な
換気性を確保できることで、中ないし大負荷状態、並び
に、小負荷状態の全てを通じ空調対象域内の雰囲気を良
好に保ち得るに至った。
【0011】
【実施例】次に実施例を説明する。
【0012】図1において、1は複数の空調対象室1a
の集合である空調対象域、2は空調機である。
【0013】空調機2には、給気側熱交換器3、排気側
熱交換器4、圧縮機5、及び、膨張弁6を主要装置とし
て、それらを冷媒循環回路7で接続したヒートポンプH
を内蔵してあり、冷媒流れ方向の切り換えにより、冷房
運転では給気側熱交換器3を蒸発器として機能させ、か
つ、排気側熱交換器4を凝縮器として機能させ、また、
暖房運転では逆に給気側熱交換器3を凝縮器として機能
させ、かつ、排気側熱交換器4を蒸発器として機能させ
るようにしてある。
【0014】一方、風路構成については、基本的には、
還気風路8を介し各対象室1aから空調機2に戻る還気
RAの一部を第1ダンパD1と第2ダンパD2とにより
分流比を調整して第2ダンパD2の側に分流し、この分
流還気RA’と外気風路9を介し空調機2に取り入れた
外気OAとの合流混合気を冷房では凝縮熱の放熱対象と
して、また、暖房では気化熱の吸熱対象として排気側熱
交換器4に通風した後、排気風路10を介し排気ファン
11により系外に廃棄し、また、それに並行して、分流
還気RA’の合流点よりも上流側で取り入れ外気OAの
一部を第3ダンパD3と第4ダンパD4とにより分流比
を調整して第4ダンパD4の側に分流(分流還気RA’
とほぼ等しい風量)するとともに、この分流外気OA’
を分流還気RA’の分流点よりも下流側で還気RAに合
流させ、そして、この分流外気OA’と還気RAとの合
流混合気を給気側熱交換器3で温調した後、給気SAと
して給気風路12を介し給気ファン13により各対象室
1aに分配供給する構成としてある。
【0015】すなわち、還気RAの一部を系外に廃棄す
るとともに、各対象室1aへの給気SA中に外気OAの
一部を混合することにより、各対象室1aを冷房ないし
暖房に並行して換気するようにしてある。
【0016】また、上記の風路構成において、第1ない
し第4ダンパD1〜D4の操作により、還気RAの全量
を排気風路10を介し排気して給気SAの全量を外気O
Aとするいわゆる全外気運転の実施を可能としてある。
【0017】各対象室1aに対する分岐給気風路12a
の夫々には、室温センサ14により検出される室温ti
と設定器15により設定された目標室温tii(例え
ば、冷房ではtii=27℃、暖房ではtii=25
℃)との偏差dtiに基づき、室温tiが目標室温ti
iになるように対象室1aへの給気量qを調整する変風
量装置16を設けてあり、これら変風量装置16は、目
標室温tiiに対して検出室温tiの方が高温であるほ
ど対象室1aへの給気量qを増大させ、かつ、目標室温
tiiに対して検出室温tiの方が低温であるほど対象
室1aへの給気量qを減少させて室温tiを目標室温t
iiに調整する冷房モードと、逆に目標室温tiiに対
して検出室温tiの方が高温であるほど対象室1aへの
給気量qを減少させ、かつ、目標室温tiiに対して検
出室温tiの方が低温であるほど対象室1aへの給気量
qを増大させて室温tiを目標室温tiiに調整する暖
房モードとに運転モードを、空調機2の冷暖房運転切り
換えとともに切り換える構成としてある。
【0018】17は図2の制御フローに示す如く空調機
2を運転制御する制御器であり、この制御器17には、 (イ)冷房運転及び暖房運転の夫々において、圧縮機5
の回転数Cn(すなわち、圧縮機5の出力)が設定回転
数Cnnよりも大きいときには外気混合モードを選択
し、かつ、圧縮機5の回転数Cn(すなわち、圧縮機5
の出力)が設定回転数Cnn以下のときには全外気モー
ドを選択するモード選択部17a、 (ロ)このモード選択部17aによる選択モードが外気
混合モードの場合には、給気圧センサ18により検出さ
れる給気風路12の風路圧psが設定圧pssになるよ
うに給気ファン13の回転数Fn(すなわち、給気ファ
ン13の出力)を調整し、かつ、選択モードが全外気モ
ードの場合には、給気ファン13の回転数Fnを設定回
転数Fnnに維持するファン制御部17b、 (ハ)選択モードが外気混合モードの場合には、給気温
センサ19により検出される給気温度tsが設定温度t
ss(例えば、冷房ではtss=12℃、暖房ではts
s=40℃)になるように、圧縮機5の回転数Cnを調
整して給気側熱交換器3の温調出力を調整し、かつ、選
択モードが全外気モードの場合には、還気温センサ20
により検出される還気温度trが目標室温tiiになる
ように、圧縮機5の回転数Cnを調整して給気側熱交換
器3の温調出力を調整する給気温制御部17c、(ニ)
図3に示すように、選択モードが外気混合モードの場合
には、給気ファン13の回転数調整に対し給気ファン1
3の回転数Fnと第1ダンパD1の開度d1との関係を
所定の関係d1=f(Fn)に維持するように、給気フ
ァン13の回転数Fnに応じて第1ダンパD1の開度d
1を調整し、かつ、選択モードが全外気モードの場合に
は、第1ダンパD1の開度d1を0%開度(全閉)に維
持し、また、第2、第3、第4ダンパD2,D3,D4
については、それらの開度d2,d3,d4をモード切
り換えにかかわらず空調機運転状態において夫々、常に
一定の設定開度ds2,ds3,ds4(例えば、ds
2=25%開度、ds3=100%開度、ds4=1
5.4%開度)に保つダンパ制御部17d、を設けてあ
る。
【0019】そして、給気ファン13の設定回転数Fn
nには、各変風量装置16による給気量q調整に対し、
給気風路12の風路圧psを上記の設定圧pssに維持
するように給気ファン13の回転数Fnを調整し、か
つ、給気温度tsを上記の設定温度tssに維持するよ
うに圧縮機5の回転数Cnを調整する制御形態(すなわ
ち、前記の外気混合モードで採用する制御形態)におい
て、圧縮機5の回転数Cnが前記の設定回転数Cnnと
なるときの給気ファン13の回転数Fnを設定してあ
り、これによって、図4に示す如く、給気風路12の風
路圧psが設定圧pssになるように給気ファン13の
回転数Fnを調整する外気混合モードと給気ファン13
の回転数Fnを設定回転数Fnnに一定化する全外気モ
ードとの相互切り換えの際の全体給気量Q(=Σq)に
連続性を持たせてある。
【0020】つまり、空調対象域1における全体空調負
荷との関係からすれば、給気温度tsを設定温度tss
に一定化した状態で、変風量装置16による対象室1a
ごとの給気量q調整、及び、それに伴う給気ファン13
の回転数Fn調整により全給気量Qを変更して空調対象
域1における全体空調負荷Wに対処する形態となる前記
の外気混合モード、並びに、還気温度trが目標室温t
iiになるように給気側熱交換器3の温調出力を調整す
ることで全給気量Qを一定化しながら空調対象域1にお
ける全体空調負荷Wに対処する形態となる前記の全外気
モードのいずれにしても、空調対象域1における全体空
調負荷Wの変化に対し圧縮機5の回転数Cnが全体空調
負荷Wに応じて調整される。
【0021】したがって、上記の制御器17構成によれ
ば、全体空調負荷Wとモード切り換えの関係として、圧
縮機5の回転数Cnが設定回転数Cnnとなるときの全
体空調負荷Woよりも全体空調負荷Wが大きい(W>W
o)領域では、第4ダンパD4の開度d4を設定開度d
s4に維持した状態で第1ダンパD1の開度d1を給気
ファン13の回転数Fnに応じ調整することにより、外
気(分流外気OA’)と還気RAとの混合気を給気SA
として各対象室1aに供給する外気混合モードが実施さ
れ、また、その外気混合モードとの間でのモード切り換
えの際の全体給気量Qに連続性を持たせながら、圧縮機
5の回転数Cnが設定回転数Cnnとなるときの全体空
調負荷Woよりも全体空調負荷Wが小さい(W<Wo)
領域では、第4ダンパD4の開度d4は設定開度ds4
に維持したままで第1ダンパD1の開度d1を0%(全
閉)とすることにより、外気(分流外気OA’)のみを
給気SAとして各対象室1aに供給する全外気モードが
実施される。
【0022】また、上記の制御構成において(同図4参
照)、外気混合モードと全外気モードとの切り換え基準
とする圧縮機5の設定回転数Cnnは、給気ファン13
の回転数Fnが設定回転数Fnnであるときの全体給気
量Qo、すなわち、圧縮機5の回転数Cnが設定回転数
Cnnとなるときの全体給気量Qoが、各対象室1aの
換気性を良好に維持するに足りる全給気量Q中外気の設
定下限量Qmに等しくなるように設定してあり、さら
に、外気混合モードにおいて第1ダンパD1の開度調整
基準とする第1ダンパ開度d1と給気ファン回転数Fn
との所定関係d1=f(Fn)としては、給気ファン1
3の回転数Fn変更による全給気量Qの変化を分流外気
OA’に対して混合する還気RAの量Qra変更で吸収
して、全給気量Q中の外気量Qoaを上記の設定下限量
Qmに一定化した状態で維持する関係を与えてあり、こ
れらのことにより、外気混合モードでは、全体空調負荷
Wの変化に応じ全給気量Qを変更することにおいて、全
給気量Q中の外気量Qoaを上記の設定下限量Qmに保
つことで、空調対象域1への外気導入量を確保して対象
室1aの夫々で充分な換気性を保ち、また、全体空調負
荷Wの低減に伴い全給気量Qが少量化して上記の設定下
限量Qmとなる全外気モードでは、全体空調負荷Wの変
化にかかわらず設定下限量Qmの外気OA’のみを空調
対象域1へ給気することにより、すなわち、全給気量Q
を設定下限量Qmに一定化した状態での全外気運転によ
り、空調対象域1への外気導入量を確保して対象室1a
の夫々で外気混合モードと同等の充分な換気性を維持す
るようにしてある。
【0023】なお、図5は冷房の場合の給気温度ts変
化を示し、また、図6は暖房の場合の給気温度ts変化
を示す。
【0024】〔別実施例〕次に別実施例を列記する。
【0025】図7に示すように、外気混合モードにおい
て、全給気量Q中の外気量Qoaを設定下限量Qm以上
に保ちながら、その全給気量Q中の外気量Qoaを全給
気量Qの変更に伴い増減変化させるようにしてもよい。
また、この場合、図8及び図9に示すように、外気混合
モードにおいては、第3ダンパD3の開度d3を一定の
設定開度ds3(例えば、ds3=100%開度)に固
定した状態で、第1ダンパD1、第2ダンパD2、第4
ダンパD4夫々の開度d1,d2,d4と給気ファン1
3の回転数Fnとの関係を所定の関係d1=f1(F
n),d2=f2(Fn),d4=f4(Fn)に保つ
ように、第1ダンパD1、第2ダンパD2、第4ダンパ
D4夫々の開度d1,d2,d4を給気ファン13の回
転数Fnに応じて調整し、かつ、全外気モードにおいて
は、第3ダンパD3の開度d3を上記の設定開度ds3
に固定したままで、第1ダンパD1の開度d1を0%開
度(全閉)とするとともに、第2及び第4ダンパD2,
D4の開度d2,d4を夫々、設定開度ds2,ds4
(例えば、ds2=33%開度,ds4=15.4%開
度)に固定するようにする。
【0026】全給気量Qを一定化する全外気モードにお
いて、空調対象域1の全体空調負荷Wに応じ給気温度t
sを変更するに、各対象室1aの目標室温tii1,t
ii2,tii3が異なる場合には、還気温度trが目
標室温tii1,tii2,tii3の平均値(tii
1+tii2+tii3)/3となるように、あるい
は、各対象室1aの給気量q1,q2,q3を重み付け
した目標室温の平均値(tii1・q1+tii2・q
2+tii3・q3)/(q1+q2+q3)となるよ
うに、還気温度tr検出に基づき圧縮機5の回転数Cn
を調整して、給気側熱交換器3の温調出力を調整する形
態を採用してもよい。
【0027】また、全給気量Qを空調対象域1の全体空
調負荷Wに応じて調整する外気混合モードにおいて、圧
縮機5の回転数Cn(換言すれば、給気側熱交換器3の
温調出力)を全体空調負荷Wに応じ調整するについて
も、還気温度trが目標室温や、目標室温の平均値、あ
るいは、各対象室1aの給気量q1,q2,q3を重み
付けした目標室温の平均値となるように、還気温度tr
検出に基づき圧縮機5の回転数Cnを調整する形態を採
用してもよい。
【0028】更にまた、外気混合モード及び全外気モー
ドも夫々において、各対象室1aにおける目標室温ti
iと検出室温tiとの正負ある偏差dtiに基づき、そ
れら偏差dtiの総和Σdtiが所定の収束値(代表例
としては0)に収束するように圧縮機5の回転数Cnを
調整する形態を採用してもよい。
【0029】空調対象域1は複数室1aの集合に限定さ
れるものではなく、一室のみを空調対象域1とする場合
にも本発明は適用できる。
【0030】また、本発明は、変風量装置16を装備し
ない形式にも適用でき、さらに、冷房ないし暖房のいず
れか一方のみに採用してもよい。
【0031】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするため符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】空調設備の構成図
【図2】制御フローチャート
【図3】ダンパ制御形態を示すグラフ
【図4】給気量調整形態を示すグラフ
【図5】冷房における給気温度の変化を示すグラフ
【図6】暖房における給気温度の変化を示すグラフ
【図7】別実施例における給気量調整形態を示すグラフ
【図8】同、ダンパ制御形態を示すグラフ
【図9】同、制御フローチャート
【図10】従来例における給気量調整形態を示すグラフ
【図11】他の従来例における給気量調整形態を示すグ
ラフ
【符号の説明】
1 空調対象域 3 温調手段 13 送風手段 16,17b 給気量制御手段 17c 給気温制御手段 OA’ 外気 RA 還気 SA 給気 Q 給気量 Qoa 外気量 Qm 設定下限量 W,Wo 空調負荷 ts 給気温度

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外気(OA’)と空調対象域(1)から
    の還気(RA)との混合気を温調する温調手段(3)
    と、その温調手段(3)により温調した混合気を前記空
    調対象域(1)へ給気する送風手段(13)と、前記空
    調対象域(1)への給気量(Q)を前記空調対象域
    (1)の空調負荷(W)に応じて変更する給気量制御手
    段(16),(17b)とを設けた外気導入型空調装置
    であって、 前記給気量制御手段(16),(17b)を、給気(S
    A)中の外気量(Qoa)を設定下限量(Qm)以上に
    保つ状態で給気量(Q)を変更し、かつ、その給気量変
    更において給気量(Q)が前記の設定下限量(Qm)と
    なるときの空調負荷値(Wo)よりも前記空調対象域
    (1)の空調負荷(W)が小さい小負荷状態では、空調
    負荷変化にかかわらず設定下限量(Qm)の外気(O
    A’)のみを前記空調対象域(1)へ給気するように構
    成し、前記小負荷状態において前記空調対象域(1)へ
    の給気温度(ts)を前記空調対象域(1)の空調負荷
    (W)に応じ変更するように前記温調手段(3)を出力
    調整する給気温制御手段(17c)を設けた外気導入型
    空調装置。
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