JPH058731A - 踏切障害物検知装置の故障検査方法及び装置 - Google Patents

踏切障害物検知装置の故障検査方法及び装置

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JPH058731A
JPH058731A JP3189193A JP18919391A JPH058731A JP H058731 A JPH058731 A JP H058731A JP 3189193 A JP3189193 A JP 3189193A JP 18919391 A JP18919391 A JP 18919391A JP H058731 A JPH058731 A JP H058731A
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JP
Japan
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light
crossing
control relay
relay
train
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Application number
JP3189193A
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English (en)
Inventor
Yasumasa Koushin
康雅 荒新
Motoaki Ishii
元昭 石井
Isamu Suzuki
勇 鈴木
Teruaki Hoshino
輝明 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
East Japan Railway Co
Daido Signal Co Ltd
Original Assignee
East Japan Railway Co
Daido Signal Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 踏切道を横断する自動車や人等によって影響
を受けるときであっても発光器および受光器が故障して
いるか否かを効果的に検査することができ、列車に対す
る誤った緊急停止信号の現示を防止すること。 【構成】 対をなす発光器2,3,4,5と受光器6,
7,8,9を踏切道1をはさんで設置し、発光器2,
3,4,5からの発光を受光器6,7,8,9が受光し
ないとき踏切道1に障害物ありと検知する踏切障害物検
知装置の前記発光器および受光器が故障していないか否
かを検査する方法であって、踏切道に列車が接近してい
ないときに一定時分ごとに短時分、前記発光器から発光
させ、この光を受光する受光器の光検知リレーが前記短
時分の間に動作せず復旧のままのときに故障、動作した
ときに正常と判定することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、踏切障害物検知装置
に設けられている発光器および受光器が故障しているか
否かを、踏切道を横断する自動車や人等によって影響を
受けるときであっても効果的に検査することが可能な方
法と装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の装置として、例えば特開平2−
26069号公報に開示されたものが知られている。こ
の装置は列車接近情報が入力された後、すなわち踏切警
報機が警報して踏切遮断機が降下し、踏切道の通行が遮
断されてから発光器および受光器が故障しているか否か
を判定するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、踏切道を
横断する自動車や人等の影響を受けない利点があるが、
列車接近情報が入力されてから発光器および受光器が故
障しているか否かを判定するので、仮りに故障していて
も、その接近している列車に対しては列車停止の緊急信
号を現示してしまうことになる。そこで、この発明は、
前記のような従来の装置のもつ問題点を解決し、踏切道
を横断する自動車や人等によって影響を受けるときであ
っても発光器および受光器が故障しているか否かを効果
的に検査することができ、列車に対する誤った停止現示
を防止することができる故障検査方法及び装置を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明の故障検査方法は、踏切道に列車が接近し
ていないときに一定時分ごとに短時分、発光器から発光
させ、この光を受光する受光器の光検知リレーが前記短
時分の間に動作せず復旧のままのときに故障、動作した
ときに正常と判定することを特徴とする。またこの発明
の故障検査装置は、踏切道に列車が接近すると復旧し、
通過すると動作する踏切警報機制御リレーRPRと、こ
の踏切警報機制御リレーRPRが動作している間の一定
時分ごとに短時分動作する発光制御リレーDRと、この
発光制御リレーDRが動作している間に発光器から発光
させ、この光を受光する受光器の光検知リレーが前記短
時分の間に動作せず復旧のままのとき故障、動作したと
き正常と発光表示する発光表示器とを具えていることを
特徴とする。
【0005】
【作用】列車が接近していないとき、すなわち警報機が
警報を発していないときに検査を行うので、踏切道に横
断する自動車や人等が存在すれば、発光器から発光され
る光束が遮断されることになる。しかし、自動車や人等
は移動するので、連続して光束が遮断されるわけではな
く、必ず受光器は光束を受光するときがあり、光検知リ
レーが動作するときがある。したがつて、もし、検知リ
レーが短時分でも動作することがなく、連続して復旧し
ているときは、故障の自動車が存在するか、或は発光器
か受光器が故障していると判定するのである。そして、
このことを例えば既設の集中監視装置により保守区に表
示、警報し、保守員が修理処置をするようにする。
【0006】
【実施例】図1は踏切障害物検知装置の一例としての複
線踏切におけるシステムの概要を示す平面図である。1
は踏切道で、踏切道1をはさんで複数個(この例では4
個)の発光器2,3,4,5と受光器6,7,8,9が
4組みの光束を形成するように図のように対となって設
置されている。図1に示す列車検知器は列車が列車検知
器内に進入すると踏切を制御する始動点用列車検知器で
ある。
【0007】図2においてRPRは前記始動点用列車検
知器によって制御される踏切警報機制御リレー、DRは
踏切警報機制御リレーRPRが動作している間の一定時
分ごとに短時分動作する発光制御リレー、L1R,L
2R,L3R,L4Rは受光器6,7,8,9の光検知リ
レーである。踏切警報機制御リレーRPRと発光制御リ
レーDRは図3にその動作タイミングを示すように、列
車が始動点用列車検知器に進入し踏切道1に接近すると
踏切警報機制御リレーRPRが復旧し、列車が踏切道1
に達するまでの時分T1、踏切警報機が警報を発し、前
記発光器と受光器等によって従来通り踏切障害物の検知
を行う。列車が踏切道1を通過後に踏切警報機制御リレ
ーRPRが動作し、それから一定時分T2(例えば30
分)たつと、発光制御リレーDRが動作し、短時分t
(例えば30秒)発光器2,3,4,5を発光させ、受光
器6,7,8,9の光検知リレーL1R,L2R,L
3R,L4Rを動作させる。短時分t経過すると、制御リ
レーDRが復旧し、これにより1サイクルの故障検査が
終わり、以後、一定時分T2たつと、発光制御リレーD
Rが再び動作し、前記と同様な動作が行われる。
【0008】発光器2,3,4,5が短時分tの間発光
中、踏切道1を横断する自動車や人等のために光検知リ
レーL1R,L2R,L3R,L4Rは図4にその動作タイ
ミングを示すように復旧と動作を繰り返すが、必ず動作
の状態があり、もし発光器2,3,4,5と受光器6,
7,8,9の前面に泥、埃、雪などが付着したり、発光
器2,3,4,5と受光器6,7,8,9の光軸がずれ
たようなときは光検知リレーL1R,L2R,L3R,L4
Rは連続して復旧する。したがって、この光検知リレー
1R,L2R,L3R,L4Rの連続復旧状態を照査すれ
ば、どの発光器2,3,4,5及び受光器6,7,8,
9が故障しているのかが判定できる。
【0009】図5は故障検知装置の回路構成図を示す。
光検知リレーL1R,L2R,L3R,L4Rと踏切警報機
制御リレーRPRの動作接点が入力部Diに接続され、
入力部Diと出力部DoがCPUを介して接続されてい
る。出力部Doには発光制御リレーDRと故障検知リレ
ーFLRが接続されている。出力側は発光制御リレーD
Rの動作接点と踏切警報機制御リレーRPRの動作接点
とを介し、また踏切警報機制御リレーRPRの復旧接点
を介し発光器2,3,4,5に接続されている。故障検
知リレーFLRの復旧接点は集中監視装置に接続されて
いる。LEDは発光表示器としての発光ダイオードであ
り、発光制御リレーDRが動作して発光器が発光中は発
光中表示LEDがグリーンで発光表示し、光検知リレー
1R,L2R,L3R,L4Rの各々と対応して設置され
ているLEDのうち、故障している光検知リレーの発光
ダイオードLEDはレッドで発光表示されるようになっ
ている。
【0010】前記において入力部Diには光検知リレー
1R,L2R,L3R,L4Rの動作又は復旧の信号、リ
レーRPRの動作接点による踏切が警報していない(列
車が接近していない)信号が入力される。CPUは列車
が接近していないとき一定時分T2ごとに短時分t出力
部Doから発光制御リレーDRを動作させ、発光器2,
3,4,5から発光させるとともに、発光中表示する発
光ダイオードLEDのグリーンを発光表示させる。光検
知リレーL1R,L2R,L3R,L4Rのいずれかが全く
動作しないと、この光検知リレーと対応する発光ダイオ
ードLEDレッドが発光して故障していることを表示す
る。それとともに、CPUは故障検出リレーFLRを復
旧させて、その復旧接点で集中監視装置により保守区に
表示、警報を発する。
【0011】前記においては発光器、受光器、および光
検知リレーを4個設置したが、この個数は任意であり、
踏切道の大きさ等により実施の際に適宜の数を選択する
ことができる。
【0012】
【発明の効果】請求項1の故障検査方法は、前記のよう
に踏切警報区間内に列車が接近していないときに一定時
分ごとに短時分、発光器から発光させ、この光を受光す
る受光器の光検知リレーが前記短時分の間に動作せず復
旧のままのときには故障、動作したときには正常と判定
するので、踏切道を横断する自動車や人等によって影響
を受けるときであっても発光器および受光器が故障して
いるか否かを効果的に検査することができ、従来の踏切
障害物検知装置において故障時に起きていた列車に対す
る誤った緊急停止信号の現示を確実に防止することがで
きる。特に、終列車後、夜間に雪が発光器や受光器の前
面に付着したり、いたずら等で発光器や受光器の光軸が
ずれるような場合でも、故障か否かを判定することがで
きるので、初列車に対しても緊急停止信号の現示による
列車停止を防止することができる。請求項2の故障検査
装置によれば、従来のものにリレー等簡単な設備を付設
するだけで、設置することができるとともに、保守も容
易であるのに加え、設置および保守費用も比較的安価に
抑えることが可能となるという優れた効果が期待でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】同上の発光器と受光器に対する信号の入出力系
を示すブロック図である。
【図3】同上の踏切警報機制御リレーRPRと発光制御
リレーDRの動作タイミングを示すタイムチャートであ
る。
【図4】同上の発光制御リレーDRの動作状態を示すタ
イミングチャートと光検知リレーL1R,L2R,L
3R,L4Rとの関係を表わすチャートである。
【図5】同上の回路構成図である。
【符号の説明】
1 踏切道 2,3,4,5 発光器 6,7,8,9 受光器 RPR 踏切警報機制御リレー DR 発光制御リレー L1R,L2R,L3R,L4R 光検知リレー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 勇 東京都大田区仲池上2丁目20番2号 大同 信号株式会社内 (72)発明者 星野 輝明 東京都大田区仲池上2丁目20番2号 大同 信号株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対をなす発光器と受光器を踏切道をはさ
    んで設置し、発光器からの発光を受光器が受光しないと
    き踏切道に障害物ありと検知する踏切障害物検知装置の
    前記発光器および受光器が故障していないか否かを検査
    する方法であって、踏切道に列車が接近していないとき
    に一定時分ごとに短時分、前記発光器から発光させ、こ
    の光を受光する受光器の光検知リレーが前記短時分の間
    に動作せず復旧のままのときに故障、動作したときに正
    常と判定することを特徴とする踏切障害物検知装置の故
    障検査方法。
  2. 【請求項2】 対をなす発光器と受光器を踏切道をはさ
    んで設置し、発光器からの発光を受光器が受光しないと
    き踏切道に障害物ありと検知する踏切障害物検知装置の
    前記発光器および受光器が故障していないか否かを検査
    する装置であって、踏切道に列車が接近すると復旧し、
    通過すると動作する踏切警報機制御リレーRPRと、こ
    の踏切警報機制御リレーRPRが動作している間の一定
    時分ごとに短時分動作する発光制御リレーDRと、この
    発光制御リレーDRが動作している間に前記発光器から
    発光させ、この光を受光する受光器の光検知リレーが前
    記短時分の間に動作せず復旧のままのとき故障、動作し
    たとき正常と発光表示する発光表示器とを具えたことを
    特徴とする踏切障害物検知装置の故障検査装置。
JP3189193A 1991-07-03 1991-07-03 踏切障害物検知装置の故障検査方法及び装置 Pending JPH058731A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004306902A (ja) * 2003-04-10 2004-11-04 Kyosan Electric Mfg Co Ltd 踏切障害物検知装置
JP2009088842A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Sunx Ltd 多光軸光電センサ、多光軸光電センサシステム、異常特定装置、異常特定方法及び記録媒体
JP2016155482A (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 公益財団法人鉄道総合技術研究所 踏切障害物検知装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59128724A (ja) * 1983-01-13 1984-07-24 小糸工業株式会社 信号用継電器の緩放時素回路装置

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950725