JPH0586835U - コンテナボックスのカード保持構造 - Google Patents
コンテナボックスのカード保持構造Info
- Publication number
- JPH0586835U JPH0586835U JP3578792U JP3578792U JPH0586835U JP H0586835 U JPH0586835 U JP H0586835U JP 3578792 U JP3578792 U JP 3578792U JP 3578792 U JP3578792 U JP 3578792U JP H0586835 U JPH0586835 U JP H0586835U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- container box
- locking
- locking part
- gap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、コンテナボックスと別途の固定部
材を用いることなくコンテナボックスにカード等を保持
すると共に簡単かつ迅速にカードをコンテナボックスに
着脱できるコンテナボックスのカード保持構造を提供す
るものである。 【構成】 コンテナボックス(10)の側面板(12)
の中央部には矩形状の凹部(14)が形成されている。
この凹部(14)の第1壁部(16)には第1係止部
(30)が形成されている。第1係止部(30)の先端
と凹部(14)の底部(24)との間には第1間隙部
(32)が形成されている。第1壁部(16)と対向す
る第2壁部(18)には第2係止部(36)が突設され
ている。この第2係止部(36)と前記底部(24)と
の間には第2間隙部(38)が形成されている。前記第
2係止部(36)の先端部の下部には円弧状のR状部
(36A)が形成されている。
材を用いることなくコンテナボックスにカード等を保持
すると共に簡単かつ迅速にカードをコンテナボックスに
着脱できるコンテナボックスのカード保持構造を提供す
るものである。 【構成】 コンテナボックス(10)の側面板(12)
の中央部には矩形状の凹部(14)が形成されている。
この凹部(14)の第1壁部(16)には第1係止部
(30)が形成されている。第1係止部(30)の先端
と凹部(14)の底部(24)との間には第1間隙部
(32)が形成されている。第1壁部(16)と対向す
る第2壁部(18)には第2係止部(36)が突設され
ている。この第2係止部(36)と前記底部(24)と
の間には第2間隙部(38)が形成されている。前記第
2係止部(36)の先端部の下部には円弧状のR状部
(36A)が形成されている。
Description
【0001】
本考案は、コンテナボックスの側面板等に取り付けられるカード等を確実に保 持することができるコンテナボックスのカード保持構造に関する。
【0002】
各種製品を搬送する場合はコンテナボックスが最近多く使用されるようになっ ている。 図5に示すように、このコンテナボックス(1)の側面板(2)にはコンテナ ボックス(1)に収納されている製品名や数量がコンテナボックス(1)を開け なくてもわかるように製品名や製品数量を表示した紙等で形成されたカード(3 )が取り付けられている。このカード(3)は前記側面板(2)の突設部(4) に固着された固定金具(5)によって挟持されている。このため、従来のコンテ ナボックス(1)においては図6に示すような固定金具(5)が別途必要となり 、固定金具(5)の分だけ部品点数が増加すると共にコンテナボックス(1)の 側面板(2)等に固定金具(5)を固着する必要がある。 また、前記固定金具(5)にカード(3)を着脱する場合は図5に示すように 固定金具(5)の先端部(5A)を把持して矢印A方向に引っ張らなければなら いので、カード(3)を着脱する場合は手間がかかる。 更に、コンテナボックス(1)によっては固定金具(5)を固着したままだと 都合が悪い場合があるが、この場合前記突設部(4)に固着されている固定金具 (5)を取り外さなければならないという不具合がある。
【0003】
本考案は、上記不都合を解消すべく考案されたものであり、コンテナボックス と別途の固定部材を用いることなくコンテナボックスにカード等を保持すると共 に簡単かつ迅速にカードをコンテナボックスに着脱できるコンテナボックスのカ ード保持構造を提供するものである。
【0004】
請求項1記載の考案は、コンテナボックスの少なくとも一面に設けられた第1 係止部,第2係止部,第3係止部,第4係止部と、前記第1係止部又は第3係止 部と前記一面との間に形成された第1間隙部と、前記第1係止部又は第3係止部 と対向する第2係止部又は第4係止部と前記一面との間に形成された第2間隙部 と、を設けたことを特徴としている。
【0005】
請求項1の考案は、コンテナボックスの凹部にカードを保持する場合はカード を撓ませて、カードの上縁を前記第1間隙部に差し込む。これによりカードの上 縁は前記第1係止部と底部とによって保持される。次に、カードの下縁を第2間 隙部に差し込む。これによりカードの下縁は前記第2係止部と底部とによって保 持される。 なお、カードの側縁は前記第3係止部と第4係止部とによって左右方向の移動 を規制される。この結果、カードはその上縁と下縁をそれぞれ保持されるのでカ ードは不用意に凹部から脱落することはない。 また、カードを取り外す場合はカードを撓ませて、まずカードの上縁又は下縁 を前記第1間隙部又は第2間隙部から抜けば簡単かつ迅速にカードを取り外すこ とができる。
【0006】
図1乃至図4には本考案に係るコンテナボックスのカード保持構造の一実施例 が示されている。 図1に示すようにコンテナボックス(10)は合成樹脂によって一体成型され ている。このコンテナボックス(10)の側面板(12)の中央部には矩形状の 凹部(14)が形成されている。この凹部(14)は第1壁部(16),第2壁 部(18),第3係止部としての第3壁部(20),第4係止部としての第4壁 部(22)及び一面としての底部(24)から形成されている。 前記第1壁部(16)には把手リブ(26)が形成されている。この把手リブ (26)は図2に示すようにコ字形状に形成され、把手部(28)と把手部(2 8)の両端部に形成された第1係止部(30),(30)とから形成されている 。これら第1係止部(30),(30)の先端には半円形状のR状部(30A) ,(30A)がそれぞれ形成されている。これらR状部(30A),(30A) と凹部(14)の底部(24)との間には第1間隙部(32),(32)が形成 されている。また、前記第1係止部(30),(30)と対向する凹部(14) の底部(24)にはそれぞれ矩形状の切欠(34),(34)が形成されている 。 図1に示すように前記凹部(14)の第1壁部(16)と対向する第2壁部( 18)には前記第1壁部(16)に向かって突出する第2係止部(36),(3 6)が前記第1係止部(30),(30)に対応して形成されている。これら第 2係止部(36),(36)と前記底部(24)との間には第2間隙部(38) ,(38)が形成されている。 図4に示すように第2係止部(36),(36)の先端部の下部には円弧状の R状部(36A),(36A)が形成されている。しかも第2係止部(36), (36)の下部は前記第1係止部(30)と同様に図1左右方向に半円形状のR 状部が形成されている。また、第2係止部(36),(36)と対向する凹部( 14)の底部(24)にはそれぞれ矩形状の切欠(40),(40)が形成され ている。
【0007】 次に、実施例の作用について説明する。 コンテナボックス(10)の側面板(12)の凹部(14)にコンテナボック ス(10)に収納される製品名や数量等が記載されたカード(3)を保持して固 定する場合はカード(3)の中間部(3A)を撓ませて、まずカード(3)の上 縁(3B)を前記第1間隙部(32),(32)に差し込む。これによりカード (3)の上縁(3B)は前記第1係止部(30),(30)と底部(24)とに よって保持される。 そして、カード(3)の下縁(3C)を第2間隙部(38),(38)に差し 込む。この場合、第2係止部(36)の先端部の下部にはR状部(36A)が形 成されているので円滑にカード(3)の下縁(3C)を第2間隙部(38),( 38)に差し込むことができる。これによりカード(3)の下縁(3C)は前記 第2係止部(36),(36)と底部(24)とによって保持される。 しかもカード(3)の側縁(3D),(3E)は前記第3壁部(20)と第4 壁部(22)とによって左右方向の移動を規制される。これにより、カード(3 )はその上縁(3B)と下縁(3C)をそれぞれ保持されるのでカード(3)は 不用意に凹部(14)から脱落することはない。 また、カード(3)を取り外す場合はカード(3)の中間部(3A)を撓ませ て、まずカード(3)の上縁(3B)又は下縁(3C)を前記第1間隙部(32 ),(32)又は第2間隙部(38),(38)から抜けば簡単かつ迅速にカー ド(3)を取り外すことができる。従って、カード(3)の着脱を片手で行うこ とができる。
【0008】 なお、カード(3)を図1左右方向から差し込んで第1係止部(30),(3 0)及び第2係止部(36),(36)で保持させるようにしてもよい。
【0009】 また、実施例では第1壁部(16)に第1係止部(30),(30)を、第2 壁部(18)に第2係止部(36),(36)を、それぞれ突設したものを示し たがこれに限定されるものではなく、第3壁部(20)に第1係止部(30), (30)を、第4壁部(22)に第2係止部(36),(36)を、それぞれ突 設したり、あるいは第1壁部(16)乃至第4壁部(22)の全てに係止部を設 けてもよい。 なお、実施例では第1壁部(16)に第1係止部(30)を2個、第2壁部( 18)に第2係止部(36)を2個設けたが、第1係止部(30)及び第2係止 部(36)の数は3個以上でもよい。
【0010】 また、実施例では側面板(12)の中央部に矩形状の凹部(14)を形成して 凹部(14)の第1壁部(16)に第1係止部(30)を,第2壁部(18)に 第2係止部(36)を、それぞれ突設したものを示したが、側面板(12)に凹 部(14)を設けずに側面板(12)の表面に第1係止部,第2係止部,第3係 止部,第4係止部を設けてカード(3)を保持するようにしてもよい。
【0011】
以上説明したように本考案に係るコンテナボックスのカード保持構造では、別 途に固定金具等を必要としないでカード等を保持することができるので部品点数 の減少を図ることができると共に製品コストを安くすることができる。また、カ ードの着脱を簡単かつ迅速に行うことができる。更に、カードにバーコード等を 印刷した場合であっても固定金具等がないため読み取りの障害になるようなこと はない。
【図1】コンテナボックスの側面図である。
【図2】コンテナボックスの側面板の一部断面斜視図で
ある。
ある。
【図3】第1突起部の拡大断面図である。
【図4】第2突起部の拡大断面図である。
【図5】従来のコンテナボックスに取り付けられた固定
金具の断面図である。
金具の断面図である。
【図6】従来のコンテナボックスに取り付けられる固定
金具の全体斜視図である。
金具の全体斜視図である。
(10)・・・コンテナボックス (14)・・・凹部 (20)・・・第3壁部 (22)・・・第4壁部 (24)・・・底部 (30)・・・第1係止部 (32)・・・第1間隙部 (36)・・・第2係止部 (38)・・・第2間隙部
Claims (1)
- 【請求項1】 コンテナボックスの少なくとも一面に設
けられた第1係止部,第2係止部,第3係止部,第4係
止部と、前記第1係止部又は第3係止部と前記一面との
間に形成された第1間隙部と、前記第1係止部又は第3
係止部と対向する第2係止部又は第4係止部と前記一面
との間に形成された第2間隙部と、を設けたことを特徴
とするコンテナボックスのカード保持構造
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3578792U JPH0586835U (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | コンテナボックスのカード保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3578792U JPH0586835U (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | コンテナボックスのカード保持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0586835U true JPH0586835U (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=12451628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3578792U Pending JPH0586835U (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | コンテナボックスのカード保持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0586835U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015120523A (ja) * | 2013-12-20 | 2015-07-02 | 三甲株式会社 | 折畳コンテナ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5641585A (en) * | 1979-09-07 | 1981-04-18 | Nec Corp | Memory |
JPS56124753A (en) * | 1980-03-07 | 1981-09-30 | Engel Kogyo Kk | Mechanism to transmit revolving motor in rotary shaft in coaxial direction |
-
1992
- 1992-04-28 JP JP3578792U patent/JPH0586835U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5641585A (en) * | 1979-09-07 | 1981-04-18 | Nec Corp | Memory |
JPS56124753A (en) * | 1980-03-07 | 1981-09-30 | Engel Kogyo Kk | Mechanism to transmit revolving motor in rotary shaft in coaxial direction |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015120523A (ja) * | 2013-12-20 | 2015-07-02 | 三甲株式会社 | 折畳コンテナ |
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