JPH058663A - 車両用表示操作装置 - Google Patents
車両用表示操作装置Info
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- JPH058663A JPH058663A JP3183454A JP18345491A JPH058663A JP H058663 A JPH058663 A JP H058663A JP 3183454 A JP3183454 A JP 3183454A JP 18345491 A JP18345491 A JP 18345491A JP H058663 A JPH058663 A JP H058663A
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- 230000000007 visual effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 4
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【目的】 情報バス形態の如く共通の通信インターフェ
ースによって室内の各種機器が接続可能となり、車室内
情報の集中表示および集中制御を行い、車室内スペース
の有効利用と安全性の向上を図る。 【構成】自動車のインストルメントパネル1に設けられ
各種情報を表示する表示部2を有する装置本体3と、こ
の装置本体を格納位置から移動させるアクチュエータ
4,5と、アクチュエータの作動を司る操作スイッチ6
とを有し、空調機器、音響映像機器、安全装置などの室
内に配置される各種機器の操作スイッチを表示部に設
け、表示部の後部に音響映像機器類の記録媒体装着部1
1を設け、表示部をアクチュエータ12により移動可能
に構成する。
ースによって室内の各種機器が接続可能となり、車室内
情報の集中表示および集中制御を行い、車室内スペース
の有効利用と安全性の向上を図る。 【構成】自動車のインストルメントパネル1に設けられ
各種情報を表示する表示部2を有する装置本体3と、こ
の装置本体を格納位置から移動させるアクチュエータ
4,5と、アクチュエータの作動を司る操作スイッチ6
とを有し、空調機器、音響映像機器、安全装置などの室
内に配置される各種機器の操作スイッチを表示部に設
け、表示部の後部に音響映像機器類の記録媒体装着部1
1を設け、表示部をアクチュエータ12により移動可能
に構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車などの車両に搭
載する表示操作装置に関する。
載する表示操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の自動車等の車両においては、テレ
ビ映像、ビデオ映像、交通情報、あるいはナビゲーショ
ンシステムなどの各種情報を提供するための装置が取り
付けられている。このような従来の装置は、後部座席の
中央部(センタコンソールボックスの背面)や前部座席
の中央部(インストルメントパネルの中央部)に固定さ
れ、当該表示操作装置の操作スイッチ等もディスプレイ
の近傍に固定されている。
ビ映像、ビデオ映像、交通情報、あるいはナビゲーショ
ンシステムなどの各種情報を提供するための装置が取り
付けられている。このような従来の装置は、後部座席の
中央部(センタコンソールボックスの背面)や前部座席
の中央部(インストルメントパネルの中央部)に固定さ
れ、当該表示操作装置の操作スイッチ等もディスプレイ
の近傍に固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動車には
上述した映像装置の他に、速度やエンジン回転数あるい
は異常警報を喚起するためのコンビネーションメータ、
車室内の冷暖房を行う空調装置の操作パネル、ラジオや
CD、カセットテープなどのオーディオシステムの機
器、自動車用電話などが搭載されることから、各機器の
使用頻度や必要性に応じたレイアウトを行う必要があ
る。しかしながら、従来のこれら装置は、個々別々に装
着されるため、必要以上に車室内スペースを専有すると
いう問題がある。また、タッチセンサーを利用して入力
装置とした装置も存在するが、表示部が固定され、スペ
ース的な制約があるため、乗員の手のとどく範囲に表示
部を設けることが困難で操作性が悪いという問題があ
る。さらに、上述したように車室内のスペース上の問題
から、表示部を大型化することが困難で十分な情報量を
提供できないという問題もある。本発明は、このような
従来技術の問題点に鑑みてなされ、車室内における情報
入出力のための優れたヒューマンインタフェースを実現
する自動車用表示操作装置であって、情報バス形態の如
く共通の通信インターフェースによって室内の各種機器
を接続可能とし、車室内情報の集中表示および集中制御
を行い、車室内スペースの有効利用と安全性の向上を図
ることを目的とする。
上述した映像装置の他に、速度やエンジン回転数あるい
は異常警報を喚起するためのコンビネーションメータ、
車室内の冷暖房を行う空調装置の操作パネル、ラジオや
CD、カセットテープなどのオーディオシステムの機
器、自動車用電話などが搭載されることから、各機器の
使用頻度や必要性に応じたレイアウトを行う必要があ
る。しかしながら、従来のこれら装置は、個々別々に装
着されるため、必要以上に車室内スペースを専有すると
いう問題がある。また、タッチセンサーを利用して入力
装置とした装置も存在するが、表示部が固定され、スペ
ース的な制約があるため、乗員の手のとどく範囲に表示
部を設けることが困難で操作性が悪いという問題があ
る。さらに、上述したように車室内のスペース上の問題
から、表示部を大型化することが困難で十分な情報量を
提供できないという問題もある。本発明は、このような
従来技術の問題点に鑑みてなされ、車室内における情報
入出力のための優れたヒューマンインタフェースを実現
する自動車用表示操作装置であって、情報バス形態の如
く共通の通信インターフェースによって室内の各種機器
を接続可能とし、車室内情報の集中表示および集中制御
を行い、車室内スペースの有効利用と安全性の向上を図
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、車両のインストルメントパネルに対して移
動可能に設けられ、各種情報を表示する表示部を有する
装置本体と、この装置本体を格納位置から前進後退、上
下左右あるいは回転させるアクチュエータと、前記アク
チュエータの作動を司る操作スイッチとを有し、空調機
器、音響映像機器、安全装置などの室内に配置される各
種機器の操作スイッチを前記表示部に設けたことを特徴
とする。前記表示部の裏面には、音響映像機器類の記録
媒体装着部を設置し、前記表示部を前記記録媒体装着部
に対して移動可能に設けることが好ましい。
の本発明は、車両のインストルメントパネルに対して移
動可能に設けられ、各種情報を表示する表示部を有する
装置本体と、この装置本体を格納位置から前進後退、上
下左右あるいは回転させるアクチュエータと、前記アク
チュエータの作動を司る操作スイッチとを有し、空調機
器、音響映像機器、安全装置などの室内に配置される各
種機器の操作スイッチを前記表示部に設けたことを特徴
とする。前記表示部の裏面には、音響映像機器類の記録
媒体装着部を設置し、前記表示部を前記記録媒体装着部
に対して移動可能に設けることが好ましい。
【0005】
【作用】このように構成した本発明にあっては、乗員が
アクチュエータの作動を司る操作スイッチを操作して装
置本体を前進あるいは回転させれば、当該表示部に設け
られた空調機器、音響映像機器、安全装置などの室内に
配置される各種機器の操作の操作を身体を移動させるこ
となく行うことができ、特に走行中においては安全運転
上好ましい。また、情報バス形態の如く共通の通信イン
ターフェースによって室内の空調機器、音響映像機器、
安全装置などの各種機器が接続可能なように構成すれ
ば、車室内情報の集中表示および集中制御を行うことが
でき車室内スペースの有効利用を図ることができる。さ
らに、表示部の裏面に、音響映像機器類の記録媒体装着
部を設置し、前記表示部を前記記録媒体装着部に対して
移動可能に設ければ、さらに省スペースに寄与する。し
かも、必要なときには表示部を移動させれば、音響映像
機器類の記録媒体装着部が現れ、そこにオーディオテー
プあるいはCDなどを容易に差し込むことが可能であ
る。
アクチュエータの作動を司る操作スイッチを操作して装
置本体を前進あるいは回転させれば、当該表示部に設け
られた空調機器、音響映像機器、安全装置などの室内に
配置される各種機器の操作の操作を身体を移動させるこ
となく行うことができ、特に走行中においては安全運転
上好ましい。また、情報バス形態の如く共通の通信イン
ターフェースによって室内の空調機器、音響映像機器、
安全装置などの各種機器が接続可能なように構成すれ
ば、車室内情報の集中表示および集中制御を行うことが
でき車室内スペースの有効利用を図ることができる。さ
らに、表示部の裏面に、音響映像機器類の記録媒体装着
部を設置し、前記表示部を前記記録媒体装着部に対して
移動可能に設ければ、さらに省スペースに寄与する。し
かも、必要なときには表示部を移動させれば、音響映像
機器類の記録媒体装着部が現れ、そこにオーディオテー
プあるいはCDなどを容易に差し込むことが可能であ
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例に係る自動車用表示操
作装置を示す正面図、図2は同実施例を示す平面図、図
3は同実施例を示す平面図であって装置本体を前進させ
た状態を示す図、図4は同実施例を示す正面図であって
表示部を上昇させた状態を示す図、図5は同実施例を示
す平面図であって装置本体を前進かつ回転させた状態を
示す図である。
明する。図1は本発明の一実施例に係る自動車用表示操
作装置を示す正面図、図2は同実施例を示す平面図、図
3は同実施例を示す平面図であって装置本体を前進させ
た状態を示す図、図4は同実施例を示す正面図であって
表示部を上昇させた状態を示す図、図5は同実施例を示
す平面図であって装置本体を前進かつ回転させた状態を
示す図である。
【0007】本実施例に係る自動車用表示操作装置20
の装置本体3は車室内のインストルメントパネル1の中
央に取り付けられており、インストルメントパネル1に
は、この装置本体3の他に、速度やエンジン回転数ある
いは異常警報を喚起するためコンビネーションメータ1
3が取り付けられ、安全運転上不可欠な表示が提供され
る。図1において符号「14」は自動車用ハンドルであ
る。
の装置本体3は車室内のインストルメントパネル1の中
央に取り付けられており、インストルメントパネル1に
は、この装置本体3の他に、速度やエンジン回転数ある
いは異常警報を喚起するためコンビネーションメータ1
3が取り付けられ、安全運転上不可欠な表示が提供され
る。図1において符号「14」は自動車用ハンドルであ
る。
【0008】本実施例の装置本体3は、表示部2と音響
映像機器類の記録媒体装着部11とから構成される。表
示部2には薄型の液晶ディスプレイ(Liquid Crystal
Display)が採用されており、インストルメントパネ
ル1の中央部のスペースを有効に活用するように大型化
されている。液晶ディスプレイは他のディスプレイに比
べて比類のない低電力消費と低電圧動作を兼ね備えてい
るため、特にLSI駆動回路との適合性に優れている。
また、素子が薄型で、しかも大型表示から小型表示まで
可能であるためこのようなポータブル機器に適してい
る。なお、本発明にあっては、このような液晶ディスプ
レイの他にも、陰極線管(CRT)あるいは発光ダイオ
ード(LED)等を採用することも可能である。
映像機器類の記録媒体装着部11とから構成される。表
示部2には薄型の液晶ディスプレイ(Liquid Crystal
Display)が採用されており、インストルメントパネ
ル1の中央部のスペースを有効に活用するように大型化
されている。液晶ディスプレイは他のディスプレイに比
べて比類のない低電力消費と低電圧動作を兼ね備えてい
るため、特にLSI駆動回路との適合性に優れている。
また、素子が薄型で、しかも大型表示から小型表示まで
可能であるためこのようなポータブル機器に適してい
る。なお、本発明にあっては、このような液晶ディスプ
レイの他にも、陰極線管(CRT)あるいは発光ダイオ
ード(LED)等を採用することも可能である。
【0009】この表示部2の背面には、音響映像機器類
の記録媒体装着部11が設けられており、表示部2が音
響映像機器類の記録媒体装着部11に対して上昇できる
ようにリニアガイドなどのスライド手段15により両者
2,11は連結されている。また、装置本体3には、後
述する装置本体移動用操作スイッチ6を操作することに
より作動する上昇用アクチュエータ12が設けられ、こ
のアクチュエータ12により表示部2が音響映像機器類
の記録媒体装着部11に対して格納位置から上昇するこ
とになる。
の記録媒体装着部11が設けられており、表示部2が音
響映像機器類の記録媒体装着部11に対して上昇できる
ようにリニアガイドなどのスライド手段15により両者
2,11は連結されている。また、装置本体3には、後
述する装置本体移動用操作スイッチ6を操作することに
より作動する上昇用アクチュエータ12が設けられ、こ
のアクチュエータ12により表示部2が音響映像機器類
の記録媒体装着部11に対して格納位置から上昇するこ
とになる。
【0010】音響映像機器類の記録媒体装着部11に
は、コンパクトディスク(CD)装着部7、ディジタル
オーディオテープ(DAT)装着部8、8ミリビデオ装
着部9、フロッピーディスク装着部10がそれぞれ内蔵
され、図4に示すように、表示部2が上昇用アクチュエ
ータ12により上昇した場合に、音響映像機器類の再生
装置11の表面で、それぞれコンパクトディスク、DA
T、8ミリビデオテープ、フロッピーディスクなどの記
録媒体を出し入れできるようになっている。なお、本発
明はこの実施例のみに限定されることなく、ナビゲイシ
ョンシステム用CD−ROMやカセットテープ、あるい
はICカード等の記録媒体を装着する装着部を設けるよ
うにしても良い。
は、コンパクトディスク(CD)装着部7、ディジタル
オーディオテープ(DAT)装着部8、8ミリビデオ装
着部9、フロッピーディスク装着部10がそれぞれ内蔵
され、図4に示すように、表示部2が上昇用アクチュエ
ータ12により上昇した場合に、音響映像機器類の再生
装置11の表面で、それぞれコンパクトディスク、DA
T、8ミリビデオテープ、フロッピーディスクなどの記
録媒体を出し入れできるようになっている。なお、本発
明はこの実施例のみに限定されることなく、ナビゲイシ
ョンシステム用CD−ROMやカセットテープ、あるい
はICカード等の記録媒体を装着する装着部を設けるよ
うにしても良い。
【0011】本実施例に係る表示部2には、上述したコ
ンパクトディスク(CD)装着部7、DAT装着部8、
8ミリビデオ装着部9、フロッピーディスク装着部10
の操作スイッチ、および空気調和装置の操作スイッチが
それぞれ設けられ、本実施例にあっては当該操作スイッ
チをタッチセンサとして表示部表面に設けている。具体
的には、初期画面には「CD」「DAT」「8ミリVC
R」「FD」および「エアコン」という各スイッチ(タ
ッチセンサ)が表示され、例えば「8ミリVCR」を選
択した場合には、次画面に「PLAY」「STOP」
「FF」「REW」等が表示される。そして、乗員がこ
の表示画面のうち「PLAY」の操作スイッチ(タッチ
センサ)を選択すれば表示部に8ミリビデオテープに格
納された画像情報が表示部2に表示されることになる。
また、空気調和装置の操作スイッチにおいても同様であ
り、例えば初期画面で「エアコン」を選択すると、次画
面で「ファン速度」「設定温度」「吹出しモード」等が
表示され、乗員はこの表示のうち所望の操作スイッチを
選択して車室内の空調を行う。
ンパクトディスク(CD)装着部7、DAT装着部8、
8ミリビデオ装着部9、フロッピーディスク装着部10
の操作スイッチ、および空気調和装置の操作スイッチが
それぞれ設けられ、本実施例にあっては当該操作スイッ
チをタッチセンサとして表示部表面に設けている。具体
的には、初期画面には「CD」「DAT」「8ミリVC
R」「FD」および「エアコン」という各スイッチ(タ
ッチセンサ)が表示され、例えば「8ミリVCR」を選
択した場合には、次画面に「PLAY」「STOP」
「FF」「REW」等が表示される。そして、乗員がこ
の表示画面のうち「PLAY」の操作スイッチ(タッチ
センサ)を選択すれば表示部に8ミリビデオテープに格
納された画像情報が表示部2に表示されることになる。
また、空気調和装置の操作スイッチにおいても同様であ
り、例えば初期画面で「エアコン」を選択すると、次画
面で「ファン速度」「設定温度」「吹出しモード」等が
表示され、乗員はこの表示のうち所望の操作スイッチを
選択して車室内の空調を行う。
【0012】本実施例の装置本体3は、上昇用アクチュ
エータ12の他に2つのアクチュエータによって図1お
よび図2に示す格納位置から、前進後退および回転がで
きるように構成されている。すなわち、図2の平面図に
て示すように、装置本体3とインストルメントパネル1
との間にはリニアガイドなどのスライド手段16が設け
られており、表示部2と音響映像機器類の再生装置11
とが一体となった装置本体3がインストルメントパネル
1に対して前進することができる。この前進動作は、ス
ライド手段16に設けられた前進用アクチュエータ4に
よって行われ、上述した表示部2の上昇動作と同様にイ
ンストルメントパネル1に設けられた操作スイッチ6を
前進位置に操作することにより行われる。さらに、本実
施例にあっては、この前進状態から表示部2を運転席
側、あるいは助手席側に回転させることもできる。つま
り、装置本体3に回転用アクチュエータ5を設けてイン
ストルメントパネル1に設けられた操作スイッチ6を運
転席側あるいは助手席側に操作することにより音響映像
機器類の再生装置11と一体となった状態で表示部2が
所定の角度だけ回転するようになっている。
エータ12の他に2つのアクチュエータによって図1お
よび図2に示す格納位置から、前進後退および回転がで
きるように構成されている。すなわち、図2の平面図に
て示すように、装置本体3とインストルメントパネル1
との間にはリニアガイドなどのスライド手段16が設け
られており、表示部2と音響映像機器類の再生装置11
とが一体となった装置本体3がインストルメントパネル
1に対して前進することができる。この前進動作は、ス
ライド手段16に設けられた前進用アクチュエータ4に
よって行われ、上述した表示部2の上昇動作と同様にイ
ンストルメントパネル1に設けられた操作スイッチ6を
前進位置に操作することにより行われる。さらに、本実
施例にあっては、この前進状態から表示部2を運転席
側、あるいは助手席側に回転させることもできる。つま
り、装置本体3に回転用アクチュエータ5を設けてイン
ストルメントパネル1に設けられた操作スイッチ6を運
転席側あるいは助手席側に操作することにより音響映像
機器類の再生装置11と一体となった状態で表示部2が
所定の角度だけ回転するようになっている。
【0013】本実施例では、装置本体用操作スイッチ6
は、図1に示すように、運転席の近傍に取り付けられて
おり、「格納位置」「前進」「上昇」「運転席側回転」
「助手席側回転」の各位置に回動するローテーション
スイッチを採用している。なお、本発明の操作スイッチ
6はローテーションスイッチにのみ限定されることなく
前進、上昇、回転をそれぞれ司る別個のスイッチを採用
しても良い。あるいは、表示部2に設けたタッチセンサ
6aなどであっても良い。
は、図1に示すように、運転席の近傍に取り付けられて
おり、「格納位置」「前進」「上昇」「運転席側回転」
「助手席側回転」の各位置に回動するローテーション
スイッチを採用している。なお、本発明の操作スイッチ
6はローテーションスイッチにのみ限定されることなく
前進、上昇、回転をそれぞれ司る別個のスイッチを採用
しても良い。あるいは、表示部2に設けたタッチセンサ
6aなどであっても良い。
【0014】このように本実施例にあっては、装置本体
3の前進・回転あるいは表示部2の上昇を行うための操
作スイッチ6,6aを乗員の近傍に設け、従来インスト
ルメントパネルの中央に設けられていた車室内の冷暖房
を行う空調装置の操作パネル、ラジオやCD、カセット
テープなどのオーディオシステムの操作パネルを全て表
示部2にタッチセンサとして設け、さらにCD、FDな
どの音響映像機器で用いる情報記録媒体の装着部を表示
部2の背面に設けている。また、それ以外の例えば増幅
機やチューナ、通信システムの送受信機などは、通常乗
員が操作する必要がないことから、トランクルームや座
席の下などのデッドスペースを利用して配設している。
このような自動車用表示操作装置20と、各種自動車内
装置類とは、図6に示すように、情報バス20により接
続され、中央制御装置22により情報の伝達が制御さ
れ、各種装置あるいは機器が駆動制御されるようになっ
ている。
3の前進・回転あるいは表示部2の上昇を行うための操
作スイッチ6,6aを乗員の近傍に設け、従来インスト
ルメントパネルの中央に設けられていた車室内の冷暖房
を行う空調装置の操作パネル、ラジオやCD、カセット
テープなどのオーディオシステムの操作パネルを全て表
示部2にタッチセンサとして設け、さらにCD、FDな
どの音響映像機器で用いる情報記録媒体の装着部を表示
部2の背面に設けている。また、それ以外の例えば増幅
機やチューナ、通信システムの送受信機などは、通常乗
員が操作する必要がないことから、トランクルームや座
席の下などのデッドスペースを利用して配設している。
このような自動車用表示操作装置20と、各種自動車内
装置類とは、図6に示すように、情報バス20により接
続され、中央制御装置22により情報の伝達が制御さ
れ、各種装置あるいは機器が駆動制御されるようになっ
ている。
【0015】つぎに、上述した本実施例に係る自動車用
表示操作装置20の作用を説明する。装置本体3が図1
および図2に示す格納位置にある場合には、表示部2は
インストルメントパネル1側に引っ込んでおり、邪魔に
ならない。また、表示部2を極力大型化しているため必
要な情報を多量に提供することができる。この状態から
乗員がCDなどの情報記録媒体を交換する場合には、自
分の近傍に設けられた操作スイッチ6を上昇位置に回動
する。すると、上昇用アクチュエータ12が作動して表
示部2がスライド手段15にしたがって音響映像機器類
の記録媒体装着部11に対して上昇し、音響映像機器類
の記録媒体装着部11の表面が現れる。これにより、乗
員は情報記録媒体の交換を行うことができる。そして、
使用頻度が少ない音響映像機器類の操作部および媒体交
換部以外の部品を車室内のデッドスペースに配置してい
るため車室内スペースを有効利用することが可能とな
る。
表示操作装置20の作用を説明する。装置本体3が図1
および図2に示す格納位置にある場合には、表示部2は
インストルメントパネル1側に引っ込んでおり、邪魔に
ならない。また、表示部2を極力大型化しているため必
要な情報を多量に提供することができる。この状態から
乗員がCDなどの情報記録媒体を交換する場合には、自
分の近傍に設けられた操作スイッチ6を上昇位置に回動
する。すると、上昇用アクチュエータ12が作動して表
示部2がスライド手段15にしたがって音響映像機器類
の記録媒体装着部11に対して上昇し、音響映像機器類
の記録媒体装着部11の表面が現れる。これにより、乗
員は情報記録媒体の交換を行うことができる。そして、
使用頻度が少ない音響映像機器類の操作部および媒体交
換部以外の部品を車室内のデッドスペースに配置してい
るため車室内スペースを有効利用することが可能とな
る。
【0016】また、乗員がCD再生装置や空気調和装置
を操作する場合には、操作スイッチ6を前進位置に回動
する。すると、前進用アクチュエータ4が作動してスラ
イド手段16にしたがって装置本体3がインストルメン
トパネル1に対して前進し、当該表示部2に設けられた
CD再生装置や空気調和装置の操作を、身体を大きく移
動させることなく容易に行うことができ、特に走行中に
おいては安全運転上好ましい。このとき、操作スイッチ
6を回転位置に回動すると、表示部2が運転席側あるい
は助手席側に回転して、さらに操作性、安全性が向上す
る。
を操作する場合には、操作スイッチ6を前進位置に回動
する。すると、前進用アクチュエータ4が作動してスラ
イド手段16にしたがって装置本体3がインストルメン
トパネル1に対して前進し、当該表示部2に設けられた
CD再生装置や空気調和装置の操作を、身体を大きく移
動させることなく容易に行うことができ、特に走行中に
おいては安全運転上好ましい。このとき、操作スイッチ
6を回転位置に回動すると、表示部2が運転席側あるい
は助手席側に回転して、さらに操作性、安全性が向上す
る。
【0017】このように、本実施例の自動車用表示操作
装置20にあっては、情報バス形態の如く共通の通信イ
ンターフェースによって室内の空調機器、音響映像機
器、安全装置などの各種機器が接続可能となり、車室内
情報の集中表示および集中制御を行うことができ車室内
スペースの有効利用を図ることができる。
装置20にあっては、情報バス形態の如く共通の通信イ
ンターフェースによって室内の空調機器、音響映像機
器、安全装置などの各種機器が接続可能となり、車室内
情報の集中表示および集中制御を行うことができ車室内
スペースの有効利用を図ることができる。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、表示
部に設けられた空調機器、音響映像機器、安全装置など
の室内に配置される各種機器の操作スイッチの操作を、
身体を大きく移動させることなく容易に行うことがで
き、特に走行中においては安全運転上好ましい。また、
情報バス形態の如く共通の通信インターフェースによっ
て室内の空調機器、音響映像機器、安全装置などの各種
機器が接続可能となり、車室内情報の集中表示および集
中制御を行うことができ車室内スペースの有効利用を図
ることができる。また、表示部を音響映像機器類の記録
媒体装着部に対して移動可能に設ければ、さらに省スペ
ースに寄与する。
部に設けられた空調機器、音響映像機器、安全装置など
の室内に配置される各種機器の操作スイッチの操作を、
身体を大きく移動させることなく容易に行うことがで
き、特に走行中においては安全運転上好ましい。また、
情報バス形態の如く共通の通信インターフェースによっ
て室内の空調機器、音響映像機器、安全装置などの各種
機器が接続可能となり、車室内情報の集中表示および集
中制御を行うことができ車室内スペースの有効利用を図
ることができる。また、表示部を音響映像機器類の記録
媒体装着部に対して移動可能に設ければ、さらに省スペ
ースに寄与する。
【0019】
【図1】本発明の一実施例に係る自動車用表示操作装置
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図2】同実施例を示す平面図である。
【図3】同実施例を示す平面図であって、装置本体を前
進させた状態を示す図である。
進させた状態を示す図である。
【図4】同実施例を示す正面図であって、表示部を上昇
させた状態を示す図である。
させた状態を示す図である。
【図5】同実施例を示す平面図であって、装置本体を前
進かつ回転させた状態を示す図である。
進かつ回転させた状態を示す図である。
【図6】表示装置と各種機器類が情報バスによって接続
されている全体構成図である。
されている全体構成図である。
1…インストルメントパネル、 2…表示部、
3…装置本体、 4…前進用ア
クチュエータ、 5…回転用アクチュエータ、 6…前進・上昇・
回転用操作スイッチ、 7…CD装着部、 8…DAT装着
部、 9…8ミリVCR装着部、 10…FD装着
部、 11…音響映像機器類の記録媒体装着部、
12…上昇用アクチュエータ、 20…自動車
用表示操作装置
クチュエータ、 5…回転用アクチュエータ、 6…前進・上昇・
回転用操作スイッチ、 7…CD装着部、 8…DAT装着
部、 9…8ミリVCR装着部、 10…FD装着
部、 11…音響映像機器類の記録媒体装着部、
12…上昇用アクチュエータ、 20…自動車
用表示操作装置
Claims (2)
- 【請求項1】車両のインストルメントパネルに対して移
動可能に設けられ、各種情報を表示する表示部を有する
装置本体と、この装置本体を格納位置から前進後退、上
下左右あるいは回転させるアクチュエータと、前記アク
チュエータの作動を司る操作スイッチとを有し、空調機
器、音響映像機器、安全装置などの室内に配置される各
種機器の操作スイッチを前記表示部に設けたことを特徴
とする車両用表示操作装置。 - 【請求項2】前記表示部の裏面に、音響映像機器類の記
録媒体装着部を設置し、前記表示部を前記記録媒体装着
部に対して移動可能に設けたことを特徴とする請求項1
記載の車両用表示操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3183454A JPH058663A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 車両用表示操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3183454A JPH058663A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 車両用表示操作装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH058663A true JPH058663A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=16136060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3183454A Pending JPH058663A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 車両用表示操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH058663A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1991
- 1991-06-28 JP JP3183454A patent/JPH058663A/ja active Pending
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