JPH0586514A - 練条機と精紡機の管理システム - Google Patents

練条機と精紡機の管理システム

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Publication number
JPH0586514A
JPH0586514A JP24184191A JP24184191A JPH0586514A JP H0586514 A JPH0586514 A JP H0586514A JP 24184191 A JP24184191 A JP 24184191A JP 24184191 A JP24184191 A JP 24184191A JP H0586514 A JPH0586514 A JP H0586514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machine
spinning
frame
spinning machine
sliver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24184191A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Akiyama
康夫 秋山
Makoto Uramoto
誠 浦元
Yoshihiko Samoto
善彦 佐本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
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Publication of JPH0586514A publication Critical patent/JPH0586514A/ja
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  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 練条機から精紡機に至る工程で巻き取られた
パッケージの履歴が判ることを可能とする。 【構成】 複数台の練条機10と、ケンス15に収容さ
れたスライバ20を精紡する複数の精紡機12と、練条
機10と精紡機12とを往復し練条機10からのケンス
15を精紡機12へ搬送する搬送装置11と、各精紡機
12に設けられ搬送装置11で送られたケンス15を所
望の錘へ搬送するケンス移送台車17とを備えた練条機
と精紡機の管理システムにおいて、上記練条機10と搬
送装置11と精紡機12にそれぞれの稼働状況を把握す
るホストコンピュータ30,31,32を設け、この各
ホストコンピュータ30,31,32をエリアコンピュ
ータ33に接続して各台の稼働状況を認識することを特
徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、綿糸紡績の工程管理シ
ステムに係り、特に練条から空気精紡に至る工程を管理
できる練条機と精紡機の管理システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】綿糸紡績の工程は、混打綿・カーディン
グ・練条の各工程を経てスライバがケンスに収容され
る。このケンス内のスライバを粗紡工程を経ずに直接精
紡機で精紡することがなされている。すなわちこの精紡
機はケンスからのスライバをドラフト装置で所定の比率
に引き伸ばした後、空気ノズルからの旋回流で所要の太
さの糸にすると共にこれをパッケージに巻取るものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、練条機や精
紡機等は個々の機台での運転状況の制御はなされている
が、これらの全体を制御したり管理することはなされて
いない。従って、精紡機で一つの錘で巻かれたパッケー
ジに品質不良が発生してもその原因を特定することがで
きない問題がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、練条機から精紡機に至る工程で巻き取られたパッケ
ージの履歴が判る練条機と精紡機の管理システムを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、複数台の練条機と、ケンスに収容されたス
ライバを精紡する複数の精紡機と、練条機と精紡機とを
往復し練条機からのケンスを精紡機へ搬送する搬送装置
と、各精紡機に設けられ搬送装置で送られたケンスを所
望の錘へ搬送するケンス移送台車とを備えた練条機と精
紡機の管理システムにおいて、上記練条機と搬送装置と
精紡機にそれぞれの稼働状況を把握するホストコンピュ
ータを設け、この各ホストコンピュータをエリアコンピ
ュータに接続して各台の稼働状況を認識するものであ
る。
【0006】
【作用】上記構成によれば、精紡機で巻き取られたパッ
ケージがどの練条機で生産されたスライバのものか、ま
た不良品が発生すればその原因も追及することができ、
その管理が容易になる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
【0008】先ず図4,図5により本発明における装置
の概略全体図を説明する。
【0009】図4は練条機10と搬送装置11と精紡機
12の正面図を示し、図5はその平面図を示す。
【0010】練条機10は、コーマ工程から送られてき
た多数のケンス13内のスライバをタブリングすること
で均整化し、さらにこれにドラフトを与えて構成繊維を
平行にそろえ、そのスライバをケンス14内に収容する
ようになっている。
【0011】搬送装置11は、各練条機10のケンス搬
出ステーションS10のケンス14を精紡機12のケンス
受取ステーションS12に搬送するもので、両ステーショ
ンS10とS12間に亘ってレール15が設けられ、そのレ
ール15にケンス14を搬送する天井走行台車16が設
けられて構成されている。
【0012】精紡機12は、その各受渡ステーションS
12のケンス15を所望の錘に搬送すると共に空ケンスと
取り替えるケンス移送台車17を有する。またこの精紡
機12には、空ケンスと実ケンスとを交換する際、空ケ
ンスのスライバをカットし、ケンス移送台車17で搬送
された実ケンスのスライバとスライバ継ぎを行うピーシ
ング装置18が設けられている。このピーシング装置1
8は、精紡機12に沿いかつ各精紡機12間に亘って設
けたレール19に沿って各錘に移動できるようになって
いる。
【0013】この練条機10から精紡機12でのケンス
14の移動とそのスライバ20の概要を図3により説明
する。
【0014】図3(a)に示すように、精紡機12のユ
ニット12aで、ケンス14のスライバ20は、ドラフ
装置21で引き伸ばされ、ジェットスピナー22で撚が
かけられ、巻取装置23で巻き取られてパッケージPと
される。
【0015】次に図3(b)に示すようにケンス14内
のスライバ20が少なくなると、図3(c)〜(i)に
示すように空ケンス14bと実ケンス14aとが交換さ
れると共にスライバ継ぎが行われる。
【0016】図3(c)に示すよう練条機10のステー
ションS10の実ケンス14aは、図3(d)に示すよう
に搬送装置11で搬送され、図3(e)に示すように精
紡機12のステーションS12に搬送され、またこのステ
ーションS10でスライバ20のスライバ端20aの先端
位置がセンサ24により調整される。他方図3(f)に
示すように空ケンス14bとなったユニット12aにピ
ーシング装置18が位置し、そのスライバ20をカット
する。この後、図3(g)に示すよう空ケンス14bは
ケンス移送台車17でステーションS12に搬送され、状
態で図3(e)の実ケンス14aが、図3(h)に示す
ようケンス移送台車17で搬送され、次に図3(i)に
示すように、カットしたスライバ端20bと実ケンス1
4aのスライバ先端20aがピーシング装置18により
継がれ、図3(a)に示すように再度空気精紡が開始さ
れることとなる。
【0017】この図3において、(a)と(b)の精紡
機12での巻き取り情報は、定長装置25に入力されて
ケンス14内のスライバ20の取り替え時期が検出さ
れ、また練条機10,搬送装置11,精紡機12及びそ
の移送台車17,ピーシング装置18が制御装置26で
駆動制御されるようになっていると共に定長装置25の
情報と制御装置26の制御情報が通信できるようになっ
ている。
【0018】さて本発明においては、図1に示すように
練条機10での運転状況(糸ムラの変動係数,糸の太さ
欠点の度合,稼動効率,停止時間など)が機台ナンバー
毎に練条側ホストコンピュータ30に入力される。また
搬送装置11の搬送情報、すなわちどの練条機のどの台
のケンスをどの精紡機のどの錘に搬送したかの情報が搬
送用ホストコンピュータ31に入力される。
【0019】また各精紡機の定長装置25からの運転状
況(糸ムラの変動係数,糸ムラのスペクトル,糸の太さ
欠点の度合,稼動効率,停止原因,停止時間,糸切れ率
など)の情報が機台とその錘ナンバー毎に精紡側ホスト
コンピュータ32に入力される。
【0020】これらホストコンピュータ30,31,3
2の情報がエリアコンピュータ33に入力されるように
なっている。
【0021】尚このエリアコンピュータ33は図示して
いないが綿糸紡績の他の各工程を管理する他のエリアコ
ンピュータと共に集中管理用ホストコンピュータに接続
されている。
【0022】図2はこのエアリアコンピュータ33のフ
ローチャートを示し、図において40は練条機側のフロ
ーチャート,41は搬送装置11とケンス移送台車17
とピーシング装置18のフローチャートを示し、42は
精紡機側のフローチャートを示す。
【0023】このチャートに示すようにエアリアコンピ
ュータ33には練条機10,搬送装置11,精紡機12
の全ての運転情報が入力され、従って例えば、精紡機1
2のパッケージに不良品が発生した場合、その原因が精
紡機側にあるのか、練条機側にあるのかの原因を分析で
きると共に、各機器の稼働状況も認識できると共にこれ
らの管理データを作成し一括管理することができる。
【0024】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、精紡機で
巻き取られたパッケージがどの練条機で生産されたスラ
イバのものか、また不良品が発生すればその原因も追及
することができ、その管理が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において、管理システムの概要を示す図
である。
【図2】本発明において、管理システムのフローチャー
トを示す図である。
【図3】本発明において、練条機と搬送装置と精紡機の
関係を説明する概略図である。
【図4】本発明において、練条機と搬送装置と精紡機の
概略正面図である。
【図5】図4の平面図である。
【符号の説明】
10 練条機 11 搬送装置 12 精紡機 14 ケンス 17 ケンス移送台車 30,31,32 ホストコンピュータ 33 エリアコンピュータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の練条機と、ケンスに収容された
    スライバを精紡する複数の精紡機と、練条機と精紡機と
    を往復し練条機からのケンスを精紡機へ搬送する搬送装
    置と、各精紡機に設けられ搬送装置で送られたケンスを
    所望の錘へ搬送するケンス移送台車とを備えた練条機と
    精紡機の管理システムにおいて、上記練条機と搬送装置
    と精紡機にそれぞれの稼働状況を把握するホストコンピ
    ュータを設け、この各ホストコンピュータをエリアコン
    ピュータに接続して各台の稼働状況を認識することを特
    徴とする練条機と精紡機の管理システム。
JP24184191A 1991-09-20 1991-09-20 練条機と精紡機の管理システム Pending JPH0586514A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24184191A JPH0586514A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 練条機と精紡機の管理システム

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JP24184191A JPH0586514A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 練条機と精紡機の管理システム

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JPH0586514A true JPH0586514A (ja) 1993-04-06

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ID=17080301

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JP24184191A Pending JPH0586514A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 練条機と精紡機の管理システム

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02221075A (ja) * 1988-11-28 1990-09-04 Mas Fab Rieter Ag 容器に収容された繊維材料の自動搬送方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02221075A (ja) * 1988-11-28 1990-09-04 Mas Fab Rieter Ag 容器に収容された繊維材料の自動搬送方法

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