JPH06207331A - 保全管理システム - Google Patents
保全管理システムInfo
- Publication number
- JPH06207331A JPH06207331A JP24163391A JP24163391A JPH06207331A JP H06207331 A JPH06207331 A JP H06207331A JP 24163391 A JP24163391 A JP 24163391A JP 24163391 A JP24163391 A JP 24163391A JP H06207331 A JPH06207331 A JP H06207331A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- machine
- spinning
- sliver
- cotton
- host computer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 綿糸紡績の各工程を管理できることを可能と
する。 【構成】 混打綿20から捲糸65に至る各工程の稼動
状況を集中管理用ホストコンピュータ80に入力すると
共に、各工程の各機械を画面90上に表示すると共に、
その各機械の停止等の稼動状況を色分け等で表示するこ
とを特徴としている。
する。 【構成】 混打綿20から捲糸65に至る各工程の稼動
状況を集中管理用ホストコンピュータ80に入力すると
共に、各工程の各機械を画面90上に表示すると共に、
その各機械の停止等の稼動状況を色分け等で表示するこ
とを特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、綿糸紡績の工程におけ
る保全管理システムに関する。
る保全管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】綿糸紡績で使用される工程は、混打綿・
カーディング・練条・粗紡・精紡・捲糸で、コーマ使い
の場合は、カーディングと練条の間にコーミング工程を
入れている。この工程を説明する。
カーディング・練条・粗紡・精紡・捲糸で、コーマ使い
の場合は、カーディングと練条の間にコーミング工程を
入れている。この工程を説明する。
【0003】(a) 混打綿工程 製品の品種に応じて原綿を調合(混綿)し、連続した綿
の輸送途上において給綿量を一定に保って(給綿)、開
繊・除塵し、次工程へ空気搬送又はラップを形成する。
の輸送途上において給綿量を一定に保って(給綿)、開
繊・除塵し、次工程へ空気搬送又はラップを形成する。
【0004】(b) カーディング工程 混打綿工程から送られてきた繊維塊を解きほぐし1本1
本の繊維に分離し、ほぼ平行したスライバをつくる。
本の繊維に分離し、ほぼ平行したスライバをつくる。
【0005】(c) コーマ準備工程 カードスライバをラップ状に作り変える。すなわちスラ
イバラップマシン(SLM)に多数のスライバを供給
し、ドラフトをかけてラップを作り、さらにこれをリボ
ンラップマシン(RLM)で仕上げラップを作る。
イバラップマシン(SLM)に多数のスライバを供給
し、ドラフトをかけてラップを作り、さらにこれをリボ
ンラップマシン(RLM)で仕上げラップを作る。
【0006】(d) コーマ工程 フィードローラから送り出されたラップを前進後退をさ
せながら上下コームにより短繊維を除去し均一なスライ
バをつくりケンスに収容する。
せながら上下コームにより短繊維を除去し均一なスライ
バをつくりケンスに収容する。
【0007】(e) 練条工程 多数のスライバをダブリングすることで均整化し、さら
にこれにドラフトを与えて、構成繊維を平行にそろえる
工程を普通2回行う(練条1,練条2)。
にこれにドラフトを与えて、構成繊維を平行にそろえる
工程を普通2回行う(練条1,練条2)。
【0008】(f) 粗紡工程 スライバを引き伸ばして細くすると共によりをかけて強
度を持たせボビンに巻き取って粗糸にする。
度を持たせボビンに巻き取って粗糸にする。
【0009】(g) 精紡・巻糸工程 粗糸を所要の太さに引き伸ばすと共によりを与えて所要
の強さの糸とし、これを巻き取る。
の強さの糸とし、これを巻き取る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これら工程
はそれぞれ独自に稼動しており、全体を管理することは
なされていない。従って、各工程を稼動しても、この工
程の稼動率が適正かどうか、或いは保全が必要かどうか
等を判断することができない問題がある。
はそれぞれ独自に稼動しており、全体を管理することは
なされていない。従って、各工程を稼動しても、この工
程の稼動率が適正かどうか、或いは保全が必要かどうか
等を判断することができない問題がある。
【0011】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、綿糸紡績の各工程を管理できる保全管理システムを
提供することにある。
し、綿糸紡績の各工程を管理できる保全管理システムを
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、混打綿から捲糸に至る各工程の稼動状況を
集中管理用ホストコンピュータに入力すると共に、各工
程の各機械を画面上に表示すると共に、その各機械の停
止等の稼動状況を色分け等で表示するようにしたもので
ある。
に本発明は、混打綿から捲糸に至る各工程の稼動状況を
集中管理用ホストコンピュータに入力すると共に、各工
程の各機械を画面上に表示すると共に、その各機械の停
止等の稼動状況を色分け等で表示するようにしたもので
ある。
【0013】
【作用】上記構成によれば、集中管理用ホストコンピュ
ータの画面を見れば、各工程の稼動状況が一目で分か
り、管理が容易にできる。
ータの画面を見れば、各工程の稼動状況が一目で分か
り、管理が容易にできる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
て詳述する。
【0015】先ず図2により綿糸紡績の各工程の全体概
要を説明する。
要を説明する。
【0016】図2において、20は混打綿機、25はカ
ード機、30はスライバーラップ機、35はリボンラッ
プ機、40はコーマ機、45は練条1機、50は練条2
機、55は粗紡機、60は精紡機、65は巻取機、70
はパッケージ検査装置、75は自動倉庫である。
ード機、30はスライバーラップ機、35はリボンラッ
プ機、40はコーマ機、45は練条1機、50は練条2
機、55は粗紡機、60は精紡機、65は巻取機、70
はパッケージ検査装置、75は自動倉庫である。
【0017】カード機25からのスライバはケンス26
に収容され、人手もしくは搬送装置でスライバーラップ
機30に搬送され、以後は自動倉庫75までそれぞれ搬
送装置36,41,46,51,56,61,66で搬
送される。またこれら搬送装置36,41,46,5
1,56,61,66は、それぞれ制御装置37,4
2,52,57,67,68で駆動制御がなされるよう
になっている。
に収容され、人手もしくは搬送装置でスライバーラップ
機30に搬送され、以後は自動倉庫75までそれぞれ搬
送装置36,41,46,51,56,61,66で搬
送される。またこれら搬送装置36,41,46,5
1,56,61,66は、それぞれ制御装置37,4
2,52,57,67,68で駆動制御がなされるよう
になっている。
【0018】混打綿機20とカード機25の稼動状況
は、インターフェース21を介して第1コンピュータ2
2に入力され、またスライバーラップ機30、リボンラ
ップ機35、コーマ機40、練条1機45、練条2機5
0及び粗紡機55の稼動状況がインターフェース31を
介して第2コンピュータ32に入力される。
は、インターフェース21を介して第1コンピュータ2
2に入力され、またスライバーラップ機30、リボンラ
ップ機35、コーマ機40、練条1機45、練条2機5
0及び粗紡機55の稼動状況がインターフェース31を
介して第2コンピュータ32に入力される。
【0019】またスライバーラップ機30,リボンラッ
プ機35,練条1機45、練条2機50のスライバ替え
の情報が制御装置53に入力される。この制御装置53
と制御装置37,42,52が第1データ収集コンピュ
ータ44を介して集中管理用ホストコンピュータ80に
入力される。
プ機35,練条1機45、練条2機50のスライバ替え
の情報が制御装置53に入力される。この制御装置53
と制御装置37,42,52が第1データ収集コンピュ
ータ44を介して集中管理用ホストコンピュータ80に
入力される。
【0020】粗紡機55,精紡機60の稼動状況が制御
装置57に入力されると共に第2データ収集コンピュー
タ45を介して集中管理用ホストコンピュータ80に入
力される。
装置57に入力されると共に第2データ収集コンピュー
タ45を介して集中管理用ホストコンピュータ80に入
力される。
【0021】また精紡機60で巻き取られたパッケージ
情報は第3コンピュータ62に入力され、その情報が第
4コンピュータ63に入力されると共にこの第4コンピ
ュータ63に巻取機65の巻き取り情報が入力される。
情報は第3コンピュータ62に入力され、その情報が第
4コンピュータ63に入力されると共にこの第4コンピ
ュータ63に巻取機65の巻き取り情報が入力される。
【0022】これら第1〜4コンピュータ22,32,
62,63の情報は、集中管理用ホストコンピュータ8
0に通信される。
62,63の情報は、集中管理用ホストコンピュータ8
0に通信される。
【0023】またパッケージ検査装置70の検査結果及
び自動倉庫75の入庫情報は、それぞれ制御装置67,
68を介して第5コンピュータ69に入力され、この情
報も集中管理用ホストコンピュータ80に通信される。
び自動倉庫75の入庫情報は、それぞれ制御装置67,
68を介して第5コンピュータ69に入力され、この情
報も集中管理用ホストコンピュータ80に通信される。
【0024】また自動倉庫75は格納用コンピュータ7
6を備えており、この格納情報も集中管理用ホストコン
ピュータ80に通信されるようにされる。
6を備えており、この格納情報も集中管理用ホストコン
ピュータ80に通信されるようにされる。
【0025】以上において集中管理用ホストコンピュー
タ80は、綿糸紡績の各工程を管理すべく図1に示すよ
うにその画面90上に各工程(混打綿20、カード2
5、スライバーラップ30、リボンラップ機35、コー
マ40、練条(1)45、練条(2)50、粗紡55、
精紡60、巻糸65)の機械のすべてをこの工程ごと
に、枠で囲ったナンバーで表示し、またそのナンバーに
該当する箇所が、運転中以外の何等かの停止などの稼動
状況がある場合、それを色で表示するようになってい
る。例えば品質異常91,機台停台92,故障停台9
3,計画保全94,計画停台95などの各情報を色分け
で表示するようになっており、この画面90を見ること
で、綿糸紡績の各工程がどのようになっているかが一目
で把握できるようになっている。
タ80は、綿糸紡績の各工程を管理すべく図1に示すよ
うにその画面90上に各工程(混打綿20、カード2
5、スライバーラップ30、リボンラップ機35、コー
マ40、練条(1)45、練条(2)50、粗紡55、
精紡60、巻糸65)の機械のすべてをこの工程ごと
に、枠で囲ったナンバーで表示し、またそのナンバーに
該当する箇所が、運転中以外の何等かの停止などの稼動
状況がある場合、それを色で表示するようになってい
る。例えば品質異常91,機台停台92,故障停台9
3,計画保全94,計画停台95などの各情報を色分け
で表示するようになっており、この画面90を見ること
で、綿糸紡績の各工程がどのようになっているかが一目
で把握できるようになっている。
【0026】また各工程の稼動状況は、日時と時間と各
機械ナンバーをホストコンピュータ80の操作盤より入
力すれば、図3に示すような時間をスケールとした稼動
状況を画面100に表示できるようになっている。図3
の画面100は、練条(1)45、練条(2)50の各
機械1〜12番の各稼動状況を示したもので、運転中1
01,ドッフ(玉揚)102,台裏替(スライバ替)1
03,保全104,掃除105,停止106,ストック
過剰107,ストック不足108などをそれぞれ色分け
して時間軸をスケールに表示したものである。
機械ナンバーをホストコンピュータ80の操作盤より入
力すれば、図3に示すような時間をスケールとした稼動
状況を画面100に表示できるようになっている。図3
の画面100は、練条(1)45、練条(2)50の各
機械1〜12番の各稼動状況を示したもので、運転中1
01,ドッフ(玉揚)102,台裏替(スライバ替)1
03,保全104,掃除105,停止106,ストック
過剰107,ストック不足108などをそれぞれ色分け
して時間軸をスケールに表示したものである。
【0027】このように先ず、図1に示すように画面9
0上に各工程の稼動状況を表示し、また図3に示すよう
に各工程ごと時間をスケールとした稼動状況を画面10
0に表示することで各工程の保全管理が適確に把握する
ことが可能となる。
0上に各工程の稼動状況を表示し、また図3に示すよう
に各工程ごと時間をスケールとした稼動状況を画面10
0に表示することで各工程の保全管理が適確に把握する
ことが可能となる。
【0028】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、集中管理
用ホストコンピュータの画面を見れば、各工程の稼動状
況が一目で分かり、管理が容易にできる。
用ホストコンピュータの画面を見れば、各工程の稼動状
況が一目で分かり、管理が容易にできる。
【図1】本発明において、綿糸紡績の各工程の稼動状況
の管理用の画面を示す図である。
の管理用の画面を示す図である。
【図2】本発明において、綿糸紡績の各工程の概要を示
す図である。
す図である。
【図3】図1において、各工程を時間で見た稼動状況の
画面を示す図である。
画面を示す図である。
20 混打綿機 25 カード機 30 スライバーラップ機 35 リボンラップ機 40 コーマ機 45 練条1機 50 練条2機 55 粗紡機 60 精紡機 65 巻取機 80 集中管理用ホストコンピュータ 90 画面
Claims (1)
- 【請求項1】 混打綿から捲糸に至る各工程の稼動状況
を集中管理用ホストコンピュータに入力すると共に、各
工程の各機械を画面上に表示すると共に、その各機械の
停止等稼動状況を色分け等で表示するようにしたことを
特徴とする保全管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24163391A JPH06207331A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 保全管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24163391A JPH06207331A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 保全管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06207331A true JPH06207331A (ja) | 1994-07-26 |
Family
ID=17077223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24163391A Pending JPH06207331A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 保全管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06207331A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113396252A (zh) * | 2019-01-31 | 2021-09-14 | 乌斯特技术股份公司 | 针对异物优化纺纱过程 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01229823A (ja) * | 1988-03-04 | 1989-09-13 | Murata Mach Ltd | 紡績工場における生産管理システム |
JPH03167324A (ja) * | 1989-07-26 | 1991-07-19 | Mas Fab Rieter Ag | 紡績工場の生産ラインの作動法および装置 |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP24163391A patent/JPH06207331A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01229823A (ja) * | 1988-03-04 | 1989-09-13 | Murata Mach Ltd | 紡績工場における生産管理システム |
JPH03167324A (ja) * | 1989-07-26 | 1991-07-19 | Mas Fab Rieter Ag | 紡績工場の生産ラインの作動法および装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113396252A (zh) * | 2019-01-31 | 2021-09-14 | 乌斯特技术股份公司 | 针对异物优化纺纱过程 |
CN113396252B (zh) * | 2019-01-31 | 2024-03-15 | 乌斯特技术股份公司 | 针对异物优化纺纱过程 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960109 |