JPH0585985B2 - - Google Patents

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JPH0585985B2
JPH0585985B2 JP2332540A JP33254090A JPH0585985B2 JP H0585985 B2 JPH0585985 B2 JP H0585985B2 JP 2332540 A JP2332540 A JP 2332540A JP 33254090 A JP33254090 A JP 33254090A JP H0585985 B2 JPH0585985 B2 JP H0585985B2
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JP
Japan
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cassette
tape
tape cassette
pin
piece
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JP2332540A
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JPH03181083A (ja
Inventor
Mitsuhiro Shimada
Seishi Takao
Norikatsu Oomori
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP33254090A priority Critical patent/JPH03181083A/ja
Publication of JPH03181083A publication Critical patent/JPH03181083A/ja
Publication of JPH0585985B2 publication Critical patent/JPH0585985B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は新規なカセツトアダプタに関する。詳
しくは、ビデオテープレコーダ又はビデオテープ
プレーヤ(以下「VTR」と言う。)に現在一般に
使用されているテープカセツト(以下「ノーマル
サイズのテープカセツト」と言う。)より小型の
テープカセツト(以下「小型テープカセツト」と
言う。)をノーマルサイズのテープカセツト用の
VTR等で使用するためのカセツトアダプタに関
し、特に、小型テープカセツトをカセツトアダプ
タのカセツト保持部に装着した後、該テープカセ
ツトがカセツト保持部から脱落しないようにする
保持機構を備え、しかもテープカセツトを上記保
持部へ装着した後でなければローデイング機構の
ローデイング動作が開始しないようにすると共
に、該テープカセツトから一旦テープが引き出さ
れるとその引き出されたテープが該テープカセツ
ト内に巻き取られなければその保持機構による保
持状態を解除することができないようにした新規
なカセツトアダプタを提供しようとするものであ
る。
背景技術及びその問題点 VTRは一頃と比べて驚くほどの普及を見せて
いる。このような普及に伴なつてVTRが極く身
近なものとなつてくるにつれ、その用途も拡大さ
れ、より便利に、より手軽にという要求から装置
の小型化、ひいてはテープカセツトの小型化の要
求が増して来ている。このようなテープカセツト
の小型化の要求に応じて、種々の試みが為されて
いるが、小型テープカセツトが普及すると、既に
膨大な数に上つているノーマルサイズテープカセ
ツト用VTRが無用化して来るという問題がある。
そこで、考えられたのがアダプタ方式であり、
ノーマルサイズテープカセツトと略同様の外観及
び大きさを有するカセツトアダプタを用意し、該
カセツトアダプタのカセツト保持部に小型テープ
カセツトを装着し、該小型テープカセツトから磁
気テープを引き出してノーマルサイズテープカセ
ツトにおける磁気テープの初期位置と同じ位置に
磁気テープが来るようにしておいてから、該小型
テープカセツトが装着されたカセツトアダプタを
VTRに装着するようにして、ノーマルサイズテ
ープカセツト用のVTRで小型テープカセツトを
使用することができるようにしようとするもので
ある。
このようなカセツトアダプタにおいて、テープ
カセツトが装着されたカセツトアダプタを取り扱
つているうちに何らかの原因により該テープカセ
ツトがカセツトアダプタのカセツト保持部(以
下、単に保持部と記す)から脱落したり、又、脱
落しないまでも僅かな衝撃等で該保持部における
正規の装着位置から浮き上がつてしまうことがあ
り、更には、テープカセツトを上記保持部へ装着
していないにも拘らず、これを忘れて不用意にロ
ーデイング機構のローデイング動作を開始させて
しまつたり、あるいは、カセツトアダプタの保持
部に装着されたテープカセツトからテープが引き
出されているにも拘らず、これを忘却して不用意
にテープカセツトを保持部から取り出すような取
扱いがなされる虞れもある。こうした脱落や取り
出しが行なわれると、磁気テープは折れ目が入つ
たり、切れたりし、また脱落せずに浮き上つただ
けでも磁気テープはVTRのヘツドドラムへのロ
ードが円滑に行なわれず、これも該磁気テープに
折れ目やしわが入つたり、ローデイング不能とな
つたり、最悪の場合磁気テープが切れることにも
なり、あるいは、VTRの故障の原因となつたり、
いずれにしても重大な故障原因となる。
発明の目的 そこで本発明は、特に、小型テープカセツトを
カセツトアダプタのカセツト保持部に装着した
後、該テープカセツトがカセツト保持部から脱落
しないようにする保持機構を備え、しかも該テー
プカセツトを上記保持部へ装着した後でなければ
ローデイング機構のローデイング動作が開始しな
いようにすると共に、テープカセツトから一旦テ
ープが引き出されるとその引き出されたテープが
該テープカセツト内に巻き取られなければその保
持機構による保持状態を解除することができない
ようにした新規なカセツトアダプタを提供するこ
とを目的とする。
発明の概要 上記目的を達成するため、本発明カセツトアダ
プタは、小型サイズのテープカセツトを装着し
て、それより大きいサイズのテープカセツト用の
記録再生装置に使用するためのカセツトアダプタ
において、カセツトアダプタの保持部に装着され
たテープカセツトからテープを引き出すローデイ
ング動作とテープカセツトから引き出されたテー
プをテープカセツト内に巻き戻すアンローデイン
グ動作とを行なうローデイング機構と、上記保持
部に装着されたテープカセツトの両側部を押圧保
持してテープカセツトの脱落を阻止するようにさ
れた保持機構と、テープカセツトを上記保持部へ
の装着後に上記ローデイング機構のローデイング
動作を開始可能にすると共にローデイング動作の
開始に連動して保持機構による保持状態をロツク
し且つ前記アンローデイング動作の完了に連動し
て上記保持状態のロツクを解除するロツク機構と
を備えたことを特徴とする。
実施例 以下に本発明カセツトアダプタの詳細を図示し
た実施例に従つて説明するが、その前に、本発明
に係るカセツトアダプタに装着するのに適した小
型テープカセツトの一例を第1図によつて説明す
る。
1は小型ビデオテープレコーダ用の小型テープ
カセツト1であり、上ハーフ2及び下ハーフ3と
から成るカセツトケース4内に磁気テープ5の両
端をそれぞれ巻装した2個のテープリール6及び
7が配置され、そして、このようなカセツトケー
ス4のテープ引出し部である前面部が開閉自在な
カバー8にて覆われている。
43はカセツトケースのテープ引出し用凹部で
ある。
次に、本発明に係るカセツトアダプタの実施例
の一を第2図によつて説明する。
53はアダプタケースで、上ハーフ54と下ハ
ーフ55とが結合されて形成され、このアダプタ
ケース53内に後述の各種要素が組み合わせられ
て配置されている。
上ハーフ54の上面には一方の側に偏位した位
置に小型テープカセツト挿入用の開口56が形成
されており、又上ハーフ54の上面の他方の側に
偏位した位置には円形開口57が形成されてお
り、開口56には、必要に応じて、適宜な蓋体が
開閉自在に設けられる。
58はアダプタケース53の下ハーフ55の前
端縁に形成された台形状の切欠で、VTR等のロ
ーデイング用ピンが挿入されるためのものであ
る。59は上ハーフ54の前端縁に形成された台
形状の切欠であり、この切欠59によつて、カセ
ツトアダプタの上方から眺めるだけで、小型テー
プカセツトの磁気テープがカセツトアダプタ内に
おいて初期状態に正しくローデイングされたか否
かを確認できるようになつている。
次に、カセツトアダプタ60の内部構造の詳細
を第3図乃至第15図によつて説明する。
61,62は下ハーフ55の一方の側縁と他方
とに寄つた位置に設けられた隔壁で、この隔壁6
1,62間の空間がカセツト保持部を構成する。
一方の隔壁61は下端縁からL字状に突設された
取付片63,63が下ハーフ55に固定され、他
方の隔壁62は下端縁からL字状に突設された取
付片64が下ハーフ55に固定され先端部側面が
ブラケツト154(第13図および第21図参
照)の隔壁支持片155に固定されている。そし
て、隔壁61,62の各先方端には、それぞれ下
ハーフ55の側縁寄りに向つてクランク状に屈曲
された突片65,65が形成されている。しかし
て小型テープカセツト1は、そのカセツトケース
4の両側面を隔壁61,62の各内側壁面に沿わ
されて装着される。
66は下ハーフ55の後壁67に近接して該後
側壁67に沿つて左右にスライド自在なるように
設けられた操作子で、後述するカセツト保持機構
のスライダー83及び84をスライド操作するた
めのものである。該操作子66は、下面に傾斜面
68と該傾斜面68の下端に連続した平面69と
が形成された略船首状の頭部70と、該頭部70
の上方に連続してゆるやかな傾斜に形成された尾
部71とから成り、上面中央部には指掛用の突条
72とそれに続く凹部73とが形成されている。
74は頭部70の巾方向に貫通され左右方向に延
びる傾斜ガイド溝で、該ガイド溝74の傾斜下端
からは上方へL字状に連続して屈曲された規制溝
75が形成されている。76は尾部71の巾方向
に貫通された左右方向に延びる傾斜ガイド溝であ
る。77,78は下ハーフ55の後側壁67の内
側に突設されたガイドピンで、一方のガイドピン
77は操作子66のガイド溝74に貫挿され、他
方のガイドピン78は操作子66のガイド溝76
に貫挿され、各ガイドピン77,78の先端は各
ガイド溝74,76から突出されて、該突出部に
形成された溝79,80にEリング81,82が
係合され、これによつて操作子66は、ガイドピ
ン77,78からの抜け止めがなされ、このガイ
ドピン77,78に支持されつつ左右にスライド
自在なるように保持される。
83,84は、下ハーフ55の後側壁67に近
接して設けられそれぞれ細長いプレート状をなす
スライダーで、上記操作子66の左右スライド操
作に連動して互いに反対方向に向つてスライドさ
れる。第1のスライダー83は、巾広な基部85
の上下において左右方向に並行に延び、ややその
左右方向の形成位置が異ならされた2つの傾斜ガ
イド溝86,87と、該基部85の上下各部付近
において略直角状に屈曲されたガイド溝88とが
形成され、巾狭な先方部89は上記操作子66の
頭部70の側面に沿つて延び該先方部89の先端
には引掛片91が形成され、この引掛片91は操
作子66の頭部70の側面に形成されたピン92
に係合されるようになつている。また第2のスラ
イダー84は、その巾広な基部97の下縁に切欠
部98が形成され、該基部97の基端に寄つた位
置には水平方向に延びるガイド溝99と該ガイド
溝99の反基端部に寄つた位置において略直角状
に屈曲された回動ガイド溝100とが形成され、
また、該基部97の基端付近には解除片101が
そのプレートの一部をカセツトアダプタ60の内
部側に向けて水平に切り起して形成されている。
該解除片101には、その突出先端からプレート
に向かう傾斜縁102が形成されている。そし
て、この第2のスライダー84の巾狭な先方部1
03の上縁にはラツク104が形成されており、
このラツク104は上述した歯車96の下方にお
いて該歯車96と噛合され、先方部103の下縁
にはL字状に突出された平面部105が設けら
れ、この平面部105には左右方向に延びるガイ
ド溝106が形成されている。107は下ハーフ
55に立設され上記ガイド溝106にスライド自
在に係合されたガイドピンで、該ガイドピン10
7の上端には太径な頭部108が形成されて、こ
れによつて第2のスライダー84の先方部におけ
る上方への抜け止めがなされている。
なお、第1のスライダー83における直角状に
屈曲された回動ガイド溝88の上方の溝部と第2
のスライダー84における直角状に屈曲された回
動ガイド溝100の上方の溝部は、その屈曲方向
が互いに対向する側に向けて屈曲される。
109及び110は前述した各隔壁61,62
のそれぞれの上端縁に沿つて設けられた保持子
で、カセツト保持部に装着されたテープカセツト
1の上面両側縁を押さえて、該テープカセツト1
がカセツト保持部から脱落するのを阻止するため
のものである。この保持子109,110は、そ
れぞれ内部に支持孔(図示省略してある)を穿設
された筒部111,112を有し、該筒部11
1,112の各長手方向両端部において下ハーフ
の後側壁67から水平方向に突設されたピン11
3,114及びピン115,116が遊挿される
ことによつて該ピン113,115及び114,
116を軸として回動自在に支持されている。そ
して、該各筒部111,112にはその長手方向
に沿つて庇状に突出する押え片117,118が
一体的に形成され、又、該各筒部111,112
の後側壁には腕片119,120が一体に形成さ
れている。その押え片117と118は第4図に
示す通り各筒部111,112から互いに対向す
る方向に突設され、又腕片119と120は各筒
部111,112の後側端から互いに反対側に向
つて斜に延びており、従つて、一方の保持子10
9における押え片117と腕片119とは側面か
ら見て(第4図に向かつて)左下りの略へ字型状
になり、他方の保持子110における押える片1
18と腕片120とは右下がりの略へ字型状にな
つている。そして、各腕片119,120の下方
にはピン121,122がそれぞれスライダー8
3,84側に向けて突設され、腕片119のピン
121は第1のスライダー83の回動ガイド溝8
8に係合され、腕片120のピン122は第2の
スライダー84の回動ガイド溝100に係合され
ている。123は操作子66の頭部70側に、該
頭部70の先端が右方向に寄りきつた位置におい
て充分衝合できる程度の距離をもつて下ハーフ5
5に立設された板バネである。
124は、その先端が前述した隔壁61,62
間の略中央辺りにまで突き出され基端部が操作子
66の下方において回動自在に支持されたカセツ
ト押し上げ片である。このカセツト押し上げ片1
24は、その作動片部125が後述する押えリン
グ131と羽根車137との間の下ハーフ55面
に密接状に置かれ、基端部にはその下縁が下ハー
フ55面との間に若干の間隔をもちかつ互いに平
行に立設された回動支片126,126が形成さ
れており、該回動支片126,126の更に基端
において門型の回動操作片部117が該回動支片
126,126の上縁に架設されるようにして形
成されている。128,128は操作子66の下
方において下ハーフ55に互いに並行なるように
立設された軸受片で、上記回動支片126,12
6はこの軸受片128,128に軸129によつ
て回動自在に支持され、この軸129を回動支点
として、その作動片部125が上方へ回動できる
ようにされている。尚、該軸129の中央部の溝
130にはEリング(図示省略してある)が係着
されて抜け止めがなされる。
137は下ハーフ55に回転自在に支持された
羽根車である。該羽根車137は筒状体の外周面
に軸方向に沿つて一体に形成された複数の突条1
38,138,138と筒状体の下端に一体に形
成されたフランジ139とを備えており、フラン
ジ139の外周面にはギヤ歯140,140,…
…が形成されている。
141は下ハーフ55に立設された支軸ピン
で、該支軸ピン141に軸受142,142を介
して前記羽根車137の筒状体が外嵌状に保持さ
れ、これによつて、羽根車137は下ハーフ55
に回転自在に支持される。143は支軸ピン14
1の上端に固定されたストツパで、羽根車137
の支軸ピン141からの抜けを防止している。
144は駆動ギヤで、下ハーフ55に固定され
たブラケツト145によつて回動自在に支持され
ている。この駆動ギヤ144はVTR等のリール
台から突出された駆動用羽根車(図示せず)が下
方から係合される筒状部146と該筒状部146
の下端部に設けられたフランジ147とを備えて
おり、該フランジ147の外周面にはギヤ歯14
8,148,……が形成されている。
149は下ハーフ55に回転自在に支持された
伝達ギヤで、その外周面に形成されたギヤ歯15
0,150,……は前記羽根車137のギヤ歯1
40,140……と駆動ギヤ144のギヤ歯14
8,148,……との両方に噛合されており、従
つて、駆動ギヤ144の回転がこの伝達ギヤ14
9を介して羽根車137に伝達される。
154は(第8図参照)下ハーフ55の他方の
隔壁62と他側壁との間の多くの平面空間を占め
下ハーフ55面から若干の間隔を保つて配置され
たプレート状のブラケツトである(このブラケツ
ト154は、この第16図と他の断面図において
部分的に示してあるが、その外の平面図において
は図示を省略してある)。このブラケツト154
は一端の屈曲端に前記した隔壁支持片155が立
設され、中央部にはアダプター60の奥行方向に
延びる長孔156が、又中央部一側の突出部15
7にはピン挿通孔158と該孔158の中心を中
心とする弧状の溝159がそれぞれ形成され、他
方の先端部にはピン160が立設され、更に、中
央部他側縁には押釦取付片161が立設されてい
る。なお、図示を省略してあるが、ブラケツト1
54は随所においてピン等により下ハーフ55面
から若干の間隔を保つて支持されており、このブ
ラケツト154の上面および下面には、後述する
各機構や部材が互いに動作関係を関連されながら
取り付けられている。以下、それらの機構及び部
材について説明する。
162は開閉用ギヤで、上記ブラケツト154
の中央部に立設されたピン163に回転自在に支
持され、そのギヤ部164の周面にはギヤ歯16
5,165,……が形成されており、該ギヤ部1
64の下部には該ギヤ部164よりも稍小径な円
盤部166が一体に又は一体的に形成されてい
る。そしてこの円盤部166の外周面167に
は、該外周面167の一部を切欠いた凹部168
が形成されており、該凹部の一方の切欠面は凸曲
面169とされ、外周面167とこの凹部168
とが該曲面169をもつて連続した面とされてい
る。そして、ピン163上端部にある溝170に
はEリング171が係合されて、これによつて該
開閉ギヤのピン163からの抜け止めがなされて
いる。
172は一方向クラツチ機構で、上記した開閉
ギヤ162のギヤ歯165,165,……と適宜
噛合されることによつて該開閉ギヤ162の回動
方向を随時いずれか一方のみ可能な状態に制御す
るものである。173は上記ブラケツトのピン挿
通孔158に挿通されて設けられた支軸で、この
支軸173にストツパ174と175とが上下に
重なつた状態で回動可能に嵌挿支持される。スト
ツパ174および175は、その平面形状におい
て互いに略左右対象をなし、各中央部に孔17
6,177が設けられ、各作動先端に引掛爪17
8,179が形成され、又各作動基端に頭ピン1
80,181が立設され、更には、該各作動先端
の下面には引掛爪178,179よりも先方に突
出された脚片182,183が形成されており、
該各脚片182,183の各先端部下面には足ピ
ン184,185(第8図参照)がそれぞれ突設
されている。なお、この脚片182,183は、
上側に位置するストツパ174の脚片182の方
が下側に位置するストツパ175の脚片183よ
りも長く形成されており、両ストツパ174と1
75を重ね合せたときにその各脚片182,18
3の底面および各足ピン184,185の下端が
それぞれ同一高さに位置されるようにしてある。
こうして、支軸173にストツパ174と175
の各孔176,177を挿通し各足ピン184,
185をブラケツト154に形成されて弧状溝1
59にスライド自在に係合、該両ストツパ174
と175を重ね合せた後、トーシヨンバネ186
の輪状部を支軸173に嵌挿して該バネ186の
両方の腕を、各ストツパ174,175の各頭ピ
ン180,181のそれぞれの反対側側面に係合
し、該支軸173上端の溝187にEリング18
8を係合する。バネ186によつてストツパ17
4と175は、その引掛爪178,179がいづ
れも開閉ギヤ162のギヤ歯165,165,…
…と噛合される方向へ常時弾発付勢される。しか
して、各ストツパ174,175は、支軸173
を回動支点とし且つ足ピン184,185が弧状
溝159によつてガイドされながら、しかもバネ
186の弾発力に抗して回動することができるよ
うに設けられているから、その各脚片182,1
83のいづれか一方が開くように押圧されれば、
ストツパ174,174はその引掛爪178,1
79のいづれか一方のみが開閉ギヤ162のギヤ
歯165,165,……と噛合されることにな
る。そしてこのストツパ174と175は、その
引掛爪178,179が開閉ギヤ162のギヤ歯
165,165に食い込む方向には全く回動する
ことができず、逆に、その引掛爪178,179
がギヤ歯165,165,……から押し出される
方向へは、バネ186の弾発力に抗して回動する
ことができるから、これによつて、該引掛爪17
8,179のいづれか一方をギヤ歯165,16
5に噛合させることによつて該開閉ギヤ162の
回動可能方向をいづれか一方のみに制御すること
ができる。例えば、クラツチ機構172の第9図
に示す状態は、ストツパ174の引掛爪178が
開閉ギヤ162のギヤ歯165,165,……に
噛合しており、この状態においては、開閉ギヤ1
62は時計回り方向のみに回動が可能とされてい
る。これと逆に、ストツパ175の引掛爪179
がギヤ歯165,165,……に噛合すれば(勿
論、これと共に、それまで噛合していた引掛爪1
78は、その噛合が解かれる)、開閉ギヤ162
は反時計回り方向のみの回動が可能となる。
189はブラケツト154の下面に沿つて摺動
自在に配置されたロツクプレートである。このロ
ツクプレート189には前後方向に離隔した2箇
所において前後方向に延びる長孔190,191
が形成され、該長孔190,191に、下ハーフ
55とブラケツト154との間で下ハーフ55に
立設されたガイドピン192,193が挿通さ
れ、且つ該各ガイドピン192,193の該長孔
190,191の巾よりも太径な肩部194,1
95上に載置されることによつて該肩部194,
195とブラケツト154の下面との間において
カセツトアダプタ60の前後方向に摺動自在なる
ように支持されている。このロツクプレート18
9の後端は直角に起立されて、その上端縁一側に
ロツク爪196が前述した保持機構における第2
のスライダー84の基部側面に向かつて突設され
ており該ロツク爪196の突出先端は該第2のス
ライダー84の基部側面に近接されている。そし
てロツクプレート189の先端は下方に折り曲げ
られて引掛片197が形成されている。198は
下ハーフ55に立設された前記ブラケツト154
の支持ピンの一つで、該支持ピン198と、上記
ロツクプレート先端の引掛片197との間には引
張りバネ199が張架されている。これによつ
て、ロツクプレート189は、常時、アダプター
60の前方方向へ引張られており、各ガイドピン
192,193は各長孔190,191の後端に
当接されている。200はロツクプレート189
の略中央部の上面に立設されたピンで、ブラケツ
ト154の長孔156を貫通して開閉ギヤ162
の円盤部166の周面と当接される。従つて、円
盤部166の凹部168がピン200と対向して
いる場合は、ピン200は該凹部168と係合さ
れる。
201は平面形状で略逆C字型をなす切換プレ
ートであり、ブラケツト154の上面に載置さ
れ、その先端の屈曲部202は閉鎖ギヤ162の
円盤部166下面の下にもぐり込むようにして配
置される。該先端屈曲部202の中央部に形成さ
れた孔203は、ピン163に遊挿され、ここに
おいて、この切換プレート201の回動支点部が
構成される。そして該先端部屈曲部202のくち
ばし状の作動先端204は、前述したクラツチ機
構172における各足ピン184,185が挿入
された弧状溝159の上に該足ピン184と、1
85との間にあるように臨まされ、又逆C字型を
なす中央部の一側縁はこのプレート201が回動
されたときに該側縁が前述したピン200にぶつ
からないように大きくえぐられた切欠部205と
され、又作動基端はブラケツト154の後端部ま
で延びており、該作動基端には略左右方向に延び
る弧状ガイド溝206が形成され、この溝206
には、前述したピン160が挿通され、更に該作
動基端の一側縁には係合片207が立設されてい
る。この係合片207は互いに平面形状でL字型
を為すように屈曲された側片208と209とを
有し、一方の側片208は下方の約半分が切り欠
かれて切欠上縁210と切欠縦縁211とが形成
され、該切欠上縁210にその下縁が連結されて
他方の側片209がL字型に屈曲して形成されて
いる。そして、該他方の側片209には穴212
が穿設されており、この孔212と前述したブラ
ケツト154の押釦取付片161に形成された穴
213との間に引張りバネ214が張設され、こ
れによつて切換プレート201は、常時、アダプ
ター60の右側壁に向う方向(第9図で右方向)
に引張られており、ピン160はガイド溝206
の左端(第9図において)に当接されている。
又、215は切換プレート201の他側縁におい
てブラケツト154の押釦取付片161と対応す
る位置に立設された、突片である。
216は、切換プレートロツク体で、上記切換
プレート201による切換動作をロツクし、ある
いはそのロツク状態を解除するものであり、切換
プレート201の係合片207に係脱自在に係合
される。このロツク体216は、壁片217とそ
の上端及び下端から突出されそれぞれの突出方向
が上下において若干ずれた上片218と下片21
9とによつて側面形状略コ字型を為すように形成
されている。そして該上片218と下片219に
はその各片の中央部に上下同軸に穴220と22
1とが穿設され、この穴220,221がピン1
60に挿通され、ここにロツク体216の回動支
点が構成される。そして、上片218はその先端
に平面形状で略逆へ字状の突片222が立設さ
れ、又、下片219はその片の両側縁のうちの上
記上片218の突片222側の一側縁223の先
端が、クランク状に切り取られ、段部224を介
して段部側縁225が形成されている。このよう
な形状とされたロツク体216は、穴220,2
21にピン160が挿通され、下片219の一側
縁223が、前記した切換プレート201の係合
片207における切欠上縁210の下に入り込ん
で切欠縦縁211に当接され、上片218は該係
合片207に上方からかぶさるように臨まされ
る。そして、このロツク体216の上片218と
下片219の間においてトシヨンバネ226がそ
の輪状部をピン160に挿通されて配置され、該
バネ226の一方の腕は係合片207の一方の側
片208の反切欠縦縁側側縁227に係合され他
方の腕はロツク体216の壁片217側縁に係合
され、これによつてロツク体216は、通常、そ
のピン160を回動支点として反時計回り方向へ
の回動力を付勢されている。228はEリング
で、ピン160の上端に形成された溝229に係
合され、これによつてロツク体216の該ピン1
60からの抜け止めがなされる。
230は、押釦で、一端にはフランジ233が
形成され、かつ該一端面に開口した穴231が形
成され、更に該穴231の軸心にはピン232が
立設されている。234は該押釦230を保持す
るためのブラケツトで、押釦230が挿通される
開口235が形成され該開口235の外側はテー
パー状に拡開部236とされている。そして、こ
の押釦230はその穴231にコイルスプリング
237が内蔵されて押釦230を上記ブラケツト
の開口235に挿入して後該ブラケツト234を
前述したブラケツト154の押釦取付片161に
適宜装着する。この装着の際、押釦230のフラ
ンジ233は切換プレート201の突片215外
面に当接される。このようにして押釦230は、
上記切換プレート201の突片215とブラケツ
ト234との間において、内蔵されたコイルスプ
リング237のバネ力によつて通常ブラケツト2
34側に弾発付勢されて保持される。しかして、
この押釦230をそのブラケツト234のテーパ
ー状拡開部236側から押し込んでやれば、その
押し込み動作が前述した切換プレート201の突
片215に対する側方からの押圧力として作用す
る。
238は巻取アイドラー機構である。240は
揺動プレートであり、その基端部239にて下ハ
ーフ55に立設されたピン241(第8図におい
ては図示を省略してある)によつて回動自在に支
持されている。揺動プレート240の先端部一側
には脚ピン242が下方へ向つて突設され、先端
寄りの位置に円筒状の支持筒243が一体に突設
され、揺動基端寄りの位置にはピン244が立設
され、又中央部一側寄りには低いピン245が立
設されている。
246は巻取ギヤで揺動プレート240の下側
で回転自在に支持されている。巻取ギヤ246の
中心部には上方へ突出した軸247が固定されて
おり、該軸247が前記支持筒243に下方から
挿通されている。248は略帽子状をした連結体
であり、その山高部249が前記支持筒243に
外嵌された状態で回転自在に支持されている。ま
た、山高部249の中心部には突起250が一体
に形成されている。前記した巻取ギヤ246に固
定された軸247は連結体248の山高部249
中心を突き抜けて上方に延びており、かつ該軸2
47と連結体248とはキー手段等により一体的
に回転するように結合されている。251は略円
盤状の受体であり、下面中央部に形成された凹部
252が前記連結体248の頂部に形成された突
起250と嵌合され、これによつて、該受体25
1は連結体248と一体的に回転すると共にその
凹部252と突起250とが軸247の軸方向に
摺動できるようにされている。253は前記連結
体248の山高部249に外嵌された圧縮コイル
スプリングで連結体248の下端に形成されたフ
ランジ254と受体251との間で圧縮されてい
る。尚、前記軸247は受体251の中心をも貫
通して上方へ延びている。
255は伝達ギヤで下端にはフランジ256が
一体に形成されており、またギヤ部の上面中央に
は凹部257が形成されている。前記軸247は
伝達ギヤ255を貫通されてその上端が伝達ギヤ
255の凹部257内にあるようにされ軸247
の上端にストツパ258が固定される。そして、
該ストツパ258と凹部257内底面との間及び
伝達ギヤ255のフランジ256下面と前記受体
251上面との間には、それぞれ各別にフエルト
板などの高摩擦材料から成る摩擦板259,26
0が介在せしめられる。
そして、ピン244の溝261と前記ピン16
0の溝262との間には引張りコイルスプリング
263が架け渡され、これによつて揺動プレート
240の揺動端は、通常アダプタケースの下ハー
フ後側壁67側に引張られており、この状態にお
いては揺動プレート240下方に突設された脚ピ
ン242は該後側壁67の内面に当接され、巻取
ギヤ246は駆動ギヤ144のギヤ歯148,1
48,……から離れた状態となつている。
264は手動円盤であり、前記したピン241
に回動自在に挿通される。手動円盤264の主部
の下面に円盤264の外径よりも小さい径の円盤
265が、又、該円盤265の下面には該円盤2
65の外形よりも小さい径の円柱部266がそれ
ぞれ一体に形成され、円盤265の外周面にはギ
ヤ歯267,267,……が、又、円柱部266
の中間部の外周面にはギヤ歯268,268,…
…がそれぞれ形成されている。円盤264、円盤
265及び円柱部266の中心には挿通孔269
が貫通形成されている。更に、手動円盤264の
上面にはその中央部に円形の凹部270が、また
周縁部には円形の引掛り凹部271が、それぞれ
形成されている。そして、前記ピン241は、挿
通孔269に挿通されて、該ピン241の上端が
手動円盤264の上面に形成された円形凹部27
0内に突出され、更に、この円形凹部270内に
突出されたピン241上端に形成された溝272
にEリング273が係合され、これによつて手動
円盤264のピン241からの抜け止めがなされ
る。274は手動円盤264の上面に形成された
円形凹部270に嵌着されたキヤツプ体である。
尚、ピン241は、前記した巻取アイドラー機
構238における揺動プレート240の基端部2
39に挿通されるピンと、上記手動円盤264に
おける挿通孔269が挿通されるピンとを兼用し
ているもので、該ピン241の下方に揺動プレー
ト240の基端部239がまず挿通され、その上
方へ突出した部分に手動円盤264が挿通され
る。
そして、この手動円盤264の下面の円盤26
5外周面に形成されたギヤ歯267,267,…
…は前記巻取アイドラー機構238における伝達
ギヤ255と噛合され、円柱部266の外周面に
形成されたギヤ歯268,268,……は、前記
した開閉ギヤ162のギヤ部164の外周面に形
成されたギヤ歯165,165,……と噛合され
る。
275はローデイング用回動アームで平面形状
で略L字状を為しており、長い方の腕276の先
端には上方に向つてピン277が立設されてお
り、該ピン277に軸受278を介してローラ2
79が回転自在に支持されている。回動アーム2
75の短い方の腕280にはその長い方の腕27
6に近い側縁から立ち上げられた壁281と該壁
281の上端縁から直角に折り曲げられた庇部2
82とが形成されており、これによつて、断面形
状がコ字状になるように形成されている。また、
前述の長い方の腕276の基端部には引掛片28
3が折曲げ形成されている。
以上のような回動アーム275は下ハーフ55
に立設された支持ピン284によつて短い方の腕
280の先端部において下ハーフ55に回動自在
に支持される。285は中央部に輪状部286を
備えるトーシヨンバネで、該輪状部286が前記
支持ピン284に外嵌状に支持され、一方の腕2
87aが短い方の腕280の側縁に形成された壁
281に係合され、他方の腕287bは長い方の
腕276基端部に形成された引掛片283に係合
されている。尚、回動アーム275の短い方の腕
280の外側側面には切欠288が形成されてお
り、前記トーシヨンバネ285の他方の腕287
bはこの切欠288を横断するように位置してい
る。更に、回動アーム275の長い方の腕276
と短い方の腕280との略連結部にはピン289
が立設されている。
290は連結プレートで、両端には挿通孔29
1及び292が形成されている。該連結プレート
290の挿通孔291に前記開閉用ギヤ162の
周縁寄りの位置に立設されたピン293を挿通す
ることによつて、連結プレート290の一端を開
閉用ギヤ162に回動自在に連結する。また、連
結プレート290の他端の挿通孔292に前記回
動アーム275のピン289を挿通することによ
つて、ここでも回動自在に連結する。
298は第1の連結リンクである。該第1の連
結リンク298は平面形状で略L字状をしてお
り、長い方の腕299の先端には突起300が形
成されている。また、短い方の腕301の先端で
前記支持ピン(前記ローデイング用回動アーム2
75の回動軸になつている。)284によつて回
動自在に支持されている。該連結リンク298の
長い方の腕299の基端に相当する側縁には引掛
片302が形成されており、そして、該引掛片3
02は前記回動アーム275の切欠288に対応
した位置にあるようにされている。
303は第2の連結リンクである。該連結リン
ク303はその略中間の位置にてピン304によ
つて下ハーフ55に回動自在に支持されている。
この連結リンク303の一端における一側縁は前
記第1の連結リンク298の突起300の側面と
近接されている。従つて、前記第1の連結リンク
298が時計回り方向に回動されると、第2の連
結リンク303はその一端が第1の連結リンク2
98の突起300に押圧されて反時計回り方向に
回動されることになる。尚、上記ピン304の頭
部は円錐状とされている。
305は第3の連結リンクであり、該連結リン
ク305はその略中間部にてピン306によつて
下ハーフ55に回動自在に支持されている。該連
結リンク305の一端、即ち第2の連結リンク3
03側の端部の一側縁には突起307が立設され
ており、他端には上方に突出した突起308が立
設されている。そして、この第3の連結リンク3
05の一端に立設された突起307は前記第2の
連結リンク303の他端と当接され、従つて、第
2の連結リンク303が反時計回り方向に回転す
ると、突起307が第2の連結リンク303の他
端によつて押圧されて、第3の連結リンク305
は時計回り方向に回動せしめられる。尚、上記ピ
ン306の頭部は円錐状に形成されている。
309は左側の回動アームである。該回動アー
ム309の先端には上方へ突出するように案内ピ
ン310が立設されている。回動アーム309の
基端部には反時計回り方向側の側縁から立ち上が
つた壁311と該壁311の上端から延びる庇部
312とが備えられ、これによつて基端部にコ字
状の支持部が形成され、該支持部に支軸313が
挿通され、これによつて、回動アーム309は下
ハーフ55に回動自在に支持される。314はト
ーシヨンバネで、中間部に形成された輪状部31
5が前記支軸313に外嵌状に支持され、一方の
腕316aは回動アーム309の壁311に、他
方の腕316bは前記隔壁61先端の形成された
突片65の側面に、それぞれ係合され、このバネ
314の弾発力によつて、回動アーム309は時
計回り方向に回動されるように常時付勢されてい
る。そして、該回動アーム309はその先端近く
の時計回り側側縁が前記第3の連結リンク305
の支軸ピン306と当接し、これによつて、回動
アーム309の時計回り方向の回動限界が定めら
れる。更に、回動アーム309の基端部近くの時
計回り方向側側縁には辷り縁317が形成されて
おり、該辷り縁317が前記第3の連結リンク3
05の他端に設けられた突起308と当接されて
いる。
318はテープカセツト1をカセツトアダプタ
60に装着したときに、テープカセツト1のカバ
ー8を自動的に開放する機能を果すテープカセツ
ト開放金具である。
次に、以上に説明した本発明カセツトアダプタ
に、テープカセツト1が装着され、テープが引き
出され、そして、その後その引き出されたテープ
がテープカセツト1内に巻き取られ、テープカセ
ツト1がカセツトアダプタから取り出されるまで
の動作を説明する。
カセツトアダプタ1をカセツトアダプタ60に
装着するには、予め保持機構をカセツト装着可能
な状態にセツトしておく。すなわち、操作子66
をそのガイド溝74,76の左側端(第3図及び
第4図において)が各ガイドピン77,78に当
接するまで右方向へスライドさせることによつて
第1のスライダー83を右方向へ、第2のスライ
ダー84を左方向へスライドさせて各保持子10
9,110の各押え片117,118を起立させ
(第4図の2点鎖線の状態)、テープカセツト1の
カセツトケース4の両側縁を隔壁61,62に添
わせてすることができるように保持部を開放して
おく。この操作子66が上記のように右方向へス
ライドされると、操作子66はその一方のガイド
溝74に係合されているガイドピン77がそのガ
イド溝74に続く規制溝75に入り込むように係
合位置が変化され、これによつて該操作子66は
その頭部70が下方へ回動されるから、該頭部7
0の底部平面69が、カセツト押し上げ片124
の回動操作片127を押し下げ、該カセツト押し
上げ片124の作動片部125はその先端が上向
きに起こされる。この状態において該操作子66
はその頭部70の先端が板バネ123を押倒し続
ける。そして、又、この操作子66の上記のよう
な右方向へのスライドに伴なつて第2のスライダ
ー84が左方向へスライドされ、該スライダー8
4の基部97に形成された切欠部98は、ロツク
プレート189のロツク爪196と対応した位置
から外れて、ロツクプレート189のロツク爪1
96は該スライダー84基部の側面即ち、該ロツ
ク爪196がスライダー84のプレート面を通り
抜けるようにして移動できる何らの切欠部も形成
されていない側面と対応されることになり、従つ
て、該ロツクプレート189は、現在の位置つま
り、該ロツクプレート189に立設されたピン2
00が開閉用ギヤ162に設けられた凹部168
内に係合されたままの位置から動くことができな
い状態に置かれる。この結果、開閉用ギヤ162
は、その円盤部の回動が該凹部168に係合され
たままのピン200によつて阻止され、ローデイ
ング動作方向、アンローデイング動作方向のいず
れの方向へも回転させることができなくなる。こ
れによつて、右側の回動アーム275と左側の回
動アーム309とは、第3図に示す状態のままで
ロツクされることになり、該回動アーム275及
び309の各先端に設けられた回転ローラ279
及び案内ピン310はテープカセツト1のテープ
引き出し用凹部43が来る箇所に位置されたまま
ロツクされる。
このように、保持機構がテープカセツト1を装
着することができる状態(この状態は、テープカ
セツト1がアダプタ60から取り出された直後の
状態と同じである)にされると、ローデイング機
構は、アダプタに装着されたテープカセツト1か
ら磁気テープ5を確実に引き出すことができる状
態に自動的にセツトされ、しかも該ローデイング
機構が誤操作されるのを確実に防止する。
又、第2のスライダー84が左方向へスライド
される際には、その解除片101の傾斜縁102
がロツク体216の上片218に突設された突片
222に必ず当接して、ロツク体216を時計回
り方向へ回動させ、スライダー84が右方向へ戻
るまではその回動させた状態において、該解除片
101の端縁が該突片222をその状態に保持し
続ける。ということは、ロツク体216を回動さ
せる前の状態において、もし該ロツク体216の
段部224が切換プレート201の係合片207
の側片208内面に係合されている状態、つまり
巻取アイドラー238の巻取ギヤ246が、駆動
ギヤ144のギヤ歯148,148,……と噛合
している状態(アンローデイング動作中において
のみ必要とされる状態)になされているときは、
そのロツク体216の段部224と切換プレート
201の側片208内面との係合を解いて、該切
換プレート201をその引張バネ214の引張力
によつて戻し、それによつて巻取ギヤ246と駆
動ギヤ144のギヤ歯148,148,……との
噛合を解き、一方では、切換プレート201の作
動先端204がクラツチ機構のストツパー175
の引掛爪179が開閉ギヤ162のギヤ歯16
5,165,……と噛合されているのを、逆にス
トツパー174の引掛爪178が開閉ギヤ162
のギヤ歯165,165と噛合するように、その
噛合状態を切換えて開閉ギヤ162が時計回り方
向(ローデイング動作方向)のみに回動できるよ
うな状態にセツトする必要があり、あるいは、も
しロツク体216を回動させる前の状態におい
て、ロツク体216の段部224が切換プレート
201の係合片の側片208内面と係合されてい
ない状態であつても、誤つて押釦230が押し込
まれて、上記したアンローデイング動作中におい
てのみ必要な状態にセツトされないようにさせる
必要があるからであり、いわばリセツト作用を行
なうために、テープカセツト1が装着できる状態
とされるのに同期して、解除片101によるロツ
ク体216の回動がなされるわけである。
なお、回動アーム275及び309が、前記し
た初期状態以外の状態、例えば回動途中の状態に
あるときは、保持機構が前記したようなテープカ
セツト1が装着できる状態になることはあり得な
いので、保持機構が前記したようなテープカセツ
ト1を装着することができるような状態にセツト
された時は、各回動アーム275及び309はい
ずれも前記した初期状態に必ずセツトされてい
る。というのは、回動アーム275がその回動途
中にあるときは、開閉用ギヤ162は、その連結
プレート290をその初期状態の位置以外の位置
において引張つているから、開閉用ギヤ162は
その円盤部166の凹部168に係合されていた
ピン200をその外周面167に押し出してお
り、該ピン200が凹部168から押し出されて
いるときは、ロツクプレート189が後方へ移動
されてそのロツク爪196が第2のスライダー8
4の切欠部98内に係合されている。このような
状態におかれているときの第2のスライダー84
は、右方向へ寄りきつた位置にあるのであるか
ら、各保持子109,110における各押え片1
17,118はそれぞれ水平状に倒れていて保持
動作をなすようにされており、保持機構はテープ
カセツト1を保持部へ装着できる状態になつてい
ないのである。
テープカセツト1がカセツトアダプタ60の保
持部に装着されると、該テープカセツト1のカセ
ツトケース4の底面がカセツト押し上げ片の斜め
上向きに起き上つている作動片部125を押し下
げるから、これに伴なつて該押し上げ片の回動操
作部片127が上方へ押し上げられ、その上方へ
押し上げられた回動操作部片127が操作子66
の頭部70を押し上げる。すると、それまで該操
作子66の頭部70の規制溝75と係合されてい
たガイドピン77は、その係合位置を傾斜がガイ
ド溝74の傾斜下端まで移動される。この途端、
該操作子66は、それまで頭部先端によつて押し
倒していた板バネ123のバネ力に抗して止まつ
ていることができなくなり、その板バネ123の
反発力によつて、該頭部先端を弾発付勢されて左
方向へスライドされる。この操作子66の左方向
へのスライドによつて第1のスライダー83は左
方向へ、又第2のスライダー84は右方向へそれ
ぞれスライドされ、このスライド動作によつて各
押え片117,118はそれぞれ水平に倒されて
テープカセツト1の上面両側縁を押える。尚、テ
ープカセツト1のより確実な保持を為すため、操
作子66を左方向へ限界点までスライドさせてお
くと良い。
このようにして、テープカセツト1がカセツト
アダプタ60に装着されると、その装着と同時的
に、且つ自動的に該テープカセツト1の保持動
作、少なくともその初期動作が必然的に実行され
る。
そして、このような保持動作が行なわれた後
は、第2のスライダー84の切欠部98がロツク
プレート189のロツク爪196の進入を受け入
れることができるような位置に対応されるから、
開閉用ギヤ162を回動することができる状態と
なる。
そして、テープカセツト1が上記のようにして
カセツトアダプタ60に装着されると、テープカ
セツト1のテープリール6からテープリール7ま
での間の磁気テープ5の通り路、即ちテープパス
は第3図におけるローラ279及びピン310の
外側、即ち、切欠58側を通る。この状態から、
手動円盤264を反時計回り方向に回動すると、
開閉用ギヤ162が時計回り方向に回転され、連
結プレートを介して回動アーム275のピン28
9を引張るため、回動アーム275は時計回り方
向に回動して第14図に示す状態まで回動する。
そして、回動アーム275が第13図に示す位置
まで回動されると、第1の連結リンク298が時
計回り方向へ回動され、この動きが、第2の連結
リンク303、第3の連結リンク305を介して
左側の回動アーム309に伝達され、この回動ア
ーム309を反時計回り方向に第14図に示す位
置まで回動せしめる。このように左右の回動アー
ム275及び309が回動される間において、テ
ープカセツト1の磁気テープ5は両回動アーム2
75及び309のそれぞれの案内ローラ279及
び案内ピン310によつて引き出され、最終的に
第14図に2点鎖線で示す状態となる。
尚、上記のローデイング動作中、手動円盤26
4を回転することによつて、巻取ギヤ246も回
転されるが、押釦230が押し込まれない限り、
揺動プレート240の先端は第9図に示す状態の
ままであり、巻取ギヤ246は駆動ギヤ144か
ら離れているため、空回りをしているだけであ
る。そして、もしこのローデイング動作中に押釦
230が押し込まれると(実際には、ローデイン
グ動作が行なわれている最中に押釦230を操作
することは考えられないが)、揺動プレート24
0はそのピン245が切換プレート201の係合
片207の側片208外面により押されて回動さ
れ、巻取ギヤ246は駆動ギヤ144のギヤ歯1
48,148,……と噛合されるが、これと同時
に、切換プレート201の作動先端204が、ク
ラツチ機構のストツパー174と175との開閉
用ギヤ162のギヤ歯165,165に対する噛
合関係を切換えて直ちに開閉ギヤ162がローデ
イング動作方向へ回動できないようにするから、
ローデイング途上にある磁気テープ5が、一方で
は回動アーム275によつて引き出されようとさ
れ又一方では羽根車137の回転に従つて巻き取
り方向へ回転されるテープリールの回転によつて
巻き取られようとするような不都合な事態は決し
て生ずることがなく、そのような不都合は事態に
よつて磁気テープ5が切れるといつたような事故
は全くありえない。但し、云うまでもなく、上記
のような状態において、開閉用ギヤ162が反時
計回り方向に回転された場合は、それは正規のア
ンローデイング動作として、磁気テープ5はテー
プリール7に巻き取られてゆく(このような場合
のアンローデイング操作は、一旦ローデイング動
作を開始してから、そのローデイングが完了され
る前に何らかの理由でそのローデイングをやめる
必要がある場合に行なわれるものである)。
一方、上記のように開閉用ギヤ162が時計回
り方向へ回転されると、開閉用ギヤ162の円盤
部166の凹部168も時計回り方向へ回転さ
れ、該凹部168に係合されているピン200は
その凹部168一側の凸曲面169にガイドされ
て周面167に摺接する位置まで押し出され、こ
のようにピン200が押し出されることによつて
ロツクプレート189が移動してそのロツク爪1
96が第2のスライダー84の切欠部98に係合
される。ここにおいて、第2のスライダー84は
左方向へのスライドを阻止され、結局保持機構は
テープカセツト1をその押え片117,118に
よつて保持したままの状態でロツクされる。
第14図に示した磁気テープ5の位置は、ノー
マルサイズテープカセツトにおける磁気テープの
初期位置と同じ位置になる。そのため、テープカ
セツト1を装着し、磁気テープ5を引き出した状
態のカセツトアダプタ60をノーマルサイズテー
プカセツト用のVTR等に装着して小型テープカ
セツト1の磁気テープ5を使用することができ
る。
VTR等での使用が終つたときは、カセツトア
ダプタ60をVTR等から取り出し、押釦230
を押し込む。この押釦230を押し込むことによ
つて、クラツチ機構において、そのストツパー1
74と175との開閉ギヤ162のギヤ歯16
5,165,……に対する噛合関係が前述したよ
うに切り換えられて、開閉用ギヤ162は反時計
回り方向、すなわちアンローデイング動作方向の
みの回転が可能な状態とされ、同時に揺動プレー
ト240が前述したとおり、時計回り方向に回動
されてその巻取ギヤ246が駆動ギヤ144のギ
ヤ歯148,148,……と噛合され、これらの
状態が、切換プレート201の係合片207にお
ける側片208内面にロツク体216の段部22
4が係合されて該切換プレート201がその押釦
230によつて押し出された状態を保持されると
によつて維持される。このようにしてから、手動
円盤264を時計回り方向に回転すると、開閉用
ギヤ162が反時計回り方向に回転し、連結プレ
ート290によつて回動アーム275のピン28
9を押すので、該回動アーム275は反時計回り
方向に回動し第3図に示す状態となる。そして、
この回動アーム275が反時計回り方向に回動す
るに従つて、第1の連結リンク298を介して、
連結リンク303及び305に加わつていた力が
取り除かれて行くため、左側の回動アーム309
はバネ314の力によつて時計回り方向へ回動さ
れ、回動アーム275が第13図で示す状態にな
つたとき、第3図で示すような初期位置に戻る。
上記回動アーム275の反時計回り方向への回
動と同時に、巻取ギヤ246は手動円盤264が
回転すると、伝達ギヤ255を介して回転される
ので、駆動ギヤ144を回転せしめることにな
り、この駆動ギヤ144の回転が伝達ギヤ149
を介して羽根車138を回転せしめることにな
り、これによつてテープリール7が時計回り方向
に回転し、磁気テープ5のテープカセツト1外へ
引き出されていた分がテープリール7に巻き取ら
れる。尚、磁気テープ5を確実にテープカセツト
1内に巻き取るために、手動円盤264は稍余分
に回転できるようになつているが、その余分な回
転は、摩擦板259を介して連結されている伝達
ギヤ255とストツパ258との間及び同じく摩
擦板260を介して連結されている伝達ギヤ25
5と受体251との間が辷ることによつて吸収さ
れ、磁気テープ5に無理な力が加わらないように
なつている。
このようにして磁気テープ5が巻き取られる
と、その巻き取りが完了された時点で開閉用ギヤ
162の円盤部166の凹部168が丁度ピン2
00を受け入れることができる位置にまで回転さ
れて来ているから、それまでは該円盤部166の
外周面167によつて押し出された位置にあつた
ピン200は、そのピン200が立設されている
ロツクプレート189が引張バネ199の引張力
によつて引張られることによつて該凹部168内
に係合され、これによって、前述したとおり開閉
ギヤ162がそれ以上反時計回り方向へ回転され
るのを阻止されると共に、ロツク爪196が第2
のスライダー84の切欠部98内から抜け出て該
スライダー84は左方向へのスライドが可能な状
態にされる。
そこで、操作子66を右方向へスライドすれ
ば、各押え片117,118は垂直状に起立され
てテープカセツト1の上面両側部に対する押えを
解くと共に、カセツト押し上げ片124の作動片
部125が上方へ回動してテープカセツト1のケ
ース4の下面を押し上げ、これによつてテープカ
セツト1はアダプタケース53の開口56から浮
き上がつた状態で突出され、簡単に該テープカセ
ツト1をカセツトアダプタ60から取り出すこと
ができるようになる。
発明の効果 以上に記載したところから明らかなように、本
発明カセツトアダプタにおいては、小型サイズの
テープカセツトを装着して、それより大きいサイ
ズのテープカセツト用の記録再生装置に使用する
ためのカセツトアダプタにおいて、カセツトアダ
プタの保持部に装着されたテープカセツトからテ
ープを引き出すローデイング動作とテープカセツ
トから引き出されたテープをテープカセツト内に
巻き戻すアンローデイング動作とを行なうローデ
イング機構と、上記保持部に装着されたテープカ
セツトの両側部を押圧保持してテープカセツトの
脱落を阻止するようにされた保持機構と、テープ
カセツトの上記保持部への装着後に上記ローデイ
ング機構のローデイング動作を開始可能にすると
共にローデイング動作の開始に連動して保持機構
による保持状態をロツクし且つ前記アンローデイ
ング動作の完了に連動して上記保持状態のロツク
を解除するロツク機構とを備えたことを特徴とす
るので、小型テープカセツトをカセツトアダプタ
のカセツト保持部に装着した後、該テープカセツ
トがカセツト保持部から脱落しないようにする保
持機構を備え、しかも該テープカセツトを上記保
持部へ装着した後でなければローデイング機構の
ローデイング動作を開始することができないと共
に、テープカセツトから一旦テープが引き出され
るとその引き出されたテープが該テープカセツト
内に巻き取られなければその保持機構による保持
状態を解除することができないから、小型テープ
カセツトをノーマルサイズテープカセツト用の
VTR等で使用できるようにするためのカセツト
アダプタとしてきわめて好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明カセツトアダプタに適用できる
小型テープカセツトのカバーを開いた状態を底面
側から見た斜視図、第2図乃至第15図は本発明
に係るカセツトアダプタの実施の一例を示すもの
で、第2図はアダプタケースを示す斜視図、第3
図は上ハーフを取り除いた状態の平面図、第4図
は第3図のA−A線に沿う断面図、第5図は保持
機構の要部を示す斜視図、第6図は第3図のB−
B線に沿う断面図、第7図は回動アーム回動機構
の要部を示す分解斜視図、第8図はテープカセツ
ト外へ引き出された磁気テープの巻取り機構の要
部を示す分解斜視図、第9図は第8図に示す巻取
り機構の一部を省略して示す平面図、第10図は
第3図のF−F線に沿う断面図、第11図は第3
図のG−G線に沿う断面図、第12図は保持機構
のロツク機構を示す要部平面図、第13図は回動
アームの回動途中の状態を示す要部の平面図、第
14図は2つの回動アームが完全に開いた状態を
示す一部省略平面図、第15図は第1の回動アー
ムと第1の連結リンクとの動作関係を示す要部平
面図である。 符号の説明、1……テープカセツト、5……テ
ープ、60……カセツトアダプタ、66,83,
84,109,110……保持機構、162,2
75,290,298,303,305,309
……ローデイング機構、84,189,198,
199……ロツク機構。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 小型サイズのテープカセツトを装着して、そ
    れより大きいサイズのテープカセツト用の記録再
    生装置に使用するためのカセツトアダプタにおい
    て、 カセツトアダプタの保持部に装着されたテープ
    カセツトからテープを引き出すローデイング動作
    とテープカセツトから引き出されたテープをテー
    プカセツト内に巻き戻すアンローデイング動作と
    を行なうローデイング機構と、 上記保持部に装着されたテープカセツトの両側
    部を押圧保持してテープカセツトの脱落を阻止す
    るようにされた保持機構と、 テープカセツトの上記保持部への装着後に上記
    ローデイング機構のローデイング動作を開始可能
    にすると共にローデイング動作の開始に連動して
    保持機構による保持状態をロツクし且つ前記アン
    ローデイング動作の完了に連動して上記保持状態
    のロツクを解除するロツク機構とを備えた ことを特徴とするカセツトアダプタ。
JP33254090A 1990-11-29 1990-11-29 カセットアダプタ Granted JPH03181083A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS583160A (ja) * 1981-06-29 1983-01-08 Victor Co Of Japan Ltd 小型テ−プカセツト用アダプタ
JPS58211375A (ja) * 1982-06-02 1983-12-08 Victor Co Of Japan Ltd テ−プカセツト用アダプタ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS583160A (ja) * 1981-06-29 1983-01-08 Victor Co Of Japan Ltd 小型テ−プカセツト用アダプタ
JPS58211375A (ja) * 1982-06-02 1983-12-08 Victor Co Of Japan Ltd テ−プカセツト用アダプタ

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