JPH0585978B2 - - Google Patents
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- JPH0585978B2 JPH0585978B2 JP25140285A JP25140285A JPH0585978B2 JP H0585978 B2 JPH0585978 B2 JP H0585978B2 JP 25140285 A JP25140285 A JP 25140285A JP 25140285 A JP25140285 A JP 25140285A JP H0585978 B2 JPH0585978 B2 JP H0585978B2
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- signal
- waveform
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 7
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000004069 differentiation Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 238000003708 edge detection Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Manipulation Of Pulses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、変調した情報を再生する際の情報検
出方法に関するものである。
出方法に関するものである。
従来の技術
近年、光記録は、高密度大容量のメモリとして
研究され、中でも光磁気記録は、繰り返し消去・
書き込み可能な光記録として注目され高密度記録
に適した変調方式や検出方式が提案されている。
研究され、中でも光磁気記録は、繰り返し消去・
書き込み可能な光記録として注目され高密度記録
に適した変調方式や検出方式が提案されている。
以下に従来の情報検出方法について説明する。
第4図は、従来の光磁気記録の再生信号の情報検
出を示す波形図である。第4図において、aは記
録する情報であり、原情報信号から変調すること
によつて得られる二値情報であり、例えば(2−
7)RLLC方式で変調することによつて得られる
記録情報である。bはaの記録情報に対応して記
録する信号波形で、aの各“1”に対応して1つ
の一定パルス幅のパルスが存在する記録信号波形
である。cは再生された信号である。dは再生さ
れた信号cを微分した波形である。eは波形dを
ゼロクロスデイテクタで、二値化した波形であ
る。fは二値化した波形eの立ち下がり点より検
出された情報である。
第4図は、従来の光磁気記録の再生信号の情報検
出を示す波形図である。第4図において、aは記
録する情報であり、原情報信号から変調すること
によつて得られる二値情報であり、例えば(2−
7)RLLC方式で変調することによつて得られる
記録情報である。bはaの記録情報に対応して記
録する信号波形で、aの各“1”に対応して1つ
の一定パルス幅のパルスが存在する記録信号波形
である。cは再生された信号である。dは再生さ
れた信号cを微分した波形である。eは波形dを
ゼロクロスデイテクタで、二値化した波形であ
る。fは二値化した波形eの立ち下がり点より検
出された情報である。
以上の波形図で、以下その動作を説明する。
まず、再生された信号cは、立ち上がり点に情
報を有しているが、×において波形干渉によりピ
ークシフトが起きている。ピークシフトにより、
情報検出の際位相マージンが減る。このため、ピ
ークシフトの影響を抑えるため、通常は信号cを
微分して波形dとして、その立ち下がり点、すな
わち再生された信号cのピーク点で情報を検出し
ている。
報を有しているが、×において波形干渉によりピ
ークシフトが起きている。ピークシフトにより、
情報検出の際位相マージンが減る。このため、ピ
ークシフトの影響を抑えるため、通常は信号cを
微分して波形dとして、その立ち下がり点、すな
わち再生された信号cのピーク点で情報を検出し
ている。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、上記の方法では微分するため、
信号対雑音比が劣化するという欠点を有してい
た。また、微分回路が必要であるため、回路が複
雑となる欠点も有していた。
信号対雑音比が劣化するという欠点を有してい
た。また、微分回路が必要であるため、回路が複
雑となる欠点も有していた。
本発明は、上記従来の問題点を解決するもの
で、信号対雑音比の劣化を抑えて、回路の簡単化
を行ない、ピークシフトの影響を小さくする事を
目的とする。
で、信号対雑音比の劣化を抑えて、回路の簡単化
を行ない、ピークシフトの影響を小さくする事を
目的とする。
問題点を解決するための手段
この目的を達成するために本発明の情報検出方
法では、原情報信号から変調することによつて得
られる二値情報の各“1”に対応して、1つの一
定パルス幅のパルスが存在するように記録された
信号を、再生時にはゼロクロスデイテクタにより
二値化し、この二値化した信号の立ち下がり点を
“1”として、情報を検出する方法である。
法では、原情報信号から変調することによつて得
られる二値情報の各“1”に対応して、1つの一
定パルス幅のパルスが存在するように記録された
信号を、再生時にはゼロクロスデイテクタにより
二値化し、この二値化した信号の立ち下がり点を
“1”として、情報を検出する方法である。
作 用
本発明は上記の方法により、まずデイスクから
の反射光を光デイテクタにより、電気信号に変換
する。電気信号に変換された再生信号は、プリア
ンプにより増幅される。この時再生波形は、ピー
クシフトしているが、直接ゼロクロスデイテクタ
により二値化を行なう。この方法により、微分回
路を付加する事なくピークシフトの影響を抑え、
情報を検出する事が出来る。
の反射光を光デイテクタにより、電気信号に変換
する。電気信号に変換された再生信号は、プリア
ンプにより増幅される。この時再生波形は、ピー
クシフトしているが、直接ゼロクロスデイテクタ
により二値化を行なう。この方法により、微分回
路を付加する事なくピークシフトの影響を抑え、
情報を検出する事が出来る。
実施例
以下本発明の一実施例について図面を参照しな
がら説明する。第1図は本発明の一実施例におけ
る情報検出方法を実現するための情報検出装置の
ブロツク図、第2図は同実施例における情報検出
方法を説明するための波形図である。
がら説明する。第1図は本発明の一実施例におけ
る情報検出方法を実現するための情報検出装置の
ブロツク図、第2図は同実施例における情報検出
方法を説明するための波形図である。
第1図において、1は光磁気デイスクからの反
射光を検出する光デイテクタ、2は光デイテクタ
1の出力を増幅するプリアンプ、3はプリアンプ
2の出力をゼロクロス点で二値化するゼロクロス
デイテクタである。
射光を検出する光デイテクタ、2は光デイテクタ
1の出力を増幅するプリアンプ、3はプリアンプ
2の出力をゼロクロス点で二値化するゼロクロス
デイテクタである。
第2図において、aは記録する情報であり、原
情報信号を、例えば(2−7)RLLC方式で変調
することによつて得られる記録情報である。bは
aの記録情報に対応して記録する信号波形で、a
の各“1”に対応して1つの一定パルス幅のパル
スが存在する記録信号波形である。なお、この記
録パルスの幅は、記録情報aの“1”と”1”と
の間隔以下で立ち下がる一定幅のパルスであれば
任意のパルスでよいものである。cは再生された
信号、gはゼロクロスデイテクタ3で二値化した
信号、hは二値化した信号gの立ち下がり点で検
出された情報である。尚、情報a信号b,cは第
4図と同じものである。
情報信号を、例えば(2−7)RLLC方式で変調
することによつて得られる記録情報である。bは
aの記録情報に対応して記録する信号波形で、a
の各“1”に対応して1つの一定パルス幅のパル
スが存在する記録信号波形である。なお、この記
録パルスの幅は、記録情報aの“1”と”1”と
の間隔以下で立ち下がる一定幅のパルスであれば
任意のパルスでよいものである。cは再生された
信号、gはゼロクロスデイテクタ3で二値化した
信号、hは二値化した信号gの立ち下がり点で検
出された情報である。尚、情報a信号b,cは第
4図と同じものである。
以上のように、構成された情報検出方法につい
て、その動作を説明する。
て、その動作を説明する。
まず、デイスクからの反射光を光デイテクタ1
により電気信号に変換する。電気信号に変換され
た再生信号はプリアンプ2により、増幅される。
デイスクに記録されていた情報が第2図aであ
り、記録の信号波形が第2図bであつたとする
と、プリアンプ2から出力される再生信号は第2
図cとなる。信号cにおいて、情報“0”が継続
した後の情報“1”の立ち上がりXにおいて、ピ
ークシフトが起きている。これはレーザ光を用い
る熱記録での固有現象で“0”の続いた直後の
“1”の部分では前方の熱履歴(熱の伝搬)が影
響しないため、デイスク上に形成される記録マー
クの先端部分が小さくなるからである。しかし記
録マークの後端部分の大きさの変化は少ない。従
つて、立ち下がりではピークシフトの影響が少な
く、ピークシフトのない場合とほぼ同じ位相で、
ゼロクロスデイテクタ3のスライスレベルを越え
る。この事に着目し、再生された信号cを、直接
ゼロクロスデイテクタ3により二値化する。二値
化された信号gで、ピークシフトが強く起つてい
るのは立ち上がり点であるので、二値化された信
号の立ち下がり点で情報hを検出する事により、
ピークシフトの影響を少なくして、微分回路を省
く事ができ、回路の簡単化を行なう事ができる。
第3図は立ち上がり検出法、ピーク検出法、及び
本発明の立ち下がり検出法の各方式について、ピ
ークシフト量を測定した結果を示したピークシフ
ト特性曲線図である。ここで立ち上がり検出法と
は、第2図のgで示された二値化された信号の立
ち上がり点で情報を検出する方法である。本図よ
り明らかなように、ピークシフト量は本発明の立
ち下がり検出法が最も少ない値を示している。
により電気信号に変換する。電気信号に変換され
た再生信号はプリアンプ2により、増幅される。
デイスクに記録されていた情報が第2図aであ
り、記録の信号波形が第2図bであつたとする
と、プリアンプ2から出力される再生信号は第2
図cとなる。信号cにおいて、情報“0”が継続
した後の情報“1”の立ち上がりXにおいて、ピ
ークシフトが起きている。これはレーザ光を用い
る熱記録での固有現象で“0”の続いた直後の
“1”の部分では前方の熱履歴(熱の伝搬)が影
響しないため、デイスク上に形成される記録マー
クの先端部分が小さくなるからである。しかし記
録マークの後端部分の大きさの変化は少ない。従
つて、立ち下がりではピークシフトの影響が少な
く、ピークシフトのない場合とほぼ同じ位相で、
ゼロクロスデイテクタ3のスライスレベルを越え
る。この事に着目し、再生された信号cを、直接
ゼロクロスデイテクタ3により二値化する。二値
化された信号gで、ピークシフトが強く起つてい
るのは立ち上がり点であるので、二値化された信
号の立ち下がり点で情報hを検出する事により、
ピークシフトの影響を少なくして、微分回路を省
く事ができ、回路の簡単化を行なう事ができる。
第3図は立ち上がり検出法、ピーク検出法、及び
本発明の立ち下がり検出法の各方式について、ピ
ークシフト量を測定した結果を示したピークシフ
ト特性曲線図である。ここで立ち上がり検出法と
は、第2図のgで示された二値化された信号の立
ち上がり点で情報を検出する方法である。本図よ
り明らかなように、ピークシフト量は本発明の立
ち下がり検出法が最も少ない値を示している。
発明の効果
以上のように、本発明は、原情報信号から(2
−7)RLLC方式等で変調することによつて得ら
れる記録情報の各“1”に対応して、1つの一定
パルス幅のパルスが存在するように記録された信
号を、再生時にはゼロクロスデイテクタにより二
値化し、二値化した信号の立ち下がり点を“1”
として、情報を検出する事により、微分回路を付
加する事なく、ピークシフトの影響を抑えた情報
検出ができ、回路の簡単化もできる優れた情報検
出を実現できるものである。
−7)RLLC方式等で変調することによつて得ら
れる記録情報の各“1”に対応して、1つの一定
パルス幅のパルスが存在するように記録された信
号を、再生時にはゼロクロスデイテクタにより二
値化し、二値化した信号の立ち下がり点を“1”
として、情報を検出する事により、微分回路を付
加する事なく、ピークシフトの影響を抑えた情報
検出ができ、回路の簡単化もできる優れた情報検
出を実現できるものである。
第1図は本発明の一実施例における情報検出方
法を実現するための情報検出装置のブロツク図、
第2図は同装置の情報検出方法を説明するための
波形図、第3図は本発明の情報検出方法と従来の
情報検出方法でのピークシフトのちがいを示した
ピークシフト特性曲線図、第4図は従来例の動作
説明のための波形図である。 1……光デイテクタ、2……プリアンプ、3…
…ゼロクロスデイテクタ。
法を実現するための情報検出装置のブロツク図、
第2図は同装置の情報検出方法を説明するための
波形図、第3図は本発明の情報検出方法と従来の
情報検出方法でのピークシフトのちがいを示した
ピークシフト特性曲線図、第4図は従来例の動作
説明のための波形図である。 1……光デイテクタ、2……プリアンプ、3…
…ゼロクロスデイテクタ。
Claims (1)
- 1 原情報信号から変調することによつて得られ
る二値情報の各“1”に対応して1つの一定パル
ス幅のパルスが存在するように記録された信号
を、再生時にはゼロクロスデイテクタにより二値
化し、二値化した信号の立ち下がり点を“1”と
して、情報を検出することを特徴とする情報検出
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25140285A JPS62110673A (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | 情報検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25140285A JPS62110673A (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | 情報検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62110673A JPS62110673A (ja) | 1987-05-21 |
JPH0585978B2 true JPH0585978B2 (ja) | 1993-12-09 |
Family
ID=17222309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25140285A Granted JPS62110673A (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | 情報検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62110673A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2647875B2 (ja) * | 1987-12-25 | 1997-08-27 | 株式会社日立製作所 | 光磁気信号記録再生方法 |
JP2655682B2 (ja) * | 1988-06-08 | 1997-09-24 | 株式会社日立製作所 | 光磁気情報記録再生装置 |
-
1985
- 1985-11-08 JP JP25140285A patent/JPS62110673A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62110673A (ja) | 1987-05-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |