JP3378398B2 - 光学式記録媒体判別装置 - Google Patents

光学式記録媒体判別装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学式記録媒体の種類
を光学的に判別する装置もしくは回路に関する。本発明
はまた、光学式記録媒体を読み取る装置に用いて好適な
光学式記録媒体の判別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】音楽等のソースを担うコンパクトディス
ク(CD)と呼ばれる外径120mmの光学式ディスク
や、画像及び音声等のソースを担うレーザディスクと呼
ばれる外径300mmの光学式ディスクが、今日までに
至るところで使用されている。例えばこれらディスクの
双方を扱うディスク読取装置において、こうした情報記
録ディスクの各々を判別するには、ディスクの外形寸法
を検知する手段が設けられ、この手段の検知出力によっ
て装着ディスクがコンパクトディスクなのかレーザディ
スクなのかを判別している。
【0003】しかしながら、このようなディスクの種類
の判別は、形状の違いによるものであるので、例えばコ
ンパクトディスクと同じサイズで記録方式あるいは再生
方式の異なる種類のディスクの各々を判別することはで
きない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、形状
が同一であっても記録方式や再生方式の異なる種類の光
学式記録媒体の各々を判別することのできる判別装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による光学式記録
媒体判別装置は、記録情報を担うピットの深さの異なる
少なくとも2種類の光学式記録媒体を判別する光学式記
録媒体判別装置であって、前記光学式記録媒体に所定波
長の光ビームを入射しその戻り光量を検出し検出した戻
り光量に応じた読取信号を生成する手段と、前記戻り光
量のうち前記ピットの列からなるトラックの接線方向に
線対称な2つの領域における光量の各々を検出しこれら
光量の差に応じたプッシュプル信号を生成する手段と、
トラッキングサーボループのオープン時における前記プ
ッシュプル信号に対する前記読取信号の位相差を検出す
る位相比較手段と、前記位相差により前記光学式記録媒
体の種類を判別する判別手段と、を有することを特徴と
している。
【0006】
【作用】本発明の光学式記録媒体判別装置によれば、記
録媒体に入射した所定波長の光ビームにより得られる読
取信号とプッシュプル信号との位相差が検出され、この
位相差によって記録情報を担うピットの深さがどの種類
の光学式記録媒体のものかが検知される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。先ず本発明によるディスク判別の原理につき
図1を参照して説明する。図1において、横軸はディス
クのピット深さ(位相深さ)を示しており、その値0〜
0.5は633nmで規格化されている。縦軸は、横軸
のピット深さを有するディスクに対し波長λ[nm]の
単一の光ビームを入射し、これによるピット面からの反
射回折光の受光出力により得られるRF(高周波)信号
及びプッシュプル信号の変調レベル(振幅レベルと等
価)を示している。RF信号は、入射した光ビームのピ
ットの有無及びピット長による変調成分を有する反射光
に応じた信号であって、ディスク記録情報の読取信号と
して使われる。プッシュプル信号は、周知のプッシュプ
ル法或いはファーフィールド法において生成される信号
であって、ピット面により反射回折された光をトラック
中心に対して光学的に対称に配された2つの受光領域の
出力差に応じた信号であり、情報読取点のトラッキング
エラー信号として使われる。
【0008】これによれば、どんな波長の光ビームであ
っても、RF信号の変調レベルが最大となるピットの深
さで情報が記録された場合、十分な振幅を有するプッシ
ュプル信号は得られない(変調レベル=0)ことが分か
る。つまり、プッシュプル信号を用いたトラッキングサ
ーボをかけることができなくなってしまう。そこでこれ
を避けるために、設定すべきRF信号の変調レベルを最
大値よりも若干下げ、プッシュプル信号に十分な変調レ
ベルが得られるピット深さで情報を記録する手法が考え
られる。
【0009】ところで、現在実用化に向けて開発が進め
られ、上記のCDと同様の外形を有するとともに、再生
方式の規格として情報読取用の光ビームの波長が例えば
425nmに設定された短波長用ディスクを考える。こ
のディスクのピット深さを、得られるRF信号の変調レ
ベルの最大値よりも小さくなるように設定し、さらにプ
ッシュプル信号の極性が反転しない範囲すなわちピット
深さAよりも小さい範囲内(例えば深さA1 )に設定し
てディスクを規格化した場合、この規格化ディスクから
得られるRF信号及びプッシュプル信号の変調レベルの
双方ともに正極性を示すこととなる。
【0010】一方、長波長用ディスクたる現行CDで
は、633nmの1/4のピット深さBにて情報記録が
行われるが、再生方式の規格として情報読取用の光ビー
ムの波長は780nmに設定されているので、十分な振
幅のプッシュプル信号が得られる。先の短波長用ディス
クに用いられる425nmの光ビームをこの長波長用デ
ィスクに入射すると、得られるRF信号の変調レベルは
正極性を示すのに対し、プッシュプル信号の変調レベル
は負極性を示す。
【0011】従って、短波長光ビームを短波長用ディス
クに入射した場合と長波長用ディスクに入射した場合と
で、RF信号に対するプッシュプル信号の極性は反転、
すなわち位相関係は進み/遅れの関係となる。本発明
は、このように、記録ピットないしは再生波長の規格が
異なるディスクでは、所定の波長の光ビームを入射して
得られるRF信号とプッシュプル信号との位相関係が相
違することを利用してディスク判別を行うことを原理と
しており、以下にその具体的な判別態様を説明する。
【0012】図2は、本発明による一実施例のディスク
判別回路の要部構成を示している。図2において、4分
割受光素子11は、受光面が直交する2つの分割線にて
4つの受光領域A,B,C,Dに分割されており、例え
ば425nmの短波長光ビームの図示せぬディスクピッ
ト面からの反射回折光を、一方及び他方の分割線がそれ
ぞれディスクのトラック接線方向及び半径方向に沿う形
で受光する。受光素子11の受光領域各々の光電変換出
力は、加算器12に供給され、それらの全てが足し合わ
される。加算器12は、ディスクに入射した光ビームの
ピットの有無及びピット長による変調成分を有する読取
信号として出力する。この読取信号は高域通過フィルタ
(HPF)121に供給されてRF信号が取り出される
とともに、低域通過フィルタ(LPF)122に供給さ
れてフォーカスサム信号が取り出される。フォーカスサ
ム信号は、コンパレータ13に供給され、コンパレータ
13は、供給されたフォーカスサム信号を2値化し、R
F信号系初段D型フリップフロップ14のクロック入力
端に供給する。フリップフロップ14のD入力端には当
該フリップフロップの反転Q出力が入力され、フリップ
フロップ14のQ出力は2段目D型フリップフロップ1
5のクロック入力端に供給される。フリップフロップ1
5のD入力端には電源Vccが接続され、フリップフロッ
プ15のQ出力端からは第1の極性判別信号が出力され
る。
【0013】受光素子11の受光領域A及びBは、トラ
ック接線方向に線対称に位置する一方の領域を形成し、
受光領域C及びDは、トラック接線方向に線対称に位置
する他方の領域を形成する。受光領域A及びBの光電変
換出力は加算器21に供給されそれぞれ足し合わされ、
受光領域C及びDの光電変換出力が加算器22に供給さ
れそれぞれ足し合わされる。加算器21及び22の出力
信号は、任意のトラック接線を挟んだ前後もしくは左右
各々における反射回折光の受光出力として差動アンプ2
3の反転入力端及び非反転入力端にそれぞれ供給され
る。差動アンプ23は、供給された受光出力の差に応じ
た出力信号を得、これをプッシュプル信号としてコンパ
レータ24に供給する。コンパレータ24は、供給され
たプッシュプル信号を2値化し、プッシュプル信号系初
段D型フリップフロップ25のクロック入力端に供給す
る。フリップフロップ25のD入力端には当該フリップ
フロップの反転Q出力が入力され、フリップフロップ2
5のQ出力は2段目D型フリップフロップ26のクロッ
ク入力端に供給される。フリップフロップ26のD入力
端には電源Vccが接続され、フリップフロップ26のQ
出力端からは第2の極性判別信号が出力される。
【0014】さらにフリップフロップ15のリセット入
力端にはフリップフロップ25の反転Q出力が供給さ
れ、フリップフロップ26のリセット入力端にはフリッ
プフロップ14の反転Q出力が供給される。このように
構成されるディスク判別回路の動作は、例えば図1のピ
ット深さA 1 を有する短波長用ディスクを判別の対象と
する場合、図3に示されるタイミングチャートを参照し
て説明することができる。
【0015】すなわち、プッシュプル法によるトラッキ
ングサーボループのオープン状態において、LPF12
2から得られるフォーカスサム信号bは、ピット列の凹
凸形状aに応じた波形を有し、差動アンプ23から得ら
れるプッシュプル信号cは、フォーカスサム信号bに対
して位相の進んだ波形(図示のものでは約90゜の進み
位相の波形)を有する。フォーカスサム信号bはコンパ
レータ13により2値化されて矩形波信号dに変換さ
れ、プッシュプル信号cはコンパレータ24により2値
化されて矩形波信号fとなる。これら矩形波信号d,f
は、フリップフロップ14及び25により、それぞれ2
分周され、デューティ50%の信号e,gが生成され
る。
【0016】フリップフロップ15をセット状態にする
ためのフリップフロップ14のQ出力信号eの立ち上が
りエッジの発生時点では、フリップフロップ25の反転
Q出力信号(信号gの反転信号)は常に低レベルとなっ
ているので、フリップフロップ15はリセット状態を維
持し続け、そのQ出力信号hはローレベルを持続する。
一方、フリップフロップ26をセット状態にするための
フリップフロップ25のQ出力信号gの立ち上がりエッ
ジの発生時点では、フリップフロップ14の反転Q出力
信号(信号eの反転信号)は常にハイレベルとなってい
るので、フリップフロップ26はこのQ出力信号gの立
ち上がりエッジに応答してセット状態とされるととも
に、フリップフロップ14の反転Q出力信号(信号eの
反転信号)がローレベルになるのに応答してリセット状
態とされる。つまりフリップフロップ26のQ出力信号
iは、信号gの立ち上がりエッジから信号eの立ち上が
りエッジまでの期間に亘ってハイレベルとなる。
【0017】このように、短波長用ディスクを判別の対
象とした場合、プッシュプル法によるトラッキングサー
ボループのオープン状態においては、フォーカスサム信
号に対するプッシュプル信号の位相の進み分に応じたパ
ルス幅を有する第2の極性判別信号iが出力され、第1
の極性判別信号hはローレベルを持続することとなる。
【0018】これに対し例えば図1のピット深さBを有
する長波長用ディスクを判別の対象とする場合は、図3
に示されたピット列及び信号について同様に示す図4の
タイミングチャートを参照して説明することができる。
すなわち、図3と異なり、差動アンプ23から得られる
プッシュプル信号cは、フォーカスサム信号bに対して
位相の遅れた波形(図示のものでは約90゜の遅れ位相
の波形)を有する。また、フリップフロップ15をセッ
ト状態にするためのフリップフロップ14のQ出力信号
eの立ち上がりエッジの発生時点では、フリップフロッ
プ25の反転Q出力信号(信号gの反転信号)は常にハ
イレベルとなっているので、フリップフロップ15はこ
のQ出力信号eの立ち上がりエッジに応答してセット状
態とされるとともに、フリップフロップ25の反転Q出
力信号(信号gの反転信号)がローレベルになるのに応
答してリセット状態とされる。つまりフリップフロップ
15のQ出力信号hは、信号eの立ち上がりエッジから
信号gの立ち上がりエッジまでの期間に亘ってハイレベ
ルとなる。一方、フリップフロップ26をセット状態に
するためのフリップフロップ25のQ出力信号gの立ち
上がりエッジの発生時点では、フリップフロップ14の
反転Q出力信号(信号eの反転信号)は常にローレベル
となっているので、フリップフロップ26はリセット状
態を維持し続け、そのQ出力信号iはローレベルを持続
する。
【0019】このように、長波長用ディスクを判別の対
象とした場合、プッシュプル法によるトラッキングサー
ボループのオープン状態においては、フォーカスサム信
号に対するプッシュプル信号の位相の遅れ分に応じたパ
ルス幅を有する第1の極性判別信号hが出力され、第2
の極性判別信号iはローレベルを持続することとなる。
【0020】かくして短波長用ディスクの場合と長波長
用ディスクの場合とで第1及び第2の極性判別信号の各
々が示すレベルないしは発生パルスの有無が異なること
により、判別の対象としているディスクが短波長用なの
か長波長用なのかが識別可能となる。例えば、この判別
回路の後段において第1の極性判別信号hと第2の極性
判別信号iとのレベル差に応じた単一の極性判別信号を
生成する構成とすれば、この単一の極性判別信号に、短
波長用ディスクの場合と長波長用ディスクの場合とで異
なるレベルを担わせ、もって図1において説明したRF
信号(フォーカスサム信号と等価)の変調レベルの極性
とプッシュプル信号の変調レベルの極性との関係に対応
させることもできる。
【0021】また、フリップフロップ14及び25は、
RF信号及びプッシュプル信号の2値化信号を2分周し
てそれぞれ50%のデューティ信号を生成しているが、
これは当該2値化信号のデューティが50%とならない
場合に対処するものである。すなわち、2段目フリップ
フロップ15及び26は2つの矩形波信号の立ち上がり
エッジの各々を比較すべき位相の基準点とする位相比較
部を形成しており、先に入力された立ち上がりエッジに
より一方のフリップフロップがセット指令を受けるとと
もにその先に入力された立ち上がりエッジに続くハイレ
ベル部分が他方のフリップフロップを強制的にリセット
せしめる、という動作によって、より早く立ち上がりエ
ッジの入力があった一方のフリップフロップだけをセッ
ト状態にさせている。従って、矩形波信号d及びfを2
分周せずにそのままフリップフロップ15及び26にク
ロック入力しかつそれらの反転信号をフリップフロップ
15及び26にリセット入力する構成の場合、例えば図
3のd及びfに点線で示されるように矩形波信号の高レ
ベル部分が短いと、上記の動作が崩れ、図3のh及びi
に点線で示されるような判別出力となってしまう。こう
した誤動作を防ぐために、実施例では、フリップフロッ
プ14及び25による矩形波信号d及びfのデューティ
50%変換信号を、フリップフロップ15及び26へ入
力しているのである。逆に言えば、フォーカスサム信号
及びプッシュプル信号の2値化信号が、図3のd及び図
4のfに実線で示したような50%のデューティを有す
るものであれば、基本的にはフリップフロップ14及び
25を用いずにディスク判別回路を構成することができ
るのである。
【0022】図5は、上述したディスク判別回路を用い
て構成された、短波長用ディスク及び長波長用ディスク
の双方を読み取り可能なディスク記録情報再生装置の復
調系の一例を示している。図5において、RF信号は、
例えば現行CD等の長波長用ディスクの復調部としての
EFM復調回路31に供給されるとともに、例えば2−
3変調された信号が記録された短波長ディスクの復調部
としての2−3変調復調回路32に供給される。これら
復調回路は、供給されたRF信号に対してそれぞれ所定
の復調を施し、これにより得られる復調出力のデータを
セレクタ33に入力する。セレクタ33は、本発明によ
るディスク判別回路34からの制御信号に応じて、復調
出力データのうちの一方を選択する。選択された復調出
力データは訂正回路35を介して図示せぬ後段回路へと
転送される。ディスク判別回路34からセレクタ33へ
供給される制御信号としては、上述したような単一の極
性判別信号が採用可能である。
【0023】これによれば、ディスク判別回路34の判
別結果に応じて制御信号のレベルが異なるので、セレク
タ33は、長波長用ディスクを読み取る場合はEFM復
調回路31の復調データを、短波長用ディスクを読み取
る場合は2−3変調復調回路32の復調データを、訂正
回路33に選択出力することができる。つまり、ディス
ク判別結果によって読み取り対象のディスクに適合する
復調系を切り換えることができるのである。
【0024】なお、上記実施例ではRF信号もしくはフ
ォーカスサム信号を用いて構成されるディスク判別装置
を説明したが、これらの信号の代わりにRF信号のエン
ベロープを用いても良い。また、上記実施例では、ディ
スク状記録媒体を判別したが、本発明はこれに限定され
ることなく、本質的に、光学式の記録媒体であってピッ
トにて情報記録が行われるものであればどんな形状でも
適用可能である。上記実施例ではまた、ピット深さの異
なる2種類のディスクにつき判別を行ったが、本発明
は、ピット深さの異なる3種類以上のディスクないしは
光学式記録媒体につき判別する装置に適用可能である。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の光学式記
録媒体判別装置によれば、記録媒体に入射した所定波長
の光ビームにより得られる読取信号とプッシュプル信号
との位相差が検出され、この位相差によって記録情報を
担うピットの深さがどの種類の光学式記録媒体のものか
が検知されるので、形状が同一であっても記録方式や再
生方式の異なる種類の光学式記録媒体の各々を判別する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスク入射光の波長毎にピット深さに対する
RF信号及びプッシュプル信号の変調レベルを示すグラ
フ。
【図2】本発明による一実施例のディスク判別回路を示
すブロック図。
【図3】図2のディスク判別回路の短波長用ディスクに
対する動作を示すタイムチャート。
【図4】図2のディスク判別回路の長波長用ディスクに
対する動作を示すタイムチャート。
【図5】図2のディスク判別回路を用いて構成された、
短波長用ディスク及び長波長用ディスクの双方を読み取
り可能なディスク記録情報再生装置の復調系の一例を示
すブロック図。
【符号の説明】
11 4分割光検出器 12,22,21 加算器 121 高域通過フィルタ 122 低域通過フィルタ 13,24 コンパレータ 14,15,25,26 D型フリップフロップ 23 差動アンプ 31 EFM復調回路 32 2−3変調復調回路 33 セレクタ 34 ディスク判別回路 35 訂正回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−13144(JP,A) 特開 平4−178932(JP,A) 特開 昭63−32745(JP,A) 特開 昭63−91839(JP,A) 特開 昭57−176568(JP,A) 実開 平4−58819(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/00 - 7/095 G11B 7/24,7/30 G11B 21/08,19/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録情報を担うピットの深さの異なる少
    なくとも2種類の光学式記録媒体を判別する光学式記録
    媒体判別装置であって、 前記光学式記録媒体に所定波長の光ビームを入射しその
    戻り光量を検出し検出した戻り光量に応じた読取信号を
    生成する手段と、前記戻り光量のうち前記ピットの列か
    らなるトラックの接線方向に線対称な2つの領域におけ
    る光量の各々を検出しこれら光量の差に応じたプッシュ
    プル信号を生成する手段と、トラッキングサーボループ
    のオープン時における前記プッシュプル信号に対する前
    記読取信号の位相極性及び位相差分を検出する位相比較
    手段と、前記位相極性及び位相差分に基づいて前記光学
    式記録媒体の種類を判別する判別手段と、を有すること
    を特徴とする光学式記録媒体判別装置。
  2. 【請求項2】 前記位相比較手段は、前記読取信号及び
    プッシュプル信号をそれぞれ2値化して第1矩形波信号
    及び第2矩形波信号を生成する波形整形手段と、トラッ
    キングサーボループのオープン時における前記第1矩形
    波信号前記第2矩形波信号に対する位相極性及び位相
    差分を検出する手段とを有することを特徴とする請求項
    1記載の光学式記録媒体判別装置。
  3. 【請求項3】 前記読取信号は、RF信号のエンベロー
    プに応じた信号であることを特徴とする請求項1または
    2記載の光学式記録媒体判別装置。
  4. 【請求項4】 前記読取信号は、フォーカスサム信号で
    あることを特徴とする請求項1または2記載の光学式記
    録媒体判別装置。
  5. 【請求項5】 前記波形整形手段は、前記第1矩形波信
    号及び前記第2矩形波信号のデューティ比を補正する手
    段を含むことを特徴とする請求項2記載の光学式記録媒
    体判別装置。
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