JPH0585909A - 気化性防菌防カビ剤および防菌防カビ方法 - Google Patents
気化性防菌防カビ剤および防菌防カビ方法Info
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- JPH0585909A JPH0585909A JP27708291A JP27708291A JPH0585909A JP H0585909 A JPH0585909 A JP H0585909A JP 27708291 A JP27708291 A JP 27708291A JP 27708291 A JP27708291 A JP 27708291A JP H0585909 A JPH0585909 A JP H0585909A
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Abstract
ず、異臭がなく、対象物を汚染するおそれがなく、さら
には毒性も小さい気化性防菌防カビ剤を提供すること、
およびそれを用いた防菌防カビ方法を提供することを目
的とする。 【構成】 N−n−ブチルカルバミン酸3−ヨード−2
−プロピニルエステルまたはそれを含む加工材や組成物
を用い、N−n−ブチルカルバミン酸3−ヨード−2−
プロピニルエステルの気化ガスを対象物と接触させて防
菌防カビを図る。
Description
カビ類の発生を防止する気化性防菌防カビ剤およびそれ
を用いて防菌防カビを図る方法に関するものである。
て、(i) 栄養源の除去、乾燥、無酸素状態の維持(好気
性菌の場合)などの間接的手段による方法と、(ii)加
熱、紫外線照射、殺菌剤処理などの直接的殺滅手段によ
る方法とがある。
うな手段を講ずるかは、実際には、対象物の構造や特
性、保管場所の条件、安全性の問題などによって制限を
受ける。
籍、絵画などであるときは、如何に防菌防カビ効果が大
きくても、防菌防カビ剤の噴霧や含浸を行うことは対象
物を汚染するおそれがあるので不適当である。このよう
な場合には、シルカゲル、塩化カルシウム等の吸湿剤を
利用した除湿剤を用いる方法や、鉄粉を利用した脱酸素
剤を用いて菌やカビの生育を抑制する方法が適当であ
り、またさらに効果の大きい方法として、気化性防菌防
カビ剤を使用する方法が適当である。
来、樟脳、ナフタレン、パラジクロロベンゼン、オルソ
フェニルフェノール、パラクロロメタクレゾール、パラ
クロロメタキシレノール、ペンタクロロフェノール、α
−ブロムシンナムアルデヒド、3−メチル−6−イソプ
ロピルフェノール、安定化二酸化塩素などが用いられあ
るいは提案されている。このうち、α−ブロムシンナム
アルデヒドについては特公昭46−11044号公報、
特公昭50−19605号公報に開示があり、3−メチ
ル−6−イソプロピルフェノールについては特開昭61
−87602号公報に開示がある。
気化性防菌防カビ剤は、異臭を有するため、取扱者に不
快感を与えたり対象物ににおいがつくことがあること、
対象物にしみ、変色、着色等の汚染を与えるおそれがあ
ること、毒性が無視できないことがあること、後述の比
較例のように防菌防カビ効果が不充分であることが多い
ことなどの問題点があり、所期の目的を必ずしも達成す
るものではなかった。
ぐれた防菌防カビ効果を有するのみならず、異臭がな
く、対象物を汚染するおそれがなく、さらには毒性も小
さい気化性防菌防カビ剤を提供すること、およびそれを
用いた防菌防カビ方法を提供することを目的になされた
ものである。
ビ剤は、N−n−ブチルカルバミン酸3−ヨード−2−
プロピニルエステルの気化ガスを利用するものである。
が滞留可能な空間をN−n−ブチルカルバミン酸3−ヨ
ード−2−プロピニルエステルの気化ガスで満たし、該
気化ガスと接触する対象物の防菌防カビを図ることを特
徴とするものである。
2−プロピニルエステルは、白色ないし淡黄色の結晶性
粉末または粒状固体であり、臭いはごく僅かで、弱酸性
から弱アルカリ性までの広いpH範囲で安定である。毒
性は小さく、急性毒性LD50は、 経口 1470mg以上/kg(ラット) 2000mg以上/kg(ウズラ) 経皮 2000mg以上/kg(ラット) 2000mg以上/kg(ラビット) であり、皮膚刺激性はないと報告されている。さらに、
この化合物そのものあるいはその気化ガスが衣類等の対
象物に触れても、着色や汚染を生じない。従って少なく
とも後述の実用使用量の範囲では、先に述べたような異
臭、着色・汚染、毒性の問題は全く生じない。
ード−2−プロピニルエステルは、常温でも徐々に気化
し、その気化ガスは細菌やカビの発生を有効に防止す
る。その効果は、先に述べた従来の気化性防菌防カビ剤
の防菌防カビ効果よりもまさるものである。
ード−2−プロピニルエステル自体は殺菌剤としてはす
でに知られている化合物であり、油剤、乳剤、粉剤、水
和剤の形態で使用されている。しかしながら、この化合
物の「気化ガス」の防菌防カビ作用は未知であり、従来
はそのような使われ方はされていなかった。
上記のN−n−ブチルカルバミン酸3−ヨード−2−プ
ロピニルエステルをそのまま、またはこれを適当な担体
や基材に保持させ、あるいは適当な配合剤を加えて、各
種の形態で使用する。
粉末や錠剤の形態、(b) アルコール類、ケトン類、エー
テル類、石油類、ハロゲン化炭化水素類等の溶剤に溶解
した溶液、または乳化剤を加えて水中に乳化させた乳化
液を、紙、繊維織物、不織布、木竹製品、陶器、木炭、
活性炭、シリカゲル、活性アルミナ、無水珪酸、タル
ク、石膏、珪藻土、ゼオライト、サイクロデキストリン
等に噴霧、塗布、浸漬等の手段により含浸、吸着させて
製した加工材の形態、(c) 合成樹脂またはラテックス中
に練り込んだ材料の形態、(d) パラジクロロベンゼン、
ナフタレン、アダマンタン等の昇華性物質と混合して成
形した組成物の形態、などがあげられ、各形態を併用す
ることもできる。
所は、気化ガスがある程度滞留できる空間であることが
必要である。このような個所としては、小室、タンス、
押入、衣裳箱、下駄箱、収納庫、キャビネット、保存
袋、保存箱、個々の靴の中、衣服掛けのカバー内、畳の
下などが例示される。このような個所に本発明の気化性
防菌防カビ剤を入れておけば、N−n−ブチルカルバミ
ン酸3−ヨード−2−プロピニルエステルの気化ガスが
充満して、そこに収容されている対象物に対して長期間
細菌およびカビ類の発生を防止することができる。ま
た、本発明の気化性防菌防カビ剤を含む加工材で対象物
を包むか対象物に接触させることによっても防菌防カビ
効果をあげることができる。
N−n−ブチルカルバミン酸3−ヨード−2−プロピニ
ルエステルの気化ガス発生速度と対象物への到達蓄積量
が関係するので、使用温度、N−n−ブチルカルバミン
酸3−ヨード−2−プロピニルエステルの表面積、気化
補助物質の有無、使用場所の密閉の程度等により一概に
規定することはできないが、25℃で密閉空間1m3当り
0.01gないし100g、好ましくは 0.1gないし20g
である。N−n−ブチルカルバミン酸3−ヨード−2−
プロピニルエステルの使用量が下限量未満では効果が不
充分であり、一方上限量を越えて使用しても特に悪影響
は認められないが、防菌防カビ効果の増大は期待され
ず、経済的に不利である。
ラジクロロベンゼン、ナフタレン、エンペントリン等の
揮発性防虫剤や、3−メチル−6−イソプロピルフェノ
ール、安息香酸アルキルエステル等を有効成分とする気
化性抗菌剤、ジシクロヘキシルアンモニウムナイトライ
ト、ベンゾトリアゾール等の気化性防錆剤と併用して、
用途の拡大、効果の増強を図ることもできる。
プロピニルエステルは常温でも徐々に気化し、その気化
ガスは細菌、カビ類の発生を有効に防止する。
より詳細に説明する。
溶液を直径90mmの円形ろ紙(アドバンテック東洋株式
会社製No.3)に塗布した後、室温で溶剤を揮散、乾
燥させ、ろ紙1枚につき各薬剤が 0.1mg、1mg、3mg、
10mgまたは30mg付着するように調製して試料とし
た。 BCIP: N−n−ブチルカルバミン酸3−ヨード−2−プ
ロピニルエステル PDCB: パラジクロロベンゼン TBZ: 2−(4−チアゾリル)ベンゾイミダゾール MIP: 3−メチル−6−イソプロピルフェノール PCMX: パラクロロメタキシレノール
ャーレ(内容積1000ml)の底部に5mlのJIS Z
2911無機培地を注入し、固化させた後、上記シャー
レの天蓋部と合わせて室温で24時間放置し、N−n−
ブチルカルバミン酸3−ヨード−2−プロピニルエステ
ル(BCIP)の気化ガスを培地上に接触させて試験培
地とした。次にその培地上に、予め培養を行った Aspergillus niger 、Penicillium citrinum、Cladospo
rium cladosporioides、Myrothecium verrucaria の各菌体を直径5mmのコルクボーラーで打ち抜いて置床
した。
たろ紙試料をビニールテープで貼り付けて固定した後、
シャーレの底部と合わせて、28℃で14日間培養を行
い、培地上におけるカビの生育状況を観察し、下記の基
準で判定した。対照例1としてブランクテストを同時に
行った。結果を表1に示す。 0:菌体の生育を認めない。 1:菌体の生育直径10mm未満 2:菌体の生育直径10mm以上20mm未満 3:菌体の生育直径20mm以上30mm未満 4:菌体の生育直径30mm以上
−ヨード−2−プロピニルエステル(BCIP)は、従
来の気化性防菌防カビ剤のうち比較的有効とされている
パラクロロメタキシレノール(PCMX)や3−メチル
−6−イソプロピルフェノール(MIP)と比較しても
数倍から十数倍もの効力が認められることがわかる。ま
た、N−n−ブチルカルバミン酸3−ヨード−2−プロ
ピニルエステル(BCIP)は臭気をほとんど有してい
ない点でもすぐれている。
ルエステル(BCIP)を溶剤としての3−メチル−3
−メトキシブタノールに溶解し、その溶液を、直径90
mmの円形に裁断した目付30g/m2のポリプロピレン繊維
不織布に所定量付着させた後、室温で溶剤を充分に揮散
乾燥させ、この不織布1枚につきN−n−ブチルカルバ
ミン酸3−ヨード−2−プロピニルエステル(BCI
P)が 0.1mg、1mg、3mgまたは10mg付着するように
調製して試料とした。
さ158mmの腰高シャーレ(内容積1000ml)の天蓋
部にビニールテープで貼り付け、固定した。
通寒天培地を注入固化させた後、上記シャーレの天蓋部
と合わせて室温で24時間放置し、N−n−ブチルカル
バミン酸3−ヨード−2−プロピニルエステル(BCI
P)の気化ガスを培地上に接触させて、試験培地とし
た。
およびBacillus cereus を用い、生理食塩水で各約10
6 個/ml菌液を調製して、白金耳でこの培地上に画線塗
布した後、上記天蓋部を合わせて37℃で24時間培養
して菌の生育状況を観察した。対照例2としてブランク
テストを同時に行った。結果を表2に示す。
が多い)。
−ヨード−2−プロピニルエステル(BCIP)の使用
量1〜3mg/1000ml程度で充分な防菌防カビ効果が
得られることがわかる。
スが滞留可能な空間内に配置するだけで、細菌やカビ類
の発生を有効に防止するというすぐれた効果を奏する。
そして簡易に取り扱うことができるのみならず、使用中
に対象物を汚損、変質することがなく、臭気もほとんど
有せず、しかも安全性が大きいという利点もある。
Claims (2)
- 【請求項1】N−n−ブチルカルバミン酸3−ヨード−
2−プロピニルエステルの気化ガスを利用する気化性防
菌防カビ剤。 - 【請求項2】気化ガスが滞留可能な空間をN−n−ブチ
ルカルバミン酸3−ヨード−2−プロピニルエステルの
気化ガスで満たし、該気化ガスと接触する対象物の防菌
防カビを図ることを特徴とする防菌防カビ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27708291A JP3151016B2 (ja) | 1991-09-28 | 1991-09-28 | 気化性防菌防カビ剤および防菌防カビ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27708291A JP3151016B2 (ja) | 1991-09-28 | 1991-09-28 | 気化性防菌防カビ剤および防菌防カビ方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0585909A true JPH0585909A (ja) | 1993-04-06 |
JP3151016B2 JP3151016B2 (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=17578530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27708291A Expired - Lifetime JP3151016B2 (ja) | 1991-09-28 | 1991-09-28 | 気化性防菌防カビ剤および防菌防カビ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3151016B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007022947A (ja) * | 2005-07-14 | 2007-02-01 | Nippon Nohyaku Co Ltd | 床下土壌用防カビ剤組成物 |
JP2011215565A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-27 | Fuji Xerox Co Ltd | 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像用現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成方法および画像形成装置 |
-
1991
- 1991-09-28 JP JP27708291A patent/JP3151016B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007022947A (ja) * | 2005-07-14 | 2007-02-01 | Nippon Nohyaku Co Ltd | 床下土壌用防カビ剤組成物 |
JP2011215565A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-27 | Fuji Xerox Co Ltd | 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像用現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成方法および画像形成装置 |
US8679713B2 (en) | 2010-03-18 | 2014-03-25 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Electrostatic image-developing toner, electrostatic image developer, toner cartridge, process cartridge, image-forming method, and image-forming apparatus |
Also Published As
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---|---|
JP3151016B2 (ja) | 2001-04-03 |
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