JPH0585839U - バッチ式加熱炉又は保温炉の保温カバ−装置 - Google Patents

バッチ式加熱炉又は保温炉の保温カバ−装置

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JPH0585839U JP3512392U JP3512392U JPH0585839U JP H0585839 U JPH0585839 U JP H0585839U JP 3512392 U JP3512392 U JP 3512392U JP 3512392 U JP3512392 U JP 3512392U JP H0585839 U JPH0585839 U JP H0585839U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のバッチ式加熱炉や保温炉に必要であっ
た蓋の吊り上げ装置や蓋の置場スペ−スを要せず、かつ
被処理鋼板の挿入・抽出時における作業人員も最小限に
削減した上で適切な炉内温度制御や炉圧制御の下で効率
の良い処理が行えるバッチ式加熱炉又は保温炉の炉口保
温設備を提供する。 【構成】 バッチ式加熱炉又は保温炉1の炉頂に開口す
る鋼板の挿入・抽出口を覆うための保温カバ−装置を、
下端部周囲にシ−ル用プレ−ト6,8を備えた水平方向
に折り畳み可能なジャバラ方式の可撓性断熱カバ−4
と、 該カバ−の全体を上記挿入・抽出口の密封位置から
上昇及び復帰させる機構9,10,11,12と、カバ−上昇
位置において該カバ−を水平移動させる機構13,14,15
とを有し、 かつ炉の挿入・抽出口周縁に前記シ−ル用プ
レ−ト6,8の下端を埋没させて炉を密封するための埋
没材3を配して成る構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、工程移動中もしくは熱処理工程での鋼板の温度低下を防止したり 所望の熱処理を行ったりするためのバッチ式加熱炉又は保温炉における保温カバ −装置に関するものである。
【0002】
【従来技術とその課題】
現在においても鋼板の製造工程や熱処理の際にバッチ式の加熱炉や保温炉を使 用する頻度は高いが、このようなバッチ式加熱炉又は保温炉にあっては、被処理 鋼板の挿入・抽出の容易化のために炉頂を開放した構造とし、これを被処理鋼板 の挿入・抽出口としているのが一般的である。そして、上記加熱炉や保温炉では 炉内温度制御や炉圧制御が必要となるため、相当な重量を有した1個もしくは最 小限に分割された複数個の蓋が設けられていた。
【0003】 それ故、バッチ式加熱炉又は保温炉の周囲には鋼板の挿入・抽出の際に開閉す る蓋を置くための広い場所が必要となり、またこの蓋を移動するためにオ−バ− ヘッド・クレ−ン等の大掛かりな装置が欠かせなかった。しかも、前記クレ−ン 等の運転や取り外した蓋を吊り上げたり下ろしたりするための作業に複数の人員 を必要とし、作業の効率化や省力・省スペ−スを達成する上での大きな障害とな っていた。
【0004】 ところで、高温の鋼片を収容する保温ピットにおいてではあるが、やはり大重 量で大きなスペ−スを取る蓋の取扱を容易化するため、この蓋を複数個に分割す ると共に、分割された複数の蓋部材の何れもがピット上を水平移動できるように し、これにより、蓋の全部を取り外すことなく必要最小限の水平移動のみで所望 部位に鋼片の挿入・抽出口を開口させ得るようにした保温蓋の構造が提案されて いる(実公昭3−3569号公報参照)。
【0005】 そこで、上記保温蓋を鋼板のバッチ式加熱炉又は保温炉に応用することも考え られるが、この保温蓋では蓋の分割数が多いほど蓋部材と蓋部材との間の密封が 困難となって熱損失や雰囲気の漏洩が大きくなるため、鋼板の処理におけるが如 き高度な炉内温度制御や炉圧制御が要求される場合に適用するには不満足なもの であった。勿論、蓋の分割数を少なくすれば該熱損失や雰囲気の漏洩を低減でき るものの、その場合には水平移動する蓋の収納スペ−スが大きくなるのを如何と もし難かった。
【0006】 このようなことから、本考案が目的としたのは、従来のバッチ式加熱炉や保温 炉に必要であった蓋の吊り上げ装置や蓋の置場スペ−スを要せず、かつ被処理鋼 板の挿入・抽出時における作業人員も最小限に削減した上で適切な炉内温度制御 や炉圧制御の下で効率の良い処理が行えるバッチ式加熱炉又は保温炉の炉口保温 設備を提供することであった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成すべく成されたものであり、 「バッチ式加熱炉又は保温炉の炉頂に開口する鋼板の挿入・抽出口を覆うため の蓋に代える保温カバ−装置を、 前記挿入・抽出口の全体を覆うところの“下端 部周囲にシ−ル用プレ−トを備えた水平方向に折り畳み可能なジャバラ方式の可 撓性断熱カバ−”と、 該カバ−の全体を上記挿入・抽出口の密封位置から上昇及 び復帰させる機構と、 カバ−上昇位置において該カバ−を水平移動させる機構と を有し、 かつ炉の挿入・抽出口周縁に前記シ−ル用プレ−トの下端を埋没させて 炉を密封するための埋没材を配して成る構成とした点」 に大きな特徴を有している。
【0008】 以下、この考案を図面に基づいて具体的に説明する。 図1乃至7は本考案の一実施例に係わる説明図であり、図1は本考案に成るバ ッチ式加熱炉の保温カバ−装置を説明した全体斜視図、図2はその正面相当説明 図、図3はその平面相当説明図、そして図4は右側面相当説明図である。また、 図5は加熱炉と保温カバ−間のシ−ル部の詳細説明図である。
【0009】 図面において、符号1で示すものはバッチ式加熱炉であり、上部の開口が該加 熱炉1への被処理鋼板2の挿入及び抽出口となっている。そして、この挿入・抽 出口の周囲には弾力性を有するフェルト3が埋め込まれた溝が巡らされている。
【0010】 また、符号4は上記挿入・抽出口を覆う保温カバ−であって、本体が可撓性の 耐熱材料で作られ、その前後側面5,5の下端部には錘を兼ねたシ−ル用プレ− ト6,6が取付けられている。そして、保温カバ−本体の左右側面7,7の下端 部にはやはり錘を兼ねたシ−ル用プレ−トではあるが、蝶番がついていて折り畳 み自在な蝶番付シ−ル用プレ−ト8,8が取付けられている。勿論、保温カバ− 本体,シ−ル用プレ−ト6,6及び蝶番付シ−ル用プレ−ト8,8は気密に一体 化されている。
【0011】 なお、保温カバ−本体が可撓性材料で構成されている上、左右側面の下端部に 取付けられた蝶番付シ−ル用プレ−ト8,8は折り畳み自在となっているため、 該保温カバ−4はジャバラ機能を備えていて水平方向(前後方向)への折り畳み が極めて容易である。
【0012】 保温カバ−本体に適用される可撓性断熱材料は、鋼板の処理に耐え得る耐熱性 を有したものであれば格別に限定されることはないが、図6に例示したように、 セラミック等の無機質材料製の長繊維又は短繊維による織布,フェルト材等を組 み合わせたものが好適と言える。
【0013】 ところで、本考案に係わる上記保温カバ−4には、該保温カバ−4の全体を加 熱炉1の挿入・抽出口を密封する位置から上方へ引上げ、また再度復帰させる機 構と、保温カバ−4が上方へ引上げられた位置において該カバ−を水平移動(前 後方移動)させて折り畳み、また再度復帰させる機構とが設けられている。
【0014】 この例での保温カバ−4の昇降機構は次のように構成されている。 符号9で示すのは加熱炉1の炉頂部(被処理鋼板2の挿入・抽出口)を覆う保 温カバ−4の全体を昇降させるモ−タ等の保温カバ−昇降用原動機で、これらは 後述する水平移動梁の上に設置されている。そして、符号10は保温カバ−昇降用 原動機9に連結する駆動軸であり、この駆動軸10にはそれぞれ複数個のスプロケ ット11が設けられている。スプロケット11にはチェイン12が巻き掛けられている が、このチェイン12の端部はジャバラ折りが容易なように保温カバ−4に組み込 まれたところの、図示しないフレ−ムに連結されている。
【0015】 従って、保温カバ−昇降用原動機9の動力にて上記各スプロケット11がチェイ ン12を巻取ると、前記フレ−ムに支持された保温カバ−4の全体を上昇させるこ とができ、逆にチェイン12を巻戻せば保温カバ−4の全体を下降させ復帰させる ことができる。
【0016】 一方、保温カバ−4の水平移動(前後方移動)並びに折り畳み機構は次のよう に構成されている。 符号13及び14として示したのは、何れも前述した水平移動可能な梁であるが、 特に符号13で示すのは駆動梁であり、加熱炉1上に設置されたモ−タ等の原動機 15により図示しないワイヤ−を介して水平方向(前後方向)に駆動されるように なっている。そして、この駆動梁13はチェイン16にて駆動梁以外の梁14と連結さ ており、また該梁14同士も同じくチェイン16で連結されている。 なお、駆動梁13及び駆動梁以外の梁14はそれぞれ車輪17を備えていて、加熱炉 1に設けられているレ−ル18上を走行移動するようになっている。
【0017】
【作用】
次に、上記構成に成る保温カバ−装置の動作を説明する。 さて、保温カバ−4が加熱炉1の挿入・抽出口(即ち炉頂部全体)を覆ってい る状態の時、加熱炉1と保温カバ−4間のシ−ル部は図5で示した状態となって いる。 即ち、保温カバ−4の側面5及び7の下端部に取付けられたプレ−ト6及び蝶 番付プレ−ト8は、その自重によって挿入・抽出口を囲む全プレ−トの下端を弾 性体であるフェルト3に埋没した状態を保っていて、加熱炉1内の熱や雰囲気ガ スが大気中に漏洩することを遮断している。
【0018】 いま、保温カバ−4が挿入・抽出口(即ち炉頂部全体)を覆っている状態の加 熱炉1内から例えば被処理鋼板2を取り出す場合、まず駆動梁13並びに駆動梁以 外の梁14のそれぞれに付設された原動機9により各駆動軸10を同時に駆動させる と、それぞれの駆動軸に固設されている各スプロケット11が回転するため保温カ バ−4と連結されている各々のチェイン12が巻取られ、その結果、保温カバ−4 が上方に持ち上げられてその側面下端部に取付けられたプレ−ト6及び蝶番付プ レ−ト8はフェルト3に埋没していた状態から抜け出し、フェルト3から離間す る。
【0019】 続いて、保温カバ−4の全体が加熱炉1上の所定位置まで上昇し終えて停止し た後、加熱炉1に固設された原動機15を作動させ、図示しないワイヤ−を介して 駆動梁13を駆動させる。 これによって駆動梁13は図1の矢印“X”方向へレ−ル18上を水平移動し、ま ず隣接する梁14の1つを同方向へ押し進め、同様にその他の梁14を次々にX方向 へ押し進める。従って、この梁の動きにより、本体が可撓性材料で構成されると 共に左右側面7,7の下端部に取付けられた蝶番付シ−ル用プレ−ト8,8は折 り畳み自在となっていてジャバラ機能を有している保温カバ−4は、大きなスペ −スを要することなく容易にX方向へ開かれることとなる。 なお、図7はこの時点までの保温カバ−4の動きを示した概念図である。
【0020】 そして、加熱炉1内に収納されている被処理鋼板2の取り出し可能な大きさに まで保温カバ−4が開いた時点で駆動梁13を停止させ、所要鋼板を加熱炉1内か ら取り出す。
【0021】 被処理鋼板2の取り出しが終了した後、上記保温カバ−4を閉じるには、まず 駆動梁13を前記とは逆に(矢印Xと逆方向に)駆動させる。 駆動梁13が矢印Xと逆方向に駆動し始めると、この駆動梁13は隣接の梁14とチ ェイン16で連結されているため、これを牽引して矢印Xと逆方向にレ−ル18上を 水平移動することとなる。 また、隣接する“駆動梁以外の梁14”同士もそれぞれチェイン16で連結されて いるので、駆動梁13に牽引された梁14は同様に隣接する梁14を一つずつ順次牽引 して行き、先頭の駆動梁13が所定の位置に達したとき全ての梁は精度良く停止す る。
【0022】 梁13及び14が停止すると、これらの梁に付設された各保温カバ−昇降用原動機 9はそれぞれの駆動軸10を駆動させ、各々のスプロケット11からチェイン12を同 時に巻戻す。 チェイン12が巻戻されると自身の重量により保温カバ−4は下降を始めるが、 加熱炉1の挿入・抽出口周縁に設けたフェルト3に錘を兼ねたシ−ル用プレ−ト 6及び蝶番付シ−ル用プレ−ト8の下端の全てが埋没した時点でチェイン12の巻 戻しを停止し、保温カバ−4の覆い作業を終える。
【0023】 上記保温カバ−4の覆い作業終了時点では、シ−ル用プレ−ト6,8の下端が 全てフェルト3に埋没した状態となり、加熱炉1内は可撓性断熱カバ−によって 大気と完全に遮断されるので、加熱炉1内の熱や雰囲気ガスの大気中への漏洩が 簡単・確実に防止されることは既に述べた通りである。
【0024】 なお、ここではバッチ式加熱炉を主体とした説明を行ったが、バッチ式保温炉 においても本考案に係わる保温カバ−装置が同様に適用できることは言うまでも ない。 また、バッチ式加熱炉又は保温炉の挿入・抽出口の周囲に配設する埋没材とし ては、フェルトに代えてサンドシ−ルや液体等の別種材料を使用しても差支えは ない。 更に、保温カバ−装置を構成する駆動梁を、その移動方向のカバ−両端に設け て保温カバ−の開閉を両開きとすることもできる。
【0025】 上述のように、本考案は、バッチ式の加熱炉や保温炉に従来から使用されてき た相当な重量を持つ蓋の開閉操作を省略し、これによって蓋の吊り上げ装置や蓋 の置場スペ−スを不要にすると共に作業者も最小限に削減し、また前記炉への被 処理鋼板の挿入及び抽出の際に鋼板サイズに応じた開口幅を自在に開け得るよう にして熱損失を最小限に低減できることを可能にしたところの、バッチ式加熱炉 又は保温炉のジャバラ方式保温カバ−装置を提供するものである。保温カバ−装 置がジャバラ方式であるため、開口時の収納スペ−スが非常に小さくて済むこと も勿論である。
【0026】 ところで、実開昭62−175060号公報には、連続加熱炉入側での被加熱 材挿入部にジャバラ方式の保温カバ−を配し、加熱炉入側扉より高温ガスの噴出 を防止すると共に材料の保温・予熱を行う装置が開示されているが、このジャバ ラ装置は材料の押込みレバ−により伸縮・移動される機構であり、単に高温材の 上方部を覆うだけのカバ−であって本考案に係わるバッチ式加熱炉又は保温炉の 保温カバ−装置とは本質的に異なるものであることは言うまでもない。
【0027】
【実施例】
前述の図1乃至6で示す本考案に係わる保温カバ−装置を備えたバッチ式加熱 炉と、従来の複数分割の重い蓋を備えたバッチ式加熱炉を使用し、炉内から被処 理鋼板を取り出す際の作業性を比較した。
【0028】 その結果、次のような結果が得られた。 A) 開/閉作業時間の比較結果 従来設備 :20分/回, 本考案設備 :2分/回。 B) 必要作業者数の比較結果 従来設備 :3人/回, 本考案設備 :1人/回。
【0029】 上記結果からも明らかなように、本考案に係わる保温カバ−装置を備えた加熱 炉では、従来設備に比べて炉の開閉作業時間,必要作業者数とも格段に低減でき たことが分かる。 また、本考案に係わる設備では、炉開口時における保温カバ−の保管スペ−ス が極く小さくて済み、しかも炉の開口幅を鋼板寸法に応じて極力小さくできるの で熱損失が非常に少ない上、加熱処理時における保温カバ−の密封・保温性も極 めて良好であったことも確認できた。
【0030】
【効果の総括】
以上に説明した如く、この考案によれば、バッチ式加熱炉又は保温炉で従来か ら使用されてきた重い蓋を省略でき、重量が重い前記蓋の開閉操作やそれを吊り 上げる装置、更には前記蓋の置場スペ−スが不要となって作業者数も最小限に削 減できる。
【0031】 また、該加熱炉への鋼板の挿入及び抽出の際には、その鋼板サイズに応じて炉 の開口幅を調節できるので、開口作業時間や炉及び被処理鋼板の熱損失も極力低 減することが可能である。しかも、保温カバ−をジャバラ方式としているため炉 の開口時における収納スペ−スを大幅に縮小でき、工場内の有効利用が図れる。
【0032】 更に、保温カバ−は炉の開閉に際してバッチ式加熱炉又は保温炉上を昇降移動 するように図ると共に、保温カバ−と炉間の接触面にフェルトやサンド等の埋没 材を配し、保温カバ−をかける際に保温カバ−下端を前記埋没材に埋没させるシ −ル手段を採用したので、全接触面の高い密封性が確保され、そのため鋼板の処 理時に必要な精度の高い炉内温度制御及び炉圧制御に対応できる。 このように、本考案の産業への寄与は極めて多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる加熱炉の保温カバ−装置を説明
した全体斜視図である。
【図2】図1に示す保温カバ−装置の正面相当説明図で
ある。
【図3】図1に示す保温カバ−装置の平面相当説明図で
ある。
【図4】図1に示す保温カバ−装置の右側面相当説明図
である。
【図5】炉と保温カバ−間におけるシ−ル部の詳細説明
図である。
【図6】本考案に係わる保温カバ−の材質例に係わる説
明図である。
【図7】本考案に係わる保温カバ−の折り畳み状況の説
明図である。
【符号の説明】
1 バッチ式加熱炉 2 被処理鋼板 3 フェルト 4 保温カバ− 5 保温カバ−本体の前後側面 6 錘を兼ねたシ−ル用プレ−ト 7 保温カバ−本体の左右側面 8 錘を兼ねた蝶番付シ−ル用プレ−ト 9 保温カバ−昇降用原動機 10 駆動軸 11 スプロケット 12 チェイン 13 駆動梁 14 梁 15 原動機 16 チェイン 17 車輪 18 レ−ル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 沢田 駿 茨城県鹿島郡鹿島町大字光3番地 住友金 属工業株式会社鹿島製鉄所内 (72)考案者 圷 治 茨城県鹿島郡鹿島町平井字台畑1694 永和 産業株式会社鹿島出張所分室内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッチ式加熱炉又は保温炉の炉頂に開口
    する被加熱物の挿入・抽出口を覆うための保温カバ−装
    置であって、前記挿入・抽出口の全体を覆うところの、
    下端部周囲にシ−ル用プレ−トを備えた水平方向に折り
    畳み可能なジャバラ方式の可撓性断熱カバ−と、該カバ
    −の全体を上記挿入・抽出口の密封位置から上昇及び復
    帰させる機構と、カバ−上昇位置において該カバ−を水
    平移動させる機構とを有し、かつ炉の挿入・抽出口周縁
    に前記シ−ル用プレ−トの下端を埋没させて炉を密封す
    るための埋没材を配して成ることを特徴する、バッチ式
    加熱炉又は保温炉の保温カバ−装置。
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