JPH058574Y2 - - Google Patents

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JPH058574Y2
JPH058574Y2 JP1987056644U JP5664487U JPH058574Y2 JP H058574 Y2 JPH058574 Y2 JP H058574Y2 JP 1987056644 U JP1987056644 U JP 1987056644U JP 5664487 U JP5664487 U JP 5664487U JP H058574 Y2 JPH058574 Y2 JP H058574Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、レーザビームの方向変換を行うため
のベンドミラー装置に関する。
(従来の技術) レーザ加工装置には、レーザビームの方向変換
を行うためにベンドミラー装置が必要である。
従来のベンドミラー装置は、ミラーを直角2等
辺三角形の斜面側に設け、他の一面から入力され
たレーザビームを更に他の面に向けて反射させる
ものであり、反射角の調整は、前記斜面における
ミラー角度の調整により行われ、又ミラー装置の
冷却は冷水を循環させることによつて行われてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記の如き従来よりのベンドミ
ラー装置にあつては、構造が複雑であり、製品コ
ストを高くしていると共に、ミラー着脱操作及び
姿勢調整が困難であるという問題点がある。
また、従来においては、外部の微細な粉塵等が
ミラー装置内に侵入してミラーに付着すると、ミ
ラーの反射率が低下すると共にミラーが劣化し易
いという問題がある。
[考案の構成] (考案の概要) 上述のごとき従来の問題点に鑑みて、本考案
は、断面形状がほぼ直角三角形状のブロツクにお
ける斜面部分に形成したミラー取付窓に、ミラー
を備えたホルダ支持部材を角度調整自在に装着し
て設け、上記ミラーへのレーザビームの入力窓を
前記ブロツクの一側面に設け、上記ミラーに反射
されたレーザビームの出力窓を前記ブロツクの他
側面に設けてなるベンドミラー装置にして、前記
ブロツクに植設したボルトと前記ホルダ支持部材
との間に、ホルダ支持部材を前記ミラー取付窓へ
押圧付勢するための弾性部材を弾装して設け、前
記ホルダ支持部材の角度を調整するためにホルダ
支持部材の複数箇所に形成した切り目の部分に螺
着したアジヤストボルトの先端部を前記ブロツク
に当接して設けると共に上記切り目を締め付ける
ボルトを設けてなり、かつ前記入力窓及び出力窓
に、前記ブロツク内への粉塵の侵入を防止するた
めのエアカーテンを形成してなるものである。
(実施例) 以下、添付図面を用いて本考案の実施例を説明
する。
第1図は本考案の一実施例に係るベンドミラー
装置の断面図、第2図は調整手段の詳細を示す断
面図、第3図は第1図の矢視図である。
図示のように、交差する2面にレーザビーム
LBの入力窓1及び出力窓3を有し、これら面に
交差する面にミラー取付窓5を備えた断面三角形
状のブロツク7が入力レーザLiと出力レーザLo
の通路上に配置されている。
前記窓1,3には、窓1,3の内方向に向けて
開口される溝9,11を設けたカラー13,15
が嵌合されている。又、ブロツク7には、空気導
入口17及び前記溝9,11と連通される空気通
路19が設けられている。該空気通路19に導入
される冷気はブロツク7を冷却すると共に、溝
9,11から窓1,3へ冷気を吹出すことによ
り、窓1,3にエアカーテンを形成する。
前記ミラー取付窓5には、Oリング21、姿勢
調整手段23を介してホルダ支持部材25が取付
けられている。
Oリング21は、ホルダ支持部材25の中心を
ミラー取付窓5の中心に合わせるためのものであ
る。
姿勢調整手段23は、前記ホルダ支持部材25
を前記ミラー取付窓5に接近させるよう付勢する
弾機27と、該弾機27の付勢力に抗し、前記ホ
ルダ支持部材25を前記ミラー取付窓5に対し遠
ざけるアジヤストボルト29とを備えて構成され
ている。上記弾機27は、例えばコイルスプリン
グ等よりなるものであつて、第2図より明らかな
ように、ブロツク7に螺着し植設したボルトの頭
部に当接した筒状のスプリングキヤツプ内に設け
られている。この弾機27の蓄勢力によつてホル
ダ部材25がミラー取付窓5へ押圧付勢されてい
るものである。なお、前記アジヤストボルト29
が螺合されるホルダ支持部材25に切り目Cと、
これを絞るボルト31を設けたのは、アジヤスト
ボルト29のロツクを行うためである。
前記ホルダ支持部材25には、ミラー33を保
持するミラーホルダ35,37が、ボルト39に
よつて固定されるようになつている。
ミラーホルダ35,37は、前記ミラー取付窓
5に反射面を向けてミラー33を嵌合保持するミ
ラー容器35と、背面に適度の隙間を空け弾性部
材を介してミラー33を押圧固定する押圧部材3
7とで構成され、両部材35,37は、ボルト4
1によつて接合されるようになつている。
前記押圧部材37には、ミラー33の背面の隙
間に向けて冷気を導入する空気導入口43と、導
入空気を外部に排出する排気通路45が形成され
ている。
上記構成のベンドミラー装置において、ミラー
取付窓5には、Oリング21を介してホルダ支持
部材25が取付けられ、該部材25は姿勢調整手
段23によつて姿勢調整可能である。
姿勢調整手段23は、ホルダ支持部材25をミ
ラー取付窓5に対し接近・離反させるだけのもの
であるので、Oリング21の弾性力によりミラー
33の中心出し作用が発揮され、アジヤストボル
ト29による姿勢調整時、ホルダ支持部材25の
中心位置、即ち反射点Pがずれることがない。
又、ミラーホルダ35,37は、ボルト39に
よつて着脱自在とされるので、ミラー33の清
掃、交換が容易である。
更に、ブロツク7及びミラーホルダ35,37
は空気によつて冷却されるので、温度上昇によつ
てミラー33の調合が狂わされることがない。
又、ブロツクの空気通路19に導入された空気は
カラー9,15を介して入力窓1及び出力窓3に
エアカーテンを形成するので、ブロツク7の内部
にごみやほこりを侵入させる恐れがない。
なお、本考案は、上記実施例に限定されるもの
ではなく、適宜の設計的変更を行うことにより、
他の態様でも実施し得るものである。
[考案の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するに本考案は、断面形状がほぼ直角三角
形状のブロツク7における斜面部分に形成したミ
ラー取付窓5に、ミラー33を備えたホルダ支持
部材25を角度調整自在に装着して設け、上記ミ
ラー33へのレーザビームの入力窓1を前記ブロ
ツク7の一側面に設け、上記ミラー33に反射さ
れたレーザビームの出力窓3を前記ブロツク7の
他側面に設けてなるベンドミラー装置にして、前
記ブロツク7に植設したボルトと前記ホルダ支持
部材25との間に、ホルダ支持部材25を前記ミ
ラー取付窓5へ押圧付勢するための弾性部材27
を弾装して設け、前記ホルダ支持部材25の角度
を調整するためにホルダ支持部材25の複数箇所
に形成した切り目Cの部分に螺着したアジヤスト
ボルト29の先端部を前記ブロツク7に当接して
設けると共に上記切り目Cを締め付けるボルト3
1を設けてなり、かつ前記入力窓1及び出力窓3
に、前記ブロツク7内への粉塵の侵入を防止する
ためのエアカーテンを形成してなるものである。
上記構成より明らかなように、本考案において
は、ミラー33を支持したホルダ支持部材25は
弾性部材の作用によつてブロツク7のミラー取付
窓5へ押圧付勢されており、かつホルダ支持部材
25に螺着した複数のアジヤストボルト29の先
端部をブロツク7に当接した構成であり、さらに
ブロツク7に設けた入力窓1及び出力窓3にエア
カーテンを形成してなる構成であるから、本考案
によれば、各アジヤストボルト29を適宜に調節
することによつてミラー33によるレーザビーム
の反射角を任意に微調節できるものであり、しか
もエアカーテンの作用によつて外気がブロツク7
の内部へ侵入するようなことがないものである。
また、アジヤストボルト29は、ホルダ保持部
材25に形成した切り目Cの部分に螺着してあ
り、この切り目Cはボルト31によつて締め付け
られるものであるから、上記アジヤストボルト2
9を緩まないように確実に固定することができ
る。
したがつて本考案によれば、ミラー33の角度
調整が容易であると共に調整した状態に確実に保
持できるものである。さらに、外気に含まれる微
細な粉塵等がミラー33に付着することを防止で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るベンドミラー
装置の断面図、第2図は姿勢調整手段の断面図、
第3図は第1図の矢視図である。 1……入力窓、3……出力窓、5……ミラー取
付窓、7……ブロツク、13,15……カラー、
17,43……空気導入口、19,45……空気
通路、21……Oリング、23……姿勢調整手
段、25……ホルダ支持部材、27……弾機、2
9……アジヤストボルト、35,37……ミラー
ホルダ、LB,Li,Lo……レーザビーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面形状がほぼ直角三角形状のブロツク7にお
    ける斜面部分に形成したミラー取付窓5に、ミラ
    ー33を備えたホルダ支持部材25を角度調整自
    在に装着して設け、上記ミラー33へのレーザビ
    ームの入力窓1を前記ブロツク7の一側面に設
    け、上記ミラー33に反射されたレーザビームの
    出力窓3を前記ブロツク7の他側面に設けてなる
    ベンドミラー装置にして、前記ブロツク7に植設
    したボルトと前記ホルダ支持部材25との間に、
    ホルダ支持部材25を前記ミラー取付窓5へ押圧
    付勢するための弾性部材27を弾装して設け、前
    記ホルダ支持部材25の角度を調整するためにホ
    ルダ支持部材25の複数箇所に形成した切り目C
    の部分に螺着したアジヤストボルト29の先端部
    を前記ブロツク7に当接して設けると共に上記切
    り目Cを締め付けるボルト31を設けてなり、か
    つ前記入力窓1及び出力窓3に、前記ブロツク7
    内への粉塵の侵入を防止するためのエアカーテン
    を形成してなることを特徴とするベンドミラー装
    置。
JP1987056644U 1987-04-16 1987-04-16 Expired - Lifetime JPH058574Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987056644U JPH058574Y2 (ja) 1987-04-16 1987-04-16

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JP1987056644U JPH058574Y2 (ja) 1987-04-16 1987-04-16

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Publication Number Publication Date
JPS63164720U JPS63164720U (ja) 1988-10-27
JPH058574Y2 true JPH058574Y2 (ja) 1993-03-03

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ID=30885640

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JP1987056644U Expired - Lifetime JPH058574Y2 (ja) 1987-04-16 1987-04-16

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS623894A (ja) * 1985-06-28 1987-01-09 Mitsubishi Electric Corp レ−ザ加工機のレ−ザ光伝送路の防塵装置
JPS6349390A (ja) * 1986-03-17 1988-03-02 シンシナテイ・ミラクロン・インコ−ポレ−テツド レ−ザ−リスト

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