JPH0585700A - リフト用流体シリンダ装置 - Google Patents

リフト用流体シリンダ装置

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JPH0585700A
JPH0585700A JP24618391A JP24618391A JPH0585700A JP H0585700 A JPH0585700 A JP H0585700A JP 24618391 A JP24618391 A JP 24618391A JP 24618391 A JP24618391 A JP 24618391A JP H0585700 A JPH0585700 A JP H0585700A
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JP
Japan
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piston
piston rod
tube
cylinder tube
cylinder
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Application number
JP24618391A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Hamada
孝雄 濱田
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0585700A publication Critical patent/JPH0585700A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリンダチューブとピストンロッドおよびピ
ストンに多少の心ズレがあってもこじれることなく作動
させる。 【構成】 定置立設したシリンダチューブ13と、該シリ
ンダチューブ13に摺動自在に内嵌したピストン15と、前
記シリンダチューブ13の上部で摺動自在に案内されるべ
く前記ピストン15に一端を連結したピストンロッド14
と、該ピストンロッド14の上部に取付けられかつ前記シ
リンダチューブ13に摺動自在に外嵌したハンガーチュー
ブ16と、を備え、前記ピストン15とピストンロッド14と
をフローティング状態で連結するピン20を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リフト用流体シリンダ
装置に係り、立体駐車装置、フオークリフト等のリフタ
として使用される。
【0002】
【従来の技術】立体駐車装置のリフタとして、油圧(流
体)シリンダを採用したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】立体駐車装置のリフタ
は、自動車を車高以上に持上げるため、その伸長距離は
長大である。伸長距離(ストローク)が長大であるか
ら、シリンダチューブに嵌合したピストンロッドを有す
るピストンの摺動において、チューブとピストンロッド
とに軸心ズレがあれば、摺動案内部において所謂喰込み
現象が生じ、油圧を作用しても喰込みによって作動が実
質的にできないという課題があった。
【0004】特に、ストロークが長大になれば、僅かな
軸心ズレでもシリンダチューブの上部ではその長さに比
例してズレ量も大きくなる。このため、シリンダチュー
ブ等を鏡面仕上げ等すると、これが長大であるが故にコ
スト高となり、鏡面仕上げ精度のバラツキも生じ易いも
のであった。本発明は、以上の実状に鑑み、ピストンと
ピストンロッドとをピンでフローティング状態で連結す
ることにより、長大ストロークであっても軸心ズレを吸
収して円滑な作動を約束したリフト用流体シリンダ装置
を提供するのが目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の目的を
達成するために次の技術的手段を講じている。すなわ
ち、本発明は、、昇降ガイド体8 とを備えている昇降式
立体駐車装置において、前述の目的を達成するために、
次の技術的手段を講じている。すなわち、本発明は、定
置立設したシリンダチューブ13と、該シリンダチューブ
13に摺動自在に内嵌したピストン15と、前記シリンダチ
ューブ13の上部で摺動自在に案内されるべく前記ピスト
ン15に一端を連結したピストンロッド14と、該ピストン
ロッド14の上部に取付けられかつ前記シリンダチューブ
13に摺動自在に外嵌したハンガーチューブ16と、を備
え、前記ピストン15とピストンロッド14とをフローティ
ング状態で連結するピン20を備えていることを特徴とす
るものである。
【0006】
【作用】ピストン15に流体圧(油圧)を作用させると、
該ピストン15はシリンダチューブ13内で摺動し、これと
ともにピストンロッド14も伸長し、該ロッド14に取付け
たハンガーチューブ16は、シリンダチューブ13をガイド
として伸長する。このとき、ピストンロッド14はシリン
ダチューブ13の上部に備えたブシュ22によって案内され
るが両者に多少の軸心ズレがあっても、ロッド14はピス
トン15にピン20でフローティング状態で連結されている
ことから、該ピン20の部分で心ズレを吸収補正し、ピス
トンロッド14のなじみ圧を確保して円滑な伸長を約束す
る。
【0007】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を立体駐
車装置のリフト用流体シリンダとして説明すると、立体
駐車装置の全体構成を示した図3乃至図5において、1
はプラットホームであり、自動車2 を載置可能な面積を
有する実施例では長方形状の板体であって、前後方向の
車止め突起3 、左右方向の車止め突条4 を有するととも
に出入口スロープ5 を有している。
【0008】6 はベースであり、プラットホーム1 の奥
部一側のみに定置固定されており、このベース6 上には
昇降駆動体7 と昇降ガイド体8 とが立設されていて平面
視において三角形状に配置されている。第1実施例では
流体シリンダ装置7 は低油圧シリンダ方式であって、こ
の2つがプラットホーム1 の長手方向に間隔を有して立
設され、この流体シリンダ装置7 間の略中央部分でかつ
ホーム1 より遠方側に昇降ガイド体8 が立設され、これ
によって、プラットホーム1 の他側は開放部9 とされて
いる。
【0009】10は昇降ベースであり、流体シリンダ装置
7 の駆動側にフランジ11を介して取付けてあり、該昇降
ベース10にアーム12を介してプラットホーム1 が取付け
てあり、ここに、プラットホーム1 は流体シリンダ装置
7 によって昇降される。本発明に係るリフト用流体シリ
ンダ装置7 は図1、図2で詳図するように、ベース1 に
定置固着されて立設されているシリンダチューブ13と、
該シリンダチューブ13に摺動自在として内嵌されている
ピストンロッド14を有するピストン15と、ピストンロッ
ド14のエンドに固着されてシリンダチューブ13に摺動自
在として外嵌されているハンガーチューブ16とか主構成
されていて、シリンダチューブ13の台座蓋17に正逆転モ
ータ18からの低油圧をピストン15に作用させる油路19を
有し、ピストンロッド14は上端が閉塞されたチューブ形
状とされていて下端がピストン15に連結ピン20によって
フローティング状態で連結されている。
【0010】すなわち、油路19を介してピストン15に油
圧を作用させると、ピストン15はブシュ21を介してシリ
ンダチューブ13内で上昇し、該ピストン15にピン20によ
ってピストンロッド14が連結されているので、シリンダ
チューブ13の上部に備えたブシュ22に案内されながらピ
ストンロッド14は矢示の如く上昇し、該ピストンロッド
14にハンガーチューブ16は取付けてあることから、該ハ
ンガーチューブ16が上下のブシュ23, 24に案内されて上
昇され、昇降ベース10等を介してプラットホーム1 が上
昇され、ここに、自動車2 を持上げる。
【0011】ここで、流体シリンダ装置7 は所謂テレス
コピック構造であり、シリンダチューブ13を昇降ガイド
と機能させており、その昇降量は車高以上は必要とな
る。そこで、ピストン15とピストンロッド14をピン20に
よって所謂フローティング状態で連結(ピン廻りの回動
を許容しかつピン挿通孔を多少のバカ孔にする)するこ
とによって、ピストンロッド14とシリンダチューブ13等
に不可避的に生じる多少の芯ズレがあっても、こじれる
ことなく正確にして無理のない昇降動作を保障する。
【0012】なお、プラットホーム1 の下降動作は、モ
ータ18を逆転させ、油路19からの油圧を徐々に抜くこと
によってプラットホーム1 、自動車2 等の自重によって
なされる。また、プラットホーム1 の上昇位置での保持
は、油圧回路にチェック弁を介在する等して油圧ロック
で実施するとともに、市販の電気自動施錠具を付帯させ
て行なうことができる。
【0013】昇降ガイド体8 は、図5および図7で示す
如く、ベース1 に中空角形の支柱25を立設し、該支柱25
を昇降ベース10に貫挿するとともに、該昇降ベース10上
に締着固定したアングル形ガイド体26を、支柱25の三辺
に摺動自在に当接しており、これによって支柱25は昇降
ガイド機能とともに流体シリンダ装置7 と相まってプラ
ットホーム1 を片持支持しても車重の担持機能を併有し
ている。
【0014】なお、支柱25にはその長手方向に間隔を有
してロック金具27が取付けられていて、電気系統の故
障、停電等の非常事態のときは、該ロック金具27を利用
して機械的にプラットホーム1 をロックするようにして
安全性を図っている。その他、28はカバーであり、流体
シリンダ装置7 等をカバーリングしており、該カバー28
には昇降量に相当するスリット28A を有し、このスリッ
ト28A にアーム12が挿通されている。また、29はルーフ
であり、ハンガーチューブ16にボルト等で取付けてあ
る。
【0015】図8は本発明の第2実施例を示しており、
前述した第1実施例と異なる点は、流体シリンダ装置7
を1つとし、昇降ガイド体8 を2つとするとともに、昇
降ガイド体8 をプラットホーム1 の長手方向に間隔を有
して配置し、その中央部分に流体シリンダ装置7 を配置
した点であり、その他は、第1実施例と共通するので、
共通部分は共通符号で示している。
【0016】この第2実施例では、シリンダ径が大きく
して流体シリンダ装置7 のパワーを確保し、該シリンダ
装置7 がひとつであることから、これを2つ設けたもの
のように油圧駆動のタイミングを考慮しなくともよい点
で有利となる。なお、前述実施例において、流体シリン
ダ装置7 としてはダブルアクション形としてもよく、該
シリンダ装置7 はフオークリフト用、リフタ等に用いる
こともでき、例えば、昇降格納棚装置として用いたとき
には、ハンガーチューブ16に、その長手方向間隔をおい
て、棚受けを設け、これに棚を懸架すればよい。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上の通りであり、定置立設し
たシリンダチューブ13と、該シリンダチューブ13に摺動
自在に内嵌したピストン15と、前記シリンダチューブ13
の上部で摺動自在に案内されるべく前記ピストン15に一
端を連結したピストンロッド14と、該ピストンロッド14
の上部に取付けられかつ前記シリンダチューブ13に摺動
自在に外嵌したハンガーチューブ16と、を備え、前記ピ
ストン15とピストンロッド14とをフローティング状態で
連結するピン20を備えているので、シリンダチューブ13
はこの内外においてピストンロッド14およびハンガーチ
ューブ16を案内する機能を有し、従って、ハンガーチュ
ーブ16に、プラットホーム、棚等を付帯して持上げても
支障はない。
【0018】また、ピストン15とシリンダチューブ13お
よびピストンロッド14に多少の心ズレがあっても、ピス
トン15とロッド14はピン20でフローティング状態で連結
しているので、心ズレを吸収補正してこじれることなく
作動でき、これは、特に、長大ストロークのときに有益
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の立断面図である。
【図2】同じく作動状態を示す立断面図である。
【図3】本発明を立体駐車装置に適用した平面図であ
る。
【図4】同じく側面図である。
【図5】同じく正面図である。
【図6】一部破断の正面図である。
【図7】要部の平面図である。
【図8】本発明第2適用例の要部平面図である。
【符号の説明】
7 流体シリンダ装置 13 シリンダチューブ 14 ピストンロッド 15 ピストン 16 ハンガーチューブ 20 ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定置立設したシリンダチューブ(13)と、
    該シリンダチューブ(13)に摺動自在に内嵌したピストン
    (15)と、前記シリンダチューブ(13)の上部で摺動自在に
    案内されるべく前記ピストン(15)に一端を連結したピス
    トンロッド(14)と、該ピストンロッド(14)の上部に取付
    けられかつ前記シリンダチューブ(13)に摺動自在に外嵌
    したハンガーチューブ(16)と、を備え、前記ピストン(1
    5)とピストンロッド(14)とをフローティング状態で連結
    するピン(20)を備えていることを特徴とするリフト用流
    体シリンダ装置。
JP24618391A 1991-09-25 1991-09-25 リフト用流体シリンダ装置 Pending JPH0585700A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002241086A (ja) * 2001-02-14 2002-08-28 Sugiyasu Industries Co Ltd 車両整備用リフト
US8770148B2 (en) 2009-09-21 2014-07-08 Pioneer Pet Products, Llc Filter for pet fountain

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