JPH0585688A - マンコンベアの手摺駆動装置 - Google Patents

マンコンベアの手摺駆動装置

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Publication number
JPH0585688A
JPH0585688A JP27202291A JP27202291A JPH0585688A JP H0585688 A JPH0585688 A JP H0585688A JP 27202291 A JP27202291 A JP 27202291A JP 27202291 A JP27202291 A JP 27202291A JP H0585688 A JPH0585688 A JP H0585688A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handrail
moving
drive
moving handrail
drive device
Prior art date
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Pending
Application number
JP27202291A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kanda
康二 神田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0585688A publication Critical patent/JPH0585688A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マンコンベアの移動手摺に作用する張力の低
下と移動手摺の長寿命化を図る。 【構成】 主枠1の内側部に、駆動機3の駆動に基づき
帰路側の移動手摺6を挾持した上部ローラ71と下部ロ
ーラ72とを回転させて移動手摺6を摩擦力で循環移動
させる手摺駆動装置7を配設する。また、欄干5の移動
手摺ガイドに、駆動機3の駆動に基づき往路側の移動手
摺6の下面に重合した伝動ベルト83を循環移動させて
移動手摺6を摩擦力で循環移動させる往路手摺駆動装置
8を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マンコンベアの手摺駆
動装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6は実開昭64−12073
号公報等に開示された従来におけるマンコンベアの手摺
駆動装置を示すもので、図中、1はエスカレータの主枠
で、この主枠1は図6に示す如く、上階に設置された上
部機械室1Aと、下階に設置された下部機械室1Bと、
上部機械室1Aと下部機械室1Bとの間に傾斜して架設
された傾斜部1Cとを備え、上部機械室1Aには図5に
示す如く、スプロケット2を回転させる駆動機3が設置
されている。また、主枠1の内部長手方向には、スプロ
ケット2の回転に基づき循環移動する複数の踏段4が無
端状に連結して配置され、主枠1の両側には、欄干5が
立設されており、この欄干5には、無端状で断面横C字
形の移動手摺6が摺動自在に巻回されている。
【0003】7は主枠1の内部両側に配設された手摺駆
動装置で、この手摺駆動装置7は図5に示す如く、駆動
機3の駆動に基づき回転するスプロケット70と、帰路
側の移動手摺6の下面に回動自在に圧接された複数の上
部ローラ71と、帰路側の移動手摺6の表面に回動自在
に圧接された複数の下部ローラ72と、スプロケット7
0と上部ローラ71及び下部ローラ72との間に巻架さ
れた無端状のチェーン73とから構成され、駆動機3の
駆動に基づき帰路側の移動手摺6を挾持する上部ローラ
71と下部ローラ72とを回転させ、移動手摺6を踏段
4と同期して同速度・同方向に摩擦力で循環移動させる
機能を有している。そして、この手摺駆動装置7はエス
カレータの階高(揚程)が高くなるに伴い図6に示す如
く、主枠1の内部両側の長手方向に複数設置される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来におけるマンコン
ベアの手摺駆動装置5は以上のように構成され、高揚程
のエスカレータでは主枠1の内部両側の長手方向に手摺
駆動装置7が単に複数設置されるだけなので、手摺駆動
装置7の入口付近における移動手摺6に作用する張力が
高くなり、移動手摺6の長寿命化を図り得ないという問
題点があった。
【0005】本発明は上記に鑑みなされたもので、移動
手摺に作用する張力の低下と移動手摺の長寿命化を図る
ことができるマンコンベアの手摺駆動装置を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明においては上述の
目的を達成するため、マンコンベアの主枠の側部に立設
された欄干と、この欄干に摺動自在に巻回された無端状
の移動手摺と、主枠内の側部に配設され駆動機の駆動に
基づき帰路側の移動手摺を挾持したローラを回転させて
移動手摺を循環移動させる手摺駆動装置とを備え、しか
も、移動手摺の往路側を案内する欄干の移動手摺ガイド
に、上記手摺駆動装置とともに移動手摺を循環移動させ
る往路手摺駆動装置を配設したことを特徴としている。
【0007】また、往路手摺駆動装置を、駆動機の駆動
に基づき回転する駆動プーリと、移動手摺ガイドの内部
に軸支された回動自在の加圧ローラと、駆動プーリと加
圧ローラとの間に巻架され移動手摺ガイドの開口上部を
覆う移動手摺の下面に圧接される無端状の伝動ベルトと
から構成したことを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明によれば、移動手摺の往路側を案内する
欄干の移動手摺ガイドに、上記手摺駆動装置とともに移
動手摺を循環移動させる往路手摺駆動装置を併用して配
設しているので、移動手摺に作用する張力を大幅に低下
させて移動手摺の長寿命化を図ることができる。
【0009】また、往路手摺駆動装置を、駆動機の駆動
に基づき回転する駆動プーリと、移動手摺ガイドの内部
に軸支された回動自在の加圧ローラと、駆動プーリと加
圧ローラとの間に巻架され移動手摺ガイドの開口上部を
覆う移動手摺の下面に圧接される無端状の伝動ベルトと
から構成しているので、簡易な構成で移動手摺に作用す
る張力を大幅に低下させて移動手摺の長寿命化を図るこ
とができる。
【0010】
【実施例】以下、図1乃至図4に示す一実施例に基づき
本発明を詳述すると、図中、1はエスカレータの主枠
で、この主枠1は図4に示す如く、上階に設置された上
部機械室1Aと、下階に設置された下部機械室1Bと、
上部機械室1Aと下部機械室1Bとの間に傾斜して架設
された傾斜部1Cとを備え、上部機械室1Aには図1に
示す如く、スプロケット2を回転させる駆動機3が設置
されている。また、主枠1の内部長手方向には、スプロ
ケット2の回転に基づき循環移動する複数の踏段4が無
端状に連結して配置され、主枠1の両側には、欄干5が
立設されており、この欄干5には、無端状で断面横C字
形の移動手摺6が摺動自在に巻回されている。
【0011】上記欄干5は図3に示す如く、内側板の上
部と外側板の上部間に水平に架設されたデッキボード5
0と、このデッキボード50に載置され開口上部が往路
側の移動手摺6の下面に覆われた断面略逆ハット形の移
動手摺ガイド51とから構成され、移動手摺ガイド51
の水平突部51a・51aに移動手摺6の両湾曲端が係
合され移動手摺ガイド51の開口上部に移動手摺6の下
面が強く圧接されている。
【0012】7は主枠1の内部両側に配設された手摺駆
動装置で、この手摺駆動装置7は図1に示す如く、駆動
機3の駆動に基づき回転するスプロケット70と、帰路
側の移動手摺6の下面に回動自在に圧接された複数の上
部ローラ71と、帰路側の移動手摺6の表面に回動自在
に圧接された複数の下部ローラ72と、スプロケット7
0と上部ローラ71及び下部ローラ72との間に巻架さ
れた無端状のチェーン73とから構成され、駆動機3の
駆動に基づき帰路側の移動手摺6を挾持する上部ローラ
71と下部ローラ72とを回転させ、移動手摺6を踏段
4と同期して同速度・同方向に摩擦力で循環移動させる
機能を有している。そして、この手摺駆動装置7はエス
カレータの階高(揚程)が高くなるに伴い図4に示す如
く、主枠1の内部両側の長手方向に複数設置される。
【0013】8は欄干5の移動手摺ガイド51に配設さ
れた往路手摺駆動装置で、この往路手摺駆動装置8は図
2及び図3に示す如く、駆動機3の駆動に基づき回転す
るスプロケット80と、このスプロケット80の軸の端
部に嵌着され欄干5の内部に位置する駆動プーリ81
と、移動手摺ガイド51の内部に複数軸支され長手方向
に隣接位置する複数の加圧ローラ82と、駆動プーリ8
1と複数の加圧ローラ82との間に巻架された無端状の
伝動ベルト83とから構成され、往路側の移動手摺6の
下面に伝動ベルト83の上部表面が強く圧接されている
(図3参照)。そしてこの往路手摺駆動装置8は、エス
カレータの揚程が高くなるに伴い図4に示す如く、移動
手摺ガイド51の長手方向に複数設置される。
【0014】従って、駆動機3が駆動すると、手摺駆動
装置7のスプロケット70が回転してチェーン73を循
環移動させ、上部ローラ71と下部ローラ72とが回転
して挾持した帰路側の移動手摺6を摩擦力で循環移動さ
せる。また、駆動機3が駆動すると、往路手摺駆動装置
8のスプロケット80が回転して駆動プーリ81を回転
させ、伝動ベルト83が循環移動して伝動ベルト83の
上部表面に重合した乗客の掴持を許容する往路側の移動
手摺6を摩擦力で循環移動させ、伝動ベルト83の循環
移動に伴い移動手摺6の下面に伝動ベルト83を圧接す
る複数の加圧ローラ82が追従回転する。
【0015】上記構成によれば、移動手摺6の帰路側と
往路側とに手摺駆動装置7と往路手摺駆動装置8とが分
散配置されているので、移動手摺6に作用する張力を大
幅に低下させることができるとともに、移動手摺6の寿
命を著しく伸ばすことが可能となり、高揚程のエスカレ
ータの移動手摺6の寿命をも大幅に伸ばすことができ
る。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、マンコン
ベアの主枠の側部に立設された欄干と、この欄干に摺動
自在に巻回された無端状の移動手摺と、主枠内の側部に
配設され駆動機の駆動に基づき帰路側の移動手摺を挾持
したローラを回転させて移動手摺を循環移動させる手摺
駆動装置とを備え、移動手摺の往路側を案内する欄干の
移動手摺ガイドに、上記手摺駆動装置とともに移動手摺
を循環移動させる往路手摺駆動装置を配設しているの
で、移動手摺に作用する張力を大幅に低下させ、移動手
摺の長寿命化を図ることができるという格別の効果があ
る。
【0017】また、往路手摺駆動装置を、駆動機の駆動
に基づき回転する駆動プーリと、移動手摺ガイドの内部
に軸支された回動自在の加圧ローラと、駆動プーリと加
圧ローラとの間に巻架され移動手摺ガイドの開口上部を
覆う移動手摺の下面に圧接される無端状の伝動ベルトと
から構成しているので、簡易な構成で移動手摺に作用す
る張力の低下と移動手摺の長寿命化を図ることが可能に
なるという格別の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマンコンベアの手摺駆動装置の一
実施例を示す説明図である。
【図2】本発明に係る往路手摺駆動装置を示す要部斜視
図である。
【図3】本発明に係る往路手摺駆動装置を示す断面説明
図である。
【図4】高揚程エスカレータに本発明に係る往路手摺駆
動装置を適用した状態を示す説明図である。
【図5】従来のマンコンベアの手摺駆動装置の一実施例
を示す説明図である。
【図6】従来の高揚程エスカレータに手摺駆動装置を適
用した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 主枠 3 駆動機 5 欄干 6 移動手摺 7 手摺駆動装置 8 往路手摺駆動装置 51 移動手摺ガイド 81 駆動プーリ 82 加圧ローラ 83 伝動ベルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンコンベアの主枠の側部に立設された
    欄干と、この欄干に摺動自在に巻回された無端状の移動
    手摺と、主枠内の側部に配設され駆動機の駆動に基づき
    帰路側の移動手摺を挾持したローラを回転させて移動手
    摺を循環移動させる手摺駆動装置とを備えたマンコンベ
    アの手摺駆動装置において、上記移動手摺の往路側を案
    内する欄干の移動手摺ガイドに、上記手摺駆動装置とと
    もに移動手摺を循環移動させる往路手摺駆動装置を配設
    したことを特徴とするマンコンベアの手摺駆動装置。
  2. 【請求項2】 上記往路手摺駆動装置は、駆動機の駆動
    に基づき回転する駆動プーリと、移動手摺ガイドの内部
    に軸支された回動自在の加圧ローラと、駆動プーリと加
    圧ローラとの間に巻架され移動手摺ガイドの開口上部を
    覆う移動手摺の下面に圧接される無端状の伝動ベルトと
    から構成されることを特徴とする請求項1記載のマンコ
    ンベアの手摺駆動装置。
JP27202291A 1991-09-24 1991-09-24 マンコンベアの手摺駆動装置 Pending JPH0585688A (ja)

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JP27202291A JPH0585688A (ja) 1991-09-24 1991-09-24 マンコンベアの手摺駆動装置

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JPH0585688A true JPH0585688A (ja) 1993-04-06

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JP27202291A Pending JPH0585688A (ja) 1991-09-24 1991-09-24 マンコンベアの手摺駆動装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004078629A1 (ja) * 2003-03-07 2004-09-16 Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha 乗客コンベア

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004078629A1 (ja) * 2003-03-07 2004-09-16 Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha 乗客コンベア
EP1602616A1 (en) * 2003-03-07 2005-12-07 Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha Passenger conveyor
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