JPH0585657U - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH0585657U
JPH0585657U JP2762492U JP2762492U JPH0585657U JP H0585657 U JPH0585657 U JP H0585657U JP 2762492 U JP2762492 U JP 2762492U JP 2762492 U JP2762492 U JP 2762492U JP H0585657 U JPH0585657 U JP H0585657U
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JP
Japan
Prior art keywords
paper
printer
carriage block
transport path
rotation support
Prior art date
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Pending
Application number
JP2762492U
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English (en)
Inventor
敏夫 石渡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 プリンタ本体11とキャリッジブロック31との
接合部に搬送路16を設ける。搬送路16の下面に沿って、
下部搬送ローラ22、メインローラ23、およびプラテン25
をプリンタ本体11に設ける。搬送路16の上面に沿って、
上部搬送ローラ35、および記録ヘッド38をキャリッジブ
ロック31に設ける。プリンタ本体11の用紙搬入口14近傍
および用紙搬出口15近傍にそれぞれ回動軸27,28を設け
る。キャリッジブロック31にこれら回動軸27,28に回動
可能かつ係脱可能に係合する開口アーム41,42をそれぞ
れ設ける。 【効果】 用紙の紙詰まりを生じた位置に応じて搬送路
16のいずれの部分も大きく解放でき、搬送路16のいずれ
の部分に位置する用紙も容易に排除できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、記録ヘッドにより用紙に印刷を行うプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば記録ヘッドをキャリッジブロックに取付け、このキャリッジブロ ックをプリンタ本体に回動可能に支持して用紙あるいはインクリボンなどの着脱 操作性を容易にするプリンタが知られている。
【0003】 このプリンタでは、水平状あるいは垂直状の搬送路が設けられ、一端部に設け られた用紙搬入口から他端部に設けられた用紙搬出口へ水平状に用紙を搬送する ようになっている。そして、この搬送路の略中央部には、用紙が通過する間隙部 を介して上下に対向する記録ヘッドおよびプラテンが設けられているとともに、 搬送路の上下に沿って、互いに密着して回転する複数個の搬送ローラが設けられ ている。また、記録ヘッドおよび搬送路の上側の搬送ローラは、キャリッジブロ ックの両側のフレーム間に支持されており、このキャリッジブロックは、搬送路 の用紙搬出口の上方位置に設けられた回動軸を中心として上方に回動し得るよう になっている。
【0004】 そして、搬送途中で搬送路内に用紙が取残された場合などには、記録ヘッドお よび上側の搬送ローラを支持するキャリッジブロックを回動軸を中心として上方 に回動することにより、記録ヘッドに対向した位置における搬送路を部分的に解 放し、用紙を排除できるようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のような構造では、キャリッジブロックの回動の支点 となる回動軸は、用紙搬入口近傍あるいは用紙搬出口近傍のいずれか一方にのみ 設けられているため、キャリッジブロックは用紙搬入口側あるいは用紙搬出口側 のいずれか一方にしか回動することができない。そこで、回動軸に近い側で紙詰 りなどが生じた場合には、搬送路内に取残された用紙を取出すためにこのキャリ ッジブロックを大きく回動しなければならず、用紙の排除作業が煩雑である問題 を有している。また、回動軸に近い部分の用紙を取出すためにキャリッジブロッ クを取外すことが考えられるが、このようなキャリッジブロックは構造が複雑な うえ重量があり、着脱作業が煩雑であるとともに、取外したキャリッジブロック の保管も煩雑である問題を有している。
【0006】 本考案は、このような点に鑑みなされたもので、搬送路のいずれの部分も大き く解放して用紙を容易に排除できるプリンタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案のプリンタは、プリンタ本体に記録ヘッドを取付けたキャリッジブロッ クを回動自在に設けるとともに前記プリンタ本体と前記キャリッジブロックとの 接合部に用紙の搬送路を設けたプリンタにおいて、前記搬送路の両端側にそれぞ れ設けられ、前記プリンタ本体と前記キャリッジブロックとを回動可能に係合支 持する第1の回動支持部および第2の回動支持部を具備したものである。
【0008】
【作用】
本考案のプリンタでは、用紙の搬送中に紙詰りが生じた場合などにおいて、第 2の回動支持部の係合を解除し第1の回動支持部を支点としてキャリッジブロッ クをプリンタ本体に対して回動した状態で、第2の回動支持部近傍の搬送路が大 きく解放されこの第2の回動支持部近傍の搬送路内の用紙が排除される。第1の 回動支持部の係合を解除し第2の回動支持部を支点としてキャリッジブロックを プリンタ本体に対して回動した状態で、第1の回動支持部近傍の搬送路が大きく 解放されこの第1の回動支持部近傍の搬送路内の用紙が排除される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案のプリンタの一実施例の構成を図面を参照して説明する。
【0010】 図2において、11はプリンタ本体で、このプリンタ本体11は、両側に配置され 一対のメインフレーム12を相対向した状態で連結して構成されている。そして、 このメインフレーム12間の操作者側である前面側(図示左側)の下端部近傍には 、用紙搬入口14が設けられているとともに、上部の略中央部には、用紙搬出口15 が設けられており、これら用紙搬入口14と用紙搬出口15との間に前面側に回転中 心をもつ円弧状に上方へ向かって湾曲した搬送路16が形成されている。
【0011】 また、メインフレーム12間には、搬送路16の下面に沿って、搬送される用紙の 裏面側をガイドする板状の下部ペーパガイド21が複数枚に分割され連続して配設 されているとともに、用紙を駆動する複数個の下部搬送ローラ22およびメインロ ーラ23が設けられ、さらに、搬送路16に面してプラテン25が設けられている。
【0012】 そして、メインフレーム12の用紙搬入口14の上方位置には、第1の回動支持部 を構成する下部回動軸(スタッド)27が設けられているとともに、メインフレー ム12の用紙搬出口15近傍には、第2の回動支持部を構成する上部回動軸(スタッ ド)28が設けられている。
【0013】 また、31はキャリッジブロックで、このキャリッジブロック31は、両側に配置 され一対のキャリアフレーム32を相対向した状態で連結して構成されている。
【0014】 そして、このキャリアフレーム32には、搬送路16の上面に沿って、搬送される 用紙の表面側をガイドする板状の上部ペーパガイド33が複数枚に分割され連続し て配設されているとともに、複数個の下部搬送ローラ22およびメインローラ23に 密着して回動する上部搬送ローラ35がそれぞれ設けられている。
【0015】 また、このキャリアフレーム32間に搬送路16の幅方向に沿って円柱形状のシャ フト36が取付けられており、このシャフト36に嵌合して搬送路16の幅方向に往復 移動自在にキャリア37が設けられている。そして、このキャリア37上に記録ヘッ ド38および図示しないリボンカセットなどが取付けられている。この記録ヘッド 38は、ドットマトリックスプリンタを構成するように複数本のドットピンを並べ て配置したドット素子を先端部38a に有し、この先端部38a がメインフレーム12 に取付けられたプラテン25にわずかな間隙を介して対向するよう位置決めされて いる。
【0016】 なお、記録ヘッド38の用紙搬入口14側に位置する上部搬送ローラ35の軸部35a は、長孔39に回動自在に支持されているとともに、下部搬送ローラ22およびメイ ンローラ23に密着するように付勢されている。
【0017】 さらに、両側のキャリアフレーム32の用紙搬入口14の上方位置には、それぞれ 第1の回動支持部を構成する下部開口アーム41が設けられているとともに、両側 のキャリアフレーム32の用紙搬出口15近傍には、それぞれ第2の回動支持部を構 成する上部開口アーム42が設けられている。そして、これら上下の開口アーム42 ,41は、それぞれキャリアフレーム32に回動自在に軸支された基部42a ,41a と 、これら基部42a ,41a から延設されメインフレーム12の上下の回動軸28,27に 回動可能かつ係脱可能に係合する断面円弧状のフック部42b ,41b と、これらフ ック部42b ,41b から延設されたつまみ部42c ,41c とから構成されている。
【0018】 また、これら上下の開口アーム42,41は、それぞれ一端部をキャリアフレーム 32に止着されたスプリング体44,45が取付けられ、上下の回動軸28,27との係合 が解除されない方向に付勢されているとともに、キャリアフレーム32に設けられ た当接部46,47が当接し、所定の角度以上は回動しないようになっている。
【0019】 なお、これら上下の開口アーム42,41は、図示しないロック機構により連結さ れており、一方の開口アームを回動した状態では、他方の開口アームは回動しな いようになっている。
【0020】 次に、本実施例のプリンタの動作を説明する。
【0021】 まず、用紙を用いて記録を行う場合には、図2に示す状態でありキャリッジブ ロック31を所定位置に保持し、前側の用紙搬入口14から搬送路16に用紙を挿入す る。この状態で紙送りスイッチをONにすることにより図示しないCPUが制御 する駆動制御部の指令信号に基づきモータが駆動されモータの回転軸および伝達 機構を介して上下の搬送ローラ35,22およびメインローラ23などを回転して用紙 を搬送し、この用紙がプラテン25と記録ヘッド38との間の間隙に搬送された状態 で印字制御部からの印字指令信号に基づきキャリア37を駆動して往復移動させつ つこのキャリア37の移動と連動して記録ヘッド38のドット素子の各ドットピンを 駆動して記録を行う。このように記録された用紙は、記録ヘッド38上部の搬送ロ ーラ22,35により搬送され、用紙搬出口15から略垂直状に排出される。
【0022】 そして、図1に示すように、何らかの理由により、搬送路16内の用紙搬出口15 近傍に用紙51が引っ掛かるなどして取残された場合(ペーパージャム状態)には 、両側の上部開口アーム42のつまみ部42c を把持してこの上部開口アーム42を回 動し、フック部42b を上部回動軸28から離脱させて係合を解除する。この状態で 、互いに係合した下部回動軸27および下部開口アーム41のフック部41b を支点と して、キャリッジブロック31を手前側に回動させることにより、上部ペーパガイ ド33と下部ペーパガイド21、記録ヘッド38とプラテン25、および、下部搬送ロー ラ22およびメインローラ23と上部搬送ローラ35をそれぞれ離間させて搬送路16を 拡開して解放でき、とくに用紙搬出口15近傍の搬送路16を大きく解放して用紙搬 出口15近傍の用紙51を容易に排除することができる。
【0023】 また、図3に示すように、搬送路16内の用紙搬入口14近傍に用紙52が取残され た場合には、両側の下部開口アーム41のつまみ部41c を把持してこの下部開口ア ーム41を回動し、フック部41b を下部回動軸27から離脱させて係合を解除する。 この状態で、互いに係合した上部回動軸28および上部開口アーム42のフック部42 b を支点として、キャリッジブロック31を上側に持ち上げるようにして回動する ことにより、上部ペーパガイド33と下部ペーパガイド21、記録ヘッド38とプラテ ン25、および、下部搬送ローラ22およびメインローラ23と上部搬送ローラ35をそ れぞれ離間させて搬送路16を拡開して解放でき、とくに用紙搬入口14近傍の搬送 路16を大きく解放して用紙搬入口14近傍の用紙52を容易に排除することができる 。
【0024】 このように、本実施例のプリンタによれば、用紙の紙詰まりを生じた位置に応 じて搬送路16のいずれの部分も大きく解放することができるので、搬送路16のい ずれの部分に位置する用紙も容易に排除することができる。
【0025】 また、キャリッジブロック31を取外す必要がないため、重量のあるキャリッジ ブロック31を持ち上げて運び、さらに、取外したキャリッジブロック31を保管す るなどの煩雑な作業を不要にすることができる。
【0026】 なお、上記の実施例におけるプリンタは、ドットピンによるインパクトプリン タで説明したが、インパクトプリンタに限られずサーマルヘッドを採用したサー マルプリンタあるいは他のプリンタにも本考案を同様に採用できる。
【0027】
【考案の効果】
本考案のプリンタによれば、第2の回動支持部の係合を解除した状態で、第1 の回動支持部を支点としてキャリッジブロックとプリンタ本体とを互いに回動す ることにより搬送路を拡開して解放でき、とくに第2の回動支持部近傍の搬送路 を大きく解放することができる。また、第1の回動支持部の係合を解除した状態 で、第2の回動支持部を支点としてキャリッジブロックとプリンタ本体とを互い に回動することにより搬送路を拡開して解放でき、とくに第1の回動支持部近傍 の搬送路を大きく解放することができる。このように、例えば用紙の紙詰まりを 生じた位置に応じて搬送路のいずれの部分も大きく解放することができるので、 搬送路のいずれの部分に位置する用紙も容易に排除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のプリンタの一実施例のキャリッジブロ
ックを回動した状態を示す側面図である。
【図2】同上プリンタの記録時状態を示す側面図であ
る。
【図3】同上プリンタのキャリッジブロックを回動した
状態を示す側面図である。
【符号の説明】
11 プリンタ本体 16 搬送路 27 第1の回動支持部を構成する下部回動軸 28 第2の回動支持部を構成する上部回動軸 31 キャリッジブロック 38 記録ヘッド 41 第1の回動支持部を構成する下部開口アーム 42 第2の回動支持部を構成する上部開口アーム 51,52 用紙

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタ本体に記録ヘッドを取付けたキ
    ャリッジブロックを回動自在に設けるとともに前記プリ
    ンタ本体と前記キャリッジブロックとの接合部に用紙の
    搬送路を設けたプリンタにおいて、 前記搬送路の両端側にそれぞれ設けられ、前記プリンタ
    本体と前記キャリッジブロックとを回動可能に係合支持
    する第1の回動支持部および第2の回動支持部を具備し
    たことを特徴とするプリンタ。
JP2762492U 1992-04-27 1992-04-27 プリンタ Pending JPH0585657U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2762492U JPH0585657U (ja) 1992-04-27 1992-04-27 プリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2762492U JPH0585657U (ja) 1992-04-27 1992-04-27 プリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0585657U true JPH0585657U (ja) 1993-11-19

Family

ID=12226111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2762492U Pending JPH0585657U (ja) 1992-04-27 1992-04-27 プリンタ

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JP (1) JPH0585657U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015091643A (ja) * 2013-10-04 2015-05-14 東芝テック株式会社 印字装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015091643A (ja) * 2013-10-04 2015-05-14 東芝テック株式会社 印字装置

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