JPH0585642U - 平面型サーマルヘッド - Google Patents
平面型サーマルヘッドInfo
- Publication number
- JPH0585642U JPH0585642U JP3457692U JP3457692U JPH0585642U JP H0585642 U JPH0585642 U JP H0585642U JP 3457692 U JP3457692 U JP 3457692U JP 3457692 U JP3457692 U JP 3457692U JP H0585642 U JPH0585642 U JP H0585642U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surface portion
- thermal head
- flat surface
- substrate
- underglaze
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 サーマルヘッドの小型化を可能にし、しかも
基板の薄型化も可能にする。 【構成】 基板10を形成している一方の平面部10a
の一部にアンダーグレーズ11を形成し、その上に櫛歯
状の個別電極12および共通電極13ならびに発熱抵抗
体14を形成する。個別電極12はR状に形成した端面
部10cを経由して他の平面部10bに引き回す。平面
部10bに駆動用IC15および接続用端子17を設
け、駆動用IC15を除く全面にオーバーグレーズ16
を形成する。 【効果】 前記平面部10bには駆動用IC15のほか
にクロス配設部およびコネクタが配設されるが、通常コ
ネクタは右方向に向けて突出させるので、高さ方向の寸
法は端面型サーマルヘッドに比較して大幅に短小化する
ことができる。基板の板厚は、電極を引き回すだけであ
るから、例えば、0.6mmまで薄くしても問題は生じな
い。
基板の薄型化も可能にする。 【構成】 基板10を形成している一方の平面部10a
の一部にアンダーグレーズ11を形成し、その上に櫛歯
状の個別電極12および共通電極13ならびに発熱抵抗
体14を形成する。個別電極12はR状に形成した端面
部10cを経由して他の平面部10bに引き回す。平面
部10bに駆動用IC15および接続用端子17を設
け、駆動用IC15を除く全面にオーバーグレーズ16
を形成する。 【効果】 前記平面部10bには駆動用IC15のほか
にクロス配設部およびコネクタが配設されるが、通常コ
ネクタは右方向に向けて突出させるので、高さ方向の寸
法は端面型サーマルヘッドに比較して大幅に短小化する
ことができる。基板の板厚は、電極を引き回すだけであ
るから、例えば、0.6mmまで薄くしても問題は生じな
い。
Description
【0001】
本考案は、感熱式や熱転写式のプリンタ等に使用される平面型サーマルヘッド に関する。
【0002】
従来、この種のサーマルヘッドとして、図2に示す端面型サーマルヘッドが知 られている。 図2において、1はセラミック基板、2は基板1の一方の端面に形成されたア ンダーグレーズ、3は個別電極、4は共通電極、5は発熱抵抗体、6はオーバー グレーズであり、前記個別電極3および共通電極4は一方の側面に引き回され、 その側面に駆動用IC7のほかに図示してないクロス配線部やコネクタが配設さ れる。8は封止樹脂である。
【0003】
上記構成の端面型サーマルヘッドでは、駆動用IC部等は、基板の側面からさ らに外方に突出するため、図示の横方向の専有幅は大きくなる。また、端面型サ ーマルヘッドは、その構造上から、高さ方向の寸法が必然的に大きいことから、 前述のように横幅が大きくなることとあいまって、全体としての専有体積が大き くなるため、小型化が困難である。
【0004】
本考案は、上記問題を解消するためになされたものであって、小型化ならびに 薄型化を実現可能な平面型サーマルヘッドを提供することを目的としている。
【0005】
本考案は、基板を形成している一方の平面部と、面取りかR状に形成した一方 の端面部との全面、もしくは前記平面部の一部にアンダーグレーズを形成し、前 記平面部のアンダーグレーズ上に櫛形状の個別電極および共通電極ならびに発熱 抵抗体を形成し、前記個別電極を前記端面部を経由して他方の平面部に引き回し 、その平面部に駆動用ICを設け、この駆動用ICを除く全面にオーバーグレー ズを形成した構成を要旨としている。
【0006】
上記の如く、基板の一方の平面部に発熱抵抗体および電極を設け、反対側の他 方の平面部に電極を引き回すと共に、その平面部に駆動用ICやクロス配線部お よびコネクタを配設する構成により、サーマルヘッドの小型化および薄型化が可 能となる。
【0007】
図1に、本考案の一実施例を示す。 同図において、10はアルミナ基板であり、その対向平面部10a,10b、 および対向する端面部10c,10dのうち、一方の平面部10aの端面部寄り に、アンダーグレーズ11が形成され、その上に櫛形状の個別電極12および共 通電極13が周知の技術に形成され、さらにその上に発熱抵抗体14が形成され ている。前記個別電極12は、R状に形成した端面部10cを経由して他の平面 部10bに引き回されている。平面部10bには、駆動用IC15が配設される が、前記発熱抵抗体14による熱の影響を避けるため、抵抗体の配線が充分にそ れた位置に設けられている。そして、この駆動用ICを除く全面にオーバーグレ ーズ16が形成されている。17は外部接続端子、18は駆動用ICの封止樹脂 である。
【0008】 図示の例では、平面部10bに駆動用IC15だけが設けられているが、平面 部10bにはクロス配線部およびコネクタが配設される。
【0009】 上記構成にあっては、通常コネクタは右方向に向けて突出させるので、高さ方 向の寸法は端面型サーマルヘッドと比較して大幅に小型化(この場合、短小化を 意味する)することができる。
【0010】 また、端面型サーマルヘッドでは、端面に発熱抵抗体および電極を設けること から、必然的に基板の板厚を厚くしなければならず、一般には、少なくとも2mm 程度は必要であるが、図1の平面型サーマルヘッドでは、電極を引き回すだけで あるから、0.6mmまで薄くしても問題は生じない。
【0011】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、サーマルヘッドの小型化を 実現することができる。 また、基板を薄くすることが可能となるため、放熱効果が良好となり、サーマ ルヘッドの熱特性も向上させることができる。
【図1】本考案の一実施例を示す平面型サーマルヘッド
の断面図である。
の断面図である。
【図2】従来の端面型サーマルヘッドの断面図である。
10 基板 10a,10b 平面部 10c,10d 端面部 11 アンダーグレーズ 12 個別電極 13 共通電極 14 発熱抵抗体 15 駆動用IC 16 オーバーグレーズ 17 外部接続端子 18 封止樹脂
Claims (2)
- 【請求項1】 基板を形成している一方の平面部と、面
取りかR状に形成した一方の端面部との全面、もしくは
前記平面部の一部にアンダーグレーズを形成し、前記平
面部のアンダーグレーズ上に櫛形状の個別電極および共
通電極ならびに発熱抵抗体を形成し、前記個別電極を前
記端面部を経由して他方の平面部に引き回し、その平面
部に駆動用ICを設け、この駆動用ICを除く全面にオ
ーバーグレーズを形成したことを特徴とする平面型サー
マルヘッド。 - 【請求項2】 前記駆動用ICを発熱抵抗体の背面から
それた位置に配設した請求項1に記載の平面型サーマル
ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3457692U JPH0585642U (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 平面型サーマルヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3457692U JPH0585642U (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 平面型サーマルヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0585642U true JPH0585642U (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=12418156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3457692U Pending JPH0585642U (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 平面型サーマルヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0585642U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012176884A1 (ja) * | 2011-06-24 | 2012-12-27 | 京セラ株式会社 | サーマルヘッドおよびこれを備えるサーマルプリンタ |
CN112721460A (zh) * | 2021-01-13 | 2021-04-30 | 沈阳晖印电子科技有限公司 | 一种分离式反置结构的热敏打印头 |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP3457692U patent/JPH0585642U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012176884A1 (ja) * | 2011-06-24 | 2012-12-27 | 京セラ株式会社 | サーマルヘッドおよびこれを備えるサーマルプリンタ |
JPWO2012176884A1 (ja) * | 2011-06-24 | 2015-02-23 | 京セラ株式会社 | サーマルヘッドおよびこれを備えるサーマルプリンタ |
CN112721460A (zh) * | 2021-01-13 | 2021-04-30 | 沈阳晖印电子科技有限公司 | 一种分离式反置结构的热敏打印头 |
CN112721460B (zh) * | 2021-01-13 | 2023-11-17 | 广州晖印科技有限公司 | 一种分离式反置结构的热敏打印头 |
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