JPH0585618U - 射出成形機の制御表示装置 - Google Patents

射出成形機の制御表示装置

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JPH0585618U
JPH0585618U JP3763791U JP3763791U JPH0585618U JP H0585618 U JPH0585618 U JP H0585618U JP 3763791 U JP3763791 U JP 3763791U JP 3763791 U JP3763791 U JP 3763791U JP H0585618 U JPH0585618 U JP H0585618U
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JP
Japan
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display
mirror
injection molding
molding machine
display window
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Pending
Application number
JP3763791U
Other languages
English (en)
Inventor
憲司 山崎
栄作 鈴木
豪樹 大島
Original Assignee
株式会社新潟鉄工所
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 他の機器や付帯設備等の取付けや操作性に支
障が生じないようにする。 【構成】 CRTディスプレイ4を器枠1に固定する。
ディスプレイ4の表示面4aの上に鏡6を配置し、また
その鏡6の前に他の鏡7を設けるとともに、鏡7の上に
表示窓8を設ける。鏡6はヒンジ9を支点に回動自在で
ある。鏡7は回動板14の前面部14aに支持し、また
表示窓8は上面部14bに設ける。回動板14はヒンジ
13を支点に回動自在であり、前面部14aを垂直に起
立させて器枠1を閉じることができる。ディスプレイ4
の表示面4aの画像は鏡6によって鏡7に反射され、鏡
7はその画像を表示窓8に反射する。したがって表示窓
8からディスプレイ4の表示面4aの画像を見ることが
できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、射出成形機に設備される制御表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
射出成形機に組み込まれる制御装置のCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレ イ(表示器)の設置方式として、従来、次のものが知られている。 (1) 射出成形機の器枠の上面または前面に表示面を配して上向きまたは前 向きに固定する。 (2) 制御盤を別置自立型として射出成形機の横に配設し、その制御盤に組 み込む。 (3) 射出成形機の器枠の前面にフレームを前後に起倒自在に設け、このフ レームにCRTディスプレイを上向きに支持する(実願昭61ー86577号)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記(1)設置方式であると射出成形機の外形寸法が大きくなり、 また寸法を変えずにCRTディスプレイを取り付けようとすると、ディスプレイ 以外のスイッチや温調計等の機器の取付けに制約が出るほか、操作性等が低下す る。しかもCRTディスプレイの場合は、その表示方向の長さが大きく、表示面 の縦、及び横の寸法の2倍以上にも及ぶことから、固定位置の制約が多い。
【0004】 (2)の設置方式では全体構造が大きくなり、設置面積も広くなる。また(3) の方式では、CRTディスプレイの支持フレームを堅牢に作る必要があるため、 製作に手間がかかる上、CRTディスプレイの収納及び引出し操作が重くなると ともに、CRTディスプレイの振動が大きくなる不都合がある。
【0005】 本考案は、固定設置方式で振動がない上、固定位置の制約が少なく、また、他 の機器や付帯設備等の取付けや操作性に支障が生じない、射出成形機の制御表示 装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、射出成形機の器枠にディスプレイを 固定し、該ディスプレイの表示面から離れた位置に表示窓を設けるとともに、上 記ディスプレイの表示面と表示窓との間にディスプレイの表示面に表示された画 像を表示窓に反射する反射機構を設けた構成とした。
【0007】
【作用】
ディスプレイの表示面に表示された画像は反射機構で表示窓に反射される。し たがって、射出成形機のオペレータは表示窓を見ることによって制御内容を知る ことができる。このようにディスプレイの表示面の画像をディスプレイから離れ た位置に設けられた表示窓に反射機構によって導くものであるから、両者の設備 上の制約が緩和されるようになり、ディスプレイを他の機器や付帯設備等の取付 けや操作性に支障が生じない適当なスペースに設けるとともに、表示窓を見やす い位置に配することができる。また、ディスプレイは固定式であるため、回動式 のもののように振動することがない。
【0008】
【実施例】
図1ないし図6は本考案の一実施例を示すもので、図中符号A(図6)は横型 の射出成形機である。この射出成形機Aの基本構造は周知であり、器枠1に金型 装置2と射出装置3を設けて成る。
【0009】 器枠1にはCRTディスプレイ4がその表示面4aを上に向けて固定ブラケッ ト5で固定されている。CRTディスプレイ4の上方には第1の鏡6が、またこ の鏡6の前(図1で左)には第2の鏡7が、更にこの鏡7の上には表示窓8がそ れぞれ配設されている。
【0010】 鏡6は、ヒンジ9,10によってブラケット5と可動部材11に取り付けられ た回動ブラケット12a,12bに支持され、また他の鏡7は、器枠1にヒンジ 13で取り付けられた回動板14の前面部14aの内側に支持されるとともに、 表示窓8は回動板14の上面部14bに支持されている。2枚の鏡6,7は反射 機構15を構成しており、第1の鏡6は、CRTディスプレイ4の表示面4aの 画像を90度の角度で第2の鏡7に反射し、第2の鏡7はその画像を表示窓8に 90度の角度で反射する。なお、CRTディスプレイ4の表示面4aの画像は、 第1の鏡6で反転し、また第2の鏡7でさらに反転して正転状態となるので、表 示窓8からは正しい画像が見られる。
【0011】 可動部材11は案内部材(図示せず)に案内されて内側(図1で右側)に移動 させることができるようになっている。鏡6と各回動ブラケット12a,12b は、可動部材11の上記の移動によってヒンジ9を支点に図1で右に回動し、器 枠1内に完全に収まる。
【0012】 回動板14は、使用時においては、図1のように器枠1の前側に突き出され、 上面部14bの端部に取り付けられたストッパ17(図5)を器枠1に設けられ た係止縁1aに係止させて安定している。回動板14を図1において右に押すと 、ヒンジ13を支点に回動して前面部14aを垂直に立てる。不使用時において は回動板14の前面部14aを上記のように立て、つまみ(図示せず)の操作等に よって回動板14を固定する。回動板14の前面部14aが上方に回動して垂直 に起立する際、可動部材11が押されて回動ブラケット12を図1で右に動かす。
【0013】 器枠1の係止縁1aの近くにリミットスイッチ18が取り付けられている。リ ミットスイッチ18は、回動板14の前面部14aによってオン、オフされ、回 動板14の起倒状態を検出する。回動板14の前面部14aには操作用の取っ手 19が取り付けられている。上面部14bの表示窓8の隣りにはテンキー等の操 作部20(図4)が設けられている。表示窓8はアクリル樹脂等の透明板によっ て形成されている。
【0014】 次に、上記のように構成された本考案に係る射出成形機の制御表示装置の作用 を説明する。 図1と図2はCRTディスプレイ4の使用状態(表示状態)を示すもので、鏡 6はCRTディスプレイ4の真上に45度の角度で配置されるとともに、他の鏡 7は鏡6に向き合わされて表示窓8の真下にやはり45度の角度で配置されてい る。
【0015】 CRTディスプレイ4の表示面4aの映像は、まず第1の鏡6によって第2の 鏡7に反射され、次いで、第2の鏡によって表示窓8に反射される。このため、 表示窓8を覗くことによりCRTディスプレイ4の表示内容を知ることができる 。CRTディスプレイ4の不使用時には、回動板14をヒンジ13を支点に上に 回動させ、表示窓8等を上面部14bと一緒に器枠1内に収めるとともに、前面 部14aを起立させる。
【0016】 図7と図8は本考案の他の実施例を示すもので、反射機構15は1枚の鏡6に よって構成されている。鏡6はヒンジ21と器枠1に取り付けられた可動部材2 2によって支持されている。可動部材22は器枠1に設けられた案内ミゾ1bに 沿って移動させ、またつまみ23によって固定することができるようになってい る。したがって可動部材22の位置をずらすことにより鏡6の傾斜角度を微調節 することができる。鏡6の前(図8で左)に表示窓8が垂直に設けられている。
【0017】 この実施例の制御表示装置は、通常、金型装置2(図6)部分の器枠1に設け られる。なお、図6の射出成形機Aには、第1実施例の制御表示装置Iと第2実 施例の制御表示装置IIが設けられているが、実際にはいずれか一方しか設けら れないことは言うまでもない。図7と図8において第1実施例と同一の部材等に は同一の符号を付してその詳しい説明は省略する。
【0018】 この制御表示装置の場合は、鏡6は1個しか設けられていないので、表示窓8 に反射される画像は反転状態となる。これは、走査方向を逆にして表示面4aの 画像を反転させることによって解決する。
【0019】 なお、反射機構15の鏡の数は3枚以上でもよく、また画像の反射角度は任意 である。鏡の代わりにプリズムやハーフミラーを用いることもできる。第1実施 例のブラケット12a,12b、及び板14を固定して実施することもできる。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る射出成形機の制御表示装置は、射出成形機 の器枠にディスプレイが固定され、該ディスプレイの表示面から離れた位置に表 示窓が設けられるとともに、上記ディスプレイの表示面と表示窓との間にディス プレイの表示面に表示された画像を表示窓に反射する反射機構が設けられた構成 とされており、ディスプレイの表示面の画像をディスプレイから離れた位置に設 けられた表示窓に反射機構によって導くものであるから、ディスプレイと表示窓 の設備上の制約が緩和され、自由度が向上する。したがって、ディスプレイを適 当な位置に設けて他の機器や付帯設備等の取付けや操作性に支障が出ないように することができる。
【0021】 また、ディスプレイは器枠に固定されているので、回動式のように振動するこ とがない。鏡はディスプレイに比べて軽量であるので、第1実施例のように、鏡 を回動自在に構成しても、それ程堅牢にする必要がなく、しかも小さい力で円滑 に回動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示すもので、CRTディ
スプレイと鏡及び表示窓等を示す側面図である。
【図2】 同、正面図である。
【図3】 図1のIII−III線の断面図である。
【図4】 表示窓と操作部の平面図である。
【図5】 係止縁とストッパの関係を示す断面図であ
る。
【図6】 本制御表示装置を設備した射出成形機の正面
図である。
【図7】 本考案の他の実施例を示す一部破断の正面図
である。
【図8】 同、断面図である。
【符号の説明】
A 射出成形機 1 器枠 4 CRTディスプレイ 4a 表示面 6,7 鏡 8 表示窓 15 反射機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形機の器枠にディスプレイが固定
    され、該ディスプレイの表示面から離れた位置に表示窓
    が設けられるとともに、上記ディスプレイの表示面と表
    示窓との間にディスプレイの表示面に表示された画像を
    表示窓に反射する反射機構が設けられたことを特徴とす
    る射出成形機の制御表示装置。
JP3763791U 1991-05-27 1991-05-27 射出成形機の制御表示装置 Pending JPH0585618U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3763791U JPH0585618U (ja) 1991-05-27 1991-05-27 射出成形機の制御表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3763791U JPH0585618U (ja) 1991-05-27 1991-05-27 射出成形機の制御表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0585618U true JPH0585618U (ja) 1993-11-19

Family

ID=12503165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3763791U Pending JPH0585618U (ja) 1991-05-27 1991-05-27 射出成形機の制御表示装置

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JP (1) JPH0585618U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS638776B2 (ja) * 1981-04-23 1988-02-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS638776B2 (ja) * 1981-04-23 1988-02-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950110