JPH0585435B2 - - Google Patents

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JPH0585435B2
JPH0585435B2 JP61016659A JP1665986A JPH0585435B2 JP H0585435 B2 JPH0585435 B2 JP H0585435B2 JP 61016659 A JP61016659 A JP 61016659A JP 1665986 A JP1665986 A JP 1665986A JP H0585435 B2 JPH0585435 B2 JP H0585435B2
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JP
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cutting
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engagement groove
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JPS61217389A (ja
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Hon Waa Binsento Kuu
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MAIKU ANDO KUREMERU Ltd
Original Assignee
MAIKU ANDO KUREMERU Ltd
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Publication date
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Publication of JPS61217389A publication Critical patent/JPS61217389A/ja
Publication of JPH0585435B2 publication Critical patent/JPH0585435B2/ja
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67BAPPLYING CLOSURE MEMBERS TO BOTTLES JARS, OR SIMILAR CONTAINERS; OPENING CLOSED CONTAINERS
    • B67B7/00Hand- or power-operated devices for opening closed containers
    • B67B7/30Hand-operated cutting devices
    • B67B7/34Hand-operated cutting devices with rotatable cutters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Devices For Opening Bottles Or Cans (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はかん切りに関する。
(従来の技術) これまでに多くのデザインのかん切りが知られ
てきているが、実際に満足のいくものは殆ど見当
らない。多くの場合、刃が引つ掛つて動かなくな
つてしまつたり、切り口がギザギザになつて使用
者に危険を及ぼしたりしがちである。また、細か
い金属屑が発生するので、かんの内容物がこれら
により汚れてしまうこともある。
本出願人によるヨーロツパ特許出願第84304750
−7号には蓋とリムの下方のかんの壁の周囲を切
断して残りの部分から切り離す形式のかん切りが
提供されている。このかん切りは互いに対し回動
可能に連結された一対の本体部材と、これらの本
体部材の各々に一体で形成されて回動支点から通
常離れた位置まで延出し、開位置と閉位置との間
を移動可能とされて使用者が片手で握つて閉位置
となしうるようにしたハンドルと、かんの蓋のリ
ツプに接触される駆動ホイールに取り付けられ
て、この駆動ホイールを介してかん切りをかんの
上部のまわりに旋回させるべく手動で回動可能な
軸と、切断操作位置において駆動ホイールととも
にニツプを形成し、かんの側面に押し付けられて
これを貫通し、かん切りがかんのまわりを旋回す
るに伴つてかんの周囲を切断するための切断刃を
備えた切断ホイールと、切断ホイールの切断刃が
かんの側面に押し付けられてこれを貫通する切断
操作位置と切断ホイールが例えば駆動ホイールか
らこの駆動ホイールの回転軸に対し相対的にほぼ
半径方向に離れた状態となる非切断操作位置との
間で移動可能となるよう本体部材の一方により摺
動可能に支持され、切断ホイールが回動可能に取
り付けられた取付プレートと、この取付プレート
とこれに支持された切断ホイールとをハンドルが
閉位置に向けて回動したときに切断操作位置まで
動かし、またハンドルがその閉位置の回動限から
開位置に向けて回動したときに非切断操作位置へ
動かすために上記取付プレートと、本体部材の他
方との間に設けられたカム機構とを備えている。
このような構成のかん切りによれば、切り口が
ギザギザになつたりせずに非常にきれいな切り口
が得られ、また、金属屑もほとんど発生しない。
さらに、このようにかん切りはかんがひどい損傷
を受けたりへこんだりしていた場合でも、通常は
何なく切断操作を行なうことができる。加えてこ
のようなかん切りは通常の円筒状のかんおよびそ
の他の例えば楕円形或いは方形のかんの双方に利
用できる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このようなかん切りの本体部材
は回動連結部においてのみ互いに対する軸方向位
置を固定されているものであり、特に、強固なか
んをあけようとする場合、或いはかん切りを軽量
に造るため、本体部材として薄手の金属やプラス
チツク材を使用した場合には、回動部より離れて
位置するハンドルが互いに対してねじれ、カム機
構による取付プレートの移動作用が妨げられる不
具合が有つた。具体的には、このようなカム機構
は通常、取付プレートと、この取付プレートを有
しない側の本体部材と設けられたカムピンとカム
溝とからなり、ハンドルのねじれによりカムピン
がカム溝から離脱してしまうおそれがあつた。
(発明の目的) 本発明は強固なかんをあけようとする場合にお
いてもハンドルのねじれが防止され、カム機構そ
の他の機構の作用を支障なく行えるようにしたか
ん切りの提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本発明はかんをその
蓋とリツプの下方の側面のまわりで切断して蓋と
リツプとをかんの残りの部分から切り離すように
意図された手持ち式のかん切りであつて、かつ互
いに対して回動可能に連結された一対の本体部材
と、これらの本体部材の各々に一体で形成されて
回動支点から離れた位置まで延出し、開位置と閉
位置との間を移動可能とされ、使用者が片手で握
つて互いに重ならぬ閉位置となしうるようにした
ハンドルと、かんのリツプ内側に係合されて手動
で回転可能であり、かん切りをかんの上部のまわ
りに相対的に旋回させることができる駆動ホイー
ルと、切断操作位置において前記駆動ホイールと
ともに挟着部を形成し、かんの側面に押し付けら
れてこれを貫通することにより、かん切りがかん
のまわりを旋回するに伴つてかんの周囲を切断す
るための切断刃を備えた切断ホイールと、この切
断ホイールの切断刃がかんの側面に押し付けられ
てこれを貫通する切断操作位置と切断ホイールが
駆動ホイールの回転軸に対しほぼ半径方向に離れ
た状態となる非切断操作位置との間で移動可能と
なるよう一方の本体部材により摺動可能に支持さ
れ、かつ切断ホイールを回転可能に取り付けた取
付プレートと、この取付プレートとこれに支持さ
れた切断ホイールとをハンドルが閉位置に向けて
回動したときに切断操作位置まで動かし、またハ
ンドルがその閉位置から開位置に向けて回動した
ときに非切断操作位置へ動かすためのカム機構と
を備えているかん切りにおいて、本体部材の主部
は互いにほぼ重なり合うように枢着され、切断ホ
イールを駆動ホイールに対して前進、後退させる
カム機構として前記取付プレートにはカムピンが
突出され、他方の本体部材の主部にはこのカムピ
ンに係合する溝がかん切りの中心軸線を横切つて
斜めに形成されており、さらに、前記本体部材の
各々には互いに対する回動支点を中心とする弧状
の係合溝が回動支点から半径方向に適宜隔てた部
位において形成され、かつ前記一方の本体部材に
は、前記他方の本体部材の前記係合溝に摺接係合
する、対応した弧状のフランジが当該係合溝と同
一円周上に形成され、また前記他方の本体部材に
は前記一方の本体部材の前記係合溝に摺接係合す
る対応した弧状のフランジが当該係合溝と同一円
周上に形成され、前記一方の本体部材の前記フラ
ンジ及び前記他方の本体部材の前記係合溝は、前
記他方の本体部材の前記フランジ及び前記一方の
本体部材の前記係合溝に対し前記回動支点の軸方
向に位置をを異ならせて配置されており、前記各
本体部材の前記フランジの対応する前記係合溝に
対する係合により、前記ハンドルを含む各本体部
材の互いに対するねじれを防止する構成としたこ
とを特徴とする。
(作 用) 本発明は各本体部材のフランジの他方の本体部
材の係合溝に対する係合により、ハンドルを含む
各本体部材の互いに対するねじれを防止するもの
であるから、ハンドルを含む本体が互いに対し補
強の役割を果たし、強固なかんをあけようとする
場合においても、ハンドルを含む両本体部材はい
ずれもねじれを生ずることなく原形を維持するこ
とができる。
(本発明の好ましい態様) 本発明の好ましい態様として、カム機構の溝は
ハンドルが閉位置のときに取付プレートの摺動方
向に対し約75゜傾くのが好ましいが、このような
角度は例えば60゜〜80゜の範囲で変えることができ
る。事実、このような溝を上記のように取付プレ
ートを支持しない側の本体部材に形成した場合、
取付プレートの摺動方向に対する溝の相対的な角
度はハンドルがその閉位置と、開位置との間を動
くにつれて変化する。すなわち、ハンドルがその
閉位置から開位置へと動くにつれ角度はより大き
くなり、機械的な特性もまた変わつてくる。この
ため、ハンドルが開状態から閉状態へと移るにつ
れて切断ホイールは取付プレートにより最初急速
に相対的な前進を行なうが、切断ホイールがかん
に近づくにつれて前進動がゆつくりとなり、比較
的大きな力でかんを貫通することができるという
利点がもたらされる。
また、上記のように取付プレートを支持する側
の本体部材には直立状の保護部材を一体に形成し
て、この保護部材により、使用者があやまつて切
断ホイールに触れてしまうのを防止するのが好ま
しい。
さらに、取付プレートを支持する側の本体部材
には切断ホイールが非切断操作位置へと動くとき
に、切断されたかんの蓋を切断ホイールと駆動ホ
イールとの間のニツプから外し、すなわち、解放
すべく機能する当接部を設けるのが好ましい。こ
のような当接部は切断ホイールの切断操作位置と
非切断操作位置との間の移動方向に向けて傾斜状
に形成されたエツジであつてもよく、このような
エツジは例えば直立状の保護部材の端部により構
成することができる。
駆動ホイールとそれに連結された軸とは例えば
軸の自由端に取付けられた、二本のアームを備え
たクランクを介して手動で駆動可能とされる。ま
た、これに代えて、かん切りを手持ち式の電動か
ん切りとなし、一方のハンドルに電動モータ用の
ハウジングを追加して、軸をこの電動モータによ
り駆動するようにすることができる。
(実施例) 次に、この発明の一実施例を図面に従つて説明
する。
図示したかん切り10は二つの本体部材12お
よび14を有している。これらの本体部材12,
14は、一方の本体部材14に形成された円形の
穴15a内に突出する、他方の本体部材12に設
けられた中空直立円筒状の差込部15のまわりに
互いに回動可能となつている。軸16は、差込み
部15および穴15aを通つて軸方向に延出して
いる(第4図参照)。従つて、本体部材12,1
4は第1図に示した閉位置と第3図に示した開位
置との間で回動可能となつている。
本体部材12,14はそれぞれ一体形成された
ほぼ半分の幅のハンドル12a,14aを有して
おり、これらのハンドル12a,14aは軸16
の軸心から遠ざかる方向に延出し、第1図に示し
た閉状態では、互いに密接しかつ平行状態となる
よう構成されている。便宜上、本体部材12,1
4は、例えばポリプロピレンのような合成プラス
チツク材料から形成される。
軸16の一端には、この軸16を手動で回転さ
せるための、二本のアームを備えたクランク20
が一体に形成されている。軸16には金属製の補
強軸22が埋め込まれており、この補強軸22の
一端は軸16の端部を僅かに越えて突出し、駆動
ホイール24に取り付けられている。駆動ホイー
ル24は皿状をなしており、かん29の蓋27の
リツプ28(第6図参照)に摩擦係合する外周歯
26を有して操作時にかん切り10をかん29の
まわりに駆動可能となつている。
角形の金属またはプラスチツク製の取付プレー
ト30は本体部材12に対し摺動可能に取り付け
られており、軸線30a(第5図参照)に沿つて
動くよう規制されている。金属プレート30の片
面からはピン32が外方に突出しており、このピ
ン32には合成プラスチツク材料からなるスリー
ブ34が回動可能に取り付けけられている。スリ
ーブ34にはその外側位置において金属製の切断
ホイール36が連結されており、この切断ホイー
ル36は鋭い円形の切断刃37を有している。ス
リーブ34はかん29のリツプ28に当接すべく
意図されており、かん切り10がかん29のまわ
りに動くにつれて、また、切断ホイール36も、
スリーブ34とともに回転可能となつているの
で、同時に回転することとなる。切断ホイール3
6の外側にはワツシヤ38が取り付けられてお
り、スリーブ34、切断ホイール36およびワツ
シヤ38はピン32の端部を押し潰すことにより
位置固定されている。
本体部材12には直立状U字型の保護部材39
が一体形成されている。このため、切断ホイール
36により使用者があやまつて切傷を受けるのが
防止されている。保護部材39はその端部に、軸
30aに対し傾斜状に形成されたエツジ39aを
有している。かん切り操作の終段階において、切
断された蓋は切断ホイール36と駆動ホイール2
4との間で保持された状態となつている。従つ
て、かんが開かれた後切断ホイールを引き離す
と、かんの蓋はエツジ39aに当接し、切断ホイ
ール36の刃の近傍から強制的に引き離されて処
分のため自動的に解放される。
金属プレート30の反対側の面からはカムピン
40が突出している。このカムピン40は本体部
材14に形成された溝44に係合している。この
溝44はハンドルが閉状態にあるときに中心軸線
30aに対し、60゜〜80゜、望ましくは75゜の傾きを
なすほぼ直線状に形成されており、ハンドル12
aおよび14aが第3図に示した開位置と第1図
に示した閉位置との間を動くにつれ、金属プレー
ト30は下部位置から第4図に示した上部の切断
操作位置との間を動く。その結果、切断ホイール
36もまた、駆動ホイール24をかん29のリツ
プ28を越えて取り付けるために、切断ホイール
36の切断刃37を駆動ホイール24から十分な
距離隔てた、第3図に示したような非切断操作位
置から、切断刃37が駆動ホイール26に僅かに
重なる、第1図に示した切断操作位置まで動くこ
ととなる。望みにより、カムピン40を動かす溝
44の縁は埋込金属片によつて部分的に補強する
ことができる。
溝44は本体部材14に形成されているので、
溝44の金属プレート30の摺動方向に対する相
対的な角度はハンドル12a,14aがその閉位
置と開位置との間を動くにつれ変化する。つま
り、このような角度はハンドル12a,14aが
閉位置から開位置へと動くにつれて大きくなり、
機械的な特徴もまた変わつてくる。このため、ハ
ンドル12a,14aがその開位置から閉位置へ
と動くにつれ、金属プレート30によつて切断ホ
イール36は最初比較的急速に前進するが、かん
29に近づくにつれ前進動がゆつくりとなり、比
較的大きな力を加えてかん29の側面を貫通する
ことができるという利点がもたらされる。
本体12におけるハンドル12aの基部及び本
体14におけるハンドル14aの基部には、本体
12と本体14の互いに対する回動支点を中心と
する弧状すなわち軸16を中心とする弧状の係合
溝50a及び50bがそれぞれ形成されている。
一方、本体12及び14には、上記係合溝50b
及び50aに対しそれぞれ摺接係合する、対応し
た弧状のフランジ52a及び52bが一体で形成
されている。すなわち、係合溝50bはフランジ
52aと、また係合溝50aはフランジ52bと
それぞれ同一円周上に位置しており、係合溝50
bとフランジ52aは係合溝50aとフランジ5
2bに対し軸16の軸線方向に位置を異ならせて
配置されている。このような係合溝50bに対す
るフランジ52aの摺動と、係合溝50aに対す
るフランジ52bの摺動とにより、ハンドル12
a及びハンドル14aの相互に対する開閉動が円
滑に行うことができ、さらにはハンドル12aと
ハンドル14aとの間にねじれ力が加わつた場合
でも、このようなねじれ力に抗して本体12と本
体14との位置関係を保持し、カムピン40が溝
44から外れるような変形を防止できる。なお、
ハンドル12aとハンドル14aが開いた位置に
あるときは、フランジ52a及び52bの対応す
る係合溝50b及び50aに対する係合長さは比
較的短いが、この時点では大きなねじり力は加わ
らない。ハンドル12aとハンドル14bが開位
置から完全に閉じた位置に移行するに伴つてフラ
ンジ52a及び52bの対応する係合溝50b及
び50aに対する係合長さは漸次増大し、このた
め、かんをあけるときに作用する大きな力に十分
抗することができる。
第6図にはまた切断操作状態が示されており、
同図において、切断刃37は蓋27の真近のかん
29の円筒状側面の上端部を貫通した状態となつ
ている。従つて、クランク20を回すと、かん2
9が円筒状の場合、かん切り10はかん29の上
部のまわりを円形に旋回駆動され、かん29はそ
の上部に近接する円筒状側面で円形に切断される
こととなる。このような円形の切断操作が完了す
ると、かんの上部が完全に離れて持ち上げられて
切断ホイール36と駆動ホイール24との間で保
持され、ハンドル12a,14aが第3図に示し
た開位置に達すると切り取られた上部はエツジ3
9aに当接して取り外される。
本体部材12の片面には金属製のプレート45
が埋め込まれており、このプレート45は本体部
材を構成するプラスチツク材料がかん切り操作中
にかんのリムに当接するような場合にこれを保護
すべく提供されている。また、プレート45の表
面は本体部材12から僅かに突出した状態となつ
ている。
切断操作中におけるかん切り位置の保持を補助
するため、本体部材12には軸16の軸心とほぼ
平行に突出する小さな突起46が一体で形成され
ている。この突起46の端部は蓋27の上面に当
接してかん切りの相対的な高さを保持する役割を
果す。
(発明の効果) 本発明ではハンドルを含む本体が互いに対し補
強の役割を果たし、強固なかんをあけようとする
場合においても、ハンドルを含む両本体部材はい
ずれもねじれを生ずることなく原形を維持するこ
とができるので、強固なかんをあける場合、ある
いは本体部材として薄手の金属やプラスチツク材
を使用した場合においても、ハンドルを含む本体
のねじれに起因するカム機構等の作動不良を未然
に防止できるので、かん切り操作を支障なく行え
ると同時に、従来よりさらに薄手の金属やプラス
チツク材により本体部材を形成してかん切り全体
を軽量かつ美観に優れた構成とすることができる
利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示すもので、第1図
は閉状態のかん切りを示す正面図、第2図は第1
図の側面図、第3図は開状態のかん切りを示す、
第1図と同様な正面図、第4図は第1図中の4−
4線に沿う断面図、第5図はかん切りの一方の部
材のみを別個に示した平面図、第6図はかん切り
操作時におけるかん切りを示す側面図、第7図は
一方の本体部材のフランジと他方の本体部材の溝
との係合状態を示す拡大断面図である。 10…かん切り、12,14…本体部材、12
a,14a…ハンドル、16…軸、24…駆動ホ
イール、27…蓋、28…リツプ、29…かん、
30…金属プレート、32…ピン、36…切断ホ
イール、37…切断刃、39…保護部材、40…
カムピン、44…溝、50a,50b…係合溝、
52a,52b…フランジ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 かんをその蓋とリツプの下方の側面のまわり
    で切断して蓋とリツプとをかんの残りの部分から
    切り離すように意図された手持ち式のかん切りで
    あつて、互いに対して回動可能に連結された一対
    の本体部材と、これらの本体部材の各々に一体で
    形成されて回動支点から離れた位置まで延出し、
    開位置と閉位置との間を移動可能とされ、使用者
    が片手で握つて互いに重ならぬ閉位置となしうる
    ようにしたハンドルと、かんのリツプ内側に係合
    されて手動で回転可能であり、かん切りをかんの
    上部のまわりに相対的に旋回させることができる
    駆動ホイールと、切断操作位置において前記駆動
    ホイールとともに挟着部を形成し、かんの側面に
    押し付けられてこれを貫通することにより、かん
    切りがかんおまわりを旋回するに伴つてかんの周
    囲を切断するための切断刃を備えた切断ホイール
    と、この切断ホイールの切断刃がかんの側面に押
    し付けられてこれを貫通する切断操作位置と切断
    ホイールが駆動ホイールの回転軸に対しほぼ半径
    方向に離れた状態となる非切断操作位置との間で
    移動可能となるよう一方の本体部材により摺動可
    能に支持され、かつ切断ホイールを回転可能に取
    り付けた取付プレートと、この取付プレートとこ
    れに支持された切断ホイールとをハンドルが閉位
    置に向けて回動したときに切断操作位置まで動か
    し、またハンドルがその閉位置から開位置に向け
    て回動したときに非切断操作位置へ動かすための
    カム機構とを備えているかん切りにおいて、本体
    部材の主部は互いにほぼ重なり合うように枢着さ
    れ、切断ホイールを駆動ホイールに対して前進、
    後退させるカム機構として前記取付プレートには
    カムピンが突出され、他方の本体部材の主部には
    このカムピンに係合する溝がかん切りの中心軸線
    を横切つて斜めに形成されており、さらに、前記
    本体部材の各々には互いに対する回動支点を中心
    とする弧状の係合溝が回動支点から半径方向に適
    宜隔てた部位において形成され、かつ前記一方の
    本体部材には、前記他方の本体部材の前記係合溝
    に摺接係合する、対応した弧状のフランジが当該
    係合溝と同一円周上に形成され、また前記他方の
    本体部材には前記一方の本体部材の前記係合溝に
    摺接係合する対応した弧状のフランジが当該係合
    溝と同一円周上に形成され、前記一方の本体部材
    の前記フランジ及び前記他方の本体部材の前記係
    合溝は、前記他方の本体部材の前記フランジ及び
    前記一方の本体部材の前記係合溝に対し前記回動
    支点の軸方向に位置を異ならせて配置されてお
    り、前記各本体部材の前記フランジの対応する前
    記係合溝に対する係合により、前記ハンドルを含
    む各本体部材の互いに対するねじれを防止する構
    成としたことを特徴とするかん切り。 2 前記一方の本体部材の前記フランジ及び前記
    他方の本体部材の前記係合溝は、前記他方の本体
    部材の前記フランジ及び前記一方の本体部材の前
    記係合溝と同一円周上に配置されている特許請求
    の範囲第1項記載のかん切り。 3 前記駆動ホイールの回転軸線が前記二つの本
    体部材の回動軸線と一致している特許請求の範囲
    第1項または第2項に記載のかん切り。 4 前記カムピンが突入する前記溝はほぼ直線状
    であり、前記ハンドルが互いに閉じた位置にある
    ときに前記取付プレートの摺動方向に対し60゜〜
    80゜の角度で傾いているように形成されている特
    許請求の範囲第3項記載のかん切り。 5 前記取付プレートを摺動方向に支持した本体
    部材は、前記切断ホイールを半ば囲むように保護
    部材を一体状に形成し、かつ保護部材の両方の側
    端部に前記切断ホイールの後退方向に傾斜した縁
    部を有し、切断ホイールに対する安全を計るとと
    もに、切断されたかんの蓋を前記挟着部から外す
    役割を行なうように構成された特許請求の範囲第
    1項記載のかん切り。
JP61016659A 1985-01-28 1986-01-28 かん切り Granted JPS61217389A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8502070 1985-01-28
GB858502070A GB8502070D0 (en) 1985-01-28 1985-01-28 Can openers

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61217389A JPS61217389A (ja) 1986-09-26
JPH0585435B2 true JPH0585435B2 (ja) 1993-12-07

Family

ID=10573508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61016659A Granted JPS61217389A (ja) 1985-01-28 1986-01-28 かん切り

Country Status (12)

Country Link
US (1) US4754550A (ja)
EP (1) EP0193278B1 (ja)
JP (1) JPS61217389A (ja)
AT (1) ATE44018T1 (ja)
AU (1) AU574259B2 (ja)
CA (1) CA1253678A (ja)
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