JPH0585433A - 鞍乗型車両のシート取付構造 - Google Patents

鞍乗型車両のシート取付構造

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JPH0585433A
JPH0585433A JP24942591A JP24942591A JPH0585433A JP H0585433 A JPH0585433 A JP H0585433A JP 24942591 A JP24942591 A JP 24942591A JP 24942591 A JP24942591 A JP 24942591A JP H0585433 A JPH0585433 A JP H0585433A
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JP
Japan
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seat
body frame
brackets
rails
bracket
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Application number
JP24942591A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Okano
一行 岡野
Naoyuki Sugita
尚之 杉田
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、運転シートのリアー側の変形を防
止するとともに、シートリアー側左右両側のクッション
材の厚さを大きくとって乗心地を向上させた鞍乗型車両
のシート取付構造を提供することにある。 【構成】この発明に係る鞍乗型車両のシート取付構造
は、車体フレーム10のボディフレーム15後部から後
上方に左右のシートレール16を延設し、上記ボディフ
レーム15およびシートレール16に取付けられた複数
のシートブラケット21,22,23上にクッション材
30,35,36を介して運転シート20を設けた鞍乗
型車両のシート取付構造において、前記運転シート20
のリアー側に位置するシートブラケット23を、左右の
シートレール16間を跨ぐように凸状のブリッジで構成
し、このリアシートブラケット23は車幅方向両側のシ
ート受け部30を中央部のシート受け部31より低位置
に設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動2輪車や3、4
輪のバギー車のような鞍乗型車両に係り、特にこの鞍乗
型車両のシート取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】不整地走行用の自動2輪車や3、4輪の
バギー車のような鞍乗型車両においては、車体フレーム
の上部に前後方向に長い跨座式運転シートを設けたもの
がある(特開昭60−45488号公報および特開昭6
2−187676号公報参照。)。運転シートは車体フ
レームのボディフレームや左右のシートレールに取付け
られた複数のシートブラケット上にクッション材を介し
て装着される。運転シートはクッション材の弾力性やシ
ート自体の弾力性により、ライダに快適な着座感を与
え、路面の振動がライダに伝わるのを防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の鞍乗型車両のシ
ート取付構造は、図9に示すように、運転シートの底板
2に複数のクッションゴム3を装着し、各クッションゴ
ム3を車体フレームのボディフレームやシートレール4
に取付けられたシートブラケット5で受け、これらのシ
ートブラケット5上に運転シート1が載置される構造と
なっている。
【0004】この鞍乗型車両では、走行時のライダの荷
重は運転シート1のリアー側に主にかかり、リヤー側の
シートブラケット5に大きな荷重が作用する。
【0005】しかし、従来の鞍乗型車両のシート取付構
造では、運転シート1のリヤー側は、左右2個のクッシ
ョンゴム3を介してシートブラケット3で局所的に支持
される荷重受け構造であるため、運転シート1のリアー
側中央部の変形を防止することが困難であったり、ま
た、左右のシートレール4上に取付けられるリアー側シ
ートブラケット3のシート受け部はほぼ面一に平面的に
形成されるため、運転シート1は大きな荷重が作用する
リアー側左右両側のクッション材の厚さTを大きくとる
ことができない。クッション材の厚さTが薄いとライダ
は走行中にシート底板2の角部の影響を受け、乗心地が
悪かったり、また、クッション材の厚さTを大きくしよ
うとすると、車高が必要以上に高くなる難点があった。
【0006】この発明は、上述した事情を考慮してなさ
れたもので、運転シートのリアー側の変形を防止すると
ともに、シートリアー側左右両側のクッション材の厚さ
を大きくとって乗心地を向上させた鞍乗型車両のシート
取付構造を提供することにある。
【0007】この発明の他の目的は、クッション材の厚
さを大きくしても車高を高くすることのない鞍乗型車両
のシート取付構造を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る鞍乗型車
両のシート取付構造では、上述した課題を解決するため
に、車体フレームのボディフレーム後部から後上方に左
右のシートレールを延設し、上記ボディフレームおよび
シートレールに取付けられた複数のシートブラケット上
にクッション材を介して運転シートを設けた鞍乗型車両
のシート取付構造において、前記運転シートのリアー側
に位置するシートブラケットは、左右のシートレール間
を跨ぐように凸状のブリッジで構成し、このリアシート
ブラケットは車幅方向両側のシート受け部を中央部のシ
ート受け部より低位置に設けたものである。
【0009】
【作用】この鞍乗型車両のシート取付構造は、運転シー
トのリアー側に位置するシートブラケットは左右のシー
トレール間を跨設させ、凸状のブリッジ構造としたの
で、左右のシートレールをリアシートブラケットで相互
に連結し、剛性を高めることができるとともに、運転シ
ートのリアー側をブリッジ状のリアシートブラケットで
支持させるので、運転シートリアー側の荷重を広い面積
で確実に受けることができ、運転シートの変形を効果的
に防止できる。
【0010】また、リアシートブラケットは車幅方向両
側のシート受け部を中央部のシート受け部より低くした
ので、その分運転シートリアー側左右のクッション材の
厚さを大きくとることができ、乗心地を向上させること
ができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明に係る鞍乗型車両のシート取
付構造の一実施例について添付図面を参照して説明す
る。
【0012】図1はこの発明を不整地走行用の自動2輪
車に適用した例を示す。この自動2輪車は図示しないエ
ンジンを中央に搭載した車体フレーム10を有する。こ
の車体フレーム10はヘッドパイプ11から後方に延び
るメインチューブ12と後下方に延びるダウンチューブ
13を備え、メインチューブ12上にフューエルタンク
14が跨設される。
【0013】メインチューブ12は例えば角パイプ状を
なし、このメインチューブ後部の左右両側にボディチュ
ーブ15が一体に連結される。ボディチューブ15は後
下方に延び、その後部にシートレール16が延設され
る。シートレール16は後方斜上方に延びる一方、ブリ
ッジフレーム17により強度的に補強される。シートレ
ール16上に前後方向に長い跨座式の運転シート20が
載置される。
【0014】車体フレーム10のボディチューブ15上
に、図2および図3に示すようにフロントシートブラケ
ット21が左右に対をなして固着される。また、左右の
シートレール16上にミドルシートブラケット22とリ
アシートブラケット23が固着される。ミドルシートブ
ラケット22は左右に対をなして固着される一方、リア
シートブラケット23は左右のシートブラケットを連結
するように跨設されてブリッジ構造に形成され、左右の
シートレール16の後部の剛性を向上させ、強度的に補
強している。なお、符号25はフロントフォーク26に
取付けた前輪、27はスイングアーム28に支持された
後輪である。29はマフラである。
【0015】リアシートブラケット23は凸形の段付き
ブリッジ状に形成され、車幅方向両側のシート受け部3
0は、図5および図6に示すように、中央のシート受け
部31より前方側で低位置に形成される。中央のシート
受け部31には、クッションゴム等の弾力性を有するク
ッション材32が装着される。また、リアシートブラケ
ット23の左右両側のシート受け部30にもクッション
ゴム等からなるクッション材33が介装される。このク
ッション材33は左右両側のシート受け部30に対応す
る運転シート20のシート底板34に装着してもよい。
【0016】一方、車体フレーム10のボディフレーム
15に固着される左右に対をなすフロントシートブラケ
ット21のシート受け部21aはほぼ、共通面を有する
ように構成される。ミドルシートブラケット22のシー
ト受け部22aも同様にほぼ共通のシート受け面を有す
るように構成され、各シート受け部21a,22a,3
0,31上にクッションゴム等のクッション材35,3
6,32,33を介して運転シート20が載置される。
符号40は補強ブリッジである。
【0017】ところで、車体フレーム10のボディチュ
ーブ15およびシートレール16に取付けられるシート
ブラケット21,22,23のうちリアシートブラケッ
ト23は凸形の段付ブリッジ状に構成され、車幅方向両
側(左右両側)のシート受け部30を中央部のシート受
け部31より低く形成したので、左右両側のシート受け
部30を低くした分、図5に示すように運転シート20
に充填される発泡クッション材からなるクッション材3
7の厚さT1 を運転シート20のリヤ側の左右の両側で
大きくすることができる。運転シート20のリヤー側に
は走行時にライダの荷重が集中的に作用するが、運転シ
ートの左右両側のクッション材37を厚くすることがで
きるので、走行中にシート底板34の角部の影響を受け
ることが少なく、乗心地を改善することができる。
【0018】その際、ライダの体重を効率的に保持する
ために、リアシートブラケット23の中央部を図3に示
すようにゆるやかな中高で、後方に弧状に湾曲した形状
の中央シート受け部31と、この中央シート受け部31
より前方下方に位置する左右両側シート受け部30を形
成した変形形状とすることにより、ライダ荷重を広く面
で受けることができる一方、左右両側のシート受け部3
0を可能な限り低位置に設定でき、その分、運転シート
のシート側面方向のクッション厚を大きくとることがで
きる。
【0019】なお、一実施例ではこの発明を不整地走行
用自動2輪車に適用した例を示したが、オフロード用だ
けでなくオンロード車にも適用でき、また、バギー車の
ような3輪や4輪の車両にも適用することができる。
【0020】
【発明の効果】以上に述べたようにこの発明に係る鞍乗
型車両のシート取付構造においては、運転シートのリア
ー側に位置するシートブラケットを左右のシートレール
間を跨ぐように凸状のブリッジで構成し、このリアシー
トブラケットの車幅方向両側のシート受け部を中央部の
シート受け部より低位置に設けたので、運転シートのリ
アー側に作用する荷重を広い面積で確実に受けることが
でき、かつリアシートブラケットで左右のシートレール
間を連結したので剛性アップが図れ、運転シートの変形
を防止できる。また、リアシートブラケットの車幅方向
両側のシート受け部を中央部のシート受け部より低くし
たので、運転シートはサイド側のクッション材の厚さを
大きくとることができ、乗心地を改善することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を不整地走行用自動2輪車に適用した
例を示す全体側面図。
【図2】図1に示す自動2輪車の車体フレームを示す側
面図。
【図3】図2に示した車体フレームの平面図。
【図4】この発明に係る鞍乗型車両のシート取付構造の
一実施例を示す断面図。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図。
【図6】図2のA矢視方向から見たリアシートブラケッ
トを示す図。
【図7】図2のB矢視方向から見たフロントシートブラ
ケットを示す図。
【図8】図2のC矢視方向から見たミドルシートブラケ
ットを示す図。
【図9】従来の鞍乗型車両のシート取付構造を示す図。
【符号の説明】
10 車体フレーム 11 ヘッドパイプ 12 メインチューブ 13 ダウンチューブ 15 ボディチューブ 16 シートレール 20 運転シート 21,22,23 シートブラケット 32,33,35,36,37 クッション材 34 シート底板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレームのボディフレーム後部から
    後上方に左右のシートレールを延設し、上記ボディフレ
    ームおよびシートレールに取付けられた複数のシートブ
    ラケット上にクッション材を介して運転シートを設けた
    鞍乗型車両のシート取付構造において、前記運転シート
    のリアー側に位置するシートブラケットを、左右のシー
    トレール間を跨ぐように凸状のブリッジで構成し、この
    リアシートブラケットは車幅方向両側のシート受け部を
    中央部のシート受け部より低位置に設けたことを特徴と
    する鞍乗型車両のシート取付構造。
JP24942591A 1991-09-27 1991-09-27 鞍乗型車両のシート取付構造 Pending JPH0585433A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2136002A1 (es) * 1995-09-27 1999-11-01 Honda Motor Co Ltd Estructura de soporte de asiento para motocicleta.
JP2013159268A (ja) * 2012-02-07 2013-08-19 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車

Cited By (2)

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ES2136002A1 (es) * 1995-09-27 1999-11-01 Honda Motor Co Ltd Estructura de soporte de asiento para motocicleta.
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