JPH0585381B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0585381B2
JPH0585381B2 JP60179201A JP17920185A JPH0585381B2 JP H0585381 B2 JPH0585381 B2 JP H0585381B2 JP 60179201 A JP60179201 A JP 60179201A JP 17920185 A JP17920185 A JP 17920185A JP H0585381 B2 JPH0585381 B2 JP H0585381B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
negative acceleration
vehicle
automatic transmission
clutch
depression angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60179201A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6239335A (ja
Inventor
Koji Araya
Kazunori Ito
Shingo Yamada
Kyoshi Kitagawa
Seiichi Hatake
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK, Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP60179201A priority Critical patent/JPS6239335A/ja
Priority to US07/019,596 priority patent/US4768636A/en
Priority to EP86904407A priority patent/EP0231393B1/en
Priority to DE8686904407T priority patent/DE3674768D1/de
Priority to PCT/JP1986/000395 priority patent/WO1987000489A1/ja
Publication of JPS6239335A publication Critical patent/JPS6239335A/ja
Publication of JPH0585381B2 publication Critical patent/JPH0585381B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は自動変速機を備えた車両のスイツチ
バツク走行におけるクラツチ制御方法に関するも
のである。
(従来技術) 近年、自動変速機を備えた車両が種々提案され
ている。そして、これら自動変速機を備えた車両
は従来の手動変速機の車両と同様な各種の走行が
行なえることが要求される。
(発明が解決しようとする問題点) そして、各種走行のうちスイツチバツク走行の
場合、手動変速機の車両では手動変速機が進行方
向とは逆方向に切換えられた後における減速のた
めの進行方向のエネルギー吸収はクラツチ操作に
よつて行なわれ、それは運転者の勘に頼つてい
た。そして、その善し悪しはもつぱら運転者の技
量によつて左右されていた。
この発明の第1の目的は自動変速機を備えた車
両において上記手動変速機の車両と同様にスイツ
チバツク走行を可能にし、かつ運転者の技量に関
係なく滑らかに減速することができる自動変速機
を備えた車両のスイツチバツク走行におけるクラ
ツチ制御方法を提供するにある。
さらに、この発明の第2の目的は前記第1の目
的に加えて車両の負荷に応じてその減速度合をさ
らに細かく制御することによつてより最適なスイ
ツチバツク走行を行なうことができる自動変速機
を備えた車両のスイツチバツク走行におけるクラ
ツチ制御方法を提供するにある。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 第1の発明は上記第1の目的を達成するため
に、走行している状態で前後進操作レバーを操作
してその時の走行方向と一致するデイレクシヨン
ポイントから逆の走行方向のデイレクシヨンポイ
ントに切換えてスイツチバツク走行を行なわせる
自動変速機を備えた車両の走行方法において、 アクセルペダルの踏み込み角に対する負の加速
度を予め設定し、自動変速機が前記操作に基づい
て進行方向とは逆方向に切換えられた時、その時
のアクセルペダルの踏み込み角に対する負の加速
度と車両のその時の実際の負の加速度を比較し、
実際の負の加速度が前記アクセルペダルの踏み込
み角に対する負の加速度となるように、クラツチ
の接続状態を制御するようにした自動変速機を備
えた車両のスイツチバツク走行におけるクラツチ
制御方法をその要旨とするものである。
第2の発明は上記第2の目的を達成するため
に、走行している状態で前後進操作レバーを操作
してその時の走行方向と一致するデイレクシヨン
ポイントから逆の走行方向のデイレクシヨンポイ
ントに切換えてスイツチバツク走行を行なわせる
自動変速機を備えた車両の走行方法において、 車両の負荷に応じて異なるアクセルペダルの操
作量に対する負の加速度を予め複数個設定し、自
動変速機が前記操作に基づいて進行方向とは逆方
向に切換えられた時、その時の負荷状態における
アクセルペダルの踏み込み角に対する負の加速度
と車両のその時の実際の負の加速度を比較し、実
際の負の加速度が前記負荷状態におけるアクセル
ペダルの踏み込み角に対する負の加速度となるよ
うに、クラツチの接続状態を制御するようにした
自動変速機を備えた車両のスイツチバツク走行に
おけるクラツチ制御方法をその要旨とするもので
ある。
(作用) 第1の発明において、スイツチバツク走行のた
めに自動変速機のギアが進行方向とは逆方向に切
換えられた時、車両は減速される。この減速は予
め設定されたアクセルペダルの踏み込み角に対す
る負の加速度と車両のその時の実際の負の加速度
とが比較され、その比較に基づいて実際の負の加
速度が前記アクセルペダルの踏み込み角に対する
負の加速度となるようにクラツチの接続状態を調
整することによつて制御される。
第2の発明は前記第1の発明の作用に加えて車
両の負荷に応じてさらにその減速度合が細かく制
御される。
(実施例) 以下、この発明をフオークリフトに具体化した
一実施例を図面に従つて説明する。
第1図はフオークリフトの駆動系の機構を示
し、エンジン1の出力は乾式単板クラツチ2を介
して自動変速機3に伝達され、その自動変速機3
は差動歯車機構4を介して走行用駆動輪5を所定
の変速比でもつて前後進駆動させる。又、エンジ
ン1はフオークを昇降動作させるためのリフトシ
リンダ及びマストを傾動させるためのチルトシリ
ンダに作動油を供給する油圧ポンプの駆動源とし
ても使用されている。
前記エンジン1の出力を入り切りさせる乾式単
板クラツチ2はクラツチ制御用アクチユエータ6
の駆動に基づいて伸縮するロツド6aのストロー
ク量に相対して同クラツチ2の接続状態が調整さ
れる。一方、前記自動変速機3はシフト切換用ア
クチユエータ7の駆動にて1速(低速)と2速
(高速)とに変速することができ、前後進切換用
アクチユエータ8の駆動にて前進走行、ニユウト
ラル(中立)及び後進走行とに切換えることがで
きる。
次に、前記各アクチユエータ6〜8を駆動制御
するための電気回路を第2図に従つて説明する。
車速センサ11は第1図に示すように自動変速
機3の出力軸の回転速度を検出し、その検出信号
を入出力インタフエース12に出力する。エンジ
ン回転数センサ13は第1図に示すようにエンジ
ン1の出力軸の回転数を検出し、その検出信号を
前記インターフエイス12に出力する。
ストローク検出センサ14はポテンシヨメータ
よりなり、前記クラツチ制御用アクチユエータ6
のロツド6aのストローク量を検出し、その検出
信号はA/D変換器15にてデジタル信号に変換
されて前記インターフエイス12に出力される。
ペダル操作量検出センサ16はポテンシヨメータ
よりなり、運転席に設けられたアクセルペダル1
7の踏み込み角xを検出し、その検出信号は
A/D変換器18にてデジタル信号に変換されて
前記インターフエイス12に出力される。
前後進検出センサ19は同じく運転席に設けた
前後進操作レバー20の切換状態(前進、ニユウ
トラル、後進)、すなわち、デイレクシヨンポイ
ントを検知し、その検出信号を前記インターフエ
イス12に出力する。負荷検出センサ21は圧力
センサよりなり、リフトシリンダ22内の作動油
の油圧力を検出、すなわち、フオーク23にかか
る積荷24の重量を検出し、その検出信号はA/
D変換器25にてデジタル信号に変換されて前記
インターフエイス12に出力される。
マイクロコンピユータ31は中央処理装置(以
下、CPUという)32、制御プログラムを記憶
した読み出し専用メモリ(ROM)よりなるプロ
グラムメモリ33、及び、演算処理結果等を一時
記憶する読み出し及び書き替え可能なメモリ
(RAM)よりなる作業用メモリ34からなり、
CPU32はプログラムメモリ33に記憶された
プログラムデータに基づいて動作する。
CPU32は前記インターフエイス12を介し
て前記各センサ、スイツチ等からの検出信号を入
力する。そして、CPU32は車速センサ11か
らの検出信号に基づいて逐次その時のフオークリ
フトの走行速度Vxと加速度Axを演算するととも
に、前記エンジン回転数センサ13からの検出信
号に基づいてその時のエンジン回転数を演算し、
その演算結果を前記作業用メモリ34に記憶す
る。同様に、CPU32はストローク検出センサ
14からの検出信号に基づいてその時のクラツチ
制御用アクチユエータ6のロツド6aのストロー
ク量、すなわち、クラツチ2の接続状態を演算す
るとともに、ペダル操作量検出センサ16からの
検出信号に基づいてその時のアクセルペダル17
の踏み込み角xを演算し、作業用メモリ34に
記憶するようになつている。
さらに、CPU31は前記前後進検出センサ1
9からの検出信号に基づいてその時の前後進操作
レバー20のデイレクシヨンポイントを判断する
とともに、前記負荷検出センサ21からの検出信
号に基づいてその時の負荷Gx、すなわち、積荷
の重量を演算し、その演算結果を作業用メモリ3
4に記憶する。
なお、CPU32のこれら検出信号に対する各
演算及び判断は予めプログラムメモリ33に記憶
されたデータに基づいて演算処理される。
又、CPU32は予め定められたプログラムデ
ータに基づいてインターフエイス12及び各アク
チユエータ駆動回路35,36,37を介してそ
れぞれ前記クラツチ制御用、シフト切換用及び前
後進切換用アクチユエータ6〜8を駆動制御する
ようになつている。さらに、CPU32は予め定
められたプログラムデータに基づいてインターフ
エイス12及びモータ駆動回路38を介してステ
ツピングモータ39を駆動制御する。同モータ3
9はエンジン1のスロツトルバルブに駆動連結さ
れていて、同モータ39の回動量に基づいてその
スロツトルバルブ開度を制御するようになつてい
る。
CPU32は走行時において前後進操作レバー
20がニユウトラルに切換わつたと判断した時、
走行判別処理動作、すなわち、運転者が行なつた
前後進操作レバー20のニユウトラル操作がスイ
ツチバツク走行、惰性シフト走行、惰性走行を行
なうための操作かどうかを判断する処理動作を実
行するようになつている。
そして、CPU32はその判断結果に基づいて
スイツチバツク走行、惰性シフト走行、又は、惰
性走行のための走行を行なうために予め定めたプ
ログラムに従つて前記クラツチ制御用、シフト切
換用及び前後進切換用アクチユエータ6〜8を駆
動制御するようになつている。
又、CPU32は後記するスイツチバツク走行
時であつて自動変速機3が走行方向と反対に切換
えられた状態において、第3図に示すようにその
時の負荷Gx、すなわち、積荷24の重量に応じ
てその時のアクセルペダル17の踏み込み角x
に対する負の加速度Anを予め決定するようにな
つていて、フオークリフトをその負の加速度An
となるように制御する。
なお、この踏み込み角xに対する負の加速度
Anは予め前記プログラムメモリ33に記憶され
たデータに基づいて演算されるようになつてい
る。
そして、この負の加速度制御はCPU32が後
記する乾式単板クラツチ2の接続状態を制御、す
なわち、クラツチ制御用アクチユエータ6のロツ
ド6aの伸縮量を制御することによつて行なわれ
る。
次に、上記のように構成された電気ブロツク回
路の動作を第4図〜第6図に示すフローチヤート
に従つて説明する。
今、フオークリフトが所定の走行速度で前進走
行している状態で運転者が前後進操作レバー20
を前進からニユウトラルに切換えると、CPU3
2は前後進検出センサ19からの検出信号に基づ
いてデイレクシヨンポイントがニユウトラルに切
換わつたことを判断し(ステツプ1)、インター
フエイス12及びアクチユエータ駆動回路35を
介してクラツチ制御用アクチユエータ6を駆動制
御して乾式単板クラツチ2を最高速度で切る(ス
テツプ2)。これと同時にCPU32は同CPU32
に内蔵されたタイマを作動させ予め定めた時間
(以下、設定時間tといい、本実施例では1秒間)
中に前後進操作レバー20がニユウトラル以外の
デイレクシヨンポイントに切換わつたかどうかを
判断する(ステツプ3,4)。
そして、設定時間tが経過しても前後進操作レ
バー20が操作されずデイレクシヨンポイントが
変わらなかつた時にはCPU32はフオークリフ
トを惰行走行させるべく惰行走行制御処理動作を
実行する(ステツプ5)。すなわち、CPU32は
タイムアツプに応答して惰行走行と判断して前後
進切換用アクチユエータ8を駆動制御して自動変
速機3のギアを前進からニユウトラルに切換えた
後、前記切れている乾式単板クラツチ2を接続す
る。従つて、フオークリフトはこの状態で惰行走
行を行なうことになる。
一方、前記設定時間t内において再び操作レバ
ー20を前進に切換えた時にはCPU32は惰行
シフトと判断して(ステツプ6)、フオークリフ
トを再び前進走行させるべく惰行シフト制御処理
動作を実行する(ステツプ7)。CPU32はデイ
レクシヨンポイントが再び前進に切換わつたこと
に応答して単に乾式単板クラツチ2を接続する。
従つて、フオークリフトは再び前進走行を続行す
ることになる。
又、前記設定時間t内において操作レバー20
が後進に切換わつた時にはCPU32はスイツチ
バツクと判断して(ステツプ6)、フオークリフ
トをスイツチバツク走行させるべくスイツチバツ
ク制御処理動作を実行する(ステツプ8)。
CPU32はデイレクシヨンポイントがニユウ
トラルから後進に切換わつたことに応答してステ
ツピングモータ39を駆動制御してスロツトルバ
ルブを完全に閉じる(ステツプ9)。これと同時
にCPU32はクラツチ制御用アクチユエータ6
を動作させて乾式単板クラツチ2を接続してフオ
ークリフトの速度Vxがプログラムメモリ33に
予め記憶されている第1の基準速度V1(本実施例
では自動変速機3を2速から1速に切換え可能と
なる速度)になるまでエンジンブレーキをかけて
フオークリフトを減速させる(ステツブ10,11)。
この時、CPU32は車速センサ11からの検出
信号に基づいて演算されたその時の速度Vxにて
第1の基準速度V1に減速されたかどうか逐次比
較判断している。
速度Vxが第1の基準速度V1以下になると、
CPU32は自動変速機3が2速の状態にあるか
1速の状態にあるか判断する(ステツプ12)。そ
して、自動変速機3が1速の状態にある場合には
CPU32は後記する速度Vxがプログラムメモリ
33に予め記憶された第2の基準速度V2(本実施
例では自動変速機3を前進から後進に切換え可能
となる速度)以下に減速されているかどうかの判
断に移る(ステツプ17)。
一方、自動変速機3が2速の時にはCPU32
はクラツチ制御用アクチユエータ6を駆動制御し
て一旦乾式単板クラツチ2を切つた後(ステツプ
13)、アクチユエータ駆動回路36を介してシフ
ト切換用アクチユエータ7を駆動制御して自動変
速機3を2速から1速にギアを切換える(ステツ
プ14)。そして、自動変速機3が1速に切換わる
と、CPU32は再び前記クラツチ制御用アクチ
ユエータ6を駆動制御して乾式単板クラツチ2を
接続して(ステツプ15)、フオークリフトの速度
Vxが予め定めた第2の基準速度V2になるまでエ
ンジンブレーキをかけてフオークリフトを減速さ
せる(ステツプ16,17)。
速度Vxが第2の基準速度V2以下になると、
CPU32は前記と同様に乾式単板クラツチ2を
切つた後(ステツプ18)、アクチユエータ駆動回
路37を介して前後進切換用アクチユエータ8を
駆動制御して自動変速機3を前進から後進にギア
を切換える(ステツプ19)。これと同時にCPU3
2は今まで完全に閉じていたスロツトルバルブを
アクセルペダル17の踏み込み角xに相対した
開度に制御すべくステツピングモータ39を駆動
制御するするとともに、進行方向を反転させるた
めの制御を行なう(ステツプ20)。
自動変速機3が前進から後進にギアを切換えら
れると(ステツプ19)、フオークリフトをさらに
減速し停止させた後直ちに後進走行させるべく、
CPU32はその時のアクセルペダル17の踏み
込み角xをペダル操作量検出センサ16にて演
算するとともに負荷検出センサ21からの検出信
号に基づいてその時の負荷Gxを演算する(ステ
ツプ21,22)。
CPU32はその時の負荷Gxにおける第3図に
示す踏み込み角xに対する負の加速度Anを算
出のためのデータをプログラムメモリ33から選
択する。そして、踏み込み角xに対する負の加
速度算出のためのデータが選択されると、CPU
32はその選択されたデータに基づいて前記演算
した踏み込み角xに対する負の加速度Anを演
算する(ステツプ23)。
一方、CPU32は前記車速検出センサ11か
らの検出信号を微分処理してその時のフオークリ
フトの負の加速度Axを算出する(ステツプ24〜
26)。そして、この実際の負の加速度Axが前記求
めた負の加速度Anとなるように、クラツチ制御
用アクチユエータ6を作動させて乾式単板クラツ
チ2の接続状態を制御する(ステツプ27〜30)。
すなわち、実際の負の加速度Axのほうが演算で
求めた負の加速度Anより大きい時にはクラツチ
2を切る方向に(ステツプ30)、反対に実際の負
の加速度Axのほうが演算で求めた負の加速度An
より小さい時にはクラツチ2を接続する方向にそ
の半クラツチ接続状態を制御して求めた負の加速
度Anとなるように制御する(ステツプ28)。
又、実際の負の加速度Axが演算で求めた負の
加速度Anと一致した場合にはCPU32はその時
の半クラツチ状態を維持すべくクラツチ2の接続
状態を制御する(ステツプ29)。
従つて、この時の減速はアクセルペダル17の
踏み込み角xに応じて負の加速度Anを適宜変
更することができることなる。
そして、フオークリフトはこの負の加速度An
に従つて減速し、反転して後進走行を移りスイツ
チバツク走行が完了する。
なお、この場合、前進から後進について説明し
たが、後進から前進へのスイツチバツク走行も同
様な処理動作によつて行なわれる。
このように本実施例ではアクセルペダル17の
踏み込み角xに応じて負の加速度Anを適宜変
更することができるので、運転者の好みに応じて
スイツチバツク走行の反転速度を速くすることが
できる。しかも、アクセルペダル17の踏み込み
角xに対する負の加速度Anをそれぞれフオー
クリフトの負荷Gxに応じて、すなわち、負荷Gx
が大きいほど踏み込み角xに対する負の加速度
Anが小さくなるようにしたので、運転者の技量
及び積荷の有無にかかわらず常に理想的な滑らか
な減速が可能となるとともに、減速時に重量バラ
ンスを失つて横転するとつた虞はない。
又、本実施例ではスイツチバツク走行におい
て、自動変速機3を前進から後進に切換える前に
予め定めた基準速度V1,V2になるまでエンジン
ブレーキをかけて減速するようにしたので、スツ
チバツク走行のために自動変速機3を2速から1
速及び前進から後進への切換えのための同期が自
動的にとれ無理なく切換えができ、自動変速機3
を損傷させることがないとともに、運転者の技量
に関係なくスムーズにスイツチバツク走行のため
の変速機の切換えが行なえる。
さらに、本実施例では走行時に前後進操作レバ
ー20がニユウトラルに切換わつた時、そのニユ
ウトラルに応答して直ちに自動変速機3を切換え
ることはせずに予め定めた設定時間tの間に行な
われる次の前後進操作レバー20の操作の有無に
基づいて運転者が今から行なおうとする走行(惰
性走行、惰性シフト走行及びスイツチバツク走
行)を判断するようににしたので、クラツチ切換
駆動手段及び自動変速機のシフト切換駆動手段の
無駄な動作をなくし操作性を向上させることがで
きるとともに、これら駆動手段の負担の軽減及び
耐久性の向上を図ることができる。
なお、この発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、前記設定時間tを運転に支障をきたさ
ない範囲で適宜変更したり、又、前記第1及び第
2の基準速度V1,V2を適宜変更して実施してな
るフオークリフトに応用したり、又、第1及び第
2の基準速度V1,V2を同じ値にして実施してな
るフオークリフトに応用してもよい。
さらに、スイツチバツク制御における前進から
後進に切換える前の減速制御において、その時の
走行速度Vxが大きく第1の基準速度V1に減速す
るまでに時間を要する場合又はより速く減速した
い場合、CPU32がフオークリフトのデイスク
ブレーキを駆動制御して強制的に制動をかけるよ
うにしてもよい。この場合、予め定めた速度以上
の時、デイスクブレーキをかけ減速しその設定速
度以下になつた時デイスクブレーキを解除するこ
とになる。
さらに、前記実施例ではフオークリフトに応用
したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲でその他
車両に応用してもよいことは勿論である。
発明の効果 以上詳述したように、第1の発明によれば自動
変速機を備えた車両において手動変速機の車両と
同様なスイツチバツク走行を可能にし、かつ運転
者の技量に関係なく滑らかに減速することがで
き、第2の発明は第1の発明の効果に加えて車両
の負荷に応じてその減速度合をさらに細かく制御
することによつてより最適なスイツチバツク走行
を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化したフオークリフト
の駆動系の機構を示す機構図、第2図は同じくフ
オークリフトの電気ブロツク回路図、第3図は各
負荷におけるアクセルペダルの踏み込み角に対す
る負の加速度の関係を示す図、第4図〜第6図は
フオークリフトの作用を説明するためのフローチ
ヤート図である。 図中、1はエンジン、2は乾式単板クラツチ、
3は自動変速機、6はクラツチ制御用アクチユエ
ータ、7はシフト切換用アクチユエータ、8は前
後進切換用アクチユータ、11は車速センサ、1
4はストローク検出センサ、16はペダル操作量
検出センサ、17はアクセルペダル、19は前後
進検出センサ、20は前後進操作レバー、21は
負荷検出センサ、24は積荷、31はマイクロコ
ンピユータ、32は中央処理装置(CPU)、33
はプログラムメモリ、34は作業用メモリであ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 走行している状態で前後進操作レバーを操作
    してその時の走行方向と一致するデイレクシヨン
    ポイントから逆の走行方向のデイレクシヨンポイ
    ントに切換えてスイツチバツク走行を行なわせる
    自動変速機を備えた車両の走行方法において、 アクセルペダルの踏み込み角に対する負の加速
    度を予め設定し、自動変速機が前記操作に基づい
    て進行方向とは逆方向に切換えられた時、その時
    のアクセルペダルの踏み込み角に対する負の加速
    度と車両のその時の実際の負の加速度を比較し、
    実際の負の加速度が前記アクセルペダルの踏み込
    み角に対する負の加速度となるように、クラツチ
    の接続状態を制御するようにした自動変速機を備
    えた車両のスイツチバツク走行におけるクラツチ
    制御方法。 2 走行している状態で前後進操作レバーを操作
    してその時の走行方向と一致するデイレクシヨン
    ポイントから逆の走行方向のデイレクシヨンポイ
    ントに切換えてスイツチバツク走行を行なわせる
    自動変速機を備えた車両の走行方法において、 車両の負荷に応じて異なるアクセルペダルの操
    作量に対する負の加速度を予め複数個設定し、自
    動変速機が前記操作に基づいて進行方向とは逆方
    向に切換えられた時、その時の負荷状態における
    アクセルペダルの踏み込み角に対する負の加速度
    と車両のその時の実際の負の加速度を比較し、実
    際の負の加速度が前記負荷状態におけるアクセル
    ペダルの踏み込み角に対する負の加速度となるよ
    うに、クラツチの接続状態を制御するようにした
    自動変速機を備えた車両のスイツチバツク走行に
    おけるクラツチ制御方法。
JP60179201A 1985-07-26 1985-08-14 自動変速機を備えた車両のスイツチバツク走行におけるクラツチ制御方法 Granted JPS6239335A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60179201A JPS6239335A (ja) 1985-08-14 1985-08-14 自動変速機を備えた車両のスイツチバツク走行におけるクラツチ制御方法
US07/019,596 US4768636A (en) 1985-07-26 1986-07-26 Forward/reverse drive controller for controlling a rapid forward/reverse shifting of the driving mode of a vehicle equipped with an automatic transmission
EP86904407A EP0231393B1 (en) 1985-07-26 1986-07-26 Operation controller for quickly controlling change of forward or backward direction of vehicle equipped with automatic transmission
DE8686904407T DE3674768D1 (de) 1985-07-26 1986-07-26 Umsteuervorrichtung zum schnellen umschalten von vorwaerts- oder rueckwaertsgang bei mit automatischem getriebe ausgestattetem fahrzeug.
PCT/JP1986/000395 WO1987000489A1 (fr) 1985-07-26 1986-07-26 Organe de commande de fonctionnement permettant la commande rapide du changement du sens de marche avant ou arriere d'un vehicule pourvu d'une transmission automatique

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60179201A JPS6239335A (ja) 1985-08-14 1985-08-14 自動変速機を備えた車両のスイツチバツク走行におけるクラツチ制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6239335A JPS6239335A (ja) 1987-02-20
JPH0585381B2 true JPH0585381B2 (ja) 1993-12-07

Family

ID=16061692

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60179201A Granted JPS6239335A (ja) 1985-07-26 1985-08-14 自動変速機を備えた車両のスイツチバツク走行におけるクラツチ制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6239335A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0659800B2 (ja) * 1987-12-11 1994-08-10 株式会社クボタ 作業車の走行用油圧クラッチ装置
JP6194290B2 (ja) * 2014-08-08 2017-09-06 本田技研工業株式会社 車両用制動システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6239335A (ja) 1987-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4768636A (en) Forward/reverse drive controller for controlling a rapid forward/reverse shifting of the driving mode of a vehicle equipped with an automatic transmission
US5020645A (en) Vehicle clutch control system
JPH0530653B2 (ja)
JPH0585381B2 (ja)
JPH0585380B2 (ja)
JPS6239333A (ja) 自動変速機を備えた車両の走行判別方法
JP4524819B2 (ja) 産業車両のクリープ走行制御装置
JPH10184875A (ja) 無段変速機の変速制御装置
JPH0432252B2 (ja)
JPS6239332A (ja) 自動変速機を備えた車両のスイツチバツク走行におけるクラツチ制御方法
JPH02159422A (ja) 自動変速機のクラッチ制御装置
JPS6127346A (ja) 自動変速機付き産業車両におけるインチング制御装置
JPH0569016B2 (ja)
JPH03128730A (ja) クラッチ式自動変速機を備えた車両のスイッチバック走行の走行制御方法
JPH0392623A (ja) 荷役車両の車速制御装置
JPH0444440Y2 (ja)
JPH0550439B2 (ja)
JPH0295936A (ja) 自動変速機付き産業車両におけるスイッチバック走行制御装置
JP2001113989A (ja) 産業車両の荷役及び走行制御装置
JPS61105236A (ja) 乾式単板クラツチ付き自動変速機を備えた産業車両におけるインチング制御装置
JPH07121662B2 (ja) 産業車両における走行制御方法
JPH02220934A (ja) 荷役車両の走行速度制御装置
JP2646702B2 (ja) 産業車両のクラッチ制御装置
JPH0297757A (ja) 産業車両における自動変速機制御装置
JPH0437292B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term