JPH0585365U - 工具付鋏 - Google Patents

工具付鋏

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JPH0585365U
JPH0585365U JP2486992U JP2486992U JPH0585365U JP H0585365 U JPH0585365 U JP H0585365U JP 2486992 U JP2486992 U JP 2486992U JP 2486992 U JP2486992 U JP 2486992U JP H0585365 U JPH0585365 U JP H0585365U
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JP
Japan
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tool
scissors
cover
handle portion
handle
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JP2486992U
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JP2583040Y2 (ja
Inventor
勝昭 山本
博之 大野
Original Assignee
川嶋工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 把手部に工具が備えてあり非常に便利である
ばかりでなく、鋏として使用する際等には工具が危険な
ものとなるのを防止でき、しかも工具として使用する際
には何等支障なく使用できる工具付鋏を簡単な構造によ
り提供すること。 【構成】 把手部10に突出する工具20を備えた工具
付鋏100において、工具20の不使用時に当該工具2
0を包囲し、工具20の使用時に当該工具20を露出さ
せるカバー30を当該工具20の近傍に位置する前記把
手部10に設けたこと。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は鋏に関し、詳しくは、把手部から外方に突出する工具を備えた工具付 鋏の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、把手部から外方に突出する缶切り、栓抜き等の工具を備えた工具付 鋏がある。この様な工具付鋏は、鋏としての機能を有するばかりでなく把手部に 備えた工具の種類に応じた機能をも有しており非常に便利なものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来の工具付鋏にあっては、その工具が把手から突出して露出した ままとなっており、例えば鋏として使用する際に工具を切断する物品、使用者の 衣服等に引っかけたり、或はこの工具付鋏を手渡す際に工具に指等を引っかけた りして非常に危険であったのである。
【0004】 一方、カバーを工具に対して着脱自在に設けた工具付鋏もあるが、この様な工 具付鋏にあっては、工具を使用する際に外したカバーが紛失してしまう、或は鋏 として使用時に工具のカバーが衣服等に引っかかる等して外れて紛失してしまう 等の問題があったのである。
【0005】 本考案はこの様な課題を解決するためになされたものであり、その目的とする ところは、把手部に工具が備えてあり非常に便利であるばかりでなく、鋏として 使用する際等には工具が危険なものとなるのを防止でき、しかも工具として使用 する際には何等支障なく使用できる工具付鋏を簡単な構造により提供することで ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 以上の課題を解決するために本考案の採った手段を、図面に使用する符号を付 して説明すると、 「把手部10に突出する工具20を備えた工具付鋏100において、工具20 の不使用時に当該工具20を包囲し、工具20の使用時に当該工具20を露出さ せるカバー30を当該工具20の近傍に位置する把手部10に設けたことを特徴 とする工具付鋏100」 である。
【0007】 なお、カバー30としては工具20全体を包囲するものでなくてもよく、安全 を十分に確保できれば工具20の一部を包囲するものであってもよい。また、把 手部10に突出する工具を複数備えた工具付鋏100の場合には、必ずしもその 工具全てにカバー30を設ける必要はなく、危険性の低い工具20についてはカ バー30を設けることを省略してもよい。つまり、例えば図1に示すように、第 四工具24については、把手部10の内側面12に位置し危険性が低いため、カ バー30を設けることを省略してもよいのである。
【0008】
【考案の作用】
この様に構成された本考案の工具付鋏100は、次のように作用する。
【0009】 まず、本考案の工具付鋏100は、缶切り、栓抜き等の工具20を備えている ため、鋏としての機能の他に工具20の種類に応じた機能をも有しており、非常 に便利なものとなっている。
【0010】 ここで、把手部10から外方に突出する工具20であって、鋏として使用する 際等に危険な工具20には、その工具20を包囲するカバー30が設けてあるた め、工具20に対する安全が確保されたものとなる。
【0011】 さらに、工具20を包囲するカバー30は把手部10に設けられているため、 従来の工具に着脱自在のカバーの如く工具として使用する際にカバーが紛失した り、鋏として使用時に工具から外れて紛失してしまうことはなくなる。
【0012】
【実施例】
次に、本考案の工具付鋏100の実施例を図面に従って詳細に説明する。
【0013】 ・実施例1 図1に示した工具付鋏100は、把手部10に第一工具21、第二工具22、 第三工具23及び第四工具24を備えている。
【0014】 まず、第一工具21及び第二工具22は、把手部10の外側面11から突出し た工具20であり、缶の開口に嵌合された缶蓋等をこじ開ける工具20である。 また、図1及び図2に示すように、これらの工具20の近傍に位置する把手部1 0には、工具20の外周全周を包囲するカバー30が設けてある。ここで、把手 部10とカバー30とは、EVA樹脂等の柔軟な合成樹脂、或はゴム等の弾性を 有する材料により一体的に形成されており、工具20を使用する際には、図3に 示すようにカバー30を湾曲させるのである。そして、工具20を使用しない場 合には、カバー30はその弾性により工具20を包囲するように復元し、安全を 確保するのである。
【0015】 なお、本実施例のカバー30においては、工具20の先端部を包囲する部分を 厚くしてあり、工具20の先端部分を確実に保護してより安全性を高めるように してある。
【0016】 また、本実施例の如く把手部10とカバー30とを一体的に形成したものに限 ることはなく、把手部10とは別体に形成したカバー30を接着剤、溶融等によ り把手部10に一体化してもよい。
【0017】 次に、第三工具23は、左右の把手部10に一対に設けられており、銀杏等を 割る工具である。この第三工具23は、把手部10の内側面12に設けてあり、 しかも把手部10から突出していないため、鋏として使用する際等には何等危険 性がないものである。
【0018】 そして、第四工具24は、左右の把手部10と鋏の刃元部40とで構成された 栓抜きである。この第四工具24においては、把手部10から突出しているので はあるが把手部10の内側面12に設けられているため、鋏として使用する際等 に危険性が極めて少ないのでカバー30を設けることは省略してある。
【0019】 図4には、工具20として缶切り及び栓抜きを採用した例が示してある。なお 、工具20としては、前述した缶蓋開け、缶切り、栓抜きに限らず、例えば、ワ インのコルク抜き、ドライバー、ナイフ等どの様な工具20であってもよい。
【0020】 ・実施例2 図5には、カバー30の形状の別の例が示してある。
【0021】 この工具付鋏100においては、工具20を包囲するカバー30が略L字形状 となっている。つまり、カバー30は、工具20の先端部分と工具20の片方の 側面とを包囲して安全を確保しているのである。そして、前述した実施例1と同 様に、カバーはゴム等の弾性を有する材料により形成されており、工具を使用す る際にはカバー30を湾曲させるのである。 ・実施例3 図6及び図7には、カバー30の形状のさらに別の例が示してある。
【0022】 この工具付鋏100においては、カバー30が工具20の先端部と片側一面と を包囲することで安全が確保されている。そして、実施例1及び実施例2と同様 にカバー30は弾性を有する材料により形成されている。
【0023】 ・実施例4 図8には、工具20を包囲するカバー30の別の例が示してある。
【0024】 この工具付鋏100においては、把手部10に工具20を包囲するカバー30 が設けられているのであるが、このカバー30は工具20に対して回動可能に設 けてあり、工具20を使用しない場合には、工具20の片側或は両面を包囲して 安全を確保し、工具20を使用する際には、カバー30を工具20に対して回動 させて工具20を露出させるのである。
【0025】 この様なカバー30の場合には、カバー30を湾曲させる必要はないため、弾 性を有する材料により形成する必要はないのである。
【0026】 ・実施例5 図9及び図10には、工具20を包囲するカバー30のさらに別の例が示して ある。
【0027】 この工具付鋏100においては、カバー30を工具20に対して摺動可能に設 けてあり、工具20を使用しない場合には、工具20の片面を包囲して安全を確 保し、工具20を使用する際には、工具20に対して摺動させて工具20を露出 させるのである。ここで、把手部10にはカバー30を収納する収納部11が設 けてあり、工具20を使用する際にカバー30はこの収納部11内に収納され、 工具20使用時にカバー30が使用の邪魔になることがないようにしてある。
【0028】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案の工具付鋏は、把手部から突出する危険な 工具を把手部に設けたカバーにより包囲して安全を確保するものである。そして 、工具を使用する際にはこのカバーが邪魔になることはないのである。
【0029】 従って、本考案によれば、把手部に工具が備えてあり非常に便利であるばかり でなく、鋏として使用する際等には工具が危険なものとなるのを防止でき、しか も工具として使用する際には何等支障なく使用できる工具付鋏を簡単な構造によ り提供することができるのである。また、カバーは把手部に設けられているため に紛失することがなく、常に工具を保護することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の工具付鋏の一実施例を示す平面図であ
る。
【図2】図1におけるA−A断面図である。
【図3】図1に示した工具付鋏の使用状態を示す断面部
分側面図である。
【図4】工具の別の例を示す部分平面図である。
【図5】カバーの形状の別の例を示す部分平面図であ
る。
【図6】カバーの形状のさらに別の例を示す部分平面図
である。
【図7】図6におけるB−B断面図である。
【図8】カバーの別の例を示す部分平面図である。
【図9】カバーのさらに別の例を示す部分平面図であ
る。
【図10】図9におけるC−C断面図である。
【符号の説明】
10 把手部 11 外側面 12 内側面 13 収納部 20 工具 21 第一工具 22 第二工具 23 第三工具 24 第四工具 30 カバー 40 刃元部 100 工具付鋏

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把手部に突出する工具を備えた工具付鋏
    において、 前記工具の不使用時に当該工具を包囲し、工具の使用時
    に当該工具を露出させるカバーを当該工具の近傍に位置
    する前記把手部に設けたことを特徴とする工具付鋏。
JP1992024869U 1992-04-18 1992-04-18 工具付鋏 Expired - Lifetime JP2583040Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992024869U JP2583040Y2 (ja) 1992-04-18 1992-04-18 工具付鋏

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JP1992024869U JP2583040Y2 (ja) 1992-04-18 1992-04-18 工具付鋏

Publications (2)

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JPH0585365U true JPH0585365U (ja) 1993-11-19
JP2583040Y2 JP2583040Y2 (ja) 1998-10-15

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ID=12150218

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6083583U (ja) * 1983-11-16 1985-06-10 株式会社長谷川刃物製作所 有底収納部を設けた横止式収納具
JPS6164874U (ja) * 1984-10-04 1986-05-02
JPH0179470U (ja) * 1987-11-18 1989-05-29
JPH01121569U (ja) * 1988-02-12 1989-08-17

Patent Citations (4)

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JPH01121569U (ja) * 1988-02-12 1989-08-17

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