JP3069554U - 折刃収納容器 - Google Patents

折刃収納容器

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JP3069554U
JP3069554U JP1999010085U JP1008599U JP3069554U JP 3069554 U JP3069554 U JP 3069554U JP 1999010085 U JP1999010085 U JP 1999010085U JP 1008599 U JP1008599 U JP 1008599U JP 3069554 U JP3069554 U JP 3069554U
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JP
Japan
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lid
storage container
opening
cutter blade
folding blade
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Expired - Lifetime
Application number
JP1999010085U
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English (en)
Inventor
武 井上
Original Assignee
有限会社井上商会
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Abstract

(57)【要約】 【課題】切断作業において手を滑らせて怪我をしたり、
切断されたカッター刃が周辺に飛散する等の心配を防止
する折刃収容容器を提供する。 【解決手段】少なくとも一方に開口部を有する容器本体
と、該開口部を閉塞する蓋体とを有するカッター刃の折
刃収納容器であって、前記蓋体へ略V字状に凹設させた
ガイド溝を形成し、該ガイド溝の底部へカッター刃を挿
入できるスリットを貫設させ、開口部を囲む容器の側壁
の内、長手方向の両端の何れか一つを切欠いて前記蓋体
を側方向から挿入係止可能とすると共に、該蓋体へカッ
ター刃を挿入できるスリットを貫設させる。蓋体の外側
壁と容器の開口部の内側壁とは凹凸嵌合し、蓋体の端部
には摘部が設けられる。 【課題】切断作業において手を滑らせて怪我をしたり、
切断されたカッター刃が周辺に飛散する等の心配を防止
する折刃収容容器を提供する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術】
本考案は、一定の間隔で折溝の付いた汎用カッターの刃を安全且つ簡単に切断 収容できるカッター刃の折刃収納容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、汎用のカッター刃は、一定間隔に折溝が設けられていて、使用して いる刃が刃毀れを起こした場合には、折溝で切断することで、新規な切れ味の刃 とすることが知られている。この一連の作業は、通常、カッターホルダに付属し ている別体で小型のカッター刃の切断具を一旦取り外し、この切断具に設けられ た細長の溝内に刃の先端を挿入させ、溝を形成している壁面の端部にカッター刃 の折溝を宛がって切断するのが一般的であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記の従来の方法では、カッター刃の切断具が小型であるために手 を滑らせて怪我をする等の心配があり、また、折れた刃は、作業後に溝内で保持 して残存させ、これを手で廃棄するため、同様に怪我をしたり、また、溝内に残 存せずにカッター刃が周辺に飛散する等の心配があった。
【0004】 また、カッター刃の折溝は、カッターの通常の使用時に不用意に折れる心配が ないよう、ある程度の剛性を保つ必要があることから浅溝に形成されており、こ のため、上記の作業においては、この折溝でうまく切断できずに何回もカッター の刃を切断しなければならない等の問題もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案は、前記の課題を解消すべく、少なくとも一方に開口部を有す る容器本体と、この開口部を閉塞する蓋体とを有するカッター刃の折刃収納容器 を提供したものである。
【0006】 第1の解決手段は、蓋体へ略V字状に凹設させたガイド溝を形成し、該ガイド 溝の底部へカッター刃を挿入できるスリットを貫設させたことである。これによ り、切断する刃は、略V字状に凹設させたガイド溝により安定してスリット内に 挿入できると共に、切断した刃は折刃収納容器本体の収納部内に収納されること になるために、安全且つ簡単にカッター刃の切断を行うことが出来る。また、こ の蓋体を容器の側方向から挿入係止させる構造としたため、切断作業で力のかか る
【0007】 第2の解決手段は、前記開口部を囲む容器の側壁の内、長手方向の両端の何れ か一つを切欠いて前記蓋体を側方向から挿入係止可能とすると共に、該蓋体へカ ッター刃を挿入できるスリットを貫設させたことである。即ち、蓋体を交換可能 とすることで、内部に収納された刃をまとめて廃棄処理することができるだけで なく、経時に亘る使用でスリット口の磨耗が生じた場合でも、蓋体のみを交換し て使用することができる。また、この蓋体は、開口部を囲む容器の側壁の内、長 手方向の両端の何れか一つを切欠いて側方向から挿入係止可能としたので、切断 作業で負荷のかかる長手方向に沿った側壁に対しては蓋体が強固に係止されてい るので、耐久性に優れたものとなっている。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図示例と共に説明する。 図1〜図6は、図中において各図と同一の符号を付した部分は同一物を表して おり、各図で明らかな通り、本考案の折刃収納容器は、主に合成樹脂製の本体1 と、この本体1に着脱自在な蓋体2から構成されている。
【0009】 本考案に係わる折刃収納容器1は、主に切断されたカッター刃5が収容される が、新しい換刃を複数枚収容して使用することもできる。また、折刃収納容器の 本体1に、携帯性を持たせるためにフック部(図示せず)を設け、このフック部 をベルトなどに引っ掛けて使用可能とする。
【0010】 図2に図示の如く、折刃収納容器は、上方に略矩形状の開口部1aを有する有 底の容器本体1と、図1に図示の如く、開口部1aを閉塞する蓋体2とで構成さ れている。容器本体1は、図2で明らかな通り、開口部1aを囲む側壁の内、長 手方向の両端の何れか一つを切欠いて前記蓋体2を側方向から挿入係止可能とし ており、内側壁から凸部が長手方向に沿って形成されている。
【0011】 一方、蓋体2は、図5に図示の如く、略V字状に凹設させたガイド溝2bが形 成されていて、該ガイド溝2bの最底部にカッター刃5を挿入できる大きさのス リット2cが貫設されていると共に、蓋体2の外側壁には図4に図示の如く、前 記容器本体1の開口部1aの内側壁と凹凸嵌合する凸部が長手方向に沿って形成 されている。また、蓋体2の端部には、外周方向に膨出された摘部2aが設けら れている。
【0012】 本考案の折刃収納容器は、上記の如く構成されているので、これを用いてカッ ター刃の切断作業を行うには、先ず、切断したいカッター刃5の先端部分を蓋体 2のスリット2cに差し込む。この際、蓋体2には断面略V字状に凹設されたガ イド溝2bがあるので、表面をガイドとして安定してカッター刃5を挿入するこ とが可能である。
【0013】 次に、挿入されたカッター刃5の所望の切断溝と、スリット2cの角縁とを併 せ、これを支点としてカッター刃5を折り曲げて切断すると共に、切断されたカ ッター刃5は、本体1の内部に順次収容される。この際においても、カッター刃 5はガイド溝2bの表面に当接し、安定した作業が行える。
【0014】 尚、以上の作業を経時に亘り繰り返し使用することで、蓄積されたカッター刃 5は、蓋体2の摘部2aを手で摘んで取り外すことで、容器本体1の開口部1a から簡単に取り出すことができる。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、上記の如く構成したので、刃毀れを起こしているカッター刃が不用 意に飛び散る事もなく本体内に保管され、なお且つカッター刃に触れずに作業を 行うために安全に切断作業が行える。また、蓋体を取り外すことができるので、 切断されたカッター刃の廃棄処分が簡単であり、且つ、新品のカッター刃を収容 しておくことも可能である。加えて、蓋体を交換して使用することで、耐久性に 優れた折刃収納容器を提供したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の折刃収納容器の正面図である。
【図2】本考案の折刃収納容器の蓋体を取外した状態の
側面図である。
【図3】本考案の刃折刃収納容器の平面図である。
【図4】本考案の蓋体の正面図である。
【図5】本考案の蓋体の側面図である。
【図6】本考案の蓋体の平面図である。
【符号の説明】
1 容器本体 1a 開口部 2 蓋体 2a 摘部 2b ガイド溝 2c スリット 5 カッター刃

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一方に開口部を有する容器本体
    と、該開口部を閉塞する蓋体とを有するカッター刃の折
    刃収納容器であって、前記蓋体へ略V字状に凹設させた
    ガイド溝を形成し、該ガイド溝の底部へカッター刃を挿
    入できるスリットを貫設させたことを特徴とする折刃収
    納容器。
  2. 【請求項2】少なくとも一方に開口部を有する容器本体
    と、該開口部を閉塞する蓋体とを有するカッター刃の折
    刃収納容器であって、前記開口部を囲む容器の側壁の
    内、長手方向の両端の何れか一つを切欠いて前記蓋体を
    側方向から挿入係止可能とすると共に、該蓋体へカッタ
    ー刃を挿入できるスリットを貫設させたことを特徴とす
    る折刃収納容器。
  3. 【請求項3】前記蓋体の外側壁と容器の開口部の内側壁
    とが凹凸嵌合することを特徴とする請求項2に記載の折
    刃収納容器。
  4. 【請求項4】前記蓋体の端部に摘部を設けたことを特徴
    とする請求項2に記載の目折刃収納容器。
JP1999010085U 1999-12-09 1999-12-09 折刃収納容器 Expired - Lifetime JP3069554U (ja)

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