JPH0585171A - 樹脂ドア構造 - Google Patents

樹脂ドア構造

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Publication number
JPH0585171A
JPH0585171A JP3247784A JP24778491A JPH0585171A JP H0585171 A JPH0585171 A JP H0585171A JP 3247784 A JP3247784 A JP 3247784A JP 24778491 A JP24778491 A JP 24778491A JP H0585171 A JPH0585171 A JP H0585171A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
reinforcement
resin
reinforce
door structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3247784A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Numazaki
沼崎憲司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP3247784A priority Critical patent/JPH0585171A/ja
Publication of JPH0585171A publication Critical patent/JPH0585171A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 サッシュ部を太くすることなく必要な剛性を
確保すると共にアウターパネルとインナーパネルの分解
が容易にできる樹脂ドア構造を提供する。 【構成】 樹脂製のアウターパネル11と樹脂製のイン
ナーパネル12との間に金属製のレインフォース13を
内装し、サッシュ部10aを補強した樹脂ドア10構造
において、レインフォース13を、アウターパネル11
に装着したアウターレインフォース14と、インナーパ
ネル12に装着したインナーレインフォース15とによ
り形成し、アウターレインフォース14とインナーレイ
ンフォース15とをサッシュ部10aの上端でボルト1
6締結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サッシュ部を補強し
た樹脂ドア構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、樹脂製のアウターパネルと樹脂製
のインナーパネルとの間に金属製のレインフォースを内
装し、サッシュ部を補強した樹脂ドア構造が知られてい
る。
【0003】図6において、1は樹脂ドア、2は樹脂製
のアウターパネル、3は樹脂製のインナーパネル、4は
金属製のレインフォースであり、アウターパネル2とイ
ンナーパネル3とを張り合わせることにより、上部にサ
ッシュ部1aを有する樹脂ドア1が形成される。
【0004】レインフォース4は、図7に示すように、
U字状横断面形状を有しており、側部4a及び底部4b
がインナーパネル3に側部4cがアウターパネル2に、
それぞれ接着剤6により接着固定されている。このレイ
ンフォース4により、サッシュ部1aの補強が行われて
いる(類似例としては、実開昭58−23719号公報
がある)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の樹脂ドア構造においては、サッシュ部1aの
剛性をレインフォース4により保っているが、必要な剛
性を確保するためにはレインフォース4の底部4b幅を
広くする必要があり、底部4b幅を広くするとサッシュ
部1aの幅W(図7参照)が太くなってしまうという問
題点があった。
【0006】また、アウターパネル2とインナーパネル
3は、それぞれ接着剤6によりレインフォース4に接着
固定されていることから、修理等でアウターパネル2と
インナーパネル3を分解することは非常に困難であると
いう問題点もあった。
【0007】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、サッシュ部を太
くすることなく必要な剛性を確保すると共にアウターパ
ネルとインナーパネルの分解が容易にできる樹脂ドア構
造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る樹脂ドア構造は、樹脂製のアウター
パネルと樹脂製のインナーパネルとの間に金属製のレイ
ンフォースを内装し、サッシュ部を補強した樹脂ドア構
造において、前記レインフォースを、前記アウターパネ
ルに装着したアウターレインフォースと、前記インナー
パネルに装着したインナーレインフォースとにより形成
し、前記アウターレインフォースと前記インナーレイン
フォースとを前記サッシュ部の上端でボルト締結したこ
とを特徴としている。
【0009】
【実施例】以下、この発明に係る樹脂ドア構造の実施例
を、図面を参照しつつ説明する。
【0010】図1〜図3において、10は樹脂ドア、1
1はアウターパネル、12はインナーパネル、13はレ
インフォースであり、アウターパネル11とインナーパ
ネル12とを張り合わせることにより、上部にサッシュ
部10aを有する樹脂ドア10が形成される。
【0011】アウターパネル11は、樹脂により形成さ
れており、パネル形成部11aの上部にサッシュ形成部
11bを有している。同様に、インナーパネル12も、
樹脂により形成されており、パネル形成部12aの上部
にサッシュ形成部12bを有している。
【0012】レインフォース13は、アウターパネル1
1に装着された平板状のアウターレインフォース14
と、インナーパネル12に装着された平板状のインナー
レインフォース15とにより形成されている(図1参
照)。
【0013】アウターレインフォース14は、サッシュ
形成部11bの上端からパネル形成部11aの上部に至
るアウターパネル11の裏面(インナーパネル12側)
に配置されており、サッシュ形成部11bにおいてはア
ウターパネル11の裏面に密着している。インナーレイ
ンフォース15は、サッシュ形成部12b及びパネル形
成部12a上部を占めるインナーパネル12の裏面(ア
ウターパネル11側)部分に配置されており、サッシュ
形成部12bにおいてはインナーパネル12の裏面に密
着している(図3参照)。
【0014】このアウターレインフォース14とインナ
ーレインフォース15は、互いに接近するように屈曲さ
れたそれぞれの上端部14a,15aを、ボルト16と
ナット17によりボルト締結されている(図2参照)。
【0015】次に、上記構成を有する樹脂ドア構造の作
用を説明する。
【0016】樹脂ドア10のサッシュ部10aに外から
の力が加わると、アウターパネル11とインナーパネル
12にそれぞれ圧縮・引っ張りの力が作用することとな
り、アウターレインフォース14及びインナーレインフ
ォース15にも同様の力が作用する。そして、両レイン
フォース14,15の上端部14a,15aがボルト締
結されていて両レインフォース14,15がズレを生じ
させないことから、アウターパネル11及びインナーパ
ネル12に作用する力を圧縮・引っ張りの力として両レ
インフォース14,15に分担させることができる。
【0017】このため、サッシュ部10aを太くするこ
となく必要な剛性を確保することができることから、樹
脂ドア10の造形上の自由度を高めることができる。更
に、修理等の際は、ボルト16とナット17の締結を解
除することにより、容易にアウターパネル11とインナ
ーパネル12を分解することができる。
【0018】また、図4及び図5に示すように、アウタ
ーレインフォース14をアウターパネル11に、インナ
ーレインフォース15をインナーパネル12に、それぞ
れインサート成形してもよい。
【0019】インサート成形する場合は、各レインフォ
ース14,15に複数カ所の穴18を開け、樹脂製のア
ウターパネル11と金属製のアウターレインフォース1
4、樹脂製のインナーパネル12と金属製のインナーレ
インフォース15、それぞれにおける固着をより確実な
ものとしている。また、アウターレインフォース14に
は、上端にウェルドナット19が溶接されており、この
ウェルドナット19にインナーパネル12をボルト20
止めすることにより、インナーパネル12を固定するこ
とができる。
【0020】このように、両レインフォース14,15
を両パネル11,12にそれぞれインサート成形した樹
脂ドア構造においても、サッシュ部10aを太くするこ
となく必要な剛性を確保することができ、樹脂ドア10
の造形上の自由度を高めることができる。加えて、ボル
ト締結を解除することにより、容易にアウターパネル1
1とインナーパネル12を分解することができる。
【0021】
【発明の効果】この発明に係る樹脂ドア構造は、樹脂製
のアウターパネルと樹脂製のインナーパネルとの間に金
属製のレインフォースを内装し、サッシュ部を補強した
樹脂ドア構造において、前記レインフォースを、前記ア
ウターパネルに装着したアウターレインフォースと、前
記インナーパネルに装着したインナーレインフォースと
により形成し、前記アウターレインフォースと前記イン
ナーレインフォースとを前記サッシュ部の上端でボルト
締結したため、サッシュ部を太くすることなく必要な剛
性を確保することができることから造形上の自由度が高
まり、更に、アウターパネルとインナーパネルの分解が
容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る樹脂ドア構造を示す断面説明図
である。
【図2】ボルト締結状態を示す説明図である。
【図3】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】樹脂ドア構造の他の例を示す断面説明図であ
る。
【図5】図4のB部拡大断面図である。
【図6】従来の樹脂ドア構造を示す説明図である。
【図7】図6のC−C線に沿う断面図である。
【符号の説明】
10 樹脂ドア 10a サッシュ部 11 アウターパネル 12 インナーパネル 13 レインフォース 14 アウターレインフォース 15 インナーレインフォース 16 ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製のアウターパネルと樹脂製のイン
    ナーパネルとの間に金属製のレインフォースを内装し、
    サッシュ部を補強した樹脂ドア構造において、 前記レインフォースを、前記アウターパネルに装着した
    アウターレインフォースと、前記インナーパネルに装着
    したインナーレインフォースとにより形成し、前記アウ
    ターレインフォースと前記インナーレインフォースとを
    前記サッシュ部の上端でボルト締結したことを特徴とす
    る樹脂ドア構造。
JP3247784A 1991-09-26 1991-09-26 樹脂ドア構造 Pending JPH0585171A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3247784A JPH0585171A (ja) 1991-09-26 1991-09-26 樹脂ドア構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP3247784A JPH0585171A (ja) 1991-09-26 1991-09-26 樹脂ドア構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0585171A true JPH0585171A (ja) 1993-04-06

Family

ID=17168605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3247784A Pending JPH0585171A (ja) 1991-09-26 1991-09-26 樹脂ドア構造

Country Status (1)

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JP (1) JPH0585171A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005313743A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Hirotec Corp 車両用ドア
CN111422043A (zh) * 2020-04-28 2020-07-17 重庆长安汽车股份有限公司 一种碳纤维-钢混合车门及车辆

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JP2005313743A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Hirotec Corp 車両用ドア
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