JPH0584653U - 液体注出容器 - Google Patents

液体注出容器

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JPH0584653U
JPH0584653U JP3378792U JP3378792U JPH0584653U JP H0584653 U JPH0584653 U JP H0584653U JP 3378792 U JP3378792 U JP 3378792U JP 3378792 U JP3378792 U JP 3378792U JP H0584653 U JPH0584653 U JP H0584653U
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container
groove
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JP3378792U
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義幸 角田
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器体口頸部へノズル孔付きのキャップを嵌
合させた醤油差し等の胴部圧搾式液体注出容器におい
て、ノズル孔内端開口面の内方部分に、そのノズル孔と
容器体内との間の連通を、容器体正立時においてのみ遮
断する機構を設けて、ノズル孔から小虫等が容器体内に
入ること、又容器体内液体の水分蒸発および該液体の風
味低下を防止した。 【構成】 ノズル孔等の透孔9の内端開口下方に貯液用
溝15を設け、該溝内へキャップの頂壁から垂下する制御
筒10下部を差込み、該制御筒と上記溝内に貯まる液体と
で、液体注出路および外気吸入路を遮閉した。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】 本案は、例えば醤油、或いはソース等の液体注出容器に係る。
【0002】
【従来の技術】
上記液体注出容器として、容器体胴部を弾性圧搾可能として、その胴部圧搾に よる容器体内高圧化で容器体内液体をキャップのノズルから注出し、又その圧搾 解放による弾性復元時に上記ノズルから外気を吸入するようにした容器が知られ ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の液体注出容器は、容器体内からノズル孔先端の注出口までが連通す るから、そのノズル孔内から小虫が容器体内へ入ったり、又ノズル孔内に残った 注出液体が乾燥したり、更に上記ノズル孔を通って収納液体の香りが散失する等 の理由で液体の風味が失われる等の欠点があった。
【0004】 本案はノズル孔内端の直下部分に液溜め溝を周設すると共にキャップ頂壁から その溝内へ制御筒を垂下させることで、上記溝内に常時一定量の液体が貯まるよ うにし、その溝内に貯められた液体により容器体内とノズル孔等透孔との空気の 連通を遮断することで上記欠点を除去できるよう設けたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
弾性圧搾可能な胴部を有し、かつ口頸部を起立する容器体1と、上記口頸部の 上端開口面を密閉する頂壁6から、口頸部外面へ嵌合させた周壁5と、口頸部内 面へ嵌合ないし遊挿させた短筒7とを、それぞれ垂設すると共に、該短筒が囲む 頂壁部分下面に凹部8を穿設し、又該凹部の外周壁面8aから頂壁外周面へノズル 孔9を穿設し、更に上記凹部外周壁面8aとの間に間隙をおいて上記ノズル孔内端 面の下端9aよりも下方まで、凹部の外周部上面から制御筒10を垂下するキャップ 4と、上記短筒7に鍔状底板13外周から起立する外筒12を水密に嵌着させると共 に鍔状底板内周から起立する内筒14を上記制御筒10の下部内方へ遊挿させ、又制 御筒下端と鍔状底板13との間に液体流通用間隙を設けた貯液筒11とで形成した。
【0006】
【作用】
図1の状態において、ノズル孔9先端が下向きとなるよう容器体1を傾けてそ の胴部を圧搾すると、容器体内液体はノズル孔側の溝15部分内へ入りかつ該溝部 分内の制御筒10下端部分を潜り抜けてノズル孔9から注出する。該注出後、容器 体の傾斜を元に戻し乍ら上記胴部圧搾を解放すると、このときノズル孔9と対向 する側の溝部分は容器体の傾斜によりノズル孔側溝部分に比して高所に位置する こととなって空溝ないし空溝に近い状態にあるため、ノズル孔およびその空溝状 部分の制御筒下端部分を潜って外気が容器体内へ入り胴部は弾性復元する。更に 容器体を正立状態に戻すと溝内に残った液体の液面16も水平となってその溝内の 液体中に制御筒10下端全体を差込んだ状態となり、その制御筒10と溝内に残った 液体とが容器体内空気と外気との連通を遮断することとなる。
【0007】
【実施例】
以下図面について説明すると、1は弾性圧搾可能な胴部上端から肩部2を介し て口頸部3を起立する容器体である。
【0008】 上記口頸部3外面には、キャップ4の周壁5を螺合させている。該キャップは 、口頸部の上端開口面を密閉する頂壁6から、上記周壁5と口頸部3の内面へ嵌 合ないし遊挿させる短筒7とを垂設すると共に、該短筒が囲む頂壁部分下面に凹 部8を穿設し、又該凹部外周壁面8aから頂壁外周面へノズル孔9を穿設し、更に 上記凹部外周壁面8aとの間に間隙をおいて上記9の内端面下端9aよりも下方まで 、凹部8の外周部上面から制御筒10を垂下する。
【0009】 上記短筒7の内面へは貯液筒11の外筒12を抜出し不能に嵌着させている。該貯 液筒は、鍔状底板13の外周から上記外筒12を起立すると共にその鍔状底板13の内 周からは内筒14を起立するもので、それ等鍔状底板13と内外両筒12, 14とで貯液 用溝15を形成する。内筒14はその上部を既述制御筒10の下部内へ遊挿させ、又そ の制御筒10下端と鍔状底板13との間には液体流通用間隙が形成されるよう設ける 。上記溝15は、ノズル孔9から液体を注出するため容器体1を傾け、かつ再び容 器体を正立状態に戻したとき、その溝内に残った液体の液面16が上記制御筒10下 端よりも上方に位置するよう、つまり制御筒下端は上記液体中に差込まれていて 、このため容器体内空気と外気との連通はその溝内の液体により遮断されるよう 設ける。
【0010】
【考案の効果】
本案は既述構成としたから、キャップ4のノズル孔9の内端直下に貯液筒11が 形成する溝15が形成され、かつ該溝内にはキャップ頂壁から垂下する制御筒10下 部が、液体注出時にその溝内に貯められた液体中に差込まれることとなるため、 それ等液体と制御筒10とが液体注出路および外気流入路を完全に遮断することと なり、よってノズル孔から小虫が容器体内へ侵入することを防止できると共に、 容器体内液体から発散した香りが外方へ放出されず、かつ外気も容器体内へ流入 しないから容器体内液体は密閉状態を保つこととなって容器体内液体の風味が低 下したり、水分蒸発により容器体内液体の濃度が変化することがない。又上記溝 内液体と制御筒10とで液体注出路および外気吸入路を遮断するから、容器体を傾 けることで溝一部を空溝状とすることが出来、よって液体注出後の胴部復元の際 等を利用して置換用外気の吸入を容易に行うことが出来、又胴部圧搾によって液 体注出するよう設けたから、上記外気吸入によりノズル孔内に付着したままで乾 燥し結晶化する液体を減少でき、従ってノズル孔の目塞りを減少できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案液体注出容器要部の断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性圧搾可能な胴部を有し、かつ口頸部
    を起立する容器体1と、上記口頸部の上端開口面を密閉
    する頂壁6から、口頸部外面へ嵌合させた周壁5と、口
    頸部内面へ嵌合ないし遊挿させた短筒7とを、それぞれ
    垂設すると共に、該短筒が囲む頂壁部分下面に凹部8を
    穿設し、又該凹部の外周壁面8aから頂壁外周面へノズル
    孔9を穿設し、更に上記凹部外周壁面8aとの間に間隙を
    おいて上記ノズル孔内端面の下端9aよりも下方まで、凹
    部の外周部上面から制御筒10を垂下するキャップ4と、
    上記短筒7に鍔状底板13外周から起立する外筒12を水密
    に嵌着させると共に鍔状底板内周から起立する内筒14を
    上記制御筒10の下部内方へ遊挿させ、又制御筒下端と鍔
    状底板13との間に液体流通用間隙を設けた貯液筒11とで
    形成したことを特徴とする液体注出容器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009089913A (ja) * 2007-10-09 2009-04-30 Asuberu Kk 液体調味料注出容器

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JP2009089913A (ja) * 2007-10-09 2009-04-30 Asuberu Kk 液体調味料注出容器

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JP2569450Y2 (ja) 1998-04-22

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