JPH0584459B2 - - Google Patents

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JPH0584459B2
JPH0584459B2 JP61095129A JP9512986A JPH0584459B2 JP H0584459 B2 JPH0584459 B2 JP H0584459B2 JP 61095129 A JP61095129 A JP 61095129A JP 9512986 A JP9512986 A JP 9512986A JP H0584459 B2 JPH0584459 B2 JP H0584459B2
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JP
Japan
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ion
capacitor
internal combustion
combustion engine
current
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JP61095129A
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JPS62249051A (ja
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Toshio Iwata
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P17/00Testing of ignition installations, e.g. in combination with adjusting; Testing of ignition timing in compression-ignition engines
    • F02P17/12Testing characteristics of the spark, ignition voltage or current
    • F02P2017/125Measuring ionisation of combustion gas, e.g. by using ignition circuits

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  • Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、内燃機関の気体イオンによる電流
を検出するための内燃機関のイオン電流検出装置
に関するものである。
〔従来の技術〕 内燃機関の燃焼状態を測定する方法として、イ
オン電流検出装置が一般に知られている。内燃機
関の燃焼時には化学反応により火災などに気体イ
オンが多量に発生する。そこで、燃焼室内にエア
ーギヤツプを有する電極を設置し、この電極に電
圧を印加することにより、気体イオンの電極間移
動による電流(これをイオン電流という)を検出
することができる。
このイオン電流は気体イオン濃度に比例し、燃
焼状態と深く関係するため、種々の燃焼状態の検
出に利用されている。
第3図に従来のイオン電流検出装置の構成図を
示す。この第3図において、1は機関であり、燃
焼室内部分を示す。2は点火コイルであり、図示
しない点火制御装置により1次側コイルの通電を
機関の動作に同期して断続し、2次側コイル出力
端から負極性の高電圧を発生する。
この高電圧は点火プラグ3に印加される。点火
プラグ3はその中心電極が点火コイル2の2次側
出力端に接続され、他方の電極が接地されてい
る。そして、点火プラグ3の電極間の飛火により
混合気が着火し、爆発する。
イオンプラグ4は、エアーギヤツプを有する二
つの電極をもち、一方の電極が接地されている。
イオンプラグ4の接地されていない電極に直流電
源5のマイナス極が接続されている。
直流電源5のプラス極が抵抗6の一端に接続さ
れている。抵抗6の他端は接地され、抵抗6の両
端から出力端子7が出ている。
次に、動作について説明する。いま、機関が爆
発状態にない場合、イオンプラグ4はエアーギヤ
ツプがあるため、抵抗6には電流が流れない。し
かし、混合気が爆発すると、イオンプラグ4の電
極間のイオン濃度が増加し、エアーギヤツプの電
気抵抗が低下するため、直流電源5とイオンプラ
グ4と抵抗6の間が閉路状態になり、電流が流れ
る。そして、抵抗6の両端の電圧降下による電圧
を出力端子7から取り出すことにより、イオン電
流が電圧値として検出できる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述したようなイオン電流を得るためには、イ
オンプラグ4のエアーギヤツプに比較的大きな電
界密度を与える必要がある。そのため、直流電源
5には数百Vの電源が用いられていた。このよう
な高電圧電源は商用電源を利用できる実験室にお
いては設置可能であるが、自動車などの移動する
機関においては、設置がはなはだ困難であり、狭
いエンジンルーム内の設置はスペース的にも困難
なうえ温度や振動などに対する耐環境性にも問題
があつた。
この発明は、かかる問題点を解決するためにな
されたもので、特別な高電圧電源を必要としない
内燃機関のイオン電流検出装置を得ることを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る内燃機関のイオン電流検出装置
は、内燃機関の点火プラグに放電々圧を印加する
点火コイル、この点火コイルの2次出力エネルギ
で充電されるコンデンサ、このコンデンサの充電
電圧を電源として内燃機関の燃焼室内の気体イオ
ンによる電流を検出する燃焼室内の電極、前記コ
ンデンサの充電経路内に設けられた電流抑制用の
抵抗、イオン電流検出時に前記電極による検出電
流を前記抵抗を側路させてイオン電流検出手段に
流す検出電流経路を備えたものである。
〔作用〕
この発明においては、点火コイルの2次側に発
生する高電圧を電流抑制用の抵抗を通してコンデ
ンサに印加してこのコンデンサを充電すると同時
に点火プラグに加えることで、点火コイルの2次
エネルギは減少することなく点火プラグに与えら
れ、またコンデンサの充電電圧を電源とする燃焼
室内の電極による気体イオン検出電流は、検出電
流経路によつて電流抑制用の抵抗を側路してイオ
ン電流検出手段に流れるためイオン電流検出性能
が低下することがない。
〔実施例〕
以下、この発明の内燃機関のイオン電流検出装
置の実施例について図面に基づき説明する。第1
図はその一実施例を示す構成図であり、第1図の
符号と同一符号は同一部分を示す。この第1図に
おいて、機関1、点火コイル2、点火プラグ3、
イオンプラグ4の構成は第3図と同様である。
点火コイル2の2次側の一端は点火プラグ3に
接続されているとともに、抵抗9、ダイオード1
0、コンデンサ8、抵抗6を介してアースされて
いる。
コンデンサ8とダイオード10との接続点、す
なわち、コンデンサ8の(−)電極はイオンプラ
グ4に接続されている。このコンデンサ8に並列
に定電圧ダイオード12が接続されており、抵抗
6に並列にダイオード11が接続されている。ダ
イオード11と定電圧ダイオード12との接続点
とアース間に出力端子7が接続されている。
次に、第1図の実施例の動作を説明する。点火
コイル2の2次側出力端からの出力エネルギは点
火プラグ3における飛火により混合気を爆発させ
ると同時に抵抗9とダイオード10および11と
を介してコンデンサ8を充電する。
点火コイル2の2次側出力は飛火時においても
数百V以上の電圧があり、コンデンサ8を充分に
高い電圧まで充電することが可能である。
しかし、あまり高い電圧をイオンプラグ4に与
えると、燃焼とは関係のない少数の気体イオンに
も感じるほどイオン電流検出感度が上がり過ぎて
しまい、検出が不安定になる。
また、点火コイル2の出力エネルギは1次側の
遮断電流値に応じて変化するため、常に一定の電
圧がコンデンサ8に充電されるとは限らない。そ
こで、定電圧ダイオード12によりコンデンサ8
の充電々圧を所定値にクランプし、数百Vの一定
値にすることにより、上記問題点を解決してい
る。
さらに、イオンプラグ4の電極には、コンデン
サ8の充電々圧が印加され、機関が燃焼状態にあ
るとき、コンデンサ8とイオンプラグ4と抵抗6
の閉路に電流が流れ、出力端子7からイオン電流
が電圧に変換されて出力される。
このように、点火コイル2の2次側出力エネル
ギを利用することにより、特別な高電圧電源を用
いることなくイオン電流検出装置を実現すること
ができる。
また、第2図に用いた電子回路は少数の電子部
品で構成できるために非常に小さくまとめること
ができ、さらに信頼性の高い電子部品を用いるこ
とにより、自動車のエンジンルームへの実装も充
分可能になる。
次に、この発明による第2の実施例を第2図の
構成図により説明する。この第2図において、第
1図と同一部分には同一符号を付してその説明を
省略し、第1図とは異なる部分を主体に述べる。
この第2図では、第1の実施例と異なる点は点
火プラグ3をイオンプラグ4として用いているこ
とである。
点火プラグ3もエアーギヤツプを有し、点火後
のイオン電流を検出するのに利用できる。しか
し、点火用の電源(第2図では点火コイル2を指
す)とイオン電流検出用電源(第2図ではコンデ
ンサ8を指す)との干渉を避ける必要がある。そ
のため、第2の実施例では第2図に示すように検
出電流経路としてのダイオード13と14により
両者を分離している。
すなわち、点火コイル2の2次側はダイオード
14を介して点火プラグ3に接続されており、こ
の点火プラグ3はダイオード13を介して、ダイ
オード10とコンデンサ8との接続点に接続され
ている。その他の構成は第1図と同様である。
次に、この第2の実施例の動作を説明する。点
火時には、点火コイル2の2次側出力エネルギは
ダイオード14を経て点火プラグ3に加えること
により、機関1の点火を行い、また、抵抗9とダ
イオード10と11とを経て、コンデンサ8を充
電する。
点火終了後に点火プラグ3のエアーギヤツプの
気体イオン濃度が増加すると、点火プラグ3とダ
イオード13とコンデンサ8と抵抗6による閉路
にイオン電流が流れ、出力端子7からイオン電流
が電圧値として出力される。
このように、点火プラグ3の電極をイオンギヤ
ツプとして用いた場合、イオンプラグ4を特別に
機関1に設置する必要がなく、自動車の搭載エン
ジンに何の加工もせずにイオン電流検出装置を取
り付けることができる。
なお、イオン電流の電流検出手段として抵抗6
の電圧降下による方法を用いたが、電流計や電流
プローブなどにより直接電流を検出してもよい。
また、コンデンサ8の充電々圧クランプ手段と
して、定電圧ダイオード12を用いたが、これに
限ることなく定電圧放電管や電子回路などによる
クランプ方法を用いてもよい。
さらに、多気筒機関には気筒ごとにイオン電流
検出装置を設置すればよく、2次側出力電圧が正
極性の点火コイルには、コンデンサ8や定電圧ダ
イオード12やダイオード10,11,13,1
4の極性を反転すればよい。
〔発明の効果〕
この発明によれば、点火コイルの2次側に発生
する高電圧を電流抑制用の抵抗を通してコンデン
サに印加してこのコンデンサを充電すると同時に
点火プラグに加えることで、点火コイルの2次出
力エネルギは減少することなく点火プラグに与え
られるため、安定した点火動作を行うことができ
るという効果がある。またコンデンサの充電電圧
を電源とする燃焼室内の電極からのイオン検出電
流は、検出電流経路によつて電流抑制用の抵抗を
側路してイオン電流検出手段に流れるためイオン
検出電流が減衰することなく高精度にイオン電流
測定が行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の内燃機関のイオン電流検出
装置の一実施例の回路図、第2図はこの発明の内
燃機関のイオン電流検出装置の他の実施例の回路
図、第3図は従来の内燃機関のイオン電流検出装
置の回路図である。 1……機関、2……点火コイル、3……点火プ
ラグ、4……イオンプラグ、6,9……抵抗、8
……コンデンサ、10,11……ダイオード、1
2……定電圧ダイオード。なお、図中同一符号は
同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内燃機関の点火プラグに放電々圧を印加する
    点火コイル、この点火コイルの2次出力エネルギ
    で充電されるコンデンサ、このコンデンサの充電
    電圧を電源として内燃機関の燃焼室内の気体イオ
    ンによる電流を検出する燃焼室内の電極、前記コ
    ンデンサの充電経路内に設けられた電流抑制用の
    抵抗、イオン電流検出時に前記電極による検出電
    流を、前記抵抗を側路させてイオン電流検出手段
    に流す検出電流経路を備えてなる内燃機関のイオ
    ン電流検出装置。 2 コンデンサの充電々圧は所定の電圧値にクラ
    ンプされることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の内燃機関のイオン電流検出装置。 3 電極に内燃機関の点火プラグを用いることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の内燃機関
    のイオン電流検出装置。 4 電極にイオンプラグを用いることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の内燃機関のイオン
    電流検出装置。
JP61095129A 1986-04-22 1986-04-22 内燃機関のイオン電流検出装置 Granted JPS62249051A (ja)

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JPS62249051A JPS62249051A (ja) 1987-10-30
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